JP3088584B2 - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

建設機械の油圧駆動装置

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JP3088584B2
JP3088584B2 JP05087425A JP8742593A JP3088584B2 JP 3088584 B2 JP3088584 B2 JP 3088584B2 JP 05087425 A JP05087425 A JP 05087425A JP 8742593 A JP8742593 A JP 8742593A JP 3088584 B2 JP3088584 B2 JP 3088584B2
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浩二 藤田
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孝行 山川
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2217Hydraulic or pneumatic drives with energy recovery arrangements, e.g. using accumulators, flywheels

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の建設
機械に備えられ、原動機停止後の誤作動の防止に好適な
油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ショベルの油圧駆動装置とし
て、原動機と、この原動機によって駆動する主油圧ポン
プと、この主油圧ポンプから吐出する圧油によって駆動
する走行モータ,旋回モータ,ブームシリンダ,アーム
シリンダ,バケットシリンダ等のアクチュエータと、主
油圧ポンプから各アクチュエータに供給される圧油の流
れを制御する切換弁と、原動機によって駆動する補助油
圧ポンプと、オペレータの操作指令を電気的に検出する
電気レバーを備えた操作検出手段と、補助油圧ポンプか
ら吐出する圧油を電気的に制御して上記各切換弁を操作
する切換弁操作手段、例えば電磁比例減圧弁と、この電
磁比例減圧弁に電力を供給する電源装置と、上述した電
気レバーからの操作信号に応じて電磁比例減圧弁に駆動
信号を出力する制御手段とを備えたものがある。
【0003】また、この従来の油圧駆動装置には、補助
油圧ポンプと電磁比例減圧弁とを接続する管路から分岐
させた分岐管路に、蓄圧手段すなわちアキュムレータが
備えられている。これは、原動機の停止後でも必要に応
じて電磁比例減圧弁を操作すれば、このアキュムレータ
からの圧油を油圧源として該当する切換弁を切り換え、
該当するアクチュエータを駆動できるようにしたもので
ある。例えば、原動機の停止により空中で止まった状態
にある作業機を、地上まで降ろすために該当するアクチ
ュエータを駆動したいときなどに、あるいは、油圧機器
の分解に先だって、切換弁を繰返し往復動させ該当する
アクチュエータに接続される管路系統内の圧油を低圧回
路に解放したいときなどに、このアキュムレータは活用
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術にあっては、原動機の停止後に誤ってオペレ
ータなどが電気レバーに触れたときには、アキュムレー
タからの圧油が該当する切換弁の駆動部に供給されてこ
の切換弁が切り換えられ、アクチュエータの作動が可能
な状態を招くことがあり、例えば、上述のように空中に
保持されている作業機の重力による降下等のように、オ
ペレータの意図しないアクチュエータの作動を生じ得る
問題がある。
【0005】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、主油圧ポンプを
駆動する原動機の停止状態にあって誤って操作検出手段
の電気レバーに触れたときでも、切換弁が切り換えられ
ることのない建設機械の油圧駆動装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、原動機と、この原動機によって駆動する
主油圧ポンプと、この主油圧ポンプから吐出する圧油に
よって駆動するアクチュエータと、上記主油圧ポンプか
ら上記アクチュエータに供給される圧油の流れを制御す
る切換弁と、上記原動機によって駆動する補助油圧ポン
プと、オペレータの操作指令を電気的に検出する電気レ
バーを有する操作検出手段と、上記補助油圧ポンプから
吐出する圧油を電気的に制御して上記切換弁を操作する
切換弁操作手段と、この切換弁操作手段へ電力を供給す
る電源装置と、上記操作検出手段からの操作信号に応じ
て上記切換弁操作手段に駆動信号を与える制御手段と、
上記補助油圧ポンプと上記切換弁操作手段とを接続する
管路から分岐させた分岐管路に設けた蓄圧手段とを備え
た建設機械の油圧駆動装置において、上記原動機が停止
状態にあることを検出する停止検出手段と、上記切換弁
