JPH067589U - 浴槽蓋 - Google Patents

浴槽蓋

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JPH067589U
JPH067589U JP5318392U JP5318392U JPH067589U JP H067589 U JPH067589 U JP H067589U JP 5318392 U JP5318392 U JP 5318392U JP 5318392 U JP5318392 U JP 5318392U JP H067589 U JPH067589 U JP H067589U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 限られた浴室スペースをへらすことなく、入
浴中に打たせ湯や浴槽の洗浄を行う。 【構成】 折りたたみ可能に形成された浴槽蓋におい
て、少なくとも第1蓋部材(14)と第2蓋部材(1
6)を備え、第1蓋部材(14)と第2蓋部材(16)
はつながれて構成され、第1蓋部材(14)の一端を中
心に第1蓋部材(14)は回転可能に取付けられ、第1
蓋部材(14)には液体を通すための通路(30,5
2)が形成され、第2蓋部材(16)には浴槽(1)内
に液体を噴射する噴射手段(46,42,44)を備
え、第1蓋部材(14)と第2蓋部材(16)を折りた
たんで浴槽の蓋を開けたときに、第1蓋部材(14)の
通路(30,52)と第2蓋部材(16)の噴射手段
(46,42,44)が接続される構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浴槽の上に被せる浴槽蓋の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の浴槽蓋として使用者が入浴の際折り畳むことができる浴槽蓋が 知られている。 このような浴槽蓋にあっては、入浴する際に浴槽内の限られたスペースにおい て大きな板状の浴槽蓋を置く場所に困る。このため、これを折り畳んで浴室内の 所定箇所にたてかけることができるようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、最近の家庭用入浴設備にあっては、限られた浴室スペースにお いても快適に入浴できるようにするための機能が要求されている。すなわち、入 浴中に入浴者がいわゆる打たせ湯を受けて快適な気分で入浴ができるのが望まし い。 あわせて、入浴後浴槽の洗浄を自動的に行えれば便利である。 このような打たせ湯を行う設備を、浴槽蓋に設けることができれば、狭い浴室 スペースを有効に使用できることになる。
【0004】 本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、限られた浴室スペー スを減らすことなく、入浴中の打たせ湯や浴槽の洗浄を行うことができる浴槽蓋 を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案にあっては、折りたたみ可能に形成された浴槽蓋において 、少なくとも第1蓋部材と第2蓋部材を備え、第1蓋部材と第2蓋部材はつなが れて構成され、第1蓋部材の一端を中心に第1蓋部材は回転可能に取付けられ、 第1蓋部材には液体を通すための通路が形成され、第2蓋部材には浴槽内に液体 を噴射する噴射手段を備え、第1蓋部材と第2蓋部材を折りたたんで浴槽を開け たときに、第1蓋部材の通路と第2蓋部材の噴射手段が接続される浴槽蓋により 、達成される。
【0006】 本考案では好ましくは前記噴射手段はノズルを有し、入浴者への打たせ湯とし ての液体を噴射する。
【0007】 本考案では、好ましくは前記噴射手段はノズルを有し、液体として浴槽内を洗 浄するための洗浄液を噴射する。また好ましくは浴槽の湯を回収して第1蓋部材 の通路に送り込む手段を備え、浴槽の湯を回収して加熱してから第1蓋部材の通 路に送り込む手段を備える。
