JPH0778658A - ローパスフィルタ内蔵コネクタ - Google Patents
ローパスフィルタ内蔵コネクタInfo
- Publication number
- JPH0778658A JPH0778658A JP5224703A JP22470393A JPH0778658A JP H0778658 A JPH0778658 A JP H0778658A JP 5224703 A JP5224703 A JP 5224703A JP 22470393 A JP22470393 A JP 22470393A JP H0778658 A JPH0778658 A JP H0778658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- pass filter
- low
- contact
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝送信号中のノイズを除去できるコネクタを
提供する。 【構成】 プラグコネクタ1内に収容したフェライト磁
心7とプリント基板8,9並びに前部絶縁体4と後部絶
縁体5に、夫々コンタクト保持孔を開設し、コンタクト
保持孔にプラグコンタクト11,11,…を挿通する。
プリント基板8,9に、フィルタ回路パターンを形成
し、回路パターン上にチップコンデンサ13,13,…
を搭載する。プリント基板8,9に挿通したプラグコン
タクト11,11,…をこの回路にはんだ付けすること
により、フェライト磁心7によって発生したインダクタ
ンスとチップコンデンサ13,13,…によるローパス
フィルタ回路が構成される。チップコンデンサ13,1
3,…の容量によって各線路に個別のカットオフ周波数
を設定できる。
提供する。 【構成】 プラグコネクタ1内に収容したフェライト磁
心7とプリント基板8,9並びに前部絶縁体4と後部絶
縁体5に、夫々コンタクト保持孔を開設し、コンタクト
保持孔にプラグコンタクト11,11,…を挿通する。
プリント基板8,9に、フィルタ回路パターンを形成
し、回路パターン上にチップコンデンサ13,13,…
を搭載する。プリント基板8,9に挿通したプラグコン
タクト11,11,…をこの回路にはんだ付けすること
により、フェライト磁心7によって発生したインダクタ
ンスとチップコンデンサ13,13,…によるローパス
フィルタ回路が構成される。チップコンデンサ13,1
3,…の容量によって各線路に個別のカットオフ周波数
を設定できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気信号を中継する
コネクタに関するものであり、特に、ノイズ除去用ロー
パスフィルタを一体的に内蔵したローパスフィルタ内蔵
コネクタに関するものである。
コネクタに関するものであり、特に、ノイズ除去用ロー
パスフィルタを一体的に内蔵したローパスフィルタ内蔵
コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CRTやプリンタ等のコンピュー
タ関連機器とコンピュータとの接続には、両端にDSUB
コネクタやリボンコネクタ或いはDINコネクタ等を設
けた接続ケーブルが使用されている。そして、信号に重
畳されるディジタルノイズ等の高周波ノイズを除去し
て、ノイズの輻射や信号伝送に及ぼす悪影響を軽減する
ために、接続ケーブルの両端部位に高周波ノイズ除去用
のフェライトリングコアを被装してノイズ対策を施した
ものが知られている。
タ関連機器とコンピュータとの接続には、両端にDSUB
コネクタやリボンコネクタ或いはDINコネクタ等を設
けた接続ケーブルが使用されている。そして、信号に重
畳されるディジタルノイズ等の高周波ノイズを除去し
て、ノイズの輻射や信号伝送に及ぼす悪影響を軽減する
ために、接続ケーブルの両端部位に高周波ノイズ除去用
のフェライトリングコアを被装してノイズ対策を施した
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】両端にコネクタを設け
た多芯接続ケーブルの外部被覆にフェライトリングコア
を被装してノイズ対策を行った接続ケーブルは、心線と
フェライトリングコアとの間隔が大きいため、信号線路
上のノイズの除去効果が低い。従って、例えば、コンピ
ュータからCRTへ出力されるRGB信号中に重畳され
たコンピュータのクロック信号、及びクロック信号によ
って発生する整数倍の高調波ノイズ等が十分に除去され
ないため、CRTのRGB増幅回路にて混変調によるビ
ート障害が発生して画質の低下を招く等の問題を生じる
ことがある。
た多芯接続ケーブルの外部被覆にフェライトリングコア
を被装してノイズ対策を行った接続ケーブルは、心線と
フェライトリングコアとの間隔が大きいため、信号線路
上のノイズの除去効果が低い。従って、例えば、コンピ
ュータからCRTへ出力されるRGB信号中に重畳され
たコンピュータのクロック信号、及びクロック信号によ
って発生する整数倍の高調波ノイズ等が十分に除去され
ないため、CRTのRGB増幅回路にて混変調によるビ
ート障害が発生して画質の低下を招く等の問題を生じる
ことがある。
【0004】そこで、ディジタル機器等の接続に使用さ