操作手段と上記電源装置とを接続する回路上に設けら
れ、この回路を開閉可能な開閉手段と、この開閉手段を
開状態にさせる開動作指令、及び当該開閉手段を閉状態
にさせる閉動作指令のいずれかを選択的に入力する選択
指令手段とを備えるとともに、上記停止検出手段から出
力される停止検出信号、および上記選択指令手段から出
力される指令信号に応じて上記開閉手段の駆動を制御す
る構成にしてある。
【0007】
【作用】本発明は、上記の構成にしてあることから、主
油圧ポンプを駆動する原動機が停止状態にあるときに、
例えばオペレータの意図によりアクチュエータを駆動さ
せたい場合は、オペレータは選択指令手段により開閉手
段を閉じるように駆動させる閉動作指令を選択して、電
源装置と切換弁操作手段とを接続し、操作検出手段の電
気レバーを操作して切換弁操作手段を作動させればよ
い。これにより、蓄圧手段の圧油が切換弁操作手段を介
して該当する切換弁の駆動部に与えられ、その切換弁に
対応するアクチュエータの作動が可能な状態となる。し
たがって、そのアクチュエータが例えば空中に保持され
ている作業機に接続されている場合には作業機の自重に
よりアクチュエータが駆動し、作業機を降下させること
ができる。
【0008】また、主油圧ポンプを駆動する原動機が停
止状態にあるときに、オペレータがアクチュエータを駆
動させることを意図していない場合には、停止検出手段
から出力される原動機の停止検出信号により、開閉手段
が開くように駆動し、電源装置と切換弁操作手段との接
続が遮断され、原動機は停止状態に保持される。したが
って、このときオペレータなどが誤って操作検出手段の
電気レバーに触れても、切換弁操作手段を介して蓄圧手
段の圧油が切換弁の駆動部に供給されることがなく、す
なわち、切換弁は切り換えられることなく中立に保た
れ、対応するアクチュエータが作動することがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の建設機械の油圧駆動装置の実
施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実
施例を示す回路図である。この図1に示す第1の実施例
は、油圧ショベルの油圧駆動装置を示すもので、原動機
1と、この原動機1によって駆動する主油圧ポンプ3,
4と、この主油圧ポンプ3,4から吐出する圧油によっ
て駆動する図示しない右走行モータ,バケットシリン
ダ,ブームシリンダ,アームシリンダ,旋回モータ,ア
タッチメントシリンダ,左走行モータ等のアクチュエー
タと、主油圧ポンプ3,4から上記各アクチュエータに
供給される圧油の流れを制御する切換弁8〜16を備え
ている。これらの切換弁8〜16はそれぞれ上述した図
示しない右走行モータ,バケットシリンダ,ブームシリ
ンダ,アームシリンダ,旋回モータ,アームシリンダ,
ブームシリンダ,アタッチメントシリンダ,左走行モー
タに割り当てて設けてある。
【0010】また、上述した切換弁8〜16を切り換え
る電気レバーの操作量、すなわちオペレータの操作指令
を検出し、操作信号を出力する操作検出手段31〜36
と、原動機1によって駆動する補助油圧ポンプ7と、こ
の補助油圧ポンプ7から吐出する圧油を電気的に制御し
て上記の各切換弁8〜16を操作する切換弁操作手段、
例えば補助油圧ポンプ7からの圧油を減圧した2次圧力
を出力して切換弁8,9をそれぞれ駆動する電磁比例減
圧弁27,28,切換弁10,14を駆動する電磁比例
減圧弁29,切換弁11,13を駆動する電磁比例減圧
弁30などを備えている。
【0011】また、補助油圧ポンプ7と上述した切換弁
操作手段である電磁比例減圧弁27,28,29,30
等とを接続する管路から分岐させた分岐管路に設けた蓄
圧手段、すなわちアキュムレータ21と、原動機1が停
止状態にあることを検出する停止検出手段、例えば停止
指令スイッチ2と、上述した電磁比例減圧弁27〜30
等を駆動する電力を供給する電源装置、例えば蓄電池4
0と、この蓄電池40と電磁比例減圧弁27〜30等と
を接続する回路上に設けられ、この回路を開閉可能な開
閉手段39と、この開閉手段39を開状態にさせる開動
作指令、及び当該開閉手段39を閉状態にさせる閉動作
指令のいずれかを選択的に入力する選択指令手段、例え
ば選択指令スイッチ24と、論理判断機能を有し、上述
した操作検出手段31〜36からの操作信号に応じて電
磁比例減圧弁27〜30等に駆動信号を出力する制御手
段38とを備えている。
【0012】なお、5,6はそれぞれ主油圧ポンプ3,
4のおしのけ容積を制御するポンプ操作手段である。ま
た、上述した開閉手段39は図2に示すように、例えば
停止指令スイッチ2と電磁比例減圧弁27等との間に設
けられるリレー391と、選択指令スイッチ24と電磁
比例減圧弁27等との間に設けられるリレー392とを
備えた構成にしてある。
【0013】このように構成した第1の実施例における
動作は以下のとおりである。すなわち、停止指令スイッ
チ2から原動機1を停止させる指令信号が出力されてお
らず、この原動機1が駆動状態にあるときは、主油圧ポ
ンプ3,4が駆動し、これらの主油圧ポンプ3,4の圧
