JPH0673555U - 流水切換具 - Google Patents
流水切換具Info
- Publication number
- JPH0673555U JPH0673555U JP2017693U JP2017693U JPH0673555U JP H0673555 U JPH0673555 U JP H0673555U JP 2017693 U JP2017693 U JP 2017693U JP 2017693 U JP2017693 U JP 2017693U JP H0673555 U JPH0673555 U JP H0673555U
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- valve
- drainage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、弁体をスム−ズに作動せしめて所
要の排水口を選択的に切換することが出来るのみなら
ず、狭いスペ−ス下の蛇口に使い勝手よく取り付けて使
用することが出来る流水切換具を提供するものである。 【構成】 上部に口部5を備えた栓体1内に扁平状の弁
室4が形成され、該弁室4の底部には所要数の排水口1
0・11・12が形成されると共に、該各排水口10・
11・12に対応して弁体19付き操作軸14が各々外
方より弁室4内に往復作動自在に挿入せられている。そ
して、所要の操作軸14を適宜往復作動せしめ、所要の
排水口10・11・12を弁体19でもって開閉作動せ
しめつつ選択的に切換えて排水せしめる。
要の排水口を選択的に切換することが出来るのみなら
ず、狭いスペ−ス下の蛇口に使い勝手よく取り付けて使
用することが出来る流水切換具を提供するものである。 【構成】 上部に口部5を備えた栓体1内に扁平状の弁
室4が形成され、該弁室4の底部には所要数の排水口1
0・11・12が形成されると共に、該各排水口10・
11・12に対応して弁体19付き操作軸14が各々外
方より弁室4内に往復作動自在に挿入せられている。そ
して、所要の操作軸14を適宜往復作動せしめ、所要の
排水口10・11・12を弁体19でもって開閉作動せ
しめつつ選択的に切換えて排水せしめる。
Description
【0001】
この考案は、浄水器や各種流水器配管用として使用される流水切換具に関する 。
【0002】
従来より、この種の流水切換具としては、弁室内を貫通して栓体に操作軸を回 動自在に設けると共に、該操作軸の中央部に玉弁付き弁座を取付けたもの(実公 昭50−40099号公報参照)、あるいは、先端を弁室内に挿入せしめた状態 で栓体に操作軸を回転自在に設けると共に、該操作軸の挿入先部にア−ム等を介 して玉弁付き弁座を取付けたもの(実公昭51−26357号公報、及び実公平 3−9555号公報参照)などが知られている。 そして、かかる従来の流水切換具は、操作軸を回動せしめて玉弁を適宜可動せ しめることにより流水を選択的に切換えるものである。
【0003】
上述の如く、従来の流水切換具は、操作軸に玉弁付き弁座を取付けて適宜玉弁 を回動せしめるものであるから、玉弁のスム−ズな作動が非常に困難であるのみ ならず、弁室のスペ−スを大に設定する必要があった。このため、必然的に栓体 の径並びに長さが大となり、流し台など狭いスペ−ス下の蛇口に取付けるさいに は、スペ−ス的な点や使い勝手などの点において必ずしも満足し得ないものであ った。
【0004】 この考案は、従来の問題点を一挙に解決し、弁体をスム−ズに作動せしめて所 要の排水口を選択的に切換することが出来るのみならず、狭いスペ−ス下の蛇口 に使い勝手よく取り付けて使用することが出来る実用的な流水切換具を提供しよ うとするものである。
【0005】
即ち、この考案は、上部に口部5を備えた栓体1内に扁平状の弁室4が形成さ れ、該弁室4の底部には所要数の排水口10・11・12が形成されると共に、 該各排水口10・11・12に対応して弁体19付き操作軸14が外方より各々 弁室4内に往復作動自在に挿入せられ、所要の操作軸14を適宜作動せしめて所 要の排水口10・11・12を選択的に切換え自在とされた構成よりなるもので ある。
【0006】
所要の操作軸14を適宜往復作動せしめ、所要の排水口10・11・12を弁 体19でもって開閉作動せしめつつ選択的に切換えて排水せしめる。
【0007】
