JPH0674858B2 - 作業機械用電磁弁の駆動制御装置 - Google Patents

作業機械用電磁弁の駆動制御装置

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JPH0674858B2
JPH0674858B2 JP61182801A JP18280186A JPH0674858B2 JP H0674858 B2 JPH0674858 B2 JP H0674858B2 JP 61182801 A JP61182801 A JP 61182801A JP 18280186 A JP18280186 A JP 18280186A JP H0674858 B2 JPH0674858 B2 JP H0674858B2
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valve
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浩二 藤田
幸雄 青柳
壮太郎 田中
三男 相原
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、作業機械に備えられ比較的使用頻度が少ない
電磁弁を駆動する作業機械用電磁弁の駆動制御装置に関
する。
〔従来の技術〕
種々の作業機械においては、通常あまり使用されない電
磁弁を備えたものがある。このような作業機械を図によ
り説明する。
第3図は従来の油圧シヨベルの旋回モータの油圧回路図
である。図で、1は油圧シヨベルの上部旋回体を旋回さ
せる油圧モータ(旋回モータ)、2は旋回モータ1にそ
の駆動用の圧油を供給する油圧ポンプ、3は油圧シヨベ
ルに搭載されて油圧ポンプ2を駆動するエンジン、4は
エンジン1の電源、5はエンジン3と電源4との間に介
在してエンジン3の始動、停止を行うエンジンキースイ
ツチである。
6は旋回モータ1と油圧ポンプ2との間に設けられた旋
回用方向切換弁であり、旋回モータ1の旋回方向や旋回
速度を制御する。7は旋回モータ1と旋回用方向切換弁
6との間に設けられた非常停止弁であり、常時導通状態
(図の左側位置)に維持されている。8は非常停止弁7
を駆動する油圧ポンプ(パイロツトポンプ)、9は非常
停止弁7とパイロツトポンプ8との間に介在し非常停止
弁7の駆動を制御する電磁弁、10は非常停止弁7のパイ
ロツトポートと電磁弁9の出力ポートとを接続するパイ
ロツト管路である。11は旋回用方向切換弁6と電磁弁9
の操作を制御する制御部である。
制御部11からの指令信号により旋回用方向切換弁6が操
作されると、油圧ポンプ2の圧油は旋回用方向切換弁
6、非常停止弁7を経て旋回モータ1に供給され、当該
指令信号に応じて旋回モータを駆動する。このような旋
回モータ1の駆動回路において、周囲の状況等により油
圧シヨベルの上部旋回体の旋回を禁止しておきたい場
合、又は、旋回モータ1の駆動中、例えば旋回用方向切
換弁6が故障して旋回モータ1の停止が不可能となつた
場合には、制御部11から電磁弁9に指令信号が出力され
る。これにより、電磁弁9は図の左側位置から右側位置
に切換えられ、パイロツトポンプ8のパイロツト圧油を
パイロツト管路10を経て非常停止弁7に供給する。この
ため、非常停止弁7は遮断状態(図の右側位置)に切換
えられ、旋回モータ1への圧油の供給を禁止又は遮断す
る。したがつて、旋回モータ1を旋回することはでき
ず、又、旋回モータ1が旋回している場合は直ちに停止
する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記回路において、油圧シヨベルの上部旋回
体の旋回を禁止しておきたい事態や、旋回用方向切換弁
6等が故障して旋回モータ1を停止させることができな
くなる事態が発生することは稀少である。したがつて、
通常、電磁弁9が使用されることはほとんどない。この
ため、電磁弁9のスプールとハウジングとの間に作動油
内の異物が入り込んだ場合、長期間そのままの状態にあ
るうちに異物を介してスプールとハウジングが固着し、
上記のような非常時に電磁弁9が動作しないという問題
が生じていた。そして、このような問題は、油圧シヨベ
ルの旋回モータを停止させる上記電磁弁に限らず、特
に、劣悪な環境で作業する作業機械に備えられた使用頻
度の少ない電磁弁にしばしば発生する問題であつた。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、使用頻
度の少い電磁弁の不作動状態の発生を防止することがで
きる作業機械用電磁弁の駆動制御装置を提供するにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明は、原動機で回転さ
れる油圧ポンプの圧油により所要の作業を行なう作業機
械であり、かつ、使用頻度の少ない電磁弁を備えたもの
において、前記作業機械の駆動停止を検出する停止検出
手段と、この停止検出手段により前記作業機械の駆動停
止が検出されたとき前記電磁弁を所定時間駆動する駆動
手段とを設けたことを特徴とする。
[作用] 作業機械の駆動が停止すると、電磁弁を所定時間だけ駆
動してそのスプールとハウジングとの間の異物を排除
し、スプールとハウジングとの間に異物が固着するのを
防止する。この場合、作業機械は停止しているので、電
磁弁を駆動しても他に何等の影響をも及ぼさない。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る油圧シヨベルの旋回モー
タの油圧回路図である。図で、第3図に示す部分と同一
部分には同一符号を付して説明を省略する。13はエンジ
ンキースイツチ5の開閉を検出するスイツチ検出器であ
り、例えばエンジンキースイツチ5が開のとき高レベル
信号、閉のとき低レベル信号が出力される。14は第3図
に示す制御部に相当する制御部であるがその機能の一部
を異にし、スイツチ検出部13の信号を入力して所要の制
御を行う機能が付加されている。
次に、本実施例の動作を第2図に示すフローチヤートを
参照しながら説明する。本実施例においては、旋回モー
タ1に対する制御は従来装置と同じであるが、油圧シヨ
ベルの作業終了後における動作が異なる。即ち、制御部
14はスイツチ検出器13の信号を入力してエンジンキース
イツチ5が開放されているか閉成されているかを判断す
