JPH0676281A - 磁気記録媒体及びその製造方法、製造装置 - Google Patents

磁気記録媒体及びその製造方法、製造装置

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JPH0676281A
JPH0676281A JP6111693A JP6111693A JPH0676281A JP H0676281 A JPH0676281 A JP H0676281A JP 6111693 A JP6111693 A JP 6111693A JP 6111693 A JP6111693 A JP 6111693A JP H0676281 A JPH0676281 A JP H0676281A
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JP
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magnetic
cvd
plasma cvd
cylindrical
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JP6111693A
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English (en)
Inventor
Kazunobu Chiba
一信 千葉
Kenichi Sato
研一 佐藤
Ryoichi Hiratsuka
亮一 平塚
Seiichi Onodera
誠一 小野寺
Hiroshi Uchiyama
浩 内山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性が高く、且つ信頼性の高い磁気記録媒
体及びその製造方法、製造装置を提供する。 【構成】 非磁性支持体上に単層または多層構造の磁性
薄膜が形成されるとともに、該磁性層表面に保護膜が形
成されてなる磁気記録媒体において、保護膜がキャン対
向電極型プラズマCVD、プラズマ照射CVD、ECR
プラズマCVD、トーチ型DCプラズマCVD、光CV
D、誘導型プラズマCVDから選ばれた1または複数の
手法により成膜されてなる。また、保護膜の成膜に際し
て、キャンに沿って複数のプラズマ装置を配設すること
により、成膜スピードがさらに向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性層となる磁性薄膜
を真空蒸着により非磁性支持体上に形成しさらに保護膜
を形成してなる磁気記録媒体及びその製造方法に関し、
さらには製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気記録媒体としては、非磁
性支持体上に酸化物磁性粉末あるいは合金磁性粉末等の
粉末磁性材料を塩化ビニルー酢酸ビニル系共重合体、ポ
リエステル樹脂、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂等の
有機バインダー中に分散せしめた磁性塗料を塗布、乾燥
することにより作成される塗布型の磁気記録媒体が広く
使用されている。
【0003】これに対して、高密度磁気記録への要求の
高まりと共に、Co−Ni合金、Co−Cr合金、Co
−O等の金属磁性材料を、メッキや真空薄膜形成手段
(真空蒸着法やスパッタリング法、イオンプレーティン
グ法等)によってポリエステルフィルムやポリアミド、
ポリイミドフィルム等の非磁性支持体上に直接被着し
た、いわゆる金属磁性薄膜型の磁気記録媒体が提案され
注目を集めている。
【0004】この金属磁性薄膜型の磁気記録媒体は抗磁
力や角形比等に優れ、短波長での電磁変換特性に優れる
ばかりでなく、磁性層の厚みをきわめて薄くできる為、
記録減磁や再生時の厚み損失が著しく小さいこと、磁性
層中に非磁性材であるそのバインダーを混入する必要が
無いため磁性材料の充填密度を高めることが出来ること
など、数々の利点を有している。
【0005】更に、この種の磁気記録媒体の電磁変換特
性を向上させ、より大きな出力を得ることが出来るよう
にするために、該磁気記録媒体の磁性層を形成する場
合、磁性層を斜めに蒸着するいわゆる斜方蒸着が提案さ
れ実用化されている。この蒸着テ−プは磁性層が通常
0.2μm程度と非常に薄いため従来より耐久性に問題
があり、苛酷な条件下での使用には向かず業務用等の分
野では実用化されるには至っていない。
【0006】このような状況のなかで耐久性を向上させ
る目的で磁性層表面に保護膜層を形成する技術の検討が
なされてきた。耐摩耗性のよいカーボンやシリコン酸化
物、各種窒化物、セラミックスなどを保護膜として用い
る技術がスパッタ法により検討されてきたが、この方法