油が切換弁8〜16のセンタバイパス通路に与えられ
る。この状態にあって、操作検出手段31〜36の電気
レバーのいずれかを操作すると該当する操作信号が制御
手段38に出力され、この制御手段38から対応する電
磁比例減圧弁27〜30等に駆動信号が出力される。こ
れにより、補助油圧ポンプ7の圧油が該当する電磁比例
減圧弁27〜30等のいずれかを介して対応する切換弁
の駆動部に与えられ、その対応する切換弁が切り換えら
れる。このとき、当該切換弁のスプールストロークが増
すに従って、当該切換弁のポンプポートからアクチュエ
ータポートに連なる通路、および当該切換弁のアクチュ
エータポートからタンクポートに連なる通路の開度が徐
々に増して行くとともに、センタバイパス通路を開閉す
る絞りの開度が小さくなり、これにより該当するアクチ
ュエータに流入する流量、あるいは該当するアクチュエ
ータから流出する流量、ならびにその圧油の流れ方向が
調節され、該当するアクチュエータが前述した電気レバ
ーの操作量に対応する速度で作動する。
【0014】このような原動機1の駆動状態において、
停止指令スイッチ2から原動機1を停止させる指令信号
(OFF信号)が出力されると、原動機1は停止し、こ
れに伴って主油圧ポンプ3,4の駆動は停止し、アクチ
ュエータの作動は停止し、このアクチュエータに接続さ
れた作業機は静止保持される。またこのとき、上述した
停止指令スイッチ2のOFF信号の出力に伴つて、図2
に示す開閉手段39のリレー391の接点が開き、電磁
比例減圧弁27等は選択指令スイッチ24のON動作に
応じてのみ作動可能な状態となる。
【0015】すなわち、このような原動機1の停止状態
にあって、選択指令スイッチ24でONが選択され、開
閉手段39の閉動作が選択されると、リレー392の接
点が閉じ、電磁比例減圧弁27等は動作可能な状態とな
る。したがって、操作検出手段31〜36の電気レバー
のいずれかを操作することにより、該当する電磁比例減
圧弁27等が駆動し、アキュムレータ21の圧油を該当
する切換弁の駆動部に供給して、その切換弁を切り換え
ることができ、その切換弁に対応するアクチュエータを
作動可能な状態にすることができる。ここで、例えばア
クチュエータがブームシリンダであり、原動機1の停止
時にブームシリンダに接続されるブームを含む作業機が
空中に静止保持されたものとすると、電磁比例減圧弁2
9を作動させることにより切換弁10,14が切り換え
られ、作業機の自重によりブームシリンダが作動し、当
該作業機を降下させることができる。
【0016】また、上述した原動機1の停止状態にあっ
て、選択指令スイッチ24でOFFが選択され、開閉手
段39の開動作が選択されると、リレー392の接点が
開かれ、電磁比例減圧弁27等は動作不能な状態である
中立復帰状態となる。したがって、このような状態にあ
って操作検出手段31〜36の電気レバーのいずれかに
誤って触れたときでも、切換弁8〜16が切り換えられ
ることがなく、各アクチュエータは作動せず、作業機は
静止状態のままに保たれる。すなわち、オペレータの意
図しないアクチュエータの作動を確実に防止することが
できる。
【0017】なお、原動機1の故障、あるいは過負荷に
よる停止など、オペレータの意図によらずに原動機1が
停止した場合でも、選択指令スイッチ24をOFFに
し、開閉手段39を開状態にさせる選択を指令すること
により電磁比例減圧弁27等は動作不能な中立復帰状態
となり、これに伴って該当する切換弁8〜16を中立復
帰させ該当するアクチュエータの作動を確実に阻止する
ことができる。
【0018】図3は本発明の第2の実施例を示す回路
図、図4は図3に示す開閉手段部分の構成を示す電気回
路図である。この第2の実施例は、原動機1と一体的に
発電機41を設けてあり、図4にも示すように、この発
電機41が蓄電池40と同様に電磁比例減圧弁27〜3
0等へ電力を供給する電源装置を構成している。また、
発電機41と開閉手段39とを接続する配線は発電機1
の出力を導く出力電圧検出手段を形成するが、この出力
電圧検出手段が第1の実施例の停止指令スイッチ2の代
わりに原動機1が停止状態にあることを検出する停止検
出手段を構成している。その他の構成は第1の実施例と
同等である。
【0019】この第2の実施例では、原動機1の駆動状
態では、発電機1からの電力が開閉手段39を介して電
磁比例減圧弁27等に供給され、これらの電磁比例減圧
弁27等が作動可能な状態に保たれる。したがって、操
作検出手段31等の電気レバーの操作量に応じた駆動信
号が制御手段38から電磁比例減圧弁27等の駆動部に
出力されると、該当する電磁比例減圧弁27等が作動
し、補助油圧ポンプ7からの圧油が該当する電磁比例減
圧弁27等を経て該当する切換弁8〜16の駆動部に与
えられ、その切換弁8〜16が切り換えられ、該当する
アクチュエータを駆動することができる。
【0020】また、原動機1が停止すると、原動機1に
備えられた発電機41から開閉手段39への電力の供給
が停止し、前述した第1の実施例と同様に、電磁比例減
圧弁27等は選択指令スイッチ24のON動作に応じて