【0008】 また、上記目的は、本考案にあっては、折りたたみ可能に形成された浴槽蓋に おいて、浴槽内を洗浄するための洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、入浴者に 打たせ湯を供給する打たせ湯供給手段とを有し、浴槽を閉じた状態では洗浄液供 給手段に洗浄液を供給して浴槽内を洗浄可能であり、折りたたんで浴槽を開けた 状態では打たせ湯供給手段に湯を供給可能な構成とした浴槽蓋により、達成され る。
【0009】 本考案では、好ましくは少なくとも第1蓋部材と第2蓋部材を有し、第1蓋部 材と第2蓋部材は曲折部で折り曲げ可能に形成され、洗浄液供給手段のノズルは 第1蓋部材の内面に設けられ、打たせ湯供給手段のノズルは第2蓋部材の表面に 設けられている。また好ましくは第1蓋部材と第2蓋部材を曲折部で折り曲げて 重合させた場合に、第1蓋部材に設けられた打たせ湯供給手段の通路と第2蓋部 材に設けられた打たせ湯供給手段のノズルが連絡される構成である。
【0010】 本考案にあっては、好ましくは浴槽の湯もしくは水を回収して洗浄液供給手段 に洗浄液として送り込む手段を、また、好ましくは浴槽の湯もしくは水を回収し て加熱してから洗浄液供給手段に洗浄液として送り込む手段を備える。
【0011】
【作用】
第1蓋部材と第2蓋部材を折りたたんで浴槽の蓋を開けたときに、第2蓋部材 の噴射手段により入浴時には打たせ湯を入浴者に噴射することができる。もしく は、必要に応じて浴槽洗浄時に洗浄液を浴槽内に噴射することができる。 浴槽の湯を回収して循環させて打たせ湯として使用したり、回収した湯をさら に加熱したあと循環させて打たせ湯として使用できる。 さらに、外部から上水の供給を受け、これをたとえば加熱して温水にし、打た せ湯として噴射できる。 また、浴槽を閉じた状態で浴槽を密閉して洗浄液供給手段から洗浄液等を浴槽 内に噴射したり、浴槽を開けた状態で打たせ湯を入浴者に噴射できる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例を添付図面等に基づいて詳細に説明する。 尚、以下に述べる実施例は、本考案の好適な具体例であるから、技術的に好ま しい種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、以下の説明において特に本 考案を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0013】 図1は、本考案の浴槽蓋の好適な実施例を備える浴槽を示し、図2はその斜視 図である。 図において、浴槽1は、好ましくは浴槽ユニット2の床に置かれている。浴槽 1には排水弁1aが設けられている。この浴槽1は、その開口部12がほぼ長方 形を呈しており、浴槽ユニット2からその短辺に沿った縁部4,5と、長辺に沿 った縁部6,7とを有している。
【0014】 浴槽蓋10は上記浴槽1の開口部12を閉じ、しかも縁部4,5,6,7,に 載せることができる大きさを有している。 この浴槽蓋10は、その基端部が、例えば浴槽の縁部5に回動自在に固定され ており、基端側を構成する第1蓋部材14と第2蓋部材16とから構成されてい る。
【0015】 具体的には、第1蓋部材14は図1に示すように浴槽1の縁部5に沿って配置 された台座5aに設けられた軸受5bに対して回動自在に枢支されている。 この第1蓋部材14と第2蓋部材16とは、浴槽蓋10の中央付近で短手方向 に沿って形成された曲折部18によって連結されている。
【0016】 ここで浴槽蓋10はその中央付近を短手方向に沿って分割されて、曲折部18 を形成しており、この曲折部18は、第1蓋部材14と第2蓋部材16とが二つ のヒンジ20,22により回動自在に連結されて構成されている。 図1に示すように、この浴槽蓋10にあっては、基端側の第1蓋部材14の下 面に浴槽1の内側を洗浄するための洗浄用ノズル24が露出している。