では成膜スピードが遅く生産性が悪く実用化するには至
っていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はかか
る従来の実情に鑑みて提案されたものであり、生産性が
高く、且つ信頼性の高い磁気記録媒体を提供することを
目的とし、さらにはその製造方法、製造装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の磁気記録媒体は、非磁性支持体上に単層
または多層構造の磁性薄膜が形成されるとともに、該磁
性層表面に保護膜が形成されてなる磁気記録媒体におい
て、保護膜がキャン対向電極型プラズマCVD、プラズ
マ照射CVD、ECRプラズマCVD、トーチ型DCプ
ラズマCVD、光CVD、誘導結合型プラズマCVDか
ら選ばれた1または複数の手法により成膜されているこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の製造方法は、非磁性支持体
上に連続巻とり式真空蒸着法により単層または多層構造
の磁性薄膜を形成した後、該磁性層表面にキャン対向電
極型プラズマCVD、プラズマ照射CVD、ECRプラ
ズマCVD、トーチ型DCプラズマCVD、光CVD、
誘導結合型プラズマCVDから選ばれた1または複数の
手法により保護膜を形成することを特徴とするものであ
る。
【0010】さらに、本発明の製造装置は、真空チャン
バー内にキャンを配し、このキャンに沿って走行する非
磁性支持体上の磁性層表面に保護膜をCVD法により成
膜する磁気記録媒体の製造装置において、前記CVD法
がキャン対向電極型プラズマCVD、プラズマ照射CV
D、ECRプラズマCVD、トーチ型DCプラズマCV
D、光CVD、誘導結合型プラズマCVDから選ばれた
1または複数の手法であり、これらCVD用の電極が前
記キャンに沿って複数配置されていることを特徴とする
ものである。
【0011】本発明の磁気記録媒体においては、非磁性
支持体上に強磁性金属材料を直接被着することにより金
属磁性薄膜が磁性層として形成されているが、この金属
磁性材料としては、通常の蒸着テ−プに使用されるもの
であれば如何なるものであってもよい。
【0012】例示すれば、Fe,Co,Niなどの強磁
性金属、Fe−Co,Co−Ni,Fe−Co−Ni,
Fe−Cu,Co−Cu,Co−Au,Co−Pt,M
n−Bi,Mn−Al,Fe−Cr,Co−Cr,Ni
−Cr,Fe−Co−Cr,Co−Ni−Cr,Fe−
Co−Ni−Cr等の強磁性合金が挙げられる。これら
の単層膜であってもよいし多層膜であってもよい。さら
には、非磁性支持体と金属磁性薄膜間、あるいは多層膜
の場合には、各層間の付着力向上、並びに抗磁力の制御
等のため、下地層または、中間層を設けてもよい。ま
た、例えば磁性層表面近傍が耐蝕性改善等のために酸化
物となっていてもよい。
【0013】金属磁性薄膜形成の手段としては、真空下
で強磁性材料を加熱蒸発させ非磁性支持体上に沈着させ
る真空蒸着法や、強磁性金属材料の蒸発を放電中で行う
イオンプレーティング法、アルゴンを主成分とする雰囲
気中でグロー放電を越こし生じたアルゴンイオンでター
ゲット表面の原子をたたき出すスパッタ法等、いわゆる
PVD技術によればよい。
【0014】また、上記非磁性支持体上に形成された強
磁性金属材料上には保護膜層がCVD法により形成され
ているがこの材料としては、通常の金属磁性薄膜用保護
膜として一般に使用されるものであれば如何なるもので
あってもよい。例示すれば、カーボン、Al2 3 ,S
iO2 ,Si3 4 ,SiC,TiC,TiN等があげ
られる。これらの単層膜であってもよいし多層膜や複合
膜であってもよい。
【0015】勿論、本発明にかかる磁気テープの構成は
これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、例えば必要に応じてバックコート層
を形成したり、非磁性支持体上に下塗層を形成したり、
潤滑剤、防錆剤などの層を形成することは何等差し支え
ない。この場合、バックコート層に含まれる非磁性顔
料、樹脂結合剤あるいは潤滑剤、防錆剤層に含まれる材
料としては従来公知のものがいずれも使用できる。
【0016】
【作用】キャン対向電極型プラズマCVD、プラズマ照
射CVD、ECRプラズマCVD、トーチ型DCプラズ
マCVD、光CVD、誘導結合型プラズマCVDにより
成膜された保護膜は、良好な耐摩耗性、耐候性を発揮
し、しかもスパッタ法に比べてテープの送り速度を速く
することができるので、生産性の点でも優れる。
【0017】特に、キャンに沿ってCVD反応室を複数
配置し、いわゆるマルチ化すれば、反応室の数に応じて
成膜スピードが向上する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
