JPH0676886A - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置

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JPH0676886A
JPH0676886A JP4230874A JP23087492A JPH0676886A JP H0676886 A JPH0676886 A JP H0676886A JP 4230874 A JP4230874 A JP 4230874A JP 23087492 A JP23087492 A JP 23087492A JP H0676886 A JPH0676886 A JP H0676886A
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housing
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shield plate
connector device
shield
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JP4230874A
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Hiroshi Matsui
博 松井
Takayoshi Kishimoto
孝義 岸本
Shinji Kiguchi
真次 木口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子回路ユニット内部の回路と外部の回路と
の間を電気的に接続するコネクタ装置に関するものであ
り、特にユニット外部から侵入したり、ユニット内部で
発生した放射ノイズや伝導ノイズの伝搬を防止するフィ
ルタを内蔵した高品質のコネクタ装置を提供するもので
ある。 【構成】 絶縁樹脂製ハウジング31の底面壁32に植
設された複数個のコネクタピン33と、この底面壁32
の外側に重ねて配されたシールド板36との間に貫通コ
ンデンサ42を半田付け固定し、コンデンサ42の周囲
を囲う枠体43内に充填された樹脂49で補強すること
により安価で高品質の優れた性能のノイズフィルタ内蔵
のコネクタ装置を提供できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像機器または自動車
用電装品等の電子回路ユニットに取付けられて、ユニッ
ト内部の回路と外部の回路との間を電気的に接続するコ
ネクタ装置に関し、特にユニット外部から侵入したりユ
ニット内部で発生した放射ノイズや伝導ノイズに対して
その伝搬を防止するために、コネクタ部をシールドする
機能とフィルタとしての貫通コンデンサおよびフェライ
トコアを備えたコネクタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図4(A),(B)および
図5のコネクタ装置により説明する。
【0003】図4(A)は正面部分断面図、同図(B)
は側断面図、図5は分解斜視図である。
【0004】同図において、1は前後に開口部を有する
絶縁樹脂製の箱形ハウジングで、その前後周囲壁2,
2′の中間には、仕切壁3が設けられている。そして、
この仕切壁3には所定のピッチで複数個のコネクタピン
4が貫通植設され、その後端部4′はハウジング1の後
方開口部から後ろに突出している。
【0005】また、ハウジングの仕切壁3の後方周囲壁
2′内には、金属板製皿状シャーシ5が、その底面6を
仕切壁3に重ねてはめられており、この皿状シャーシ
は、底面6にコネクタピン4が接触しないで貫通するよ
うに複数個の小孔7があけられると共に、後方には、所
定高さの全周壁部8およびハウジングの後方周囲壁2′
よりも突出した両端の接続端子9が一体に設けられてい
る。
【0006】10は厚さ方向に貫通する孔11を有して
円板状に形成された磁器材料製の複数の貫通コンデンサ
であり、前記皿状シャーシ5の底面の小孔7毎に、コネ
クタピン4に孔11を貫通させ、かつ、シャーシ底面6
上に固着されている。
【0007】このコンデンサ10は、図6に示すよう
に、円板状に形成された磁器基板の片面の外周との間に
ギャップを残して孔11の周りに上部電極11aを設け
ると共に、他面には孔11との間にギャップを残して下
部電極11bを設けた構成となっており、前記皿状シャ
ーシの底面6に対して下部電極11bを、コネクタピン
4に対して上部電極11aを半田付けして、それぞれ導
通固定されている。
【0008】また、12は絶縁性強磁性体材料から成る
フェライトコアであり、コネクタピン4の後端部4′に
中央孔13を貫通させてはめ込まれ、各円板状貫通コン
