JPH06761B2 - ピリダジノン誘導体および殺虫・殺ダニ・殺線虫剤 - Google Patents
ピリダジノン誘導体および殺虫・殺ダニ・殺線虫剤Info
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- JPH06761B2 JPH06761B2 JP13887883A JP13887883A JPH06761B2 JP H06761 B2 JPH06761 B2 JP H06761B2 JP 13887883 A JP13887883 A JP 13887883A JP 13887883 A JP13887883 A JP 13887883A JP H06761 B2 JPH06761 B2 JP H06761B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は,一般式(I): (但し,式中,Rはアルキル基を,R1およびR2はそれぞ
れ独立に水素原子または低級アルキル基を,R3およびR4
は,それぞれ独立に低級アルキル基,ハロゲン原子,低
級ハロアルキル基,ニトロ基,シアノ基またはアルコキ
シカルボニル基を,R5はハロゲン原子を,XおよびYは
それぞれ独立に酸素原子または硫黄原子を表わす。mは
0または1〜3の整数を表わし,mが2または3の場合
はR3は同一でも異なってもよい。nは0または1〜3の
整数を表わし,nが2または3の場合はR4は互いに同一
でも異なっていてもよい。)で表わされる3(2H)−ピ
リダジノン誘導体,その製造法および該誘導体の1種ま
たは2種以上を有効成分として含有する農園芸用殺虫,
殺ダニ,殺線虫,殺菌剤に関するものである。
れ独立に水素原子または低級アルキル基を,R3およびR4
は,それぞれ独立に低級アルキル基,ハロゲン原子,低
級ハロアルキル基,ニトロ基,シアノ基またはアルコキ
シカルボニル基を,R5はハロゲン原子を,XおよびYは
それぞれ独立に酸素原子または硫黄原子を表わす。mは
0または1〜3の整数を表わし,mが2または3の場合
はR3は同一でも異なってもよい。nは0または1〜3の
整数を表わし,nが2または3の場合はR4は互いに同一
でも異なっていてもよい。)で表わされる3(2H)−ピ
リダジノン誘導体,その製造法および該誘導体の1種ま
たは2種以上を有効成分として含有する農園芸用殺虫,
殺ダニ,殺線虫,殺菌剤に関するものである。
従来3(2H)−ピリダジノン誘導体の中には医薬,農薬
として有用な化合物が種々知られているが,殺虫作用を
有し,かつ実用に供されている化合物は次式(VII)の構
造で表わされるピリダフエンチオン(商品名オフナッ
ク)のみである。
として有用な化合物が種々知られているが,殺虫作用を
有し,かつ実用に供されている化合物は次式(VII)の構
造で表わされるピリダフエンチオン(商品名オフナッ
ク)のみである。
また,下記の一般式(VIII)で表わされる化合物(西ドイ
ツ特許2,732,101号公報)及び一般式(IX)で表
わされる化合物(ペステイサイドサイエンス(Pesticid
e Sci.)4巻775頁(1073年)同7巻97頁及び
107頁(1976年)及びケミカル・アブストラクト
(Caem.Abstr.)90巻168636u(1979
年),同92巻41867F(1980年),同93
巻,132432X(1980年),同94巻8404
4u(1981年))が殺虫・殺ダニ活性を有すること
が知られている。但し,一般式(VIII)においてR3,R4は
低級アルキル基を表わし,ZはO又はSを表わす。一般
式(IX)においてR5,R7,R8はアルキル基,R6はハ
ロゲン原子,アルコキシ基,A及びBはO又はSを表わ
す。
ツ特許2,732,101号公報)及び一般式(IX)で表
わされる化合物(ペステイサイドサイエンス(Pesticid
e Sci.)4巻775頁(1073年)同7巻97頁及び
107頁(1976年)及びケミカル・アブストラクト
(Caem.Abstr.)90巻168636u(1979
年),同92巻41867F(1980年),同93
巻,132432X(1980年),同94巻8404
4u(1981年))が殺虫・殺ダニ活性を有すること
が知られている。但し,一般式(VIII)においてR3,R4は
低級アルキル基を表わし,ZはO又はSを表わす。一般
式(IX)においてR5,R7,R8はアルキル基,R6はハ
ロゲン原子,アルコキシ基,A及びBはO又はSを表わ
す。
しかし,上記の公知化合物は,いずれも有機燐系の化合
物群であり,農薬分野における有機燐系の殺虫・殺ダニ
剤の範ちゅうのものである。
物群であり,農薬分野における有機燐系の殺虫・殺ダニ
剤の範ちゅうのものである。
一方,特公昭38−7998号。特公昭40−3798
号にはそれぞれ一般式(X)および一般式(XI)で表わされ
る化合物が除草剤,植物の生長調節剤として有用である
ことが記載されている。また,特開昭58−85869
