JPH0675356A - レイアウトスキャナ管理装置 - Google Patents

レイアウトスキャナ管理装置

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JPH0675356A
JPH0675356A JP22758092A JP22758092A JPH0675356A JP H0675356 A JPH0675356 A JP H0675356A JP 22758092 A JP22758092 A JP 22758092A JP 22758092 A JP22758092 A JP 22758092A JP H0675356 A JPH0675356 A JP H0675356A
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JP
Japan
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data
output
layout scanner
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Application number
JP22758092A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tomita
豊 冨田
Katsunori Komatsuzaki
勝徳 小松崎
Toshiaki Miyashita
俊章 宮下
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製版に用いられるコンピュータシステムであ
るレイアウトスキャナを用いた作業において、工程、作
業者、未処理作業量、経費等の管理を容易かつ正確なも
のとする。 【構成】 レイアウトスキャナAを構成する各ステーシ
ョンには、作業履歴データを出力するデータ出力部1が
設けられている。また、レイアウトスキャナAのシステ
ムには、作業情報を出力するための管理ステーションB
が設けられ、データ出力部1から出力された作業履歴デ
ータを作業履歴データベース12として記憶するように
なっている。そして、作業履歴データベース12を作業
者名や印刷すべき品目名等の条件で検索すると共に、検
索された作業履歴データを集計することにより、作業月
報、作業コスト、未処理作業量等を出力するようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
(レイアウトスキャナ)を用いた製版作業において、製
版作業を管理するための作業情報を作成すると共に出力
するレイアウトスキャナ管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、製版作業においては、電子化が進
み、製版フィルム等を製作する際に、コンピュータシス
テムが用いられるようになった。このような製版用のコ
ンピュータシステムは、例えば、レイアウトスキャナと
呼ばれている。そして、このレイアウトスキャナは、文
章原稿や、写真原稿や、これら原稿の印刷すべき紙面に
おけるレイアウト情報(各原稿の配置位置等をCADで
作成した図形データとしたもの)等をデジタルデータと
してコンピュータシステムに取り込み、これらデジタル
データを用いて、写真原稿のトリミング、文章原稿と写
真原稿とのレイアウト等を前記レイアウト情報に基づい
て行い、印刷の版を作製するためのラスターデータや製
版用フィルム等の出力を行うものである。
【0003】また、このようなレイアウトスキャナにお
いては、もともとの製版作業が分業化されているため、
必ずしも一つのステーションや一つのシステムで、画像
入力、編集、画像出力の作業を順次行うのではなく、画
像入力用、編集用、画像出力用等のように分業された各
作業ごとにシステムもしくはステーションが構成され、
オンラインもしくは光磁気ディスク等を介してデータが
やりとりされるようになっている。
【0004】このようなレイアウトスキャナにおいて、
作業管理や工程管理は、各作業者が日報や月報等に、作
業者名、作業項目、作業内容、作業時刻、作業時間等の
作業情報を記入もしくは工程管理用のコンピューター等
に入力し、これを集計処理することにより行われてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、分業で行わ
れる作業において、作業効率の向上を図ろうとした場合
には、正確な工程管理が必要となる。しかし、各作業者
が、各作業工程において、作業の進行度を示す作業情報
を作業終了後に用紙に記載したり、コンピュータに入力
し、これを集計処理することにより、各工程における作