【0017】 具体的には、浴槽1の縁部5に設けられた台座5aには、水もしくは湯の供給 管30が外部から導かれている。この供給管30は第1蓋部材14の中を通って 洗浄用ノズル24に接続されている。 この洗浄用ノズル24は、図1に概略的に示すように、ノズルから噴射される 水や給湯機能による温水,液体状の洗剤もしくは洗剤が添加された洗浄(温)水 が浴槽1の内壁を十分覆うようにするため、好ましくは第1蓋部材14の下面か ら突出して、全体として凸部を形成している。そして、この洗浄用ノズル24よ り経路30の上流側でしかも、打たせ湯制御弁50の洗浄ノズル24側近傍には 、図示しない洗浄液の制御弁が設けられている。
【0018】 このため、図1において浴槽蓋10を鎖線で示すように内側に曲折する際には 、その先端側の第2蓋部材16の下面に当接してしまう。これを回避するため、 第2蓋部材16の下面の浴槽蓋10を曲折した際に洗浄用ノズル24と干渉する 箇所に図示するような凹部25を形成しておく。 この凹部25は凸部である洗浄用ノズル24を十分受容できる大きさの凹所を なすように第2蓋部材16を一体に成形して構成されている。
【0019】 このように、この実施例では、浴槽蓋10の第1蓋部材14に浴室用の装備品 (この場合、洗浄用ノズル24)を装着するにあたり、浴槽蓋10の板厚全体を 厚くすることを避け、このような装備品を装着した箇所だけを、この装備品を収 容できるだけの厚みを持つ凸部として形成する。 そして、浴槽蓋10を曲折して第1蓋部材14と第2蓋部材16とを重合状態 としたとき、上記凸部と干渉する第2蓋部材16の所定の箇所を凹部として形成 する。図1と図2に示すように第1蓋部材14と第2蓋部材16とを曲折して重 合したとき、第1蓋部材14の洗浄用ノズルである凸部24は、第2蓋部材16 の凹部25に完全に収容される。
【0020】 したがって、浴槽蓋10を曲折した状態で全体を薄く構成できる。しかも、第 1蓋部材14は浴槽1の縁部5に対して回動自在に固定されているから、入浴す る際には図5に示す第1蓋部材14の表面の把手10Xを手で以て持ち上げ、図 2に示すように矢印方向に曲折して、折り畳み、鎖線で図示されているようにこ れを浴槽1の短辺に沿った縁部5に曲折状態でかたずけることができる。 このため、浴槽蓋を置く場所が必要なく、限られた浴室スペースを有効に利用 できるものである。
【0021】 洗浄用ノズル24は、たとえば図3に示すようにノズル部30とモータ32を 有している。 このノズル部30の開口部34は、図4(A)に示すように、たとえばその縁 部が薄刃状をしたオリフィス状に形成されている。そして、ノズル部30はモー タ32により矢印方向に回転できるようになっている。 これにより、ノズル部30は、図4(B)に概略的に示すように、浴槽1の内 面に対して面状に洗浄水や洗剤もしくは洗剤の添加された洗浄水を十分強く噴射 もしくは放出できるようになっている。
【0022】 図2と図5に示すように、第2蓋部材16の表面16aの特に先端部にはまく ら40が設けられている。このまくら40には、たとえば2つの左右のノズル4 2,44が設けられている。図1に示すようにノズル42,44は供給管46に 接続されていて、ノズル42,44と供給管46は打たせ湯の噴射手段を構成し ている。 一方、第1蓋部材14の供給管30の途中に打たせ湯制御弁50が接続されて いて、打たせ湯制御弁50の配管52は、次のようにして第2蓋部材16の配管 46に着脱自在に接続可能である。
【0023】 具体的には、図6に示すように配管52にはベローズ54が固定されており、 第1蓋部材14と第2蓋部材16を重ね合わせた状態ではこのベローズ54を介 して配管52と第2蓋部材16の配管46がベローズ54の弾性力に抗して接続 可能である。 また、図5に示すように浴槽蓋10により浴槽1を閉じて、第1蓋部材14と 第2蓋部材16の重ね合わせがなくなると、図7に示すようにベローズ54の一 端は開放されるようになっている。
