JPH0676132A - 複合ｉｃカード - Google Patents
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- JPH0676132A JPH0676132A JP5009892A JP989293A JPH0676132A JP H0676132 A JPH0676132 A JP H0676132A JP 5009892 A JP5009892 A JP 5009892A JP 989293 A JP989293 A JP 989293A JP H0676132 A JPH0676132 A JP H0676132A
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/067—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
- G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
- G06K19/077—Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
- G06K19/07749—Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card
- G06K19/07766—Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card comprising at least a second communication arrangement in addition to a first non-contact communication arrangement
- G06K19/07769—Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card comprising at least a second communication arrangement in addition to a first non-contact communication arrangement the further communication means being a galvanic interface, e.g. hybrid or mixed smart cards having a contact and a non-contact interface
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接触式と非接触式の両カードを別個に携帯す
る必要がなく、携帯，管理，取扱いに便利で、利用範囲
が大幅に拡張できるＩＣカードを提供する。 【構成】 アンテナ４０により外部機器から電力供給を
受け、アンテナ４２からの信号に対し、アンテナ２４で
応答する形で非接触式のＩＣカードとして機能する。ま
たＩＣカード表面に露出させた電気的接点機構３４によ
り応答する形で接触式のＩＣカードとして機能する。メ
モリ３２の内容を適宜に書き換えて、識別以外の預金
帳，小切手帳，診療カルテなどの、複雑・高度の管理シ
ステムに使える。
る必要がなく、携帯，管理，取扱いに便利で、利用範囲
が大幅に拡張できるＩＣカードを提供する。 【構成】 アンテナ４０により外部機器から電力供給を
受け、アンテナ４２からの信号に対し、アンテナ２４で
応答する形で非接触式のＩＣカードとして機能する。ま
たＩＣカード表面に露出させた電気的接点機構３４によ
り応答する形で接触式のＩＣカードとして機能する。メ
モリ３２の内容を適宜に書き換えて、識別以外の預金
帳，小切手帳，診療カルテなどの、複雑・高度の管理シ
ステムに使える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、データの読み書きとそ
の処理を、外部機器との間で接触して行うようにしたＩ
Ｃカードと、外部機器との間で非接触で行うようにした
ＩＣカードとを一体化した、多目的な用途に適する複合
ＩＣカードに関する。
の処理を、外部機器との間で接触して行うようにしたＩ
Ｃカードと、外部機器との間で非接触で行うようにした
ＩＣカードとを一体化した、多目的な用途に適する複合
ＩＣカードに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の接触式のＩＣカードとしては、本
出願人が先に提案した（特公昭５３−６４９１号）図
３，図４に示すものがある。これは例えば、クレジット
カードや身分証明書等のプラスチックカード本体１に、