するが、本発明がこの実施例に限定されるものではな
い。
【0019】まず、実施例−1において使用した蒸着製
造装置の構成について説明する。図1に示す様に、この
製造装置においては、頭部と低部にそれぞれ設けられた
排気口15から排気されて内部が真空状態となされた真
空室1内に、図中の反時計回り方向に定速回転する送り
ロール3と、図中の時計回り方向に定速回転する巻取り
ロール4とが設けられ、これら送りロール3から巻取り
ロール4にテープ状の非磁性支持体2が順次走行するよ
うになされている。
【0020】これら送りロール3から巻取りロール4側
に上記非磁性支持体2が走行する中途部には、上記各ロ
ール3、4の径よりも大径となされた冷却キャン5が設
けられている。この冷却キャン5は、上記非磁性支持体
2を図中下方に引き出す様に設けられ、図中の時計回り
方向に定速回転する構成とされる。尚、上記送りロール
3、巻取りロール4、及び、冷却キャン5は、それぞれ
非磁性支持体2の幅と略同じ長さからなる円筒状をなす
ものであり、また上記冷却キャン5には、内部に図示し
ない冷却装置が設けられ、上記非磁性支持体2の温度上
昇による変形等を抑制し得るようになされている。
【0021】従って、上記非磁性支持体2は送りロール
3から順次送り出され、さらに上記冷却キャン5の周面
を通過し、巻取りロール4に巻取られていくようになさ
れている。尚、上記送りロール3と上記冷却キャン5と
の間及び該冷却キャン5と上記巻取りロール4との間に
はそれぞれガイドロール6、7が配設され、上記送りロ
ール3から冷却キャン5及び該冷却キャン5から巻取り
ロール4にわたって走行する非磁性支持体2に所定のテ
ンションをかけ、該非磁性支持体2が円滑に走行するよ
うになされている。また、上記真空室内には、上記冷却
キャン5の下方にルツボ8が設けられ、このルツボ8内
に金属磁性材料9が充填されている。このルツボ8は、
上記冷却キャン5の長手方向の幅と略同一の幅を有して
なる。
【0022】一方、上記真空室1の側壁部には、上記ル
ツボ8内に充填された金属磁性材料9を加熱蒸発させる
ための電子銃10が取り付けられる。この電子銃10
は、当該電子銃10より放出される電子線Xが上記ルツ
ボ8内の金属磁性材料9に照射されるような位置に配設
される。そして、この電子銃10によって蒸発した金属
磁性材料9が上記冷却キャン5の周面を定速走行する非
磁性支持体2上に磁性層として被着形成されるようにな
っている。
【0023】また、上記冷却キャン5と上記ルツボ8と
の間であって該冷却キャン5の近傍には、シャッタ13
が配設されている。このシャッタ13は、上記冷却キャ
ン5の周面を定速走行する非磁性支持体2の所定領域を
覆う形で形成され、このシャッタ13により上記蒸発せ
しめられた金属磁性材料9が上記非磁性支持体2に対し
て所定の角度範囲で斜めに蒸着されるようになってい
る。更に、このような蒸着に際し、上記真空室1の側壁
部を貫通して設けられる酸素ガス導入口14を介して非
磁性支持体2の表面に酸素ガスが供給され、磁気特性、
耐久性及び耐候性の向上が図られている。
【0024】この真空蒸着は、真空室1を例えば真空度
1×10-4Torrに保ちながら、これらの真空室1内にガ
ス導入口14により酸素ガスを例えば250cc/min の
割合で導入しながら行う。この場合、非磁性支持体2に
対する蒸発金属の入射角は例えば45〜90°の範囲と
する。また、磁性層は円筒キャン5において例えば20
00 の厚さに蒸着される。なお、蒸発源8に用いられ
るインゴットの組成は例えばCo80ーNi20(数値
は組成を重量%で表す。)
【0025】次に、本実施例−1において使用したキャ
ン対向電極型プラズマCVD製造装置の構成について説
明する。図2に示す様に、この製造装置においては、頭
部と低部にそれぞれ設けられた排気口35から排気され
て内部が真空状態となされた真空室21内に、図中の時
計回り方向に定速回転する送りロール23と、図中の時
計回り方向に定速回転する巻取りロール24とが設けら
れ、これら送りロール23から巻取りロール24にテー
プ状の非磁性支持体22が順次走行するようになされて
いる。
【0026】これら送りロール23から巻取りロール2
4側に上記非磁性支持体22が走行する中途部には、上
記各ロール23、24の径よりも大径となされた円筒キ
ャン25が設けられている。この円筒キャン25は、上
記非磁性支持体22を図中下方に引き出す様に設けら
れ、図中の時計回り方向に定速回転する構成とされる。
尚、上記送りロール23、巻取りロール24、及び、円
筒キャン25は、それぞれ非磁性支持体2の幅と略同じ
長さからなる円筒状をなすものであり、また上記円筒キ
ャン25には、内部に図示しない冷却装置が設けられ、