る(第2図に示す手順S1)。エンジンキースイツチ5が
閉成されている場合、電磁弁9のONタイマおよびOFFタ
イマ(後述)をリセツトし(手順S2)、電磁弁9を図示
のOFF状態に維持する(手順S3)。
油圧シヨベルの作業が終了し、エンジンキースイツチ5
が開放されると手順S1でこれが判断され、ONタイマの動
作を開始させる(手順S4)。ONタイマは、エンジンキー
スイツチ5が開放されてエンジン3が完全に停止するま
での時間を設定するタイマである。手順S5ではこのONタ
イマに設定された時間が経過したか否かを判断し、経過
していないときは手順S3の処理により電磁弁9をOFF状
態に維持し、これにより以後の動作に支障を生じないよ
うに保障する。
ONタイマに設定された時間が経過すると、即ち、エンジ
ン3が完全に停止すると、処理は手順S6に移り、今度は
OFFタイマの動作を開始させる。OFFタイマは、以後の処
理で電磁弁9をON状態に作動させたとき、その作動時間
を設定するタイマである。手順S7ではこのOFFタイマに
設定された時間が経過したか否かを判断し、経過してい
ないときは電磁弁9をON状態に作動させる(手順S8)。
これにより、電磁弁9は図示の左側位置から右側位置に
切換えられ、パイロツトポンプ8の圧油は電磁弁9、パ
イロツト管路10を経て非常停止弁7のパイロツトポート
供給され、非常停止弁7は導通状態に切換えられる。し
かし、エンジン3が完全に停止し、したがつて油圧ポン
プ2も停止しているので、仮に旋回用方向切換弁6が導
通状態に切換えられていても、旋回モータ1へ圧油が供
給されることはなく、旋回モータ1が旋回する危険はな
い。
一方、電磁弁9がON状態とされることにより、そのスプ
ールがハウジング内を移動するので、スプールとハウジ
ングとの間に異物が存在していてもこの異物はスプール
の移動とともに移動し、適宜電磁弁9外に排出される。
又、非常停止弁7もON状態とされるので、同様にそのス
プールとハウジングの間に異物があつてもこの異物は排
除される。
上記のように、手順S8で電磁弁9をON状態とした後、処
理は最初に戻る。そして、手順S1〜S8の処理が繰返され
電磁弁9のON状態が維持される。この処理の繰返し中、
手順S7で経過時間がOFFタイマの設定値に達したと判断
されると、処理は手順S3に移り電磁弁9はOFF状態とさ
れる。したがつて、非常停止弁7も遮断状態となる。以
後、手順S1〜S7,S3の処理が繰返され、電磁弁9はOFF状
態に維持される。なお、電磁弁9がON状態にあるときエ
ンジンキースイツチ5が投入されると、手順S1でこれが
判断され、手順S2,S3を経て電磁弁9は直ちにOFF状態に
戻されるので、何等の危険も生じない。
このように、本実施例では、エンジンキースイツチが開
放されたとき電磁弁を作動させるようにしたので、スプ
ールとハウジングとの間に異物が存在してもこれを排除
することができ、非常時に電磁弁を支障なく作動させる
ことができる。又、電磁弁とともに非常停止弁も作動さ
せるので、同様に、非常時に非常停止弁を支障なく作動
させることができる。さらに、作業機械が停止したとき
電磁弁を作動させるようにしたので、作業機械に何等の
影響も及ぼすことなく、したがって、作業機械への影響
を防止するための手段を別途備える必要もない。
なお、上記実施例の説明では、油圧シヨベルの旋回モー
タの非常停止に使用する電磁弁を例示して説明したが、
これに限ることはなく、使用頻度の少ない電磁弁であれ
ばどのような電磁弁にも適用可能である。又、作業機械
の駆動停止を検出するため、エンジンキースイツチの開
閉を利用する例について説明したが、電磁弁を作動させ
ても何等の支障も生じないような状態を検出できるもの
であれば、どのような検出手段であつてもよい。さら
に、電磁弁の作動は1回に限らず複数回作動させること
もできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、作業機械が駆動を停止
したとき、使用頻度の少ない電磁弁を作動させるように
したので、長期間不使用による電磁弁の故障を防止する
ことができ、支障なく作動させることができる。又、作
業機械が駆動を停止したとき当該電磁弁を作動させるの
で、作業機械に何等の影響も及ぼすことなく、したがっ
て、作業機械への影響を防止するための手段を別途備え
る必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る油圧シヨベルの旋回モー
タの油圧回路図、第2図は第1図に示す装置の動作を説
明するフローチヤート、第3図は従来の油圧シヨベルの
旋回モータの油圧回路図である。 1……旋回モータ、2……油圧ポンプ、3……エンジ
ン、7……非常停止弁、8……パイロツトポンプ、9…
…電磁弁、13……スイツチ検出器、14……制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相原 三男 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (56)参考文献 特開 昭58−74107(JP,A) 実開 昭57−167268(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原動機で回転される油圧ポンプの圧油によ
    り所要の作業を行なう作業機械であり、かつ、使用頻度
    の少ない電磁弁を備えたものにおいて、前記作業機械の
    駆動停止を検出する停止検出手段と、この停止検出手段
    により前記作業機械の駆動停止が検出されたとき前記電
    磁弁を所定時間駆動する駆動手段とを設けたことを特徴
    とする作業機械用電磁弁の駆動制御装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第(1)項において、前記
    停止検出手段は、前記原動機のキースイッチの開放を検
    出する手段であることを特徴とする作業機械用電磁弁の
    駆動制御装置。
JP61182801A 1986-08-05 1986-08-05 作業機械用電磁弁の駆動制御装置 Expired - Fee Related JPH0674858B2 (ja)

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