JPH0675499U

JPH0675499U - 曜日別回数別薬袋

Info

Publication number: JPH0675499U
Application number: JP2901293U
Authority: JP
Inventors: 行夫今田
Original assignee: 行夫今田
Priority date: 1993-04-10
Filing date: 1993-04-10
Publication date: 1994-10-25

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】物忘れ勝な老人等にとっては、種類や個数をま
ちがえたり、飲み忘れたり、飲用剤か不飲用かも確認が
困難であったのを容易にする。【構成】１週間、２週間分と種類別にまとめて支給され
る内服薬を飲用１回毎に、曜日別に、回数別に、透明小
分け薬袋に、１週７日分を、あらかじめ入れておき、飲
用都度、薬の種類や個数を調べる煩雑さを無くし、飲み
忘れ等を防止しようとする、曜日別回数物薬袋である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、内服薬の薬袋に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来内服薬は１週間分とか２週間分とかを投薬袋に入れて支給されていた。回数別に小分けした薬袋はなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来、１週間分とか２週間分とか、薬の種類別に、投薬袋で内服薬を支給されていたので、朝、昼、夕等飲用する度に、どの薬とどの薬を何錠づつと調べて飲むのは大変めんどうで煩雑なものであった。１日に服用量が１０錠２０錠ともなれば大変手間がかかった。物忘れ勝な老人等にとっては、種類や個数をまちがえたり、飲み忘れたり、飲用済か不飲用かも確認が困難であった。本人は勿論、介護者や看護婦等大変わずらわしいものであった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

そこで、服用１回毎に、透明小分け薬袋に１回分の服薬を、あらかじめ入れておき、これを１週間分用意しておき、順次服用するようにした。

【０００５】

【作用】

服用回毎に１袋に１回分の薬が入っているので、その都度種類や個数を調べる必要が無くなった。

【０００６】

【実施例】

図面に示すように、透明小分け薬袋（１）と、紙カード（２）を必要数用意する。必要数とは１日に朝昼夕と３回服用すれば、１週７日分で、３回の７日分計２１枚用意する。紙カード（２）に摘要記事を記し、記事通りの種類と個数の内服薬を、カード（２）と共に薬袋（１）に入れておく。これを、例えば、日曜日を基準として、日、月、火……土と１週間分用意しておくものとし、順次服用し空袋は最後部に差し入れておくものとする。服用回数や薬種個数は個人差があるので、その人に適応するものとする。摘要記事例、日、朝、赤２、白１、黄１。日、昼、白１。日、夕、赤２、黄２。月、朝、赤２、白１、黄１。月、昼、白１。月、夕、赤２、黄２。火、朝、赤２、白１、黄１。火、昼、白１。火、夕、赤２、黄２。以下略。日は日曜日、朝は朝食後、昼は昼食後、夕は夕食後、赤２、白１、等は錠剤の色別と個数の意である。記事等は判別しやすいよう色別にしてもよい。小分け薬袋は透明ビニール袋等としたのでカードの記事や錠剤等がよく判読できる特長がある。以上の小分け薬袋（１）を朝、昼、夕別に曜日順に、まとめケース（３）の仕切り（イ）（ロ）（ハ）に入れて、ひとまとめにし、目につきやすい卓上や、ベット側卓等に常置しておくものとする。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は以上のように構成したので、これを目につきやすい卓上や、入院患者では、ベット側卓等に常置しておけば、服薬が１回毎に１袋にまとめて入っているのでそのまま服用すればよく、毎回種類や個数等を調べる手間や煩らはしさがなくなり、又、飲用済か不飲用かを点検する場合透明袋であるから、外から判明する等、本人にとっても、介護者や看護人に取って大変便利である。又、外出時等必要数を携帯するのに便利である。物忘れ勝ちな老人にとって便利である。まとめケースをベット等に掛けるようにしても、蓋を付けてもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】透明小分け薬袋の斜視図である。１部省略。

【図３】紙カードの１部斜視図で摘要記事の１部例図で
ある。

【符号の説明】

１透明小分け薬袋２紙カード３まとめケース４仕切り

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】内服薬を、曜日別に、回数別に、１回分
毎に、小分けして、摘要を記入したカードと共に、透明
小分け薬袋に入れて、この小分け袋を、まとめケース
に、それぞれ区分して入れてなる、曜日別回数別薬袋。