JPH0673847A - 縦葺き屋根の吊子部材 - Google Patents

縦葺き屋根の吊子部材

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JPH0673847A
JPH0673847A JP25197392A JP25197392A JPH0673847A JP H0673847 A JPH0673847 A JP H0673847A JP 25197392 A JP25197392 A JP 25197392A JP 25197392 A JP25197392 A JP 25197392A JP H0673847 A JPH0673847 A JP H0673847A
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roof
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Noboru Yamasaka
昇 山坂
Satoru Watanabe
渡辺  悟
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Abstract

(57)【要約】 【目的】風圧に対する屋根板本体の立上がり部の保持強
度を高め、かつ、接続部位での毛細管現象による雨水の
浸入を確実に防止して、耐久性の向上を図る。 【構成】下部吊子10と上部吊子20との保持状態にお
いて、下部吊子10に張出し形成した肩部13,13
と、この肩部13,13に対応させて上部吊子20に形
成した押え部23,23とで、屋根板本体30の両立上
がり部32,32に面板部31から鉛直方向の立上がり
部全体高さHの約1/3以下でかつ8mm以上の位置hに
外側に向け折曲形成した段部34,34を挾持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金属鋼板製の屋根板
を建物の下地材上に敷設する縦葺き屋根の吊子部材に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の縦葺き屋根においては、
例えば特公平3−48984号公報、特公平3−489
85号公報あるいは特開平3−63621号公報などに
開示されているように、下地材上に敷設された隣合う屋
根板本体の両立上がり部間にキャップ部材を設けて、こ
のキャップ部材にて屋根板本体の立上がり部をハゼ締め
したり、あるいは嵌合させて葺き上げてなるものや、特
公昭63−251562号公報に開示されているよう
に、隣合う屋根板本体の面板部を接続部材にて直接押圧
してなる構成を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の縦葺き屋根の構造にあっては、前者の場合、
屋根板本体の立上がり部の上端側をキャップ部材にて保
持し、それらの接触部位を屋根板本体の面板部から高く
することにより、雨天時などに、屋根板本体の面板部上
を流れる雨水が接触部位から浸入するのを防止している
ものであるが、これによって、風圧に対するキャップ部
材による屋根板本体の立上がり部の保持強度が不足し、
屋根板本体の立上がり部が引張力に対して弱いために変
形し易く、屋根板本体の面板部の浮き上がりが生じ、し
かも、これらの繰返しによってキャップ部材が外れてし
まうことがある。
【0004】また、後者の場合のように、屋根板本体の
面板部を接続部材にて直接押圧してなるものでは、接続
部材の接触部が屋根板本体の面板部上であるために、雨
天時などに、屋根板本体の面板部上を流れる雨水が、そ
れらの接触部から毛細管現象によって浸入し易く、雨仕
舞が悪い。
【0005】しかも、このような毛細管現象による雨水
の浸入を防止するために、例えば屋根板本体の面板部と
接続部材との接触部位に減圧空間を設けたとしても、接
触部位に砂、塵等の異物が詰まると、この異物が雨水を
吸い込んでしまうなどするために、結局は雨水の接続部
内への浸入が避けられず、これによって、接続部におけ
る各構成部材の腐食が生じ、耐久性が損なわれるという
問題があった。
【0006】
【発明の目的】この発明の目的は、風圧に対する屋根板
本体の立上がり部の保持強度を高め、かつ、接続部位で
の毛細管現象による雨水の浸入を確実に防止して、耐久
性の向上を図ることができるようにした縦葺き屋根の吊
子部材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、下地材と、この下地材上に互いに
