JPH0781792B2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH0781792B2 JPH0781792B2 JP17649286A JP17649286A JPH0781792B2 JP H0781792 B2 JPH0781792 B2 JP H0781792B2 JP 17649286 A JP17649286 A JP 17649286A JP 17649286 A JP17649286 A JP 17649286A JP H0781792 B2 JPH0781792 B2 JP H0781792B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- transfer tube
- internal
- fins
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/42—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being both outside and inside the tubular element
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/42—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being both outside and inside the tubular element
- F28F1/422—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being both outside and inside the tubular element with outside means integral with the tubular element and inside means integral with the tubular element
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はオートバイのエンジンオイルクーラーなどに
用いられる熱交換器に関するものである。
用いられる熱交換器に関するものである。
従来技術とその問題点 従来、オートバイのエンジンオイルクーラーとしては、
たとえば第4図に示すように、内部に複数の流路(11
a)を有する数枚の偏平管(11)と、各偏平管(11)ど
うしの間に介在されたコルゲート・フィン(12)と、偏
平管(11)の両端側にそれぞれ取り付けられ、偏平管
(11)の端部断面に即応した偏平管嵌め込み孔(13a)
を有する2枚の端板(13)と、各端板(13)の外側に取
り付けられたオイル流入用およびオイル流出用のタンク
(14)とを備えた空冷式のものが広く知られていた。
たとえば第4図に示すように、内部に複数の流路(11
a)を有する数枚の偏平管(11)と、各偏平管(11)ど
うしの間に介在されたコルゲート・フィン(12)と、偏
平管(11)の両端側にそれぞれ取り付けられ、偏平管
(11)の端部断面に即応した偏平管嵌め込み孔(13a)
を有する2枚の端板(13)と、各端板(13)の外側に取
り付けられたオイル流入用およびオイル流出用のタンク
(14)とを備えた空冷式のものが広く知られていた。
しかしながら、このようなエンジンオイルクーラーは、
偏平管(11)とコルゲート・フィン(12)、偏平管(1
1)と端板(13)がそれぞれ真空ブレージング法などの
一括炉中ろう付により接合されてなるのが通例であるた
めその製造に当たって炉中ろう付の設備および技術が必
要であるばかりか、いわゆるバッチ方式の炉中ろう付に
より製造固定が中断されて連続的な量産体制がとれなか
った。また製品にはろう付箇所が多いため、使用時にエ
ンジンオイルが漏れる事故も少なからず発生し、さらに
オートバイ用としてはその長さおよび高さに一定の制約
があるため容積をあまり大きくできず、したがってその
放熱性能は必ずしも満足のいくものではなかった。
偏平管(11)とコルゲート・フィン(12)、偏平管(1
1)と端板(13)がそれぞれ真空ブレージング法などの
一括炉中ろう付により接合されてなるのが通例であるた
めその製造に当たって炉中ろう付の設備および技術が必
要であるばかりか、いわゆるバッチ方式の炉中ろう付に
より製造固定が中断されて連続的な量産体制がとれなか
った。また製品にはろう付箇所が多いため、使用時にエ
ンジンオイルが漏れる事故も少なからず発生し、さらに
オートバイ用としてはその長さおよび高さに一定の制約
があるため容積をあまり大きくできず、したがってその
放熱性能は必ずしも満足のいくものではなかった。
この発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであっ
て、製造に際し炉中ろう付の設備および技術が不要であ
り、連続して製造することができ、コスト的にも有利で
あるとともに、使用時における流体漏れのおそれがな
く、さらにコンパクトでありながら熱交換性能に優れた
オートバイのエンジンオイルクーラーなどに用いられる
熱交換器を提供することを目的とする。
て、製造に際し炉中ろう付の設備および技術が不要であ
り、連続して製造することができ、コスト的にも有利で
あるとともに、使用時における流体漏れのおそれがな
く、さらにコンパクトでありながら熱交換性能に優れた
オートバイのエンジンオイルクーラーなどに用いられる
熱交換器を提供することを目的とする。
問題点の解決手段 この発明による熱交換器は、外面に転造により形成され
た外部フィンを有する外部伝熱管と、これの内側に設け
