JP2967399B2 - 給水タンク用の給水栓 - Google Patents
給水タンク用の給水栓Info
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- JP2967399B2 JP2967399B2 JP33004095A JP33004095A JP2967399B2 JP 2967399 B2 JP2967399 B2 JP 2967399B2 JP 33004095 A JP33004095 A JP 33004095A JP 33004095 A JP33004095 A JP 33004095A JP 2967399 B2 JP2967399 B2 JP 2967399B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドルを回転操
作することによって、携帯可能な給水タンクからの水流
を開閉する給水タンク用の給水栓の改良に関するもので
ある。
作することによって、携帯可能な給水タンクからの水流
を開閉する給水タンク用の給水栓の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】携帯可能な給水タンクに取り付けて給水
タンクからの水流を開閉する給水タンク用の給水栓とし
ては、例えば次の2つのものがある。 (第1従来例)第1従来例の給水栓では、図9に示すよう
に、弁箱(40)内に貫通孔(41)のあいた円錐形の栓(42)を
設けてある。そして、ハンドル(43)によって上記栓(42)
を回転させることにより、上記栓(42)が弁箱(40)に対し
て摺動しながら給水タンクからの水流を開閉する。
タンクからの水流を開閉する給水タンク用の給水栓とし
ては、例えば次の2つのものがある。 (第1従来例)第1従来例の給水栓では、図9に示すよう
に、弁箱(40)内に貫通孔(41)のあいた円錐形の栓(42)を
設けてある。そして、ハンドル(43)によって上記栓(42)
を回転させることにより、上記栓(42)が弁箱(40)に対し
て摺動しながら給水タンクからの水流を開閉する。
【0003】(第2従来例)第2従来例の給水栓では、図
10に示すように、ハンドル(45)の回転軸(46)の先端に
パッキン(47)を配置するとともに、上記ハンドル(45)の
回転軸(46)の雄ネジ部を弁箱(48)の雌ネジ部に螺合させ
てある。そして、上記ハンドル(45)を回転させて上記パ
ッキン(47)を昇降させることにより弁座(49)に設けた水
入口(50)を開閉する。
10に示すように、ハンドル(45)の回転軸(46)の先端に
パッキン(47)を配置するとともに、上記ハンドル(45)の
回転軸(46)の雄ネジ部を弁箱(48)の雌ネジ部に螺合させ
てある。そして、上記ハンドル(45)を回転させて上記パ
ッキン(47)を昇降させることにより弁座(49)に設けた水
入口(50)を開閉する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1従来
例では、水に含まれるごみや不純物などが上記円錐形の
栓(42)と弁箱(40)との間に詰まってハンドル(43)が回転
しにくくなったり、長期間の使用によって上記円錐形の
栓(42)と弁箱(40)との各摺動面がそれぞれ摩耗して隙間
が生じ、給水栓を全閉しても水が止まらなくなったりす
る。
例では、水に含まれるごみや不純物などが上記円錐形の
栓(42)と弁箱(40)との間に詰まってハンドル(43)が回転
しにくくなったり、長期間の使用によって上記円錐形の
栓(42)と弁箱(40)との各摺動面がそれぞれ摩耗して隙間
が生じ、給水栓を全閉しても水が止まらなくなったりす
る。
【0005】また、上記第2従来例では、上記パッキン
(47)は回転しながら弁座(49)に押し付けられるためにそ
のパッキン(47)が摩耗する。このため、長期間の使用に
よって上記パッキン(47)と上記弁座(49)との間に隙間が
生じ、給水栓を全閉しても水が止まらなくなる。
(47)は回転しながら弁座(49)に押し付けられるためにそ
