JPH07203582A - ヘッドフォーンおよびイヤーフォーン共用回路 - Google Patents

ヘッドフォーンおよびイヤーフォーン共用回路

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JPH07203582A
JPH07203582A JP6000198A JP19894A JPH07203582A JP H07203582 A JPH07203582 A JP H07203582A JP 6000198 A JP6000198 A JP 6000198A JP 19894 A JP19894 A JP 19894A JP H07203582 A JPH07203582 A JP H07203582A
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JP
Japan
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pole
jack
headphone
plug
side contact
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JP6000198A
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Tatsuo Masaki
健生 正木
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Uniden Corp
Original Assignee
Uniden Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/58Contacts spaced along longitudinal axis of engagement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2103/00Two poles

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  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Stereophonic Arrangements (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信機器に設けられた1個のジャックに対
し、3極のステレオ・プラグ付きのステレオ・ヘッドフ
ォーンと2極のモノラル・プラグ付きのイヤーフォーン
のどちらでも使用できるようにする。 【構成】 共用ジャック50は、負極側接点52と、第
1の正極側接点54と、第2の正極側接点56と、プラ
グの挿脱により、第1の正極側接点54に対し開閉する
接片58とを備えている。ジャック50の第2の正極側
接点56は、短絡防止用抵抗R1を介して直流カットオ
フ・コンデンサ12に接続されている。接片58は、通
信機器の内蔵スピーカ14に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドフォーンおよび
イヤーフォーン共用回路、特に、3極のステレオ・プラ
グ付きのヘッドフォーンと2極のモノラル・プラグ付き
のイヤーフォーンを1個のジャックで使用できるように
したヘッドフォーンおよびイヤーフォーン共用回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】トランシーバや受信機などの通信機器に
おいては、通常スピーカを内蔵しているが、外部スピー
カやイヤーフォーンなどを接続するための2極のモノラ
ル・ジャックも併せて設けているものが多い。
【0003】図1は、2極モノラル・ジャックを備えた
通信機器の回路を示す。
【0004】2極モノラル・ジャック2は、負極側接点
4と、正極側接点6と、プラグの挿脱により、正極側接
点6に対し開閉する接片8とを備えている。
【0005】2極モノラル・ジャック2の正極側接点6
は、通信機器の低周波電力増幅器10に直流カットオフ
・コンデンサ12を介して接続され、接片8は通信機器
の内蔵スピーカ14に接続されている。
【0006】図2(a),(b)は、2極モノラル・プ
ラグと、モノラル・イヤーフォーンの内部接続とを示