隣接させてそれぞれ敷設されかつその面板部の両側縁に
鉛直方向に所定の高さを有する立上がり部が折曲形成さ
れた屋根板本体と、これら互いに隣接する各屋根板本体
間に配置されて前記下地材上に固定された下部吊子と、
この下部吊子に係合されかつ前記各屋根板本体間の互い
に隣接して対向する両立上がり部を前記下部吊子と共に
抱持し接合する上部吊子とを具備した縦葺き屋根におい
て、前記下部吊子は、前記下地材上に載置されて固定さ
れる基台部と、この基台部上に形成された前記上部吊子
が保持される被保持部と、この被保持部の外側に張出し
形成した肩部とを有する一方、前記上部吊子は、前記下
部吊子の上面を覆うように嵌合される嵌合面部と、この
嵌合面部の裏面側に前記下部吊子の被保持部に保持され
るように対応させて形成した保持部と、この保持部の外
側でかつ前記嵌合面部の下端に前記下部吊子の肩部に対
応させて形成した押え部とを有し、前記下部吊子の肩部
と上部吊子の押え部とで、前記各屋根板本体間の両立上
がり部の面板部から鉛直方向の立上がり部の全体高さの
約1/3以下でかつ8mm以上の位置に外側に向け折曲形
成された段部を挾持可能にしてなる構成としたものであ
る。
【0008】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、屋根板本体の両立上がり部に外側に向け折
曲形成した段部を、下部吊子と上部吊子との係合状態に
おいて、下部吊子に張出し形成した肩部と、この肩部に
対応させて上部吊子に形成した押え部とで挾持してなる
ために、風圧に対する屋根板本体の立上がり部の保持強
度が高められ、これによって、屋根板本体の立上がり部
が引張力に対して強くなり、従前のような屋根板本体の
立上がり部の変形による面板部の浮き上がりが生じるこ
とがない。
【0009】また、屋根板本体の立上がり部に折曲形成
した段部が、その面板部から鉛直方向の立上がり部の全
体高さの約1/3以下でかつ8mm以上の位置に設けてな
るために、下部吊子と上部吊子とによる挾持部位が、従
前のような屋根板本体の立上がり部の上端側よりも面板
部側の低い位置にあり、屋根板本体の立上がり部が風圧
による引張力に対してより強くなる。
【0010】しかも、屋根板本体の立上がり部に折曲形
成した段部を、その面板部から8mm以上の位置に設定し
てなるために、下部吊子と上部吊子とによる挾持部位
が、雨天時などに屋根板本体の面板部を流れる雨水の喫
水位置よりも高く、これによって、従前のような接続部
位での毛細管現象による雨水の浸入が確実に防止され
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照しな
がら詳細に説明すると、図1から図4はこの発明に係る
縦葺き屋根の第1実施例を示すもので、図中1は下地材
である。
【0012】この下地材1は、図1及び図2に示すよう
に、例えばC型鋼材からなる母屋2上に、木毛板などの
野地材3及びアスファルトルーフィング等の防水材4を
敷設することにより構成されている。
【0013】そして、前記下地材1上には、固定具5を
介して下部吊子10が固定され、この下部吊子10に
は、上部吊子20が係合可能になっているとともに、こ
れら下部吊子10及び上部吊子20は、アルミニウムま
たはアルミニウム合金、硬質樹脂などの短尺な押出型材
からなっている。
【0014】また、前記下地材1上には、金属鋼板製の
屋根板本体30が互いに隣接させて敷設され、この屋根
板本体30は、図3に示すように、平坦な面板部31
と、この面板部31の左右両側縁に外側に向け拡開する
ように傾斜θさせて立上り折曲形成された鉛直方向に所
定の高さHを有する立上がり部32,32とを有すると
ともに、これらの立上がり部32,32の上端には、水
切り部33,33が内側に折返し形成されている。
【0015】この場合、前記屋根板本体30の裏面に
は、ポリエチレンフォーム等の断熱材を必要に応じて貼
着することも可能である。
【0016】すなわち、前記屋根板本体30は、例えば
全体幅Wが299.8〜434.8mm、両立上がり部3
2,32の鉛直方向の高さHが30.0mmで、厚さtが
0.4〜0.7mmの大きさからなる形態を有するととも
に、前記両立上がり部32,32の途上には、その面板
部31から鉛直方向の全体高さHの約1/3以下でかつ
8mm以上の高さ位置hに水平な段部34,34がそれぞ
れ外側に向け折曲形成されている。
【0017】一方、前記下部吊子10は、図4に示すよ
うに、前記下地材1上に載置されて固定される基台部1
