JPS6329521Y2 - - Google Patents

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JPS6329521Y2
JPS6329521Y2 JP1983011793U JP1179383U JPS6329521Y2 JP S6329521 Y2 JPS6329521 Y2 JP S6329521Y2 JP 1983011793 U JP1983011793 U JP 1983011793U JP 1179383 U JP1179383 U JP 1179383U JP S6329521 Y2 JPS6329521 Y2 JP S6329521Y2
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JP
Japan
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time
reversible motor
circuit
material feeding
feeding interval
Prior art date
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JP1983011793U
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JPS59118503U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、木工用加工盤における送材間隔調整
機構に関するものである。
〔考案の背景〕
従来より、送材間隔表示装置を備え、可逆電動
機の回転を制御して送材間隔を調整自在とした木
工用加工盤がある。こうした送材間隔表示装置に
表示される寸法の精度は1/10mm単位が一般的であ
り、作業者は表示寸法を確認しながらフツトスイ
ツチなどの操作スイツチにより可逆電動機の回転
を制御し、送材間隔を調整する。
ところが、このような木工用加工盤を使用する
際、延長用接続コードを使用する場合が多く、交
流電源電圧は無負荷時、加工時を含めると80ボル
トから110ボルトの範囲となり、電圧降下による
加工作業能率の低下を改善するため昇圧器を使用
すると130ボルト前後まで昇圧される。こうした
電圧の変動範囲において、可逆電動機のトルク及
び回転数は大幅に変化するため、1/10mmの精度で
表示される寸法を操作スイツチの操作により目標
とする送材間隔に合わせることは困難であつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、電圧降下が大きい場合あるいは昇圧器を使
用した場合においても、送材間隔を容易に目標と
する任意の位置に合わせられるようにすることで
ある。
〔考案の概要〕
本考案は、送材間隔設定時、操作スイツチを
ONし始めてからある一定時間は可逆電動機を寸
動動作させるとともに、その一定時間を越えても
操作スイツチがONされている場合は、寸動動作
から通常の昇降動作に切り換える送材間隔調整機
構に、寸動動作時の寸動時間を微調整する回路を
備えれば、電源電圧に大幅な変動が生じても、表
示装置に表示される送材間隔を作業者が読み取り
やすい速さに応じさせることができる点に着目
し、駆動回路、寸動回路、寸動時間の調整回路、
操作スイツチの関係を工夫したものである。
〔考案の実施例〕
本考案の一実施例を自動鉋盤により説明する。
第1図は自動鉋盤の概略構成を示す正面図であ
る。
1はベースであつて、ベース1上には2本のコ
ラム2が立設されている。コラム2上端部にはヘ
ツド3が固定されている。ヘツド3には鉋刃、鉋
刃を取り付ける鉋胴及び鉋胴を回転駆動させる電
動機などから成る切削装置が備えられている。
ヘツド3下方に配設されたテーブル4は、可逆
電動機5の回転がネジ軸6へ伝達され、コラム2
を案内に昇降駆動される。7は操作スイツチであ
つて、操作スイツチ7を操作することにより可逆
電動機5の回転を制御し、ヘツド3及びテーブル
4間の送材間隔が適宜調整される。9は送材間隔
の寸法を表示する寸法表示装置であつて、ネジ軸
6に取付けられた移動量検出器によりテーブル4
の昇降量を測定し、アツプカウント、あるいはダ
ウンカウントして寸法表示するものである。な
お、寸法表示の最小表示寸法は1/10mm単位とす
る。
次に、第2図のブロツク回路図及び第3図のタ
イムチヤート図により、寸動昇降の動作説明をす
る。
7aは上昇用フツトスイツチ、7bは下降用フ
ツトスイツチであり、第3図のa,b信号に示す
ような信号を出力し、可動電動機5の回転を制御
する。
オアゲート10は、上昇用フツトスイツチ7
a、下降用フツトスイツチ7bからの信号を入力
し、インバータ11を介して、タイマ12に入力
される。タイマ12は、第3図c信号に示すよう
なオアゲート10の出力信号が論理「H」のと
き、第3図d信号に示すインバータ11の立上り
信号により、一定時間T0の論理「H」信号を出
力する。出力信号eはマルチバイブレータ13,
14及びインバータ15を介して、アンドゲート
16〜19に入力されている。マルチバイブレー
タ13,14は第3図g,h信号に示すようにタ
イマ12の出力信号が論理「H」となつている時
間T0の間、発振周期Tのパルス信号をN(=T0
T)回繰り返し発する。この発振周期Tは論理
「H」となる時間tと論理「L」となる時間t0
ら成る。
時間tは可逆電動機5がわずかに回転し、テー
ブル4が寸動上昇、または寸動下降を1/10mm単位
で上昇、または下降するために必要な時間とし
て、時間t0は可逆電動機5の回転が一旦停止する
ために必要な時間として予め設定されている。
マルチバイブレータ13は時間t=t1と時間t0
=T−t1として寸動上昇の動作時間を規制し、マ
ルチバイブレータ14は時間t=t2と時間t0=T
−t2として寸動下降の動作時間を規制している。
また、寸動上昇と寸動下降とで、時間tが異なる
のは、テーブル4の上昇・下降における負荷が異
なるため、負荷に応じて設定すべきのもので、本
実施例では、上昇の方が下降の負荷より大きいた
めt1>t2としているものである。
アンドゲート16,18は、インバータ15の
出力信号fが論理「L」となつている時間、即ち
時間T0の間アンドゲート16,18にそれぞれ
入力される上昇用フツトスイツチ7a、下降用フ
ツトスイツチ7bの出力信号を阻止する役目をす
る。アンドゲート17,19は、それぞれ上昇用
フツトスイツチ7a、下降用フツトスイツチ7b
の出力a,b信号を受け、マルチバイブレータ1
3,14の出力g,h信号を次段のオアゲート2
0,21に出力する。
従つて、上昇用フツトスイツチ7aが操作され
た場合、第3図j信号に示すようにN回の寸動上
昇信号が得られる。タイマ12により規制される
時間T0後、上昇用フツトスイツチ7aが操作さ
れ続けている場合、第3図i信号に示すような上
昇信号が出力される。このため第3図k信号のよ
うな寸動上昇信号の後、上昇信号が得られ、駆動
回路22を介して常開接点24を付勢し、可逆電
