JPH0677621U - 物品係止具 - Google Patents

物品係止具

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JPH0677621U
JPH0677621U JP1925693U JP1925693U JPH0677621U JP H0677621 U JPH0677621 U JP H0677621U JP 1925693 U JP1925693 U JP 1925693U JP 1925693 U JP1925693 U JP 1925693U JP H0677621 U JPH0677621 U JP H0677621U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 物品Aを係止する状態に変形可能な第1基材
1と、物品Aを係止する状態に変形させた第1基材1を
その変形姿勢に保持可能な第1保持部4,5とを設け、
第1基材1の変形姿勢を第1保持部4,5で保持するに
ともなって係止すべき物品Aを当該第1基材1側に押圧
可能な押圧部材6を、第1基材1に対して物品押圧方向
に沿って相対的に弾性変位可能に設けた。 【効果】 形状や材質が異なる種々の物品であっても、
それらの物品に応じて種々の物品係止具を使い分けるこ
となく、安定した姿勢で係止でき、汎用性が高い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、物品を係止する状態に変形可能な第1基材と、物品を係止する状態 に変形させた前記第1基材をその変形姿勢に保持可能な第1保持部とが設けられ ている物品係止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
冒記物品係止具は、従来、図6に示すように、樹脂製板材01に屈曲変形が容 易な脆弱部分02を形成し、眼鏡等の物品Aを挟む状態で樹脂製板材01を脆弱 部分02に沿って屈曲させて物品Aを係止する状態に変形可能な第1基材03を 構成するとともに、樹脂製板材01の脆弱部分02を挟む両端側に互いに嵌合す る嵌合部材04,05を形成して、物品Aを係止する状態に変形させた第1基材 03をその変形姿勢に保持可能な第1保持部を構成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
物品Aを係止する状態に変形させた第1基材03の変形姿勢を第1保持部04 ,05で保持させた際に、係止されるべき物品Aの形状や材質等によって、物品 Aが第1基材03で押圧されている場合と押圧されていない場合とがあり、物品 Aが押圧されている場合はその物品Aを安定した姿勢で係止できるが、物品Aが 押圧されていない場合にはその物品Aを安定した姿勢で係止できないから、物品 Aを安定した姿勢で係止するためには、物品Aの形状や材質等に応じて、その物 品Aが第1基材03で押圧される状態で係止できるような物品係止具を使用する 必要があり、形状や材質が異なる種々の物品を係止したいときは、それらの物品 に応じてサイズの異なる種々の物品係止具を使い分けなければならない欠点があ る。 本考案は上記実情に鑑みてなされたものであって、第1基材による係止構造を 工夫することにより、形状や材質が異なる種々の物品であっても、それらの物品 に応じて種々の物品係止具を使い分けることなく、安定した姿勢で係止できる汎 用性の高い物品係止具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、物品を係止する状態に変形可能 な第1基材と、物品を係止する状態に変形させた前記第1基材をその変形姿勢に 保持可能な第1保持部とが設けられている物品係止具であって、前記第1基材の 変形姿勢を前記第1保持部で保持するにともなって係止すべき物品を当該第1基 材側に押圧可能な押圧部材が、前記第1基材に対して物品押圧方向に沿って相対 的に弾性変位可能に設けられている点にある。 物品の押圧方向に沿う仮想面内で曲げ変形可能な第2基材と、前記第2基材を 前記仮想面内で曲げ変形させた状態に保持可能な第2保持部とが設けられ、前記 仮想面内で曲げ変形させた前記第2基材を前記第2保持部で保持して前記押圧部 材が構成されても良い。 前記第1基材と前記第2基材とが樹脂で一体成形されていても良い。