号には(XII)が農園芸用殺菌剤として有用である旨が記
載されている。
号にはそれぞれ一般式(X)および一般式(XI)で表わされ
る化合物が除草剤,植物の生長調節剤として有用である
ことが記載されている。また,特開昭58−85869
号には(XII)が農園芸用殺菌剤として有用である旨が記
載されている。
但し(X)においてR1はアルキル基,フェニル残基,R2は
水素,メトキシ或いはジアルキルアミノ基で置換された
アルキル基,アルケニル基,シクロアルキル基,ベンジ
ル基,アセチル基を表わす。(XI)においてR1は水素,フ
ェニル残基,R2はアルキル基,フェニル残基又はカルボ
キシメチレン基を表わす。(XII)においてR1はアルキル
基,アルケニル基,シクロアルキル基,又は置換されて
もよいフェニル基を表わし,R2は塩素原子又は臭素原子
を,R3は水素原子,アルキル基,シクロアルキル基,又
は置換されてもよいフェニル基を表わし,XはSO又はSO
2を表わす。
水素,メトキシ或いはジアルキルアミノ基で置換された
アルキル基,アルケニル基,シクロアルキル基,ベンジ
ル基,アセチル基を表わす。(XI)においてR1は水素,フ
ェニル残基,R2はアルキル基,フェニル残基又はカルボ
キシメチレン基を表わす。(XII)においてR1はアルキル
基,アルケニル基,シクロアルキル基,又は置換されて
もよいフェニル基を表わし,R2は塩素原子又は臭素原子
を,R3は水素原子,アルキル基,シクロアルキル基,又
は置換されてもよいフェニル基を表わし,XはSO又はSO
2を表わす。
しかし,上記一般式(X),(XI),(XII)の化合物について
本発明者らが見出したような顕著な殺虫・殺ダニ・殺線
虫殺菌作用は全く知られていない。従って,本発明化合
物は新規な物質であるとともに,殺虫・殺ダニ作用を有
する(VII),(VIII),(IX)の化合物とは化学構造を異に
し,かつ(X),(XI),(XII)とはその生理作用を異にする
ものである。すなわち,本発明化合物は,従来の有機燐
系の殺虫・殺ダニ剤の範ちゅうのものではなく,新規な
3(2H)−ピリダジノン系化合物であり,このようなピ
リダジノン系化合物の中で除草,植調,殺菌活性を有す
るものは上述の如く,いくつか知られていたが,殺虫・
殺ダニ活性を有するものは,全く知られておらず本発明
者らによって初めて見い出されたものである。
本発明者らが見出したような顕著な殺虫・殺ダニ・殺線
虫殺菌作用は全く知られていない。従って,本発明化合
物は新規な物質であるとともに,殺虫・殺ダニ作用を有
する(VII),(VIII),(IX)の化合物とは化学構造を異に
し,かつ(X),(XI),(XII)とはその生理作用を異にする
ものである。すなわち,本発明化合物は,従来の有機燐
系の殺虫・殺ダニ剤の範ちゅうのものではなく,新規な
3(2H)−ピリダジノン系化合物であり,このようなピ
リダジノン系化合物の中で除草,植調,殺菌活性を有す
るものは上述の如く,いくつか知られていたが,殺虫・
殺ダニ活性を有するものは,全く知られておらず本発明
者らによって初めて見い出されたものである。
次に,本発明に係る化合物として挙げられる化合物を第
1表に例示する。第1表に挙げた化合物は例示のための
ものであって,本発明の範囲を限定するものではない。
なお化合物番号は以下の記載においても用いるものとす
る。
1表に例示する。第1表に挙げた化合物は例示のための
ものであって,本発明の範囲を限定するものではない。
なお化合物番号は以下の記載においても用いるものとす
る。
本発明化合物は反応式(1),(2),(3)により合成するこ
とができる。
とができる。
但し,反応式(1),(2),(3)においてR,R1,R2,R3,R
4,R5,X,Yおよびm,nは前記のものと同義であ
る。また,Halはハロゲン原子,Mはアルカリ金属を表
わす。
4,R5,X,Yおよびm,nは前記のものと同義であ
る。また,Halはハロゲン原子,Mはアルカリ金属を表
わす。
反応式(1)は2−アルキル−4−ハロゲノ−5−ハイド
ロキシ(又はメルカプト)−3(2H)−ピリダジノン
(II)と一般式(III)で表わされる化合物を溶媒中でハロ
ゲン化水素吸収剤の存在下で反応させて(I)を得る反応
を示す。溶媒としては,低級アルコール類(例えばエタ
ノール,ブタノール等),芳香族炭化水素類(ベンゼ
ン,トルエン等),ケトン類(アセトン,メチルエチル
ケトン等),アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド
等)及びジメチルスルホキシド等を利用することができ
る。ハロゲン化水素吸収剤としては,無機塩基(炭酸ナ
トリウム,炭酸カリウム等)や有機塩基(ピリジン,ト
リエチルアミン等)を用いることができる。反応温度は
室温から150゜Cまでの範囲で良いが,60〜120゜Cが
好ましい。(II),(III)のモル比は任意にとり得るが,
1:1付近に設定することが望ましい。(II)或いは(II
I)に対するハロゲン化水素吸収剤の比率は1以上,好ま
