JP3214867U - 薬剤包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、PTP包装体の形態を、その製造段階において変更し、その表面又は裏面にメモ等を記載するスペースを確保した形態の薬剤包装体を提供することを目的とする。【解決手段】本考案に係る薬剤包装体Aは、薬剤を収納するための複数の凸部14を有する表面シート10と、前記凸部に薬剤を収納した後、前記表面シートの裏面に貼着され、前記凸部を封鎖する裏面シートとからなり、少なくとも前記表面シート10が、前記凸部14の少なくとも1つの方向の長さに対して当該長さの2倍以上の幅A1,A2,A3,A4を有する余白部を当該凸部14に隣接して有することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本考案は、薬剤が収納されたPTP包装体等の薬剤包装体に関する。
従来から、薬剤の包装技術の一つとして、PTP(Press Through Package)包装が知られている。
このPTP包装体は、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂を素材として薬剤を封入する凸部が一体成形で設けられ、凸部に錠剤又はカプセル剤を収納した後、その裏面にアルミ箔を凸部周囲の平面部に接着することにより封入されたものであって、当該凸部を錠剤又はカプセル剤と共にアルミ箔側に押圧し、アルミ箔を破ることにより収納された錠剤又はカプセル剤を取り出すことができるようになっている。
ところが、従来のPTP包装体は、携帯や保管に便利なように嵩張らず小型で、図5に示すように細幅の形態をなしている。そのため、服用者が、薬剤の種類、服用方法あるいは服用数量等をPTP包装体に直接記入することが困難であり、凸部に数字を記入する程度のことが行われているにすぎない。
服用者は、薬剤を受け取る際には薬剤師の薬剤の効能や服用方法等について説明を受けるが、その後は投薬袋の記載や薬剤とは別になっている薬の説明書を頼りにして服用しなければならず、そのため薬を誤って服用するおそれがあり、しばしば薬の飲み忘れが発生しているのが現状である。そして、薬の飲み忘れによる残薬発生が膨大な金額の損失になっている。
そこで、下記特許文献において、そのような誤飲や飲み忘れを防止するための提案がなされている。
実開昭61−113259号公報 実開平 2− 17137号公報 実開平 2−129074号公報 実開平 6− 25171号公報 実開平 6− 42749号公報 実開平 6− 42750号公報 特開平10− 59415号公報 特開平10− 264964号公報 特開2004−299728号公報 特開2006−248545号公報 特開2007−330401号公報
しかしながら、上記の提案はいずれも、PTP包装体の上記従来の細幅の形態を変えることなく、PTP包装体に印字したり、別体のシートを貼付したり、別容器に収納したりするものである。また、稀に重篤な患者に対して、短期間に必ず服用しなければならない薬剤については、服用方法が厳格であるため、その薬剤独自の服用方法の形式が印刷され、必要事項を病院側で記入できる薬剤包装体が使用されている例はある。しかし、一般的には、患者の病状に合わせて薬剤毎に服用方法が異なる多種類の薬剤を長期間分与えられ、患者側で個々の薬剤を管理して服用せざるを得ないのがほとんどであるところ、従来のPTP包装体は、その表面や裏面にメモ等を記載するスペースがなく、その結果、薬剤の誤飲及び飲み忘れという根本的な問題は未だに解決されていない。
そこで、本考案者は、鋭意研究をした結果、PTP包装体の形態を、その製造段階において変更し、その表面又は裏面にメモ等を記載するスペースを確保した形態の薬剤包装体を開発した。
本考案の請求項1に係る薬剤包装体は、薬剤を収納するための複数の凸部を有する表面シートと、前記凸部に薬剤を収納した後、前記表面シートの裏面に貼着され、前記凸部を封鎖する裏面シートとからなり、少なくとも前記表面シートが、前記凸部の少なくとも1つの方向の長さに対して当該長さの2倍以上の余白部を当該凸部に隣接して有することを特徴とする。
本考案の請求項2に係る薬剤包装体は、上記請求項1の構成に加え、前記余白部が、1つの方向に隣接する凸部間に有することを特徴とする。
本考案の請求項3に係る薬剤包装体は、上記請求項1又は2の構成に加え、前記余白部に、日付の記入欄、服用方法の記入欄、名前の記入欄及び薬効の記入欄のうち、いずれか1つ以上の記入欄を設けたことを特徴とする。
本考案の請求項4に係る薬剤包装体は、上記請求項3の構成に加え、服用方法の記入欄に、少なくとも1回の服用錠数を記入するスペースがあり、「食前」、「食間」、「食後」の文字が印字されていることを特徴とする。