【0005】
【作用】
物品を係止する第1基材とは別に、物品を第1基材側に押圧可能な押圧部材を 第1基材に対して物品押圧方向に沿って相対的に弾性変位可能に設けたから、物 品を係止する状態に変形させた第1基材の変形形状の如何にかかわらず、形状や 材質の相違に基づく不具合を押圧部材と第1基材との相対的な弾性変位で吸収し ながら、物品と第1基材とを互いに弾性的に押圧させることができる。
【0006】 物品の押圧方向に沿う仮想面内で曲げ変形可能な第2基材と、前記第2基材を 前記仮想面内で曲げ変形させた状態に保持可能な第2保持部とが設けられ、前記 仮想面内で曲げ変形させた前記第2基材を前記第2保持部で保持して前記押圧部 材が構成されている場合は、物品を係止しない不使用時には第1基材と第2基材 とを共に嵩張らない状態で保管できるとともに、使用時には第2基材をループ状 に保持して曲げ剛性が大きい押圧部材を構成できる。
【0007】 前記第1基材と前記第2基材とが樹脂で一体成形されている場合は、製造工程 を簡略化できる。
【0008】
【考案の効果】
請求項1の物品係止具は、形状や材質が異なる種々の物品であっても、それら の物品に応じて種々の物品係止具を使い分けることなく、安定した姿勢で係止で き、汎用性が高い。
【0009】 請求項2の物品係止具は、物品と第1基材とを互いに押圧させる機能を損なう ことなく、コンパクトに保管できる。
【0010】 請求項3の物品係止具は、安価に製造できる。
【0011】
【実施例】
〔第1実施例〕 図1乃至図3は、眼鏡等の物品Aを陳列する為に使用される物品係止具を示し 、物品Aを係止する状態に変形可能な板状の第1基材1と、物品Aを係止する状 態に変形させた第1基材1の両端側を嵌合突起4と嵌合孔5とで互いに着脱自在 に嵌着させて当該第1基材1をその変形姿勢に保持可能な第1保持部と、第1基 材1の変形姿勢を第1保持部4,5で保持するにともなって係止すべき物品Aを 当該第1基材1側に押圧可能な押圧部材6と、吊下げ用のフック3とがポリプロ ピレン樹脂で一体成形され、第1基材1と押圧部材6とが押圧方向に沿って相対 的に弾性変位可能に設けられている。 前記押圧部材6は、物品Aの押圧方向に沿う仮想面内で曲げ変形可能な板状の 第2基材2と、第2基材2を前記仮想面内で曲げ変形させた状態に保持可能な第 2保持部とを設け、図2に示すように、前記仮想面内で曲げ変形させた第2基材 2を第2保持部でループ状に保持させて構成してある。 前記第2基材2は、第1基材1の中央部に形成されているU字状の窓孔7を塞 ぐ状態の舌片を形成して構成され、第2保持部は、前記仮想面内で曲げ変形させ た第2基材2の先端側を第1基材1の一端側に対して嵌合突起8と嵌合孔9とで 互いに着脱自在に嵌着させて、第2基材2を前記仮想面内で曲げ変形させた状態 に保持できるよう構成してある。
【0012】 そして、物品係止具を使用しないときは、図1に示すように、第1基材1と第 2基材2とフック3とがほぼ扁平な嵩張らない状態で保管しておくことができ、 物品Aを係止してフック3で吊り下げたいときは、図2に示すように、第2基材 2を屈曲変形させて第2保持部8,9でループ状に保持させて押圧部材6を構成 してからその上に物品Aを当て付け、この状態で、図3に示すように、第1基材 1を屈曲変形させて第1保持部4,5で固定すると、物品Aが第1基材1と第2 基材2とで弾性的に挟み付けられて、図4(イ)に示すように、安定した姿勢で 係止される。 図4(ロ)は、この物品係止具で形状の異なる商品Bを係止させたときの状態 を示し、形状や材質の相違に基づく不具合を押圧部材6と第1基材1との相対的 な弾性変位で吸収しながら、商品Bと第1基材1とを互いに弾性的に押圧させて 、安定した姿勢で係止できる。