す。2極モノラル・プラグ20は、正極部22と負極部
24とを有し、これら正極部および負極部は、イヤーフ
ォーン26に接続されている。
【0007】2極モノラル・ジャック2が設けられた通
信機器においては、モノラル・イヤーフォーン・プラグ
20をジャックに差し込みイヤーフォーン26により音
声を聞くことができるが、工事現場の様な騒音の大きい
環境下では、密閉型のヘッドフォーンを使用しなければ
ならない場合もある。ところが2極のモノラル・プラグ
付きの密閉型ヘッドフォーンは需要が少ないために入手
が困難である。しかし3極のステレオ・プラグ付きのス
テレオ・ヘッドフォーンは音楽鑑賞用として入手も容易
なため、これを使用したいという要望が強い。
【0008】図3(a),(b)は、3極ステレオ・プ
ラグと、ステレオ・ヘッドフォーンの内部接続とを示
す。3極ステレオ・プラグ30は、左チャンネル正極部
32と、右チャンネル正極部34と、負極部36とを有
し、左チャンネル正極部32は左チャンネル・ヘッドフ
ォーン38に接続され、右チャンネル正極部34は右チ
ャンネル・ヘッドフォーン40に接続され、負極部36
は左チャンネル・ヘッドフォーン38および右チャンネ
ル・ヘッドフォーン40に接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図3の3極のステレオ
・プラグ付きのステレオ・ヘッドフォーンの使用するた
めに、通信機器に図4で示すような一般的な3極のステ
レオ・ジャックのみを設けた場合には、2極のモノラル
・プラグ付きのイヤーフォーンは使用できない。これ
は、一般的な3極ステレオ・ジャックは、2極のモノラ
ル・プラグを差し込むと片チャンネルがグランドにショ
ートしてしまう構造のためである。
【0010】この事情をさらに詳しく説明する。
【0011】図4は一般的な3極ステレオ・ジャックを
備えた通信機器の回路を示す。3極ステレオ・ジャック
42は、負極側接点44と、第1の正極側接点46と、
第2の正極側接点48と、プラグの挿脱により、第1の
正極側接点46に対し開閉する接片50と、第2の正極
側接点48に対し開閉する接片52とを備えている。
【0012】3極ステレオ・ジャック42の第1および
第2の正極側接点46,48は、通信機器の低周波電力
増幅器10に直流カットオフ・コンデンサ12を介して
接続され、接片50は通信機器の内蔵スピーカ14に接
続されている。
【0013】3極ステレオ・ジャック42に図3で示し
た3極ステレオ・プラグ30を差し込めば、左チャンネ
ル・ヘッドフォーン38および右チャンネル・ヘッドフ
ォーン40の両方でモノラルの音声を聞くことができ
る。
【0014】しかし、図4の3極ステレオ・ジャック4
2に図2の2極モノラル・プラグ20を差し込むと、プ
ラグの負極部20が、ジャックの負極側接点44と第2
の正極側接点48とに接触する結果、図5の等価回路図
に示すように低周波電力増幅器10の出力が交流的に短
絡されてしまい過大電流が流れ、低周波電流増幅器が破
損するおそれがある。なお図中、Z2は、モノラル・イ
ヤーフォーンのインピーダンスである。
【0015】このようなことが発生しないようにするた
めには、3極のステレオ・プラグ付きのステレオ・ヘッ
ドフォーンと、2極のモノラル・プラグ付きのイヤーフ
ォーンのどちらでも使用できるようにするために、それ
ぞれ専用のジャックを両方を備えることは、コストの面
からもスペースの面からも問題がある。
【0016】そこで本発明の目的は、3極ジャックを用
い、回路を工夫することにより、3極のステレオ・プラ
グ付きのステレオ・ヘッドフォーンと2極のモノラル・
プラグ付きのイヤーフォーンのどちらでも使用できるよ
うにするヘッドフォーンおよびイヤーフォーン共用回路
を提供することにある。
【0017】
【発明の概要】本発明は、音声出力回路とスピーカとを
有する通信機器に設けられ、音声信号を出力する1個の
ジャックを、3極のステレオ・プラグ付きのヘッドフォ
ーンと2極のモノラル・プラグ付きのイヤーフォーンで
共用できるようにする、ヘッドフォーンおよびイヤーフ
ォーン共用回路である。
【0018】前記ジャックは、第1の正極側接点と、第
2の正極側接点と、負極側接点と、前記第1の正極側接
点に対し、前記ステレオ・プラグまたはモノラル・プラ
グの挿脱により開閉する接片とを有している。
【0019】前記第1の正極側接点を、前記音声出力回
路に接続し、前記音声出力回路と前記第2の正極側接点
との間に短絡防止用抵抗を設け、前記接片を前記スピー
カに接続する。
【0020】また、前記ジャックの負極側接点とグラン
ドとの間に、音量調整用抵抗を設けることもできる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0022】図6は、本発明の一実施例を示す回路図で
ある。このヘッドフォーンおよびイヤーフォーン共用回
路は、共用ジャック50と短絡防止用抵抗R1とを備え
ている。
【0023】共用ジャック50は、負極側接点52と、
第1の正極側接点54と、第2の正極側接点56と、プ
ラグの挿脱により、第1の正極側接点54に対し開閉す
る接片58とを備えている。
【0024】ジャック50の第2の正極側接点56は、
短絡防止用抵抗R1を介して直流カットオフ・コンデン
サ12に接続されている。接片58は、通信機器の内蔵
スピーカ14に接続されている。
【0025】本実施例の共用ジャック50に、図3のス
テレオ・ヘッドフォーンの3極ステレオ・プラグ30を
差し込むと、プラグの左チャンネル正極部32は、ジャ
ックの第1の正極側接点54に接触し、右チャンネル正
極部34は、ジャックの第2の正極側接点56に接触
し、負極部36は負極側接点52に接触する。このと
き、プラグ30の挿入により、ジャック50の接片58
は、第1の正極側接点54に対し開いている。
【0026】このような状態では、図3に示す3極ステ
レオ・ヘッドフォーンの左チャンネルおよび右チャンネ
ル・ヘッドフォーン38,40は、通信機器の低周波増
幅器10に接続される。図7にその等価回路を示す。こ
の等価回路において、ステレオ・ヘッドフォーンのイン
ピーダンスは、左チャンネルおよび右チャンネルとも
に、Z1であるとする。この等価回路から明らかなよう
に、両チャンネルのヘッドフォーンからモノラルの音声
を聞くことができる。
【0027】次に、図6の共用ジャック50に、図2の
イヤーフォーンの2極モノラル・プラグ20を差し込む
場合を説明する。
【0028】2極プラグ20を共用プラグ50に差し込
むと、プラグの正極部22は、ジャックの第1の正極側
接点54に接触し、プラグの負極部20は、ジャックの
第2の正極側接点56および負極側接点52に接触す
る。このとき、プラグ20の挿入により、ジャック50
の接片58は、第1の正極側接点54に対し開いてい
る。図8に、その等価回路を示す。短絡防止用抵抗R1
がイヤーフォーンのインピーダンスZ2に並列に挿入さ
れるので、低周波電力増幅器10の出力が交流的に短絡
されるのを防止することができる。
【0029】以上のように図6の実施例のヘッドフォー
ンおよびイヤーフォーン共用回路によれば、3極ステレ
オ・プラグ付きステレオ・ヘッドフォーンおよび2極モ
ノラル・プラグ付きイヤーフォーンのいずれをも使用す
ることができる。
【0030】図6のヘッドフォーンおよびイヤーフォー
ン共用回路において、短絡防止用抵抗R1の抵抗値を大
きくすると、ステレオ・ヘッドフォーンの使用時に、図
7の等価回路から明らかなように、左チャンネルおよび
右チャンネルの負荷インピーダンスの差が大きくなる結
果、左右の音量差が大きくなる。また逆に短絡防止用抵
抗R1の抵抗値を小さくすると、低周波電力増幅器10
の負荷インピーダンスが下がり消費電流が増え、低周波
電流増幅器の負担が大きくなるため、注意を要する。し
たがって以下の計算式で算出される音量差が3dB以内
で、なおかつ、ステレオ・ヘッドフォーンまたはモノラ
ル・イヤーフォーンを接続した時でも、トータルの負荷
インピーダンスが低周波電力増幅器の負荷インピーダン
スの規格を満足するようにR1を決める必要がある。
【0031】左右の音量差(dB)=20LOG{(R
1+Z1)/Z1} 図9は、ステレオ・ヘッドフォーンまたはモノラル・イ
ヤーフォーン使用時に低周波電力増幅器10の出力電力
が最大となっても、耳やステレオ・ヘッドフォーンやモ
ノラル・イヤーフォーンにダメージを与えないように、
音量調整要抵抗R2を追加した例である。この音量調整
要抵抗R2は、ジャック50の負極側接点52とグラン
ドとの間に挿入されている。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のヘッドフ
ォーンおよびイヤーフォーン共用回路によれば、1個の