【0024】 なお、上記した例では、打たせ湯ノズルをまくら40に設けるようにしたが、 図2において、入浴者の頭部からさらに上方に位置するように第2蓋部材16に まくら40とは関係なく設けることもできる。 しかも、この場合、たとえば打たせ湯ノズルをひとつにして供給管46から導 かれる湯をひとつのノズルで大流量にて流すようにすることもできる。
【0025】 さらに、前記ベローズ54は第2蓋部材16側に設けるようにしてもよいし、 このようなベローズに代えて、弾力性とシール性に備えた他の適宜の手段を用い ることもできる。
【0026】 次に、図1を参照して第1の送り込み手段70と、第2の送り込む手段80と を説明する。 ここで、上記供給管30の途中には制御弁30aと洗剤タンク30bおよび洗 剤制御弁30cが設けられている。
【0027】 まず、第1の送り込み手段70は、配管72と制御弁74を有し、配管72は 制御弁74を通り、熱交換器98aからの往き側配管と、制御弁30aを介して 接続される供給管30とに分岐している。 一方、第2の送り込み手段80は、配管82を有し、配管82の途中に水位セ ンサ84,制御弁86,給水制御弁88,水量センサ90,水量センサ92,ポ ンプ94,温度センサ96,熱交換器98a,温度センサ100が設定されてい る。 水量センサ90と給水制御弁88は給水管102に設けられている。この給水 管102の上流には上水を導く上水管148が接続されている。この上水管14 8を介して給水管102から新たに上水を追加して給水もしくは給湯できるよう になっている。
【0028】 なお、上水はこの上水管148に設けられた水流センサ149を介して、バー ナ147により加熱される熱交換器141により所定の温度の温水となって分岐 管路142およびバルブ146を介して浴槽1内や台所等に導くこともできる。 ここで、熱交換器141には温度センサ143,145が設けられている。
【0029】 次に、浴槽1内を洗浄する場合を説明する。 先ず図1に示すように浴槽蓋10で浴槽1の開口部12を塞ぐ。 ここで、洗浄に際して、送り込み手段70の配管72は浴槽内に水を補給する 場合に用いられる。この補給は、供給管30を介して洗浄ノズル24より行って もよい。
【0030】 次に、第2の送り込み手段80を用いる場合を説明する。 先ず、外部から上水を導いて給水管102に通す。上水圧により、熱交換器1 41まで導かれた水は、ここで必要によりバーナ150で加熱されることにより 、所定温度の温水となって制御弁30aに通し、必要に応じて洗剤タンク30b の洗剤30dを添加して、供給管30を介して洗浄用ノズル24より、洗浄液と して噴射して浴槽1内を洗浄する。この上水の加熱はバーナ98により行っても よい。 一方、浴槽1内の湯を用いて洗浄する場合には、ポンプ94を動作させて強制 的に、好ましくは浴槽底面に設けた配管82に浴槽1内の湯を導く。このとき、 必要により、バーナ98で加熱して熱交換器98aを通過させることにより熱交 換を行い、所望の温度の温水とする。そして、制御弁30aに通し、必要に応じ て洗剤タンク30bの洗剤30dを添加して、供給管30を介して洗浄用ノズル 24より、洗浄液として噴射して浴槽1内を洗浄する。
【0031】 なお、上述したように、このとき浴槽1内の湯が不足する場合には、制御弁7 4を開いて、給水管102から導いた水を必要により、バーナ150により加熱 して配管72から浴槽1内に補給してもよい。
【0032】 ここで、入浴者が入浴中に打たせ湯を行う場合には、図2に示すように浴槽蓋 10を折りたたみ、まくら40のうえに頭部Hをのせて、たとえば2つのノズル 42,44から打たせ湯を入浴者のたとえば肩に噴射する。 浴槽1内の湯をそのまま用いて打たせ湯とする場合には、制御弁30a,供給 管30,図6の打たせ湯制御弁50,配管52,ベローズ54,供給管46を介 してノズル42,44から湯を噴射する。
