JP3159405U - 薬処方用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別養護施設において患者の薬服用管理を交代勤務にて行う各担当者であっても、薬の飲み忘れ(飲ませ忘れ)や誤服用を生じさせない薬処方用容器を提供すること。【解決手段】インクジェットプリンタ又はレーザープリンタで印字可能な表面加工がなされた台紙シートと、複数の薬収容部に薬を収容した状態の収容シートとを接着してなる薬処方用容器であって、印字面には各薬収容部に相当するセル毎及びこれらが連通した服用時間帯列の見出し部に服用時間帯、患者名が、各セルには更にセル毎に服用日が印字され、少なくとも服用時間帯列毎に切断可能なミシン目が施されている。【選択図】図3

Description

本考案は、処方された薬を適切なタイミングで服用する或いは服用させることを容易とする薬処方用容器に関するものである。
一般に、内服薬を服用する患者が薬局において薬を処方される際は、個々の患者毎に一又は複数の種類の薬を、処方袋にまとめて封入した状態で手交される。患者は、通常その際に共に手交される処方箋に従って、どの薬を、どのタイミング(あるいはどの程度の時間間隔)で、どれだけの量を服用すれば良いかを判断して服用する必要がある。
しかし実際のところ、薬を服用しなければならない身体状態にある患者にこうした判断を委ねることは、患者にとって負担であるばかりか、飲み忘れや誤服用の原因となるものである。薬の種類によっては、服用する時間帯によって服用量が異なるものがあるなど管理が困難なケースも多い。まして、相対的に高齢の患者は複数の病気を併発しているケースが多く、服用の管理をしなければならない薬の種類と数が多くなり、飲み忘れや誤服用の危険性は一層高まる。言うまでも無く、飲み忘れは適切な病気の治癒の阻害要因となるものであり、誤服用は却って身体に不具合をきたすおそれがあることから、いずれも回避すべき現象である。
こうした問題を踏まえ、所定のタイミングに適切な分量の薬を服用することを補助する服薬確認カード、薬ケース、或いは錠剤用容器や薬剤パックが従来から種々提案されている。特許文献1においては、日付欄に朝昼夜等の服薬時欄を区分けして順列しそれぞれの服薬時欄に指で破る被破損部を設けた服薬確認カードが記載されている。また特許文献2には、一週間分の薬を一回に使用する分毎に管理するためのポケットが取り付けられた薬ケースが記載されている。
上述の文献記載の構成においては、患者或いはその補助者自身が、処方された薬をどのように服用するかは管理しなければならないか、或いは服用時に行っていた判断を処方時の仕分けで行わなければならず、結局飲み忘れや誤服用のリスクは解消されない。
特許文献3においては、漸増投与される薬の量を間違わずに投与するために、錠剤を収納する破断可能な複数の収納部をシート状に備えた容器本体と、該容器本体を表裏からはさむとともに該容器本体の収納部が露出する開口と錠剤取り出し用の開口を表裏に有する台紙とからなり、上記台紙の開口が日を縦又は横の一方に、1日のうちに数回定められた服用時をその他方にとったマトリックス配列上に形成され、上記台紙は、日ごとの服用量に対応する開口を囲む外枠と、服用時ごとの服用量に対応する開口を含む内枠とを有し、上記台紙の各外枠内に、日付記入欄が設けられた錠剤用容器が記載されている。これによれば、薬の処方後漸増投与する場合であっても、服用管理の労を患者ではなく薬を処方する側に移すことが可能となり、同時に適切な服用日時を患者が認識しつつ服用することが可能となる。同様の構成が特許文献4にも記載されている。
実開平6− 34637号公報 実開平6− 77739号公報 実用新案登録第3020956号公報 特開2009− 485号公報
