JPH0678205A - 電子カメラ及び画像伝送方法 - Google Patents

電子カメラ及び画像伝送方法

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JPH0678205A
JPH0678205A JP4229998A JP22999892A JPH0678205A JP H0678205 A JPH0678205 A JP H0678205A JP 4229998 A JP4229998 A JP 4229998A JP 22999892 A JP22999892 A JP 22999892A JP H0678205 A JPH0678205 A JP H0678205A
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image pickup
signal
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JP4229998A
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Satoshi Sotozaki
智 外崎
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 突然の電源断でも、記録途中の画像から被写
体を再生できるようにする。 【構成】 撮像素子14から画像信号を読み出す際、中
央のラインから周辺のラインに上下交互に読み出し、ハ
ード・ディスク装置24にディジタル記録する。ハード
・ディスク装置24に画像データを記録する際、どのラ
インからの信号かを示すデータも一緒に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学像を電気信号に変
換する撮像素子を具備する電子カメラに関し、より具体
的には、静止画撮影用の電子カメラ及びに関する。本発
明はまた、画像伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の静止画撮影用の電子カメラでは、
撮像素子の電荷信号を撮影画面の左上から右下に順番に
読み出して、記録媒体に記録しており、例えば、記録途
中に電源が無くなると、撮影画像の上の部分だけが記録
媒体に記録される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、被写体は画面の
中断以下に位置するので、記録途中に電源が無くなった
場合の記録情報には被写体が含まれないことが多く、従
って、途中までではあるが、記録した意味が無くなる。
【0004】本発明は、このような不便を解消する電子
カメラを提示することを目的とする。
【0005】このような問題点は、画像情報伝送中での
各種の障害に起因する伝送断でも同様であり、本発明は
また、伝送途中で画像伝送に障害が発生しても、伝送済
みの部分から少なからざる情報を入手できる画像伝送方
法を提示することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子カメラ
は、撮影画像を記録媒体に記録する電子カメラであっ
て、1以上のライン又は1画素を単位として読出しを選
択自在な撮像手段と、当該撮像手段から読み出された画
像情報を記録媒体に記録する記録手段と、当該撮像手段
による撮影画像信号の読出しを、画面中央から周辺方向
の順で制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0007】本発明に係る画像伝送方法は、伝送しよう
とする画像を、その中央のラインから周辺のラインに向
けて順にライン毎に、又は、画面中央から周辺に向けて
画素毎に伝送する。
【0008】
【作用】上記手段により、撮影画像を画面中央から周辺
に向けて読み出し、記録媒体に記録するので、記録途中
に例えば電源が無くなっても、撮影画像の中央部分を記
録できる。被写体は多くの場合に、撮影画像の中央部分
に位置するので、記録画像から、少なくとも被写体を再
生できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0010】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。10は撮影レンズ、12はシャッタ、1
4は光学像を電気信号に変換する撮像素子である。本実
施例では、撮像素子14は、詳細は後述するが、その電
荷信号をライン単位又は画素単位でランダムに読み出す
ことができる。
【0011】16は撮像素子14の出力をサンプル・ホ
ールドするサンプル・ホールド(S/H)回路、18