1と、この基台部11上の左右に立上り形成された内側
に逆止爪状の係合突起12a,12aを有する被保持部
12,12と、これら被保持部12,12の外側にそれ
ぞれ張出し形成した水平面を有する肩部13,13と、
これら各々の肩部13,13の内側に起立形成した前記
屋根板本体30の立上がり部32の傾斜角θとほぼ同じ
角度で傾斜させてなる突起片部14,14と、前記基台
部11の裏面に形成した上方からの荷重に対する変形を
防止するための複数本の補強リブ15とからなる構成を
有する。
【0018】すなわち、前記下部吊子10の各々の肩部
13,13上には、前記屋根板本体30,30間の互い
に隣接して対向する両立上がり部32,32に折曲形成
した各々の段部34,34が載置状態で支持され、前記
突起片部14,14には、前記各屋根板本体30,30
間の両立上がり部32,32の外側面が当接支持される
ようになっているとともに、前記被保持部12,12の
内側に設けた逆止爪状の係合突起12a,12aには、
後述する上部吊子20の保持部22,22の外側に形成
した係合凹部22a,22aが係合するようになってい
るものである。
【0019】また、前記上部吊子20は、前記下部吊子
10の上面を覆うように嵌合される嵌合面部21と、こ
の嵌合面部21の裏面側に前記下部吊子10の被保持部
12,12に上方から嵌合状態で係合させて保持される
ように対応させて形成した外側に係合凹部22a,22
aを有する保持部22,22と、この保持部22,22
の外側でかつ前記嵌合面部21の下端に前記下部吊子1
0の肩部13,13に対応させて形成した押え部23,
23とからなる構成を有する。
【0020】すなわち、前記上部吊子20の保持部2
2,22は、前記下部吊子10の被保持部12,12に
雄雌状態で係合し、互いの係合突起12a,12aと係
合凹部22a,22aとを係合させて保持されるように
なっているとともに、前記下部吊子10の肩部13,1
3上に載置状態で支持された屋根板本体30,30間の
互いに隣接して対向する両立上がり部32,32の段部
34,34を押え部23,23にて押圧し挾持すると同
時に、前記屋根板本体30,30間の両立上がり部3
2,32を前記下部吊子10の外側面と上部吊子20の
内側面とで抱持し得るようになっているものである。
【0021】このとき、屋根板30の立上がり部32の
外側面は、下部吊子10の突起片部14に当接させてな
るもので、この状態で、上部吊子20が上方から嵌合状
態で係合させて保持されると、上部吊子20の内側面に
て屋根板30の立上がり部32の内側面を押圧するよう
に当接し、これによって、左右横方向の屋根板30の立
上がり部32の挾持が行なわれるようになっている。
【0022】さらに、前記上部吊子20の嵌合面部21
の内側面には、係止突起24,24が突出形成され、こ
の係止突起24,24には、前記屋根板本体30,30
の立上がり部32,32の上端を内側に折返し形成して
なる水切り部33,33の下端部33a,33aが係止
し支持されるようになっている。
【0023】また、図中40は前記上部吊子20の外周
に被嵌されて前記屋根板本体30,30の接合部である
両立上がり部32,32間を保護する角桟状の保護カバ
ーで、この保護カバー40は、前記屋根板本体30と同
一素材にてロール成形され、その左右両下端部を内側に
折曲して係止部41,41が形成され、これらの係止部
41,41は、前記上部吊子20の外側面下部に形成し
た係止溝25,25に弾性的に嵌合させて係止可能にな
っている。
【0024】図5はこの発明に係る第2実施例を示すも
ので、上記第1実施例における保護カバー40を半円弧
の丸桟状に形成してなる構成を有するものである。
【0025】図6はこの発明に係る第3実施例を示すも
ので、上記第2実施例において、上部吊子20と保護カ
バー40との間に支持部材50を介在してなる構成を有
するものである。
【0026】図7はこの発明に係る第4実施例を示すも
ので、上記第1実施例における上下両吊子10,20の
係合状態及び保護カバー40の形態に改良を施してなる
とともに、下部吊子10の肩部13,13に起立形成さ
れる突起片部14,14を、下部吊子10の被保持部1
2,12が兼用し得るようにしてなる構成を有するもの
である。
【0027】図8はこの発明に係る第5実施例を示すも
ので、上記第1実施例における上下両吊子10,20の
保持状態に改良を施し、下部吊子10の被保持部12と
上部吊子20の保持部22とをスライド状態で係合させ
て保持可能にしてなる構成を有するものである。