メモリ２やＣＰＵ（中央演算処理装置）３の機能を有す
るＩＣ（集積回路）を備えたものである。電気的接点４
を介して接続した外部機器からの入力を、能動素子によ
って処理した上で新たな信号として出力することによ
り、照合を自動的に、確実に行うことができる。現在ク
レジットカードやキャッシュカードとして最も普及して
いる磁気ストライブカードに比して、記憶情報量の大き
さや、記憶情報の秘密性，融通性等が格段に優れてい
る。更に磁気外乱の影響は全くないし偽造の恐れもない
から、極めて近い将来多くの分野で磁気ストライブカー
ドにとってかわることは確実である。
出願人が先に提案した（特公昭５３−６４９１号）図
３，図４に示すものがある。これは例えば、クレジット
カードや身分証明書等のプラスチックカード本体１に、
メモリ２やＣＰＵ（中央演算処理装置）３の機能を有す
るＩＣ（集積回路）を備えたものである。電気的接点４
を介して接続した外部機器からの入力を、能動素子によ
って処理した上で新たな信号として出力することによ
り、照合を自動的に、確実に行うことができる。現在ク
レジットカードやキャッシュカードとして最も普及して
いる磁気ストライブカードに比して、記憶情報量の大き
さや、記憶情報の秘密性，融通性等が格段に優れてい
る。更に磁気外乱の影響は全くないし偽造の恐れもない
から、極めて近い将来多くの分野で磁気ストライブカー
ドにとってかわることは確実である。
【０００３】しかし入出力の授受は、電気的接点４を介
して、カードリーダ等の外部機器との接触により行うも
のであるから、例えば出退勤の入退室管理に用いた場合
に、カード携帯者の操作が煩瑣になることは止むを得な
い。
して、カードリーダ等の外部機器との接触により行うも
のであるから、例えば出退勤の入退室管理に用いた場合
に、カード携帯者の操作が煩瑣になることは止むを得な
い。
【０００４】図５，図６に示すものは、このような操作
上の面倒さを解消する非接触式のＩＣカードで、電源内
蔵の例であり、本出願人が提案済の「アクティブ素子に
かかる判別装置」（特公昭５８−５７７９６号）等に係
るものである。このＩＣカードはプラスチック本体５内
に所定の集積回路を形成したプリント基板又はセラミッ
ク基板６と電池７を備えている。
上の面倒さを解消する非接触式のＩＣカードで、電源内
蔵の例であり、本出願人が提案済の「アクティブ素子に
かかる判別装置」（特公昭５８−５７７９６号）等に係
るものである。このＩＣカードはプラスチック本体５内
に所定の集積回路を形成したプリント基板又はセラミッ
ク基板６と電池７を備えている。
【０００５】いまこのＩＣカードを図外の外部機器によ
り形成された電磁界におくと、受信アンテナ８に入力し
増幅器９と検波又は整流素子１０を経た信号により、電
源回路の電子スイッチ１１が自動的にＯＮになる。同時
に識別情報制御器１２が、記憶素子又はスイッチ等から
なる識別情報発生素子１３から、予め記憶させてある所
定の識別情報を呼び出すとともに、情報処理を施して変
調器１４に送る。一方、搬送波発振器１５で形成された
搬送波信号も変調器１４に送られる。変調器１４は、こ
れら両入力に基づく変調信号を、増幅器１６を介して送
信アンテナ１７から外部に識別信号Ｓとして出力する。
図外の外部受信装置は、この信号Ｓを受信し、その識別
情報を処理することにより、ＩＣカードの真偽等を非接
触で判定することができる。なお、図示を省略するが、
電池７を内蔵しない無電源の非接触式ＩＣカードの場合
は、外部機器の印加電圧発生装置から強い電磁界をＩＣ
カードに送信し、ＩＣカードはこの電磁界を受信アンテ
ナで受け整流又は検波して得た電力を用いるようになっ
ている。
り形成された電磁界におくと、受信アンテナ８に入力し
増幅器９と検波又は整流素子１０を経た信号により、電
源回路の電子スイッチ１１が自動的にＯＮになる。同時
に識別情報制御器１２が、記憶素子又はスイッチ等から
なる識別情報発生素子１３から、予め記憶させてある所
定の識別情報を呼び出すとともに、情報処理を施して変
調器１４に送る。一方、搬送波発振器１５で形成された
搬送波信号も変調器１４に送られる。変調器１４は、こ
れら両入力に基づく変調信号を、増幅器１６を介して送
信アンテナ１７から外部に識別信号Ｓとして出力する。
図外の外部受信装置は、この信号Ｓを受信し、その識別
情報を処理することにより、ＩＣカードの真偽等を非接
触で判定することができる。なお、図示を省略するが、
電池７を内蔵しない無電源の非接触式ＩＣカードの場合
は、外部機器の印加電圧発生装置から強い電磁界をＩＣ
カードに送信し、ＩＣカードはこの電磁界を受信アンテ
ナで受け整流又は検波して得た電力を用いるようになっ
