JPH0674875U - ヒレ付き伝熱管 - Google Patents

ヒレ付き伝熱管

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JPH0674875U
JPH0674875U JP1440792U JP1440792U JPH0674875U JP H0674875 U JPH0674875 U JP H0674875U JP 1440792 U JP1440792 U JP 1440792U JP 1440792 U JP1440792 U JP 1440792U JP H0674875 U JPH0674875 U JP H0674875U
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JP
Japan
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heat transfer
transfer tube
fins
fin
supporting
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Application number
JP1440792U
Other languages
English (en)
Inventor
達修 佐々木
和雄 島崎
Original Assignee
株式会社ダイクレ
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Publication date
Application filed by 株式会社ダイクレ filed Critical 株式会社ダイクレ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒレ付き伝熱管の支持装置で支持する部位の
ヒレを高温時における強度低下を克服する。 【構成】 ボイラーおよび熱交換器等に用いるヒレ付き
伝熱管において、予め該伝熱管を支持する支持装置が位
置する部位のヒレ間隔を、密に巻回固定あるいは密に未
固定で巻回したことを特徴とするヒレ付き伝熱管。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ヒレ付き伝熱管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ヒレ付き伝熱管はボイラーや熱交換器に用いられているが、該伝熱管を 本体に支持する手段として、支持部に応当する箇所の伝熱管のヒレを除去したり 、あるいは、ヒレはそのまま設け、支持部に応当する箇所該箇所の外周面を支持 装置板や折り曲げ板等種々の支持具により支持している。
【0003】 しかし、このヒレ付き伝熱管は、支持部におけるヒレ部分が高温時に強度低下 を生じ、自重による歪みや、ガス流れにより振動を発生し、ヒレ付伝熱管が破損 する等の事故に到る場合もあった。
【0004】 このために、支持部にはヒレ付き伝熱管のヒレ外面に接する支持装置板の板厚 を厚くする必要があるため、材料費のアップ、板厚が増すことにより穴相互間の 同軸度あるいは直角度の公差を厳しくする必要があるため、穴加工等が煩雑とな り、多大な加工時間を要し、支持板の折り曲げタイプの場合には、板幅が大きく なり前述のタイプ同様に材料費アップになる。
【0005】 また、ヒレ付き外面の公差のバラツキにより支持板折り曲げ方式により、ヒレ 付き伝熱管を組み込んでゆくと管同士の中心線を結んだ線が吊り下げビームに対 して水平、垂直に対して芯出しをして組み込みには多大な工程数を要していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこでこの考案は、上記の各欠点を除去することにあり、具体的にはヒレ付き 伝熱管における各支持部のヒレに対して、高温時における強度低下を克服するこ とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、ボイラーおよび熱交換器等に用いるヒレ付き伝熱管 において、予め該伝熱管を支持する支持装置が位置する部位のヒレ間隔を密に巻 回固着したことであり、又は、ヒレ付き伝熱管のヒレ間隔を密にした部位のヒレ を管とは未固定で巻回したヒレ付き伝熱管からなるものである。
【0008】
【作用】
この考案の使用にあたっては、図4に示すように、入口管寄せ(X)より入っ た流体(蒸気または水)は、ヒレ付き伝熱管を通り出口管寄せ(Y)を出るが、 この間にヒレ付き伝熱管の外周のガスの熱をヒレ付き伝熱管(1)で熱交換を行 い、高温ガス雰囲気でのヒレ付き伝熱管はその自重による歪み防止及びガス流れ によるヒレ付き伝熱管の振動防止のために支持装置板によりヒレ外周面を支持し 吊り金具を介して支持ビームに固定支持される。
【0009】
【実施例1】 次に、この考案の最適な実施例を詳述すると、ボイラーおよび熱交換器等に用 いるヒレ付き伝熱管において、予め該伝熱管(1)を支持する支持装置(2)が 位置する部位のヒレ(3)間隔(P2 )を、他のヒレ(3)間隔(P1 )に比べ て密に巻回固着したことを特徴とするヒレ付き伝熱管であり、又は、ヒレ付き伝 熱管(1)のヒレ(3)間隔(P2 )を密にした部位のヒレ(3)を伝熱管(1 )とは未固定で巻回したヒレ付き伝熱管からなるものより構成される。
【0010】 尚、支持装置(2)は、帯板状の素材であり、これら各ヒレ付き伝熱管(1) をV字状あるいは半月状に連続して折り曲げたものであり、このように折り曲げ られた帯板状の素材を向かい合わせて握持するものである。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、以上の構成よりなるものであり、この考案によれば、支持部のヒレ の巻回を密にすることにより、支持装置,伝熱管ヒレ,伝熱管それぞれに応力が 密に分配されるため、従来必要としていた支持装置板の厚さ、ならびに支持板折 り曲げ幅を減少させることができ、また、場合によってはヒレ付き中抜き伝熱管 を設ける必要がなく、熱交換器がコンパクトでしかも加工費を削減等の極めて有 益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す一部欠截正面図であ
る。
【図2】この考案の他の実施例を示す一部欠截断面図で
ある。
【図3】この考案の使用状態を示す一部欠截側面図であ
る。
【図4】この考案の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 伝熱管 2 支持装置 3 ヒレ P1 ヒレの間隔 P2 ヒレの間隔 X 入口管寄せ Y 出口管寄せ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラーおよび熱交換器等に用いるヒレ
    付き伝熱管において、予め該伝熱管を支持する支持装置
    が位置する部位のヒレ間隔を密に巻回固着したことを特
    徴とするヒレ付き伝熱管。
  2. 【請求項2】 ヒレ付き伝熱管のヒレ間隔を密にした部
    位のヒレを管とは未固定で巻回したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のヒレ付き伝熱管。
JP1440792U 1992-02-14 1992-02-14 ヒレ付き伝熱管 Pending JPH0674875U (ja)

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JP1440792U JPH0674875U (ja) 1992-02-14 1992-02-14 ヒレ付き伝熱管

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JPH0674875U true JPH0674875U (ja) 1994-10-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS417247Y1 (ja) * 1964-07-07 1966-04-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS417247Y1 (ja) * 1964-07-07 1966-04-13

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