【0028】しかして、下地材1上に屋根を縦葺きにて
敷設するには、まず、下地材1上に下部吊子10を配置
し、この下部吊子10の基台部11を固定具5により固
定する。
【0029】次いで、この下部吊子10を間に介して、
屋根板本体30,30を互いに隣接させて敷設するとと
もに、前記下部吊子10に上部吊子20を係合させるこ
とにより保持させて、前記互いに隣合う屋根板本体3
0,30間の対向する両立上がり部32,32を抱持し
接合した後、前記上部吊子20に保護カバー40を被嵌
することにより行なわれる。
【0030】なお、上記の実施例において、図1の第1
実施例にて示すように、互いに隣合う屋根板本体30間
の両立上がり部32,32を下部吊子10と上部吊子2
0とで保持する各接触部間が密着状態を維持するように
組み付けたが、実装作業の円滑化を図るために、図5の
第2実施例から図8の第5実施例にて示すように、それ
らの各接触部間に多少の隙間を持たせても良い。
【0031】また、下部吊子10の被保持部12に上部
吊子20の保持部22を上方から嵌合またはスライド状
態で係合させて保持させたが、保持後に下部吊子10と
上部吊子20とをビス止めにて固定することも可能であ
る。
【0032】さらに、この発明は、上記した各実施例に
は何等限定されないものであり、この発明の要旨を変え
ない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、屋根板本体の両立上がり部に外側に向け折曲形成
した段部を、下部吊子と上部吊子との係合状態におい
て、下部吊子に張出し形成した肩部と、この肩部に対応
させて上部吊子に形成した押え部とで挾持してなること
から、風圧に対する屋根板本体の立上がり部の保持強度
を高めることができ、これによって、屋根板本体の立上
がり部を引張力に対して強くすることができ、従前のよ
うな屋根板本体の立上がり部の変形による面板部の浮き
上がりが生じることがない。
【0034】また、屋根板本体の立上がり部に折曲形成
した段部が、その面板部から鉛直方向の立上がり部の全
体高さの約1/3以下でかつ8mm以上の位置に設けてな
ることから、下部吊子と上部吊子とによる挾持部位を、
従前のような屋根板本体の立上がり部の上端側よりも面
板部側の低い位置にあり、これによって、屋根板本体の
立上がり部が風圧による引張力に対してより強くなる。
【0035】しかも、屋根板本体の立上がり部に折曲形
成した段部を、その面板部から8mm以上の位置に設定し
てなることから、下部吊子と上部吊子とによる挾持部位
を、雨天時などに屋根板本体の面板部を流れる雨水の喫
水位置よりも高することができるために、従前のような
接続部位での毛細管現象による雨水の浸入を確実に防止
することができ、耐久性の向上を図ることができる。
【0036】さらに、請求項2において、下部吊子の肩
部に屋根板の立上がり部の外側面が当接可能な突起片部
を起立形成してなるために、下部吊子の肩部と上部吊子
の押え部とによる上下方向の屋根板の立上がり部の挾持
のみならず、下部吊子の突起片部と上部吊子の内側面と
による左右横方向の屋根板の立上がり部の挾持を行なう
ことができ、風圧に対する屋根板本体の立上がり部の保
持強度をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る縦葺き屋根の第1実施例を示す
要部断面図。
【図2】同じく要部分解斜視図。
【図3】同じく屋根板本体の斜視図。
【図4】同じく下部吊子と上部吊子の組み付け状態を示
す要部分解斜視図。
【図5】この発明に係る縦葺き屋根の第2実施例を示す
要部断面図。
【図6】この発明に係る縦葺き屋根の第3実施例を示す
要部断面図。
【図7】この発明に係る縦葺き屋根の第4実施例を示す
要部断面図。
【図8】この発明に係る縦葺き屋根の第5実施例を示す
下部吊子と上部吊子の組み付け状態の要部断面図。
【符号の説明】 1・・・下地材、 10・・・下部吊子、 11・・・基台部、 12,12・・・被保持部、 12a,12a・・・係合突起、 13,13・・・肩部、 14,14・・・突起片部、 15・・・補強リブ、 20・・・上部吊子、 21・・・嵌合面部、 22,22・・・保持部、 22a,22a・・・係合凹部、 23,23・・・押え部、 24,24・・・係止突起、 25,25・・・係止溝、 30・・・屋根板本体、 31・・・面板部、 32,32・・・立上がり部、 34,34・・・段部、 40・・・保護カバー、 41,41・・・係止部、 H・・・屋根板本体の立上がり部の鉛直方向の全体高