しくは1.2〜2.5に設定することが望ましい。なお,反応
式(1)に示す反応は化合物(II)に予め水素化ナトリウム
等の塩基を作用させて塩を調製し,(III)を添加して反
応させる等の変法も可能である。
ロキシ(又はメルカプト)−3(2H)−ピリダジノン
(II)と一般式(III)で表わされる化合物を溶媒中でハロ
ゲン化水素吸収剤の存在下で反応させて(I)を得る反応
を示す。溶媒としては,低級アルコール類(例えばエタ
ノール,ブタノール等),芳香族炭化水素類(ベンゼ
ン,トルエン等),ケトン類(アセトン,メチルエチル
ケトン等),アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド
等)及びジメチルスルホキシド等を利用することができ
る。ハロゲン化水素吸収剤としては,無機塩基(炭酸ナ
トリウム,炭酸カリウム等)や有機塩基(ピリジン,ト
リエチルアミン等)を用いることができる。反応温度は
室温から150゜Cまでの範囲で良いが,60〜120゜Cが
好ましい。(II),(III)のモル比は任意にとり得るが,
1:1付近に設定することが望ましい。(II)或いは(II
I)に対するハロゲン化水素吸収剤の比率は1以上,好ま
しくは1.2〜2.5に設定することが望ましい。なお,反応
式(1)に示す反応は化合物(II)に予め水素化ナトリウム
等の塩基を作用させて塩を調製し,(III)を添加して反
応させる等の変法も可能である。
反応式(2),(3)に示す反応は同質の反応であり,反応式
(1)に示す反応とほゞ同じ条件で行い得る。但し,反応
式(2)に示す反応の場合,(V)の調製に例えば水素化ナト
リウム等の強い塩基が必要である。反応式(2),(3)の反
応は,例えば室温中で長時間攪拌する等,できるだけ低
温で行うことが望ましい。
(1)に示す反応とほゞ同じ条件で行い得る。但し,反応
式(2)に示す反応の場合,(V)の調製に例えば水素化ナト
リウム等の強い塩基が必要である。反応式(2),(3)の反
応は,例えば室温中で長時間攪拌する等,できるだけ低
温で行うことが望ましい。
次に,本発明化合物の合成法を実施例により具体的に説
明する。但し,本発明はこれらのみに限定されるもので
はない。
明する。但し,本発明はこれらのみに限定されるもので
はない。
実施例1 2−t−ブチル−4−クロル−5−(p−フエノキシ)
ベンジロキシ−3(2H)−ピリダジノン(化合物No.
45)の合成 2−t−ブチル−4−クロル−5−ハイドロキシ−3
(2H)−ピリダジノン2.0g(10ミリモル),無水
炭酸カリウム2.8g(20ミリモル),N,N−ジメチ
ルホルムアミド20mlを混合し,p−フエノキシベンジ
ルクロライド2.2g(約10ミリモル)を加え,攪拌し
ながら110〜120゜Cの油浴中で2時間加熱した。放
冷後水200mlを加え,クロロホルム50mlづつで2回
抽出した。クロロホルム抽出物を合併して水50mlで洗
浄し,無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下でクロロ
ホルムを留去して,黄色油状物3.7gを得た。シリカゲ
ルクロマトグラフイー(溶出溶媒ベンゼン:酢酸エチル
=4:1)で精製し,殆んど無色のガラス状物質2.4g
を得た(収率63%) 以上の操作によって得た化合物が目的物であることを1H
−NMRスペクトルで確認した(CDCl3溶液) 実施例2 2−t−ブチル−4−クロル−5−〔3−(2′−クロ
ル−4′−トリフロロメチル)〕ベンジロキシ−3(2
H)−ピリダジノン(化合物No.48)の合成 2−t−ブチル−4.5−ジクロル−3(2H)−ピリダ
ジノン2.2g(10ミリモル)と3−(2′−クロル−
4′−トリフロロメチル)ベンジルアルコール3.0g
(10ミリモル)をジメチルホルムアミド20mlに溶解
し,粉末状にした水酸化カリウム600mg(10ミリモ
ル)を加え,室温中で一夜攪拌した。水300mlに注い
で,ベンゼン50mlづつで2回抽出した。ベンゼン抽出
物を水洗し,無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ベンゼン
を留去し,残渣をn−ヘキサンで洗浄し,目的物3.1g
を得た。mp99゜C 以上の操作によって得た化合物が目的物であることを1H
−NMRにより確認した(CDCl3溶液) 実施例3 2−t−ブチル−4−クロル−5−〔3−(2′−クロ
ル−4′−トリフロロメチル)〕ベンジロキシ−3(2
H)−ピリダジノン(化合物No.48)の合成 脱水したN,N−ジメチルホルムアミド30mlに10ミ
リモル相当の水素化ナトリウムペーストをサスペンド
し,室温中で3−(2′クロル−4′−トリフロロメチ
ルフエノキシ)ベンジルアルコール3.0gを加え,室温
中で30分間攪拌した。2−t−ブチル4.5−ジクロル
−3(2H)−ピリダジノン2.2g(10ミリモル)を加
え,以下実施例2と同様の操作により目的物化合物No.
