JPH0676784A - イオン注入制御装置 - Google Patents

イオン注入制御装置

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JPH0676784A
JPH0676784A JP4227372A JP22737292A JPH0676784A JP H0676784 A JPH0676784 A JP H0676784A JP 4227372 A JP4227372 A JP 4227372A JP 22737292 A JP22737292 A JP 22737292A JP H0676784 A JPH0676784 A JP H0676784A
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JP
Japan
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communication
operation data
processing devices
ion implantation
communication protocol
Prior art date
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Pending
Application number
JP4227372A
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English (en)
Inventor
Takao Matsumoto
貴雄 松本
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 イオン注入制御装置は、動作データを送受信
する特殊コントローラ1やパーソナルコンピュータ4等
の処理装置が、処理装置からアクセス可能に動作データ
を記憶し、所定の通信規約に変換して動作データを送受
信する通信規約統合装置5を介して光ループバスの通信
形態に接続されたものである。 【効果】 光ループバスの通信形態に接続された各処理
装置が同一の通信規約によって動作データを送受信する
ようになっているため、各処理装置間における動作デー
タの送信から受信までの手順が簡単化され、全ての処理
装置間の通信が短時間で完了すると共に、処理装置の増
設および削除を通信規約統合装置5によって容易に行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン注入装置に装備
されたコントローラや端末装置を制御および監視するイ
オン注入制御装置に関するものであり、詳細には、各コ
ントローラや端末装置の動作データを各処理装置がリア
ルタイムに確認することができるイオン注入制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】イオン注入装置は、イオン源から引き出
されたイオンを質量分析器によって特定のイオン種から
なるイオンビームとし、このイオンビームをイオン照射
対象物へ照射することによってイオン照射対象物に不純
物を注入するものであり、不純物を均一に注入させるた
め、イオン注入制御装置によって注入状態が監視および
制御されるようになっている。
【0003】従来、上記のイオン注入制御装置は、図3
に示すように、各機器の動作状態を注入条件の変動に高
速に対応させて制御できることが望ましいため、所定の
仕事単位に機器を制御する特殊コントローラ52および
入出力機器を制御する端末装置53…を有しており、こ
れらの特殊コントローラ52および端末装置53…は、
メインコントローラ51によって集中して管理されるよ
うになっている。
【0004】この際、特殊コントローラ52は、注入条
件等の比較的に変更の多い動作データを扱うことから、
動作データのデータ構成を容易に変更できるように、メ
インコントローラ51との通信がRS232C等の一般
的な通信規約を用いて行われるようになっている。一
方、端末装置53…は、ON・OFF情報等の比較的に
変更の少ない動作データを扱うことから、メインコント
ローラ51との通信が例えば高速性を追求した特殊な通
信規約を用いて行われるようになっている。
【0005】また、イオン注入制御装置は、動作データ
を基に動作状況等を画面表示可能なパーソナルコンピュ
ータ54も有しており、パーソナルコンピュータ54
は、特殊コントローラ52および端末装置53…から動
作データを得るため、各動作データが集中するメインコ
ントローラ51に接続されている。そして、このパーソ
ナルコンピュータ54とメインコントローラ51との通
信は、パーソナルコンピュータ54が標準装備している
RS232C等の一般的な通信規約を用いて行われるよ
うになっている。
【0006】これにより、従来のイオン注入制御装置
は、装置や各装置間で送受信される動作データの特徴を
最も有効に利用した通信形態によって、動作データを送
受信するようになっているため、装置の改良や追加を容
易に行なえるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のイオン注入制御装置では、動作データがメインコン