しかし、例えば特別養護施設に入居する重篤患者は、患者自身の判断において服用の適正性を確認することができない。通常こうした施設においては、施設入居者が処方される薬を施設の担当者が薬局にて受け取り、施設内の管理部門(医務室など)において担当者が入居患者毎に仕分けをし、更に日々の服用時点ごとに仕分けを行う、といった労をとっている。施設の担当者は通常交代制で勤務を行っていることから、服用時間帯毎の仕分けを容易にかつ患者間の薬の取り違えの危険性なく行えなければ、円滑な業務遂行を阻害してしまうばかりか、飲み忘れや誤服用による事故に直結しかねない。特許文献3ないし特許文献4記載の発明は、服用管理を薬剤師側(薬を処方する側)に移してはいるものの、現実の服用を患者本人が可能であることを前提とした構成であり、こうした実状に対する解を提供していない。
そこで本考案は、こうした特別養護施設において患者の薬服用管理を交代勤務にて行う各担当者であっても、薬の飲み忘れ(飲ませ忘れ)や誤服用を生じさせない薬処方用容器を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、本考案は以下の構成を有する。
(1)印字面と接着面とを有する台紙シートと、前記台紙シートと接着されることで薬を封入可能な薬収容部を複数有する収容シートとからなる薬処方用容器であって、
前記台紙シートは、少なくとも前記印字面がインクジェットプリンタ又はレーザープリンタによる印字が可能な表面加工がなされており、前記収容シートは、ポリ塩化ビニル・ポリプロピレンその他の熱可塑性樹脂からなり、前記台紙シートの印字面は、薬を服用する時間帯の表記と、各時間帯毎に記された患者名の表記とを有する見出し部と、服用期間及び一日毎の服用時間帯に応じた複数のセルに分かれたセル部とからなり、前記セル部を構成する個々のセルには、薬を服用する時間帯、患者名及び服用日が記載されており、薬が収容され、前記台紙シートと前記収容シートとが接着された状態において、少なくとも各時間帯毎に切り離し可能なミシン目が設けられていることを特徴とする、薬処方用容器(請求項1)。
(2)前記台紙シートが、接着面を構成する薄紙層と、これと貼着されてなり、前記セル部を構成する個々のセルの略中央部分に対応した複数の窓孔が設けられている厚紙層とからなり、前記セル部を構成する個々のセルの境界線に相当する部分に更にミシン目が設けられており、薬の服用に際して前記窓孔に相当する部分を収容シート側又は台紙シート側から押圧し破ることが可能であることを特徴とする、(1)記載の薬処方用容器(請求項2)。
(3)前記台紙シートが、印字面を構成する薄紙層と、これと貼着されてなり、前記セル部を構成する個々のセルの略中央部分に対応した複数の窓孔が設けられている厚紙層とからなり、前記セル部を構成する個々のセルの境界線に相当する部分に更にミシン目が設けられており、薬の服用に際して前記貼着された薄紙層を剥がすことにより、薬収容部から薬を取り出すことが可能に構成されたことを特徴とする、(1)記載の薬処方用容器(請求項3)。
(4)前記セル部に記載される服用日が、前記見出し部とこれに連接されている一連の複数のセルにおいて、前記見出し部と反対の端部側のセルから降順に記載されていることを特徴とする、(1)から(3)のいずれかに記載の薬処方用容器(請求項4)。
請求項1記載の薬処方用容器によれば、各セルに時間帯、患者名及び服用日が記載されており、更に服用時間帯毎に切り離し可能に構成されていることから、特別養護施設の担当者が自己のシフト時間帯において薬の服用を必要とする患者に対しても、事前に仕分け等を行わなくとも、飲み忘れや誤服用を生じさせることなく適切に服用させることの助けとなる。
請求項2記載の薬処方用容器によれば、個々のセルに封入された薬を取り出すにあたって、厚紙層が設けられていない薄紙層部分を押圧することにより容易に取り出すことができ、かつ厚紙層の存在により、連接しているセル同士、つまり同一患者の同一時間帯の薬については、容器の強度が一定程度保持された状態で保管可能となるから、どの日付けの薬を服用したかが一目で判り、かつ容器としての管理も容易である。
請求項3記載の薬処方用容器によれば、個々のセルに封入された薬を取り出すにあたって、台紙シート外側に位置する薄紙層を剥がすことにより容易に薬を取り出すことができる。更には、セル相互の境界線にはミシン目が施されていることから、剥がした薄紙層をミシン目に沿って剥がしてしまってもよく、あるいは連接している容器に留めておくこともできる。剥がしてしまうことで残りの容器の管理が物理的に容易になる。また敢えて留めておくことで、どの日付けの薬を開封、服用したかが容器を見るだけで容易に判るという利点がある。
請求項4記載の薬処方用容器によれば、先に服用すべき日付けのセルが見出し部と反対側の端部から順に並んでいることになるから、下から順次服用していけばよく、誤服用を未然に防止することができる。更にはセル相互間にミシン目を設けている場合、当該ミシン目に沿って切り取ってしまうことも可能であり、担当者が患者に薬を服用させるにあたって、連接したセルから一部のみを切り取って服用させることができ、処理負担が更に軽減される。
本考案の第一の実施例に係る薬処方用容器の全体構造を台紙シート側から示した斜視図である。 本考案の第一の実施例に係る薬処方用容器の全体構造を収容シート側から示した斜視図である。 図1を縦のミシン目17にそってカットした状態を台紙シート側から示した斜視図である。 本考案の第一の実施例に係る薬処方用容器の階層構造を示した図である。 本考案の第一の実施例において一部のセル19から薬を取り出した状態の図である。 本考案の第一の実施例において一部のセルを横のミシン目18に沿って分断した状態を示した図である。 本考案の第二の実施例に係る薬処方用容器の階層構造を示した図である。 本考案の第二の実施例に係る薬処方用容器の全体構造を台紙シート側から示した斜視図である。 図8を、縦のミシン目17に沿ってカットした状態を台紙シート側から示した斜視図である。
以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2は、本考案の一実施例にかかる薬処方用容器1の全体構造を示したものであり、図1は台紙シート41(図4参照)側からの斜視図であり、図2は収容シート44側からの斜視図である。なお台紙シート41及び収容シート44の構造及び接着態様については後述する。
図1にあるように、台紙シート41の印字面は、その上部に位置し、薬の服用時間帯表示111と患者名表示112とが印字された見出し部11と、これに連接し、服用時間帯表示121、患者名表示122及び服用日表示123が区々印字された複数のセル19が連続してなるセル部12とから構成されている。ここでは服用時間帯として「朝食後」「昼食後」「夕食後」「就寝前」の4種類が印字されているが、患者が服用すべき薬の種類に応じて、例えば食前や食間に服用するものである場合、適宜差替えをすることができる。また本実施例では文字にて直接的に表示しているが、これに限られず、記号や符号、絵や彩色など、服用時間帯を担当者や患者が認識可能なものであれば適宜採用することができる。
図2にあるように、収容シート44には複数の薬収容部21・・・21が設けられている。本実施例では1日4回、計28回分の薬の収容が可能なように構成されている。この収容シート44に、例えば薬剤師が処方箋に従って個々の服用タイミングに応じた種類及び数の薬Mを収容していく。
図1に戻り、セル部12には、見出し部11に表示されている服用時間帯表示111と同じ服用時間帯表示121を有するセル19が縦一列に連続して設けられている。例えば服用時間帯列が朝食後のセルは、見出し部11における「朝食後」と表記された部分に連通して縦一列に連続して配置され、服用時間帯列(朝食後)13を構成している。同様に服用時間帯毎に、服用時間帯列(昼食後)14、服用時間帯列(夕食後)15、服用時間帯列(就寝前)16が、それぞれ縦一列に構成されている。
各服用時間帯列13ないし16の各々隣り合う間には、ミシン目17が設けられ、これに沿って互いに切り離すことが容易に構成されている。(図3を参照しつつ説明。)
この構成により、特別養護施設において例えば朝食時の担当者と昼食時、夕食時の担当者とがシフトによって異なる場合でも、予め服用時間帯毎に切断しておくだけで各食事の世話のタイミングで対応する服用時間帯の列を携行すれば良く、多数の患者を預かる施設の負担が軽減する。
図4は、薬処方用容器1の層構造を示したものである。本実施例においては、台紙シート41の印字面側に厚紙層42が、収容シート44と接着する面の側に薄紙層43が配されている。台紙シート41は厚紙層42と薄紙層43とが貼りあわされてなる。厚紙層42及び薄紙層43には、それぞれ縦横方向にミシン目421,422,431,431が施される。これらのミシン目は貼り合わせる前に設けられていても良く、また貼り合わせてからミシン目を設けてもよい。また厚紙層42には、窓孔423が収容シート44の薬収容部443に符合する形状、位置及び個数設けられている。なお本実施例においては、見出し部11(図1参照)に相当する部材は厚紙層42にのみ設けられ、薄紙層43には設けられていないが、これに限られず、厚紙層42と薄紙層43とを同一の大きさとしても良い。
収容シート44にも、台紙シート41同様、縦横方向にミシン目441、442が、収容シート44と台紙シート41とを貼り合わせた状態においてミシン目が重なるように配されている。
薬を処方し収容する手順としては以下の通りである。まず医師等から受け取った処方箋に基づき、所定の印刷用フォーマット(図示しない)を含むアプリケーションを記憶させた電子計算機において所定の情報(患者名、服用日、服用時間帯等)を入力する。これらの情報に基づいて台紙シート41の印字面に印字されるテンプレートが定義される。次にこのテンプレートを台紙シート41の印字面に任意のプリンタにて印字する。一方、薬剤師は前述の処方箋及びに基づき、収容シート44の各収容部443に、処方内容に合致するように薬Mを収容していく。その後収容シート44に台紙シート41を貼付し、薬を封入する。
上記のようにして構成された薬処方用容器から薬を取り出す際は、図5に示すように、厚紙層42の窓孔423に相当する薄紙層43部分(図中192)を破って取り出す。厚紙層42は隣り合うセル19及び見出し部11と連接していることから、このように台紙シート41の一部を破っても容器そのものの強度が問題となることは無く、処方期間中適切に残った薬Mを保管、保持することができる。
本実施例においては、服用時間帯毎、服用日毎に並んで配置されている。すなわち縦方向には各服用時間帯分について服用日が下から降順に並んでいる。このように日付順に並んでいることにより飲み忘れや誤服用を防止することができる他、例えば図6に示すように、横方向に付されているミシン目に沿って切り取って個々のセルに封入された薬Mを取り扱った場合にも、それ以降の日付の薬が散逸することを防止することができる。また服用済のセルを切り取って廃棄する場合にも同様である。
なお、本考案の一の実施形態として、縦に日付けが、横に服用時間帯が並んでいる構成について説明したが、当然これに限られず、縦横が入れ替わった状態であっても良い。
次に、本考案に係る薬処方用容器の第二の実施例について、図面を参照しつつ説明する。なお同一の構成については同一の符号を付し、その説明は省略する。
図7は、本考案の第二の実施例に係る薬処方用容器の階層構造を示した図である。第一の実施例と異なる点は、台紙シート71の厚紙層72と薄紙層73との上下の配置である。本実施例では、台紙シート71のセル部82の印字面に相当する部分全域において薄紙層73が外部に露出していることとなる。従って本実施例の薬封入手順としては、先に薄紙層73のみにプリンタで印字し、そののち厚紙層72と貼着し、その後収容シート74と貼着することができる。或いは予め厚紙層72と収容シート74とを貼着しておき、その後印字処理を行った薄紙層73を貼着しても良い。
こうした構成からなる薬処方用容器1から薬を取り出すにあたっては、図8に示すように、台紙シート71の薄紙層73を剥がすこととなる。各セル19相互間にミシン目17,18が設けられていることから、薄紙層73を剥がしてもミシン目部で留まり、他の服用時間帯或いは服用日のセル19までもを開封することを防ぐことができる。またミシン目であり完全に破断はされていないことから、剥がした薄紙層73を薬処方用容器1に留めておくことで、どの日付けの薬を服用したかが残る形となり、適切な服用管理が容易となる。勿論担当者の処理に際して邪魔となる場合はミシン目に沿って切り取り廃棄することも容易である。
また本実施例においても、縦に設けられたミシン目17に沿って各服用時間帯毎に分断することが可能であり、その場合においても見出し部81に患者名と服用時間帯の表示は残ることから、各時間帯を担当する担当者が適切に服用管理を行うことができる。
本考案に係る薬処方用容器によれば、処方薬の種類、量の管理については処方する薬剤師の側が適切に行うことができるのと同時に、患者本人ではなく施設の担当者が服用管理をする場合であっても、各服用時間帯毎、患者毎に分割して処方薬を確実に管理することが容易となり、担当者の負担が軽減されると同時に処方薬の飲み忘れや誤服用による事故を未然に防止することができる。このように、医薬事業及び介護事業がクロスオーバーする領域に従事する事業者にとって極めて有効な服用管理ツールであるといえる。
1 薬処方用容器
11 見出し部
111 服用時間帯表示
112 患者名表示
12 セル部
121 服用時間帯表示
122 患者名表示
123 服用日表示
13 服用時間帯列(朝食後)
14 服用時間帯列(昼食後)
15 服用時間帯列(夕食後)
16 服用時間帯列(就寝前)
17 ミシン目
18 ミシン目
19 セル
191 薄紙層のうち厚紙層に重なった部分
192 薄紙層のうち窓孔に相当する部分
21 薬収容部
M 薬
41 台紙シート
42 厚紙層
421 ミシン目
422 ミシン目
423 窓孔
43 薄紙層
431 ミシン目
432 ミシン目
44 収容シート
441 ミシン目
442 ミシン目
443 薬収容部

Claims (4)

  1. 印字面と接着面とを有する台紙シートと、前記台紙シートと接着されることで薬を封入可能な薬収容部を複数有する収容シートとからなる薬処方用容器であって、
    前記台紙シートは、少なくとも前記印字面がインクジェットプリンタ又はレーザープリンタによる印字が可能な表面加工がなされており、
    前記収容シートは、ポリ塩化ビニル・ポリプロピレンその他の熱可塑性樹脂からなり、
    前記台紙シートの印字面は、薬を服用する時間帯の表記と、各時間帯毎に記された患者名の表記とを有する見出し部と、服用期間及び一日毎の服用時間帯に応じた複数のセルに分かれたセル部とからなり、
    前記セル部を構成する個々のセルには、薬を服用する時間帯、患者名及び服用日が記載されており、
    薬が収容され、前記台紙シートと前記収容シートとが接着された状態において、少なくとも各時間帯毎に切り離し可能なミシン目が設けられていることを特徴とする、薬処方用容器。
  2. 前記台紙シートが、接着面を構成する薄紙層と、これと貼着されてなり、前記セル部を構成する個々のセルの略中央部分に対応した複数の窓孔が設けられている厚紙層とからなり、
    前記セル部を構成する個々のセルの境界線に相当する部分に更にミシン目が設けられており、
    薬の服用に際して前記窓孔に相当する部分を収容シート側又は台紙シート側から押圧し破ることが可能であることを特徴とする、請求項1記載の薬処方用容器。
  3. 前記台紙シートが、印字面を構成する薄紙層と、これと貼着されてなり、前記セル部を構成する個々のセルの略中央部分に対応した複数の窓孔が設けられている厚紙層とからなり、
    前記セル部を構成する個々のセルの境界線に相当する部分に更にミシン目が設けられており、
    薬の服用に際して前記貼着された薄紙層を剥がすことにより、薬収容部から薬を取り出すことが可能に構成されたことを特徴とする、請求項1記載の薬処方用容器。
  4. 前記セル部に記載される服用日が、前記見出し部とこれに連接されている一連の複数のセルにおいて、前記見出し部と反対の端部側のセルから降順に記載されていることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の薬処方用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3214867U (ja) * 2017-11-29 2018-02-08 宏 今西 薬剤包装体

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