ている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような非接触式Ｉ
Ｃカードによれば、情報の記憶量や秘密性，融通性等が
従来の磁気ストライブカードより格段にまさることは勿
論のこと、非接触式であることによるその操作の簡便さ
が、非常に大きな利点となる。すなわち、カード携帯者
は、例えば出入口ゲートに近づくだけで、その情報が読
み取られ識別されるから、カードをカードリーダへ挿入
するなどの手間は全く不要である。
Ｃカードによれば、情報の記憶量や秘密性，融通性等が
従来の磁気ストライブカードより格段にまさることは勿
論のこと、非接触式であることによるその操作の簡便さ
が、非常に大きな利点となる。すなわち、カード携帯者
は、例えば出入口ゲートに近づくだけで、その情報が読
み取られ識別されるから、カードをカードリーダへ挿入
するなどの手間は全く不要である。
【０００７】しかしながら、特定の条件下では、次のよ
うな問題がある。ａ．強力な周囲雑音の発生しているよ
うな特殊な環境下では、識別情報の読取り不能やエラー
が生じ易い。ｂ．大容量の信号を正確に伝送する必要が
ある場合には、ＩＣカードの動作の引金や電力源となる
電磁界の場の発生装置とか、識別信号受信装置とかの外
部機器が比較的大型で複雑となり、コスト高となる。
うな問題がある。ａ．強力な周囲雑音の発生しているよ
うな特殊な環境下では、識別情報の読取り不能やエラー
が生じ易い。ｂ．大容量の信号を正確に伝送する必要が
ある場合には、ＩＣカードの動作の引金や電力源となる
電磁界の場の発生装置とか、識別信号受信装置とかの外
部機器が比較的大型で複雑となり、コスト高となる。
【０００８】本発明は、このような問題を解消できる複
合ＩＣカードを提供することを目的としている。
合ＩＣカードを提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、ＩＣカードを次のとおりに構成する。
め、本発明では、ＩＣカードを次のとおりに構成する。
【００１０】（１）メモリやＣＰＵの機能を有し、外部
機器からの入力により前記メモリの内容を書き換え、ま
た外部機器からの入力に応答して新たな信号を出力する
ＩＣと、このＩＣの入，出力を行うための、当該複合Ｉ
Ｃカードの表面に露出させた電気的接点機構と、前記Ｉ
Ｃの入，出力を行うためのアンテナ機構とを備えた複合
ＩＣカード。
機器からの入力により前記メモリの内容を書き換え、ま
た外部機器からの入力に応答して新たな信号を出力する
ＩＣと、このＩＣの入，出力を行うための、当該複合Ｉ
Ｃカードの表面に露出させた電気的接点機構と、前記Ｉ
Ｃの入，出力を行うためのアンテナ機構とを備えた複合
ＩＣカード。
【００１１】
【作用】前記（１）の構成により、電気的接点機構，ア
ンテナ機構のいずれによっても、メモリ内容の書き換
え、ＩＣカードの識別ができる。
ンテナ機構のいずれによっても、メモリ内容の書き換
え、ＩＣカードの識別ができる。
【００１２】（関連技術例）説明の都合上、まず本発明
の関連技術例から説明する。図７は関連技術例１のブロ
ック図を、図８はその外観を一部切欠いて示すものであ
る。
の関連技術例から説明する。図７は関連技術例１のブロ
ック図を、図８はその外観を一部切欠いて示すものであ
る。
【００１３】各図において、２０はプラスチックカード
本体で、プリント基板又はセラミック基板２１と電池２
２とを内蔵している。この基板２１は、Ｓｉ，Ｇｅ等の
薄膜技術を利用し、ＩＣによるデータ処理回路を構成し
てある。２３は基板２１の外周上にコイルあるいはプリ
ント配線や蒸着等の技術を用いて形成した受信アンテ
ナ、２４は同じく送信アンテナ、２５は増幅器、２６は
検波又は整流素子、２７は電子スイッチである。図外の
外部機器から出力された例えば電磁界等の信号をアンテ
ナ２３で受信して誘起した電圧を増幅・検波し電子スイ
ッチ２７に印加することにより、カードの電源回路がＯ
Ｎとなるようにしてある。２８はこの電子スイッチ２７
のＯＮにより作動を始める搬送波発振器であり、例えば
ＩＣと水晶振動子を組み合わせることによる発振回路を
構成している。水晶振動子を用いた場合周波数の安定な
発振を得ることは勿論である。その発振周波数は、水晶
振動子，回路の定数を適当に選ぶことで無限の種類をつ
くることができる。
本体で、プリント基板又はセラミック基板２１と電池２
２とを内蔵している。この基板２１は、Ｓｉ，Ｇｅ等の
薄膜技術を利用し、ＩＣによるデータ処理回路を構成し
てある。２３は基板２１の外周上にコイルあるいはプリ
ント配線や蒸着等の技術を用いて形成した受信アンテ
ナ、２４は同じく送信アンテナ、２５は増幅器、２６は
検波又は整流素子、２７は電子スイッチである。図外の