のパッキン(47)が摩耗する。このため、長期間の使用に
よって上記パッキン(47)と上記弁座(49)との間に隙間が
生じ、給水栓を全閉しても水が止まらなくなる。
【0006】本発明は、長期間使用しても水を確実に止
めることができる給水タンク用の給水栓を提供すること
を目的とする。
めることができる給水タンク用の給水栓を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、例えば図1から図4に示すように、次
のように構成したものである。携帯可能な給水タンク
(2)の給水口(3)に接続され、ハンドル(8)が回転操作
されることによって給水タンク(2)からの水流を開閉す
る給水タンク用の給水栓であって、給水栓本体(6)の水
入口(11)を給水タンク(2)の給水口(3)に着脱自在に接
続する接続部(7)を給水栓(1)に設けるとともに、給水
栓本体(6)の水入口(11)側から水出口(12)側へ延びる弁
作動部材(13)を給水栓本体(6)内に配置し、弁作動部材
(13)での給水栓本体(6)の水入口(11)側にその水入口(1
1)を開閉操作可能な弁体(15)を設けるとともに、給水栓
本体(6)内に給水栓本体(6)の水入口(11)側から水出口
(12)側へ延びるガイド部(18)を設けて、そのガイド部(1
8)に沿って弁作動部材(13)がスライド移動することによ
って弁体(15)が水入口(11)を開閉するように構成し、弁
作動部材(13)の移動方向に直交する方向に延びる嵌合部
(22)を弁作動部材(13)に設けるとともに、ハンドル(8)
の回転軸(21)の偏心位置に偏心ピン(23)を設け、弁作動
部材(13)の嵌合部(22)に偏心ピン(23)を嵌合させること
によって、偏心ピン(23)がハンドル(8)の回転に応じて
嵌合部(22)内を摺動しながら嵌合部(22)を弁作動部材(1
3)の移動方向に押動するように構成したしたものであ
る。
達成するために、例えば図1から図4に示すように、次
のように構成したものである。携帯可能な給水タンク
(2)の給水口(3)に接続され、ハンドル(8)が回転操作
されることによって給水タンク(2)からの水流を開閉す
る給水タンク用の給水栓であって、給水栓本体(6)の水
入口(11)を給水タンク(2)の給水口(3)に着脱自在に接
続する接続部(7)を給水栓(1)に設けるとともに、給水
栓本体(6)の水入口(11)側から水出口(12)側へ延びる弁
作動部材(13)を給水栓本体(6)内に配置し、弁作動部材
(13)での給水栓本体(6)の水入口(11)側にその水入口(1
1)を開閉操作可能な弁体(15)を設けるとともに、給水栓
本体(6)内に給水栓本体(6)の水入口(11)側から水出口
(12)側へ延びるガイド部(18)を設けて、そのガイド部(1
8)に沿って弁作動部材(13)がスライド移動することによ
って弁体(15)が水入口(11)を開閉するように構成し、弁
作動部材(13)の移動方向に直交する方向に延びる嵌合部
(22)を弁作動部材(13)に設けるとともに、ハンドル(8)
の回転軸(21)の偏心位置に偏心ピン(23)を設け、弁作動
部材(13)の嵌合部(22)に偏心ピン(23)を嵌合させること
によって、偏心ピン(23)がハンドル(8)の回転に応じて
嵌合部(22)内を摺動しながら嵌合部(22)を弁作動部材(1
3)の移動方向に押動するように構成したしたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明は、例えば図1から図8に示すように、
次のように作用する。給水栓(1)の接続部(7)によって
給水栓本体(6)の水入口(11)が給水タンク(2)の給水口
(3)に着脱自在に接続される[図1の状態]。この際、給
水栓(1)の弁作動部材(13)の弁体(15)によって上記給水
栓(1)の水入口(11)は閉じられてある。
次のように作用する。給水栓(1)の接続部(7)によって
給水栓本体(6)の水入口(11)が給水タンク(2)の給水口
(3)に着脱自在に接続される[図1の状態]。この際、給