デンサ10の半田付け部の上にのせられている。
【0009】そして、14は上記円板状貫通コンデンサ
10およびその半田付け部を保護するために、皿状シャ
ーシ5の後方壁部8の内側に充填硬化された絶縁樹脂で
あり、同時にフェライトコアを固定する役目もしてい
る。
【0010】更に、15は金属製のシールドケースで、
中央の箱形部16、周囲に広がったフランジ部17およ
び下方のシールド端子部18から成っている。そして、
この箱形部16を、図4(A)に示すように、円板状貫
通コンデンサ10および円筒状フェライトコア12を固
着したハウジング1後方から被せ、コネクタピンの後端
部4′を底面19に設けた孔20から導出させると共
に、前記皿状シャーシ5の後方両端から延ばされた接続
用端子9を底面孔20の端部に通して半田付けしてい
る。従って、シールドケース15を接地すると皿状シャ
ーシ5も接地される。
【0011】このようにして組立てられたコネクタ装置
は、図4(B)に矢印で示すように、コネクタピンの後
端部4′を下方に折曲げた後、図7に示すように、電子
回路ユニットのプリント基板21に半田付けして取付け
られる。
【0012】この後、シールドケース15の周囲に広が
ったフランジ部17に設けられた凸部17′が、電子回
路ユニットの金属板製シールドパック22の前面板23
に押付けられて接触導通すると共に、下方のシールド端
子18は、プリント基板21に半田付け導通され、更に
下方に延びてシールドパック22の下面に半田付けして
完全接地されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成のコネ
クタ装置では、コネクタ部のシールドおよびフィルタと
しての貫通コンデンサ10を接地するための部品である
皿状シャーシ5とシールドケース15が、複雑な形状で
あるため部品加工費が高くなると共に、これらの部品の
組込み・半田付け等組立て工数も多くかかり、全体とし
てコスト高になっていた。
【0014】また、貫通コンデンサ10の半田付け部分
が、ハウジング1後方周囲壁内に収められた皿状シャー
シ5の底面部6であるため、半田付け作業が難しいと共
に、その接合状態を外部から確認し難いという課題があ
った。
【0015】本発明はこのような従来の課題を解決する
もので、優れたシールド機能とノイズフィルタ機能を有
する安価なコネクタ装置を提供することを目的とするも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、皿状シャーシとシールドケースの機能であ
るコネクタ部のシールドと貫通コンデンサを接地する機
能を、絶縁樹脂製箱形ハウジング底面外側に重ねて取付
けた一枚の金属板製シールド板で果たせるようにしよう
とするものである。
【0017】
【作用】したがって本発明によれば、それぞれ金属板を
箱形に折曲げ加工していた皿状シャーシとシールドケー
スを、一枚の金属板だけにすることができるので、部品
加工費が安価になると共に、両者を半田付け導通する必
要もなくなり、また、貫通コンデンサの半田付けが容易
で、その接合状態を容易に確認できるものである。
【0018】
【実施例】本発明のコネクタ装置の一実施例を、図1
(A),(B)および図2により説明する。図1(A)
は正面部分断面図、同(B)は側断面図、図2は分解斜
視図である。
【0019】同図において、31は前面に開口部を有す
る絶縁樹脂製の箱形ハウジングで、その底面壁32には
複数個のコネクタピン33が所定のピッチで貫通植設さ
れ、その後端部33′が垂直に後方へ伸びている。
【0020】そして、このハウジング31の底面外側の
四隅には、ハウジングの成形樹脂から一体に形成された
細径の円形ピン34が立てられると共に、この円形ピン
34を丸孔35に通すことにより位置決めされた金属製
シールド板36が、ハウジング底面壁32の外側に重ね
て配されている。
【0021】このシールド板36は、上記コネクタピン
33を接触しないで貫通させる複数個の小孔37があけ
られると共に、その周辺部がハウジング31の外周より
も外方に広がり、フランジ部38およびシールド端子部
39を形成している。
【0022】また、シールド板36の後ろ側表面には、
従来技術と同様に、上下に電極40,41を有する複数
個の円板状貫通コンデンサ42が、その上部電極40を
各コネクタピン33に、下部電極41をシールド板の小
孔37の周囲に半田付けすることにより導通固定され、
シールド板36が複数個の貫通コンデンサ42に対する
共通電極となっている。
【0023】そして、この半田付け固定された複数個の
貫通コンデンサ42の周囲を囲むように枠体43が配さ
れている。これは、前後方向が貫通した中空の枠体で、
ハウジング底面からシールド板の丸孔35を貫通して後