ジャックで3極のステレオ・プラグ付きのステレオ・ヘ
ッドフォーンと2個のモノラル・プラグ付きのイヤーフ
ォーンのどちらでも使用できるようにすることができ
る。
【0033】したがって、3極ステレオ・プラグ用のジ
ャックと、2極モノラル・プラグ用のジャックとを設け
る必要がないので、コストおよびスペースの両面におい
て極めて有利である。
【0034】また本発明は、ステレオ・ヘッドフォーン
とモノラル・イヤーフォーンの組合せに限らず、ステレ
オ・イヤーフォーン,モノラル・ヘッドフォーンなど、
ステレオタイプとモノラルタイプのすべての組合せに適
用でき、同様の効果が得られることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】2極モノラル・ジャックを備えた通信機器の回
路を示す図である。
【図2】2極モノラル・プラグと、モノラル・イヤーフ
ォーンの内部接続とを示す図である。
【図3】3極モノラル・プラグと、ステレオ・ヘッドフ
ォーンの内部接続とを示す図である。
【図4】一般的な3極ステレオ・ジャックを備えた通信
機器の回路を示す図である。
【図5】一般的なステレオ・ジャックに2極モノラル・
イヤーフォーンを接続したときの等価回路図である。
【図6】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図7】3極ステレオ・ヘッドフォーンを接続したとき
の等価回路図である。
【図8】2極モノラル・ヘッドフォーンを接続したとき
の等価回路図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 低周波電力増幅器 14 内蔵スピーカ 50 共用ジャック 52 負極側接点 54 第1の正極側接点 56 第2の正極側接点 58 接片 R1 短絡防止用抵抗 R2 音量調整用抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声出力回路を有する通信機器に設けら
    れ、音声信号を出力する1個のジャックを、3極のステ
    レオ・プラグ付きのヘッドフォーンと2極のモノラル・
    プラグ付きのイヤーフォーンで共用できるようにする、
    ヘッドフォーンおよびイヤーフォーン共用回路であっ
    て、 前記ジャックは、第1の正極側接点と、第2の正極側接
    点と、負極側接点とを有し、 前記第1の正極側接点を、前記音声出力回路に接続し、
    前記音声出力回路と前記第2の正極側接点との間に短絡
    防止用抵抗を設けた、ことを特徴とするヘッドフォーン
    およびイヤーフォーン共用回路。
  2. 【請求項2】前記ジャックの負極側接点とグランドとの
    間に、音量調整用抵抗を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のヘッドフォーンおよびイヤーフォーン共用回
    路。
  3. 【請求項3】音声出力回路とスピーカとを有する通信機
    器に設けられ、音声信号を出力する1個のジャックを、
    3極のステレオ・プラグ付きのヘッドフォーンと2極の
    モノラル・プラグ付きのイヤーフォーンで共用できるよ
    うにする、ヘッドフォーンおよびイヤーフォーン共用回
    路であって、 前記ジャックは、第1の正極側接点と、第2の正極側接
    点と、負極側接点と、前記第1の正極側接点に対し、前
    記ステレオ・プラグまたはモノラル・プラグの挿脱によ
    り開閉する接片とを有し、 前記第1の正極側接点を、前記音声出力回路に接続し、
    前記音声出力回路と前記第2の正極側接点との間に短絡
    防止用抵抗を設け、前記接片を前記スピーカに接続し
    た、ことを特徴とするヘッドフォーンおよびイヤーフォ
    ーン共用回路。
  4. 【請求項4】前記ジャックの負極側接点とグランドとの
    間に、音量調整用抵抗を設けたことを特徴とする請求項
    3記載のヘッドフォーンおよびイヤーフォーン共用回
    路。
JP6000198A 1994-01-06 1994-01-06 ヘッドフォーンおよびイヤーフォーン共用回路 Withdrawn JPH07203582A (ja)

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