以下に、この考案を図面に示す一実施例について説明する。 1は上下部栓体部材2・3を接合して形成された略方形盤状の合成樹脂製栓体 、4は該栓体1内に形成された扁平な略方形体状の弁室、5は該弁室4に原水路 6を介して連通すべく上部栓体部材2の上面に形成された口部、7は該口部5の 上端部にパッキング8を介して嵌合された外向きフランジ付きソケット、9は口 部5上端に螺合して該ソケット7を係止せしめるキャップである。
【0008】 10・11・12は弁室4を構成する下部栓体部材3に所定間隔をおいて同一 線上に形成されたシャワ−用排水口と原水用排水口と浄水器用排水口、13は各 排水口10・11・12の口縁に設けられたパッキング、14は各排水口10・ 11・12に対応すべく栓体1の外側部より弁室4内に挿入孔15を通して往復 作動自在に挿入された操作軸、16は挿入孔15内に沿って摺動すべく各操作軸 14に取付けられたストッパ−兼用のOリング、17は各操作軸14の外端部に コイルバネ18を介して取付けられた押ボタンで、該各押ボタン17は常時外方 に付勢されるものとなっている。19は排水口10・11・12を開閉作動せし めるべく各操作軸14の挿入先部に取付けられた扁平な略半球状弁体、20は各 操作軸14の挿入先部に形成された先端が傾斜面状の係止片、21は各操作軸1 4を押圧すべく弁室4の頂壁に突設された突条である。
【0009】 22は各操作軸14と直交すべく弁室4内の一側に配設された係止軸、23は 該係止軸22を常時他端方向に付勢せしめるコイルバネ、24は前記係止片20 に各々対応すべく該係止軸22に直交して形成された係止片で、該各係止片24 の先端は前記係止片20の先端に対応して傾斜面状とされている。
【0010】 25は下部栓体部材3の下端にシャワ−室26を形成せしめるべく嵌合された シャワ−キャップで、シャワ−室26は前記シャワ−用排水口10に連通するも のとされている。27は下部栓体部材3の下端に螺合してシャワ−キャップ25 を係止せしめる取付け用キャップ、28は前記の原水用排水口11に連通すべく シャワ−キャップ25の中心に形成された原水パイプ、29は前記の浄水器用排 水口12に連通すべくシャワ−キャップ25を挿通して配設された浄水器用パイ プである。
【0011】 次ぎに、上述の如く構成された流水切換具の作動について説明する。 先ず、栓体1の口部5を水道蛇口(図示略)に接続せしめると共に、浄水器用 パイプ29をホ−ス等でもって所要の浄水器(図示略)に接続せしめる。しかる のち、押ボタン17を適宜押圧することにより操作軸14を作動せしめ、所要の 排水口10・11・12を選択的に切換える。 即ち、例えば、原水を排水せしめる場合には、原水用排水口11に対応する押 ボタン17をコイルバネ18の付勢に抗して押圧し、操作軸14を弁体19と共 に内方へ可動せしめる。すると、係止片20先端の傾斜面が対応する係止片24 先端の傾斜面に当接し、該傾斜面に沿ってスライドしつつ係止軸22をコイルバ ネ23の付勢に抗して次第にコイルバネ23方向に可動せしめる。そして、係止 片20の先端部が傾斜面を乗り越えた時点で係止片20は係止軸22の係止片2 4に係止すると共に、コイルバネ23の付勢により係止軸22を他端方向に可動 せしめ、係止片20・24どうしの係止を保持せしめる。すると、操作軸14と 共に可動する弁体19は原水用排水口11の閉塞を解いて解放し、蛇口より弁室 4内に流入する原水を原水用排水口11より原水パイプ28を通して外方に排水 する。
【0012】 また、原水をシャワ−に切換える場合には、シャワ−用排水口10に対応する 押ボタン17を押圧するとよい。すると、押ボタン17の押圧により操作軸14 が弁体19と共に内方に可動し、係止片20先端の傾斜面により係止片24先端 の傾斜面を押圧して係止軸22をコイルバネ23方向に可動せしめ、操作軸14 の係止片20を対応する係止片24に係合保持せしめて弁体19をシャワ−用排 水口10より解放せしめる。このさい、係止軸22の可動により、原水用の係止 片20と対応する係止片24との係止が解かれ、コイルバネ18の付勢により操 作軸14が原状に復帰し、原水用排水口11を閉塞せしめる。
【0013】 逆に、シャワ−の排水を停止せしめる場合には、適宜他の押ボタン17を押圧 してその操作軸14を内方に押圧し、係止片20を対応する係止片24に当接し て係止軸22をコイルバネ23方向に可動せしめ、シャワ−用係止片20の係止 を解いて操作軸14を原状に復帰せしめ、弁体19をシャワ−用排水口10に閉 塞作動せしめるとよい。