業の進行度を求めていたのでは、リアルタイムの工程管
理が行えず、どうしても、各工程における作業の進行度
のずれにより、無駄な待ち時間ができてしまう。
【0006】また、作業情報を各作業者が記録するよう
にした場合に、細かなところまでは、管理できず、どう
しても大まかな情報となってしまい、細かな工程管理は
不可能であった。以上のことから、たとえば以下のよう
な問題が発生していた。
【0007】製本した場合に2ページの見開きとなる部
分は、製本において複数のページが多面付け印刷された
用紙を幾重にも折り込んで本の一部を構成することか
ら、多面付け印刷する際に、見開きの一方のページと他
方のページが、一つの用紙で離れた位置に印刷された
り、異なる用紙に印刷されることが多い。このように見
開きの2ページが離れて印刷されることを泣き別れと称
している。
【0008】そして、見開きの2ページが異なる用紙に
印刷されるように泣き別れていた場合に、見開きページ
に用いられる一つの写真原稿が二つの台紙(複数のペー
ジが多面付けされる印刷の版の原図となるもの)に用い
られることになる。
【0009】従って、編集作業においては、二つの台紙
において、見開きの2ページ間でずれがないようにする
ために、一方のページを含む台紙を編集するに当たっ
て、他方のページの含む台紙のデータ(前記レイアウト
情報や表やグラフ等のCAD図形データや写真原稿のデ
ータ等)が必要となる。
【0010】従って、一方のページを含む台紙の編集作
業を行うに際して、一方のページを含む台紙で用いられ
るCAD図形データや、写真原稿データの入力だけでな
く、他方のページを含む台紙で用いられるCAD図形デ
ータや、写真原稿のデータの入力が必要となる。すなわ
ち、泣き別れた見開きページを含む2つの台紙で用いら
れるそれぞれのデータの入力が終わっていないと、各台
紙の編集作業を行うことができない。
【0011】以上のことから、異なる台紙間に渡って泣
き別れがある場合には、見開き2ページが納まる台紙の
それぞれの製造工程が互いに調節されていないと、待ち
時間等の時間の無駄ができてしまう。また、上記従来例
において、作業情報は、各作業者が、作業開始及び作業
終了の時刻を確認し、作業時間を求め、印刷物の品名、
作業項目等と共に記録する必要があり、作業者に負担を
かけていた。また、記録された作業情報を集計等の加工
を施し、工程管理や作業者管理に用いるのに、煩雑な労
力を要していた。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、作業者に負担をかけることなく、略リアルタイ
ムで、レイアウトスキャナにおける製版作業を管理する
ための作業情報を出力することができるレイアウト管理
装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のレイアウトスキ
ャナ管理装置は、時刻を出力する計時手段aと、レイア
ウトスキャナAで製版される各品目の紙面の大きさ等の
製版仕様データを予め入力された製版仕様データベース
b1を記憶する第2の記憶手段bと、レイアウトスキャ
ナ上において作業が行われた際に、前記計時手段aから
出力される時刻とレイアウトスキャナ上で実行される命
令に基づいて、作業開始時刻、作業終了時刻、作業品
目、作業内容等の作業履歴データを出力する作業履歴出
力手段cと、前記作業履歴出力手段cにより出力された
作業履歴データを作業履歴データベースd1として記憶
する第1の記憶手段dと、前記作業履歴データベースd
1の検索条件を入力する条件入力手段eと、前記検索条
件に対応して前記作業履歴データベースd1から作業例
歴データを検索すると共に、検索された作業履歴データ
及び第2の記憶手段bからの製版仕様データから、作業
者毎の作業量、品目毎の作業量、未処理の作業量等の作
業情報データを演算する作業情報演算手段fと、前記作
業毎の作業量、品目毎の作業量、未処理の作業量等の作
業情報データを、作業月報、作業原価表、作業残量表等
の作業報告書として出力する作業情報出力手段gとを具
備してなることを前記課題の解決手段とした。
【0014】
【作用】上記構成によれば、計時手段aによる時刻とレ
イアウトスキャナA上で実行される命令とに基づいて、
作業開始時刻、作業終了時刻、作業項目等の作業履歴デ
ータが作業履歴出力手段cから出力され、作業履歴デー
タベースd1として第1の記憶手段dに記憶されるの
で、作業の進行に合わせて略リアルタイムに作業履歴デ
ータを第1の記憶手段dに記憶することができる。従っ
て、作業履歴データベースd1を検索することにより、
製版すべき各品目の作業の進行状態を略リアルタイムに
