JPH0675507U - カテーテルの巻取収納装置 - Google Patents

カテーテルの巻取収納装置

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JPH0675507U
JPH0675507U JP1715093U JP1715093U JPH0675507U JP H0675507 U JPH0675507 U JP H0675507U JP 1715093 U JP1715093 U JP 1715093U JP 1715093 U JP1715093 U JP 1715093U JP H0675507 U JPH0675507 U JP H0675507U
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JP
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catheter
case
reel
winding
engaged
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敦 小磯
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Fuji Systems Corp
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Fuji Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カテーテルを折り曲げることなく、簡単に巻
き取ってケース内に収容することができ、しかも使い勝
手がよくて携帯に便利な巻取収納装置を提供すること。 【構成】 カテーテル3の挿入口5を有し、該挿入口以
外は密閉構造のケース1を具え、このケース内にカテー
テル3をその先端部を係合して巻き取るリール2を回転
可能に収容し、このリールを回転するハンドルをケース
の外部に設けている。挿入口5にキャップ6をリールに
巻き取ったカテーテルの後端部を係合して密閉装着して
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、カテーテルを密閉構造のケース内に巻き取って収納する装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の装置としては、例えば実公平3-34170号公報の自己導尿用具が知 られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記従来のものにおいては、カテーテルを容器本体に収容して携帯 する際、容器本体をその中央部に設けた屈伸部で折り曲げるため、カテーテルの 中央部も折り曲がり、曲がりくせがついて使い勝手が悪いという問題があった。 また容器本体を1箇所で折り曲げではいるものの、やはりカテーテルを収容する 容器本体としては長く、携帯しにくいものであった。
【0004】 そこでこの考案は、前記のような従来の問題点を解決し、カテーテルを折り曲 げることなく簡単にリールに巻き取ってケース内に収容することができ、しかも 使い勝手がよくて携帯に便利な巻取収納装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、請求項1の発明は、カテーテルの挿入口を有し、 該挿入口以外は密閉構造のケースを具え、このケース内に前記カテーテルをその 先端部を係合して巻き取るリールを回転可能に収容し、このリールを回転するハ ンドルをケースの外部に設け、挿入口にキャップをリールに巻き取ったカテーテ ルの後端部を係合して密閉装着している。
【0006】 請求項2の発明は、請求項1において、ケースに吊下用フックを取付けている 。また請求項3の発明は、請求項1又は2において、ケースを略直方体に形成し てそのリールの外周面と対向する側壁に挿入口を設けているとともに、該挿入口 と反対側の側壁に該側壁とほぼ同じ大きさの脚プレートをその中央部に設けた軸 によって回転自在に設けている。
【0007】
【作用】
カテーテルをケース内に収容するには、該カテーテルの先端部を挿入口からケ ース内に入れてリールの外周面に適宜の方法で係合させたうえ、ハンドルにより リールを回転し、カテーテルを巻き取る。そしてカテーテルが後端部近くまで巻 き取られたら、該後端部をキャップに係合し、この係合したキャップを挿入口に 装着する。
【0008】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示す一部破断の正面図、図2は図1のキャップを 取り外した状態の正面図、図3は図2の一部破断の平面図である。1は合成樹脂 等で形成された略直方体のケースであって、全体としてワイシャツの胸のポケッ トに収まる程度の大きさとなっている。ケース1の内部にはリール2が回転可能 に収容され、該リールには自己導尿用カテーテル3がその先端部をリール2の外 周面に設けた係合片4に挿し込み係合して巻き取られている。この例ではカテー テル3の先端部を係合片4に挿し込むようにして係合しているが、係合できるも のであればほかの係合手段を用いてもよい。またこの例では係合片4を2個設け ているが、その数も適宜に選択可能である。