外部機器から出力された例えば電磁界等の信号をアンテ
ナ２３で受信して誘起した電圧を増幅・検波し電子スイ
ッチ２７に印加することにより、カードの電源回路がＯ
Ｎとなるようにしてある。２８はこの電子スイッチ２７
のＯＮにより作動を始める搬送波発振器であり、例えば
ＩＣと水晶振動子を組み合わせることによる発振回路を
構成している。水晶振動子を用いた場合周波数の安定な
発振を得ることは勿論である。その発振周波数は、水晶
振動子，回路の定数を適当に選ぶことで無限の種類をつ
くることができる。
【００１４】２９は発振器２８からの搬送波信号を識別
情報処理・制御器３０からの信号で変調する変調器、３
１はその変調信号の増幅器である。以上の構成は図５に
示す非接触式ＩＣカードの回路構成と同様であってもよ
い。３２は図３に示す接触式ＩＣカードにおけるメモリ
２と同様のメモリ、３３は図３の３と同じくＣＰＵ、又
は記憶素子等をも含んだワンチップマイコンやＩＣであ
る。３４は蒸着又は溶着等により、カード本体の適宜の
面上に設けた電気的接触点であって、接触式の外部機器
の回路との接続用である。前述の能動素子を含む回路の
各構成部分は、図８に示すように、基板２１に適宜配置
して一体的に形成され得るので、カード自体の厚みを極
めて薄いものにすることが可能である。
情報処理・制御器３０からの信号で変調する変調器、３
１はその変調信号の増幅器である。以上の構成は図５に
示す非接触式ＩＣカードの回路構成と同様であってもよ
い。３２は図３に示す接触式ＩＣカードにおけるメモリ
２と同様のメモリ、３３は図３の３と同じくＣＰＵ、又
は記憶素子等をも含んだワンチップマイコンやＩＣであ
る。３４は蒸着又は溶着等により、カード本体の適宜の
面上に設けた電気的接触点であって、接触式の外部機器
の回路との接続用である。前述の能動素子を含む回路の
各構成部分は、図８に示すように、基板２１に適宜配置
して一体的に形成され得るので、カード自体の厚みを極
めて薄いものにすることが可能である。
【００１５】このように構成した複合ＩＣカードを、い
ま例えば、一時に多数の人が出入する大規模なゲートの
入退管理システムに用いる際は、非接触方式による識別
を利用すれば、人の流れを停滞させることなく、円滑・
確実に入退者をチェックすることができる。すなわち、
ＩＣカードのメモリ３２には、ＩＣカード毎に個々の識
別情報を予め記憶させておく。このＩＣカードを携帯し
たものがゲートに接近して、ゲートに設置してある外部
機器により形成されている電磁界の場に入ると、ＩＣカ
ードの受信アンテナ２３がこれを捕らえることにより電
子スイッチ２７がＯＮとなり、ＩＣカード内の識別装置
が作動を開始する。その結果ＩＣカードの送信アンテナ
２４から、特定の記憶情報に基づき変調された識別信号
Ｓが送出される。この識別信号Ｓをゲートの外部機器が
受信し、例えばホストコンピュータにより処理すれば、
入退者の所属・氏名をはじめ、入退時刻等をもチェック
し、登録することも可能である。入退者は、いちいちＩ
Ｃカードをカードリーダに挿入する必要はなく、ポケッ
トに入れたままゲートを通過するだけでよい。
ま例えば、一時に多数の人が出入する大規模なゲートの
入退管理システムに用いる際は、非接触方式による識別
を利用すれば、人の流れを停滞させることなく、円滑・
確実に入退者をチェックすることができる。すなわち、
ＩＣカードのメモリ３２には、ＩＣカード毎に個々の識
別情報を予め記憶させておく。このＩＣカードを携帯し
たものがゲートに接近して、ゲートに設置してある外部
機器により形成されている電磁界の場に入ると、ＩＣカ
ードの受信アンテナ２３がこれを捕らえることにより電
子スイッチ２７がＯＮとなり、ＩＣカード内の識別装置
が作動を開始する。その結果ＩＣカードの送信アンテナ
２４から、特定の記憶情報に基づき変調された識別信号
Ｓが送出される。この識別信号Ｓをゲートの外部機器が
受信し、例えばホストコンピュータにより処理すれば、
入退者の所属・氏名をはじめ、入退時刻等をもチェック
し、登録することも可能である。入退者は、いちいちＩ
Ｃカードをカードリーダに挿入する必要はなく、ポケッ
トに入れたままゲートを通過するだけでよい。
【００１６】一方、比較的小規模であって、前述のよう
な外部機器が大きくなる非接触式の入退室管理システム
で不経済となるような場合には、出入口に小型で安価な
接触式カードリーダを備えればよい。入退者が複合ＩＣ
カードをカードリーダに挿入しさえすれば、ＩＣカード
のメモリ３２の識別情報が例えばＣＰＵ３３で処理され
て、電気的接点機構３４を介しカードリーダに送られ
る。これにより安価なコストで入退室管理が遂行でき
る。