れる接続ケーブルの信号ノイズ除去効果を向上し、ノイ
ズに起因する障害を防止するために解決すべき技術的課
題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決するこ
とを目的とする。
れる接続ケーブルの信号ノイズ除去効果を向上し、ノイ
ズに起因する障害を防止するために解決すべき技術的課
題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するために、絶縁体にてコンタクトを保持したコネク
タに於て、フェライト磁心並びに回路基板に夫々コンタ
クトの保持孔を開穿して前記コンタクトを挿通し、前記
回路基板上にコンデンサを搭載して前記コンタクトに接
続し、前記コンデンサと前記フェライト磁心とによって
信号線路のローパスフィルタを構成し、前記フェライト
磁心並びに回路基板に樹脂モールドボディ或いはコネク
タシェルを外装して形成したことを特徴とするローパス
フィルタ内蔵コネクタを提案するものである。
決するために、絶縁体にてコンタクトを保持したコネク
タに於て、フェライト磁心並びに回路基板に夫々コンタ
クトの保持孔を開穿して前記コンタクトを挿通し、前記
回路基板上にコンデンサを搭載して前記コンタクトに接
続し、前記コンデンサと前記フェライト磁心とによって
信号線路のローパスフィルタを構成し、前記フェライト
磁心並びに回路基板に樹脂モールドボディ或いはコネク
タシェルを外装して形成したことを特徴とするローパス
フィルタ内蔵コネクタを提案するものである。
【0006】
【作用】コネクタのボディ内に収容された板状のフェラ
イト磁心にはコネクタのコンタクトの配列に応じたコン
タクト保持孔が開設されており、各コンタクトがこのコ
ンタクト保持孔に挿通されてフェライト磁心の前後に突
出している。コンタクトの前部は他のコネクタに嵌合さ
れる接点部であり、後部はケーブルが接続される端子部
である。コンタクトがフェライト磁心を貫通することに
よりコンタクトの挿通部位のインダクタンスが増加し、
等価的に線路へインダクタンス素子が挿入されたことに
なる。
イト磁心にはコネクタのコンタクトの配列に応じたコン
タクト保持孔が開設されており、各コンタクトがこのコ
ンタクト保持孔に挿通されてフェライト磁心の前後に突
出している。コンタクトの前部は他のコネクタに嵌合さ
れる接点部であり、後部はケーブルが接続される端子部
である。コンタクトがフェライト磁心を貫通することに
よりコンタクトの挿通部位のインダクタンスが増加し、
等価的に線路へインダクタンス素子が挿入されたことに
なる。
【0007】フェライト磁心の片面或いは両面に配設し
たフィルタ回路にはコンデンサが搭載され、フィルタ回
路はコンタクトに接続されてフェライト磁心とともにロ
ーパスフィルタを構成する。被接続機器からコンタクト
へ流れる信号はローパスフィルタにより高域をカットさ
れて接続ケーブルへ流れる。コンデンサの容量を適宜設
定することにより、各線路の伝送帯域に応じたローパス
フィルタを構成することができる。
たフィルタ回路にはコンデンサが搭載され、フィルタ回
路はコンタクトに接続されてフェライト磁心とともにロ
ーパスフィルタを構成する。被接続機器からコンタクト
へ流れる信号はローパスフィルタにより高域をカットさ
れて接続ケーブルへ流れる。コンデンサの容量を適宜設
定することにより、各線路の伝送帯域に応じたローパス
フィルタを構成することができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図に従って詳述
する。図1は、15ピン角形プラグコネクタ1を示し、
2,3は金属製のコネクタシェルである。前部(同図
(b)において上方)のコネクタシェル2の嵌合部2a
は、同図(a)に示すようにの前面から見て台形に形成
され、後部のコネクタシェル3内には絶縁体4,5が収
納されている。通常は一体成形される絶縁体は、前部絶
縁体4と後部絶縁体5とに2分割され、前部絶縁体4と
後部絶縁体5との間にローパスフィルタ6が配設されて
いる。
する。図1は、15ピン角形プラグコネクタ1を示し、
2,3は金属製のコネクタシェルである。前部(同図
(b)において上方)のコネクタシェル2の嵌合部2a
は、同図(a)に示すようにの前面から見て台形に形成
され、後部のコネクタシェル3内には絶縁体4,5が収
納されている。通常は一体成形される絶縁体は、前部絶
縁体4と後部絶縁体5とに2分割され、前部絶縁体4と
後部絶縁体5との間にローパスフィルタ6が配設されて
いる。
【0009】ローパスフィルタ6は、板状のフェライト
磁心7とその前後両面に配置したプリント基板8,9と
からなり、フェライト磁心7とプリント基板8,9並び
に前部絶縁体4と後部絶縁体5には、夫々同図(a)に
示すように一列5個のコンタクト保持孔10,10,…
を三列開設し、このコンタクト保持孔10,10,…に
プラグコンタクト11,11,…が挿通されている。プ
ラグコンタクト11,11,…は中間部よりも後方にフ
ランジ12,12,…を設け、プラグコンタクト11,
11,…の前方からローパスフィルタ6と前部絶縁体4
とを挿通し、後方から後部絶縁体5を挿通することによ
り、フランジ12,12,…を挟持してプラグコンタク
