JP2711702B2 - パワーショベルにおけるショベル作動圧切換方法及び装置 - Google Patents

パワーショベルにおけるショベル作動圧切換方法及び装置

Info

Publication number
JP2711702B2
JP2711702B2 JP63331563A JP33156388A JP2711702B2 JP 2711702 B2 JP2711702 B2 JP 2711702B2 JP 63331563 A JP63331563 A JP 63331563A JP 33156388 A JP33156388 A JP 33156388A JP 2711702 B2 JP2711702 B2 JP 2711702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shovel
pressure
actuator
relief
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63331563A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02178424A (ja
Inventor
哲也 大沼
Original Assignee
株式会社加藤製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社加藤製作所 filed Critical 株式会社加藤製作所
Priority to JP63331563A priority Critical patent/JP2711702B2/ja
Publication of JPH02178424A publication Critical patent/JPH02178424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2711702B2 publication Critical patent/JP2711702B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、パワーショベルにおけるショベル作動圧
切換方法及び装置、殊に、走行用アクチュエータを高圧
油で、ショベル作業用アクチュエータを低圧油で、それ
ぞれ駆動可能にしたパワーショベルにおけるショベル作
動圧切換方法及び装置に関するものである。
(従来の技術) 走行用アクチュエータを高圧油で、ショベル作業用ア
クチュエータを低圧油で、それぞれ駆動可能にした、従
来のパワーショベルにおけるショベル作動圧切換装置と
しては、例えば、第4図ないし第6図に示すようなもの
がある(実開昭62-169057号公報参照)。
まず、第4図に示すものは、油圧源としての左右のポ
ンプ1、2の圧油を、パイロットピストン31、32により
リリーフ圧を高低に調節可能にしたメインリリーフ弁
9、10及び方向切換弁3〜8を介して、ショベル作業用
アクチュエータとしての旋回モータ11、アームシリンダ
12、ブームシリンダ13、バケットシリンダ14と、走行用
アクチュエータとしての左右の走行モータ15、16に接続
する共に、前記ショベル作業用各アクチュエータ11〜14
まわりに、作動アクチュエータ用リリーフ弁17〜24を設
け、該リリーフ弁17〜24のリリーフ圧を、前記メインリ
リーフ弁9、10の低リリーフ圧{第3図(B)のP1参
照}程度に設定したものである。
そして、前記左右のメインリリーフ弁9、10のリリー
フ圧設定用ばね33、34は、左右の走行モータ15、16の方
向切換弁7、8のみが動作状態、すなわち、全作業用ア
クチュエータ11〜14が非作動状態にあるときに、パイロ
ット油路35、36圧により加圧されて、メインリリーフ弁
9、10が高リリーフ圧{第3図(B)のPu参照}に設定
されるが、前記作業用アクチュエータ11〜14の何れかが
作動状態にあるときには、パイロット油路35、36の信号
圧が低下し、前記調整用ピストン31、32による前記ばね
33、33の加圧が解放され、低リリーフ圧{第3図(B)
のP1参照}に設定される。
このメインリリーフ弁9、10の高リリーフ圧{第3図
