JPH05146915A - 鋸歯自動目立装置 - Google Patents

鋸歯自動目立装置

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JPH05146915A
JPH05146915A JP31425791A JP31425791A JPH05146915A JP H05146915 A JPH05146915 A JP H05146915A JP 31425791 A JP31425791 A JP 31425791A JP 31425791 A JP31425791 A JP 31425791A JP H05146915 A JPH05146915 A JP H05146915A
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JP
Japan
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saw
grindstone
fixing
reciprocating drive
setting
Prior art date
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Pending
Application number
JP31425791A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimitaka Kasai
公隆 葛西
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Otari Inc
Original Assignee
Otari Inc
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Publication date
Application filed by Otari Inc filed Critical Otari Inc
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Publication of JPH05146915A publication Critical patent/JPH05146915A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D63/00Dressing the tools of sawing machines or sawing devices for use in cutting any kind of material, e.g. in the manufacture of sawing tools
    • B23D63/08Sharpening the cutting edges of saw teeth
    • B23D63/12Sharpening the cutting edges of saw teeth by grinding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カムの交換を必要とせず、あらゆる形状に鋸
歯を目立てることが出来る鋸歯目立装置を提供する。 【構成】 送り手段1の鋸送り動作を第1の往復駆動源
5によって行い、昇降手段16の砥石昇降動作を第2の
往復駆動源19によって行う。制御手段52が、第1、
第2の往復駆動源5,19の往復動作を制御することに
よって、砥石25の軌跡を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋸、例えば帯鋸の目立
研摩を行い、所定の歯型を自動的に作り出す鋸歯自動目
立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステライト溶着後や、切削能率の悪くな
った帯鋸の歯を目立てする装置は、従来から広く知られ
ている。これには、例えば実開昭56−147030に
開示されているものがある。これは、砥石を回転させる
モータと帯鋸の歯に当接するピンとをカムによって往復
動作させるように構成し、ピンによって帯鋸が送られ、
これに連動して砥石が回転しながら昇降することによ
り、帯鋸の歯が研摩されていくものである。
【0003】また、目立ては、数回に分けて少しづつ研
摩した方が仕上がり状態が良くなる。そこで、従来から
目立ては、帯鋸の1箇所に磁石等の検出物を設置し、こ
れによって周回を検出するたびに装置を停止させ、研摩
量を設定し直した後、再度運転させていた。また、この
ときの研摩量、即ち切込量は、砥石の位置を手によって
移動させて変更していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
鋸歯目立装置では、帯鋸の歯の形状及びピッチが変わる
たびにカムを交換したり、周回ごとに切込量を設定し直
す必要が生じ、作業が煩雑になっていた。そこで、本発
明は、帯鋸の歯の形状、ピッチ及び周回ごとの切込量の
設定に容易に対応出来る鋸歯自動目立装置を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の鋸歯自動目立装
置は、上記の目的を達成するために、第1の往復駆動源
5によって鋸38を所定間隔で送り出す送り手段1と、
回転駆動源23によって回転する砥石25と、第2の往
復駆動源19によって前記砥石25を昇降させる昇降手
段16と、前記砥石25の先端が所定の軌跡に沿って移
動するように前記第1及び第2の往復駆動源5,19を
制御する制御手段52と、前記制御手段52の制御量を
設定する設定手段36とで構成した。
【0006】また、前記設定手段36が、周回ごとの制
御量を設定する手段とを備え、前記制御手段36が、周
回を検出し、前記周回を検出するごとに前記設定された
制御量に基づいて前記第1及び第2の往復駆動源5,1
9を制御するように構成する。
【0007】さらに、前記鋸38の固定と解除とを選択
可能な固定手段37を備え、前記制御手段52が、前記
鋸の送り出し動作中は鋸の固定を解除し、前記鋸の送り
出し停止中は鋸を固定するように前記固定手段37を制
御すればよい。
【0008】
【作 用】設定手段36によって設定された制御量に基
づいて、制御手段52が第1の往復駆動源5を制御する
ことにより、送り手段1は鋸38を送り出す量と位置と
速さを設定される。また、制御手段52が第2の往復駆
動源19を制御することにより、昇降手段16は砥石が
昇降する量と位置と速度とを設定される。このようにし
て、送り手段1と昇降手段16とを制御することによ
り、砥石25の先端が設定手段36に設定された軌跡に
沿って移動する。
【0009】また、設定手段36によって設定された周
回ごとの制御量に基づいて、制御手段52は、鋸の周回
を検出するごとに順次制御量を変更していく。さらに、
制御手段52によって固定手段37は、鋸38の送り出
し動作中は鋸38の固定を解除し、鋸38の送り出し停
止中は鋸38を固定するように制御される。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の一実施例である鋸歯自
動目立装置の概略図である。図2示のように帯鋸38は
トップパネルTP上にその鋸歯を上向きにして紙面に対
し左右方向に配置される。
【0011】この帯鋸38の送り手段1は、その鋸歯に
当接するピン2と、ピン2を支持するアーム3と、この
アーム3を位置調整可能に支持する支持板4と、この支
持板4を往復駆動させる第1の往復駆動源5とから構成
されている。アーム3の位置調整は、支持板4に固定さ
れたブロック6とアーム3にネジこまれた調整ネジ7に
よって行われ、調整ネジ7の回転によってアーム3が紙
面に対して左右に移動する。また、調整後は、固定ネジ
8によってアーム3を支持板4に固定する。
【0012】第1の往復駆動源5は、トップパネルTP
の下記の基板9に固定された第1のモータ10と、基板
9に固定された2つのブロック11,11に両端を回動
自在に支持され、第1のモータ10に接続されたボール
ネジ12と、基板9に固定された2本のレール13,1
3と、ボールネジ12の回転によって往復移動し、レー
ル13,13上を走行する移動板14とから構成されて
いる。また、移動板14は、上記支持板4を回動自在に
支持している。
【0013】この構成で、送り手段1は、鋸歯に当接さ
せたピン2を、第1のモータ10の回転によって紙面に
対して左右に往復移動させることにより、鋸を1歯づつ
右方に向いた矢印15の方向へ送っていく。
【0014】昇降手段16は、トップパネルTPに右部
に固定された斜左上方向に延びる基板17と、基板17
に回動自在に支持された歯喉角調整板18と、歯喉角調
整板18上に固定された第2の往復駆動源19と、第2
の往復駆動源19によって往復駆動する移動板20と、
移動板20に往復動自在に取り付けられた研摩基準点調
整板21と、研摩基準点調整板21に回動自在に支持さ
れた切込角調整板22とから構成されている。また、切
込角調整板22には砥石25の回転駆動源である第2の
モータ23が、ネジ24によって往復移動可能に取り付
けられている。そして、第2のモータ23には砥石25
が固定されている。
【0015】上記第2の往復駆動源19は、歯喉角調整
板18に固定された第3のモータ26と、歯喉角調整板
