JPH0675703U - 自動かんな盤の昇降速度切換装置 - Google Patents

自動かんな盤の昇降速度切換装置

Info

Publication number
JPH0675703U
JPH0675703U JP2373993U JP2373993U JPH0675703U JP H0675703 U JPH0675703 U JP H0675703U JP 2373993 U JP2373993 U JP 2373993U JP 2373993 U JP2373993 U JP 2373993U JP H0675703 U JPH0675703 U JP H0675703U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
low speed
holding circuit
timer
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2373993U
Other languages
English (en)
Inventor
修一 岡田
Original Assignee
株式会社日立工機原町
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立工機原町 filed Critical 株式会社日立工機原町
Priority to JP2373993U priority Critical patent/JPH0675703U/ja
Publication of JPH0675703U publication Critical patent/JPH0675703U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送材テーブルとヘッド間の分決め間隔の調整
を容易にし、調整作業の効率化を図ることである。 【構成】 昇降モータ6の駆動を高速と低速の2段変速
とする速度制御装置11を設け、該操作スイッチのON
時間Tの長さを監視するタイマ9と、低速を保持する保
持回路12を設け、上昇スイッチ7を操作すると、ON
時間Tの長さをタイマ9で監視し、タイマ9の設定時間
をToとし、T≧Toのときは高速で昇降モータが駆動
され、上昇スイッチ7を止めると駆動を停止し、T<T
oのときは低速で昇降モータ6が駆動され、保持回路1
2により持続し、再度上昇スイッチ7を操作すると保持
回路12が解かれ昇降モータ6の駆動が停止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動かんな盤の昇降速度切換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ヘッドと送材テーブルの間隔を調整する方法は、昇降速度が一定である ため、予定位置に達したら作業者の判断で一旦昇降モータの駆動を停止させた後 、インチング動作で微調整するか、あるいは、機体に有する操作ハンドルを操作 して調整していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来は分決め間隔を調整する際、昇降モータの慣性回転のため予定位置に1回 では設定できず、インチング動作を何度も繰り返して調整するか、手動の操作ハ ンドルで調整するなど作業能率を著しく低下させるばかりでなく、調整精度も悪 くなる問題があった。 本考案の目的は、上記した従来技術の問題点を解消し、分決め間隔の調整を容 易にし、かつ、高精度に調整することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的は、速度制御装置を設けて昇降速度を2段速度とし、さらに、操作ス イッチのON時間Tの長さを監視するタイマToを設けて、T≧Toのときは高 速指示を出力し、T<Toのときは保持回路を設けて低速指示を持続させ、再度 操作スイッチを操作すると保持回路を解除し、低速指示を停止させ、操作スイッ チ1つで昇降速度を切換えることにより達成される。 また、上記低速はデジタル表示の最小単位部の変化に作業者の目が追従できる 速度に設定されていることにより達成される。
【0005】
【作用】 昇降用の操作スイッチを操作すると、操作スイッチのON時間Tの長さをタイ マToで監視し、T≧Toのときは高速で昇降モータが駆動され、操作スイッチ の操作を止めると駆動を停止し、T<Toのときは低速で昇降モータが駆動され 、保持回路により持続し、再度操作スイッチを操作すると保持回路が解かれ昇降 モータの駆動が停止する。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1を用いて説明する。図1は自動かんな盤の正面図である 。 図において、ベース2上にコラム1を立設し、コラム1の上端は回転かんな胴 を有するヘッド3に固定され、ベース2とヘッド3間のコラム1に上下摺動自在 なテーブル4が穴嵌合されている。テーブル4に昇降ねじ5の一端が固定され、 他端がベース2にねじ嵌合され、テーブル4下部に固定した昇降モータ6の回転 を昇降ねじ5を介し、伝達してテーブル4が上下動する。 そして、昇降モータ6の回転起動の操作スイッチとなる上昇スイッチ7と下降 スイッチ8が設けられており、該操作スイッチのON時間Tの長さを監視するタ イマ9が設けられている。なお、タイマ9はマイクロコンピュータやOPアンプ 回路等でも構わない。 タイマ9からの信号を受けて、リレー回路10を介して昇降モータ6の速度を 制御するインバータ等の速度制御装置11が設けられている。また、テーブル4 の上下移動量に対応してパルスを発生させるエンコーダ15を昇降ねじ5と連動 可に設け、エンコーダ15からの出力をデジタルで表示する分決め間隔表示器 17がヘッド3に取付けられている。 上記構成において、図2、図3のブロック図を用いて説明する。 テーブル4を通常通り上昇させるため、上昇スイッチ7をT1時間(T1は監視 タイマ9の設定時間Toより長い時間)操作すると、T1≧Toのときはタイマ 9からリレー回路10に信号が出力され、リレー回路10のリレーコイル13が 励磁され、リレー接点13aが閉路し、速度制御装置11を介して昇降モータ6 が高速で運転され、テーブル4が高速で上昇する。上昇スイッチ7の操作を解除 すると、リレー回路10への信号出力を遮断し、リレーコイル13が消磁され、 リレー接点13aが開路し昇降モータ6は停止する。 次に、分決め間隔を調整するため、上昇スイッチ7をT2時間(T2はタイマ9 のToより短い時間)操作すると、T2<Toのときはタイマ9からリレー回路 10に信号が出力され、リレー回路10のリレーコイル14が励磁され、リレー 接点14aが閉路し、速度制御装置11を介して昇降モータ6が低速で運転され テーブル4が低速で上昇する。このとき、タイマ9から保持回路12に信号が出 力され、リレーコイル14が保持される。さらに、テーブル4が所望位置に達し 、再度上昇スイッチ7を操作すると、タイマ9から保持回路12に信号が出力さ れ保持回路12を解除し、リレーコイル14が消磁され、リレー接点14aが開 路し、昇降モータ6は慣性回転することなく停止し、テーブル4は所望位置で停 止する。なお、下降スイッチ8を操作した場合も上昇スイッチ7を操作した場合 とテーブル4の上下動が逆になるだけで動作内容は同一である。 また、テーブル4の移動に応じてエンコーダ15から発生されるパルスをカウ ンタ16によりカウントし、テーブル4の移動量に変換して分決め間隔表示器 17にデジタル数字で表示される。前記低速は、分決め間隔表示器17のデジタ ル表示の最小単位部の変化に作業者の目が追従できる速度に設定されている。 上記低速はテーブル4の昇降速度が毎秒0.5〜1mmの速度に設定されてお り、デジタル表示の最小単位部の変化も昇降速度に同期してゆっくりと変化する 。そして、前記高速(自動昇降するかんな盤の一般的な昇降速度)は毎秒5〜 10mmであり、本実施例低速の10倍程度の速度である。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、テーブルの自動昇降を高速、低速の2段変速とし、その2段 変速が操作スイッチのON時間の違いにより切り換わるようにし、低速において は分決め間隔表示器のデジタル表示の最小単位部の変化に作業者の目が追従でき る速度に設定したので、短時間で分決め間隔を高精度に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す自動かんな盤の正面図
である。
【図2】ブロック図である。
【図3】ブロック図である。
【符号の説明】
4はテーブル、6は昇降モータ、7は上昇スイッチ、9
はタイマ、11は速度制御装置、12は保持回路、1
3,14はリレーコイル、15はエンコーダ、17は分
決め間隔表示器である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転かんな胴を有するヘッドと送材テー
    ブルとを上下に対向させ、ヘッド又は送材テーブルのい
    ずれか一方が昇降モータの駆動により昇降し、前記ヘッ
    ドと送材テーブルの間隔を所要の分決め間隔に設定する
    昇降手段を備えた自動かんな盤において、前記昇降モー
    タの駆動を高速と低速の2段変速とする速度制御装置を
    設け、昇降用の操作スイッチと、該操作スイッチのON
    時間Tの長さを監視するタイマToと、低速を保持する
    保持回路を設け、T≧Toのときは高速指示を出力し、
    T<Toのときは前記保持回路により低速指示を持続さ
    せ、再度前記操作スイッチを操作したときに保持回路を
    解除したことを特徴とする自動かんな盤の昇降速度切換
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドと送材テーブルの間隔をデジ
    タル表示する装置を備え、前記した低速度はデジタル表
    示の最小単位部の変化に作業者の目が追従する速度に設
    定されていることを特徴とする請求項1記載の自動かん
    な盤の昇降速度切換装置。
JP2373993U 1993-04-09 1993-04-09 自動かんな盤の昇降速度切換装置 Pending JPH0675703U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2373993U JPH0675703U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 自動かんな盤の昇降速度切換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2373993U JPH0675703U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 自動かんな盤の昇降速度切換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0675703U true JPH0675703U (ja) 1994-10-25

