JPH0675721B2 - スラブの成形装置 - Google Patents
スラブの成形装置Info
- Publication number
- JPH0675721B2 JPH0675721B2 JP60240795A JP24079585A JPH0675721B2 JP H0675721 B2 JPH0675721 B2 JP H0675721B2 JP 60240795 A JP60240795 A JP 60240795A JP 24079585 A JP24079585 A JP 24079585A JP H0675721 B2 JPH0675721 B2 JP H0675721B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- reduction
- width
- thickness
- press device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B15/00—Arrangements for performing additional metal-working operations specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B15/0035—Forging or pressing devices as units
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、連鋳機出側或いは熱延工場の上流ラインにお
いて、スラブの連続成形を行うための装置に関するもの
である。
いて、スラブの連続成形を行うための装置に関するもの
である。
［従来の技術］ 連鋳機出側のスラブ等の成形を、従来の圧延方式と同様
に圧下ロールを用いて幅圧下及び厚さ圧下することが考
えられている。
に圧下ロールを用いて幅圧下及び厚さ圧下することが考
えられている。
［発明が解決しようとする問題点］ しかし、上記したような圧下ロールを用いてスラブの成
形を行う方式においては、１回に圧下できる量が小さ
く、そのために装置を多段に設ける必要が生じて設備が
大型化したり、又鍛造効果が小さくスラブ内部まで圧縮
変形を与えにくいためにセンターポロシティ（空隙）の
圧着効果が低く、しかもエッジクラックも生じ易いとい
う問題を有していた。
形を行う方式においては、１回に圧下できる量が小さ
く、そのために装置を多段に設ける必要が生じて設備が
大型化したり、又鍛造効果が小さくスラブ内部まで圧縮
変形を与えにくいためにセンターポロシティ（空隙）の
圧着効果が低く、しかもエッジクラックも生じ易いとい
う問題を有していた。
本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもので、
スラブの１回の圧下量を増大し、よって設備のコンパク
ト化、及び鍛造効果の増大による空隙の圧着効果の向上
を図ることを目的としている。
スラブの１回の圧下量を増大し、よって設備のコンパク
ト化、及び鍛造効果の増大による空隙の圧着効果の向上
を図ることを目的としている。
［問題点を解決するための手段］ 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
幅プレス装置と厚みプレス装置とをスラブのライン方向
に離間して同一のハウジング内に一体に配置し、該ハウ
ジングを前記スラブのライン方向に往復移動可能に構成
したことを特徴とするスラブの成形装置、に係るもので
ある。
幅プレス装置と厚みプレス装置とをスラブのライン方向
に離間して同一のハウジング内に一体に配置し、該ハウ
ジングを前記スラブのライン方向に往復移動可能に構成
したことを特徴とするスラブの成形装置、に係るもので
ある。
［作 用］ 従って、本発明では、スラブの成形を幅プレス装置及び
厚みプレス装置によって行うようにしているので、１回
の圧下量を大きくとることができ、従って鍛造効果をス
ラブ内部まで及ばせて空隙の圧着効果を高めることがで
きる。
厚みプレス装置によって行うようにしているので、１回
の圧下量を大きくとることができ、従って鍛造効果をス
ラブ内部まで及ばせて空隙の圧着効果を高めることがで
きる。
［実施例］ 以下本発明の一実施例の図面を参照しつつ説明する。
第１、２図は連鋳機に適用した本発明の一例を示すもの
で、連鋳機１により連続して製造されてくるスラブ２の
ライン上に、駆動装置３により作動する幅圧下金型４を
介して幅圧下する幅プレス装置５と、駆動装置６により
作動する厚み圧下金型７を介して厚み圧下する厚みプレ
ス装置８を一体に構成して配置し、該一体に構成したハ
ウジング９を、シリンダ等の送り装置10により、スラブ
２のラインに沿ってＡ、Ｂ方向に往復移動させ得るよう
にしている。
で、連鋳機１により連続して製造されてくるスラブ２の
ライン上に、駆動装置３により作動する幅圧下金型４を
介して幅圧下する幅プレス装置５と、駆動装置６により
作動する厚み圧下金型７を介して厚み圧下する厚みプレ
ス装置８を一体に構成して配置し、該一体に構成したハ
ウジング９を、シリンダ等の送り装置10により、スラブ
２のラインに沿ってＡ、Ｂ方向に往復移動させ得るよう
にしている。
上記において、送り装置10によりハウジング９をスラブ
２の移動と同一速度でＡ方向に移動させつつ、幅プレス
装置５及び厚みプレス装置８を同時に作動して、圧下金
型4,7による幅圧下と厚み圧下を同時に行う。
２の移動と同一速度でＡ方向に移動させつつ、幅プレス
装置５及び厚みプレス装置８を同時に作動して、圧下金
型4,7による幅圧下と厚み圧下を同時に行う。
圧下が終了して圧下金型4,7がスラブ２から離れたら、
送り装置10によりハウジング９をＢ方向に移動させた
後、前記操作を繰返す。これにより、連鋳機１から連続
して生産されるスラブ２の流れに応じてスラブ２の幅圧
下、厚み圧下を連続的に行うことができる。
送り装置10によりハウジング９をＢ方向に移動させた
後、前記操作を繰返す。これにより、連鋳機１から連続
して生産されるスラブ２の流れに応じてスラブ２の幅圧
下、厚み圧下を連続的に行うことができる。
前記幅プレス装置５によって幅圧下されたスラブ２は、
１回の幅圧下量を大きくとることができることにより、
第３図に示すように鍛造効果部S1がスラブ２内部まで及
んで空隙の圧着が行われる。
１回の幅圧下量を大きくとることができることにより、
第３図に示すように鍛造効果部S1がスラブ２内部まで及
んで空隙の圧着が行われる。
続いて、厚みプレス装置８によって厚み圧下すると、第
４図に示すように幅圧下によって空隙の圧着が行われた
部分S1以外の部分S2の鍛造効果を高めて空隙の圧着を行
うことができる。従って、全体として空隙が均等に圧着
された高品質のスラブを成形することが可能となる。
４図に示すように幅圧下によって空隙の圧着が行われた
部分S1以外の部分S2の鍛造効果を高めて空隙の圧着を行