48を2.7g得た。
ベンジロキシ−3(2H)−ピリダジノン(化合物No.
45)の合成 2−t−ブチル−4−クロル−5−ハイドロキシ−3
(2H)−ピリダジノン2.0g(10ミリモル),無水
炭酸カリウム2.8g(20ミリモル),N,N−ジメチ
ルホルムアミド20mlを混合し,p−フエノキシベンジ
ルクロライド2.2g(約10ミリモル)を加え,攪拌し
ながら110〜120゜Cの油浴中で2時間加熱した。放
冷後水200mlを加え,クロロホルム50mlづつで2回
抽出した。クロロホルム抽出物を合併して水50mlで洗
浄し,無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下でクロロ
ホルムを留去して,黄色油状物3.7gを得た。シリカゲ
ルクロマトグラフイー(溶出溶媒ベンゼン:酢酸エチル
=4:1)で精製し,殆んど無色のガラス状物質2.4g
を得た(収率63%) 以上の操作によって得た化合物が目的物であることを1H
−NMRスペクトルで確認した(CDCl3溶液) 実施例2 2−t−ブチル−4−クロル−5−〔3−(2′−クロ
ル−4′−トリフロロメチル)〕ベンジロキシ−3(2
H)−ピリダジノン(化合物No.48)の合成 2−t−ブチル−4.5−ジクロル−3(2H)−ピリダ
ジノン2.2g(10ミリモル)と3−(2′−クロル−
4′−トリフロロメチル)ベンジルアルコール3.0g
(10ミリモル)をジメチルホルムアミド20mlに溶解
し,粉末状にした水酸化カリウム600mg(10ミリモ
ル)を加え,室温中で一夜攪拌した。水300mlに注い
で,ベンゼン50mlづつで2回抽出した。ベンゼン抽出
物を水洗し,無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ベンゼン
を留去し,残渣をn−ヘキサンで洗浄し,目的物3.1g
を得た。mp99゜C 以上の操作によって得た化合物が目的物であることを1H
−NMRにより確認した(CDCl3溶液) 実施例3 2−t−ブチル−4−クロル−5−〔3−(2′−クロ
ル−4′−トリフロロメチル)〕ベンジロキシ−3(2
H)−ピリダジノン(化合物No.48)の合成 脱水したN,N−ジメチルホルムアミド30mlに10ミ
リモル相当の水素化ナトリウムペーストをサスペンド
し,室温中で3−(2′クロル−4′−トリフロロメチ
ルフエノキシ)ベンジルアルコール3.0gを加え,室温
中で30分間攪拌した。2−t−ブチル4.5−ジクロル
−3(2H)−ピリダジノン2.2g(10ミリモル)を加
え,以下実施例2と同様の操作により目的物化合物No.
48を2.7g得た。
実施例1,実施例2または実施例3と同様の操作により
第2表に示す化合物を合成した。各化合物の構造の確認
は1H−NMR−スペクトルによった。
第2表に示す化合物を合成した。各化合物の構造の確認
は1H−NMR−スペクトルによった。
化合物No.45およびNo.48も第2表に含めて記載し
た。
た。
本発明化合物を農園芸用殺虫,殺ダニ,殺線虫,殺菌剤
として使用するにあたっては,一般には適当な担体,例
えばクレー,タルク,ベントナイト,珪藻土等の固体担
体あるいは水,アルコール類(メタノール,エタノール
等),芳香族炭化水素類(ベンゼン,トルエン,キシレ
ン等),塩素化炭化水素類,エーテル類,ケトン類,エ
ステル類(酢酸エチル等),酸アミド類(ジメチルホル
ムアミド等)などの液体担体と混用して適用することが
でき,所望により乳化剤,分散剤,懸濁剤,浸透剤,展
着剤,安定剤などを添加し,液剤,乳剤,水和剤,粉
剤,粒剤等任意の剤型にて実用に供することができる。
また,必要に応じて製剤または撒布時に他種の除草剤,
各種殺虫剤,殺菌剤,植物生長調節剤,共力剤などと混
合施用してもよい。混合する除草剤の種類としては,例
えば,フアーム・ケミカルズ・ハンドブック(Farm
Chemicals Ha−ndbook),第69
版(1983)に記載されている化合物などがある。そ
の施用薬量は適用場面,施用時期,施用方法,対象病害
虫,栽培作物等により差異はあるが一般には有効成分量
としてヘクタール当たり0.005〜5Kg程度が適当であ
る。
として使用するにあたっては,一般には適当な担体,例
えばクレー,タルク,ベントナイト,珪藻土等の固体担
体あるいは水,アルコール類(メタノール,エタノール
等),芳香族炭化水素類(ベンゼン,トルエン,キシレ
ン等),塩素化炭化水素類,エーテル類,ケトン類,エ
ステル類(酢酸エチル等),酸アミド類(ジメチルホル
ムアミド等)などの液体担体と混用して適用することが
でき,所望により乳化剤,分散剤,懸濁剤,浸透剤,展
着剤,安定剤などを添加し,液剤,乳剤,水和剤,粉
剤,粒剤等任意の剤型にて実用に供することができる。
また,必要に応じて製剤または撒布時に他種の除草剤,
各種殺虫剤,殺菌剤,植物生長調節剤,共力剤などと混
合施用してもよい。混合する除草剤の種類としては,例
えば,フアーム・ケミカルズ・ハンドブック(Farm
Chemicals Ha−ndbook),第69
版(1983)に記載されている化合物などがある。そ
の施用薬量は適用場面,施用時期,施用方法,対象病害
虫,栽培作物等により差異はあるが一般には有効成分量
としてヘクタール当たり0.005〜5Kg程度が適当であ
る。
次に,本発明の配合例の若干を具体的に挙げて示すが,
これらのみに限定されるものではない。
これらのみに限定されるものではない。
なお,以下の配合例中「部」は重量部を意味する。
配合例1 乳剤 化合物No.11の化合物……………………50部 キシレン……………………25部 N N−ジメチルホルムアミド……………………20部 ソルボ-ル2680(界面活性剤,東邦化学製)……5部 (非イオン界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混
合物) 以上を完全に混和溶解して乳剤とする。