(B)のPu参照}設定により、坂道、重荷重、高速走行
等を可能にする一方、低リリーフ圧(同図、P1参照)設
定により、走行モータ1、2の駆動用ポンプ1、2と共
通のポンプ1、2で、ショベル作業用アクチュエータ11
〜14を駆動するようにしたものである。
次に、第5図ものは第4図に示したパワショベルにお
けるショベル作動圧切換装置について、その左右のメイ
ンリリーフ弁9、10のリリーフ圧調整ピストン31、32部
に代え、高圧設定のパイロットリリーフ弁37、38を接続
する一方、これと並列に、低圧設定のパイロットリリー
フ弁39、40を、左右のパイロット弁41、42を介して接続
したものである。
この油圧回路のメインリリーフ弁9、10は、作業用ア
クチュエータ11〜14が動作中でパイロット油路35、36圧
が低い間(開放中)、パイロット弁41、42がばねにより
開放位を占めるから、この状態ではメインリリーフ弁
9、10はパイロットリリーフ弁39、40の低リリーフ圧
{第3図(B)のP1参照}で開放される低リリーフ圧に
設定される。しかし、走行モータ15、16の方向切換弁
7、8が作動位置にあることが検知されると、パイロッ
ト油路35、36が昇圧してパイロット弁41、42が閉位置に
切換えられ、メインリリーフ弁9、10がパイロットリリ
ーフ弁37、38の高圧で開放される高リリーフ圧に設定さ
れ、左右の走行モータ15、16へ高圧油を供給する。
また、第6図に示すものは、前記第4、5図のような
ショベル作動圧切換用装置を、作業用アクチュエータ11
〜14の各方向切換弁3〜6の少なくとも一つ、例えば旋
回用モータ11まわりに、前記メインリリーフ弁9、10の
低リリーフ圧P1とほぼ等しいリリーフ圧Pw1{第3図
(B)参照}のクロスリリーフ弁17、18を設けたもので
ある。
この装置では、旋回モータ11の方向切換弁3をクロー
ズして、ポンプ1の圧油を旋回モータ11へ送油する状態
において、仮に、図示しない旋回体が急速回転し、その
慣性により旋回モータ11用油路に過大な油圧が発生する
と、クロスリリーフ弁17、18の何れかを介して、反対側
の油路に放出されるから、前記第4、5図の例のような
メインリリーフ弁9、10のリリーフ圧調整ピストン31、
32、パイロット弁41、42及び高低圧のパイロットリリー
フ弁37〜40、パイロット圧油源等の設置を要さず、その
構成が前記両例より簡易化される。
なお、このようなクロスリリーフ弁17、18を、アーム
シリンダ12、ブームシリンダ13、バケットシリンダ14
と、それぞれの方向切換弁4〜6との間に設けることに
よっても、共通のポンプ1、2から、左右の走行モータ
15、16への高圧油と、各作業用アクチュエータ12〜14へ
の低圧油との供給回路を、前例と同様に簡易に構成でき
る。
また、図示しないが、実開昭63-91547号公報記載の油
圧ショベルの油圧回路は、左右走行モータと他のアクチ
ュエータと同時に操作した場合、両者を第2、第1ポン
プからの圧油を供給する走行直進弁を切換可能とし、か
つ、該走行直進弁の並列油路位置への切換時に、第1、
第2ポンプそれぞれの吐出側油路を連結せしめる絞り部
を配設した油圧回路において、グルーフA、B内の作業
アタッチメント用切換弁の油圧回路と第1、第2ポンプ
用レギュレータとの間に昇圧型リリーフ弁をそれぞれ設
ける一方、上記絞り部の上流側にパイロット開閉弁を設
け、前記走行弁以外の単数又は複数のリモートコントロ
ール弁のパイロット圧導出側油路を、各昇圧型リリーフ
弁及びパイロット開閉弁のそれぞれのパイロット圧受圧
部に連通して構成したものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記第4〜6図に示すものにあって
は、メインリリーフ弁9、10のパイロット圧切換えと方
向切換弁3〜8の切換操作とにより、左右の油圧ポンプ
1、2から走行モータ15、16に高圧油{第3図(B)の
Pu}を送油して、坂道、重荷重等の高負荷走行を、ま
た、ショベル作業用アクチュエータ1〜14に低圧油{第
3図(B)のPl}を送油してショベル作動を行なえるも
のの、前記何れのものにあっても、バケットによる掘削