うことができる。従って、全体として空隙が均等に圧着
された高品質のスラブを成形することが可能となる。
又、幅圧下及び厚み圧下の双方をプレス圧下によって行
うようにしているので、１回の圧下量を大きくとること
ができ、よって装置の設置段数を減らして設備の小型化
を図れると共に、エッジクラックの発生も減小させるこ
とができる。
うようにしているので、１回の圧下量を大きくとること
ができ、よって装置の設置段数を減らして設備の小型化
を図れると共に、エッジクラックの発生も減小させるこ
とができる。
尚本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく、
種々のスラブの成形に適用し得ること、その他本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
と、等は勿論である。
種々のスラブの成形に適用し得ること、その他本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
と、等は勿論である。
［発明の効果］ 上記したように、本発明のスラブの成形装置によれば、
スラブの成形を幅プレス装置と厚みプレス装置にて行う
ようにしたので、１回の幅圧下量を大きくとることがで
きることによりスラブ内部まで鍛造効果を与えて空隙の
圧着を行わせて高品質のスラブを成形できると共に、１
回の圧下量の増大により圧下段数を減少させて設備の小
型化を図り、且つエッジクラックの減少も図れる、等の
優れた効果を奏し得る。
スラブの成形を幅プレス装置と厚みプレス装置にて行う
ようにしたので、１回の幅圧下量を大きくとることがで
きることによりスラブ内部まで鍛造効果を与えて空隙の
圧着を行わせて高品質のスラブを成形できると共に、１
回の圧下量の増大により圧下段数を減少させて設備の小
型化を図り、且つエッジクラックの減少も図れる、等の
優れた効果を奏し得る。
第１図は本発明の一実施例を示す側面図、第２図は第１
図の平面図、第３図は幅プレスによるスラブの鍛造効果
を示す説明図、第４図は厚みプレスによるスラブの鍛造
効果を示す説明図である。 １は連鋳機、２はスラブ、４は幅圧下金型、５は幅プレ
ス装置、７は厚み圧下金型、８は厚みプレス装置、９は
ハウジング、10は送り装置を示す。
図の平面図、第３図は幅プレスによるスラブの鍛造効果
を示す説明図、第４図は厚みプレスによるスラブの鍛造
効果を示す説明図である。 １は連鋳機、２はスラブ、４は幅圧下金型、５は幅プレ
ス装置、７は厚み圧下金型、８は厚みプレス装置、９は
ハウジング、10は送り装置を示す。
フロントページの続き (72)発明者 長倉 信 神奈川県横浜市磯子区新中原町１番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜第二工場内 (72)発明者 大谷内 司 神奈川県横浜市磯子区新中原町１番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜第二工場内 (56)参考文献 特開 昭55−156650（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−1236（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】幅プレス装置と厚みプレス装置とをスラブ
のライン方向に離間して同一のハウジング内に一体に配
置し、該ハウジングを前記スラブのライン方向に往復移
動可能に構成したことを特徴とするスラブの成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60240795A JPH0675721B2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | スラブの成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60240795A JPH0675721B2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | スラブの成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62101301A JPS62101301A (ja) | 1987-05-11 |
| JPH0675721B2 true JPH0675721B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=17064800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60240795A Expired - Lifetime JPH0675721B2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | スラブの成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675721B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63309306A (ja) * | 1987-06-11 | 1988-12-16 | Hitachi Ltd | 連続鋳造鋳片の圧延設備及び圧延方法 |
| JP2600838B2 (ja) * | 1988-08-31 | 1997-04-16 | 石川島播磨重工業株式会社 | 幅圧下方法及び装置 |
| JP2707710B2 (ja) * | 1989-04-14 | 1998-02-04 | 石川島播磨重工業株式会社 | スラブの成形方法及び成形設備 |
| DE4446580A1 (de) * | 1994-12-24 | 1996-07-04 | Pahnke Eng Gmbh & Co Kg | Doppelpresse |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS561236A (en) * | 1979-06-18 | 1981-01-08 | Nippon Steel Corp | Production of rough shape billet by forging |
| JPS6024741B2 (ja) * | 1979-05-24 | 1985-06-14 | 住友金属工業株式会社 | 連続鋳造鋳片の製造方法 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP60240795A patent/JPH0675721B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62101301A (ja) | 1987-05-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |