JPH0678322U - 基板搬送用コンベア - Google Patents

基板搬送用コンベア

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Publication number
JPH0678322U
JPH0678322U JP2561893U JP2561893U JPH0678322U JP H0678322 U JPH0678322 U JP H0678322U JP 2561893 U JP2561893 U JP 2561893U JP 2561893 U JP2561893 U JP 2561893U JP H0678322 U JPH0678322 U JP H0678322U
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JP
Japan
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conveyor belt
conveyor
printed circuit
circuit board
substrate
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Pending
Application number
JP2561893U
Other languages
English (en)
Inventor
博之 酒井
Original Assignee
桑野電機株式会社
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Publication date
Application filed by 桑野電機株式会社 filed Critical 桑野電機株式会社
Priority to JP2561893U priority Critical patent/JPH0678322U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 網状コンベアベルトを使用してプリント基板
を搬送するに当たり、リードを巻き込むのを防ぐ。 【構成】 コンベアベルト11に、素線11aに一体に
形成されて網部分12よりコンベアベルト11の径方向
外側へ突出する突起13を設けた。突起13の上端にプ
リント基板1の基板本体が載置される。プリント基板1
の下面側に突出したリード3はコンベアベルト11の網
状部12に臨むことがない。このため、リード3の下方
突出部分がコンベアベルト11に巻き込まれるのを確実
に防ぐことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板を搬送するときに使用する基板搬送用コンベアに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリント基板を製造するに当たり水洗したり乾燥させたりするときには 、図4に示すようにコンベアを使用していた。
【0003】 図4は従来の基板搬送用コンベアを示す概略構成図である。同図において、1 はプリント基板で、このプリント基板1は電子部品2が実装されたものである。 3はこのプリント基板1の裏面側に突出した電子部品2のリードである。4は前 記プリント基板1を搬送するための基板搬送用コンベアで、このコンベア4のコ ンベアベルト5は網状のものが使用されている。図4ではコンベア4を搬送方向 に並べ、図において左側に位置するコンベア4から右側に位置するコンベア4へ プリント基板1を搬送する例を示している。なお、4aはコンベアベルト5が添 接するプーリである。
【0004】 前記プリント基板1は、人手あるいは機械によって左側コンベア4の搬送方向 上流側端部(図においては左端)上に載置され、左側コンベア4上を右方へ搬送 される。そして、左側コンベア4の右端から右側コンベア4に移載され、右側コ ンベア4上を搬送される。このコンベア4のコンベアベルト5は網状に形成され ており、コンベアベルト5上にプリント基板1を載置させた状態ではプリント基 板1の上面および下面が露出する関係から、搬送中にプリント基板1を水洗した り乾燥させたりすることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、上述したように網状のコンベアベルト5を使用する場合、コンベア 4を複数台直列に並べてプリント基板1を搬送すると、隣合うコンベア4へプリ ント基板1が乗り移るときに載置位置が大きくずれることがあった。
【0006】 これは、プリント基板1の下面側へ電子部品2のリード3が突出している場合 には、このリード3の突出部分が網状コンベアベルト5の隙間に臨むようになる からであった。すなわち、コンベアベルト5がコンベア4の搬送方向下流側端部 においてプーリ4aに添接して丸められるときに、前記リード3の突出部分がコ ンベアベルト5に巻き込まれてしまい、プリント基板1が引っ張られてしまう。 しかも、このようなときにはリード3の突出部分が大きく曲げられてしまうとい う問題もあった。
【0007】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたもので、網状コンベアベルトを使 用してプリント基板を搬送するに当たり、リードを巻き込むのを防ぐことを目的 とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る基板搬送用コンベアは、コンベアベルトに、網を構成する素線に 一体に形成されて網部分よりコンベアベルトの径方向外側へ突出する基板支持用 突起を設けたものである。
【0009】
【作用】
基板支持用突起の上端に基板本体が載置されるから、基板の下面側に突出した リードはコンベアベルトの網状部分に臨むことがない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図3によって詳細に説明する。 図1は本考案に係る基板搬送用コンベアの概略構成を示す図で、同図(a)は 側面図、同図(b)は(a)図におけるB−B線断面図である。図2は本考案に 係る基板搬送用コンベアに使用するコンベアベルトの斜視図、図3は本考案に係 る基板搬送用コンベアを採用した基板乾燥装置の側面図である。これらの図にお いて前記図4で説明したものと同一もしくは同等部材については、同一符号を付 し詳細な説明は省略する。
【0011】 これらの図において、11はコンベアベルトで、このコンベアベルト11は、 プーリ4aに添接される網状部12と、この網状部12に設けられた突起13と から形成されている。このコンベアベルト11は、図2に示すように、金属製細 径棒材によって形成され指定形状に屈曲成形された素線11aを、コンベア3の 搬送方向に多数本組合わせて編むことによって、網状に形成されている。
【0012】 そして、互いに隣合う素線11aどうしを連結する部分が網状部12を構成し ており、素線11aの一部をコンベアベルト11の径方向外側へ延在させること によって、突起13が形成されている。この突起13は、コンベア4の基板搬送 部分(上部)を搬送方向下流側あるいは上流側から見たときに略台形状となるよ うに形成されており、素線11a毎に多数設けられている。なお、突起13の形 状は、図1(b)においては理解し易いように略三角形状に描いてある。