上記非磁性支持体22の温度上昇による変形等を抑制し
得るようになされている。
【0027】従って、上記非磁性支持体22は、送りロ
ール23から順次送り出され、さらに上記冷却キャン2
5の周面を通過し、巻取りロール24に巻取られていく
ようになされている。尚、上記送りロール23と上記円
筒キャン25との間及び該冷却キャン25と上記巻取り
ロール24との間にはそれぞれガイドロール26、27
が配設され、上記送りロール23から円筒キャン25及
び該円筒キャン25から巻取りロール24にわたって走
行する非磁性支持体22に所定のテンションをかけ、該
非磁性支持体22が円滑に走行するようになされてい
る。
【0028】この送りロールには、DC電源31また
は、RF電源32によりバイアス電圧が印加できる構造
となっている。また、上記真空室内には、上記円筒キャ
ン25の左方に円筒キャンと略平行となるように曲面化
された対向電極28が設けられ、この対向電極28には
高周波電源29が接続されている。さらに、この対向電
極28の側近部には保護膜の原料ガスおよびキャリアガ
スを導入する導入口が設けられている。
【0029】この対向電極28は、上記円筒キャン25
の長手方向の幅と略同一の幅を有してなる。尚、本実施
例では、円筒キャンは冷却されているが、保護膜と磁性
膜の接着強度をあげるため適宜加熱した状態でもよい。
また、バイアス電圧は円筒キャンに印加される構造とな
っていてもよい。
【0030】また、本実施例−2において使用した照射
型プラズマCVD製造装置の構成について説明する。図
3に示す様に、先のキャン対向電極型プラズマCVD製
造装置と同様、この製造装置においても、頭部と低部に
それぞれ設けられた排気口35から排気されて内部が真
空状態となされた真空室21内に、図中の時計回り方向
に定速回転する送りロール23と、図中の時計回り方向
に定速回転する巻取りロール24とが設けられ、これら
送りロール23から巻取りロール24にテープ状の非磁
性支持体22が順次走行するようになされている。
【0031】これら送りロール23から巻取りロール2
4側に上記非磁性支持体22が走行する中途部には、上
記各ロール23、24の径よりも大径となされた円筒キ
ャン25が設けられている。この円筒キャン25は、上
記非磁性支持体22を図中下方に引き出す様に設けら
れ、図中の時計回り方向に定速回転する構成とされる。
尚、上記送りロール23、巻取りロール24、及び、円
筒キャン25は、それぞれ非磁性支持体22の幅と略同
じ長さからなる円筒状をなすものであり、また上記円筒
キャン25には、内部に図示しない冷却装置が設けら
れ、上記非磁性支持体22の温度上昇による変形等を抑
制し得るようになされている。
【0032】従って、上記非磁性支持体22は、送りロ
ール23から順次送り出され、さらに上記冷却キャン2
5の周面を通過し、巻取りロール24に巻取られていく
ようになされている。尚、上記送りロール23と上記円
筒キャン25との間及び該冷却キャン25と上記巻取り
ロール24との間にはそれぞれガイドロール26、27
が配設され、上記送りロール23から円筒キャン25及
び該円筒キャン25から巻取りロール24にわたって走
行する非磁性支持体22に所定のテンションをかけ、該
非磁性支持体22が円滑に走行するようになされてい
る。この送りロールにはDCまたは、RFのバイアス電
圧が印加できる構造となっていることも同様である。
【0033】また、上記真空室内には、上記円筒キャン
25の左方にプラズマ発生管33が設けられ、このプラ
ズマ発生管33には高周波電源34が接続されている。
さらに、このプラズマ発生管33の後部には保護膜の原
料ガスおよびキャリアガスを導入する導入口45が設け
られている。この導入口45から導入されたキャリアガ
スおよび原料ガスはプラズマ発生管33のなかでプラズ
マ化され円筒キャン上の非磁性支持体22上に照射され
保護膜が形成される
【0034】尚、本実施例でも、円筒キャンは冷却され
ているが、保護膜と磁性膜の接着強度をあげるため適宜
加熱した状態でもよい。また、バイアス電圧は円筒キャ
ンに印加される構造となっていてもよい。
【0035】本実施例−3において使用した巻とり式E
CRプラズマCVD製造装置の構成について説明する。
図4に示す様に、この製造装置においても、頭部と低部
にそれぞれ設けられた排気口35から排気されて内部が
真空状態となされた真空室21内に、図中の時計回り方
向に定速回転する送りロール23と、図中の時計回り方
向に定速回転する巻取りロール24とが設けられ、これ
ら送りロール23から巻取りロール24にテープ状の非
磁性支持体22が順次走行するようになされている。
【0036】これら送りロール23から巻取りロール2
4側に上記非磁性支持体22が走行する中途部には、上
記各ロール23、24の径よりも大径となされた円筒キ
ャン25が設けられている。この円筒キャン25は、上
記非磁性支持体22を図中下方に引き出す様に設けら
れ、図中の時計回り方向に定速回転する構成とされる。
尚、上記送りロール23、巻取りロール24、及び、円
筒キャン25は、それぞれ非磁性支持体22の幅と略同
じ長さからなる円筒状をなすものであり、また上記円筒
キャン25には、内部に図示しない冷却装置が設けら
れ、上記非磁性支持体22の温度上昇による変形等を抑
制し得るようになされている。
【0037】従って、上記非磁性支持体22は、送りロ
ール23から順次送り出され、さらに上記冷却キャン2
5の周面を通過し、巻取りロール24に巻取られていく
ようになされている。尚、上記送りロール23と上記円
筒キャン25との間及び該冷却キャン25と上記巻取り
ロール24との間にはそれぞれガイドロール26、27
が配設され、上記送りロール23から円筒キャン25及
び該円筒キャン25から巻取りロール24にわたって走
行する非磁性支持体22に所定のテンションをかけ、該
非磁性支持体22が円滑に走行するようになされてい
る。この送りロールにはDCまたは、RFのバイアス電
圧が印加できる構造となっていることも同様である。
【0038】また、上記真空室21内には、上記円筒キ
ャン25の左方に円筒キャンと開口部が対向するように
設置されたECR対向電極36が設けられている。この
ECR対向電極36にはマイクロ波動波管37が接続さ
れている。さらに、このECR対向電極36の周囲には
ECR対向電極内に磁場を発生させる目的でマグネット
40が設置され、また、側近部には保護膜の原料ガスお
よびキャリアガスを導入する導入口38、39が各々が
設けられている。
【0039】尚、本実施例では、円筒キャン25は冷却
されているが、保護膜と磁性膜の接着強度をあげるため
適宜加熱した状態でもよい。また、バイアス電圧は円筒
キャン25に印加される構造となっていてもよい。
【0040】本実施例−4において使用した巻とり式ト
ーチ型DCプラズマCVD製造装置の構成について説明
する。図5に示す様に、この製造装置においても、頭部
と低部にそれぞれ設けられた排気口35から排気されて
内部が真空状態となされた真空室21内に、図中の時計
回り方向に定速回転する送りロール23と、図中の時計
回り方向に定速回転する巻取りロール24とが設けら
れ、これら送りロール23から巻取りロール24にテー
プ状の非磁性支持体22が順次走行するようになされて
いる。
【0041】これら送りロール23から巻取りロール2
4側に上記非磁性支持体22が走行する中途部には、上
記各ロール23、24の径よりも大径となされた円筒キ
ャン25が設けられている。この円筒キャン25は、上
記非磁性支持体22を図中下方に引き出す様に設けら
れ、図中の時計回り方向に定速回転する構成とされる。
尚、上記送りロール23、巻取りロール24、及び、円
筒キャン25は、それぞれ非磁性支持体22の幅と略同
じ長さからなる円筒状をなすものであり、また上記円筒
キャン25には、内部に図示しない冷却装置が設けら
れ、上記非磁性支持体22の温度上昇による変形等を抑
制し得るようになされている。
【0042】従って、上記非磁性支持体22は、送りロ
ール23から順次送り出され、さらに上記冷却キャン2
5の周面を通過し、巻取りロール24に巻取られていく
ようになされている。尚、上記送りロール23と上記円
筒キャン25との間及び該冷却キャン25と上記巻取り
ロール24との間にはそれぞれガイドロール26、27
が配設され、上記送りロール23から円筒キャン25及
び該円筒キャン25から巻取りロール24にわたって走
行する非磁性支持体22に所定のテンションをかけ、該
非磁性支持体22が円滑に走行するようになされてい
る。この送りロールにはDCまたは、RFのバイアス電
圧が印加できる構造となっていることも同様である。
【0043】また、上記真空室内には、上記円筒キャン
25の左方に円筒キャンと対向するように設置されたト
ーチ型電極41が設けられ、このトーチ型電極41には
直流電源42が接続されている。さらに、このトーチ型
電極41には保護膜の原料ガスおよびキャリアガスを導
入する導入口43が設けられている。このトーチ型電極
41は、上記円筒キャン25の長手方向の幅と略同一の
幅を有してなる。尚、本実施例では、円筒キャンは冷却
されているが、保護膜と磁性膜の接着強度をあげるため
適宜加熱した状態でもよい。また、バイアス電圧は円筒
キャンに印加される構造となっていてもよい。
【0044】本実施例−5において使用した光CVD製
造装置の構成について説明する。図6に示す様に、この
製造装置においても、頭部と低部にそれぞれ設けられた
排気口35から排気されて内部が真空状態となされた真
