JPH0335342Y2 - - Google Patents

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JPH0335342Y2
JPH0335342Y2 JP1989012106U JP1210689U JPH0335342Y2 JP H0335342 Y2 JPH0335342 Y2 JP H0335342Y2 JP 1989012106 U JP1989012106 U JP 1989012106U JP 1210689 U JP1210689 U JP 1210689U JP H0335342 Y2 JPH0335342 Y2 JP H0335342Y2
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medicine
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はたとえば各種の薬剤自動分包機にお
いて使用される分包用の連続した袋状薬包紙等の
薬包体に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のものは、一般に、必要な情報を
明示するための印字書込部が設けられておらず、
また、たとえば実開昭56−164940号公報の第3,
4図に記載されているように印字書込部(印字
9)が設けられたものにあつても、その印字内容
は「アサ」「ヒル」「ヨル」であつて、これをたと
えばそれぞれ食後をあらわすものと仮定しても、
服用日については全く明示されていなかつた。
〔考案が解消しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のもののうち、
印字書込部が設けられていないものにあつては、
薬包体を見ても内容薬の服用日および服用時期を
確認することができなないため、薬剤師や看護婦
等の投薬に携わる人にとつては、たとえば1回1
包ずつ1日4回(すなわち4包)服用すべき薬剤
を投薬する際、間違つて1回1包ずつ1日3回
(すなわち3包)服用するように患者に指示した
りする場合があつて、そのような投薬ミスの発生
を未然に防止することができず、また患者にとつ
ては、指示された用法が間違つていても当然それ
を信用するため、たとえば1回1包ずつ1日4回
(すなわち4包)服用すべき薬剤を、指示された
とおりに1日3回(すなわち3包)服用したりす
る場合があつて、そのような服用ミスの発生を未
然に防止することができない。
一方、実開昭56−164940号公報の第3,4図に
記載されているように印字書込部(印字9)が設
けられたものにあつても、服用日が全く明示され
ていないうえ、その印字書込部(印字9)は底辺
5を介して裏片2に連なつているため、内容物7
のかなりの部分が印字書込部(印字9)に隠れて
見えず、そのため、印字書込部(印字9)の明示
内容と内容物7とを同時に併せて確認することが
できない等の問題点があつた。
この考案は上記従来のもののもつ問題点を解決
して、薬包体の印字書込部に明示された服用日お
よび服用時期を内容薬と併せて確認することよ
り、投薬ミスや服用ミスの発生を未然に防止する
ことのできる薬包体を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するため、透明また
は半透明のプラスチツクフイルムを2つ折りして
形成される連続した多数の袋体の表面に、それら
に沿つて延びた帯状の印字書込部を各袋体の底部
から任意の間隔を隔てて設け、前記印字書込部の
各袋体ごとの部分に、当該袋体に収容された内容
薬の服用日と服用時期とを組み合わせてそれぞれ
明示したものである。
〔作用〕
この考案は上記手段を採用したことにより、各
薬包体の印字書込部を見るだけで、そこに明示さ
れた内容薬の服用日と服用時期とが、内容薬と併
せて確かめられることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1,2図はこの考案のそれぞれ異なつた実施
例を示し、1,1,…は透明または半透明のプラ
スチツクフイルムを2つ折りし、溶着部2,2,
…によつて切取線3,3,…を境界に連続して形
成された分包用の袋状薬包紙からなる薬包体、
4,4,…は薬包体1,1,…の表面にインキが
乗るように形成された帯状の印字書込部であつ
て、各薬包体1の印字書込部4には、その薬包体
1に収容された内容薬の服用日7と、服用時期6
と、さらにその薬包体1が適用される患者の識別
情報5とが、ドツトプリンタ等の適宜のプリンタ
によつて所定位置に明示されるようになつてい
る。
服用日7としては、a)第1図に示すように
「12/19」を4包続けて明示したり、b)第2図に
示すように「12/19」を3包続けて明示したのち、
つぎに「12/20」を明示することができる。
また服用時期6としては、a)第1図に示すよ
うに「チヨウシヨクゴ」(すなわち朝食後、「チユ
ウシヨクゴ」(すなわち昼食後)、「ユウシヨクゴ」
(すなわち夕食後)、「シユウシンマエ」(すなわち
就寝前)を1包ずつ順番に明示したり、b)第2
図に示すように「マイシヨクゴ30M」(すなわち
毎食後30分)を各包に共通して明示したり、c)
図示していないが「6ジカンオキ」(すなわち6
時間おき)を各包に共通して明示することができ
る。
そのため、a)服用日7と服用時期6とが第1
図に示すように組み合わされている場合は、1回
1包ずつ1日4回(すなわち4包)服用すべきこ
とが明らかであり、またb)服用日7と服用時期
6とが第2図に示すように組み合わされている場
合は、1回1包ずつ1日3回(すなわち3包)服
用すべきことが明らかであり、このようにして、
服用日7と服用時期6とを組み合わせることによ
つて、各薬包体1を何月何日の何時ころ服用すれ
ばよいかが確められることとなる。
さらに、患者の識別情報5としては、a)患者
の氏名のみ(たとえば「タムラ ミノル」)を明
示したり、b)患者の氏名および処方箋番号(た
とえば第1図に示すように「タムラ ミノル
101」)を明示したり、c)患者の氏名および診療
科目(たとえば第2図に示すように「タムラ ミ
ノル ナイカ」)を明示したり、d)患者の氏名
および病室番号(たとえば「タムラ ミノル