知ることができ、レイアウトスキャナAにおける製版作
業の工程管理を容易かつ正確に行うことができる。
【0015】また、前記作業履歴データベースd1を特
定の検索条件で検索すること、例えば、作業者名で検索
することにより、その作業者名の元にどのような作業が
行われたかを抽出することができる。従って、検索され
たデータを整理することにより、作業者毎の作業者日報
や作業者月報等の作業報告書を容易に作成することがで
きる。
【0016】また、製版すべき品目名で作業履歴データ
ベースd1を検索することにより、品目毎にどのような
作業が行われたかを知ることができ、行われた作業に作
業毎の単価を乗算してやれば、品目毎の製版コストを容
易に求めることができる。さらに、予め入力された製版
仕様データベースb1の品目と、作業履歴データベース
d1において作業終了した品目を比較すれば、未処理の
品目を求めることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図2は、この実施例のレイアウトスキャナ管理
装置の概略構成を示すブロック図であり、図3及び図6
は、レイアウトスキャナ管理装置における作業情報の出
力方法を説明するためのフローチャートを示す図面であ
り、図4及び図5と図7ないし図12とは、レイアウト
スキャナ管理装置の入力及び出力を説明するための図面
ある。
【0018】この実施例のレイアウトスキャナ管理装置
は、図2に示すように、レイアウトスキャナAで行われ
る作業工程を管理するためのものである。そして、レイ
アウトスキャナ管理装置は、図2に示すように、レイア
ウトスキャナA側に設けられ、かつ、各種作業に対応し
て作業開始時刻及び作業終了時刻、作業項目等の作業履
歴データを出力するデータ出力部1と、レイアウトスキ
ャナAから出力された作業履歴データが入力され、か
つ、これら作業履歴データを処理して各作業者の日報や
月報、未処理作業量表、製版した品目のコスト表等の作
業情報を作成及び出力するデータ処理部2とからなるも
のである。
【0019】すなわち、本実施例のレイアウトスキャナ
管理装置は、画像入力用、編集処理用、画像出力用等の
複数のステーション(図示略)からなるレイアウトスキ
ャナAのコンピュータシステムを用いたものであり、レ
イアウトスキャナAの各ステーションには、上記データ
出力部1が備えられ、かつ、レイアウトスキャナAに
は、前記製版のために用いられる各ステーションの他
に、前記信号を受けてレイアウトスキャナAで行われる
作業工程を管理するための管理ステーションBが設けら
れている。そして、この管理ステーションBが、前記デ
ータ処理部2となる。
【0020】このようなレイアウトスキャナ管理装置
は、各ステーションにおいて、各作業を行った場合に、
各作業の内容や、作業開始時刻や、作業完了時刻等のデ
ータが、管理ステーションBにオンラインで出力され、
管理ステーションBにおいて、これらのデータが記憶さ
れると共に処理されて、工程管理用の情報、各作業者の
作業日報や作業月報、未処理作業量表、各品目のコスト
表等として出力されるようになっている。
【0021】前記レイアウトスキャナAは、図2に示す
ように、レイアウトスキャナ演算処理装置3を有し、こ
の演算処理装置3は、従来のレイアウトスキャナAと同
様に画像入力機能4と、レイアウト機能5と、画像出力
機能6とを有するものである。なお、実際の画像入力及
び画像出力用のステーションには、画像入力や画像出力
に際してスキャナやフィルムレコーダ等の機器が必要と
なる。また、レイアウトスキャナAには、製版作業を行
う上で必要な多品目の製版仕様データが入力された製版
仕様データベース7aを記憶するレイアウトスキャナ記
憶装置7が備えられている。
【0022】また、レイアウトスキャナAは、各ステー
ションにおいて、各種作業の作業開始時刻及び作業終了
時刻とを出力すると共に、作業開始から作業終了までの
時間を計測する計時機能8が備えられている。さらに、
製版作業を行うに当たって前記製版仕様データベース7
aから検索された製版すべき品目の製版仕様データと、
前記計時機能8から出力される時刻と、前記画像入力機
能4及びレイアウト機能5及び画像出力機能6を用いた
際にレイアウトスキャナ上で実行される命令とに基づい
て、レイアウトスキャナにより行われる作業の作業内容
と、その作業の開始及び終了時刻とを併せて作業履歴デ
ータを作製する作業履歴データ発生機能9とを備えてい
る。
【0023】前記管理ステーションBは、レイアウトス
キャナAから転送された作業履歴データとレイアウトス
キャナAの製版仕様データベース7aとから作業者の作
業量、未処理作業、各製版作業に要したコスト等の各種