【0013】 図5は前記物品係止具の別の使用例を示し、図5(イ)に示すように、第2基 材2を屈曲変形させて第2保持部8,9でループ状に保持させ、押圧部材6を構 成してから、その押圧部材6を構成している第2基材2と第1基材1との間に物 品Aを押し込み、この状態で、第1基材1を屈曲変形させて第1保持部4,5で 固定すると、図5(ロ)に示すように、物品Aが第1基材1と第2基材2とで弾 性的に挟み付けられて安定した姿勢で係止される。 このように使用した場合、押圧方向の厚みが薄い物品Aであっても、その物品 Aを強い弾性力で挟み付けて安定した姿勢で係止できる。
【0014】 〔第2実施例〕 図7は、係止物品Aを背面側から支える支持片10を第1基材1の左右両側に 一体成形してある物品係止具を示し、図8に示すように、物品Aの一例としての 眼鏡を係止した際、その前後方向へのふらつきを防止できる。 尚、第1基材1のうちの嵌合孔5を形成してある部分の厚みを他の部分よりも 厚くして、嵌合孔5を嵌合突起4に嵌着させた状態で、第1基材1の両端が互い に密着するようにしてある。 その他の構成は第1実施例と同様である。
【0015】 〔その他の実施例〕 第1基材にヒンジ部を設けて、ヒンジ部での揺動で物品を係止する状態に変 形可能な第1基材が構成されていても良い。 この場合、曲げ変形が困難な剛性の大きい材料で第1基材を構成できる。 押圧部材は、軟質樹脂などの第2基材を使用時に曲げ変形させて構成される ものに限定されず、第1基材に対して押圧方向に沿って相対的に弾性変位可能に 設けられるものであれば、予め、所定形状に形成されているものであっても良い 。 第1基材と押圧部材とが別々に製作され、第1基材と押圧部材と互いに連結 して組み立てられるものであっても良い。 第1基材と第2基材とを互いに逆方向に屈曲させて物品を係止できるよう構 成しても良い。 この場合、第1基材と押圧部材とを近接方向に大きく弾性変位させて物品を係 止できるので、係止される物品の厚みが薄い場合でも、当該物品を強い押圧力で 第1基材側に押し付けることができる。 本考案による物品係止具は、フック等の吊下げ具を備えないものであっても 良く、吸着用の吸盤等が備えられていても良い。 実施例において、フック3を第1基材1の窓孔7側端部に設けても良い。
【0016】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図
【図2】斜視図
【図3】斜視図
【図4】(イ),(ロ)は一部断面側面図
【図5】(イ)は斜視図、(ロ)は一部断面側面図
【図6】従来例を示す斜視図
【図7】第2実施例を示す斜視図
【図8】第2実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1 第1基材 2 第2基材 4 第1保持部 5 第1保持部 6 押圧部材 8 第2保持部 9 第2保持部 A 物品 B 物品

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品(A,B)を係止する状態に変形可
    能な第1基材(1)と、物品(A,B)を係止する状態
    に変形させた前記第1基材(1)をその変形姿勢に保持
    可能な第1保持部(4,5)とが設けられている物品係
    止具であって、前記第1基材(1)の変形姿勢を前記第
    1保持部(4,5)で保持するにともなって係止すべき
    物品(A,B)を当該第1基材(1)側に押圧可能な押
    圧部材(6)が、前記第1基材(1)に対して物品押圧
    方向に沿って相対的に弾性変位可能に設けられている物
    品係止具。
  2. 【請求項2】 物品(A,B)の押圧方向に沿う仮想面
    内で曲げ変形可能な第2基材(2)と、前記第2基材
    (2)を前記仮想面内で曲げ変形させた状態に保持可能
    な第2保持部(8,9)とが設けられ、前記仮想面内で
    曲げ変形させた前記第2基材(2)を前記第2保持部
    (8,9)で保持して前記押圧部材(6)が構成される
    請求項1記載の物品係止具。
  3. 【請求項3】 前記第1基材(1)と前記第2基材
    (2)とが樹脂で一体成形されている請求項2記載の物
    品係止具。
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