のみ作動可能な状態となる。したがって、このような原
動機1の停止状態にあって、選択指令スイッチ24でO
Nが選択されると、リレー392の接点が閉じ、電磁比
例減圧弁27等は動作可能な状態となり、操作検出手段
31等の電気レバーのいずれかを操作することにより、
該当する電磁比例減圧弁27等が駆動し、アキュムレー
タ21の圧油を該当する切換弁の駆動部に供給して、そ
の切換弁を切り換えることができ、その切換弁に対応す
るアクチュエータを作動可能な状態にすることができ
る。また、上述した原動機1の停止状態にあって、選択
指令スイッチ24でOFFが選択されると、リレー39
2の接点が開かれ、電磁比例減圧弁27等は動作不能な
状態である中立復帰状態となり、操作検出手段31等の
電気レバーのいずれかに誤って触れたときでも、切換弁
8〜16が切り換えられることがなく、各アクチュエー
タは作動せず、作業機は静止状態のままに保たれる。
【0021】このように構成した第2の実施例にあって
も、第1の実施例と同様に原動機1の停止中に、操作検
出手段31等の電気レバーのいずれかに誤って触れたと
きでも、切換弁8〜16が切り換えられることがなく、
オペレータの意図しないアクチュエータの作動を確実に
防止することができる。
【0022】図5は本発明の第3の実施例を示す回路図
である。この第3の実施例は、原動機1が停止状態にあ
ることを検出する停止検出手段として、前述した第1の
実施例における停止指令スイッチ2に代えて原動機1の
回転数を検出する回転数検出手段37を設けてある。こ
の第3の実施例では、制御手段38は、操作検出手段3
1〜36から出力される操作指令信号に応じて対応する
電磁比例減圧弁27〜30等を駆動する信号を出力する
とともに、回転数検出手段37から出力される回転数信
号に応じて開閉手段39に、開状態あるいは閉状態に制
御する信号を出力する。その他の構成は第1の実施例と
同等である。
【0023】この第3の実施例にあっては、制御手段3
8に、回転数検出手段37から出力される回転数信号が
読み込まれ、回転数信号の値が、原動機1が非駆動とみ
なされる所定値以下かどうか判別される。この判別が満
足されないときは、原動機1が駆動状態にあり、前述し
た図2に示す開閉手段39のリレー391を励磁し接点
を閉じる信号が制御手段38から出力され、電磁比例減
圧弁27等は作動可能状態となる。ここで、操作検出手
段31等の電気レバーが操作されると、制御手段38か
ら電磁比例減圧弁27等に電気レバーの操作量に応じた
駆動信号が出力され、合わせてポンプ操作手段5,6に
所要容量となる駆動信号を出力され、該当する切換弁8
〜16が切り換えられ、該当するアクチュエータを駆動
することができる。
【0024】また、上述した制御手段38における判別
が満足されたときは、原動機1が非駆動状態にあり、選
択指令スイッチ24が非選択かどうか、すなわちOFF
かどうか判別される。この判別が満足されないときは、
選択指令スイッチ24はONで、電磁比例減圧弁27等
は作動可能状態にある。これにより、操作検出手段31
〜36の電気レバーを適宜操作することにより、アキュ
ムレータ21の圧油が該当する切換弁8〜16の駆動部
に与えられ、該当する切換弁8〜16が切り換えられ、
例えば原動機1の停止時に作業機が空中に静止保持され
ていたものを降下させたいようなオペレータの意図する
アクチュエータの作動を実現できる。
【0025】また、上述した選択指令スイッチ24が非
選択かどうか、すなわちOFFかどうかの判別が満足さ
れたときは、蓄電池40と電磁比例減圧弁27等との接
続が遮断され電磁比例減圧弁27等が作動不能の中立状
態となる。したがって、電気レバーに誤って接触しても
電磁比例減圧弁27等が作動することがなく、切換弁8
〜16は切り換えられず、オペレータの意図しないアク
チュエータの作動を生じることがない。
【0026】なお、上記実施例では、原動機1が停止状
態にあることを検出する停止検出手段として、原動機1
の停止を指令する停止指令スイッチ2、原動機1に備え
られた発電機41の出力電圧検出手段、および原動機1
の回転数を検出する回転数検出手段37を挙げたが、本
発明はこれらに限られず、この停止検出手段として例え
ば主油圧ポンプ3,4、および補助油圧ポンプ7の少な
くとも一方の吐出圧力を検出する圧力検出手段を設ける
構成としてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の建設機械の油圧駆動装置は、以
上のように構成してあることから、主油圧ポンプを駆動
する原動機の停止状態にあって、誤って切換弁操作手段
に触れたときでも、切換弁が切り換えられることがな
く、従来生じていたようなオペレータの意図しないアク
チュエータの作動を確実に防止することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械の油圧駆動装置の第1の実施
例を示す回路図である。
【図2】図1に示す開閉手段部分の構成を示す電気回路
図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図4】図3に示す開閉手段部分の構成を示す電気回路