合物) 以上を完全に混和溶解して乳剤とする。
使用に際して,上記乳剤を水で500〜20,000倍に希釈し
て散布する。
て散布する。
配合例2 水和剤 化合物No.45の化合物……………………25部 ジークライトA……………………69部 (カオリン系クレ-:ジ-クライト工業(株)商品名)ソルボ -ル5039(界面活性剤,東邦化学製)……3部 (非イオン界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合
物) カープレツクス(固結防止剤)………………3部 ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
物) カープレツクス(固結防止剤)………………3部 ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
使用に際して,上記水和剤を水で500〜20,000倍に希釈
して散布する。
して散布する。
配合例3 油剤 化合物No.48の化合物……………………50部 メチルセロソルプ……………………50部 以上を均一に混合して油剤とする。
上記組成の油剤を溝,水たまりに1m2当り0.1〜50ml
施用するか,或いは航空機により10〜100ml/10a
散布する。
施用するか,或いは航空機により10〜100ml/10a
散布する。
配合例4 粉剤 化合物No.50の化合物………………3.0部 カープレツクス(固結防止剤)………………0.5部 (ホワイトカ-ボン:塩野義制約(株)商品名) ク レー……………………95部 リン酸ジイソプロピル……………………1.5部 以上を均一に混合して粉剤とする。
上記組成の粉剤を10アール当り0.03〜15Kg散布す
る。
る。
本発明化合物は,ツマグロヨコバイ等の半翅目害虫,コ
ナガ等の鱗翅目害虫,鞘翅目害虫,アカイエカ等の衛生
害虫に卓越した殺虫力を有するとともに,果樹および蔬
菜に寄生する種々のダニおよび動物に寄生するダニの防
除にも有効である。本発明化合物は上述した殺虫,殺ダ
ニ作用に加えて,更にベト病等,果樹および蔬菜の病害
防除にも有効なことである。従って,本発明化合物は,
害虫および病害の防除を同時に行い得る性質を有する優
れた農薬である。
ナガ等の鱗翅目害虫,鞘翅目害虫,アカイエカ等の衛生
害虫に卓越した殺虫力を有するとともに,果樹および蔬
菜に寄生する種々のダニおよび動物に寄生するダニの防
除にも有効である。本発明化合物は上述した殺虫,殺ダ
ニ作用に加えて,更にベト病等,果樹および蔬菜の病害
防除にも有効なことである。従って,本発明化合物は,
害虫および病害の防除を同時に行い得る性質を有する優
れた農薬である。
次に本発明化合物の有用性について,具体的に試験例を
挙げて説明する。
挙げて説明する。
試験例1 イエバエ成虫に対する殺虫試験 本発明化合物の1000ppm濃度のアセトン溶液1mlを9cm
シャーレに均一に広がるように滴下し,室温でアセトン
を完全に蒸散せしめた後,イエバエ成虫10頭を入れ孔
のあいたプラスチツク製蓋をかぶせた。このシャーレを
25゜C恒温室に収容し,24時間経過後の死虫数を調査
し,下記の計算式から死虫率を求めて第3表に示す結果
を得た。
シャーレに均一に広がるように滴下し,室温でアセトン
を完全に蒸散せしめた後,イエバエ成虫10頭を入れ孔
のあいたプラスチツク製蓋をかぶせた。このシャーレを
25゜C恒温室に収容し,24時間経過後の死虫数を調査
し,下記の計算式から死虫率を求めて第3表に示す結果
を得た。
なお,試験は2区制で行なった。
試験例2 アカイエカ幼虫に対する殺虫試験 本発明化合物の10ppm濃度の水溶液を直径9cm,高さ
6cmの腰高シャーレに200ml入れた後,アカイエカ終
令幼虫10頭を放虫した。この腰高シャーレを25゜Cの
恒温室に収容し,96時間経過後の死虫数を調査し,試
験例1と同様の計算式から死虫率を求めた。
6cmの腰高シャーレに200ml入れた後,アカイエカ終
令幼虫10頭を放虫した。この腰高シャーレを25゜Cの
恒温室に収容し,96時間経過後の死虫数を調査し,試
験例1と同様の計算式から死虫率を求めた。
結果を第3表に示す。
なお,試験は2区制で行なった。
試験例3 コナガに対する接触性殺虫試験 本発明化合物の1000ppm濃度の水乳化液中にカンラ
ンの葉を約10秒間浸漬し,風乾後シャーレに入れ,こ
の中にコナガ2令幼虫をシャーレ当り10頭ずつ放ち,
孔のあいた蓋をして25゜Cの恒温室に収容し,96時間
後の死虫数を調査し,試験例1を同様の計算式から死虫
率を求めた。
ンの葉を約10秒間浸漬し,風乾後シャーレに入れ,こ
の中にコナガ2令幼虫をシャーレ当り10頭ずつ放ち,
孔のあいた蓋をして25゜Cの恒温室に収容し,96時間
後の死虫数を調査し,試験例1を同様の計算式から死虫
率を求めた。
結果は第3表に示す。
なお,試験は2区制で行なった。
試験例4ニジュウヤホシテントウ に対する接触性殺虫試験 本発明化合物の1000ppm濃度の水乳化液中にトマト
の葉を約10秒間浸漬し,風乾後シャーレに入れ,この
中にニジュウヤホシテントウ2令幼虫をシャーレ当り1
0頭ずつ放ち。孔のあいた蓋をして25゜Cの恒温室に収
容し,96時間後の死虫数を調査し,試験例1と同様の
計算式から死虫率を求めた。
の葉を約10秒間浸漬し,風乾後シャーレに入れ,この
中にニジュウヤホシテントウ2令幼虫をシャーレ当り1
0頭ずつ放ち。孔のあいた蓋をして25゜Cの恒温室に収
容し,96時間後の死虫数を調査し,試験例1と同様の
計算式から死虫率を求めた。
結果は第3表に示す。
なお,試験は2区制で行なった。
試験例5カンサワハダニ に対する殺ダニ効力試験 インゲンの葉をリーフパンチを用いて径1.5cmの円形に
切り取り,径7cmのスチロールカップ上の湿った紙の
上に置いた。これにカンザワハダニ幼虫を1葉当り10
頭接種した,接種半日後に本発明化合物乳剤を展着剤で
1000ppm濃度に希釈した薬液をスチロールカップ当