空室21内に、図中の時計回り方向に定速回転する送り
ロール23と、図中の時計回り方向に定速回転する巻取
りロール24とが設けられ、これら送りロール23から
巻取りロール24にテープ状の非磁性支持体22が順次
走行するようになされている。
【0045】これら送りロール23から巻取りロール2
4側に上記非磁性支持体22が走行する中途部には、上
記各ロール23、24の径よりも大径となされた円筒キ
ャン25が設けられている。この円筒キャン25は、上
記非磁性支持体22を図中下方に引き出す様に設けら
れ、図中の時計回り方向に定速回転する構成とされる。
尚、上記送りロール23、巻取りロール24、及び、円
筒キャン25は、それぞれ非磁性支持体22の幅と略同
じ長さからなる円筒状をなすものであり、また上記円筒
キャン25には、内部に図示しない冷却装置が設けら
れ、上記非磁性支持体22の温度上昇による変形等を抑
制し得るようになされている。
【0046】従って、上記非磁性支持体22は、送りロ
ール23から順次送り出され、さらに上記冷却キャン2
5の周面を通過し、巻取りロール24に巻取られていく
ようになされている。尚、上記送りロール23と上記円
筒キャン25との間及び該冷却キャン25と上記巻取り
ロール24との間にはそれぞれガイドロール26、27
が配設され、上記送りロール23から円筒キャン25及
び該円筒キャン25から巻取りロール24にわたって走
行する非磁性支持体22に所定のテンションをかけ、該
非磁性支持体22が円滑に走行するようになされてい
る。この送りロールにはDCまたは、RFのバイアス電
圧が印加できる構造となっていることも同様である。
【0047】また、上記真空室内には、上記円筒キャン
25の周囲に石英等の窓60を有する低圧水銀ランプ6
1が設けられている。キャン25と水銀ランプ61との
間には、保護膜の原料ガス及びキャリアガスを導入する
導入口が設けられている。原料ガスは、水銀ランプ61
のフォトンのエネルギーによって分解され、円筒キャン
25上の非磁性支持体22上に保護膜として形成され
る。尚、本実施例では、円筒キャン25は冷却されてい
るが、保護膜と磁性膜の接着強度をあげるため適宜加熱
した状態でもよい。また、バイアス電圧は円筒キャンに
印加される構造となっていてもよい。
【0048】本実施例−6において使用した誘導結合型
プラズマCVD製造装置の構成について説明する。図7
に示す様に、この製造装置においても、排気口35から
排気されて内部が真空状態となされた真空室21内に、
図中の反時計回り方向に定速回転する送りロール23
と、図中の反時計回り方向に定速回転する巻取りロール
24とが設けられ、これら送りロール23から巻取りロ
ール24にテープ状の非磁性支持体22が順次走行する
ようになされている。
【0049】これら送りロール23から巻取りロール2
4側に上記非磁性支持体22が走行する中途部には、温
度上昇による非磁性支持体22の変形等を抑制するため
に、非磁性支持体22を必要に応じて冷却するための冷
却台66が設けられている。この冷却台66は、真空室
21の外部から冷水が供給されることによって、冷却が
なされている。
【0050】従って、上記非磁性支持体22は、送りロ
ール23から順次送り出され、さらに上記冷却台66の
周面を通過し、巻取りロール24に巻取られていくよう
になされている。尚、上記送りロール23と上記冷却台
66との間及び該冷却台66と上記巻取りロール24と
の間にはそれぞれガイドロール26、27が配設され、
上記送りロール23から冷却台66及び該冷却台66か
ら巻取りロール24にわたって走行する非磁性支持体2
2に所定のテンションをかけ、該非磁性支持体22が円
滑に走行するようになされている。この送りロールには
DCまたは、RFのバイアス電圧が印加できる構造とな
っていることも同様である。
【0051】また、円筒状に形成された反応室67の外
側にコイル68を巻き付け、このコイル68に高周波電
源69が接続されている。また、上記反応室67には保
護膜の原料ガスおよびキャリアガスを導入する導入口7
0が設けられている。この導入口70から導入された原
料ガスおよびキャリアガスは、コイル68に囲まれた反
応室67内でプラズマ化され、非磁性支持体22上に保
護膜が形成される。
【0052】なお、本実施例において非磁性支持体22
は冷却されているが、保護膜と磁性膜の接着強度をあげ
るため適宜加熱した状態でもよい。また、非磁性支持体
22の表裏同時に保護膜を形成させるために冷却台66
を設けない構造としてもよい。
【0053】そこで、このような構成を有する製造装置
を用いて、下記に示す材質よりなる下塗が施された非磁
性支持体上に、酸素雰囲気中でCo−Ni合金を斜め蒸
着し、例えば膜厚約0.2μmの金属磁性薄膜を磁性層
