JP3025664U - 紐状装身具の展示用具 - Google Patents

紐状装身具の展示用具

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JP3025664U
JP3025664U JP1995014014U JP1401495U JP3025664U JP 3025664 U JP3025664 U JP 3025664U JP 1995014014 U JP1995014014 U JP 1995014014U JP 1401495 U JP1401495 U JP 1401495U JP 3025664 U JP3025664 U JP 3025664U
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JP
Japan
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Application number
JP1995014014U
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English (en)
Inventor
隆夫 原口
Original Assignee
原口ケース株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネックレス等の紐状装身具の非展示部分を巻
取り筒に巻き取り固定することで、展示台を移動させる
際にネックレスの揺動による展示不体裁、及び展示台か
らのネックレスの脱落等の技術的課題を解決する。 【解決手段】 紐状装身具4の展示部分41を載置する
先端方向へ下降傾斜した展示台板1と、この展示台板1
の裏面へ対向状に突設された垂直状脚壁部2、2と、こ
の対向する脚壁部2、2間に回転可能に配備され、筒面
適所に係止用突軸部31を突設し、装身具の非展示部分
42を巻取り収納する巻取り筒3とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ネックレス、ブレスレット等の紐状(ループ状)装身具を店頭展 示するのに使用される紐状装身具の展示用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の紐状装身具の展示用具を示す斜視図である。 この紐状装身具の展示用具は、天板(装身具展示台板)51を先端側へ向けて下 降傾斜させた筺状に形成され、筺体の後端面を開口させて開口面54としている 。底板部52、両側壁部53及び展示台板51に囲まれる内部を、開口面54で 開口する空室部55となっている。また、展示台板51の上面であって基端側( 後端部側)には、ループ状装身具(ネックレス)4の展示部分41を定位させる 膨出ガイド部51aを設けると共に、この膨出ガイド部51aの両側にガイド凹 部51bを設けている。
【0003】 展示に際しては、展示台板51上にネックレス4の展示部分41を載せる。ネ ックレス4の展示部分41を膨出ガイド部51aに沿って定位させた後、ネック レスの非展示部分42をガイド凹部51bに嵌合させて垂下させる。垂下した非 展示部分42は、開口面54から空室部55内へ押し込め収納する。これにより 、長尺なネックレスの展示すべき主要部のみが、小さな展示台板によりコンパク トに展示し得る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の紐状装身具の展示用具では、ネックレスの非展示部分、つまり展示する 必要がない余剰部分を、単に空室部に押し込んでいるだけである。従って、店頭 の陳列棚に展示している状態においては問題がない反面、陳列棚から展示具を移 動させる場合は、単に押し込んである非展示部分が、空室部から外方向へ飛び出 し、外観体裁が悪い許かりでなく、ネックレス自体が展示台板から落下する虞れ がある。また、非展示部分を空室部内へ押し込んでいるため、押し込まれた余剰 部分同士が絡まり、或いは「もつれる」等の不利があった。
【0005】 この考案は、以上のような課題を解消させ、ネックレス等の紐状装身具を展示 する際に、ネックレスの非展示部分を巻取り固定することで、展示具の移動の際 に意に反して紐状装身具が脱落せず、整然と載置状態を保持させ得る紐状装身具 の展示用具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成させるために、この考案の紐状装身具の展示用具では、次のよ うな構成としている。 紐状装身具の展示用具は、装身具の展示部分を載置する先端方向へ下降傾斜し た展示台板と、この展示台板の裏面へ対向状に突設された垂直状脚壁部と、この 対向する脚壁部間に回転可能に配備され、筒部適所に係止用突軸部を突設し装身 具の非展示部分を巻取り収納する巻取り筒とから成る。
【0007】 このような構成を有する紐状装身具の展示用具では、例えばネックレスの展示 部分を展示台板に載置する。ネックレスの非展示部分(展示上での余剰部分)は 、展示台板の基端部(上端部)から垂下する。この垂下する非展示部分の適所を 係止用突軸部に引っ掛け係止させ、巻取り筒を回転させることで非展示部分を巻 き取り固定する。 これにより、ネックレスの非展示部分が展示台板から完全に隠れる許かりでな く、巻き取りによって固定される。従って、展示具を移動させる場合においても 、展示台板上に載置されたネックレスの展示部分は勿論、非展示部分も揺動する ことがなく、外観体裁が良い。更に、非展示部分が巻取り筒の外周面に規則正し く周回するため、ループ状(紐状)ネックレスの余剰部分が絡まったり、もつれ たりする虞れを解消し得る。
【0008】
【考案の実施の形態】 以下、図面に基づき本考案に係る紐状装身具の展示用具の具体的な実施の形態 を説明する。
【0009】 図1は、この考案の紐状装身具の展示用具を示す斜視図であり、図2は断面図 である。 紐状装身具の展示用具は、展示台板1と、この展示台板1の裏面へ対向状に突 設された垂直状脚壁部2と、この対向する脚壁部2間に回転可能に配備され、装 身具の非展示部分42を巻取り収納する巻取り筒3とから構成される。