図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 原動機 2 停止指令スイッチ(停止検出手段) 3 主油圧ポンプ 4 主油圧ポンプ 5 ポンプ操作手段 6 ポンプ操作手段 7 補助油圧ポンプ 8〜16 切換弁 21 アキュムレータ(蓄圧手段) 22 逆止弁 24 選択指令スイッチ(選択指令手段) 27〜30 電磁比例減圧弁(切換弁操作手段) 31〜36 操作検出手段 37 回転数検出手段(停止検出手段) 38 制御手段 39 開閉手段 391 リレー 392 リレー 40 蓄電池 41 発電機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 元 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (72)発明者 山川 孝行 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (72)発明者 成田 和義 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (56)参考文献 実開 平3−13364(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/24 E02F 9/22

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機と、この原動機によって駆動する
    主油圧ポンプと、この主油圧ポンプから吐出する圧油に
    よって駆動するアクチュエータと、上記主油圧ポンプか
    ら上記アクチュエータに供給される圧油の流れを制御す
    る切換弁と、上記原動機によって駆動する補助油圧ポン
    プと、オペレータの操作指令を電気的に検出する電気レ
    バーを有する操作検出手段と、上記補助油圧ポンプから
    吐出する圧油を電気的に制御して上記切換弁を操作する
    切換弁操作手段と、この切換弁操作手段へ電力を供給す
    る電源装置と、上記操作検出手段からの操作信号に応じ
    て上記切換弁操作手段に駆動信号を与える制御手段と、
    上記補助油圧ポンプと上記切換弁操作手段とを接続する
    管路から分岐させた分岐管路に設けた蓄圧手段とを備え
    た建設機械の油圧駆動装置において、 上記原動機が停止状態にあることを検出する停止検出手
    段と、上記切換弁操作手段と上記電源装置とを接続する
    回路上に設けられ、この回路を開閉可能な開閉手段と、
    この開閉手段を開状態にさせる開動作指令、及び当該開
    閉手段を閉状態にさせる閉動作指令のいずれかを選択的
    に入力する選択指令手段とを備えるとともに、上記停止
    検出手段から出力される停止検出信号、および上記選択
    指令手段から出力される指令信号に応じて上記開閉手段
    の駆動を制御することを特徴とする建設機械の油圧駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 上記停止検出手段が、上記原動機の停止
    を指令する停止指令手段であることを特徴とする請求項
    1記載の建設機械の油圧駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記停止検出手段が、上記原動機の回転
    数を検出する回転数検出手段であることを特徴とする請
    求項1記載の建設機械の油圧駆動装置。
  4. 【請求項4】 上記停止検出手段が、上記主油圧ポンプ
    および補助油圧ポンプのうちの少なくとも一方の吐出圧
    力を検出する圧力検出手段であることを特徴とする請求
    項1記載の建設機械の油圧駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記停止検出手段が、上記原動機に備え
    られた発電機の出力電圧検出手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置。
  6. 【請求項6】 上記切換弁操作手段が、上記補助油圧ポ
    ンプからの圧油を減圧した2次圧力を上記切換弁に出力
    する減圧弁であることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載の建設機械の油圧駆動装置。
  7. 【請求項7】 上記電源装置が、上記原動機に備えられ
    る蓄電池であることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載の建設機械の油圧駆動装置。
  8. 【請求項8】 上記電源装置が、上記原動機に備えられ
    た発電機と蓄電池であることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかに記載の建設機械の油圧駆動装置。
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