JPH06765U - インクリボンカセット - Google Patents
インクリボンカセットInfo
- Publication number
- JPH06765U JPH06765U JP4078592U JP4078592U JPH06765U JP H06765 U JPH06765 U JP H06765U JP 4078592 U JP4078592 U JP 4078592U JP 4078592 U JP4078592 U JP 4078592U JP H06765 U JPH06765 U JP H06765U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink ribbon
- ribbon cassette
- printer
- cassette
- carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 類似品または模造品との識別を簡単に行うこ
とができ、プリンタの仕様に合った適切なインクリボン
のみが使用されうるインクリボンカセットを提供する。 【構成】 プリンタのキャリッジに形成された合マーク
に対応する合マークが形成されてなるインクリボンカセ
ット。
とができ、プリンタの仕様に合った適切なインクリボン
のみが使用されうるインクリボンカセットを提供する。 【構成】 プリンタのキャリッジに形成された合マーク
に対応する合マークが形成されてなるインクリボンカセ
ット。
Description
【0001】
本考案はインクリボンカセットに関する。さらに詳しくは、類似品または模造 品との識別を簡単に行うことができるインクリボンカセットに関する。
【0002】
インクリボンを使用するプリンタにおいては、プリンタの仕様に合った適切な インクリボンのみが使用されうるように、リボンコアや取り付け構造をインクリ ボンの種類に固有のものとし、異なる種類の不適切なインクリボンの使用ができ ないようにしている。
【0003】
ところが、近年、性能が劣悪なインクリボンが、正規のインクリボンに使用さ れるものと同一の形状および寸法のカセットに収納されて市場に出回るようにな った。これらの劣悪なインクリボンカセットを使用すると、プリンタの正常な作 動が阻害される。たとえば、サーマルプリンタのばあいは、背面処理されていな いリボンを使用すると、サーマルヘッドがインクリボンに付着するスティック現 象が発生する。また、ドットプリンタのばあいには、使用されるインクリボンの インクには通常、ヘッドのピンの磨耗および腐食を防ぐ成分が含まれているが、 このような成分を含まないインクリボンが使用されると、ピンが短期間で磨耗し たり、腐食したりする。
【0004】 このような劣悪なインクリボンが用いられた模造カセットの使用を防止する方 法としては、リボンまたはカセット本体に電子的に読取り可能な識別情報を付与 し、プリンタがその情報を読み取って模造品と判定したばあいにプリンタの動作 を止めるものなどがある。しかし、そのようなプリンタにおいては、リボンやカ セットに識別情報を付与し、かつ、プリンタにその読取、判別などの機能を持た せなければならない。このように、従来の模造カセットの使用を防止する方法は 、製造工程の複雑化やコストアップにつながる欠点を有している。
【0005】 本考案は、前記従来技術の欠点に鑑み、簡単かつ確実な判別機能をインクリボ ンカセットに付与することにより、模造カセットの使用を排除し、プリンタの仕 様に合った適切なインクリボンのみが使用されうるインクリボンカセットを提供 することを目的とする。
【0006】
本考案により、インクリボンカセットを使用するプリンタのキャリッジに形成 された凸状または凹状の合マークに対応する凹状または凸状の合マークが形成さ れてなるインクリボンカセットが提供される。
【0007】
本考案のインクリボンカセットはプリンタのキャリッジに形成された合マーク に対応する合マークが形成されているので、プリンタの仕様に合った適切なイン クリボンのみが使用されうる。
【0008】
本考案の一実施例を図面を参照して、以下に説明する。
【0009】 図1は、本考案のインクリボンカセットとキャリッジとの係合を説明する説明 図である。図1においては、インクリボンカセット1には凹状の合マーク10が、 プリンタのキャリッジ2には、前記凹状の合マーク10と係合する凸状の合マーク 20がそれぞれ形成されている。これらの合マークはカセットケースまたはキャリ ッジ製造時に金型に加工を施すことにより簡単にカセットやキャリッジに形成す ることができる。このように、インクリボンカセットとキャリッジとのそれぞれ に互いに係合しあう合マークを形成すれば、たとえ、カセットの形状および寸法 が同一であっても、合マークのないカセットは、キャリッジに取り付けることが できない。このようにして、あるプリンタに対して、そのプリンタに適したイン クリボンを収容したカセットのみが使用されることになる。こうして、劣悪なイ ンクリボンが用いられた模造カセットが使用されプリンタの正常な作動が阻害さ れるということが防止できる。なお、カセットに形成される合マークは、キャリ ッジの対応する合マークとすき間なく係合するのが好ましいが、本明細書におけ る「対応する」という概念は、これ以外にも機械加工精度による多少のすき間を もって係合するばあいも含むものである。