作動中に、例えば、岩石堀りや、木根起し等、当該パワ
ーショベルの定格作動量を越えるショベル作動が発生し
た場合、バケットシリンダ14へ供給される低圧油のみに
よっては、掘削作動を継続することができなかった。
このため、前記のような定格以上のバケット作動が生
じた場合、例えば、アームシリンダ12、ブームシリンダ
13等により、アームやブームを高速揺動させ、その高速
揺動に基づくバケットの慣性を利用して岩石、コンクリ
ート、木根等に衝撃力を与えて破壊し、しかる後、旋回
モータ11、アームシリンダ12、ブームシリンダ13、バケ
ットリンダ14等による通常の掘削作業をする外なかっ
た。
しかしながら、前記のような作業用アクチュエータ11
〜14への圧油の給排により、旋回モータの旋回操作や、
アーム、ブーム等の急速揺動操作は面倒であるばかりで
なく、かなり高度の操作技術を要し、ひいては、より大
型のパワーショベルの必要性が増すことになるものであ
った。
また、前記実開昭63-91547号公報記載の油圧ショベル
の油圧回路にあっては、走行中に特定の作業アタッチメ
ント(作業アクチュエータ)を作動させると、昇圧型リ
リーフ弁にパイロット圧が作用して、そのリリー設定圧
が昇圧リリーフ設定圧に上昇し、それと同時に、パイロ
ット開閉弁が遮断油路位置に切換わり、走行モータ側油
の一部が絞り部を通じて作業アタッチメント側へ流出す
るのを止めることにより、油圧ショベルが傾斜地の登は
んや泥濘地から脱出時に、特定の作業アタッチメント、
例えば、アームを使用する、アーム作動圧を高圧にして
その引込力を増大させるともに、走行力や走行速度を低
減させることなく、当該アーム作動を可能にしたもの
で、この油圧ショベルの油圧回路にあっては、油圧ショ
ベルの走行中にいずれかの作業アタッチメントを同時に
操作させた際、作業アタッチメント用リリーフ弁のリリ
ーフ圧が昇圧することなく、ポンプ吐出量を減少させる
恐れがなく、ひいては、作業用アタッチメントの作業速
度が低下するともに、走行モータ側の駆動圧及び走行速
度も低減し、当該作業の困難性の発生を回避できるか
ら、従前の同種の油圧回路に比べれば、相応の効果を期
待できるものの、走行中に特定の作業アタッチメント
(作業アクチュエータ)を作動させることにより、昇圧
型リリーフ弁にパイロット圧が作用して、そのリリーフ
圧が昇圧リリーフ設定圧に上昇し、それと同時に、パイ
ロット開閉弁が遮断油路位置に切換わり、走行モータ側
油の一部が絞り部を通じて作業アタッチメント側へ流出
するのを止め、油圧ショベルが傾斜地の登はんや泥檸地
から脱出時に、特定の作業アタッチメント、例えば、ア
ームを使用する、アーム作動圧を高圧にしてその引込力
を増大させるともに、走行力や走行速度を低減させるこ
となく、当該アーム作動を可能にものではあるが、この
油圧回路はパワーショベルの走行中における油圧ショベ
ルによる作業性の向上を図ったものに留まり、ここに
は、当該油圧パワーショベルの非走行状態(停止中)に
おける、何れかのアクチュエータを必要に応じて高リリ
ーフ圧により、その当該アクチュエータの一時的な操作
能力の向上を図る旨の記載は勿論そのような示唆すら見
当らない この発明は、パワーショベルのショベル作動状態検出
油路圧等の検出信号により、パイロット切換弁を制御し
てメインリリーフ弁のリリーフ圧を自動的に高低に切換
設定可能にすると共に、前記ショベル作動状態検出信号
を適時無効化することにより、通常の作動圧が低圧であ
る低圧駆動状態のショベル作業中において、当該ショベ
ル作業用アクチュエータを一時的に高圧で駆動可能な高
リリーフ圧を選択可能にし、これにより従来のパワーシ
ョベルになお残る前記のような課題、すなわち、例え
ば、バケットの慣性力を利用することなく、当該バケッ
トの作動圧の高圧化することにより、定格以上のバケッ
ト作業等の可能なパワーショベルにおけるショベル作動
圧切換方法及び装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、前記のような課題を解決するため、走行
用アクチュエータとショベル作業用アクチュエータと