ト11,11,…を固定している。
磁心7とその前後両面に配置したプリント基板8,9と
からなり、フェライト磁心7とプリント基板8,9並び
に前部絶縁体4と後部絶縁体5には、夫々同図(a)に
示すように一列5個のコンタクト保持孔10,10,…
を三列開設し、このコンタクト保持孔10,10,…に
プラグコンタクト11,11,…が挿通されている。プ
ラグコンタクト11,11,…は中間部よりも後方にフ
ランジ12,12,…を設け、プラグコンタクト11,
11,…の前方からローパスフィルタ6と前部絶縁体4
とを挿通し、後方から後部絶縁体5を挿通することによ
り、フランジ12,12,…を挟持してプラグコンタク
ト11,11,…を固定している。
【0010】各プラグコンタクト11,11,…がフェ
ライト磁心7を貫通することにより、プラグコンタクト
11,11,…のインダクタンスは、フェライト磁心7
の透磁率μに応じて増大し、例えば、厚さt=4mmの
フェライト磁心7を貫通させることによりプラグコンタ
クト11,11,…の貫通部位のインダクタンスが、例
えば200倍程度に増大する。そして、+側コンタクト
と−側コンタクトとの間にコンデンサを介装することに
より、フェライト磁心7によって増大したインダクタン
スと、コンデンサの値に応じたカットオフ周波数のロー
パスフィルタ回路を構成できることになる。
ライト磁心7を貫通することにより、プラグコンタクト
11,11,…のインダクタンスは、フェライト磁心7
の透磁率μに応じて増大し、例えば、厚さt=4mmの
フェライト磁心7を貫通させることによりプラグコンタ
クト11,11,…の貫通部位のインダクタンスが、例
えば200倍程度に増大する。そして、+側コンタクト
と−側コンタクトとの間にコンデンサを介装することに
より、フェライト磁心7によって増大したインダクタン
スと、コンデンサの値に応じたカットオフ周波数のロー
パスフィルタ回路を構成できることになる。
【0011】よって、フェライト磁心7の前後に配設し
たプリント基板8,9に、例えば図2に示すような回路
パターンPを形成し、回路パターンP上にチップコンデ
ンサ13,13,…を搭載するとともに、プリント基板
8,9に挿通したプラグコンタクト11,11,…とこ
の回路パターンPとをはんだ付けすることによってチッ
プコンデンサ13,13,…とフェライト磁心7とから
なる各伝送系のローパスフィルタ回路が構成される。図
3にこのローパスフィルタ回路の等価回路を示す。
たプリント基板8,9に、例えば図2に示すような回路
パターンPを形成し、回路パターンP上にチップコンデ
ンサ13,13,…を搭載するとともに、プリント基板
8,9に挿通したプラグコンタクト11,11,…とこ
の回路パターンPとをはんだ付けすることによってチッ
プコンデンサ13,13,…とフェライト磁心7とから
なる各伝送系のローパスフィルタ回路が構成される。図
3にこのローパスフィルタ回路の等価回路を示す。
【0012】図3に示すローパスフィルタ回路のインダ
クタンスLK 並びにキャパシタンスCK は以下の式で求
められる。 2LK = Z0 /πfC …… 1式 CK =1/ω・Z0 …… 2式 ここで、Z0 =伝送インピーダンス、ω=角周波数であ
る。
クタンスLK 並びにキャパシタンスCK は以下の式で求
められる。 2LK = Z0 /πfC …… 1式 CK =1/ω・Z0 …… 2式 ここで、Z0 =伝送インピーダンス、ω=角周波数であ
る。
【0013】例えば、RGB信号(30Hz〜6MH
z)の線路のカットオフ周波数を10MHzとしてコン
ピュータからリークされるクロック信号(例えば20M
Hz)等のノイズをカットする場合は、ビデオ信号系の
同軸線路の伝送インピーダンスZ0 が75Ωであるか
ら、インダクタンスLK 並びにキャパシタンスCK は LK =75/(3.14×10×106 ×2) =1.19×10-6 =1.19μH CK =1/(2×3.14×10×106 ×75) =(1/4710)×10-6 =212pF となる。
z)の線路のカットオフ周波数を10MHzとしてコン
ピュータからリークされるクロック信号(例えば20M
Hz)等のノイズをカットする場合は、ビデオ信号系の
同軸線路の伝送インピーダンスZ0 が75Ωであるか
ら、インダクタンスLK 並びにキャパシタンスCK は LK =75/(3.14×10×106 ×2) =1.19×10-6 =1.19μH CK =1/(2×3.14×10×106 ×75) =(1/4710)×10-6 =212pF となる。
【0014】ここで、当該プラグコネクタ1のフェライ
ト磁心7の板厚によってインダクタンスLK は予め決定
されるから、例えば、LK =1μHの場合は、CK ≒2
50pFとなるが、之等の値は特性誤差を考慮してフィ
ルタ特性の実測結果によって決定すべきである。そし
て、RGB信号線路と同様にしてオーディオ信号線路、
コントロール信号線路及び電源線路等のカットオフ周波
数を夫々任意に設定することができる。
ト磁心7の板厚によってインダクタンスLK は予め決定
されるから、例えば、LK =1μHの場合は、CK ≒2
50pFとなるが、之等の値は特性誤差を考慮してフィ
ルタ特性の実測結果によって決定すべきである。そし