られた内部伝熱管とを備えてなり、内部伝熱管の外面に
は同伝熱管の一端側から他端側へ伸びかつ横断面放射状
配列をなす複数枚の分割流路形成用内部フィンが一体的
に設けられているとともに、内部フィンのそれぞれの先
縁が内部伝熱管の拡管により外部伝熱管の内面に密接状
に固定されていることを特徴とする。
た外部フィンを有する外部伝熱管と、これの内側に設け
られた内部伝熱管とを備えてなり、内部伝熱管の外面に
は同伝熱管の一端側から他端側へ伸びかつ横断面放射状
配列をなす複数枚の分割流路形成用内部フィンが一体的
に設けられているとともに、内部フィンのそれぞれの先
縁が内部伝熱管の拡管により外部伝熱管の内面に密接状
に固定されていることを特徴とする。
実施例 以下、この発明の2つの実施例について図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
実施例1 第1図において、(1)はこの発明によるオートバイの
エンジンオイルクーラー用熱交換器であって、以下の各
構成部材がすべてアルミニウム合金製のものである。
エンジンオイルクーラー用熱交換器であって、以下の各
構成部材がすべてアルミニウム合金製のものである。
この熱交換器(1)は、両端にそれぞれ全長の約5分の
1ずつを残した中央部外面に転造により形成された外部
フィン(2a)を有し、ゆるやかなU字形に曲げ加工され
かつ両端に縮管加工が施された横断面円形の外部伝熱管
(2)と、第2図にも示すように、これの内側に設けら
れ、外面に、一端側から他端側へ管軸に平行にかつ互い
に等間隔に伸び、横断面放射状配列をなす8枚の分割流
路形成用内部フィン(3a)が一体的に形成された内部伝
熱管(3)と、外部伝熱管(2)の両端に溶接によりそ
れぞれ取り付けられた管継手(4)とからなる。
1ずつを残した中央部外面に転造により形成された外部
フィン(2a)を有し、ゆるやかなU字形に曲げ加工され
かつ両端に縮管加工が施された横断面円形の外部伝熱管
(2)と、第2図にも示すように、これの内側に設けら
れ、外面に、一端側から他端側へ管軸に平行にかつ互い
に等間隔に伸び、横断面放射状配列をなす8枚の分割流
路形成用内部フィン(3a)が一体的に形成された内部伝
熱管(3)と、外部伝熱管(2)の両端に溶接によりそ
れぞれ取り付けられた管継手(4)とからなる。
内部伝熱管(3)における内部フィン(3a)のそれぞれ
の先縁は、内部伝熱管(3)が外部伝熱管(2)の内部
に挿入された後の内部伝熱管(3)の拡管加工により、
外部伝熱管(2)の内面に密接状に固定されている。
の先縁は、内部伝熱管(3)が外部伝熱管(2)の内部
に挿入された後の内部伝熱管(3)の拡管加工により、
外部伝熱管(2)の内面に密接状に固定されている。
そして、外部伝熱管(2)と内部伝熱管(3)との間に
は、いずれも内部伝熱管の管軸に平行に伸びかつ互いに
独立した8本のエンジンオイル流通用分割流路が形成さ
れている。
は、いずれも内部伝熱管の管軸に平行に伸びかつ互いに
独立した8本のエンジンオイル流通用分割流路が形成さ
れている。
実施例2 第3図において(5)は実施例1と同じ外部伝熱管
(2)の内側に設けられた内部伝熱管である。この内部
伝熱管(5)の外面には、同伝熱管(5)の一端側から
他端側へ管軸に対して螺旋状にかつ互いに等間隔に伸
び、横断面放射状配列をなす8枚の分割流路形成用内部
フィン(5a)が一体的に設けられている。
(2)の内側に設けられた内部伝熱管である。この内部
伝熱管(5)の外面には、同伝熱管(5)の一端側から
他端側へ管軸に対して螺旋状にかつ互いに等間隔に伸
び、横断面放射状配列をなす8枚の分割流路形成用内部
フィン(5a)が一体的に設けられている。
この内部伝熱管(5)は実施例1と同じ手段でその内部
フィン(5a)のそれぞれの先縁が外部伝熱管(2)の内
面に密接状に固定されている。
フィン(5a)のそれぞれの先縁が外部伝熱管(2)の内
面に密接状に固定されている。
なお、実施例2における他の構成はすべて実施例1と同
じである。
じである。
発明の効果 この発明による熱交換器は、上記のように、外面に転造
により形成された外部フィンを有する外部伝熱管と、こ
れの内側に設けられた内部伝熱管とを備えてなり、内部
伝熱管の外面には同伝熱管の一端側から他端側へ伸びか
つ横断面放射状配列をなす複数枚の分割流路形成用内部
フィンが一体的に設けられているとともに、内部フィン
のそれぞれの先縁が内部伝熱管の拡管により外部伝熱管
の内面に密接状に固定されているものであるため、つぎ
のような顕著な効果を奏する。
により形成された外部フィンを有する外部伝熱管と、こ
れの内側に設けられた内部伝熱管とを備えてなり、内部
伝熱管の外面には同伝熱管の一端側から他端側へ伸びか
つ横断面放射状配列をなす複数枚の分割流路形成用内部
フィンが一体的に設けられているとともに、内部フィン
のそれぞれの先縁が内部伝熱管の拡管により外部伝熱管
の内面に密接状に固定されているものであるため、つぎ
のような顕著な効果を奏する。
すなわち、外部伝熱管の外面におけるフィンは転造によ
り形成されるものであり、また複数枚の内部フィンは内
部伝熱管の外面に一体的に設けられ、かつそれぞれの先
縁が内部伝熱管の拡管により外部伝熱管の内面に密接状
に固定されるものであるため、この発明の熱交換器の製
造に際し、上記した従来のエンジンオイルクーラーの製
造に必要であった炉中ろう付のための設備および技術が
不要となり、またバッチ方式である炉中ろう付の工程が
なくなるために連続的な量産体制によることが可能にな
り、コスト的にも有利となる。
り形成されるものであり、また複数枚の内部フィンは内
部伝熱管の外面に一体的に設けられ、かつそれぞれの先