3F−12」を明示したり、e)患者の氏名および
病床番号(たとえば「タムラ ミノル 07」を明
示したり、f)患者コード(たとえば数桁の数字
とローマ字との組み合わせ)を明示したりするこ
とができる。
上記の各薬包体1は、その印字書込部4を見る
だけで、そこに明示された内容薬の服用日7と服
用時期6とを確認することができ、そのため、薬
剤師や看護婦等の投薬に携わる人にとつては、た
とえば1回1包ずつ1日4回(すなわち4包)服
用すべき薬剤を投薬する際、間違つて1回1包ず
つ1日3回(すなわち3包)服用するように患者
に指示したりすることがなくなり、また患者にと
つては、指示された用法が間違つていても、たと
えば1回1包ずつ1日4回(すなわち4包)服用
すべき薬剤を、指示されたとおりに1日3回(す
なわち3包)服用したりすることがなくなり、し
たがつて、投薬ミスや服用ミスの発生が未然に防
止されることとなる。
なお、上記実施例では各薬包体1の印字書込部
4に情報を1行に明示したが2行またはそれ以上
に明示してもよく、また内容薬の服用日7、服用
時期6および患者の識別情報5の他に、種々の管
理情報や病院名等を明示してもよく、また各種情
報をラベルに記入してこのラベルを薬包体1,
1,…に貼着するようにしてもよく、また服用す
る薬剤(すなわち内服薬、頓服薬)に限らず、定
期的に使用する外用薬にも適用することができ、
その場合には服用日と服用時期ではなく、使用日
と使用時期とを明示すればよく、さらに薬包紙に
限らず薬体にも適用することができ、その他この
考案は上記実施例の種々の変更、修正が可能であ
ることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
この考案は上記のように構成したので、各薬包
体を、印字書込部とそれ以外の部分とに明確に区
分することができ、しかも、印字書込部は各薬包
体の底部から任意の間隔を隔てて設けられるか
ら、印字書込部の明示内容の確認をする際、印字
書込部より下方に収容されている内容薬を併せて
確認することができる。また、各薬包体の印字書
込部を見るだけ、そこに明示された内容薬の服用
日と服用時期とを確認することができ、そのた
め、薬剤師や看護婦等の投薬に携わる人にとつて
は、たとえば1回1包ずつ1日4回(すなわち4
包)服用すべき薬剤を投薬する際、間違つて1回
1包ずつ1日3回(すなわち3包)服用するよう
に患者に指示したりする投薬ミスの発生を未然に
防止することができ、また患者にとつては、指示
された用法が間違つていても、たとえば1回1包
ずつ1日4回(すなわち4包)服用すべき薬剤
を、指示されたとおりに1日3回(すなわち3
包)服用したりするような服用ミスの発生を未然
に防止することができ、したがつて、患者、各薬
包体の内容薬を、つねに適切な服用日の適切な服
用時期に間違いなく服用させることができる等の
すぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第
2図はこの考案の実施例を示す正面図である。 1……薬包体、2……溶着部、3……切取線、
4……印字書込部、5……患者の識別情報、6…
…服用時期、7……服用日。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明または半透明のプラスチツクフイルムを2
    つ折りして形成される連続した多数の袋体の表面
    に、それらに沿つて延びた帯状の印字書込部を各
    袋体の底部から任意の間隔を隔てて設け、前記印
    字書込部の各袋体ごとの部分に、当該袋体に収容
    された内容薬の服用日と服用時期とを組み合わせ
    てそれぞれ明示してなる薬包体。
JP1989012106U 1989-02-03 1989-02-03 Expired JPH0335342Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989012106U JPH0335342Y2 (ja) 1989-02-03 1989-02-03

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JP1989012106U JPH0335342Y2 (ja) 1989-02-03 1989-02-03

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Publication Number Publication Date
JPH021153U JPH021153U (ja) 1990-01-08
JPH0335342Y2 true JPH0335342Y2 (ja) 1991-07-26

Family

ID=31221255

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JP1989012106U Expired JPH0335342Y2 (ja) 1989-02-03 1989-02-03

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105460399A (zh) * 2016-01-13 2016-04-06 黄文佳 智能药盒

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5581327U (ja) * 1978-12-02 1980-06-04
JPS5931551Y2 (ja) * 1980-05-08 1984-09-06 株式会社東京商会 連続分包袋

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CN105460399A (zh) * 2016-01-13 2016-04-06 黄文佳 智能药盒
CN105460399B (zh) * 2016-01-13 2017-08-25 黄文佳 智能药盒

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JPH021153U (ja) 1990-01-08

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