て、RGB信号線路と同様にしてオーディオ信号線路、
コントロール信号線路及び電源線路等のカットオフ周波
数を夫々任意に設定することができる。
【0015】図4はコネクタの他の実施例を示し、この
15ピン角形プラグコネクタ14は、フェライト磁心1
5の両面に、図2に示した回路パターンP,Pを形成
し、この回路パターンP,Pにチップコンデンサ13,
13,…を搭載してローパスフィルタ16を形成したも
のであり、図1のローパスフィルタ6よりも部品点数を
削減することができる。
15ピン角形プラグコネクタ14は、フェライト磁心1
5の両面に、図2に示した回路パターンP,Pを形成
し、この回路パターンP,Pにチップコンデンサ13,
13,…を搭載してローパスフィルタ16を形成したも
のであり、図1のローパスフィルタ6よりも部品点数を
削減することができる。
【0016】また、図示は省略するが、上述したプラグ
コネクタに対応するソケットコネクタにもプラグコネク
タと同様にローパスフィルタを内蔵させてもよい。更
に、この発明は上記一実施例における角形コネクタに限
定されるものではなく、DINコネクタやリボンコネク
タ等種々のコネクタに適用することができ、この発明が
それらのものに及ぶことは当然である。
コネクタに対応するソケットコネクタにもプラグコネク
タと同様にローパスフィルタを内蔵させてもよい。更
に、この発明は上記一実施例における角形コネクタに限
定されるものではなく、DINコネクタやリボンコネク
タ等種々のコネクタに適用することができ、この発明が
それらのものに及ぶことは当然である。
【0017】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例において詳述
したように、フェライト磁心にコンタクトの保持孔を開
穿してコンタクトを挿通し、フェライト磁心とコンデン
サとによってローパスフィルタ回路を構成したので、ケ
ーブルの外部被覆にフェライトリングコアを装着してノ
イズ対策を施した従来の接続ケーブルに比較して、ノイ
ズ除去性能が著しく向上する。また、各コンタクトに接
続されるコンデンサの容量によって各線路に対して夫々
適切なカットオフ周波数を設定することにより、ノイズ
除去効果を最大限に発揮させることができるとともに、
多芯ケーブルの芯線間の誘導ノイズを可及的に減少させ
ることができ、伝送精度の向上に寄与できる。また、従
来のノイズ対策用の大型のフェライトリングコアを廃止
することによってケーブルの重量も軽量化され、ケーブ
ルの取扱いが容易となる等諸種の効果を発揮する。
したように、フェライト磁心にコンタクトの保持孔を開
穿してコンタクトを挿通し、フェライト磁心とコンデン
サとによってローパスフィルタ回路を構成したので、ケ
ーブルの外部被覆にフェライトリングコアを装着してノ
イズ対策を施した従来の接続ケーブルに比較して、ノイ
ズ除去性能が著しく向上する。また、各コンタクトに接
続されるコンデンサの容量によって各線路に対して夫々
適切なカットオフ周波数を設定することにより、ノイズ
除去効果を最大限に発揮させることができるとともに、
多芯ケーブルの芯線間の誘導ノイズを可及的に減少させ
ることができ、伝送精度の向上に寄与できる。また、従
来のノイズ対策用の大型のフェライトリングコアを廃止
することによってケーブルの重量も軽量化され、ケーブ
ルの取扱いが容易となる等諸種の効果を発揮する。
【図1】本発明の一実施例の角形プラグコネクタを示
し、(a)は正面図、(b)は水平断面を示す正面図。
し、(a)は正面図、(b)は水平断面を示す正面図。
【図2】角形プラグコネクタに内蔵されるプリント基板
の正面図。
の正面図。
【図3】角形プラグコネクタのローパスフィルタの等価
回路図。
回路図。
【図4】本発明の他の実施例を示し、角形プラグコネク
タの水平断面を示す正面図。
タの水平断面を示す正面図。
1,14 15ピン角形プラグコネクタ 2,3 コネクタシェル 4,5 絶縁体 6,16 ローパスフィルタ 7,15 フェライト磁心 8,9 プリント基板 10 コンタクト保持孔 11 プラグコンタクト 12 フランジ 13 チップコンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁体にてコンタクトを保持したコネク
タに於て、フェライト磁心にコンタクトの保持孔を開穿
して前記コンタクトを挿通し、前記フェライト磁心の片
面或いは両面にフィルタ回路を配設し、該フィルタ回路
にコンデンサを搭載して前記コンタクトに接続し、前記
コンデンサと前記フェライト磁心とによって信号線路の
ローパスフィルタを構成するとともに、前記フェライト
磁心及びフィルタ回路にコネクタボディを外装して形成