は、S/H回路16の出力をディジタル信号に変換する
A/D変換回路、20は、A/D変換回路18の出力デ
ータをメモリ22に書き込み、メモリ22の記憶データ
を後段回路の処理速度に合わせて読み出すメモリ制御回
路である。
【0012】24は、最終的な記録媒体であるハード・
ディスク装置、26はメモリ制御回路20から出力され
る画像データをハード・ディスク装置24に書き込むた
めのインターフェース回路である。最終的な記録媒体と
しては、ハード・ディスク装置以外にも、フレキシブル
磁気ディスクの駆動装置、光ディスク駆動装置、光磁気
ディスク駆動装置、及び、フラッシュ・メモリ、EEP
ROMやバッテリバックアップされたDRAMなどから
なる固体メモリ装置であってもよい。固体メモリ装置と
しては、カード状に形成されたメモリ・カードが知られ
ている。
【0013】28は全体を制御するシステム制御回路、
30は撮像素子14、S/H回路16、A/D変換器1
8及びシステム制御回路28にタイミング・クロックを
供給するクロック発生回路である。32はレリーズ・ス
イッチであり、閉成によりシステム制御回路28にレリ
ーズ信号を供給する。
【0014】次に、図2及び図3を参照して、本実施例
の動作を説明する。図2は、撮像素子14の読み出しの
制御フローチャートを示し、図3はメモリ22の記憶デ
ータをハード・ディスク装置24に転送する制御フロー
チャートを示す。撮像素子14は、外部から指定するラ
インの電荷信号をライン単位で読み出せるとし、撮像素
子14のライン数をLとする。Lは偶数とする。
【0015】レリーズ・スイッチ32の閉成によりシス
テム制御回路28にレリーズ信号が入力する。システム
制御回路28は当該レリーズ信号に応じてシャッタ12
を所定期間開放し、撮像素子14を露光する(S1)。
露光完了後、システム制御回路28は、撮像素子14か
ら読み出すラインの制御変数nを1で初期化し(S
2)、撮像素子14の中段のライン#M(但し、M=L
/2)を読み出すための、ライン番号及び読出し制御信
号を撮像素子14に印加する。
【0016】撮像素子14は、システム制御回路28に
より指定されたライン番号のラインの画像信号を出力
し、この画像信号が以下のようにメモリ22に格納され
る(S3)。即ち、S/H回路16は、撮像素子14の
出力をサンプロ・ホールドし、A/D変換器18はS/
H回路16の出力をディジタル化する。メモリ制御回路
20はA/D変換器18の出力データをメモリ22に書
き込む。
【0017】システム制御回路28は次に、2ライン上
のライン#(M−2)を撮像素子14から読み出し、メ
モリ22に格納する(S4)。次に、中央のライン#M
より2ライン下のライン#(M+2)を撮像素子14か
ら読み出し、メモリ22に格納する(S5)。撮像素子
14の端のラインに到達するまで(S6)、nをインク
リメントして(S7)、S4,5を繰り返す。
【0018】このようにして、撮像素子14から、図4
に示すように、ライン#M,#(M−2),#(M+
2)、#(M−4),#(M+4),・・・,#(M−
2n),#(M+2n)というように、1ライン置きに
上下に順番に画像信号が読み出される。
【0019】撮像素子14の上端及び下端のラインの信
号を読み出したら(S6)、次には、制御変数nを1に
再度初期化し(S8)、ライン#(M+1)の画像信号
を撮像素子14から読み出してメモリ22に格納し(S
9)、以後、S4〜S7と同様に、1ライン置きに上下
に順番に読み出す(S10〜13)。
【0020】このようにして、S4〜7で読み出されな
かったライン、即ち、#(M+1),#(M−1),#
(M−3),#(M+3),・・・・#(M−2n+
1),#(M+2n+1)の画像信号が、図5に示すよ
うに、上下で交互に読み出される。
【0021】メモリ22に記憶された画像データは、図
3に示すフローチャートに従って管理される。メモリ2
2に記憶されるデータが所定量に到達したら(S2
1)、メモリ制御回路20は、メモリ22に記憶される
データをハード・ディスク装置24の書き込み速度に合
わせて読み出し、インターフェース26に印加する。イ
ンターフェース26にはまた、システム制御回路28か
ら、メモリ制御回路20から印加される画像信号の属す
るラインを表わす番号(M、M±2n又はM±2n+
1)の情報が印加される。
【0022】インターフェース26はメモリ制御回路2
0からの画像データ及びシステム制御回路28からのラ
イン番号情報をハード・ディスク装置24に転送する。
これにより、ライン単位の画像データと、そのライン番
号示すデータがハード・ディスク装置24に記録される
(S22)。
【0023】メモリ22に記憶されるデータが所定量に