18に固定された2つのブロック27に両端を回動自在
に支持され、第3のモータ26に接続されたボールネジ
28と、歯喉角調整板18に固定された2本のレール2
9,29とから成り、ボールネジ28の回転によって移
動板20がレール29,29上を斜上方向に延びる矢印
30の方向に走行するように構成されている。
【0016】歯喉角調整板18は、図示しない支点を中
心に回動可能で、この回動によって砥石25の歯喉角を
目盛17aで調整後、固定ネジ31によって固定され
る。これによって第3のモータ26で駆動されるボール
ネジ28の向きが調整される。
【0017】移動板20には、研摩基準点調整ネジ32
が取り付けられており、ネジ32の回転により、研摩基
準点調整板21を矢印30の方向へ移動させ、砥石25
の研摩基準点を調整する。調整後、研摩基準点調整板2
1は固定ネジ33によって固定される。
【0018】切込角調整板22は、図示しない支点を中
心に回動可能で、この回動によって砥石25の切込角を
目盛21aで調整後、固定ネジ34によって固定され
る。また、切込角調整板22には、砥石出入位置調整ネ
ジ35が取り付けられており、ネジ35の回転によって
砥石25の出入位置を調整する。
【0019】上記の構成で、砥石25の鋸歯に対する位
置及び角度を調整した後、第2のモータ23が砥石25
を回転させ、第3のモータ26の回転によって砥石25
を矢印30方向に昇降させることにより、鋸歯を目立て
ていく。
【0020】設定手段36は、鋸歯のピッチを設定する
手段と、鋸歯を送り出す速度を設定する手段と、歯高を
設定する手段と、背盛量を設定する手段と、一周の鋸歯
の歯数を設定する手段と、周回ごとの切込量を設定する
手段と、周回ごとの砥石の回転数を設定する手段と、各
々設定されたデータを表示する手段と、動作を実施する
ための手段とを備えている。
【0021】ここで各設定する手段は、データを入力又
は選択できればよく、選択スイッチでもボリュウムでも
数値入力手段でもよい。動作を実施するための手段は、
自動と手動を切替るスイッチと、目立動作を起動するス
イッチと、ピン2と砥石25とを各々動作位置から所定
距離離れた位置に移動させる原点復帰スイッチと、第2
のモータ23を回転させるスイッチと、昇降手段16を
動作させるスイッチと、送り手段1を動作させるスイッ
チと、総ての動作を一時停止させるスイッチと、電源入
力スイッチと、非常停止スイッチとを備えている。
【0022】次に、図2及び図3に基づいて固定手段に
ついて説明する。図2は、図1の装置に帯鋸を設置した
状態を示す図である。図3は、固定手段の要部概観図で
ある。図2示のように固定手段37は帯鋸の支持機構と
固定機構46とよりなる。支持機構はハンドル39の回
転によって図示しない傘歯車を介して回転するフロント
パネルFPの上下のブロック40,40に支持された垂
直なボールネジ41と、このボールネジ41の回転で上
下に移動する支持ブロック42とよりなり、この支持ブ
ロック42で上記帯鋸38の底部38aを支持する。ま
たフロントパネルFPには軸43を中心にして開閉する
扉44を有し、この扉44には、扉44を閉じた状態で
固定するロック機構45,45と、前記帯鋸38を固定
する固定機構46とを有する。この固定機構46は、図
3に示したように、扉44に固定された押し出しタイプ
のソレノイド47と、一端に回転ロール48を取り付け
た帯鋸固定ブロック49と、ソレノイド47の動作を帯
鋸固定ブロック49に伝えるリンク50とカム51とに
よって構成されている。
【0023】上記の構成で、扉44を開いて帯鋸38を
支持ブロック42に設置して扉44を閉め、ハンドル3
9によって帯鋸38の高さを調整する。そして、ソレノ
イド47が通電すると、帯鋸固定ブロック49が帯鋸3
8をフロントパネルFPに押し付けるようにして固定す
る。
【0024】次に、図4に基づいて制御手段について説
明する。図4は、本実施例のブロック図である。制御手
段52は、マイクロプロセッサ53とカウンタ54とメ
モリ55とから構成され、設定手段36からのデータに
基づいて、第1及び第2の往復駆動源5,19の第1、
第3のモータ10,26と、砥石25の回転駆動源であ
る第2のモータ23と、固定手段37のソレノイド47
とを制御する。
【0025】以上の構成で、本発明の鋸歯自動目立装置
は、次のように動作する。最初に、設定手段36により
設定された個別のデータによって、図4示の制御手段5
2がどのように制御していくかについて説明する。
【0026】まず、制御手段52は、設定手段36によ
って設定された帯鋸38のピッチデータに基づいて第1
のモータ10が所定の回転回数で反復回転動作をするよ