水栓(1)の弁作動部材(13)の弁体(15)によって上記給水
栓(1)の水入口(11)は閉じられてある。
【0009】そして、上記給水タンク(2)内の水を使用
する際には、給水栓(1)のハンドル(8)を回転させる。
すると、上記ハンドル(8)の回転軸(21)の偏心ピン(23)
が上記回転軸(21)の軸心を中心に円運動して、上記偏心
ピン(23)が弁作動部材(13)の嵌合部(22)内を摺動しなが
ら上記嵌合部(22)を押動し、上記弁作動部材(13)をガイ
ド部(18)に沿って図1中の左方向にスライド移動させ
る。
する際には、給水栓(1)のハンドル(8)を回転させる。
すると、上記ハンドル(8)の回転軸(21)の偏心ピン(23)
が上記回転軸(21)の軸心を中心に円運動して、上記偏心
ピン(23)が弁作動部材(13)の嵌合部(22)内を摺動しなが
ら上記嵌合部(22)を押動し、上記弁作動部材(13)をガイ
ド部(18)に沿って図1中の左方向にスライド移動させ
る。
【0010】これによって、上記弁作動部材(13)の弁体
(15)が上記給水栓(1)の水入口(11)から離れて上記給水
栓(1)の水入口(11)が開かれ[図8の状態]、上記給水タ
ンク(2)内の水が上記給水栓本体(6)の水路(10)を通っ
て上記給水栓(1)の水出口(12)から流出する。
(15)が上記給水栓(1)の水入口(11)から離れて上記給水
栓(1)の水入口(11)が開かれ[図8の状態]、上記給水タ
ンク(2)内の水が上記給水栓本体(6)の水路(10)を通っ
て上記給水栓(1)の水出口(12)から流出する。
【0011】一方、上記図8の状態から上記ハンドル
(8)を回転させて上記弁作動部材(13)をガイド部(18)に
沿って図1中の右方向にスライド移動させると、上記弁
作動部材(13)の弁体(15)が上記給水栓(1)の水入口(11)
に密着して上記給水栓(1)の水入口(11)が閉じられる
[図1の状態]。
(8)を回転させて上記弁作動部材(13)をガイド部(18)に
沿って図1中の右方向にスライド移動させると、上記弁
作動部材(13)の弁体(15)が上記給水栓(1)の水入口(11)
に密着して上記給水栓(1)の水入口(11)が閉じられる
[図1の状態]。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。弁作動部材がスライド移
動することによって弁作動部材の弁体が給水栓の水入口
に対して接離して上記水入口を開閉するので、従来のよ
うに弁作動部材の弁体が上記水入口に対して回転しなが
ら接触したり、上記弁体が上記水入口に対して摺動しな
がら上記水入口を開閉することがない。従って、上記弁
体の摩耗を低減できる。
ることから次の効果を奏する。弁作動部材がスライド移
動することによって弁作動部材の弁体が給水栓の水入口
に対して接離して上記水入口を開閉するので、従来のよ
うに弁作動部材の弁体が上記水入口に対して回転しなが
ら接触したり、上記弁体が上記水入口に対して摺動しな
がら上記水入口を開閉することがない。従って、上記弁
体の摩耗を低減できる。
【0013】しかも、上記弁作動部材はガイド部に沿っ
てスライド移動するので、上記弁体がほとんどぶれるこ
となく水入口に接触できて、上記弁体の摩耗をより低減
できる。これによって、上記弁体の摩耗がほとんどな
く、長期間使用しても水を確実に止めることができて給
水栓の長寿命化を図ることができる。
てスライド移動するので、上記弁体がほとんどぶれるこ
となく水入口に接触できて、上記弁体の摩耗をより低減
できる。これによって、上記弁体の摩耗がほとんどな
く、長期間使用しても水を確実に止めることができて給
水栓の長寿命化を図ることができる。
【0014】また、給水栓は給水タンクの給水口に対し
て着脱自在に接続されるので、給水タンクの運搬や保管
の際に給水栓を給水タンクから取り外すことができる。
て着脱自在に接続されるので、給水タンクの運搬や保管
の際に給水栓を給水タンクから取り外すことができる。
【0015】給水栓の接続部を給水タンクの大給水口の