り2mlずつ回転式散布塔を用いて散布し,96時間経過
後の死虫数を調査し,試験例1と同様の計算式から死虫
率を求めた。
切り取り,径7cmのスチロールカップ上の湿った紙の
上に置いた。これにカンザワハダニ幼虫を1葉当り10
頭接種した,接種半日後に本発明化合物乳剤を展着剤で
1000ppm濃度に希釈した薬液をスチロールカップ当
り2mlずつ回転式散布塔を用いて散布し,96時間経過
後の死虫数を調査し,試験例1と同様の計算式から死虫
率を求めた。
結果は第3表に示す。
なお,試験は2区制で行なった。
試験例6ツマグロヨコバイ に対する殺虫試験 本発明化合物の1000ppm濃度の乳化液中に稲の莖葉
を約10秒間浸漬し、この莖葉をガラス円筒に入れ,有
機リン系殺虫剤に抵抗性を示すツマグロヨコバイ成虫を
放ち,孔のあいた蓋をして25゜Cの恒温室に収容し,9
6時間後の死虫数を調査し,試験例1と同様の計算式か
ら死虫率を求めた。
を約10秒間浸漬し、この莖葉をガラス円筒に入れ,有
機リン系殺虫剤に抵抗性を示すツマグロヨコバイ成虫を
放ち,孔のあいた蓋をして25゜Cの恒温室に収容し,9
6時間後の死虫数を調査し,試験例1と同様の計算式か
ら死虫率を求めた。
結果は第3表に示す。
なお試験は2区制で行なった。
試験例7ネコブセンチュウ に対する殺線虫効力試験 ネコブセンチュウの汚染土壌を径8cmのスチロールカッ
プに入れた。本発明化合物乳剤を水で希釈して1000
ppm濃度薬液を調製し,展着剤を添加し,スチロールカ
ップ当り50mlずつ土壌に灌注した。48時間経過後に
指標作物のトマト苗を移植した。移植30日経過後トマ
トの根を水洗して根コブ寄生を見取り調査した。結果を
第3表に示す。
プに入れた。本発明化合物乳剤を水で希釈して1000
ppm濃度薬液を調製し,展着剤を添加し,スチロールカ
ップ当り50mlずつ土壌に灌注した。48時間経過後に
指標作物のトマト苗を移植した。移植30日経過後トマ
トの根を水洗して根コブ寄生を見取り調査した。結果を
第3表に示す。
根コブ寄生指数 0…根コブが全く認められない 1…わずかに認められる 2…中程度認められる 3…多数認められる 4…極めて多数認めらえる 試験例8 キュウリベト病防除試験 2週間,鉢で育成したキュウリ(品種:相模半白)を用
い,本発明化合物乳剤を所定濃度(1000ppm)に調
整した薬液を鉢当たり20ml撒布した。このキュウリを
温室内に一昼夜置き,キュウリベト病菌(Pseudoperono
spora Cub-ensis)の胞子懸濁液(150倍で1視野に
15個の胞子)を噴霧し接種を行った。キュウリベト病
菌の胞子を接種したキュウリを25゜C,相対湿度100
%の部屋に24時間置き,しかる後温室に移して発病を
待った。接種7日経過後に下記の判定基準によって罹病
度を調査した。
い,本発明化合物乳剤を所定濃度(1000ppm)に調
整した薬液を鉢当たり20ml撒布した。このキュウリを
温室内に一昼夜置き,キュウリベト病菌(Pseudoperono
spora Cub-ensis)の胞子懸濁液(150倍で1視野に
15個の胞子)を噴霧し接種を行った。キュウリベト病
菌の胞子を接種したキュウリを25゜C,相対湿度100
%の部屋に24時間置き,しかる後温室に移して発病を
待った。接種7日経過後に下記の判定基準によって罹病
度を調査した。
結果を第4表に示す。
0:接種葉が全く発病しない 1:接種葉の5%以下が発病 2:接種葉の6〜20%が発病 3:接種葉の21〜50%が発病 4:接種葉の51〜90%が発病 5:接種葉の90%以上が発病
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 公典 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470 日産 化学工業株式会社生物化学研究所内 審査官 内藤 伸一
Claims (2)
- 【請求項1】一般式(I): (但し、式中、Rはアルキル基を、R1およびR2はそ
れぞれ独立に水素原子または低級アルキル基を、R3お
よびR4は、それぞれ独立に低級アルキル基、ハロゲン
原子、低級ハロアルキル基、ニトロ基、シアノ基または
アルコキシカルボニル基を、R5は、ハロゲン原子を、
XおよびYはそれぞれ独立に酸素原子または硫黄原子を
表わす。mは0または1〜3の整数を表わし、mが2ま
たは3の場合はR3は同一でも異なってもよい。nは0
または1〜3の整数を表わし、nが2または3の場合は
R4は互いに同一でも異なってもよい。)で表わされる
3(2H)−ピリダジノン誘導体。 - 【請求項2】一般式(I) (但し、式中、Rはアルキル基を、R1およびR2はそ
れぞれ独立に水素原子または低級アルキル基を、R3お
よびR4は、それぞれ独立に低級アルキル基、ハロゲン
原子、低級ハロアルキル基、ニトロ基、シアノ基または
アルコキシカルボニル基を、R5は、ハロゲン原子を、
XおよびYはそれぞれ独立に酸素原子または硫黄原子を
表わす。mは0または1〜3の整数を表わし、mが2ま
たは3の場合はR3は同一でも異なってもよい。nは0
または1〜3の整数を表わし、nが2または3の場合は
R4は互いに同一でも異なってもよい。)で表わされる
3(2H)−ピリダジノン誘導体の1種または2種以上
を有効成分とする農園芸用殺虫、殺ダニ、殺線虫剤。
Priority Applications (31)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13887883A JPH06761B2 (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | ピリダジノン誘導体および殺虫・殺ダニ・殺線虫剤 |
GR75092A GR79933B (ja) | 1983-06-23 | 1984-06-12 | |