縁が内部伝熱管の拡管により外部伝熱管の内面に密接状
に固定されるものであるため、この発明の熱交換器の製
造に際し、上記した従来のエンジンオイルクーラーの製
造に必要であった炉中ろう付のための設備および技術が
不要となり、またバッチ方式である炉中ろう付の工程が
なくなるために連続的な量産体制によることが可能にな
り、コスト的にも有利となる。
またこの発明の熱交換器によれば、炉中ろう付工程がな
いため、炉中ろう付に起因する使用時の流体漏れのおそ
れがない。さらに、外部電熱管の外面に転造フィンが備
えられ、また外部伝熱管の内側に内部伝熱管が備えら
れ、加えて、その内部伝熱管の外面に、それぞれの先縁
が外部伝熱管の内面に密接状に固定される分割流路形成
用内部フィンが設けられて、外部伝熱管と内部伝熱管の
間に互いに独立した複数の分割流路が備えられているた
め、この発明の熱交換器によれば、小さい容積であって
も伝熱部の面積がきわめて大きくなり、したがってコン
パクトでありながら優れた熱交換性能を発揮することが
できる。
いため、炉中ろう付に起因する使用時の流体漏れのおそ
れがない。さらに、外部電熱管の外面に転造フィンが備
えられ、また外部伝熱管の内側に内部伝熱管が備えら
れ、加えて、その内部伝熱管の外面に、それぞれの先縁
が外部伝熱管の内面に密接状に固定される分割流路形成
用内部フィンが設けられて、外部伝熱管と内部伝熱管の
間に互いに独立した複数の分割流路が備えられているた
め、この発明の熱交換器によれば、小さい容積であって
も伝熱部の面積がきわめて大きくなり、したがってコン
パクトでありながら優れた熱交換性能を発揮することが
できる。
第1図および第2図はこの発明による熱交換器の1つの
実施例を示すもので、第1図はその一部切欠き正面図、
第2図はその製造の一段階を示す要部拡大斜視図であ
る。第3図はこの発明による熱交換器の他の実施例にお
ける製造の一段階を示す要部拡大斜視図である。 第4図は従来のオートバイ用エンジンオイルクーラーを
示す一部切欠き斜視図である。 (1)……熱交換器、(2)……外部伝熱管、(2a)…
…転造フィン、(3)(5)……内部伝熱管、(3a)
(5a)……内部フィン。
実施例を示すもので、第1図はその一部切欠き正面図、
第2図はその製造の一段階を示す要部拡大斜視図であ
る。第3図はこの発明による熱交換器の他の実施例にお
ける製造の一段階を示す要部拡大斜視図である。 第4図は従来のオートバイ用エンジンオイルクーラーを
示す一部切欠き斜視図である。 (1)……熱交換器、(2)……外部伝熱管、(2a)…
…転造フィン、(3)(5)……内部伝熱管、(3a)
(5a)……内部フィン。
Claims (3)
- 【請求項1】外面に転造により形成された外部フィン
(2a)を有する外部伝熱管(2)と、これの内側に設け
られた内部伝熱管(3)(5)とを備えてなり、内部伝
熱管(3)(5)の外面には同伝熱管(3)(5)の一
端側から他端側へ伸びかつ横断面放射状配列をなす複数
枚の分割流路形成用内部フィン(3a)(5a)が一体的に
設けられているとともに、内部フィン(3a)(5a)のそ
れぞれの先縁が内部伝熱管(3)(5)の拡管により外
部伝熱管(2)の内面に密接状に固定されている熱交換
器。 - 【請求項2】内部フィン(3a)が内部伝熱管(3)の管
軸に平行に伸びている特許請求の範囲第1項記載の熱交
換器。 - 【請求項3】内部フィン(5a)が内部伝熱管(5)の管
軸に対して螺旋状に伸びている特許請求の範囲第1項記
載の熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17649286A JPH0781792B2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17649286A JPH0781792B2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6332295A JPS6332295A (ja) | 1988-02-10 |
JPH0781792B2 true JPH0781792B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=16014614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17649286A Expired - Lifetime JPH0781792B2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0781792B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0262272U (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-09 | ||
KR101243127B1 (ko) | 2010-11-25 | 2013-03-12 | 주식회사 포스코 | 산화마그네슘 코팅층 건조용 건조로 |
CN108168327A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-06-15 | 华帝股份有限公司 | 一种换热体 |
-
1986
- 1986-07-25 JP JP17649286A patent/JPH0781792B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6332295A (ja) | 1988-02-10 |
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