JPH0677130U - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

Info

Publication number
JPH0677130U
JPH0677130U JP1665893U JP1665893U JPH0677130U JP H0677130 U JPH0677130 U JP H0677130U JP 1665893 U JP1665893 U JP 1665893U JP 1665893 U JP1665893 U JP 1665893U JP H0677130 U JPH0677130 U JP H0677130U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
operation knob
lock
state
lock mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1665893U
Other languages
English (en)
Inventor
健一 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP1665893U priority Critical patent/JPH0677130U/ja
Publication of JPH0677130U publication Critical patent/JPH0677130U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作ノブを押込み位置にロックする状態とそ
のロックを解除する状態とに切り替えるロック機構を備
えたものにおいて、操作ノブの移動方向の寸法を抑える
と共に、コストの低減化を図る。 【構成】 スイッチボディ3の内部にモーメンタリー式
のスイッチ5を配設し、このスイッチ5を操作する操作
ノブ8とスイッチボディ3との間にロック機構20を配
設する。スイッチ5は、モーメンタリー式のものを用い
ているから、ロック機構を内蔵したものに比べて、高さ
寸法を小さくできると共に、安価にできる。しかも、ス
イッチ5とロック機構20とを操作ノブ8の移動方向と
並列状態となるように配置しているから、操作ノブ8の
移動方向の寸法を抑えることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、操作ノブを押込み位置にロックする状態とそのロックを解除する状 態とに切り替える機能を備えたスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車において、ドアのウインドガラスをモータにより開閉させる機能 を備えたものにおいては、各ウインドガラスの操作を行うためのパワーウインド 用操作装置を運転席側のドアに設けるようにしている。そして、この種のパワー ウインド用操作装置においては、運転席以外においてウインドガラスの開閉操作 を許容する場合と禁止する場合とを選択するための、いわゆるウインドロック用 のスイッチ装置が設けられている。
【0003】 このウインドロック用のスイッチ装置においては、ウインドガラスの開閉操作 が許容状態にあるのか、禁止状態にあるのかを表示するために、操作ノブを押込 み位置にロックする状態とそのロックを解除する状態とに切り替わるロック機構 が必要となる。
【0004】 しかして、従来では、ロック機構を内蔵したプッシュ・プッシュタイプのスイ ッチをスイッチボディの内部に組み込み、そのスイッチを操作するための操作ノ ブをスイッチボディに押圧操作可能に設け、そして、スイッチボディと操作ノブ との間に、操作ノブを押込み位置にロックする状態とそのロックを解除する状態 とに切り替えるロック機構を設けた構成としている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来構成のものでは、ロック機構を内蔵したスイッチ はこれの操作子の操作方向に比較的大きな高さ寸法を有しており、また、このス イッチの操作方向に、スイッチを操作するための操作ノブ、及びこの操作ノブを 押込み位置にロックする状態とそのロックを解除する状態とに切り替えるための ロック機構を必要としているため、スイッチ装置としては操作ノブの移動方向( 高さ方向)に比較的大きな寸法が必要となり、このためにスイッチ装置を配設す る際に操作ノブの移動方向に大きなスペースを必要とするという欠点があった。 また、上記スイッチとしては、ロック機構を内蔵したものを用いるため、コスト が高くなるという欠点もあった。
【0006】 そこで、本考案の目的は、操作ノブを押込み位置にロックする状態とそのロッ クを解除する状態とに切り替えるロック機構を備えたものにおいて、操作ノブの 移動方向の寸法を抑えることができ、また、コストの低減化を図り得るスイッチ 装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のスイッチ装置は、上記の目的を達成するために、スイッチボディと、 このスイッチボディの内部に配設され、被押圧部が押圧操作されたときとその押 圧が解除されたときとで状態が切り替わるモーメンタリー式のスイッチと、前記 スイッチボディに押込み操作可能に設けられると共にスプリングにより原位置方 向に付勢され、原位置から押込み操作されることに伴い前記被押圧部を押圧操作 する操作ノブと、この操作ノブとスイッチボディとの間に設けられ、操作ノブの 押込み操作ごとに該操作ノブを押込み位置にロックする状態とそのロックを解除 する状態とに切り替わるロック機構とを具備し、前記スイッチとロック機構とを 、前記操作ノブの移動方向に対して並列状態となるように配置したことを特徴と するものである。