【0033】 一方、浴槽1内の湯をさらに追焚して、所定の温度で打たせ湯をする場合には 、図1の送り込み手段80の配管82に、浴槽1内の湯をポンプ94を働かせて 強制的に供給し、バーナ98においてたとえば42度Cの温度に加熱する。
【0034】 一方、必要に応じて新たに水を加えて、所定の温度で打たせ湯をする場合には 供給管102より水を追加して、バーナ150あるいはバーナ98において加熱 する。 そして制御弁30aを通り供給管30,図6の打たせ湯制御弁50,配管52 ,ベローズ54,供給管46を介してノズル42,44から所望の温度の湯を打 たせ湯として噴射する。このように浴槽蓋10を折りたたんだときに、図6に示 すようにベローズ54を介して供給管30側とノズル42,44側を接続できる 。このため第1蓋部材14の供給管30から第2蓋部材16のノズル42,44 まで、曲折部18を通してホースなどを設定する必要はないことから、ホース等 が折れて穴があく等の不都合な事態が回避される。
【0035】 ところで、本考案は上述の実施例に限定されない。たとえば、図8には洗浄用 ノズルの他の実施例を示している。ノズル部130には湯もしくは水が経路13 2から供給されるとともに空気供給路134から供給され、温水,および必要に 応じて洗剤を含んだ洗浄液を勢いよく噴射するようになっている。 また実施例の浴槽蓋は浴槽の短手方向に折り曲げもしくは折りたたむようにな っているが、浴槽の長手方向に折り曲げもしくは折りたたむようにしてもよいこ とは勿論である。 なお、この浴槽蓋10の端部は、浴槽縁部5あるいはそに近傍の壁部に、この 浴槽蓋10の開閉動作の際に位置ずれを生じないように固定できる。たとえば、 この固定は、図示するように、台座5aに設けた軸受けに対して回動自在に取り 付けるようにしてもよいし、他の手段,たとえば吸盤やネジ止め等のより簡易な 手段によってもよい。 さらに、浴槽蓋10の形状が所定の凹凸を呈する場合には、この凸部を所定の 形状に整えてまくら等として形成し、入浴中に入浴者がよりかかることができる ようにすることも可能である。
【0036】
【考案の効果】
以上述べたように、請求項1の浴槽蓋によれば、浴槽蓋を折りたたんで浴槽の 蓋を開けたときに、噴射手段から液体を浴槽内に噴射できる。このためたとえば 浴槽蓋の他に液体供給噴射用のホースなどを別に設備する必要がなく、あるいは そのような設備をその都度準備する必要もない。このためホース等の収納スペー スを必要としないなど限られた浴室スペースを有効に使用可能である。 請求項2の浴槽蓋によれば、浴槽を開ければ打たせ湯を入浴者に供給できる。 請求項3の浴槽蓋によれば、浴槽を開ければ浴槽内を洗浄できる。 請求項4または5の浴槽蓋によれば、浴槽の湯を循環させて再利用できる。 請求項6の浴槽蓋によれば、浴槽内の洗浄と、入浴者への打たせ湯の供給を選 択的に行うことができる。洗浄や打たせ湯を行う際に、たとえば浴槽蓋の他に液 体供給噴射用のホースなどを別に設備する必要がなく、あるいはそのような設備 をその都度準備する必要もない。このためホース等の設備の収納スペースを必要 としないなど限られた浴室スペースを有効に使用可能である。 請求項7の浴槽蓋によれば、浴槽蓋を閉じた状態で浴槽の洗浄が行なえ、浴槽 蓋を開けたときには打たせ湯を浴槽の中の入浴者に供給できる。 請求項8の浴槽蓋によれば曲折部にホース等の配管を通さずに打たせ湯供給手 段に打たせ湯を導くことができる。 請求項9と10の浴槽蓋によれば、浴槽の湯や水を循環させて再利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の浴槽蓋の好適な実施例を備える浴槽を
示す図。