YU1083/84A YU45185B (en) | 1983-06-23 | 1984-06-21 | Process for making derivatives of 3(2h)-pyridazinone |
SI8411083A SI8411083A8 (sl) | 1983-06-23 | 1984-06-21 | Postopek za pripravo derivatov 3(2h)-piridazinona |
CS844736A CS249139B2 (en) | 1983-06-23 | 1984-06-21 | Insecticide,acaricide,nematocide and/or fungicide and method of its efficient component production |
BG8465967A BG44025A3 (en) | 1983-06-23 | 1984-06-21 | Biocide means and method for protection from harmful insects in agriculture |
IL72204A IL72204A (en) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | 2-alkyl-4-halo-5-benzyl thio-3-(2h)-pyridazinone derivatives,method of their preparation and insecticidal,acaricidal,nematicidal and fungicidal compositions containing them |
EP87100699A EP0239728A3 (en) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Pyridazinone derivatives and the preparation thereof |
RO120424A RO92793B (ro) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Compozitie fungicida, insecticida si acaricida solida |
EP84107189A EP0134439B1 (en) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Pyridazinone derivatives, preparation thereof and insecticidal, acaricidal, fungicidal compositions |
AT84107189T ATE36708T1 (de) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Pyridazinon-derivate, deren herstellung und insektizide, akarizide, fungizide zusammenstellungen. |
DE8484107189T DE3473594D1 (en) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Pyridazinone derivatives, preparation thereof and insecticidal, acaricidal, fungicidal compositions |
AR84296978A AR241472A1 (es) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Derivados de 3(2h)-piridazinona, composiciones acaricidas y/o fungicidas y composiciones repelentes de acaros parasitos. |
CA000457326A CA1255676A (en) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Pyridazinone derivatives, preparation thereof and insecticidal, acaricidal, fungicidal compositions |
PT78781A PT78781B (en) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Pyridazinone derivatives preparation thereof and insecticidal acaricidal fungicidal compositions |
ES533636A ES533636A0 (es) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Un procedimiento para preparar un derivado de 3(2h)-piridazinona |
DD84264438A DD225039A5 (de) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Insektizide, acarizide und/oder fungizide mittel |
RO84114973A RO88951A (ro) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Compozitie fungicida insecticida si acaricida lichida |
KR1019840003538A KR910004173B1 (ko) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | 피리다지논 유도체의 제조방법 |