として被着形成した後、バックコート、トップコートを
ほどこし所定のテープ幅に裁断してサンプルテープを作
成した。
【0054】保護膜作成は蒸着終了直後に下記の条件B
にて図2〜図7のCVD装置を用いて行った。本実施例
では、保護膜を形成した為に劣化する電磁変換特性の補
填の為に(スペーシングロスを小さくする目的)、下塗
時の乾燥条件を適宜調整し、下塗が施された非磁性支持
体の表面性をコントロールした。なお、比較例−1で
は、保護膜の無い状態での特性を測定した。比較例−2
では条件Aに示すようにスパッタ法による保護膜形成を
行い、実施例−1、2、3、4、5、6においては条件
Bに示す各プラズマCVD法による保護膜形成を行っ
た。尚、保護膜成膜時の膜厚は15nm一定としそのと
きの送り速度をかえることで生産性の比較を行った。ス
チル耐久性の測定はソニー製8mmVTR EVS−9
00改造機を用いて行った。
【0055】<サンプルテープの作成> ベース :ポリエチレンテレフタレート 10μm 150mm幅 下塗 :アクリルエステルを主成分とする
水溶性ラテックスを塗布 密度 約1000万個/mm2 バックコート :カーボン、及びウレタンバインダ
ーを混合したものを0.6μm厚塗布 トップコート :パーフルオロポリエーテルを塗布 スリット幅 :8mm幅
【0056】<条件A> 方式 :DCマグネトロンスパッタ ターゲット材 :カーボン 投入電力 :5w/cm 使用ガス :アルゴン 真空度 :2Pa 保護膜膜厚 :0.015μm
【0057】<条件B> 方式 :プラズマCVDにおける各実施例
の手法 使用ガス :アルゴン+エチレン 真空度 :7〜9Pa 保護膜膜厚 :0.015μm
【0058】第3表に測定した結果を示す。
【0059】
【表1】
【0060】表1からも明らかなように、各実施例では
スパッタ法に比べテープ送り速度が早く、かつ、耐久性
も同等で非常に良好なことから本方式を採用することで
生産性に優れた磁気記録媒体およびその製造方法を実現
することが出来る。
【0061】次に、CVD反応室をマルチ化することに
よる効果を確かめるために、下記の条件で成膜を行い、
テープ送り速度やスチル耐久性を調べた。サンプルテー
プは、厚さ10μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムをベースフィルムとし、この上にCo80Ni20を酸
素導入量300cc/分として成膜した。
【0062】比較例−3は、保護膜を形成していない例
であり、比較例−4はスパッタリングにより保護膜を形
成した例である。なお、比較例−4におけるスパッタリ
ング条件は下記の通りである。 <スパッタリング条件> 方法 DCマグネトロンスパッタリング 材料 カーボン 投入電力 8W/分 真空度 0.8Pa 膜厚 20nm
【0063】また、実施例−7では、先の実施例−1と
同様、図2に示すキャン対向電極型プラズマCVD装置
を用い、下記の条件で保護膜を成膜した。 <キャン対向電極型プラズマCVD> 使用ガス CH4 +Ar 真空度 30Pa RFパワー 500W 膜厚 20nm
【0064】実施例−8では、先の実施例−3と同様、
図4に示すECRプラズマCVD装置を用い、下記の条
件で保護膜を成膜した。 <ECRプラズマCVD> 使用ガス CH4 +Ar 真空度 1Pa マイクロ波パワー 800W 膜厚 20nm
【0065】実施例−9は、実施例−7で得られた効果
をさらに向上させるために、反応電極を複数設けるよう
にしたものである。すなわち、装置の基本的な構造は図
2に示すものと同様であるが、図8に示すように、キャ
ン25に沿ってプラズマCVDの電極28が5個配設さ
れており、各反応室は隔壁51によって分離されてい
る。各反応室には、それぞれ導入管30によって原料ガ
スが供給される。また、各反応室は、排気管52によっ
て独立に排気されている。
【0066】成膜条件は先の実施例−7と同じである
が、反応室毎に原料ガスを変えてもよい。
【0067】実施例−10は、実施例−9におけるCV
D装置をトーチ型DCプラズマCVD装置に変えた例で
ある。なお、トーチ型DCプラズマCVDの条件は下記
の通りである。 <トーチ型DCプラズマCVD> 使用ガス CH4 +Ar 真空度 10Pa DCパワー 3kW 膜厚 20nm
【0068】実施例−11は、実施例−9におけるCV
D装置を照射型プラズマCVD装置に変えた例である。
なお、照射型プラズマCVDの条件は下記の通りであ
る。 <照射型プラズマCVD> 使用ガス CH4 +Ar 真空度 5Pa RFパワー 1.2kW 膜厚 20nm
【0069】測定結果を表2に示す。なお、ここではス
チル耐久性はソニー社製,8mmVTR(商品名EV−
S1)を改造したものを用い、出力が3dB低下するま
での時間で評価した。
【0070】
【表2】
【0071】表2からも明らかなように、保護膜の成膜
にCVD装置を用い、さらに真空室内に配設されるプラ
ズマ発生装置の個数を増やすことにより、ベースフィル
ムの送り速度を著しく改善することができ、高い成膜ス
ピードを実現することができた。
【0072】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、生産性に優れ耐久性の高い磁気記録媒体を
実現することが出来る。また、本発明の製造方法や製造
装置によれば、生産性良く耐久性に優れた磁気記録媒体
を製造することができ、特にキャンにそって複数のプラ
ズマ装置を配設することにより成膜スピードを大幅に高
めることができ、工業上の利用価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空蒸着装置の一構成例を示す模式図である。
【図2】キャン対向電極型プラズマCVD装置の一構成
例を示す模式図である。
【図3】照射型プラズマCVD装置の一構成例を示す模
式図である。
【図4】巻取式ECRプラズマCVD装置の一構成例を
示す模式図である。
【図5】巻取式トーチ型DCプラズマCVD装置の一構
成例を示す模式図である。
【図6】光CVD装置の一構成例を示す模式図である。
【図7】誘導結合型プラズマCVD装置の一構成例を示
す模式図である。
【図8】キャン対向電極型プラズマCVD装置において
反応室を複数設け電極をキャンに沿って複数配置した一
構成例を示す模式図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 誠一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 内山 浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性支持体上に単層または多層構造の
    磁性薄膜が形成されるとともに、該磁性層表面に保護膜
    が形成されてなる磁気記録媒体において保護膜がキャン
    対向電極型プラズマCVD、プラズマ照射CVD、EC
    RプラズマCVD、トーチ型DCプラズマCVD、光C
    VD、誘導結合型プラズマCVDから選ばれた1または
    複数の手法により成膜されてなる磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 保護膜がカーボン、Al2 3 、SiO
    2 、Si3 4 、SiC、TiC、TiNから選ばれた
    少なくとも1種よりなることを特徴とする請求項1記載
    の磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 非磁性支持体上に連続巻とり式真空蒸着
    法により単層または多層構造の磁性薄膜を形成した後、
    該磁性層表面にキャン対向電極型プラズマCVD、プラ
    ズマ照射CVD、ECRプラズマCVD、トーチ型DC
    プラズマCVD、光CVD、誘導結合型プラズマCVD
    から選ばれた1または複数の手法により保護膜を形成す
    ることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  4. 【請求項4】 1つの真空チャンバー内にCVD用の電
    極を複数配し、保護膜を形成することを特徴とする請求
    項3記載の磁気記録媒体の製造方法。
  5. 【請求項5】 真空チャンバー内にキャンを配し、この
    キャンに沿って走行する非磁性支持体上の磁性層表面に
    保護膜をCVD法により成膜する磁気記録媒体の製造装
    置において、 前記CVD法がキャン対向電極型プラズマCVD、プラ
    ズマ照射CVD、ECRプラズマCVD、トーチ型DC
    プラズマCVD、光CVD、誘導結合型プラズマCVD
    から選ばれた1または複数の手法であり、これらCVD
    用の電極が前記キャンに沿って複数配置されていること
    を特徴とする磁気記録媒体の製造装置。
JP6111693A 1992-06-19 1993-02-25 磁気記録媒体及びその製造方法、製造装置 Withdrawn JPH0676281A (ja)

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JP4-196265 1992-06-30
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Cited By (3)

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