動機5を寸動回転及び連続回転させ、テーブル4
を上昇させる。
下降用フツトスイツチ7bが操作された場合、
第3図m信号に示すようなN回の寸動下降信号が
得られる。上昇の場合と同様、第3図n信号に示
すような寸動下降信号の後、下降信号が得られ、
駆動回路23を介して常開接点25を付勢し、可
逆電動機5を寸動回転及び連続回転させ、テーブ
ル4を下降させる。
マルチバイブレータ13,14の発振パルスの
論理「H」の時間t1,t2は、t1>t2の関係にあり、
可逆電動機5を寸動回転させ、テーブル4の寸動
上昇、寸動下降動作をさせる。可変抵抗器8は二
回路構成となつており、バイブレータ13,14
の発振パルスの論理「H」の時間t1、t2を可変す
る目的で設けたものである。この可変抵抗器8に
より、電源電圧が80ボルトから130ボルトまで変
動しても、若干の調整によりテーブル4の寸動昇
降を常に1/10mm単位で昇降させることができ、ま
た、テーブル4とコラム2間の摺動抵抗の経年変
化による増減にも対応できるものである。このた
め送材間隔を示す寸法表示装置8の表示寸法を見
ながら、上昇用フツトスイツチ7a、下降用フツ
トスイツチ7bを操作し、作業者が設定しようと
する送材間隔に合わせられる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、テーブルを寸動昇降して送材
間隔を調整すべく、可逆電動機の駆動回路、寸動
回路、調整回路を設けたので、電源電圧が大幅に
変動しても、また、昇降時の摺動抵抗が経年変化
により増減しても、寸動時間の調整により送材間
隔を示す表示装置の表示寸法を読み取りながら作
業者が設定しようとする送材間隔を1/10mm単位で
合わせることができ、送材間隔調整作業の作業能
率を大幅に改善できるという実用上優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は可逆電動機の制御回路を示すブロツク回路
図、第3図は第2図ブロツク回路図の動作を示す
タイムチヤート図である。 図において、1はベース、2はコラム、3はヘ
ツド、4はテーブル、5は可逆電動機、6はネジ
軸、7は操作スイツチ、8は可変抵抗器、9は寸
法表示装置、10,20,21はオアゲート、1
1,15はインバータ、12はタイマ、13,1
4はマルチバイブレータ、16〜19はアンドゲ
ート、22,23は駆動回路、24,25は常開
接点である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 木材加工用の刃物を備えたヘツドと、ヘツド
    下方に昇降自在に配設されたテーブルとの間で
    送材間隔を形成し、この送材間隔を可逆電動機
    により調整するとともに送材間隔を電気的に表
    示する寸法表示手段を備えた木工用加工盤にお
    いて、 可逆電動機を正転・逆転駆動させる駆動回路
    と、可逆電動機の回転方向を指示する操作スイ
    ツチと、駆動回路を時間tの間動作させ、時間
    t0の間休止させることにより可逆電動機の回転
    角度を規制するとともに、この動作を時間T0
    の間にN〔=T0/(t+t0)〕回繰返す寸動回路
    と、時間tを微調整する調整回路とを設け、前
    記操作スイツチの操作信号を受けて寸動回路が
    動作し、駆動回路を時間T0の間にN回寸動動
    作させて可逆電動機を駆動し、送材間隔を微調
    整自在にし、且つ、時間T0経過後も操作スイ
    ツチが操作されている場合は、操作スイツチの
    操作信号により駆動回路を動作させることを特
    徴とする木工用加工盤における送材間隔調整機
    構。 2 前記時間tは可逆電動機が寸法表示装置の最
    小単位に相当する回転角度分回転するために必
    要な時間であり、時間t0は可逆電動機が回転し
    た後、一旦停止するために必要な時間とに予め
    設定されている寸動回路を有している実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の木工用加工盤にお
    ける送材間隔調整機構。
JP1179383U 1983-01-28 1983-01-28 木工用加工盤における送材間隔調整機構 Granted JPS59118503U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1179383U JPS59118503U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 木工用加工盤における送材間隔調整機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1179383U JPS59118503U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 木工用加工盤における送材間隔調整機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59118503U JPS59118503U (ja) 1984-08-10
JPS6329521Y2 true JPS6329521Y2 (ja) 1988-08-09

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ID=30143216

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1179383U Granted JPS59118503U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 木工用加工盤における送材間隔調整機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11105003A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Makita Corp 木材切削機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5644605A (en) * 1979-09-18 1981-04-23 Hitachi Koki Haranomachi Memory storage for interval of wood fed in woodworking working machine

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11105003A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Makita Corp 木材切削機

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JPS59118503U (ja) 1984-08-10

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