【0014】 なお、上記実施例において、栓体1には原水用排水口11、シャワ−用排水口 10、および浄水器用排水口12が各々形成されているが、必要に応じて排水口 の個数を増減せしめてもよい。又、各排水口11・10・12に対応する操作軸 14は各々係止軸22を介して連係するものとされているが、これに限定される ものでなく、公知の係止機構などを介して各操作軸14を単独に独立して作動せ しめるようにしてもよい。
【0015 】
この考案は上述のように構成されているから、各操作軸14を適宜往復作動せ しめ、所要の排水口10・11・12を弁体19でもってスム−ズに開閉作動せ しめつつ選択的に切換えて排水せしめることができる。しかも、弁室4が扁平状 に形成されると共に、該弁室4の底部に所要数の排水口10・11・12が形成 され、各排水口10・11・12に対応して弁体19付き操作軸14が設けられ ているから、従来品に比較して栓体1の長さを著しく短尺化することができ、ひ いては、狭いスペ−ス下においても使い勝手よく蛇口に取付けて使用することが 出来るものである。
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同底面図である。
【図3】図1の垂直断面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図6】図3のC−C線に沿う断面図である。
1 栓体 4 弁室 5 口部 10 シャワ−用排水口 11 原水用排水口 12 浄水器用排水口 14 操作軸 19 弁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石井 剛 大阪府交野市星田北1丁目27番10号 ジョ プラックス株式会社内 (72)考案者 江口 裕之 大阪府交野市星田北1丁目27番10号 ジョ プラックス株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 上部に口部5を備えた栓体1内に扁平状
の弁室4が形成され、該弁室4の底部には所要数の排水
口10・11・12が形成されると共に、該各排水口1
0・11・12に対応して弁体19付き操作軸14が各
々外方より弁室4内に往復作動自在に挿入せられ、所要
の操作軸14を適宜作動せしめて所要の排水口10・1
1・12を選択的に切換え自在とされてなることを特徴
とする流水切換具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017693U JPH0673555U (ja) | 1993-03-27 | 1993-03-27 | 流水切換具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017693U JPH0673555U (ja) | 1993-03-27 | 1993-03-27 | 流水切換具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0673555U true JPH0673555U (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=12019876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017693U Pending JPH0673555U (ja) | 1993-03-27 | 1993-03-27 | 流水切換具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0673555U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001348921A (ja) * | 2000-06-07 | 2001-12-21 | Kvk Corp | 吐水具 |
JP2002004369A (ja) * | 2000-06-21 | 2002-01-09 | Kvk Corp | 吐水具 |
-
1993
- 1993-03-27 JP JP2017693U patent/JPH0673555U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001348921A (ja) * | 2000-06-07 | 2001-12-21 | Kvk Corp | 吐水具 |
JP2002004369A (ja) * | 2000-06-21 | 2002-01-09 | Kvk Corp | 吐水具 |
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