を、リリーフ圧の切換可能なメインリリーフ弁を介して
油圧源に接続すると共に、前記ショベル作業用全アクチ
ュエータの非作動状態検出信号により、前記メインリリ
ーフ弁を高リリーフ圧に、また、前記ショベル作業用ア
クチュエータの何れかの作動状態検出信号により、前記
メインリリーフ弁を低リリーフ圧にそれぞれ自動的に設
定し、かつ、前記ショベル作業用アクチュエータの何れ
かの作動状態において、その作動状態検出信号を適時無
効化して前記メインリリーフ弁を高リリーフ圧に切換
え、当該ショベル作業用アクチュエータを選択的に高圧
駆動させるパワショベルにおけるショベル作動圧切換方
法であり、また、走行用アクチュエータとショベル作業
用アクチュエータとを、リリーフ圧を高低に切換可能な
メインリリーフ弁を介して油圧源に接続すると共に、前
記メインリリーフ弁を、前記各ショベル作業用の全アク
チュエータの非作動状態位置で高リリーフ圧に、前記シ
ョベル作業用アクチュエータの何れかの作動状態位置で
低リリーフ圧に、それぞれ自動的に設定するパイロット
切換弁等の切換手段を備え、かつ、前記ショベル作業用
アクチュエータの何れかの作動状態位置において、前記
メインリリーフ弁を一時的に高リリーフ圧に切換え可能
な電磁切換弁等の切換手段を設けたパワーショベルにお
けるショベル作動圧切換装である。
(作用) この発明は、前記のような構成を有するから、パワー
ショベルへのメインリリーフ弁のリリーフ圧を、走行状
態における高リリーフ圧と、走行用以外のアクチュエー
タによるショベル作業用アクチュエータの作動状態に対
応する低リリーフ圧に自動的に切換えて、走行用モータ
ととショベル作業用アクチュエータとによる通常の動作
に適する高低リリーフ圧の圧油を交互に送油することに
より、通常のパワーショベルと同様な高リリーフ圧での
走行と低リリーフ圧による定格ショベル作業をすること
ができる外、前記定格ショベル作動状態において、適時
前記ショベル作動状態の検出信号を無効化することによ
り、当該ショベル作業用アクチュエータへ一時的に高リ
リーフ圧油を送油して定格以上のショベル作業を選択的
に操作可能にし、また、無効化した前記シヨベル作動状
態検出信号を随時有効化して、その主リリーフ弁のリリ
ーフ圧を低リリーフ圧にして、ショベル作業用アクチュ
エータによる通常の定格作動態勢に戻す。
(実施例) 以下、この発明に係る油圧ショベルにおけるショベル
作動圧切換方法及び装置の一実施例を、第1図ないし第
3図を参照して説明する。なお、第4図ないし第6図に
示した従来例と共通する部分には同一名称及び同一符号
を用いる。
第1〜3図において、1、2は図示しないパワーショ
ベル本体の左右(又は前後)に設けた油圧源としてのポ
ンプ、3〜6はショベル作業用アクチュエータとしての
旋回モータ11、アームシリンダ12、ブームシリンダ13及
びバケットシリンダ14へ圧油を給配する方向切換弁、
7、8は走行アクチュエータとしての左右の走行モータ
15、16へ圧油を給配する方向切換弁、9、10はリリーフ
圧を高低に切換え可能なメインリリーフ弁、17、18は旋
回モータ11への圧油供給口まわりに設けたクロスリリー
フ弁、19、20はアームシリンダ12への圧油供給口まわり
に設けたリリーフ弁、21、22はブームシリンダ13への圧
油供給口まわりに設けたリリーフ弁、23、24はバケット
シリンダ14への圧油供給口近傍に設けたリリーフ弁で、
これらの各リリーフ弁19〜24のリリーフ圧Pw2{第3図
(A)参照}は、メインリリーフ弁9、10の高リリーフ
圧Puより高く、当該ショベル作業用アクチュエータ11〜
14の油圧回路に許容される限度の高圧であって、作業用
アクチュエータ11〜14によるショベル作動の際に、当該
ショベル作業用アクチュエータ11〜14それぞれの、ロッ
ク状態維持に要求される油圧に設定される。
また、前記各作業用アクチュエータ11〜14の方向切換
弁3〜6は、前記第4〜6図に示した従来例の方向切換
弁3〜6より2ポート多い8ポート、3位置弁として構
成され、その増設された開放路D(第2図)は、ショベ
ル作業用各アクチュエータ11〜14の方向切換弁3〜6が
それぞれ中立位置にあるとき、後述のショベル作動状態