したことを特徴とするローパスフィルタ内蔵コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224703A JPH0778658A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | ローパスフィルタ内蔵コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5224703A JPH0778658A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | ローパスフィルタ内蔵コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0778658A true JPH0778658A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16817925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5224703A Pending JPH0778658A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | ローパスフィルタ内蔵コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0778658A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005019009A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 表面実装型電子部品およびそれを用いた電子回路装置 |
US7497597B2 (en) | 2004-01-19 | 2009-03-03 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Light emitting apparatus |
CN105811180A (zh) * | 2014-12-30 | 2016-07-27 | 联想(上海)信息技术有限公司 | 抑制堆叠式接口的电磁杂讯的结构和电子设备 |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP5224703A patent/JPH0778658A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005019009A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 表面実装型電子部品およびそれを用いた電子回路装置 |
US7497597B2 (en) | 2004-01-19 | 2009-03-03 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Light emitting apparatus |
CN105811180A (zh) * | 2014-12-30 | 2016-07-27 | 联想(上海)信息技术有限公司 | 抑制堆叠式接口的电磁杂讯的结构和电子设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4407552A (en) | Connector unit | |
US4829432A (en) | Apparatus for shielding an electrical circuit from electromagnetic interference | |
US4126840A (en) | Filter connector | |
US5304964A (en) | Electrical connector incorporating ground shield spacer | |
US20110053418A1 (en) | Modular jack with two-piece housing and insert | |
JPS6343872B2 (ja) | ||
US4622527A (en) | Isolation of RF signals in a RF shield aperture | |
JPH0778658A (ja) | ローパスフィルタ内蔵コネクタ | |
JPH066101A (ja) | 通過帯域ろ波器取付基板 | |
JP2948914B2 (ja) | 電気コネクタと印刷回路板 | |
JP2004336036A (ja) | 装置エンクロージャ部分における低周波伝送線路からの電磁妨害雑音のフィルタリング | |
JPH06101661B2 (ja) | 弾性表面波フィルタ | |
JPH0676887A (ja) | コネクタ装置 | |
JPH012272A (ja) | ワイヤ−ハ−ネス中継用雑音防止コネクタ | |
JPS58123201A (ja) | マイクロ波回路の遮蔽構造 | |
KR100868928B1 (ko) | 전자 방사를 감소시키는 방법 및 장치 | |
JP2592561Y2 (ja) | フィルタコネクタ | |
JP3490295B2 (ja) | 高周波信号処理装置 | |
JPH0676886A (ja) | コネクタ装置 | |
JPS6236360Y2 (ja) | ||
JPH08148875A (ja) | 回路基板のシールド装置 | |
KR100595291B1 (ko) | 커넥터 어셈블리 | |
JP3221157B2 (ja) | 端 子 | |
JPH02161798A (ja) | 電子機器 | |
JP3629937B2 (ja) | 電磁遮蔽構造およびそれを用いた電子装置 |