トローラ51を中心として管理されていると共に、異な
る通信規約によって動作データが送受信されているた
め、下記の問題を有している。
【0008】即ち、従来のイオン注入制御装置は、例え
ば端末装置53…の動作データをパーソナルコンピュー
タ54に画面表示させる場合、端末装置53…の動作デ
ータを入出力ユニット55…を介してメインコントロー
ラ51へ送信し、通信規約を変換した後、パーソナルコ
ンピュータ54へ送信するという複雑な手順を要するこ
とになっている。従って、通信を行う装置間によって
は、通信に長時間を要することになっていると共に、通
信途中でノイズの発生率が高いものになっており、この
長時間を要する通信および高いノイズの発生率は、各機
器の動作状態を注入条件の変動に高速に対応させて正確
に制御できることが望ましいイオン注入制御装置にとっ
て大きな問題になっている。
【0009】従って、本発明においては、装置の改良や
追加を容易に行なえると共に、動作データの通信に要す
る時間を短縮することができるイオン注入制御装置を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のイオン注入制御
装置は、上記課題を解決するために、動作データを送受
信する処理装置からなるものであり、下記の特徴を有し
ている。
【0011】即ち、上記各処理装置は、処理装置からア
クセス可能に動作データを記憶するデータ共有メモリ
と、上記データ共有メモリの動作データを所定の通信規
約に変換して送受信するプロトコル変換部とを有した通
信規約統合装置を介して光ループバスの通信形態に接続
されていることを特徴としている。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、イオン注入制御装置は、
光ループバスの通信形態に接続された各処理装置が同一
の通信規約によって動作データを送受信するようになっ
ているため、各処理装置間における動作データの送信か
ら受信までの手順が簡単化され、全ての処理装置間の通
信が短時間で完了することになっていると共に、パーソ
ナルコンピュータ等の処理装置の増設および削除を通信
規約統合装置によって容易に行うことが可能になってい
る。さらに、光ループバスを移動する動作データが光信
号の信号形態になっているため、ノイズの発生率を低減
させることも可能になっている。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1および図2に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
【0014】本実施例に係るイオン注入制御装置は、図
1に示すように、真空コントローラや加速コントロー
ラ、マスコントローラ等の特殊コントローラ1(処理装
置)と、電源のON・OFF等を行う端末装置2…(処
理装置)と、上記の特殊コントローラ1および端末装置
2…を管理するメインコントローラ3(処理装置)と、
装置の動作状況等を表示可能なパーソナルコンピュータ
4(処理装置)とを有している。
【0015】上記の特殊コントローラ1およびパーソナ
ルコンピュータ4は、例えばRS232C等の一般的な
通信規約に従って動作データを送受信するようになって
おり、端末装置2…は、例えば通信の高速性を追求した
特殊な通信規約に従って動作データを送受信するように
なっている。また、メインコントローラ3は、上記の特
殊コントローラ1やパーソナルコンピュータ4が有する
例えばRS232C等の一般的な通信規約に従って動作
データを送受信するようになっていると共に、端末装置
2…が有する特殊な通信規約に従って動作データを送受
信するようになっている。
【0016】また、上記の特殊コントローラ1、メイン
コントローラ3、パーソナルコンピュータ4、および端
末装置2…には、CPU−BUSに直結された外部拡張
バスが設けられており、この外部拡張バスには、図2に
示すように、通信規約統合装置5が接続されている。こ
の通信規約統合装置5は、データ共有メモリ5aとプロ
トコル変換部5bと光/電気変換部5cとを有してお
り、データ共有メモリ5aは、外部拡張バスを介して各
処理装置1・2・3・4のメモリの一部を構成し、各処
理装置1・2・3・4のCPUによってアクセス可能に
なっていると共に、プロトコル変換部5bによってアク
セス可能になっている。
【0017】また、プロトコル変換部5bは、データ共
有メモリ5aに記憶された動作データを通信規約統合装
置5の通信規約に変換して光/電気変換部5cに出力す
るようになっていると共に、光/電気変換部5cから通
信規約統合装置5の通信規約に従って入力された動作デ
ータをデータ共有メモリ部5aに記憶させるようになっ
ている。そして、光/電気変換部5cは、光ファイバー
ケーブル等の通信ケーブル6を着脱可能になっていると
共に、光信号と電気信号との変換を行うようになってい
る。尚、通信規約統合装置5の通信規約には、例えば半
2重ビットシリアル方式(伝送フォーマットHDLC)
が採用されている。
【0018】上記の構成において、イオン注入制御装置
の動作について説明する。
【0019】先ず、通信規約統合装置5が各処理装置1