検出油路63が連通し、また、この方向切換弁3〜6が他
の位置(ショベル作業用アクチュエータ11〜14の動作位
置)にあるときは、前記ショベル作動状態検出油路63が
非開放となる。
このショベル作動状態検出油路63は、ショベル作業用
アクチュエータ11〜14の各方向切換弁3〜6の中立位、
すなわち、ショベル作業用アクチュエータ11〜14の全部
が非作動状態(中立位置)にある場合に、ショベル作業
用アクチュエータ11〜14の各方向切換弁3〜6の開放路
D、D・・を直列に連結するように配管され、該油路63
の端部がタンクTに開放される。64はショベル作動状態
検出油路63の頂部に設けた電磁切換弁、65は電磁切換弁
64からの圧油をパイロット切換弁66のパイロット圧とし
て印加する油路である。パイロット切換弁66はメインリ
リーフ弁9、10のパイロット油路67に設けられ、同切換
弁66にはパイロットポンプ68の圧油が印加される。
なお、第1、2図中、51はショベル作動以外の作業用
アクチュエータ(OPT)52への方向切換弁、A1〜A4、B1
〜B4は作業用アクチュエータ11〜14、52及び走行用アク
チュエータ15、16の圧油の給排ポート、a1〜a4、b1〜b4
は作業用アクチュエータ11〜14、52への方向切換弁3〜
6、51のパイロット圧油用給排ポート、Rsはリザーブタ
ンク用ポート、D1はショベル作業用アクチュエータ11〜
14の作動状態検出油路63用ポート、61はパイロットポン
プ68からのパイロット圧油を絞り弁62を介してパイロッ
ト信号として供給するパイロットポートである。
次に、この実施例の作用を説明する。
まず、第1図のようにすべての方向切換弁3〜8が中
立位置にあると、左右のポンプ1、2から送油される圧
油は、各方向切換弁3〜8の油路P及びその配管を介し
てタンクTに循環する。また、この状態では、作業用ア
クチュエータ11〜14の各方向切換弁3〜6の開放路D、
D・・の総べてが、作業用アクチュエータ11〜14の作動
状態検出油路63に連結され、該作動状態検出油路63の圧
油がタンクTに放出され、パイロット圧切換弁66のパイ
ロット圧が電磁切換弁64、油路65を介して消失し、パイ
ロット切換弁66がそのばね圧により第1図の位置とな
り、パイロットポンプ68の圧油が、パイロット切換弁66
の下通路(同図)、パイロット油路67を介してメインリ
リーフ弁9、10のパイロット圧として作用し、同弁9、
10を第1図の高リリーフ圧位置に設定し、走行モータ1
5、16を高速又は重荷重走行可能態勢にする。
次に、第1図の状態からショベル作業用アクチュエー
タ11〜14の方向切換弁3〜6の何れかを作動位置に操作
すると、作動位置に移行した非中立位置の方向切換弁3
〜6の開放路Dも変位し、ショベル作動状態検出油路63
とタンクTとの連通が遮断される。その結果、パイロッ
トポンプ68から絞り弁62を介して、ショベル作動状態検
出油路63に送油される(パイロット信号)圧油が、電磁
切換弁64、油路65を介してパイロット切換弁66のパイロ
ット圧として作用して、同弁66を下降させ、メインリリ
ーフ弁9、10のパイロット圧油をパイロット油路67、パ
イロット切換弁66(上側路、第1図)を介してタンクへ
開放し、低リリーフ圧(P1)に設定し、当該作業用アク
チュエータ11〜14によるショベル作業を、通常の低圧
(定格)作動態勢にする。
この作業用アクチュエータ11〜14によるショベル作動
の定格作動態勢において、仮に、例えば、バケットによ
る岩石の破壊や、木根起し等、メインリリーフ弁9、10
による低リリーフ圧(P1)油でのバケットシリンダ14に
よる定格作動量を越える、大負荷作業を要する状態が発
生すれば、適時、電磁切換弁64を第1図の状態から左側
へ選択的に手動移行させることにより、パイロット切換
弁66のパイロット圧油が油路65、電磁切換弁64(右側
路)を介してタンクへ排出され、パイロット切換弁66が
そのばね圧により上昇し、同切換弁66(下側路)を通し
てパイロットポンプ68の圧油がパイロット油路67に導入
され、メインリリーフ弁9、10のパイロット圧として作
用し、高リリーフ圧(Pu)に設定される。