の作業情報データを作成する作業情報演算機能10を備
えた管理用演算処理装置11と、レイアウトスキャナA
から転送された作業履歴データを作業履歴データベース
12として記憶し、また、演算処理装置11により算出
された作業情報データを記憶する管理用記憶装置13
と、これらデータを表示するディスプレイ表示装置14
と、作業情報データを作業者の作業日報、作業残量グラ
フ、製品毎のコスト表等の出力形態でハードコピーとし
て出力する出力装置15と、例えば、データベース7
a、12の検索条件や出力装置15からの出力形態など
を指示する入力装置16とから構成されている。
【0024】すなわち、前記管理ステーションBは、図
2に示すようにレイアウトスキャナAとオンライン(デ
ータ転送機能17)により接続されており、レイアウト
スキャナAから転送された作業履歴データを処理し、作
業者管理データ、工程管理データ、未処理作業量デー
タ、コストデータ等の作業情報データとし、この作業情
報データを作業情報ファイルとして記憶すると共に、各
作業者の作業日報や作業月報、未処理作業量表、製品原
価表等を作成し、これをハードコピーとして出力するよ
うになっている。
【0025】次に、図2に示したレイアウトスキャナA
の操作時のレイアウトスキャナ管理装置の動作を図3の
フローチャートを用いて説明する。オペレータがレイア
ウトスキャナの操作開始時、作業履歴データ発生機能9
によって、作業開始を示す作業履歴データが作成され、
これが管理ステーションに送られて作業履歴データベー
ス7aに書き込まれる。(ステップS1)
【0026】具体的には、作業開始に当たって、各ステ
ーションにおいて、レイアウトスキャナAで行う作業を
選択することにより、レイアウトスキャナAの各ステー
ションの演算処理装置3上で前記選択に対応した命令が
実行されると共に、演算処理装置3が作業の選択がなさ
れた時刻と選択された作業項目が、作業履歴データの作
業開始時刻及び作業項目として管理ステーションに出力
される。
【0027】作業項目は、図4の表に、その一部を示す
ように、各作業の開始及び終了ごとに、作業コードN
o.が決められており、レイアウトスキャナAの各ステ
ーションの演算処理装置が管理ステーションBに作業項
目の作業コードNo.を出力するようになっている。ま
た、各ステーションにおいては、作業項目を選択した際
に、作業者の氏名もしくは、予め決められた作業者毎の
コードNo.を入力するように、作業者に指示を出すよ
うになっており、作業者が氏名もしくはコードNo.を
入力することにより、作業履歴データの作業者名が管理
ステーションBに出力される。
【0028】また、レイアウトスキャナAの各ステーシ
ョンにも機械コードNo.が付けられており、各ステー
ションから作業履歴データを出力する際には、予め入力
された機械コードNo.を付けた状態で出力される。さ
らに、作業者が作業を行うに当たって、作業すべき台紙
や写真原稿等を選択することにより、予め、製版仕様デ
ータベースに入力され、かつ台紙や写真原稿ごとに付け
られた品目コードNo.が作業履歴データとして、出力
されるようになっている。
【0029】なお、画像入力やその他のデータの入力を
行うステーションにおいては、品目毎の製版仕様が入力
されていない場合があり、品目が新規のものか、すでに
製版仕様データベースに入力されているものかを選択す
る(ステップS2)必要がある。品目が新規の場合に
は、作業者が品目毎に異なる製版仕様データ(例えば印
刷すべき紙面のA4、A3、B4等の大きさ、写真点
数)を製版仕様データベース7aに入力する(ステップ
S3)。
【0030】既に製版仕様データベース7aに入力され
た品目においては、上述のように品目を選択することに
より、製版仕様データベース7aから前記品目に対応す
る製版仕様データが検索される(ステップS4)。そし
て、入力もしくは検索された製版仕様データに基づき各
種作業が行われる(ステップS5)と共に、入力もしく
は検索された製版仕様データが、作業履歴データの一部
として出力されるようになっている。
【0031】また、各種作業の進行に伴ってレイアウト
スキャナAの演算処理装置3から作業履歴データが出力
され、管理ステーションBの作業履歴データベース12
に書き込まれる(ステップS6)。そして、作業が終了
するまで、繰り返し作業履歴データの書き込みが行われ
る(ステップS7)。作業が終了した場合には、(例え
ば、画像入力においては画像が記憶装置に記憶された段
階であり、編集においては、出力用の紙面が完成し、出
力用画像データとして記憶された段階であり、画像出力
においては画像が製版用フィルム等として出力された段
階)演算処理装置3がそれを判断し、作業が終了したこ