【0008】
【作用】
上記した手段によれば、スイッチとしては、モーメンタリー式のものを用いて いるから、ロック機構を内蔵したものに比べて、高さ寸法を小さくでき、しかも 、このスイッチと、操作ノブのロック機構とを操作ノブの移動方向と並列状態と なるように配置しているから、操作ノブの移動方向の寸法を抑えることができる 。また、スイッチとしては、ロック機構を内蔵したものを用いる場合に比べて、 安くできる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案をパワーウインド用操作装置におけるウインドロック用のスイッ チ装置に適用した一実施例について図面を参照して説明する。まず、図1におい て、ウインドロック用のスイッチ装置1は、自動車の運転席側のドアにおける例 えばアームレスト2部分に装着されている。
【0010】 スイッチ装置1におけるスイッチボディ3の底部には配線基板4が配設されて おり、この配線基板4上にスイッチ5が配設されている。このスイッチ5は、被 押圧部としての操作子6がケース7から上方に突出していると共に、ケース7内 に操作子6によって操作される接点(図示せず)を有しており、操作子6が押圧 操作されていない実線の状態では接点がオン状態を呈し、操作子6が二点鎖線で 示すように下方へ押圧操作された状態ではオフ状態を呈するように状態が切り替 わる、モーメンタリー式のスイッチである。操作子6は、図示しないスプリング により常に上方に付勢されている。
【0011】 このスイッチ5の上方に位置して操作ノブ8が配設されている。この操作ノブ 8は、これの内面中央部に下方に向けて突設された案内用突部9を介して、スイ ッチボディ3に上下方向に移動可能に設けられている。案内用突部9の下端部に はロックプレート10が取着されており、このロックプレート10がスイッチボ ディ3の規制部11に下方から当接することにより、操作ノブ8の上方への抜け 止めがなされている。
【0012】 操作ノブ8の右部の内面とスイッチ5の操作子6との間には、プッシャ12及 びスプリング13が配設されており、操作ノブ8は、そのスプリング13のばね 力により上方に付勢されている。なお、プッシャ12は、スイッチボディ3に形 成されたガイド部14内を移動するようになっている。
【0013】 スイッチボディ3において、案内用突部9の左側方部位には、ロックピン15 を備えたロックピンホルダ16が配設されている。ロックピン15は、コ字形を なし、上端部の基端部15aがロックピンホルダ16に回動可能に保持されてい ると共に、押えばね17により先端部15bが上記ロックプレート10の左側面 に圧接する方向に付勢されている。
【0014】 ロックプレート10の左側面には、図2に示すように、ハート形の突部18の 回りにハート形のカム溝19が形成されていて、このカム溝19にロックピン1 5の先端部15bが移動可能に挿入されている。
【0015】 ここで、ロックピン15と、カム溝19を有するロックプレート10とにより 周知のロック機構20を構成している。しかして、このロック機構20と上記ス イッチ5とは、操作ノブ8の移動方向である矢印A及び反矢印A方向に対して並 列状態となるように配置している。
【0016】 次に上記構成の作用を説明する。操作ノブ8が図1に実線で示す原位置にある 状態では、ロックピン15の先端部15bは、図2にイで示すように突部18か ら下方に離れた部位に位置しており、ロック機構20としてはロック解除状態に ある。また、スイッチ5の操作子6は押圧解除された状態にあり、接点としては オン状態にある。従って、この状態では、ウインドロック用スイッチとしてはロ ック解除状態にあり、運転席以外でのウインドガラスの開閉操作が許容された状 態にある。
【0017】 原位置にある操作ノブ8を矢印A方向へ押圧操作すると、ロックプレート10 が矢印A方向へ移動すると共に、プッシャ12を介してスイッチ5の操作子6が 押圧操作される。
【0018】 このうち、ロックプレート10の矢印A方向への移動に伴い、ロックピン15 の先端部15bは、カム溝19に沿って相対的に図2中矢印ロで示すように移動 する。そして、操作ノブ8の押圧操作が解除されると、ロックプレート10の反 矢印A方向への移動を伴って、ロックピン15の先端部15bは、カム溝19を 相対的に矢印ハで示すように移動して突部18の係合部18aに係合した状態と なる。このようにロックピン15の先端部15bが突部18の係合部18aに係 合することにより、操作ノブ8は図1に二点鎖線で示す押込み位置にロックされ る。
【0019】 一方、スイッチ5は、操作子6がプッシャ12を介して押圧操作されることに より、オフ状態となり、運転席以外でのウインドガラスの開閉操作が禁止された 状態となる。このとき、操作ノブ8が押込み位置にロックされることにより、ス イッチ5のオフ状態が保持される。またこのとき、スプリング13は、操作ノブ 8のオーバーストロークを吸収する機能がある。
【0020】 操作ノブ8が押込み位置にロックされた状態から、操作ノブ8を矢印A方向へ 再度押圧操作すると、ロックピン15の先端部15bが、カム溝19を相対的に 図2中矢印ニで示すように移動して係合部18aに対する係合が解除される。そ して、操作ノブ8に対する押圧が解除されることに伴い、ロックピン15の先端 部15bは、矢印ホで示すように相対的に移動して元のイの位置に戻る。これに 伴い、操作ノブ8は原位置に復帰すると共に、スイッチ5は再びオン状態に戻り 、運転席以外でのウインドガラスの開閉操作が許容される状態となる。
