JP2003002361A - 薬包及び薬包帯 - Google Patents
薬包及び薬包帯Info
- Publication number
- JP2003002361A JP2003002361A JP2001184931A JP2001184931A JP2003002361A JP 2003002361 A JP2003002361 A JP 2003002361A JP 2001184931 A JP2001184931 A JP 2001184931A JP 2001184931 A JP2001184931 A JP 2001184931A JP 2003002361 A JP2003002361 A JP 2003002361A
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- JP
- Japan
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- medicine
- time
- time zone
- dose package
- package
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薬包に記載の表示を容易に且つ確実に認識す
ることができ、服用ミス等の医療ミスを防止することが
できる薬包及びこれを連接した薬包帯を提供する。 【解決手段】 １回に服用する各種薬剤を封入してなる
薬包３において、薬剤の服用時期を表示するために朝、
昼、夕等の時間帯表示欄９及び食前、食後等の時機表示
欄１０が設けられ、封入した薬剤を服用すべき時間帯及
び時機を示す絵文字１１，１２が時間帯表示欄９及び時
機表示欄１０の一方又は双方に記載されていることを特
徴とする薬包３。
ることができ、服用ミス等の医療ミスを防止することが
できる薬包及びこれを連接した薬包帯を提供する。 【解決手段】 １回に服用する各種薬剤を封入してなる
薬包３において、薬剤の服用時期を表示するために朝、
昼、夕等の時間帯表示欄９及び食前、食後等の時機表示
欄１０が設けられ、封入した薬剤を服用すべき時間帯及
び時機を示す絵文字１１，１２が時間帯表示欄９及び時
機表示欄１０の一方又は双方に記載されていることを特
徴とする薬包３。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、個々の患者の処方
箋に基づいて１回分の服用に応じた薬剤が封入された薬
包及び複数の薬包を連ねてなる薬包帯に関するものであ
る。
箋に基づいて１回分の服用に応じた薬剤が封入された薬
包及び複数の薬包を連ねてなる薬包帯に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、処方箋に記載された薬剤の種類や
服用方法が多様化しており、これに伴って医療ミス防止
の要請も高まっている。これに対処する一手段として患
者が１回に服用する各種薬剤を１つの薬包に封入して提
供するという手法が採られている。例えば特公平３−３
５１８１号公報に記載の錠剤包装機によると、表面に患
者名、服用時期、封入されている薬剤名等が印字された
１つの薬包に対して、１回に服用する薬剤が封入されて
いる。これにより、印字内容と封入されている薬剤とを
照合して薬剤の調剤ミスを防止するとともに、服用する
薬剤や時間を誤る等の服用ミスを防止しようとしてい
る。
服用方法が多様化しており、これに伴って医療ミス防止
の要請も高まっている。これに対処する一手段として患
者が１回に服用する各種薬剤を１つの薬包に封入して提
供するという手法が採られている。例えば特公平３−３
５１８１号公報に記載の錠剤包装機によると、表面に患
者名、服用時期、封入されている薬剤名等が印字された
１つの薬包に対して、１回に服用する薬剤が封入されて
いる。これにより、印字内容と封入されている薬剤とを
照合して薬剤の調剤ミスを防止するとともに、服用する
薬剤や時間を誤る等の服用ミスを防止しようとしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな薬包には文字によってのみ服用時期等が記載されて
いるため、例えば子供や外国人のように薬包の表示が読
めない場合、老人等、視覚低下の場合、或いは不注意に
起因して表示の読み間違え等による服用ミスを引き起こ
しやすい。
うな薬包には文字によってのみ服用時期等が記載されて
いるため、例えば子供や外国人のように薬包の表示が読
めない場合、老人等、視覚低下の場合、或いは不注意に
起因して表示の読み間違え等による服用ミスを引き起こ
しやすい。
【０００４】本発明は、このような従来の問題を解決す
べくなされたものであり、薬包に記載の表示を容易に且
つ確実に認識することができ、服用ミス等の医療ミスを
より確実に防止することができる薬包及びこれを連接し
た薬包帯を提供することを目的とする。
べくなされたものであり、薬包に記載の表示を容易に且
つ確実に認識することができ、服用ミス等の医療ミスを
より確実に防止することができる薬包及びこれを連接し