【0010】 展示台板1、垂直状脚壁部2及び巻取り筒3は、例えばポリエチレン、ポリプ ロピレン、ABS、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等の硬質合成樹脂材にて成形さ れる。 展示台板1は、矩形の平板で、長手方向へ弯曲させた円弧状の弯曲板である。 この先端方向へ下降傾斜する展示台板1の裏面には、下端が水平で全体形状が略 扇形状の脚壁部2、2が所定間隔を開いて対向状に連続して取付けられている。 また、展示台板1の基端部1aの両側、つまり両脚壁部2が位置する近傍には、 切り欠き溝部11、11が形成してある。
【0011】 上記巻取り筒3は、対向する脚壁部2、2の後端側に筒体の一部が臨出するよ うに配備される。巻取り筒3は、円柱体或いは両端が閉成した円筒体で、両端面 に軸部32を突設し、この軸部32、32を脚壁部2、2の内面の軸受け穴に嵌 合させ、回転可能に軸承配備している。更に、巻取り筒3には、外方へ突出する 短尺な係止用突軸部31が突設してある。この係止用突軸部31は、紐状装身具 (ネックレス)4の非展示部分42の適所(ネックレスのループ基端)を引っ掛 け係止して巻き取り止点とするものである。
【0012】 図3は、請求項2記載の実施の形態を示す背面図である。 巻取り筒3の周面面内に、所定深さを有し、且つ一定間隔を開いた2条の巻取り 溝32、32を周設している。ネックレス4の非展示部分42のループ状紐が、 この2条の巻取り溝32に嵌入し、整然と巻き取られる。
【0013】 図4は、請求項3記載の実施の形態を示す背面図である。 巻取り筒3の一方の軸部32を、対応する脚壁部2に貫通させ、貫通軸32aの 先端に大径の回転操作用撮み部33を取付けている。この場合、脚壁部2の外側 から巻取り筒3を容易に回転させ得る。
【0014】 このような構成を有する紐状装身具の展示用具では、図2で示すように、ネッ クレス4の展示部分41を展示台板1に載置する。ネックレス4の非展示部分( 展示上での余剰部分)42は、展示台板1の上端部1aから垂下する。垂下する 非展示部分(ループ状の2条の紐)42は、それぞれ対応する切り欠き溝部11 、11に嵌入し整然と垂下する。この垂下する非展示部分42の適所、つまりネ ックレス4のループ紐基端を係止用突軸部31に引っ掛け係止させる。この係止 状態で、巻取り筒3を回転させることで非展示部分42を周回状に巻き取る。巻 取り筒3の周面への巻き取りは、例えば図3で示すように、巻取り溝部32、3 2へ嵌入させながら巻き取ると、非展示部分(ループ状紐)42が溝部32でガ イドされスムーズに巻き取り得る。
【0015】 この巻き取り操作は、係止用突軸部31を手指で把持して巻取り筒3を回転さ せても良く、図4で示すように操作用撮み部33を把持して回転させても良い。 これにより、ネックレス4の非展示部分42が展示台板1から完全に隠れる許 かりでなく、巻き取りによって非展示部分42は勿論、展示台板1上の展示部分 41も固定される。従って、展示具を移動させる場合においても、展示台板1上 に載置されたネックレス(展示部分)41は勿論、非展示部分42も全く揺動す ることがなく、外観体裁が良い。更に、非展示部分42が巻取り筒3の外周面に 規則正しく周回するため、ループ状(紐状)ネックレス4の余剰部分42が絡ま ったり、もつれたりする虞れを解消し得る。
【0016】 尚、図示はしないが、巻取り筒3の軸部32と脚壁部2との間につる巻きバネ を取付けると共に、巻取り筒3の適所に脚壁部2の嵌合穴に対し係脱するストッ パを取付けることで、巻取り筒3の巻取り回転を固定し、且つストッパを外すこ とで巻取り筒3をバネ力で一気に逆回転させ、巻き取った非展示部分42を開放 するようにしても良いことは勿論である。
【0017】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、展示台板上にネックレスの展示部分を載置し、 ネックレスの非展示部分(余剰部分)を、両脚壁部間に回動可能に配備された巻 取り筒によって巻き取り収納することとしたから、ネックレスの非展示部分は巻 取り筒によって整然と巻き取り固定され、外観体裁よく展示し得る。従って、従 来のように、展示具を移動させる際にネックレスの余剰部分が外方へ揺動し、飛 び出す等の不体裁がない許かりでなく、ネックレスの非展示部分同士が絡まり、 もつれる不利を解消し得る等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】紐状装身具の展示用具の実施の形態を示す斜視
図である。
【図2】紐状装身具の展示用具を示す断面図である。
【図3】紐状装身具の展示用具の背面状態を示す説明背
面図である。
【図4】紐状装身具の展示用具の背面状態を示す説明背
面図である。
【図5】従来の紐状装身具の展示用具を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 展示台板 2 脚壁部 3 巻取り筒 31 係止突軸部 32 巻取り溝部 33 巻取り操作部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紐状装身具の展示部分を載置する先端方
    向へ下降傾斜した展示台板と、この展示台板の裏面へ対
    向状に突設された垂直状脚壁部と、この対向する脚壁部
    間に回転可能に配備され、筒面適所に係止用突軸部を突
    設し装身具の非展示部分を巻取り収納する巻取り筒とか
    ら成る紐状装身具の展示用具。
  2. 【請求項2】 前記巻取り筒には、筒外面に巻取り溝部
    を形成したことを特徴とする請求項1記載の紐状装身具
    の展示用具。
  3. 【請求項3】 前記回転可能な巻取り筒の回転軸の一端
    部を、垂直状脚壁部から外方へ貫通突設し、回転軸の貫
    通端部に回動操作用撮み部を設けたことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の紐状装身具の展示用具。
JP1995014014U 1995-12-08 1995-12-08 紐状装身具の展示用具 Expired - Lifetime JP3025664U (ja)

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