方に突出した円形ピン34を、その内側四隅の嵌合孔4
4に圧入させることにより取付けられるが、この嵌合孔
44の内方向に開放部45を設けて圧入を容易にすると
共に、その前方端面46はシールド板36の後ろ表面に
隙間なく接するよう平坦になっている。
【0024】この後、各円板状貫通コンデンサ42の半
田付け部の上に絶縁性強磁性体材料から成る円筒状フェ
ライトコア47が、その貫通孔48にコネクタピン33
を貫通させてはめ込まれた後、枠体43内に樹脂49が
充填硬化されて、円板状貫通コンデンサ42およびその
半田付け部を保護すると共に、円筒状フェライトコア4
7を固定することは従来技術と同様であるが、樹脂49
は開放部45から嵌合孔44内にも流入して円形ピン3
4も固定する。
【0025】このようにして組立てられたコネクタ装置
を、図1(B)に矢印で示すように、コネクタピンの後
端部33′を下方に折曲げた後、図3に示すように、電
子回路ユニットのプリント基板50に半田付けして取付
けられる。
【0026】この後、シールド板36の周囲に広がった
フランジ部38に設けられた突部51が、電子回路ユニ
ットのシールドパック52の前面板53に押付けられて
接触導通すると共に、下方のシールド端子39がプリン
ト基板50に半田付けされ、更に下方に延びてシールド
パック52の下面に半田付けされることも従来技術と同
様である。
【0027】
【発明の効果】本発明のコネクタ装置は上記実施例によ
り明らかなように、電子回路ユニットに装着した状態に
おけるシールド性能とノイズフィルタ機能は従来のコネ
クタ装置の場合と同等でありながら、 (1)それぞれ金属板を箱形に折曲げ加工していた皿状
シャーシとシールドケースを、一枚の金属板だけにする
ことができるので、金属板材料の必要量が大巾に少なく
なると共に、部品加工費用および部品金型費も大巾に削
減できる。
【0028】(2)ハウジングと後部の枠体とを別個に
するため組合せの工数は多くなるが、皿状シャーシとシ
ールドケースを組込む作業はシールド板のみでよくな
り、また、皿状シャーシとシールドケースを半田付け導
通させる必要がないので、組立て費用も削減できる。
【0029】(3)コネクタピンおよびシールド板に対
する貫通コンデンサの半田付け接合部分がオープンな状
態なので、半田付け作業が容易であると共に、その接合
状態を確認し易い。 などの有用な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明のコネクタ装置の実施例の正面部
分断面図 (B)同側断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】同電子回路ユニットに装着した状態の側面部分
断面図
【図4】(A)従来のコネクタ装置の正面部分断面図 (B)同側断面図
【図5】同分解斜視図
【図6】(A)同要部である貫通コンデンサの上面図 (B)同要部である貫通コンデンサの側断面図 (C)同要部である貫通コンデンサの下面図
【図7】同電子回路ユニットに装置した状態の側面部分
断面図
【符号の説明】
31 絶縁樹脂製箱形ハウジング 32 底面壁 33 コネクタピン 34 円形ピン 36 シールド板 39 シールド端子 42 貫通コンデンサ 43 枠体 44 嵌合孔 47 フェライトコア 49 充填樹脂 50 プリント基板 52 シールドパック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面開口部を有する絶縁樹脂製箱形ハウジ
    ングと、ハウジング底面壁に貫通植設された複数個のコ
    ネクタピンと、ハウジング底面外側の四隅に立てられた
    円形ピンをガイドとして底面外側に重ねて配され、コネ
    クタピンを接触しないで貫通させる小孔があけられると
    共に、その周辺部がハウジング外周よりも外方に広がっ
    た金属製シールド板と、各コネクタピンとシールド板の
    後ろ側表面の小孔の周囲とにその上下面を半田付け固定
    された円板状の貫通コンデンサと、この複数個の貫通コ
    ンデンサの周囲を囲うようにシールド板の後ろ側表面に
    接して設けられた枠体と、この枠体内に充填硬化された
    樹脂とから成るコネクタ装置。
  2. 【請求項2】ハウジング底面外側からシールド板の後方
    に突出した円形ピンを、枠体の内側に圧入状態で収容し
    た請求項1記載のコネクタ装置。
  3. 【請求項3】シールド板と各コネクタピンの間に半田付
    け固定された貫通コンデンサの後方に、円筒状フェライ
    トコアをはめ込み充填樹脂で固定した請求項1または2
    記載のコネクタ装置。
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