【0021】 上記した実施例によれば、スイッチ5としては、モーメンタリー式のものを用 いているから、ロック機構を内蔵したものに比べて、高さ寸法を小さくでき、し かも、このスイッチ5と、操作ノブ8のロック機構20とを操作ノブ8の移動方 向(矢印A及び反矢印A方向)と並列状態となるように配置しているから、操作 ノブ8の移動方向の寸法、すなわち高さ寸法を抑えることができ、ひいてはスイ ッチ装置1を配設する際の高さ方向のスペースを小さくすることができる。また 、スイッチ5としては、ロック機構を内蔵したものを用いる場合に比べて、安く できる。
【0022】 なお、本考案は、ウインドロック用のスイッチ装置以外のものにも適用できる ことは勿論である。
【0023】
【考案の効果】
以上の記述にて明らかなように、本考案によれば、スイッチとしては、モーメ ンタリー式のものを用いているから、ロック機構を内蔵したものに比べて、高さ 寸法を小さくでき、しかも、このスイッチと、操作ノブのロック機構とを操作ノ ブの移動方向と並列状態となるように配置しているから、操作ノブの移動方向の 寸法を抑えることができる。また、スイッチとしては、ロック機構を内蔵したも のを用いる場合に比べて、安くできるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断側面図
【図2】カム溝部分の正面図
【符号の説明】
1はスイッチ装置、3はスイッチボディ、4は配線基
板、5はスイッチ、6は操作子(被押圧部)、8は操作
ノブ、10はロックプレート、15はロックピン、19
はカム溝、20はロック機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチボディと、 このスイッチボディの内部に配設され、被押圧部が押圧
    操作されたときとその押圧が解除されたときとで状態が
    切り替わるモーメンタリー式のスイッチと、 前記スイッチボディに押込み操作可能に設けられると共
    にスプリングにより原位置方向に付勢され、原位置から
    押込み操作されることに伴い前記被押圧部を押圧操作す
    る操作ノブと、 この操作ノブとスイッチボディとの間に設けられ、操作
    ノブの押込み操作ごとに該操作ノブを押込み位置にロッ
    クする状態とそのロックを解除する状態とに切り替わる
    ロック機構とを具備し、 前記スイッチとロック機構とを、前記操作ノブの移動方
    向に対して並列状態となるように配置したことを特徴と
    するスイッチ装置。
JP1665893U 1993-04-05 1993-04-05 スイッチ装置 Pending JPH0677130U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1665893U JPH0677130U (ja) 1993-04-05 1993-04-05 スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1665893U JPH0677130U (ja) 1993-04-05 1993-04-05 スイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0677130U true JPH0677130U (ja) 1994-10-28

Family

ID=11922449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1665893U Pending JPH0677130U (ja) 1993-04-05 1993-04-05 スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0677130U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5920042A (en) Seesaw sliding composite motion switch
US20010004044A1 (en) Multiple switch device
KR100928281B1 (ko) 하우징 셸에 피봇식으로 장착된 케이스를 구비하는 용기조립체
US5721405A (en) Tactile feedback mechanism for a multidirectional switch
JP3898193B2 (ja) 押しボタンスイッチ
JPH0577835U (ja) スイッチ装置
US4939540A (en) Winker automatic canceling device
JPH0677130U (ja) スイッチ装置
US5711414A (en) Push switch
US3721779A (en) Sliding action electrical switch with ramp portions between contacts and insulating strips
US5468926A (en) Switch device
JPH041616Y2 (ja)
US4870229A (en) Push-button switch with unlocking prevention assembly
JPH0548165U (ja) スイッチ装置
JPH0527784Y2 (ja)
KR20170090984A (ko) 차량용 스위치 장치
KR20170091200A (ko) 차량용 스위치 장치
KR920007227Y1 (ko) 자동차용 자동창문 스위치
JP3971596B2 (ja) 車両用内装装置
KR0113392Y1 (ko) 자동차용 자동변속기의 변속레버
JPH0236193Y2 (ja)
JP2511663Y2 (ja) プッシュスイッチ
JPH0643965Y2 (ja) スイッチ装置
JPH0431699Y2 (ja)
JPH0310581Y2 (ja)