HU842435A HU194484B (en) | 1983-06-23 | 1984-06-22 | Insecticides, acaricides, nematocides and/or fungicides comprising pyridazinone derivatives and process for preparing pyridazinone derivatives |
PL1984248375A PL148603B1 (en) | 1983-06-23 | 1984-06-23 | Process for preparing novel derivatives of pyridazinone and insecticidal,acaricidal and fungicidal composition |
EG383/84A EG17041A (en) | 1983-06-23 | 1984-06-23 | Process for preparing of pyridazinone derivatives and using as insecticides and acaricide |
BR8403090A BR8403090A (pt) | 1983-06-23 | 1984-06-25 | Derivados de piridazinona,preparacao dos mesmos,e composicoes inseticidas,acaricidas,bactericidas |
AU29852/84A AU572159B2 (en) | 1983-06-23 | 1984-06-25 | 3(2h)-pyridazinone derivatives |
TR21892A TR21892A (tr) | 1983-06-23 | 1984-06-25 | Piridazinon tuerevleri,bunlarin hazirlanmasi ile ensektisid,akarisid,fungisid,nematisid bilesimler |
US07/027,191 US4877787A (en) | 1983-06-23 | 1987-03-17 | Benzylthio pyridazinone derivatives, preparation thereof, and insecticidal acaricidal, fungicidal compositions |
CA000580886A CA1270830A (en) | 1983-06-23 | 1988-10-21 | Pyridazinone derivatives, preparation thereof and insecticidal, acaricidal, fungicidal compositions |
US07/362,348 US5026850A (en) | 1983-06-23 | 1989-06-06 | Pyridazinone derivatives, preparation thereof, and insecticidal, acaricidal, fungicidal compositions |
SU925010935A RU2054422C1 (ru) | 1983-06-23 | 1992-02-20 | Производные 3(2н) - пиридазинона |
HRP-1083/84A HRP931404B1 (en) | 1983-06-23 | 1993-11-17 | Process for the preparation of 3(2h)-pyridazinone derivatives |
BA960113D BA96113B1 (bs) | 1983-06-23 | 1996-07-04 | Postupak priprave derivata 3(2H)-piridazinona |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13887883A JPH06761B2 (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | ピリダジノン誘導体および殺虫・殺ダニ・殺線虫剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6032774A JPS6032774A (ja) | 1985-02-19 |
JPH06761B2 true JPH06761B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15232220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13887883A Expired - Lifetime JPH06761B2 (ja) | 1983-06-23 | 1983-07-29 | ピリダジノン誘導体および殺虫・殺ダニ・殺線虫剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06761B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07203582A (ja) * | 1994-01-06 | 1995-08-04 | Uniden Corp | ヘッドフォーンおよびイヤーフォーン共用回路 |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP13887883A patent/JPH06761B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6032774A (ja) | 1985-02-19 |
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