・2・3・4に設けられることになる。この後、通信規
約統合装置5の光/電気変換部5cに通信ケーブル6が
接続されることによって、図1に示すように、各処理装
置1・2・3・4が光ループバスの通信形態となるよう
に接続されることになる。
【0020】次に、例えば特殊コントローラ1から動作
データが出力される場合、この動作データは、特殊コン
トローラ1の図示しないメモリから通信規約統合装置5
のデータ共有メモリ5aに転送されることになる。そし
て、このデータ共有メモリ5aに転送された動作データ
は、プロトコル変換部5bによって通信規約統合装置5
用の通信規約に変換された後、光/電気変換部5cに入
力され、この光/電気変換部5cによって電気信号から
光信号に変換されることになる。
【0021】光/電気変換部5cによって光信号に変換
された動作データは、通信ケーブル6を介して各処理装
置2・3・4に設けられた通信規約統合装置5の光/電
気変換部5cに入力されることになり、光/電気変換部
5cによって光信号から電気信号に変換された後、プロ
トコル変換部5bに入力されることになる。プロトコル
変換部5bは、通信規約統合装置5用の通信規約に従っ
たデータ群から動作データのみを取り出し、この動作デ
ータをデータ共有メモリ5aに記憶させることになる。
そして、各処理装置2・3・4は、データ共有メモリ5
aに記憶された動作データをそれぞれの動作に用いるこ
とになる。
【0022】このように、本実施例のイオン注入制御装
置は、光ループバスの通信形態に接続された各処理装置
1・2・3・4が同一の通信規約によって動作データを
送受信するようになっているため、各処理装置1・2・
3・4間における動作データの送信から受信までの手順
が簡単化され、全ての処理装置1・2・3・4間の通信
が短時間で完了することになっている。また、このイオ
ン注入制御装置は、動作データを光信号の信号形態にし
て通信ケーブル6中を移動させるため、ノイズの発生率
が低減されたものになっている。
【0023】さらに、イオン注入制御装置は、各処理装
置1・2・3・4の外部拡張バスに接続された通信規約
統合装置5が動作データを所定の通信規約に統一して各
処理装置1・2・3・4に送信するようになっているた
め、異なる通信規約を有する処理装置1・2・3・4の
増設および削除を通信規約統合装置5と通信ケーブル6
とによって容易に行うことが可能になり、結果として装
置の改良等を容易に行うことが可能になっている。
【0024】
【発明の効果】本発明のイオン注入制御装置は、以上の
ように、処理装置からアクセス可能に動作データを記憶
するデータ共有メモリと、上記データ共有メモリの動作
データを所定の通信規約に変換して送受信するプロトコ
ル変換部とを有した通信規約統合装置を介して光ループ
バスの通信形態に接続されている構成である。
【0025】これにより、光ループバスの通信形態に接
続された各処理装置が同一の通信規約によって動作デー
タを送受信するようになっているため、各処理装置間に
おける動作データの送信から受信までの手順が簡単化さ
れ、全ての処理装置間の通信が短時間で完了すると共
に、パーソナルコンピュータ等の処理装置の増設および
削除を通信規約統合装置によって容易に行うことが可能
である。また、光ループバスを移動する動作データが光
信号の信号形態になっているため、ノイズの発生率を低
減させることも可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイオン注入制御装置のブロック図であ
る。
【図2】通信規約統合装置のブロック図である。
【図3】従来例を示すものであり、イオン注入制御装置
のブロック図である。
【符号の説明】
1 特殊コントローラ(処理装置) 2 端末装置(処理装置) 3 メインコントローラ(処理装置) 4 パーソナルコンピュータ(処理装置) 5 通信規約統合装置 6 通信ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/265 H04B 10/20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動作データを送受信する処理装置からなる
    イオン注入制御装置において、 上記各処理装置は、処理装置からアクセス可能に動作デ
    ータを記憶するデータ共有メモリと、上記データ共有メ
    モリの動作データを所定の通信規約に変換して送受信す
    るプロトコル変換部とを有した通信規約統合装置を介し
    て光ループバスの通信形態に接続されていることを特徴
    とするイオン注入制御装置。
JP4227372A 1992-08-26 1992-08-26 イオン注入制御装置 Pending JPH0676784A (ja)

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JP4227372A JPH0676784A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 イオン注入制御装置

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