【0013】 さらに、突起13は、搬送方向に連続して配置されることがないように、互い に隣合う素線11aどうしでは異なる位置に形成されている。また、突起13の 高さ寸法は、プリント基板1の下面から突出するリード3の突出長さより長くな るように設定されている。
【0014】 このように形成されたコンベアベルト11は、本実施例では図1(b)に示す ように、突起13の設けられていない幅方向両側部をプーリ4aに添接させてコ ンベア4に装着される。
【0015】 図3において、14は基板乾燥装置で、この基板乾燥装置14は、乾燥室15 を形成するハウジング16内に基板搬送用コンベア4を装着して構成されている 。なお、図3においてはコンベアベルト11の移動経路を示すのみとしてコンベ アベルト11自体の詳細な形状は省略してある。17はコンベア4上を搬送され るプリント基板1に熱風を吹き付けてプリント基板1を乾燥させる乾燥装置本体 、18はコンベアベルト11を図において右回りに回転駆動するためのモータで ある。コンベアベルト駆動機構は、モータ18の駆動力を駆動ベルト19を介し て駆動プーリ20に伝える構造になっている。
【0016】 21はコンベアベルト11に張力を付与するテンションプーリである。このテ ンションプーリ21は、コンベアベルト11の上面側(突起13が突出する方の 面)に添接するが、この実施例ではコンベアベルト11の幅方向両側に添接して おり、突起13が当接しない構造になっている。なお、このテンションプーリ2 1を円柱状あるいは円筒状に形成してコンベアベルト11の幅方向全域にわたっ て添接する構造にする場合には、突起13を僅かに傾斜させて形成しておくこと で対応することができる。
【0017】 すなわち、突起13を、網状部12から突出するにしたがって次第にコンベア ベルト11の移動方向後側に延びるように傾斜させることによって、突起13が テンションプーリ21に係接するときに移動方向後側へ向けて倒れるようになる 。このときには、素線11aは隣接する素線11aに対して僅かに捻れるように なる。このため、円柱状あるいは円筒状のテンションプーリ21を使用したとし ても、コンベアベルト11の回転が損なわれることはない。
【0018】 次に、上述したように構成されたコンベアベルト11を使用するときの動作に ついて説明する。図1(a)に示すようにコンベア4を搬送方向に沿って複数並 べ、プリント基板1を同図の左方から右方へ搬送する場合について説明する。
【0019】 先ず、図1(a)中の左側のコンベアベルト11の搬送方向上流側端部(左端 部)にプリント基板1を載置させる。このとき、プリント基板1は基板本体が突 起13の上端に支承されることになる。すなわち、プリント基板1は網状部12 の上方を搬送されることになり、プリント基板1の下面側へ電子部品2のリード 3が突出していたとしても、このリード3の突出部分は網状部12の上方に位置 することになる。
【0020】 そして、コンベアベルト11が回転することによってプリント基板1は右方へ 搬送され、左側のコンベア4の搬送方向下流側端部から右側コンベア4に移載さ れる。このときも、プリント基板1は突起13の上端に支承された状態とされ、 その後も突起13上に支承された状態で右側のコンベア4上を搬送されることに なる。
【0021】 したがって、突起13の上端にプリント基板1の基板本体が載置されるから、 プリント基板1の下面側に突出したリード3はコンベアベルト11の網状部12 に臨むことがない。このため、プリント基板1がコンベア4間を乗り移るときに 、リード3の下方突出部分がコンベアベルト11に巻き込まれるようなことがな い。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る基板搬送用コンベアは、コンベアベルトに、 網を構成する素線に一体に形成されて網部分よりコンベアベルトの径方向外側へ 突出する基板支持用突起を設けたため、前記突起の上端に基板本体が載置される から、基板の下面側に突出したリードはコンベアベルトの網状部分に臨むことが ない。
【0023】 したがって、リードの下方突出部分がコンベアベルトに巻き込まれるのを確実 に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る基板搬送用コンベアの概略構成を
示す図で、同図(a)は側面図、同図(b)は(a)図
におけるB−B線断面図である。
【図2】本考案に係る基板搬送用コンベアに使用するコ
ンベアベルトの斜視図である。
【図3】本考案に係る基板搬送用コンベアを採用した基
板乾燥装置の側面図である。
【図4】従来の基板搬送用コンベアを示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 電子部品 3 リード 4 コンベア 11 コンベアベルト 11a 素線 12 網状部 13 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品が搭載された基板を網状のコン
    ベアベルト上に載置させて搬送する基板搬送用コンベア
    において、前記コンベアベルトに、網を構成する素線に
    一体に形成されて網部分よりコンベアベルトの径方向外
    側へ突出する基板支持用突起を設けたことを特徴とする
    基板搬送用コンベア。
JP2561893U 1993-04-20 1993-04-20 基板搬送用コンベア Pending JPH0678322U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2561893U JPH0678322U (ja) 1993-04-20 1993-04-20 基板搬送用コンベア

Applications Claiming Priority (1)

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JP2561893U JPH0678322U (ja) 1993-04-20 1993-04-20 基板搬送用コンベア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0678322U true JPH0678322U (ja) 1994-11-04

Family

ID=12170880

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2561893U Pending JPH0678322U (ja) 1993-04-20 1993-04-20 基板搬送用コンベア

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100917182B1 (ko) * 2009-04-22 2009-09-15 (주)세광쇼트기계인천공장 연마대상 제품의 슬립방지 가능한 쇼트 블라스팅 장치

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