【0009】 図4に示すようにカテーテル3の長さLは、男子用、女子用、小児用等により 異なるが、男子用では通常30cm位である。リール2の外周面と対向するケース1 の側壁、すなわち図1で頂壁にはその隅部に円筒状のカテーテル挿入口5が設け られ、該挿入口にはキャップ6が装着されている。キャップ6は装着に際し、挿 入口5の外周面に設けた係止部7とその内周面に設けた係止部8が係止してロッ クされる。
【0010】 10はリール2の軸芯に取付けられた中心軸で、該中心軸のケース1外に突出し た端部にはリール回転用のハンドル11が設けられている。中心軸10が貫通するケ ース1の側壁には図5にも示すように当板12が設けられ、該当板には中心軸10と の間でシール機能を果たすOリング13が装着されている。
【0011】 15はケース1を使用時にトイレのノブ等に簡単に吊り下げられるようにするた めの吊下用フックで、合成樹脂等で形成され、ケース1の側壁にフランジ付き軸 16により抜け止められて旋回可能に取付けられている。図6はフック15を旋回し た状態を示している。17はケース1を使用時に倒れないようにするための脚プレ ートで、合成樹脂等でケース1の底壁とほぼ同じ大きさに形成され、該底壁の中 央部に設けた軸18によって回転自在に設けられている。図6は脚プレート17を略 90度開いた状態を示している。
【0012】 前記においてケース1内にカテーテル3を収容するには、該カテーテルの先端 部を挿入口5から予めアルコールなど消毒液をいれてあるケース1内に入れてリ ール2の外周面に設けた係合片4に挿し込み係合する。しかる後、ハンドル11に よりリール2を回転し、カテーテル3を巻き取る。そしてカテーテル3が後端部 近くまで巻き取られたら、該後端部をキャップ6に係合し、このキャップ6を挿 入口5に装着し、係止部7と係止部8を係止してロックする。
【0013】 一方、カテーテル3を使用するには、フック15をノブ等に吊り下げるか、又は 脚プレート17を略90度開いた状態にした後、キャップ6を取り外し、キャップ6 に後端部が係合したカテーテル3をハンドル11によりリール2を逆回転させるこ とにより巻き戻して引き出す。
【0014】 前記実施例は好ましい一例を示したにすぎず、ケース1やフック15、脚プレー ト17等の構成は図示したもの以外の構成に変更が可能である。また、巻き取るカ テーテルは実施例で示した自己導尿用に限るものでないことは言うまでもない。
【0015】
【考案の効果】
請求項1の考案は前記のようにカテーテルをケース内のリールに巻き取って収 容するようにしたので、カテーテルが従来のように1箇所で折り曲がることがな く、使い勝手がよいものとなるとともに、巻き取りも簡単にできる。またケース も従来の容器本体のように長くならないから、携帯にも便利である。請求項2又 は3の考案は前記効果のほか、使用時にケースを転倒のない、それぞれ所定の姿 勢に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す一部破断の正面図で
ある。
【図2】図1のキャップを取り外した状態の正面図であ
る。
【図3】図2の一部破断の平面図である。
【図4】自己導尿用カテーテルの一部省略の正面図であ
る。
【図5】図3のA部拡大断面図である。
【図6】作用説明用斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 リール 3 自己導尿用カテーテル 4 係合片 5 挿入口 6 キャップ 11 ハンドル 15 フック 17 脚プレート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテーテルの挿入口を有し、該挿入口以
    外は密閉構造のケースを具え、このケース内に前記カテ
    ーテルをその先端部を係合して巻き取るリールを回転可
    能に収容し、このリールを回転するハンドルをケースの
    外部に設け、前記挿入口にキャップをリールに巻き取っ
    たカテーテルの後端部を係合して密閉装着したことを特
    徴とするカテーテルの巻取収納装置。
  2. 【請求項2】 ケースに吊下用フックを取付けた請求項
    1記載のカテーテルの巻取収納装置。
  3. 【請求項3】 ケースを略直方体に形成してそのリール
    の外周面と対向する側壁に挿入口を設けているととも
    に、該挿入口と反対側の側壁に該側壁とほぼ同じ大きさ
    の脚プレートをその中央部に設けた軸によって回転自在
    に設けた請求項1又は2記載のカテーテルの巻取収納装
    置。
JP1993017150U 1993-04-06 1993-04-06 カテーテルの巻取収納装置 Expired - Lifetime JP2517982Y2 (ja)

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JPH0675507U true JPH0675507U (ja) 1994-10-25
JP2517982Y2 JP2517982Y2 (ja) 1996-11-20

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Publication number Publication date
JP2517982Y2 (ja) 1996-11-20

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Effective date: 19960709