【0010】 図1においては、インクリボンカセット1には凹状の、キャリッジ2には凸状 の合マークがそれぞれ形成されているが、これらを逆にすることも可能である。 しかし、インクリボンカセットのパッケージングなどを考慮すれば、図示される ようにインクリボンカセット1側に凹状の合マークを形成することが好ましい。
【0011】 図2は、凹状の合マーク10が底面に形成された、本考案のインクリボンカセッ ト1の概略底面図であり、図3は、キャリッジに形成された凸状の合マーク20の 斜視図である。合マーク10と20は互いに係合する。
【0012】 また、本考案においては、インクリボンカセットに設けられた1つの合マーク が凹状部分と凸状部分とを有するような構造であってもよく、そのばあいには、 それに対応して凸状部分と凹状部分とを有する合マークがキャリッジに形成され る。
【0013】 図1〜2においては、インクリボンカセット1とキャリッジ2に、図示された 形状の合マークがそれぞれ2個形成されているが、合マークの個数、形状および 形成位置は本考案においてとくに制限されるものではなく、適宜選定すればよい 。また、合マークの形状として商標を使用してもよい。
【0014】
本考案によれば、合マークを採用することによりプリンタの仕様に合った適切 なインクリボンのみが使用されうるので、プリンタの正常な作動が阻害されるこ とがない。
【図1】本考案のインクリボンカセットとキャリッジと
の係合を説明する説明図である。
の係合を説明する説明図である。
【図2】本考案のインクリボンカセットの概略底面図で
ある。
ある。
【図3】キャリッジに形成された凸状の合マークの斜視
図である。
図である。
1 インクリボンカセット 2 キャリッジ 10 合マーク 20 合マーク
Claims (2)
- 【請求項1】 インクリボンカセットを使用するプリン
タのキャリッジに形成された凸状または凹状の合マーク
に対応する凹状または凸状の合マークが形成されてなる
インクリボンカセット。 - 【請求項2】 インクリボンカセットを使用するプリン
タのキャリッジに形成された凹状および凸状の合マーク
に対応する凸状および凹状の合マークが形成されてなる
インクリボンカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4078592U JPH06765U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | インクリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4078592U JPH06765U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | インクリボンカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06765U true JPH06765U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12590282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4078592U Pending JPH06765U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | インクリボンカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06765U (ja) |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4078592U patent/JPH06765U/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06765U (ja) | インクリボンカセット | |
JP3012366U (ja) | プリペイドカード | |
JPS6132455Y2 (ja) | ||
JP3012362U (ja) | プリペイドカード | |
JPH0315313Y2 (ja) | ||
JP3013300U (ja) | 光学読取コード付カード | |
JPS6121735Y2 (ja) | ||
JP3012367U (ja) | プリペイドカード | |
JP3012971U (ja) | プリペイドカード | |
JP3013245U (ja) | プリペイドカード | |
JP3012820U (ja) | プリペイドカード | |
JPH0523010Y2 (ja) | ||
JPS6030772Y2 (ja) | ハンドラベラ−用ラベル | |
JP3012623U (ja) | 方向検出マーク付きプリペイドカード | |
JP3013011U (ja) | カード種別判定構造を備えたプリペイドカード | |
JPS58100378U (ja) | 連続表示片 | |
JP3012963U (ja) | プリペイドカード | |
JPS61154875A (ja) | インクリボンカ−トリツジ | |
JPS60139476A (ja) | カラ−インクシ−ト | |
JPH01178483A (ja) | 印刷濃度管理方式 | |
JPS59126658U (ja) | タイプライタ− | |
JPS6017357U (ja) | 感熱転写記録用インクドナ−シ−ト | |
JPS5810150U (ja) | 自動読取装置 | |
JPS6080949U (ja) | カラ−インクリボンの色識別機構 | |
JPH1031719A (ja) | バーコードリーダ |