したがって、この場合には、バケットシリンダ14へ高
圧(P1)油が送油され、高圧駆動のバケットシリンダ14
でバケットを駆動させることにより、定格以上のショベ
ル作業を、慣性を利用することなく行なえる。
岩石破壊や木根起し等の重作業終了後、電磁切換弁64
を旧位(右側)に戻せば、再びショベル作動状態検出油
路63圧が、電磁切換弁64(左側路)、油路65を介してパ
イロット切換弁66のパイロット圧として作用してパイロ
ット切換弁66を下降させ、パイロット油路67をタンクへ
解放し、メインリリーフ弁9、10を低リリーフ圧(P1)
に設定し、バケットシリンダ14による定格差動態勢に戻
る。
なお、この発明は、バケットシリンダ14による定格以
上のバケット作動に代え、そのバケットによる定格以上
のショベル作動を、旋回モータ11、アームシリンダ12及
びブームシリンダ13等、他の作業用アクチュエータの方
向切換弁3〜5を動作位置に切換え、前記電磁切換弁65
を適時切換操作することにより、それぞれのショベル作
業用アクチュエータ11〜13が前記とほぼ同様に定格以上
の出力をし、これによって、定格以上のショベル作動を
し、また、前記電磁切換弁64の逆向操作により定格作動
状態に復帰する。
また、この発明に係るパワーショベルにおけるショベ
ル作動圧切換方法及び装置は、図示しないがショベル作
動状態検出油路63の圧油によるパイロット切換弁66のパ
イロット圧の付加に代え、ショベル作業用アクチュエー
タ11〜14又はそれらの方向切換弁3〜6の作動位置セン
サにより検出した検出信号により、前記パイロット切換
弁66を電磁石機構により、そのばねに抗して下方(第1
図)へ付勢させるように構成すると共に、前記作動位置
センサによる検出信号回路に、前記電磁切換弁64に代え
て、同検出回路の検出信号を選択的にON、OFFさせるス
イッチを設けることにより、前記と同様に実施できる。
(発明の効果) この発明は前記のような構成を有し、作用をするか
ら、次のような特有の効果が得られる。
(1)メインリリーフ弁をショベル作業用方向切換弁を
中立位置としたパワーショベルの走行状態において高リ
リーフ圧に設定し、何れかのショベル作業用方向切換弁
の非中立位置において低リリーフ圧に設定できるから、
坂、大きな岩の乗り越え等のための高トルクを要する走
行用アクチュエーチへの必要なトルクを確保しつつ、シ
ョベル作業用アクチュエータの油圧回路に低圧油を送油
することにより、長時間継続をするショベル作動を無理
なく行なえる。
(2)ショベル作動中に、仮に、岩石や木根掘り起こし
等、定格以上の出力を要するショベル作動が一時的に発
生した場合、操作者の手動切換操作により、適時ショベ
ル作動状態検出信号を無効化して、メインリリーフ弁の
リリーフ圧を高圧に選択設定し、ショベル作業用アクチ
ュエータに高圧油を送油し、同ショベル作業用アクチュ
エータを高圧油により直接動作させ、定格以上のショベ
ル作動を行なえる。
(3)ショベル作業用アクチュエータに高圧油を適時送
油し、同アクチュエータにより定格以上のショベル作動
をさせられ、従来例のように慣性の大きいブーム、アー
ム、バケット等を急速揺動させる等、その運動エネルギ
ーの併用を必要としないから、ショベル作動操作が平易
となり、その作業能率が顕著に向上する。
(4)一時的に発生する定格以上のショベル作業を必要
とする場合にのみ、メインリリーフ弁を高リリーフ圧に
切換えて作業用アクチュエータに高圧油を送油するもの
で、ショベル作業用アクチュエータの油圧回路に長時間
高油圧を掛ける必要がないから、同油圧回路の命数短縮
を招く恐がない。
(5)定格出力のショベル作動時におけるショベル作業
用アクチュエータの油圧が低圧で、特に必要性の生じた
場合のみ、メインリリーフ弁のリリーフ圧を高圧に切換
えて、一時的に高圧油を送油するものであるから、シヨ
ベル作業用の各アクチュエータのリリーフ弁のリリーフ
圧を、メインリリーフ弁の高リリーフ圧より高く設定で
き、ひいては各方向切換弁によるショベル作業用シリン
ダの高圧ロック設定が可能となり、作業用アクチュエー
タのロック状態における安全性が、従来例より著しく増