な外部機器が大きくなる非接触式の入退室管理システム
で不経済となるような場合には、出入口に小型で安価な
接触式カードリーダを備えればよい。入退者が複合ＩＣ
カードをカードリーダに挿入しさえすれば、ＩＣカード
のメモリ３２の識別情報が例えばＣＰＵ３３で処理され
て、電気的接点機構３４を介しカードリーダに送られ
る。これにより安価なコストで入退室管理が遂行でき
る。
【００１７】その他、確実な情報を大量に授受する必要
のある場合とか、或いは周囲雑音が極めて大きい特殊な
環境下で使用する場合にも、接触式による機能を利用す
れば安定した性能を発揮することができる。このように
複合ＩＣカードを１枚携帯すれば、必要に応じてその接
触式の機能と非接触式の機能とを選択的に利用できるか
ら、それぞれの機能を有する別々のカードを２枚携帯す
る必要はなく、利用者にとり堪だ便である。メモリやＩ
Ｃが共通に使える或いはその一部を共用して他を省略で
きるから、製造も容易で経済的である。
のある場合とか、或いは周囲雑音が極めて大きい特殊な
環境下で使用する場合にも、接触式による機能を利用す
れば安定した性能を発揮することができる。このように
複合ＩＣカードを１枚携帯すれば、必要に応じてその接
触式の機能と非接触式の機能とを選択的に利用できるか
ら、それぞれの機能を有する別々のカードを２枚携帯す
る必要はなく、利用者にとり堪だ便である。メモリやＩ
Ｃが共通に使える或いはその一部を共用して他を省略で
きるから、製造も容易で経済的である。
【００１８】なお、図５に示す従来の非接触式のＩＣカ
ードにあっては、そのメモリ１３に予め記憶させた識別
情報を何らかの理由で変更したい場合に専用の変更装置
を必要とするなどの不都合があるが、この複合ＩＣカー
ドによれば、接触式カードに相当する回路機能を利用し
て、電気的接触機構３４に接続した外部機器により容易
にメモリ内容の変更が可能となるメリットがある。
ードにあっては、そのメモリ１３に予め記憶させた識別
情報を何らかの理由で変更したい場合に専用の変更装置
を必要とするなどの不都合があるが、この複合ＩＣカー
ドによれば、接触式カードに相当する回路機能を利用し
て、電気的接触機構３４に接続した外部機器により容易
にメモリ内容の変更が可能となるメリットがある。
【００１９】図９に、関連技術例２のブロック図を示
す。
す。
【００２０】この関連技術は、電池を省いた点が、前記
関連技術例１と異なっている。ＩＣカードの識別回路を
駆動するための電力は、図外の外部機器から与えられる
ようになっている。すなわち、外部機器はその電力供給
により発生したエネルギを変換器（アンテナ・コイル・
トランスジューサ等）により空間存在エネルギ（エネル
ギ波）Ｅに変えて出力する。複合ＩＣカードが、このエ
ネルギの場に入ると、電源入力としてＩＣカードの受信
アンテナ等の変換器４０でこれを受け、検波又は整流器
４１を介して各回路に電力が印加される。
関連技術例１と異なっている。ＩＣカードの識別回路を
駆動するための電力は、図外の外部機器から与えられる
ようになっている。すなわち、外部機器はその電力供給
により発生したエネルギを変換器（アンテナ・コイル・
トランスジューサ等）により空間存在エネルギ（エネル
ギ波）Ｅに変えて出力する。複合ＩＣカードが、このエ
ネルギの場に入ると、電源入力としてＩＣカードの受信
アンテナ等の変換器４０でこれを受け、検波又は整流器
４１を介して各回路に電力が印加される。
【００２１】電池が不要となるから、ＩＣカードを小型
にすることができ、また半永久的な使用が可能となると
いう利点がある。
にすることができ、また半永久的な使用が可能となると
いう利点がある。
【００２２】
【実施例】図１は実施例１のブロック図である。
【００２３】この実施例は、関連技術例２の無電源複合
ＩＣカードに、外部機器からの信号入力の受信機構であ
るアンテナ４２と、例えばフィルタ等からなる信号入力
回路４３とを、電源入力の受信機構とは別に設けた点に
特色がある。各回路の駆動電力は電源入力受信アンテナ
４０を介して外部機器から与えられる。一方、外部機器
からは、特定の入力信号も発信される。これを受信アン
テナ４２で受け、信号入力回路４３を経て識別情報処理
・制御器３０に入力する。この情報処理・制御器３０
は、その入力信号に応じてメモリ３２の記憶情報を処理
し出力する。
ＩＣカードに、外部機器からの信号入力の受信機構であ
るアンテナ４２と、例えばフィルタ等からなる信号入力
回路４３とを、電源入力の受信機構とは別に設けた点に
特色がある。各回路の駆動電力は電源入力受信アンテナ
４０を介して外部機器から与えられる。一方、外部機器
からは、特定の入力信号も発信される。これを受信アン