うに制御し、送り手段1のピン2の移動距離を設定す
る。このピン2の移動に要する時間によっては、制御手
段52が、第3のモータ26の回転速度を制御し、砥石
25の昇降速度を設定し直す。
【0027】次に、設定手段36によって設定された鋸
歯を送り出す速度データに基づいて制御手段52は、第
1及び第3のモータ10,26が所定の回転速度で反復
回転動作をするように制御し、送り手段1のピン2及び
砥石25の反復移動速度を設定する。
【0028】そして、設定手段36によって設定された
歯高データに基づいて制御手段52は、第3のモータ2
6が所定の回転回数で反復回転動作をするように制御
し、研摩時の砥石25の昇降幅を設定する。
【0029】さらに、設定手段36によって設定された
背盛量データに基づいて制御手段52は、第3のモータ
26が所定の回転速度で反復回転動作をするように制御
し、研摩時の砥石25の昇降速度を設定する。ここで、
背盛量が0の場合、即ち鋸歯をストレートに研摩する場
合、制御手段52は、第3のモータ26の回転速度を一
定に制御すればよいが、背盛を設ける場合は、第3のモ
ータ26の回転速度を最初は加速し途中から減速するよ
うに制御する。
【0030】次に、設定手段36によって設定された切
込量データに基づいて制御手段52は、第3のモータ2
6を所定回数回転させ、砥石25の研摩基準点を切込量
だけ紙面に対して下方にずらす。また、制御手段52
は、第1のモータ10も所定回数回転させ、送り手段1
のピン2の基準位置を切込量分だけ紙面に対して左側へ
移動させる。
【0031】また、設定手段36によって設定された砥
石25の回転数データに基づいて制御手段52は、第2
のモータ23の回転速度を設定する。次に、設定手段3
6によって設定された周回データ、即ち周回ごとの切込
量、周回ごとの砥石25の回転数のデータ及び一周の鋸
歯38の歯数データに基づいて、制御手段52がどのよ
うに制御していくかについて説明する。
【0032】まず、制御手段52のマイクロプロセッサ
53は、設定手段36によって設定された一周の鋸歯の
歯数データをカウンタ54に設定し、第1のモータ10
の1反復回転ごとにカウンタ54へ信号を送る。そし
て、カウンタ54はその信号を計数し、歯数データと一
致したときにマイクロプロセッサ53へ信号を出力す
る。マイクロプロセッサ53は、この信号によって、予
めメモリ55に記憶しておいた周回データを読みだし、
第1乃至第3のモータ10,23,26を新しい周回デ
ータの制御に設定し直す。設定するデータが無くなった
とき、即ち研摩回数が終了したときは、データが無いこ
とを検知して、制御手段52は総ての動作を停止させ
る。
【0033】さらに、制御手段52は、第1のモータ1
0の反復回転が切替わるたびに、固定手段37のソレノ
イド47への通電をON,OFFし、送り手段1が帯鋸
38を送り出している間は帯鋸38の固定を解除し、帯
鋸38を送り出していない間は帯鋸38を固定する。こ
の場合、送り手段1にセンサを設け、制御手段52がこ
のセンサからの信号によってソレノイド47のON,O
FF動作を制御するように構成してもよい。
【0034】次に図5について上記マイクロプロセッサ
53の動作のフローを説明する。ステップPoでスター
トし、ステップP1 で上記設定手段36の制御量を設定
し、ステップP2 で第1の往復駆動源5の送り量及び送
り速度を設定し、ステップP3 で第2の往復駆動源19
の送り量及び送り速度を設定し、ステップP4 で第1の
往復駆動源5動作すなわち第1のモータ10を動作さ
せ、ステップP5 で第2の往復駆動源19動作すなわち
第3のモータ26を作動させ、ステップP6 で第1の往
復駆動源5の送り量及び送り速度は適切かを判断し、ス
テップP7 で第2の往復駆動源19の送り量及び送り速
度は適切かを判断し、砥石25の先端を所定の設定され
た軌跡に沿って移動させる。次にステップP8 で周回を
検出したかを判断し、砥石25が目立した鋸歯の歯数を
判断する。かくして所定量の歯数を目立したらステップ
9 に進んで次の周回データはあるかを判断し、周回デ
ータがなければステップP10で第1及び2の往復駆動源
5,19を停止すなわち第1と第3のモータ10,26
を停止し、ステップP11で終了するものである。
【0035】本発明の鋸歯自動目立装置は、上記の実施
例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で
様々な構成をとることが出来る。例えば、送り手段1の
ピン2の送り動作及び昇降手段16の昇降動作は、モー
タの回転を直線運動に交換することによって行ったが、
動作の制御が可能なものであれば他の往復駆動源でも構
わない。
【0036】また、制御手段52は、カウンタ54を備
え、このカウンタ54がマイクロプロセッサ53の出す
信号を計数することによって帯鋸38の周回を検出する
ように構成したが、送り手段1にセンサを設け、このセ
ンサからの信号を計数するように構成してもよい。さら
に、カウンタ54を削除し、帯鋸38に磁石等の検出物
とその検出物を検出可能なセンサとを設け、このセンサ
からの信号を周回検出信号としてもよい。加えて、設定
手段36に研摩回数、即ち周回回数を設定する手段を設
け、制御手段52には新たにカウンタを設け、この新た
なカウンタが周回を検出する信号を計数し、設定した研
摩回数と一致したときに、制御手段52が総ての動作を
停止するように構成してもよい。
【0037】また、固定手段37のソレノイド47は、
帯鋸38の固定、解除が選択可能であれば、他の往復駆
動源又は回転駆動源であっても構わない。さらに、本実
施例では、帯鋸について説明したが、丸鋸においても本
発明の要旨の範囲内で実施可能であることは言うまでも
ない。
【0038】
【発明の効果】本発明の鋸歯自動目立装置は、鋸の送り
動作と砥石の昇降動作とを別々の往復駆動源で行い、こ
の往復動作を相互に関連づけて制御手段が制御するよう
に構成したため、砥石の先端をあらゆる軌跡に沿って移
動させることが可能となる。これによって、カム等の交
換を要せずに、任意の形状に鋸歯を目立てることが出来
る。
【0039】また、周回ごとに制御手段が帯鋸の切込量
及び砥石の回転数を設定し直すため、周回ごとに機械を
停止して設定を変更することなく、連続的に研摩を行う
ことが可能となる。
【0040】さらに、固定手段を鋸の固定と解除とを選
択可能な構成とし、制御手段によって送り手段の動作に
合わせて固定と解除とを行うようにしたため、研摩時に
鋸が安定し、目立てを精度良く確実に行うことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である鋸歯自動目立装置の概
略図である。
【図2】図1の鋸歯自動目立装置に帯鋸を設置した状態
を示す図である。
【図3】固定手段の要部概観図である。
【図4】本発明の一実施例である鋸歯自動目立装置のブ
ロック図である。
【図5】本発明のフロー図である。
【符号の説明】
1 送り手段 5 第1の往復駆動源 16 昇降手段 19 第2の往復駆動源 23 回転駆動源 25 砥石 36 設定手段 37 固定手段 38 帯鋸 52 制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の往復駆動源によって鋸を所定間隔
    で送り出す手段と、回転駆動源によって回転する砥石
    と、第2の往復駆動源によって前記砥石を昇降させる昇
    降手段と、前記砥石の先端が所定の軌跡に沿って移動す
    るように前記第1及び第2の往復駆動源を制御する制御
    手段と、前記制御手段の制御量を設定する設定手段とを
    備えたことを特徴とする鋸歯自動目立装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段が、周回ごとの制御量を設
    定する手段を備え、前記制御手段が、周回を検出し、前
    記周回を検出するごとに前記設定された制御量に基づい
    て前記第1及び第2の往復駆動源を制御することを特徴
    とする請求項1記載の鋸歯自動目立装置。
  3. 【請求項3】 前記鋸の固定と解除とを選択可能な固定
    手段を備え、前記制御手段が、前記鋸の送り出し動作中
    は鋸の固定を解除し、前記鋸の送り出し停止中は鋸を固
    定するように前記固定手段を制御することを特徴とする
    請求項1又は2記載の鋸歯自動目立装置。
JP31425791A 1991-11-28 1991-11-28 鋸歯自動目立装置 Pending JPH05146915A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002001654A (ja) * 2000-06-21 2002-01-08 Ohmi Kinzoku Kogyo Co Ltd 鋸歯自動研削盤
CZ304923B6 (cs) * 2013-11-20 2015-01-21 Neva-Trade S.R.O. Zařízení pro ostření pilových listů, pásů nebo kotoučů
KR101887618B1 (ko) * 2018-01-23 2018-09-11 김성환 띠톱의 톱날 연마장치

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