【図2】本考案の図1の浴槽蓋を折りたたんで保持し、
打たせ湯を噴射している状態を示す図。
【図3】本考案の図1に示す洗浄用ノズルを示す図。
【図4】本考案の図3ノズル部の詳細を示しており、
(A)はそのX−X線におけるノズル部の断面図、
(B)は使用状態を示す概略斜視図。
【図5】本考案の図1の浴槽蓋を閉めた状態を示す斜視
図。
【図6】本考案において第1蓋部材と第2蓋部材を重ね
合わせた状態で打たせ湯ノズルがベローズを介して供給
管に接続された状態を示す図。
【図7】本考案において第2蓋部材が第1蓋部材から離
れてベローズが開放された状態を示す図。
【図8】本考案における洗浄用ノズルの他の実施例を示
す図。
【符号の説明】
1 浴槽 10 浴槽蓋 14 第1蓋部材 16 第2蓋部材 24 洗浄用ノズル 40 まくら 42,44 打たせ湯ノズル 70 送り込む手段 80 送り込む手段

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折りたたみ可能に形成された浴槽蓋にお
    いて、少なくとも第1蓋部材と第2蓋部材を備え、第1
    蓋部材と第2蓋部材はつながれて構成され、第1蓋部材
    の一端を中心に第1蓋部材は回転可能に取付けられ、第
    1蓋部材には液体を通すための通路が形成され、第2蓋
    部材には浴槽内に液体を噴射する噴射手段を備え、第1
    蓋部材と第2蓋部材を折りたたんで浴槽の蓋を開けたと
    きに、第1蓋部材の通路と第2蓋部材の噴射手段が接続
    される構成としたことを特徴とする、浴槽蓋。
  2. 【請求項2】 前記噴射手段はノズルを有し、入浴者へ
    の打たせ湯としての液体を噴射する、請求項1に記載の
    浴槽蓋。
  3. 【請求項3】 前記噴射手段はノズルを有し、液体とし
    て浴槽内を洗浄するための洗浄液を噴射する、請求項1
    に記載の浴槽蓋。
  4. 【請求項4】 浴槽の湯を回収して第1蓋部材の通路に
    送り込む手段を備える、請求項1〜3のいずれか1つに
    記載の浴槽蓋。
  5. 【請求項5】 浴槽の湯を回収して加熱してから第1蓋
    部材の通路に送り込む手段を備える、請求項1〜3のい
    ずれか1つに記載の浴槽蓋。
  6. 【請求項6】 折りたたみ可能に形成された浴槽蓋にお
    いて、 浴槽内を洗浄するための洗浄液を供給する洗浄液供給手
    段と、 入浴者に打たせ湯を供給する打たせ湯供給手段とを有
    し、 浴槽を閉じた状態では洗浄液供給手段に洗浄液を供給し
    て浴槽内を洗浄可能であり、 折りたたんで浴槽の蓋を開けた状態では打たせ湯供給手
    段に湯を供給可能な構成としたことを特徴とする、浴槽
    蓋。
  7. 【請求項7】 少なくとも第1蓋部材と第2蓋部材を有
    し、第1蓋部材と第2蓋部材は曲折部で折り曲げ可能に
    形成され、洗浄液供給手段のノズルは第1蓋部材の内面
    に設けられ、打たせ湯供給手段のノズルは第2蓋部材の
    表面に設けられている、請求項6に記載の浴槽蓋。
  8. 【請求項8】 第1蓋部材と第2蓋部材を曲折部で折り
    曲げて重合させた場合に、第1蓋部材に設けられた打た
    せ湯供給手段の通路と第2蓋部材に設けられた打たせ湯
    供給手段のノズルが連絡される構成とした、請求項7に
    記載の浴槽蓋。
  9. 【請求項9】 浴槽の湯もしくは水を回収して洗浄液供
    給手段に洗浄液として送り込む手段を備える、請求項5
    または6に記載の浴槽蓋。
  10. 【請求項10】 浴槽の湯もしくは水を回収して加熱し
    てから洗浄液供給手段に洗浄液として送り込む手段を備
    える、請求項5または6に記載の浴槽蓋。
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