大する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの発明に係るパワーショベルにおけるシ
ョベル作動圧切換方法及び装置くの一実施例を示すもの
で、第1図はその方法を実施する装置の油圧回路図、第
2図はバケットシリンダ用アクチュエータへの方向切換
弁の拡大説明図、第3図はメインリリーフ弁とショベル
作業用アクチュエータのリリーフ弁とのリリーフ圧設定
範囲の説明図、第4〜6図は従来のパワーショベルにお
けるショベル作動圧切換装置の油圧回路図である。 (符号の説明) 3……方向切換弁(旋回モータ用)、4〜6……方向切
換弁(作業シリンダ用)、7、8……方向切換弁(走行
モータ用)、9、10……メインリリー弁、11……旋回モ
ータ、12……アームシリンダ、13……ブームシリンダ、
14……バケットシリンダ、15、16……走行モータ、17、
18……クロスリリーフ弁、19〜24……リリーフ弁、63…
…作動状態検出油路、64……電磁切換弁、66……パイロ
ット切換弁、67……パイロット油路、D……開放路、T
……タンク。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行用アクチュエータとショベル作業用ア
    クチュエータとを、リリーフ圧の切換可能なメインリリ
    ーフ弁を介して油圧源に接続すると共に、前記ショベル
    作業用全アクチュエータの非作動状態検出信号により、
    前記メインリリーフ弁を高リリーフ圧に、また、前記シ
    ョベル作業用アクチュエータの何れかの作動状態検出信
    号により、前記メインリリーフ弁を低リリーフ圧にそれ
    ぞれ自動的に設定し、かつ、前記ショベル作業用アクチ
    ュエータの何れかの作業状態において、その作動状態検
    出信号を適時無効化して前記メインリリーフ弁を高リリ
    ーフ圧に切換え、当該ショベル作業用アクチュエータを
    選択的に高圧駆動させることを特徴とするパワショベル
    におけるショベル作動圧切換方法。
  2. 【請求項2】走行用アクチュエータとショベル作業用ア
    クチュエータとを、リリーフ圧を高低に切換可能なメイ
    ンリリーフ弁を介して油圧源に接続すると共に、前記メ
    インリリーフ弁を、前記各ショベル作業用の全アクチュ
    エータの非作動状態位置で高リリーフ圧に、前記ショベ
    ル作業用アクチュエータの何れかの作動状態位置で低リ
    リーフ圧に、それぞれ自動的に設定するパイロット切換
    弁等の切換手段を備え、かつ、前記ショベル作業用アク
    チュエータの何れかの作動状態位置において、前記メイ
    ンリリーフ弁を一時的に高リリーフ圧に切換え可能な電
    磁切換弁等の切換手段を設けたことを特徴とするパワー
    ショベルにおけるショベル作動圧切換装置。
  3. 【請求項3】方向切換弁を備える走行用アクチュエータ
    と、方向切換弁及びリリーフ弁をそれぞれ備える複数の
    ショベル作業用アクチュエータとを、リリーフ圧を高低
    に切換可能なメインリリーフ弁を介して共通のポンプに
    接続すると共に、前記複数のショベル作業用アクチュエ
    ータの各方向切換弁の中立位置に、前記作業用アクチュ
    エータの作動状態検出油路の開放路を設け、前記作業用
    アクチュエータの各方向切換弁の中立位置における前記
    開放路を直列に連結し、その端部がタンクに開放され、
    その頂部が前記メインリリーフ弁のパイロット切換弁の
    パイロット口に接続されるショベル作業用アクチュエー
    タの作動状態検出油路を設け、さらに、該作動状態検出
    油路の頂部に、該作動状態検出油路圧を適時開放可能な
    電磁切換弁を設けたことを特徴とするパワーショベルに
    おけるショベル作動圧切換装置。