テナ４２で受け、信号入力回路４３を経て識別情報処理
・制御器３０に入力する。この情報処理・制御器３０
は、その入力信号に応じてメモリ３２の記憶情報を処理
し出力する。
【００２４】この実施例によれば、外部機器からＩＣカ
ードに指令を送ることにより、より複雑な情報処理がで
きるから、情報識別のみならず、プログラム次第で例え
ばメモリ３２の内容を適宜に書き換えて、預金帳，小切
手帳，診療カルテなど、一層複雑・高度の管理システム
を実現することが可能である。なお、電源入力用受信ア
ンテナ４０を破線のように接続することにより、入力信
号受信アンテナ４２と兼用させてもよい。
ードに指令を送ることにより、より複雑な情報処理がで
きるから、情報識別のみならず、プログラム次第で例え
ばメモリ３２の内容を適宜に書き換えて、預金帳，小切
手帳，診療カルテなど、一層複雑・高度の管理システム
を実現することが可能である。なお、電源入力用受信ア
ンテナ４０を破線のように接続することにより、入力信
号受信アンテナ４２と兼用させてもよい。
【００２５】図２は本発明の実施例２のブロック図を示
している。
している。
【００２６】この実施例は、関連技術例１の有電源複合
ＩＣカードに、実施例１の入力信号受信アンテナ４２及
び信号入力回路４３からなる入力信号受信機構を付加し
て構成したものであり、実施例１同様、メモリ３２の内
容を書き換えてより複雑・高度の管理システムの実現が
可能となる。
ＩＣカードに、実施例１の入力信号受信アンテナ４２及
び信号入力回路４３からなる入力信号受信機構を付加し
て構成したものであり、実施例１同様、メモリ３２の内
容を書き換えてより複雑・高度の管理システムの実現が
可能となる。
【００２７】なお、無電源方式とした実施例１におい
て、電源用電力は、その供給回路構成に応じ、電磁界の
みならず、電界，磁界，音波又はアイソトープ等（光，
熱等も含み）によっても供給することが可能である。
て、電源用電力は、その供給回路構成に応じ、電磁界の
みならず、電界，磁界，音波又はアイソトープ等（光，
熱等も含み）によっても供給することが可能である。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非接触式ＩＣカードと接触式ＩＣカードの機能を複合化
して構成したため、次のような種々の効果が得られる。
非接触式ＩＣカードと接触式ＩＣカードの機能を複合化
して構成したため、次のような種々の効果が得られる。
【００２９】１）メモリやＩＣが共通して使え或いは一
部を共用できて、コストが低減できる。
部を共用できて、コストが低減できる。
【００３０】２）接触式と非接触式の両カードを別個に
携帯する必要がなく、携帯，管理，取扱いに便利であ
る。
携帯する必要がなく、携帯，管理，取扱いに便利であ
る。
【００３１】３）予めＩＣカードに記憶させた情報の変
更が、外部機器により必要に応じて容易に可能で、利用
範囲が大幅に拡張できる。
更が、外部機器により必要に応じて容易に可能で、利用
範囲が大幅に拡張できる。
【図１】 実施例１のブロック図
【図２】 実施例２のブロック図
【図３】 従来の接触式ＩＣカードのブロック図
【図４】 図３のＩＣカードの外観図で一部を切欠いて
示したもの
示したもの
【図５】 従来の非接触式ＩＣカードのブロック図
【図６】 図５のＩＣカードの外観図で一部を切欠いて
示したもの
示したもの
【図７】 関連技術例１のブロック図
【図８】 図７のＩＣカードの外観図で一部を切欠いて
示したもの
示したもの
【図９】 関連技術例２のブロック図
３２ メモリ ３３ ＣＰＵ ３４ 電気的接点機構 ２３，２４，４０，４２ アンテナ機構
Claims (1)
- 【請求項１】 メモリやＣＰＵの機能を有し、外部機器
からの入力により前記メモリの内容を書き換え、また外
部機器からの入力に応答して新たな信号を出力するＩＣ
と、このＩＣの入，出力を行うための、当該複合ＩＣカ
ードの表面に露出させた電気的接点機構と、前記ＩＣの
入，出力を行うためのアンテナ機構とを備えたことを特