た薬包帯を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、１回に服用する各種薬剤を封入してなる薬
包において、前記薬剤の服用時期を表示するために朝、
昼、夕等の時間帯表示欄及び食前、食後等の時機表示欄
が設けられ、封入した薬剤を服用すべき時間帯及び時機
を示す絵文字が前記時間帯表示欄及び時機表示欄の一方
又は双方に記載されている薬包を提供するものである。
成するため、１回に服用する各種薬剤を封入してなる薬
包において、前記薬剤の服用時期を表示するために朝、
昼、夕等の時間帯表示欄及び食前、食後等の時機表示欄
が設けられ、封入した薬剤を服用すべき時間帯及び時機
を示す絵文字が前記時間帯表示欄及び時機表示欄の一方
又は双方に記載されている薬包を提供するものである。
【０００６】前記薬包は、封入した薬剤を服用すべき患
者の名前及び日付がさらに表示されているものとするこ
とができる。
者の名前及び日付がさらに表示されているものとするこ
とができる。
【０００７】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記薬包を、服用順に切り離し可能に複数個連接し
た薬包帯を提供するものである。
め、前記薬包を、服用順に切り離し可能に複数個連接し
た薬包帯を提供するものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明に係る薬包帯の一実施形態
について図面を参照して説明する。図１は薬包帯を示す
正面図、図２は図１の裏面図である。
について図面を参照して説明する。図１は薬包帯を示す
正面図、図２は図１の裏面図である。
【０００９】図１に示すように、本実施形態の薬包帯１
は、１回に服用する各種薬剤を封入した複数の薬包３
を、ミシン目５を介して切り離し可能に連接することに
より構成されている。また、この薬包帯１では、薬剤を
服用する順番に薬包３が帯状に連接されている。
は、１回に服用する各種薬剤を封入した複数の薬包３
を、ミシン目５を介して切り離し可能に連接することに
より構成されている。また、この薬包帯１では、薬剤を
服用する順番に薬包３が帯状に連接されている。
【００１０】各薬包３の表面には、薬包のＩＤ番号、服
用する患者の氏名、朝・夕等の時間帯、食前・食後等の
時機、及び服用する日付が文字により表示された記載欄
７と、服用の時間帯を表示するための時間帯表示欄９
と、服用の時機を表示するための時機表示欄１０とが設
けられている。時間帯表示欄９及び時機表示欄１０に
は、時間帯及び時機を示す絵文字１１，１２が表示され
ている。例えば図１に示す薬包帯１では、時間帯として
１番上の薬包３から「起床後」、「朝」、「夕」、「就
寝前」を示す絵文字が表示され、時機として上から２番
目の薬包に「食後」、３番目の薬包に「食前」を示す絵
文字が表示されている。なお、１番目及び４番目の薬包
のように、時間帯が「起床後」或いは「就寝前」の場合
は、食事に関わらず薬剤を服用するため、時機表示欄１
０に絵文字は表示されない。また、図２に示すように、
各薬包３の裏面は、透明のフィルムで構成されており、
これにより薬包３に封入された薬剤１３を視認すること
ができる。
用する患者の氏名、朝・夕等の時間帯、食前・食後等の
時機、及び服用する日付が文字により表示された記載欄
７と、服用の時間帯を表示するための時間帯表示欄９
と、服用の時機を表示するための時機表示欄１０とが設
けられている。時間帯表示欄９及び時機表示欄１０に
は、時間帯及び時機を示す絵文字１１，１２が表示され
ている。例えば図１に示す薬包帯１では、時間帯として
１番上の薬包３から「起床後」、「朝」、「夕」、「就
寝前」を示す絵文字が表示され、時機として上から２番
目の薬包に「食後」、３番目の薬包に「食前」を示す絵
文字が表示されている。なお、１番目及び４番目の薬包
のように、時間帯が「起床後」或いは「就寝前」の場合
は、食事に関わらず薬剤を服用するため、時機表示欄１
０に絵文字は表示されない。また、図２に示すように、
各薬包３の裏面は、透明のフィルムで構成されており、
これにより薬包３に封入された薬剤１３を視認すること
ができる。
【００１１】以上のように本実施形態によれば、時間帯
表示欄９及び時機表示欄１０に、薬剤１３を服用すべき
時間帯及び時機を示す絵文字１１，１２がそれぞれ表示
されているため、患者は薬剤１３を服用すべき時間帯及
び時機を容易に且つ確実に認識することができ、その結
果、薬剤を誤った時間に服用するといった服用ミスを防
止することができる。また、絵文字は文字を読むことが
できない子供や外国人であっても認識できるため、子供
による服用ミスの防止にも大きく寄与することができ
る。一方、薬包３を提供する者にとっては、表示欄９，
１０の絵文字１１，１２とともに裏面から実際に封入さ
れている薬剤を見ることで、両者の一致・不一致を容易
に確認することができるため、調剤ミスによる事故を未
然に防止することができる。
表示欄９及び時機表示欄１０に、薬剤１３を服用すべき
時間帯及び時機を示す絵文字１１，１２がそれぞれ表示
されているため、患者は薬剤１３を服用すべき時間帯及
び時機を容易に且つ確実に認識することができ、その結