JP63331563A 1988-12-28 1988-12-28 パワーショベルにおけるショベル作動圧切換方法及び装置 Expired - Fee Related JP2711702B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63331563A JP2711702B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 パワーショベルにおけるショベル作動圧切換方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63331563A JP2711702B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 パワーショベルにおけるショベル作動圧切換方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02178424A JPH02178424A (ja) 1990-07-11
JP2711702B2 true JP2711702B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=18245058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63331563A Expired - Fee Related JP2711702B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 パワーショベルにおけるショベル作動圧切換方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2711702B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6391547U (ja) * 1986-11-27 1988-06-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02178424A (ja) 1990-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10221871B2 (en) Construction machinery
US8720196B2 (en) Controller of hybrid construction machine
US5642616A (en) Fluid pressure control system for hydraulic excavators
US3960284A (en) Hydraulic backhoe circuitry
WO2005042983A1 (en) Hydraulic system for a work machine
JP6013503B2 (ja) 建設機械
JP3643193B2 (ja) 油圧モータの制御装置
JP4232974B2 (ja) 建設機械の油圧制御回路
JP2001295813A (ja) 作業機の油圧回路
JP3607529B2 (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP2711702B2 (ja) パワーショベルにおけるショベル作動圧切換方法及び装置
JPH0751796B2 (ja) バックホウの油圧回路
JP3965932B2 (ja) 油圧ショベルの油圧制御回路
JP4042341B2 (ja) 油圧回路及び油圧回路を備えた建設機械
JP3142640B2 (ja) 油圧作業機の油圧回路
JP3088584B2 (ja) 建設機械の油圧駆動装置
JP3666830B2 (ja) 油圧機械の油圧再生回路
JPH044304A (ja) 油圧制御回路
JP2709012B2 (ja) 建設機械の油圧駆動装置
JPH0442368Y2 (ja)
JP2749317B2 (ja) 油圧駆動装置
JPH11336134A (ja) 建設機械の旋回体ブレーキ装置
JP2002038537A (ja) バックホウの油圧装置
JP3462690B2 (ja) 建機の油圧回路
JPH0646041B2 (ja) 油圧アクチュエータ可変作動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees