JPH0675932U - 結露防止ヒータ装置 - Google Patents

結露防止ヒータ装置

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JPH0675932U
JPH0675932U JP2286493U JP2286493U JPH0675932U JP H0675932 U JPH0675932 U JP H0675932U JP 2286493 U JP2286493 U JP 2286493U JP 2286493 U JP2286493 U JP 2286493U JP H0675932 U JPH0675932 U JP H0675932U
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JP
Japan
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heater
current
dew condensation
temperature
current limiting
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Pending
Application number
JP2286493U
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English (en)
Inventor
倫明 服部
英法 佐藤
一郎 斉藤
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Murakami Corp
Original Assignee
Murakami Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用のミラー又は後方監視カメラレンズの
前面ガラス等に用いられる結露防止ヒータ装置の電力を
節約し、結露防止作用を遅滞なく行うようにする。 【構成】 ヒータ1と直列に接続された電流制限抵抗5
と並列にトランジスタ6を接続し、また環境温度を検知
するセンサ13を設けて、環境温度が所定温度以下にな
ったときにトランジスタ6を動作させて電流制限抵抗5
とトランジスタ6との合成抵抗値を小さくすることによ
りヒータ1に流れる電流を多くする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用ミラー又は車載用後方監視カメラレンズの前面ガラス等に配 設して使用するヒータの消費電力を節約する結露防止ヒータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、結露防止ヒータ装置を備えた車両用のミラーや後方監視カメラが用いら れるようになっている。この装置に用いられるヒータはニクロム線やITO(I ndium Tin Oxide)等からなり、ミラー面、ミラー内部或いはカ メラレンズの前面ガラスなどに設けられている。そして、環境温度が急変した場 合等によって結露が発生すると運転者がスイッチ操作をして結露を除去している 。 しかし、外気温度が低く、湿度が高いトンネル内に車両が入った場合等は、結 露が発生してからスイッチ操作を行うのでは対処が遅れ、運転に支障をきたすこ とがあるので、あらかじめスイッチ操作を行ったり、又は常時通電したりしてい た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記結露防止ヒータ装置は融雪や氷解を考慮して製造され、又 単一の能力しか備えていないので常時通電しておくと電力の消費が大きく無駄が 多かった。 そこで本考案は、ヒータの能力を切換え可能にして消費電力の節約できる結露 防止ヒータ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は車両用のミラーや後方監視カメラ等に発生 する結露をヒータに所定のヒータ電流を流して前記ヒータを発熱させることによ り防止してなる結露防止ヒータ装置において、環境温度が所定の温度以下の場合 には前記ヒータ電流を増大させ、環境温度が所定の温度以上の場合には前記ヒー タ電流を低減させる制御部を有してなる、ことを特徴とする。 例えば、前記制御部が、環境温度を検知するセンサ回路部と、該センサ回路部 から出力される制御信号に基づき前記ヒータ電流値を制御する電流制御部と、を 備えてなる。 また、 前記センサ回路部が、環境温度により抵抗値が変化するセンサ及び該 センサに接続部で直列接続された固定抵抗を有して、前記接続部から環境温度に 対応した電位を出力する環境電位部と、所定の固定電位を出力する基準電位部と 、前記環境電位部と前記基準電位部との電位を比較して制御信号を出力する比較 器と、を備え、前記電流制御部が、前記ヒータに直列接続された電流制限抵抗と 、該電流制限抵抗のそれぞれの端子にエミッタ及びコレクタが接続されると共に ベースに前記制御信号が入力されるべく接続されたトランジスタと、を備えて、 環境温度が所定温度より低くなった際に、前記トランジスタが前記制御信号によ り動作し、前記電流制限抵抗と前記トランジスタとの合成抵抗値を減少させて前 記ヒータに流れる前記ヒータ電流を増大させてなる。 さらに、前記制御部が手動切換スイッチと、短絡線と、電流制限抵抗と、を有 し、前記短絡線及び前記電流制限抵抗の一端が共に前記ヒータに接続され、他端 が前記手動切換スイッチに接続されて、前記手動切換スイッチを切換ることによ り前記ヒータ電流を変えてなる。
【0005】
【作用】
上記構成により、環境温度が所定の温度以上の場合に小さいヒータ電流をヒー タに流してドアミラーを予熱する。そして、環境温度が所定の温度以下に変化し た場合、制御部により自動的にヒータ電流を増大させることで結露の発生を防止 する。あるいは、通常小さいヒータ電流をヒータに流してドアミラーを予熱し、 環境の変化に合わせて手動切換スイッチを切換ることにより前記ヒータ電流を変 え結露防止能力を高める。これにより、ヒータで消費される電力の浪費を節約す る。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づき説明する。図1は結露防止ヒータ装置のブロッ ク図である。結露防止ヒータ装置は制御部A、ヒータ1及びスイッチ2を有し、 制御部Aはセンサ回路部3及び電流制御部4を有している。 上記構成において、スイッチ2を投入するとヒータ1に通電され、予熱運転と なる。そして、環境温度が所定の温度以下になった場合にはセンサ回路部3から の制御信号を受けて電流制御部4がヒータ1を予熱運転からフル運転に切換える 。なお、予熱運転に用いられる電力はフル運転に用いられる電力の30%〜80 %に設定可能になっている。 図2は図1の詳細回路図で、センサ回路部3は環境電位部14、基準電位部1 5及び比較器7からなっている。環境電位部14は、環境温度の変動により抵抗 値が変化することで環境温度を検出するセンサ13(本実施例ではサーミスタを 用いた)及び固定抵抗11が接続部Pで接続され、また基準電位部15は抵抗9 ,10により電源電圧を分圧して所定の固定電位を発生している。さらに比較器 7は、環境電位部14と基準電位部15との電位を比較して電流制御部4に制御 信号を出力している。
【0007】 一方、電流制御部4はヒータ1に直列接続された電流制限抵抗5及びトランジ スタ6を有し、トランジスタ6のエミッタ、コレクタは電流制限抵抗5の端子に それぞれ接続され、ベースは抵抗12を介して比較器7に接続されている。 上記構成において、環境温度が所定の温度より高い場合(予熱運転を行う場合 )には、比較器7の制御信号は「ハイレベル」の信号となりトランジスタ6は非 動作状態になる。従って、ヒータ1に流れる電流パスはIAのみとなる。なお、 このときのヒータ電流値はヒータ1と電流制限抵抗5との合成抵抗により決まる 。 このような状態で、環境の温度が変化したとすると、この温度変化に依存して センサ13が抵抗値を変え、固定抵抗11とセンサ13との分圧比が変化して比 較器7の−端子の電圧が変化する。そして、比較器7は「ロ−レベル」の制御信 号をトランジスタ6に出力するようになりトランジスタ6が動作する。従って、 ヒータ1には電流パスIAと電流パスIBとを流れるヒータ電流が流れるように なる。このとき流れるヒータ電流値は、トランジスタ6の動作時の抵抗、電流制 限抵抗5及びヒータ1の抵抗の合成抵抗により決まり、電流制限抵抗5とトラン ジスタ6とが並列に接続されているのでトランジスタ6が動作することにより合 成抵抗が減少しヒータ電流が増大する。
【0008】 次ぎに本考案の実施例2を図3に基づき説明する。制御部Aは、手動切換スイ ッチ20、短絡線21及び電流制限抵抗5を有している。電流制限抵抗5がヒー タ1に接続されると共に、この電流制限抵抗5と並列に短絡線21が接続され、 手動切換スイッチ20によりヒータ電流の電流パス(即ちヒータ電流値)が切換 え可能になっている。 上記構成で予備運転を行う場合は手動切換スイッチ20を電流制限抵抗5の方 に接続し、フル運転を行うときは短絡線21に接続することによりヒータ1に流 れる電流値を制御する。 以上説明したように、ヒータ1に接続される抵抗値を変化させることにより、 電力の不要な消費を防止することが可能になる。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、ヒータの駆動を予熱運転とフル運転とに切換可能にして、環 境温度の変化が予想される場合にはセンサ回路部等により予熱運転からフル運転 に切換える。これにより、急激な温度変化に対しても応答性の良い結露防止が可 能になると共に、電力のムダ遣いを防止することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヒータの出力切り換え制御装置を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示すブロック図を具体的に示す第1の実
施例の一回路図である。
【図3】本考案の実施例2を示す手動操作用の回路図で
ある。
【符号の説明】
1 ヒータ 3 センサ回路部 5 電流制限抵抗 4 電流制御部 6 トランジスタ 7 比較器 11 固定抵抗 13 センサ 14 環境電位部 15 基準電位部 20 手動切換スイッチ 21 短絡線 A 制御部 P 接続部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータに所定のヒータ電流を流して前記
    ヒータを発熱させてなる、結露防止ヒータ装置におい
    て、 環境温度が所定の温度以下の場合には前記ヒータ電流を
    増大させ、環境温度が所定の温度以上の場合には前記ヒ
    ータ電流を低減させる制御部を有してなる、 ことを特徴とする結露防止ヒータ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部が、環境温度を検知するセン
    サ回路部と、該センサ回路部から出力される制御信号に
    基づき前記ヒータ電流値を制御する電流制御部と、を備
    えてなる、 請求項1記載の結露防止ヒータ装置。
  3. 【請求項3】 前記センサ回路部が、環境温度により抵
    抗値が変化するセンサ及び該センサに接続部で直列接続
    された固定抵抗を有して、前記接続部から環境温度に対
    応した電位を出力する環境電位部と、 所定の固定電位を出力する基準電位部と、 前記環境電位部と前記基準電位部との電位を比較して制
    御信号を出力する比較器と、を備え、 前記電流制御部が、前記ヒータに直列接続された電流制
    限抵抗と、 該電流制限抵抗のそれぞれの端子にエミッタ及びコレク
    タが接続されると共にベースに前記制御信号が入力され
    るべく接続されたトランジスタと、を備えて、 環境温度が所定温度より低くなった際に、前記トランジ
    スタが前記制御信号により動作し、前記電流制限抵抗と
    前記トランジスタとの合成抵抗値を減少させて前記ヒー
    タに流れる前記ヒータ電流を増大させてなる、 請求項2記載の結露防止ヒータ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部が手動切換スイッチと、短絡
    線と、電流制限抵抗と、を有し、前記短絡線及び前記電
    流制限抵抗の一端が共に前記ヒータに接続され、他端が
    前記手動切換スイッチに接続されて、前記手動切換スイ
    ッチを切換ることにより前記ヒータ電流を変化させてな
    る、 請求項1記載の結露防止ヒータ装置。
JP2286493U 1993-04-07 1993-04-07 結露防止ヒータ装置 Pending JPH0675932U (ja)

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