Family

ID=12118683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2373993U Pending JPH0675703U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 自動かんな盤の昇降速度切換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0675703U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11105003A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Makita Corp 木材切削機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11105003A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Makita Corp 木材切削機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4813316A (en) Control system and method for a food product slicer
JPH0675703U (ja) 自動かんな盤の昇降速度切換装置
JP2631454B2 (ja) 孔加工方法及びその装置
JPS6316482Y2 (ja)
US2935303A (en) Thermal rock piercing control apparatus
JPS6329521Y2 (ja)
JPH11228162A (ja) ガラスブレーカ
GB663379A (en) Arrangement for suspending and displacing an electric control box on a machine or apparatus
JP2654888B2 (ja) シヤリング機における切断刃の送り装置
JPH11114756A (ja) 工作機械
JP3453847B2 (ja) 紡機のリフティング制御装置
JPH05321056A (ja) 粗紡機のボビンレール定位置停止方法
JPH0745572Y2 (ja) 紡機のリングレール昇降制御装置
JPH0612887Y2 (ja) 角のみ機の切込深さ設定装置
JP2547452B2 (ja) 工業用ミシンの位置制御装置
JP2593494B2 (ja) プレス機械における駆動装置
JPH07300728A (ja) 紡機のリングレールの位置調整方法及び装置
JPH0730325Y2 (ja) 木工機械における送材間隔自動調整装置
JPH11105003A (ja) 木材切削機
JPH05146915A (ja) 鋸歯自動目立装置
JPH05300828A (ja) カーテン製造装置
GB1403859A (en) Apparatus for submerging metal chips in a melting furnace
CN113953844A (zh) 无级调速电动进给钻床及其控制方法
KR950009077Y1 (ko) 프레스의 슬라이드 및 쿠션 조절기의 조정을 위한 제어장치
JP2604212Y2 (ja) 荷重取扱装置における操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990223