とを示す作業履歴データが作業履歴データベース12に
書き込まれる(ステップS8)。なお、編集において
は、各画像のぼかし、モザイク処理等の各種画像処理の
開始及び終了もその時刻と共に作業履歴データとして出
力される。
【0032】以上のように、レイアウトスキャナAの各
ステーションから出力される作業履歴データは、作業者
が各ステーションの機能を用いて作業を行う度に、自動
的に管理ステーションBに出力される。そして、作業履
歴データベース7aには、例えば図4に示すように、台
紙や写真原稿を示す品名コード、作業項目を示す作業コ
ード、作業時刻、各ステーションを示す機械コード、作
業を行った作業者を示す作業者コード、製版仕様などが
作業履歴データベース7aとして記憶される。
【0033】なお、作業者コードだけは、各ステーショ
ンにおいて、作業開始時に作業者が入力する必要がある
が、他の作業履歴データは、作業者が作業を行うための
操作、例えば、作業項目や台紙等を選択することによ
り、レイアウトスキャナA上で実行される命令に基づい
て、レイアウトスキャナAから自動的に出力される。ま
た、時刻はレイアウトスキャナAの演算処理装置3に設
けられた計時機能8により、出力され、製版仕様は、作
業者が台紙等を選択した際に、レイアウトスキャナの演
算処理装置3が製版仕様データベースから検索し、出力
される。
【0034】以上のように、レイアウトスキャナAの各
ステーションの作業の進行に伴って、作業履歴データが
リアルタイムに管理ステーションBの記憶装置13に作
業履歴データベース12として記憶されるので、現時点
での作業の進行度を容易に求めることができる。例え
ば、特定の品目について作業履歴データベース12を検
索することにより、その品目の画像入力やCAD図形デ
ータの入力が終了しているか、レイアウト作業が終了し
ているか、画像出力が終了しているかを知ることができ
る。
【0035】従って、例えば、作業履歴データベース1
2を検索して、画像入力等の入力作業を終了し、かつ、
レイアウト作業が終了していない品目を求めることによ
り、容易にレイアウト作業の作業予定をたてることがで
きる。さらに、製版仕様データベース7aと作業履歴デ
ータベース12の両方を検索し、2つの台紙に泣き別れ
た見開きページにおいて、2つの台紙とも画像入力作業
が終了しているかどうかを確認し、一方の台紙しか画像
入力等の入力作業が終了していない場合は、他方の台紙
の画像入力等の入力作業を急がせると共に、2つの台紙
のレイアウト作業を後回しにするようにすれば、待ち時
間により作業を遅延させることがない。
【0036】次に、管理ステーションにおける作業情報
の出力方法を図6のフローチャートを参照して説明す
る。図7に示す作業種類設定画面により、画像入力、画
像修正等の作業種類を指定する。(ステップSP1)
【0037】次に、図8に示す出力形式設定画面によ
り、作業日報、作業月報、未処理作業表等の希望出力形
式を指定する。(ステップSP2) そして、図9に示す作業期間指定画面(図9において
は、日報用の日付設定画面)により希望出力期間を指定
する。(ステップSP3)
【0038】以上の指定(ステップSP1、ステップS
P2、ステップSP3)により検索条件が決定され、作
業履歴データベース12より作業時間等の作業情報作成
に必要な作業履歴データが抽出され、この作業履歴デー
タが集計されて作業情報データが算出され(ステップS
P4)、図10に示すような作業月報等の作業報告書が
作成されてハードコピー等として出力される。(ステッ
プSP5)
【0039】具体的な作業報告書の出力として、例え
ば、作業月報は、作業履歴ファイルから前記指定期間内
における作業履歴データが、作業者毎にまとめられ、各
作業者のデータが作業日時によりソートされて一覧表に
されると共に、指定期間中の作業時間の合計や、指定期
間内に終了した品目の合計件数が表示される。例えば、
作業者が画像入力の担当の場合には、図10に示すよう
に品目の件数として、何点の写真を入力したかが出力さ
れる。その他、製版仕様データに基づいて各サイズ(A
4、B5etc)別の処理件数を表示する等も可能であ
る。
【0040】また、各印刷物の製版作業に実際にかかっ
た原価情報は、作業履歴データベース12から、任意の
印刷物に関係する作業履歴データが全て抽出される。そ
して、抽出された作業履歴データから、画像入力された
写真原稿点数、編集に要した時間(例えば各種の画像処
理に要した時間)、出力された製版用フィルムの枚数等
が集計され、各時間や点数に、各項目に対応する基準単
価がかけられて、原価として出力される。
【0041】また、原価は、直し等による写真原稿の再
入力や、製版用フィルムの再出力により変動することに
なるが、管理ステーションにおいては、同じ品目につい
て2回以上の入力や出力があった場合や、編集作業にお
ける原稿の差し替えが合った場合に、これらの処理を前
記原価情報の一部として出力するようになっており、何
が原因で原価が上昇したのかがわかるようになってい
る。
【0042】また、作業情報データとしての在庫(印刷
すべき紙面のうちの作業が終わっていないもの)は、図
11に示す在庫グラフ表(グラフの部分は図12に拡大
して図示)により、レイアウトスキャナAの各機能毎に
管理される。また、在庫は、すぐに作業が行える作業可
能在庫と、準備が整うまで作業が行えない作業不可能在
庫に分けられる。
【0043】例えば、画像入力においては、入力すべき
写真原稿が入稿されているが、画像入力が終了していな
い品目が作業可能在庫として出力され、入力すべき写真
原稿が入稿されていないものが作業不可能在庫として出
力される。
【0044】編集においては、画像入力作業が完了し、
かつ編集用の図形データが編集ステーションに入稿して
いる品目が作業可能在庫として出力され、画像入力作業
が完了しているが、編集用の図形データが入稿していな
い品目が作業不可能在庫として出力される。
【0045】画像出力においては、編集作業が完了し、
製版用フィルムとして出力されていない品目が作業可能
在庫として出力され、一部しか編集作業が完了していな
い品目が作業不可能在庫として出力される。また、画像
入力、編集、画像出力の各機能において、作業不可能在
庫と作業可能在庫との合計が総合在庫として出力され
る。
【0046】図11及び図12は、在庫データの管理ス
テーションからの出力例の一部を示すものであって、作
業の在庫は、出稿予定日毎に整理されて、棒グラフとし
て出力される。そして、棒グラフの横軸は、出稿予定日
であり、棒グラフの縦軸は、画像入力の場合に写真原稿
数とされ、編集及び画像出力の場合に台数とされる。ま
た、網掛け部分は、特急作業(急ぎの作業)の在庫量を
示すものである。
【0047】また、図12に示す棒グラフの出力は、5
月6日を指定して出力したものであり、指定された日の
前後数日間の出稿予定日の在庫量が棒グラフとして表示
され、また、表示された出稿予定日の期間より前の日付
を出稿予定日とする在庫量が、「その他−」として一つ
のバーにまとめて表示さ、表示された出稿予定日の期間
より後の日付を出稿予定日とする在庫量が、「その他
+」として一つのバーにまとめて表示される。また、特
に出稿予定日の決まっていない在庫量が、「データ無
し」として一つのバーにまとめて表示される。
【0048】以上のように本実施例のレイアウトスキャ
ナ管理装置によれば、時刻データを含む作業履歴データ
が略リアルタイムに出力及び記憶されるので、複数のス
テーションで分業されて行われている作業の進行度を、
略リアルタイムで容易かつ正確に把握することができ、
正確な工程管理を行うことができる。
【0049】また、作業履歴データは、略自動的に出力
及び記憶されるので、作業者が作業日報等の記載もしく
は入力を行う必要がなく、作業者は、作業日報の作成等
に余計な時間を取られることがなく、作業を省略化でき
ると共に、作業に集中できる。
【0050】また、作業者や作業工程や作業進行度を管
理するのに、作業日報等の集計作業が必要なく、管理業
務を省力化することができる。また、作業にかかる時間
や作業の終了時刻等を正確に把握することができ、各製
品にかかるコスト(主に人件費や機械の使用時間によっ
て決まる経費)を正確に求めることができる。
【0051】なお、上述の実施例においては、レイアウ
トスキャナA側に計時機能を持たせたが管理ステーショ
ンB側に計時機能を持たせ、レイアウトスキャナAから
作業項目のデータが管理ステーションBに出力された際
の時刻を記録するようにしてもよい。また、レイアウト
スキャナA側に作業履歴データ蓄積機能、作業情報演算
機能、出力表示機能を持たせ、特に管理用のステーショ
ンを設けない構成として、レイアウトスキャナAの他の
ステーションにおいて、出力形態指示及び作業情報デー
タの出力を行うようにしても良い。なお、上記レイアウ
トスキャナ管理装置の構成は、レイアウトスキャナAの
一実施例を示すものであって、本発明がこれに限定され
るものではない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
のような優れた効果を奏することができる。 a、レイアウトスキャナのオペレータによる作業は、必
要に応じて作業項目、作業時間等の他、製版情報も同時
に作業歴ファイルに記録されるので、レイアウトスキャ