本考案の薬剤包装体は、上記のように構成したので、薬剤包装体を構成する表面シートの余白部に、又は、裏面シートの余白部に、必要に応じて、色々な記載をすることができる。
また、凸部間の余白部を従来のものより広くとった場合には、その余白部にも、必要に応じて、色々な記載をすることができる。
さらに、上記余白部に日付の記入欄、服用方法の記入欄、名前の記入欄及び薬剤の種類の記入欄を設けておくと、記入するのに便利である。
さらにまた、服用方法の記入欄に、1回の服用錠数を記入するスペースがあり、「食前」、「食間」、「食後」の文字が印字されていると、数字と○印を記入するだけで済むので便利である。
本考案の実施例1に係る薬剤包装体の平面図である。 図1のA−A線概略断面図である。 図1の上方から見た斜視図である。 本考案の実施例2に係る薬剤包装体の平面図である。 従来例を示す平面図である。
以下、本考案に係る薬剤包装体の実施例1及び2について、添付の図面に基づき詳細に説明する。
図1は実施例1を示し、図において、AはPTP包装体よりなる薬剤包装体を示し、薬剤包装体Aは、錠剤が上下方向に5錠、左右方向に2錠、合計10錠収納されているものであり、図2に示すように、表面シート10と裏面シート12とにより構成される。なお、錠剤数及び配置はこれに限られるものではない。
表面シート10には、凸部14が形成され、当該凸部14に錠剤16が収納されており、裏面シート12により当該凸部が裏面側から封鎖されている。なお、図中の18は切離線である。
実施例1の薬剤包装体Aは、図5に示す従来例における薬剤包装体に比較して、次のように形態が変更されている。
まず、図1及び図5を参照しつつ、薬剤包装体Aの左右方向について説明する。
本実施例における凸部14の左右幅B1,B2の長さは、収納される薬剤の大きさに関係するので、従来例における凸部pの左右幅b1,b2の長さと同一にしてある。
そして、本実施例における左側凸部14の左側余白部の左右幅A1は、従来例の左側凸部pの左側余白部の左右幅a1の2倍の長さに設計されている。
また、本実施例における左側凸部14と右側凸部14との間の左右幅A2は、従来例の左側凸部pと右側凸部pとの間の左右幅a2の2倍の長さに設計されている。
さらに、本実施例における右側凸部14の右側余白部の左右幅A3は、従来例の右側凸部pの右側余白部の左右幅a3の2倍の長さに設計されている。
以上の結果、本実施例は、従来例に比較し、左右方向において薬剤包装体Aの左部、左側凸部14と右側凸部14との中間部及び右部にそれぞれ2倍の広さの余白部が形成されている。なお、余白部の広さは2倍に限られるものではなく、2倍以上であればよい。また、左側凸部14と右側凸部14との中間部の左右幅A2は広げなくてもよい。
次に、図1及び図5を参照しつつ、薬剤包装体Aの上下方向について説明する。
本実施例における凸部14の上下幅B3,B4の長さは、収納される薬剤の大きさに関係するので、従来例における凸部pの上下幅b3,b4の長さと同一にしてある。
そして、本実施例における上側凸部14と下側凸部14との上下幅A4は、従来例の上側凸部pと下側凸部pとの上下幅a4の2倍の長さに設計されている。
また、本実施例における最上部の凸部14の上方の余白部の上下幅及び最下部の凸部14の下方の余白部の上下幅も、従来例の最上部の凸部pの上方の余白部の上下幅及び最下部の凸部pの下方の余白部の上下幅の2倍の長さに設計されている。
以上の結果、本実施例は、従来例に比較し、上下方向において薬剤包装体Aの上側凸部14と下側凸部14との中間部の上下幅A4、最上部及び最下部にはそれぞれ2倍の広さの余白部が形成されている。なお、余白部の広さは2倍に限られるものではなく、2倍以上であればよい。また、上側凸部14と下側凸部14との中間部の上下幅A4は広げなくてもよい。
上記のように薬剤包装体Aを構成したため、凸部14の上下左右の領域に、従来例に比較して左右2倍×上下2倍の4倍の面積の余白部が形成されることになり、その余白部に服用等に関して色々な記入をすることができる。
図1に、本実施例における左側凸部14の左側余白部に対しての記入内容の1例を示す。すなわち、当該余白部には、記入例1及び2に示すように、服用者の名前、服用日、1回に服用する錠数、効能が記入できるようになっており、「朝」、「昼」、「夕」又は「就寝前」の選択ができ、「食前」、「食間」又は「食後」の選択ができるようになっている。
記入例1は、それが記入されている右横の錠剤について、服用者が「太郎」であり、12月25日金曜日の昼食後に2錠の咳止め薬を服用することを示す。記入例2は、それが記入されている右横の錠剤について、服用者が「花子」であり、発熱時に頓服として2錠の解熱剤を服用することを示す。
図4は実施例2を示し、図において、1AはPTP包装体よりなる薬剤包装体を示し、薬剤包装体1Aは、カプセル剤が上下方向に5カプセル、左右方向に2カプセル、合計10カプセル収納されているものであり、実施例1と同様に、表面シート110とその裏面に貼着された裏面シートとにより構成される。なお、カプセル数及び配置はこれに限られるものではない。
表面シート110には、凸部114が形成され、当該凸部114にカプセル剤が封入されている。
実施例2の薬剤包装体1Aは、従来のカプセル剤の薬剤包装体(不図示)に比較して、左側凸部114の左側余白部の左右幅1A1、左側凸部114と右側凸部114との間の左右幅1A2、及び、右側凸部114の右側余白部の左右幅1A3が2倍の長さに設計されている。その結果、薬剤包装体1Aは、左右方向において薬剤包装体1Aの左部、左側凸部114と右側凸部114との中間部及び右部にそれぞれ2倍の広さの余白部が形成されている。なお、余白部の広さは2倍に限られるものではなく、2倍以上であればよい。また、左側凸部114と右側凸部114との中間部の左右幅1A2は広げなくてもよい。
また、実施例2の薬剤包装体1Aは、従来のカプセル剤の薬剤包装体(不図示)に比較し、上下方向において薬剤包装体1Aの上側凸部114と下側凸部114との中間部の上下幅1A4、最上部及び最下部にはそれぞれ2倍の広さの余白部が形成されている。なお、余白部の広さは2倍に限られるものではなく、2倍以上であればよい。また、上側凸部114と下側凸部114との中間部の上下幅1A4は広げなくてもよい。
上記のように薬剤包装体1Aを構成したため、実施例1と同様に、凸部114の上下左右の領域に、従来例に比較して左右2倍×上下2倍の4倍の面積の余白部が形成されることになり、その余白部に服用等に関して色々な記入をすることができる。
本考案のいくつかの実施例を説明したが、これら実施例は、例として提示したものであり、考案の範囲を限定することは意図していない。これら実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、考案の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施例やその変形は、考案の範囲や要旨に含まれると同様に、実用新案登録請求の範囲に記載された考案とその均等の範囲に含まれるものである。
A…………薬剤包装体
10………表面シート
12………裏面シート
14………表面シートの凸部
16………錠剤
18………切離線
B1,B2,b1,b2……凸部の左右幅
A1,a1……左側凸部の左側余白部の左右幅
A2,a2……左側凸部と右側凸部との間の左右幅
A3,a3……右側凸部の右側余白部の左右幅
B3,B4,b3,b4……凸部の上下幅
A4,a4……上側凸部と下側凸部との上下幅
1A………薬剤包装体
110……表面シート
114……表面シートの凸部
1A1……左側凸部の左側余白部の左右幅
1A2……左側凸部と右側凸部との間の左右幅
1A3……右側凸部の右側余白部の左右幅
1A4……上側凸部と下側凸部との上下幅

Claims (4)

  1. 薬剤を収納するための複数の凸部を有する表面シートと、
    前記凸部に薬剤を収納した後、前記表面シートの裏面に貼着され、前記凸部を封鎖する裏面シートとからなり、
    少なくとも前記表面シートが、前記凸部の少なくとも1つの方向の長さに対して当該長さの2倍以上の余白部を当該凸部に隣接して有する
    ことを特徴とする薬剤包装体。
  2. 前記余白部が、1つの方向に隣接する凸部間に有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の薬剤包装体。
  3. 前記余白部に、日付の記入欄、服用方法の記入欄、名前の記入欄及び薬効の記入欄のうち、いずれか1つ以上の記入欄を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤包装体。
  4. 服用方法の記入欄に、少なくとも1回の服用錠数を記入するスペースがあり、「食前」、「食間」、「食後」の文字が印字されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の薬剤包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514773U (ja) * 1974-06-25 1976-01-14
JP2008061976A (ja) * 2006-09-04 2008-03-21 Shiro Oka 薬剤の包装体
JP3159405U (ja) * 2010-02-26 2010-05-20 株式会社千葉薬品 薬処方用容器

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