到達しなくても(S21)、撮像素子14から画像信号
を全て読み出してメモリ22に記憶したら(S23)、
メモリ制御回路20は、メモリ22に記憶される全デー
タをハード・ディスク装置24に記録して(S24)、
終了する。
【0024】上記実施例では、撮像素子14からライン
単位で画像信号を読み出したが、画素単位でランダムに
読み出しできる場合には、次のように、撮像素子14か
ら各画素の信号を読み出してもよい。図6は反時計方向
に螺旋状に移動しながら中央の画素から周囲に向けて読
み出し画素を変更していく場合を示し、図7は逆に時計
方向に螺旋状に移動しながら読み出していく場合を示
す。図8は、読み出した画像信号の処理フローチャート
を示す。
【0025】撮像素子14を所定期間露光する(S3
1)。システム制御回路28は撮像素子14に、読み出
そうとする画素の位置信号と読み出し制御信号を印加す
る(S32,33,34)。例えば、図6に示すよう
に、図示した数値の順序で反時計方向に移動しながら中
央の画素から周囲の画素に向かって各画素の画像信号を
読み出すか、又は、図7に示すように、図示した数値の
順序で時計方向に移動しながら各画素の画像信号を読み
出す。
【0026】読み出された画像信号はS/H回路16、
A/D変換器18及びメモリ制御回路20を介してメモ
リ22に一時記憶される(S32)。メモリ22に記憶
された画像データは図3の制御フローチャートで処理さ
れ、ハード・ディスク装置24に記録される。但し、こ
の実施例では、システム制御回路28はインターフェー
ス26に各画像データの画素位置を示すデータを供給
し、ハード・ディスク装置24には、画素毎の画像信号
とその画素位置を示すデータが一緒に記録される。
【0027】撮像素子14の光電変換素子が、水平方向
と垂直方向とで数が異なる場合、図6又は図7に示すよ
うな螺旋状の読出し順序では、上下又は左右の端部の一
方に先にぶつかるが、その場合には、読み出し順序をそ
のまま延長して、残った画素を読み出せばよい。図9
は、図6に示す読み出し順序に対する端の画素の読み出
し順序を示す。図9では、’30’の画素まで読み出し
たところで、その先に画素が無いので、’31’の画素
に飛んでいる。
【0028】撮像素子14からの画素単位の読み出しを
2回に分離してもよい。図10に示すように、先ず、A
1,A2,A3,A4,・・・(A系列)と時計方向の
螺旋状で読み出し、それが撮像素子14の端まで行った
ら、次に、B1,B2,B3,B4,・・・(B系列)
と同じく時計方向の螺旋状で読み出す。撮像素子14か
らの読み出しのフローチャートを図11に示す。
【0029】先の実施例と同様に、ハード・ディスク装
置24に各画素の画像信号を記録する際に、その画素位
置を示すデータを一緒に記録する。
【0030】このような螺旋状の読み出しで、撮像素子
14の光電変換面の上下又は左右の端部の一方に先にぶ
つかった場合、図9と同様に、読み出し順序をそのまま
延長して、残った画素を読み出せばよい。
【0031】図12は、図1に示す実施例の変更例の構
成ブロック図を示す。同じ構成要素には同じ符号を付し
てある。34は、撮影画像の画素数(縦と横)を指定す
る画素数入力装置、36はレリーズ・スイッチ32及び
画素数入力装置34に応じて、後述するように全体を制
御するシステム制御回路である。
【0032】先ず、撮像素子14からライン単位で画像
信号を読み出す場合の動作を、図13を参照して説明す
る。
【0033】画素数入力装置34により入力された画素
数(縦及び横)に従い、必要なラインの必要な画素を決
定する(S51,52)。例えば、図14に示すように
決定する。
【0034】レリーズ・スイッチ32のオンに応じて、
撮像素子14を露光する(S53)。図2で説明したよ
うに、撮像素子14の画像信号をライン単位で中央から
上下に交互に必要なラインを読み出す(S54,55,
56)。システム制御回路36が必要なラインか否かを
判断し、必要なラインの番号と読出し制御信号を撮像素
子14に印加する。
【0035】システム制御回路36は、必要なラインの
必要な画素の画像信号のみを、S/H回路16、A/D
変換器18及びメモリ制御回路20を介してメモリ22
に書き込む(S57〜60)。必要なラインの処理が終
わったら(S61)、次のラインを処理する(S5
6)。全画像の処理を終えたら(S62)、終了する。
【0036】メモリ22に格納されたデータは、図3の
フローチャートに従って処理される。先の実施例と同様
に、ハード・ディスク装置24に各画素の画像信号を記
録する際に、その画素位置を示すデータを一緒に記録す
る。
【0037】必要なラインの必要な画素の信号をメモリ
22に格納する方法として、撮像素子14から各ライン
の信号を読み出し、読み出したラインから必要なライン
を抽出し、必要なライン内の必要な画素の信号をS/H
回路16、A/D変換器18及びメモリ制御回路20を
介してメモリ22に格納する方法、撮像素子14から必
要なラインの信号のみを読み出し、必要なライン内の必
要な画素の信号のみをS/H回路16、A/D変換器1
8及びメモリ制御回路20を介してメモリ22に格納す
る方法、撮像素子14から必要なラインの必要な画素の
信号のみを読み出し、S/H回路16、A/D変換器1
8及びメモリ制御回路20を介してメモリ22に格納す
る方法が考えられ、本発明では、この何れも適用するこ
とができる。
【0038】図12の実施例でも、撮像素子14から螺
旋状に各画素の画像信号を読み出してもよい。即ち、螺
旋状に読み出しながら、必要な画素の画像信号をメモリ
22に格納する。図15は、反時計方向の螺旋状読出し
を示し、図16は時計方向の螺旋状読出しを示す。図1
7は、撮像素子14の読出しの動作フローチャートを示
す。
【0039】画素数入力装置34により入力された画素
数(縦及び横)に従い、必要なラインの必要な画素を決
定する(S71,72)。図15及び図16で交差斜線
を付した画素が必要な画素である。レリーズ・スイッチ
32のオンに応じて、撮像素子14を露光する(S7
3)。
【0040】図15又は図16に示すように、中央の画
素から周囲の画素に向けて順に螺旋状に各画素の信号を
撮像素子14から読み出し(S74〜76)、必要な画
素の信号をS/H回路16、A/D変換器18及びメモ
リ制御回路20を介してメモリ22に書き込む(S7
5,77)。撮像素子14の全画素の処理を終えたら
(S78)、終了する。
【0041】メモリ22に記憶された画像データは図3
の制御フローチャートで処理され、ハード・ディスク装
置24に記録される。先の実施例と同様に、ハード・デ
ィスク装置24に各画素の画像信号を記録する際に、そ
の画素位置を示すデータを一緒に記録する。
【0042】螺旋状の読み出しで、撮像素子14の光電
変換面の上下又は左右の端部の一方に先にぶつかった場
合、図9と同様に、読み出し順序をそのまま延長して、
残った画素を読み出せばよい。
【0043】図10を参照して説明したのと同様に、撮
像素子14からの画素単位の読み出しを2回に分離して
もよい。図18は、撮像素子14からの読出し順序と必
要な画素を示す。交差斜線を施した画素が必要な画素で
ある。
【0044】先ず、中央の画素から周囲の画素に時計方
向に螺旋状のA1,A2,A3,A4,・・・(A系
列)上の各画素の信号を撮像素子14から読み出し、必
要な画素の信号をメモリ22に格納する。A系列で撮像
素子14の端まで行ったら、次に、同じく中央の画素か
ら周囲の画素に時計方向に螺旋状のB1,B2,B3,
B4,・・・(B系列)上の各画素の信号を撮像素子1
4から読み出し、必要な画素の信号をメモリ22に格納
する。
【0045】撮像素子14からの読み出しのフローチャ
ートを図19に示す。基本的には図17と同じ処理にな
る。即ち、画素数入力装置34により入力された画素数
(縦及び横)に従い、必要なラインの必要な画素を決定
する(S81,82)。レリーズ・スイッチ32のオン
に応じて、撮像素子14を露光する(S83)。
【0046】先ず、図18に示すA系列で中央から周囲
に向かって撮像素子14から各画素の信号を読み出し
(S84〜86)、必要な画素の信号をS/H回路1
6、A/D変換器18及びメモリ制御回路20を介して
メモリ22に書き込む(S85,87)。A系列が終了
したら(S88)、同様に、B系列を処理し、その必要
な画素の信号をメモリ22に格納する(S89〜9
3)。
【0047】メモリ22に記憶された画像データは図3
の制御フローチャートで処理され、ハード・ディスク装
置24に記録される。先の実施例と同様に、ハード・デ
ィスク装置24に各画素の画像信号を記録する際に、そ
の画素位置を示すデータを一緒に記録する。
【0048】螺旋状の読み出しで、撮像素子14の光電
変換面の上下又は左右の端部の一方に先にぶつかった場
合、図9と同様に、読み出し順序をそのまま延長して、
残った画素を読み出せばよい。
【0049】図15、図16及び図17、並びに図18
及び図19で説明した実施例では、必要な画素の信号を
メモリ22に格納する方法として、撮像素子14から所
定の螺旋に沿った各画素の信号を全て読み出し、その内
の必要な画素の信号をS/H回路16、A/D変換器1
8及びメモリ制御回路20を介してメモリ22に格納す
る方法の他に、撮像素子14から所定の螺旋に沿った各
画素の内で必要な画素の信号のみを読み出し、S/H回
路16、A/D変換器18及びメモリ制御回路20を介
してメモリ22に格納する方法を採用することができ
る。
【0050】撮像素子からの読出しを1ライン単位又は
1画素単位で行なう例を説明したが、所定数のライン又
は所定数の画素を単位として行なってもよい。図20
は、4画素を単位として、螺旋状に読み出す場合を示
す。ブロックAの画素1,2,3,4をこの順に読み出
し、次にブロックBの画素5,6,7,8、ブロックC
の画素9,10,11,12、ブロックDの画素13,
14,15,16、・・・という順に読み出して、記録
媒体に記録する。
【0051】必要な画素数を入力して予め設定する場合
も同様であり、指定された縦横の画素数になるように撮
像素子14の全画素をブロックに分割し、各ブロックか
ら1画素ずつ読み出して記録媒体に記録する。1ブロッ
クが4画素になるようにブロック化された場合の読出し
例を図21に示す。図21では、A1,A2,A3,A
4,A5,A6,A7,・・・,B1,B2,・・・と
いう順に読み出す。
【0052】撮像素子14から最初に読み出す中央位置
の画素を指定できるようにしてもよい。その場合、読出
し開始位置をファインダその他の表示部材に表示するの
が好ましい。
【0053】上記各実施例で記録された画像情報を再生
する場合、1画面内の未記録部分にはノイズ画やミュー
ト画を重ねるのがよい。
【0054】ライン単位又は画素単位で記録する信号に
ライン番号又は画素位置を示す信号を一緒に記録すると
説明したが、記録順序を示す識別コードのみを画像情報
の記録前に、例えばヘッダとして記録するようにしても
よい。このようにしても、再生時に何らの支障も生じな
い。また、撮影日時、撮像素子の感度ムラ及びその補正
値、レンズの種類、露出、自動露出制御データ、自動焦
点調節の調整値、撮影レンズのF値、及び色バランス調
節データ等も記録してもよいことはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、被写体が多くの場合に位置すると
考えられる画面中央部分を優先的に記録するので、記録
途中に電源が無くなるような異常事態に対しても、途中
までの記録を有効に活用できる。
【0056】また、伝送途中の障害発生に対しても、伝
送済みの部分から、画面中央部分を再生できるので、全
部を再伝送しなくて済む。特に、再伝送できない1回限
りの画像を伝送する場合に非常に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】 図1に示す実施例のライン単位の読出しの制
御フローチャートである。
【図3】 メモリ22の読出しの動作フローチャートで
ある。
【図4】 1回目のライン単位読出しの説明図である。
【図5】 2回目のライン単位読出しの説明図である。
【図6】 反時計方向の螺旋状読出しの一例の説明図で
ある。
【図7】 時計方向の螺旋状読出しの一例の説明図であ
る。
【図8】 図6又は図7に対する撮像素子14の読出し
の制御フローチャートである。
【図9】 螺旋状読出しの場合の、端部の読出し方法の
説明図である。
【図10】 2重螺旋による読出しの一例の説明図であ
る。
【図11】 図10に対する撮像素子14の読出しの制
御フローチャートである。
【図12】 本発明の第2実施例の構成ブロック図であ
る。
【図13】 図12に示す実施例のライン単位の読出し
の制御フローチャートである。
【図14】 ライン単位の読出しでの必要なラインの必
要な画素の説明図である。
【図15】 図12に示す実施例で反時計方向の螺旋状
読出しの一例の説明図である。
【図16】 図12に示す実施例で時計方向の螺旋状読
出しの一例の説明図である。
【図17】 図15又は図16に対する撮像素子14の
読出しの制御フローチャートである。
【図18】 2重螺旋による読出しの一例の説明図であ
る。
【図19】 図18に対する撮像素子14の読出しの制
御フローチャートである。
【図20】 4画素を1ブロックとする場合の螺旋読出
しの説明図である。
【図21】 4画素を1ブロックとする場合の2重螺旋
による読出しの説明図である。
【符号の説明】
10:撮影レンズ 12:シャッタ 14:撮像素子
16:サンプル・ホールド回路 18:A/D変換回路
20:メモリ制御回路 22:メモリ 24:ハード
・ディスク装置 26:インターフェース回路 28:
システム制御回路 30:クロック発生回路 32:レリーズ・スイッチ
34:画素数入力装置 36:システム制御回路

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画像を記録媒体に記録する電子カメ
    ラであって、1以上のラインを単位として読出しを選択
    自在な撮像手段と、当該撮像手段から読み出された画像
    情報を記録媒体に記録する記録手段と、当該撮像手段に
    よる撮影画像信号の読出しを、画面中央から周辺方向の
    順で制御する制御手段とを有することを特徴とする電子
    カメラ。
  2. 【請求項2】 上記制御手段が、当該撮像手段による撮
    影画像を、中央のラインから周辺のラインに上下交互に
    順に1ラインおきに読み出し、残ったラインを中央から
    上下交互に順に読み出すべく制御することを特徴とする
    請求項1に記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 更に、必要な画素数を入力する画素数入
    力手段と、当該画素数入力手段により入力された画素数
    に従い必要な画素を決定する決定手段とを具備する請求
    項1に記載の電子カメラ。
  4. 【請求項4】 上記決定手段により決定された必要な画
    素の信号を含むラインを上記撮像手段から読み出し、上
    記記録媒体に記録する請求項3に記載の電子カメラ。
  5. 【請求項5】 上記決定手段により決定された必要な画
    素の信号を含むラインの当該必要な画素の信号を上記撮
    像手段から読み出し、上記記録媒体に記録する請求項3
    に記載の電子カメラ。
  6. 【請求項6】 撮影画像を記録媒体に記録する電子カメ
    ラであって、読出しを画素単位で選択自在な撮像手段
    と、当該撮像手段から読み出された画像情報を記録媒体
    に記録する記録手段と、当該撮像手段による撮影画像信
    号の読出しを、画面中央から周辺方向の順で制御する制
    御手段とを有することを特徴とする電子カメラ。
  7. 【請求項7】 上記制御手段が、当該撮像手段による撮
    影画像を中央の画素から周辺の画素に1以上の螺旋に沿
    って読み出すべく当該撮像手段を制御することを特徴と
    する請求項6に記載の電子カメラ。
  8. 【請求項8】 更に、必要な画素数を入力する画素数入
    力手段と、当該画素数入力手段により入力された画素数
    に従い必要な画素を決定する決定手段とを具備する請求
    項6に記載の電子カメラ。
  9. 【請求項9】 上記撮像手段の撮影画像の中央の画素か
    ら周辺の画素への1以上の螺旋に沿う各画素の信号を上
    記撮像手段から読み出し、上記必要な画素の信号を上記
    記録媒体に記録する請求項8に記載の電子カメラ。
  10. 【請求項10】 上記撮像手段の撮影画像の中央の画素
    から周辺の画素への1以上の螺旋に沿う上記必要な画素
    の信号を上記撮像手段から読み出し、上記記録媒体に記
    録する請求項8に記載の電子カメラ。
  11. 【請求項11】 伝送しようとする画像を、その中央の
    ラインから周辺のラインに向けて順にライン毎に伝送す
    ることを特徴とする画像伝送方法。
  12. 【請求項12】 先ず、中央のラインから周辺のライン
    に上下交互に順に1ラインおきに伝送し、次に、残った
    ラインを中央から上下交互に順に伝送することを特徴と
    する請求項11に記載の画像伝送方法。
  13. 【請求項13】 指定された画素数により決定されるラ
    インの信号の、必要な画素の信号を伝送する請求項11
    に記載の画像伝送方法。
  14. 【請求項14】 伝送しようとする画像を、画面中央か
    ら周辺方向の順に画素毎に伝送することを特徴とする画
    像伝送方法。
  15. 【請求項15】 中央の画素から周辺の画素に1以上の
    螺旋に沿って順次伝送する請求項14に記載の画像伝送
    方法。
  16. 【請求項16】 指定された画素数により決定される必
    要な画素の信号を、画面中央の画素から周辺の画素への
    1以上の螺旋に沿って順次伝送する請求項14に記載の
    画像伝送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009089087A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Sony Corp 固体撮像装置及び撮像装置
US10812705B2 (en) 2017-03-22 2020-10-20 Fujifilm Corporation Imaging apparatus, imaging method, and imaging program

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