ナのオペレータは作業情報を別に記録する必要がなく、
個々の作業に集中できる。 b、従来の作業履歴データからの日報、月報、原価管理
情報等への加工処理時間の削減を行うことができる。 c、作業時間、作業終了時刻等正確な時間情報、生産情
報を得ることができ、容易かつ正確に作業者、工程、経
費、作業進行度等の管理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレイアウトスキャナ管理装置を説明す
るためのブロック図である。
【図2】上記実施例のレイアウトスキャナ管理装置の概
略構成を説明するためのブロック図である。
【図3】上記レイアウトスキャナ管理装置による作業履
歴データ出力から書き込みまでの工程を説明するための
レイアウトスキャナ管理装置の概略構成を説明するため
のフローチャートである。
【図4】上記レイアウトスキャナ管理装置における作業
項目と作業コードを説明するための表である。
【図5】上記レイアウトスキャナ管理装置における作業
履歴データを説明するための表である。
【図6】上記レイアウトスキャナ管理装置における作業
情報の出力工程を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】上記レイアウトスキャナ管理装置において作業
情報出力形態を設定する際の設定画面表示を示す図面で
ある。
【図8】上記レイアウトスキャナ管理装置において作業
情報出力形態を設定する際の設定画面表示を示す図面で
ある。
【図9】上記レイアウトスキャナ管理装置において作業
情報出力形態を設定する際の設定画面表示を示す図面で
ある。
【図10】上記レイアウトスキャナ管理装置における作
業報告の出力の一例である作業日報を示す図面である。
【図11】上記レイアウトスキャナ管理装置における作
業報告書の出力の一例である在庫管理画面を示す図面で
ある。
【図12】上記在庫管理画面の在庫グラフを拡大して示
した図面である。
【符号の説明】
A レイアウトスキャナ B 管理用ステーション 1 データ出力部 2 データ処理部 3 レイアウトスキャナ演算処理装置 7 レイアウトスキャナ記憶装置(第1の記憶手段b) 7a 製版仕様データベース(製版仕様データベースb
1) 8 計時機能(計時手段a) 9 作業履歴データ発生機能(作業履歴出力手段c) 10 作業情報演算機能(作業情報演算手段f) 11 管理用演算処理装置 12 作業履歴データベース(作業履歴データベースd
1) 13 管理用記憶装置(第2の記憶手段d1) 15 出力装置(作業情報出力手段g)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製版作業を行うためのコンピュータシス
    テムであり、かつ、写真原稿等の画像入力、印刷すべき
    紙面の編集、製版用フィルム等の出力などの処理を行う
    レイアウトスキャナにおいて、該レイアウトスキャナで
    行われた作業についての作業月報、作業原価、作業残量
    等の作業情報を生成するレイアウトスキャナ管理装置で
    あって、 時刻を出力する計時手段と、 レイアウトスキャナ上において作業が行われた際に、前
    記計時手段から出力される時刻と、レイアウトスキャナ
    上で実行される命令に基づいて、作業開始時刻、作業終
    了時刻、作業品目、作業内容等の作業履歴データを出力
    する作業履歴出力手段と、 前記作業履歴出力手段により出力された作業履歴データ
    を作業履歴データベースとして記憶する第1の記憶手段
    と、 前記作業履歴データベースの検索条件を入力する条件入
    力手段と、 前記検索条件に対応して前記作業履歴データベースから
    作業履歴データを検索すると共に、検索された作業履歴
    データから、作業者毎の作業量、品目毎の作業量、未処
    理の作業量等の作業情報データを演算する作業情報演算
    手段と、 前記作業者毎の作業量、品目毎の作業量、未処理の作業
    量等の作業情報データを、作業月報、作業原価表、作業
    残量表等の作業報告書として出力する作業情報出力手段
    とを具備してなることを特徴とするレイアウトスキャナ
    管理装置。
  2. 【請求項2】 レイアウトスキャナで製版される各品目
    の大きさ等の製版仕様データをデータベースとして記憶
    する第2の記憶手段を具備し、前記作業情報演算手段に
    て前記製版仕様データを含む作業情報データの演算を行
    うことを特徴とする請求項1記載のレイアウトスキャナ
    管理装置。
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