さ、 h・・・段部の高さ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、この種の縦葺き屋根においては、
例えば特公平3−48984号公報、特公平3−489
85号公報あるいは特平3−63621号公報などに
開示されているように、下地材上に敷設された隣合う屋
根板本体の両立上がり部間にキャップ部材を設けて、こ
のキャップ部材にて屋根板本体の立上がり部をハゼ締め
したり、あるいは嵌合させて葺き上げてなるものや、特
昭63−251562号公報に開示されているよう
に、隣合う屋根板本体の面板部を接続部材にて直接押圧
してなる構成を有するものがある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】そして、前記下地材1上には、固定具5を
介して下部吊子10が固定され、この下部吊子10に
は、上部吊子20が係合可能になっているとともに、こ
れら下部吊子10及び上部吊子20は、アルミニウムま
たはアルミニウム合金、硬質樹脂などの押出型材からな
っている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】さらに、前記上部吊子20の嵌合面部21
の内側面には、係止突起24,24が突出形成され、こ
の係止突起24,24には、前記屋根板本体30,30
の立上がり部32,32の上端を内側に折返し形成して
なる水切り部33,33の下端部33a,33aが係止
し支持されるようになっている。尚、図4に示すよう
に、上部吊子20と下部吊子10とは短尺な押し出し型
材で形成してあるが、上部吊子20を長尺にすること
で、保護カバー40を不要とすることもできる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下地材と、この下地材上に互いに隣接させ
    てそれぞれ敷設されかつその面板部の両側縁に鉛直方向
    に所定の高さを有する立上がり部が折曲形成された屋根
    板本体と、これら互いに隣接する各屋根板本体間に配置
    されて前記下地材上に固定された下部吊子と、この下部
    吊子に係合されかつ前記各屋根板本体間の互いに隣接し
    て対向する両立上がり部を前記下部吊子と共に抱持し接
    合する上部吊子を具備した縦葺き屋根において、 前記下部吊子は、前記下地材上に載置されて固定される
    基台部と、この基台部上に形成された前記上部吊子が保
    持される被保持部と、この被保持部の外側に張出し形成
    した肩部とを有する一方、 前記上部吊子は、前記下部吊子の上面を覆うように嵌合
    される嵌合面部と、この嵌合面部の裏面側に前記下部吊
    子の被保持部に保持されるように対応させて形成した保
    持部と、この保持部の外側でかつ前記嵌合面部の下端に
    前記下部吊子の肩部に対応させて形成した押え部とを有
    し、 前記下部吊子の肩部と上部吊子の押え部とで、前記各屋
    根板本体間の両立上がり部の面板部から鉛直方向の立上
    がり部の全体高さの約1/3以下でかつ8mm以上の位置
    に外側に向け折曲形成された段部を挾持可能にしたこと
    を特徴とする縦葺き屋根の吊子部材。
  2. 【請求項2】下部吊子の肩部に屋根板の立上がり部の外
    側面が当接可能な突起片部を起立形成したことを特徴と
    する請求項1記載の縦葺き屋根の吊子部材。
  3. 【請求項3】上部吊子の外側面に保護カバーの係止部が
    係止可能な係止溝を形成したことを特徴とする請求項1
    または2記載の縦葺き屋根の吊子部材。
  4. 【請求項4】下部吊子の基台部の裏面に補強リブを形成
    したことを特徴とする請求項1,2または3記載の縦葺
    き屋根の吊子部材。
JP25197392A 1992-08-28 1992-08-28 縦葺き屋根の吊子部材 Expired - Fee Related JPH0742787B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140272284A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 David M. Franke Multi zone cementitious product and method

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