JPH0716345Y2 - 引き出し容器 - Google Patents
引き出し容器Info
- Publication number
- JPH0716345Y2 JPH0716345Y2 JP1988158544U JP15854488U JPH0716345Y2 JP H0716345 Y2 JPH0716345 Y2 JP H0716345Y2 JP 1988158544 U JP1988158544 U JP 1988158544U JP 15854488 U JP15854488 U JP 15854488U JP H0716345 Y2 JPH0716345 Y2 JP H0716345Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- container
- stopper
- container body
- back wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は小物整理用のストッパー機能付引き出し容器に
関する。
関する。
従来の小物整理用ストッパー機能付容器は、容器の背壁
上面に容器と一体成形した凸部を設け、容器を手前に引
き出したとき該凸部が棚枠の前面板の内側に当るように
した構造のもの、又は容器の背壁は他の側壁の上面と同
一平面をなしたフラットで、棚枠の前面板に凸部を設け
該凸部が容器の背壁の内側に当るようにした構造のもの
があった。
上面に容器と一体成形した凸部を設け、容器を手前に引
き出したとき該凸部が棚枠の前面板の内側に当るように
した構造のもの、又は容器の背壁は他の側壁の上面と同
一平面をなしたフラットで、棚枠の前面板に凸部を設け
該凸部が容器の背壁の内側に当るようにした構造のもの
があった。
しかしながら従来公知のこのような構造のものにおいて
は使用する容器の形状をそれぞれのタイプの構造に一致
させたものを使用しなければならず、金型代その他の費
用がかさみ、コスト高となっていた。
は使用する容器の形状をそれぞれのタイプの構造に一致
させたものを使用しなければならず、金型代その他の費
用がかさみ、コスト高となっていた。
本考案の解決すべき課題は、従来技術の問題点に鑑み、
在来の引き出し容器に合せて設けてあるタイプの異なる
いずれの棚枠に対しても共通に適用し得る、従って安価
なストッパー機能付引き出し容器を提供することにあ
る。
在来の引き出し容器に合せて設けてあるタイプの異なる
いずれの棚枠に対しても共通に適用し得る、従って安価
なストッパー機能付引き出し容器を提供することにあ
る。
上記課題を解決するための本考案容器は、前壁（１）、
両側壁（２）、（３）、背壁（４）及び底壁（５）から
なる容器の背壁（４）の上部に突部（６）を設けた容器
本体（Ａ）とストッパー（Ｂ）の組み合わせからなるス
トッパー機能付引き出し容器において、ストッパー
（Ｂ）が該容器本体（Ａ）の背壁（４）を挟持する前部
壁（８）と後部壁（９）と両壁を連結する上面壁（10）
と後部壁（９）のほぼ中央下部に位置する係止部（11）
とからなり、該係止部（11）と該係止部（11）の上部に
位置する後部壁（９）の左右側壁との間に容器の背壁の
突部（６）が嵌挿され、且つ該突部（６）の下面に前記
係止部（11）の頂面（11′）が接して係合するものであ
ることを特徴とする。
両側壁（２）、（３）、背壁（４）及び底壁（５）から
なる容器の背壁（４）の上部に突部（６）を設けた容器
本体（Ａ）とストッパー（Ｂ）の組み合わせからなるス
トッパー機能付引き出し容器において、ストッパー
（Ｂ）が該容器本体（Ａ）の背壁（４）を挟持する前部
壁（８）と後部壁（９）と両壁を連結する上面壁（10）
と後部壁（９）のほぼ中央下部に位置する係止部（11）
とからなり、該係止部（11）と該係止部（11）の上部に
位置する後部壁（９）の左右側壁との間に容器の背壁の
突部（６）が嵌挿され、且つ該突部（６）の下面に前記
係止部（11）の頂面（11′）が接して係合するものであ
ることを特徴とする。
すなわち、あるときは容器本体（Ａ）にストッパー
（Ｂ）を取りつけて使用し、又ある場合にはストッパー
（Ｂ）を取り外して使用することにより、従来技術の欄
で述べた二つのタイプの棚枠に対して同一の容器本体
（Ａ）を使用出来る。
（Ｂ）を取りつけて使用し、又ある場合にはストッパー
（Ｂ）を取り外して使用することにより、従来技術の欄
で述べた二つのタイプの棚枠に対して同一の容器本体
（Ａ）を使用出来る。
ストッパー（Ｂ）は容器本体（Ａ）を棚の手前方向に引
き出したとき、棚枠の一部に当接して該位置に容器本体
（Ａ）を停止留める役目を有するものであるから、比較
的大きな荷重が瞬間的にかかることがあり、軟弱な材料
は使用できない。比較的強度が大で硬いプラスチックか
又は同等の材料で成形することが望ましい。
き出したとき、棚枠の一部に当接して該位置に容器本体
（Ａ）を停止留める役目を有するものであるから、比較
的大きな荷重が瞬間的にかかることがあり、軟弱な材料
は使用できない。比較的強度が大で硬いプラスチックか
又は同等の材料で成形することが望ましい。
しかしながら、ストッパー（Ｂ）は取り付け取り外しが
出来なければならず、かつ使用中乱りに動いたり、外れ
たりしては危険なので、適宜な弾力性のある材料で成形
し、前部壁と後部壁及び上部壁で容器本体の背壁を挟持
するように前部壁と後部壁のすき間を容器本体の背壁の
厚さよりわずか少なくすることが望ましい。
出来なければならず、かつ使用中乱りに動いたり、外れ
たりしては危険なので、適宜な弾力性のある材料で成形
し、前部壁と後部壁及び上部壁で容器本体の背壁を挟持
するように前部壁と後部壁のすき間を容器本体の背壁の
厚さよりわずか少なくすることが望ましい。
又、ストッパー（Ｂ）の数は特に限定されるものではな
く、容器本体の大きさ、その他の条件に合せて適宜選べ
ばよい。
く、容器本体の大きさ、その他の条件に合せて適宜選べ
ばよい。
第１図は本考案に係る一実施例を示す容器の斜視図で、
容器本体（Ａ）は、前壁（１）、側壁（２），（３）及
び背壁（４）、底壁（５）及び背壁（４）の後側（第２
図参照）に設けた突部（６）からなっている。前壁
（１）は取手の為に袋構造（12）及び品名表示部（13）
が設けられている。
容器本体（Ａ）は、前壁（１）、側壁（２），（３）及
び背壁（４）、底壁（５）及び背壁（４）の後側（第２
図参照）に設けた突部（６）からなっている。前壁
（１）は取手の為に袋構造（12）及び品名表示部（13）
が設けられている。
上記突部（６）は背壁（４）の後側で上端から下方に向
け矩形をなしている。
け矩形をなしている。
第２図は、上記容器本体（Ａ）に取り付けるストッパー
（Ｂ）の斜視図を示しており、前部壁（８）と後部壁
（９）と両壁を連結する上面壁（10）と後部壁（９）を
その上端から逆凹状に欠除した形状をなしており、上面
壁（10）の下面よりＨの高さ低くなった頂面（11′）を
有し下端が後部壁（９）に連結し、両側が切込溝となっ
た係止部（11）を有している。
（Ｂ）の斜視図を示しており、前部壁（８）と後部壁
（９）と両壁を連結する上面壁（10）と後部壁（９）を
その上端から逆凹状に欠除した形状をなしており、上面
壁（10）の下面よりＨの高さ低くなった頂面（11′）を
有し下端が後部壁（９）に連結し、両側が切込溝となっ
た係止部（11）を有している。
上記の如きストッパー（Ｂ）を容器本体（Ａ）の背壁
（４）に係合止着させるには、第２図の状態からストッ
パー（Ｂ）を矢印方向に押し込むだけで簡単に行なうこ
とができる。係合止着する途中においては、後部壁
（９）特に係止部（11）附近は突部（６）の厚み（ａ）
に相当する分だけ外方に湾曲し、係止部（11）の頂面
（11′）が突部（６）の下端に達したとき、ストッパー
（Ｂ）の材料が有する弾性により元の形状に復元し、係
止部（11）は突部（６）の真下に位置し固定される。
（４）に係合止着させるには、第２図の状態からストッ
パー（Ｂ）を矢印方向に押し込むだけで簡単に行なうこ
とができる。係合止着する途中においては、後部壁
（９）特に係止部（11）附近は突部（６）の厚み（ａ）
に相当する分だけ外方に湾曲し、係止部（11）の頂面
（11′）が突部（６）の下端に達したとき、ストッパー
（Ｂ）の材料が有する弾性により元の形状に復元し、係
止部（11）は突部（６）の真下に位置し固定される。
逆にストッパー（Ｂ）を外すには後部壁下端のＲを利用
して指により後部壁（９）を屈曲させかつ上方に引っぱ
り係止部（11）と突部（６）との係合を外して取り外
す。
して指により後部壁（９）を屈曲させかつ上方に引っぱ
り係止部（11）と突部（６）との係合を外して取り外
す。
第３図は、本考案に係る容器本体（Ａ）にストッパー
（Ｂ）を使った例、と容器本体（Ａ′）にストッパー
（Ｂ）を使用しない例を側面からみた説明図である。
（Ｂ）を使った例、と容器本体（Ａ′）にストッパー
（Ｂ）を使用しない例を側面からみた説明図である。
本考案は、同一形状の容器本体に容器本体をセットする
棚の形状に合せて、適宜に取り付けたり取り外したりで
きるストッパーを設ける構造としたため、棚の構造の違
いに対して同一の容器本体を利用出来るため大量生産可
能となり安価な引き出し容器とすることができる。
棚の形状に合せて、適宜に取り付けたり取り外したりで
きるストッパーを設ける構造としたため、棚の構造の違
いに対して同一の容器本体を利用出来るため大量生産可
能となり安価な引き出し容器とすることができる。
第１図は本考案の一実施例を示す引出し容器の斜視図、
第２図は第１図に於て使用するストッパー（Ｂ）の斜視
図及び容器本体への係合を示す図、第３図は本考案容器
の二つの異なる使用態様を説明する図、第４図は棚に本
考案容器をセットした図である。 Ａ……容器本体、Ｂ……ストッパー、４……背壁、６…
…突部、８……前部壁、９……後部壁、10……上面壁、
11……係止部。
第２図は第１図に於て使用するストッパー（Ｂ）の斜視
図及び容器本体への係合を示す図、第３図は本考案容器
の二つの異なる使用態様を説明する図、第４図は棚に本
考案容器をセットした図である。 Ａ……容器本体、Ｂ……ストッパー、４……背壁、６…
…突部、８……前部壁、９……後部壁、10……上面壁、
11……係止部。
Claims (1)
- 【請求項１】前壁（１）、両側壁（２）、（３）、背壁
（４）及び底壁（５）からなる容器の背壁（４）の上部
に突部（６）を設けた容器本体（Ａ）とストッパー
（Ｂ）の組み合わせからなるストッパー機能付引き出し
容器において、ストッパー（Ｂ）が該容器本体（Ａ）の
背壁（４）を挟持する前部壁（８）と後部壁（９）と両
壁を連結する上面壁（10）と後部壁（９）のほぼ中央下
部に位置する係止部（11）とからなり、該係止部（11）
と該係止部（11）の上部に位置する後部壁（９）の左右
側壁との間に容器の背壁の突部（６）が嵌挿され、且つ
該突部（６）の下面に前記係止部（11）の頂面（11′）
が接して係合するものであることを特徴とする引き出し
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988158544U JPH0716345Y2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | 引き出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988158544U JPH0716345Y2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | 引き出し容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280533U JPH0280533U (ja) | 1990-06-21 |
| JPH0716345Y2 true JPH0716345Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31438971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988158544U Expired - Lifetime JPH0716345Y2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | 引き出し容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716345Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2604446Y2 (ja) * | 1991-10-11 | 2000-05-15 | 村▲ずみ▼工業株式会社 | カセット又はカセットブロック用多段収納ケース |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5891944U (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-22 | 三洋電機株式会社 | 引出しのストツパ−装置 |
| JPS58118958U (ja) * | 1982-02-06 | 1983-08-13 | 松下電器産業株式会社 | 引出しケ−スのストツパ−装置 |
-
1988
- 1988-12-07 JP JP1988158544U patent/JPH0716345Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0280533U (ja) | 1990-06-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3202309A (en) | Carrying device | |
| US4182455A (en) | Container rack | |
| JP2789389B2 (ja) | 工具展示用パッケージ | |
| JPH05501512A (ja) | 内部を利用しやすい玩具 | |
| US3502244A (en) | Top opening dispenser for plastic gloves or other soft articles | |
| JPH0716345Y2 (ja) | 引き出し容器 | |
| JPH1024770A (ja) | 車両用コンソールボックス | |
| JP3871924B2 (ja) | ガラス基板搬送用ボックス | |
| JPH0643826Y2 (ja) | 表示板 | |
| JPH0446652Y2 (ja) | ||
| JP2557965Y2 (ja) | 家具における棚板の仮止め具 | |
| JP2572880Y2 (ja) | ゲーベルトップ型カートン用付属容器 | |
| JPS5940301Y2 (ja) | 包装用容器 | |
| JPS627177Y2 (ja) | ||
| JPH08952Y2 (ja) | 液体分配器用トレイ | |
| JP2577619Y2 (ja) | 把手付き合成樹脂製容器 | |
| JPH06357Y2 (ja) | 車載用ボックス | |
| JPH0411963Y2 (ja) | ||
| JPS6131935Y2 (ja) | ||
| JP2568663Y2 (ja) | 把手付き合成樹脂製壜体 | |
| JPH038164Y2 (ja) | ||
| JP3012220U (ja) | ソフトの陳列具 | |
| JP2574057Y2 (ja) | 紙パック用合成樹脂製折り畳みケース | |
| JPS6243101Y2 (ja) | ||
| JPH0548718U (ja) | 弁当箱 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |