JP3042710U - 薬入れ掲示板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 内用薬を入れておくための日付け別または曜日別、時間
帯別の掲示板。 【課題】 内用薬を定期的に常に服用する人に対し、飲
み忘れ、飲み違いを防ぐことを目的として用意されるも
の。 【解決手段】 掲示板面に日付け別または曜日別、時間
帯別に区分けされた小袋等を貼りつけ、あらかじめ必要
な配分で薬をいれておけるようにした薬入れ掲示板。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野および考案の目的】

この考案は薬の服用を管理する用具で、薬局から支給された内用薬を定期的に 常時服用すべき人が、薬を飲み忘れたり、飲み違ったりするのを防ぐことを目的 としたもの。

【従来の状況および考案が解決しようとする課題】

薬局から支給された内用薬が数種類あるようなとき、その服用の時間が朝、昼 、夕方、就寝前など、さまざまに指定されている場合に、薬のカプセルは色や形 が似かよっていることもあって、飲み違えがしばしば起こる。また簡単な事のよ うでも毎日のこととなると飲み忘れることもある。

【課題を解決するための手段】

課題を解決する方法として例えば厚紙を（材質は紙には限らなくてもよいが） 壁に掛けられるようにし、その板状の面に日付け別または曜日別、時間帯別に薬 を入れられる構造を（一例として小袋を貼り並べるなどして）作っておく。

【考案の実施の形態】

一定の曜日に（例えば日曜日の夜など）一週間分の薬をそれぞれ指定された通 りに、日付け別または曜日別、時間帯別に配分して、あらかじめ入れておけばよ い。あとはその日、その時間が来れば順番に取り出して飲むだけ。なお掲示する 場所は、取り出したらすぐ飲めるように、洗面所や台所の入口、またはベッドの まわりなど人目につくところに掛けておくのがよい。

【考案の効果】

（１）飲み忘れを防ぐことができる。万一忘れていても、まわりの人が気付い ておしえてもらえるなど、家族（入院の場合は付添人や看護婦さん等）の協力が 得られやすい。 （２）一日のうち、１回服用、２回服用、３回服用、或いは朝・昼・夕方・就 寝前の別など、数種類の薬をいろいろの配分で服用する必要がある場合、あらか じめこれを使って配列しておくことによって飲み違えを防ぐことができる。 （３）薬の残数が常に把握でき、次回受診の予定がたてやすい。 （４）薬を服用すべき患者が子供や老人の場合は、家族が手伝うことによって 管理がゆきとどく。

【図面の簡単な説明】

【図１】平面図

【符号の説明】 １ 一例として透明な樹脂性の小袋を貼りつけたもの。 ２ 中央から２つに折って携帯できるようにする。 ３ ヒモ等を左右２カ所につけて壁に掛けられるように
する。 ４ 一例として厚紙を想定し、それに必要な標記の印刷
を施したもの。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 日付け別または曜日別、時間帯別に薬を
   並べていれる構造を持ち、掲示、保管する薬入れ掲示
   板。」