徴とする複合ＩＣカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5009892A JPH0676132A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 複合ｉｃカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5009892A JPH0676132A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 複合ｉｃカード |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59034428A Division JPS60179891A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 複合ｉｃカ−ド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676132A true JPH0676132A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=11732789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5009892A Pending JPH0676132A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 複合ｉｃカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676132A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5598032A (en) * | 1994-02-14 | 1997-01-28 | Gemplus Card International | Hybrid chip card capable of both contact and contact-free operation and having antenna contacts situated in a cavity for an electronic module |
| JP2012181684A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Ricoh Co Ltd | Ｒｆｉｄタグ及びｒｆｉｄタグを搭載した電子機器 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5828761A (ja) * | 1981-08-14 | 1983-02-19 | Tamura Electric Works Ltd | 電子式キ−カ−ド装置 |
| JPS58200333A (ja) * | 1982-05-18 | 1983-11-21 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 情報カ−ド |
| JPS58206295A (ja) * | 1982-05-26 | 1983-12-01 | Sharp Corp | 遠隔操作装置 |
| JPS58208883A (ja) * | 1982-05-29 | 1983-12-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Ｉｃカ−ド |
| JPS58222694A (ja) * | 1982-06-21 | 1983-12-24 | Hitachi Ltd | リモコン装置 |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP5009892A patent/JPH0676132A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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| JPS5828761A (ja) * | 1981-08-14 | 1983-02-19 | Tamura Electric Works Ltd | 電子式キ−カ−ド装置 |
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| US5598032A (en) * | 1994-02-14 | 1997-01-28 | Gemplus Card International | Hybrid chip card capable of both contact and contact-free operation and having antenna contacts situated in a cavity for an electronic module |
| JP2012181684A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Ricoh Co Ltd | Ｒｆｉｄタグ及びｒｆｉｄタグを搭載した電子機器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19951212 |