果、薬剤を誤った時間に服用するといった服用ミスを防
止することができる。また、絵文字は文字を読むことが
できない子供や外国人であっても認識できるため、子供
による服用ミスの防止にも大きく寄与することができ
る。一方、薬包３を提供する者にとっては、表示欄９，
１０の絵文字１１，１２とともに裏面から実際に封入さ
れている薬剤を見ることで、両者の一致・不一致を容易
に確認することができるため、調剤ミスによる事故を未
然に防止することができる。
【００１２】また、この薬包帯１では、各薬包３が服用
順に連接されているため、患者にとって保管がしやす
く、しかも誤った順番で薬剤１３が服用されるのを防止
することができる。
順に連接されているため、患者にとって保管がしやす
く、しかも誤った順番で薬剤１３が服用されるのを防止
することができる。
【００１３】本実施形態では、薬包３を連接して薬包帯
１として使用しているが、単独の薬包３を使用してもよ
いのは言うまでもない。また、記載欄７には、上記した
事項のほか、例えば封入されている薬剤の名称或いは薬
包のＩＤ番号を示すバーコード等、種々のものを表示す
ることができる。
１として使用しているが、単独の薬包３を使用してもよ
いのは言うまでもない。また、記載欄７には、上記した
事項のほか、例えば封入されている薬剤の名称或いは薬
包のＩＤ番号を示すバーコード等、種々のものを表示す
ることができる。
【００１４】本発明で使用される絵文字は、上記したも
のに限定されず、一見して時間帯及び時機を認識できる
ものであれば種々の絵文字を適用することができる。例
えば、図３（ａ）に示す絵文字は時間帯として「朝」、
「昼」、「夕」、「起床後」、「就寝前」を示し、図３
（ｂ）に示す絵文字は時機として「食前」、「食間」、
「食後」を示している。
のに限定されず、一見して時間帯及び時機を認識できる
ものであれば種々の絵文字を適用することができる。例
えば、図３（ａ）に示す絵文字は時間帯として「朝」、
「昼」、「夕」、「起床後」、「就寝前」を示し、図３
（ｂ）に示す絵文字は時機として「食前」、「食間」、
「食後」を示している。
【００１５】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明に係る
薬包によれば、薬剤を服用すべき時間帯及び時機が絵文
字により薬包の表示欄に表示されているため、患者は薬
剤を服用すべき時間帯及び時機を容易に且つ確実に認識
することができ、その結果、薬剤の服用ミスをより確実
に防止することができる。また、絵文字は文字を読むこ
とができない者であっても認識できるため、子供や外国
人による服用ミスを防止することもできる。
薬包によれば、薬剤を服用すべき時間帯及び時機が絵文
字により薬包の表示欄に表示されているため、患者は薬
剤を服用すべき時間帯及び時機を容易に且つ確実に認識
することができ、その結果、薬剤の服用ミスをより確実
に防止することができる。また、絵文字は文字を読むこ
とができない者であっても認識できるため、子供や外国
人による服用ミスを防止することもできる。
【００１６】本発明に係る薬包帯によれば、各薬包が服
用順に連接されているため、患者にとって保管がしやす
く、誤った順番で薬剤が服用されるのを防止することが
できる。
用順に連接されているため、患者にとって保管がしやす
く、誤った順番で薬剤が服用されるのを防止することが
できる。
【図１】本発明の一実施形態の薬包帯を示す正面図であ
る。
る。
【図２】図１に示す薬包帯の裏面図である。
【図３】本発明に係る薬包に表示される絵文字の例を示
す図である。
す図である。
１ 薬包帯
３ 薬包
９ 時間帯表示欄
１０ 時機表示欄
１１、１２ 絵文字
１３ 薬剤
Claims (3)
- 【請求項１】 １回に服用する各種薬剤を封入してなる
薬包において、 薬剤の服用時期を表示するために朝、昼、夕等の時間帯
表示欄及び食前、食後等の時機表示欄が設けられ、封入
した薬剤を服用すべき時間帯及び時機を示す絵文字が前
記時間帯表示欄及び時機表示欄の一方又は双方に記載さ
れていることを特徴とする薬包。 - 【請求項２】 封入した薬剤を服用すべき患者の名前及
び日付がさらに表示されていることを特徴とする請求項
１に記載の薬包。 - 【請求項３】 請求項１又は２に記載の薬包を、服用順
に切り離し可能に複数個連接したことを特徴とする薬包
帯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001184931A JP2003002361A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 薬包及び薬包帯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001184931A JP2003002361A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 薬包及び薬包帯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003002361A true JP2003002361A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19024604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001184931A Pending JP2003002361A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 薬包及び薬包帯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003002361A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008531994A (ja) * | 2005-02-22 | 2008-08-14 | バイエル・ヘルスケア・エルエルシー | 測定装置用マーカのアイコン的表示 |
| US7828147B2 (en) | 2004-04-24 | 2010-11-09 | Inrange Systems, Inc. | Multi-layer medication carrier |
| US8019471B2 (en) | 2004-04-24 | 2011-09-13 | Inrange Systems, Inc. | Integrated, non-sequential, remote medication management and compliance system |
| JP2017047975A (ja) * | 2012-10-03 | 2017-03-09 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤鑑査システム、巻取装置、操出装置、及びホルダー |
| KR101735292B1 (ko) * | 2015-06-24 | 2017-05-15 | 김욱현 | 약 조제 봉투 |
| JP2018175297A (ja) * | 2017-04-11 | 2018-11-15 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤配置確認システム、薬剤配置確認方法並びに薬剤配置確認プログラム |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184931A patent/JP2003002361A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7828147B2 (en) | 2004-04-24 | 2010-11-09 | Inrange Systems, Inc. | Multi-layer medication carrier |
| US8019471B2 (en) | 2004-04-24 | 2011-09-13 | Inrange Systems, Inc. | Integrated, non-sequential, remote medication management and compliance system |
| JP2008531994A (ja) * | 2005-02-22 | 2008-08-14 | バイエル・ヘルスケア・エルエルシー | 測定装置用マーカのアイコン的表示 |
| JP2017047975A (ja) * | 2012-10-03 | 2017-03-09 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤鑑査システム、巻取装置、操出装置、及びホルダー |
| KR101735292B1 (ko) * | 2015-06-24 | 2017-05-15 | 김욱현 | 약 조제 봉투 |
| JP2018175297A (ja) * | 2017-04-11 | 2018-11-15 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤配置確認システム、薬剤配置確認方法並びに薬剤配置確認プログラム |
| JP2021164716A (ja) * | 2017-04-11 | 2021-10-14 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤配置確認システム |
| JP7161682B2 (ja) | 2017-04-11 | 2022-10-27 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤配置確認システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051021 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051026 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051226 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060208 |