大キャップ内側の給水栓収容部に取り付け可能にする
と、給水タンクの運搬や保管の際のような上記給水栓を
使用しない場合に、給水栓を大キャップ内側に取り付け
た状態で大キャップを給水タンクの大給水口に取り付け
て給水栓を給水タンク内に収容することができて、給水
栓の保管を容易にすることができる。
大キャップ内側の給水栓収容部に取り付け可能にする
と、給水タンクの運搬や保管の際のような上記給水栓を
使用しない場合に、給水栓を大キャップ内側に取り付け
た状態で大キャップを給水タンクの大給水口に取り付け
て給水栓を給水タンク内に収容することができて、給水
栓の保管を容易にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて図1から図8までを用いて説明する。図1は本発明
にかかる給水タンク用の給水栓の縦断面図、図2は上記
給水栓とその給水栓が取り付けられる給水タンクを示す
斜視図である。図3は図1のIII−III折れ線矢視断面
図、図4は図3のA矢視図、図5は図1のV−V線矢視
断面図、図6は図1のB矢視図である。図7は上記給水
栓を給水タンクの大キャップに取り付けた状態を示す部
分断面図、図8は上記給水栓の開弁状態を示す図1に相
当する図である。
いて図1から図8までを用いて説明する。図1は本発明
にかかる給水タンク用の給水栓の縦断面図、図2は上記
給水栓とその給水栓が取り付けられる給水タンクを示す
斜視図である。図3は図1のIII−III折れ線矢視断面
図、図4は図3のA矢視図、図5は図1のV−V線矢視
断面図、図6は図1のB矢視図である。図7は上記給水
栓を給水タンクの大キャップに取り付けた状態を示す部
分断面図、図8は上記給水栓の開弁状態を示す図1に相
当する図である。
【0017】上記給水栓(1)は、図2に示すように、給
水タンク(2)の大小2つの給水口(3)(4)のうち、小給
水口(3)に対して着脱自在に接続されるものであり、給
水栓本体(6)と接続部(7)とハンドル(8)とを有してい
る。
水タンク(2)の大小2つの給水口(3)(4)のうち、小給
水口(3)に対して着脱自在に接続されるものであり、給
水栓本体(6)と接続部(7)とハンドル(8)とを有してい
る。
【0018】そして、上記給水栓(1)は、上記ハンドル
(8)の回転操作に応じて上記給水タンク(2)からの水流
を開閉するようになっている。上記給水タンク(2)は、
ポリエチレンなどの合成樹脂などによって形成されてお
り、取っ手(5)を持つことによって携帯できるようにな
っている。また、上記大給水口(4)には空気穴[図示せ
ず]が設けられており、その空気穴には着脱自在の栓[図
示せず]を取り付けてある。
(8)の回転操作に応じて上記給水タンク(2)からの水流
を開閉するようになっている。上記給水タンク(2)は、
ポリエチレンなどの合成樹脂などによって形成されてお
り、取っ手(5)を持つことによって携帯できるようにな
っている。また、上記大給水口(4)には空気穴[図示せ
ず]が設けられており、その空気穴には着脱自在の栓[図
示せず]を取り付けてある。
【0019】次に、上記給水栓(1)の詳細な構成につい
て説明する。図1に示すように、上記給水栓(1)の給水
栓本体(6)内には水路(10)が形成される。その水路(10)
の一端部[図1中では左側]には上記接続部(7)によって
上記給水タンク(2)の小給水口(3)に接続される水入口
(11)を形成してある。
て説明する。図1に示すように、上記給水栓(1)の給水
栓本体(6)内には水路(10)が形成される。その水路(10)
の一端部[図1中では左側]には上記接続部(7)によって
上記給水タンク(2)の小給水口(3)に接続される水入口
(11)を形成してある。
【0020】即ち、上記接続部(7)は、上記給水栓本体
(6)の後端部(16)を挿通した状態でその後端部(16)の後
縁[図1中では左端]を係止する開口部(9)を有するとと
もに、その接続部(7)の内周面に雌ネジ(7a)が形成され
て上記給水タンク(2)の小給水口(3)の外周面に形成さ
れた雄ネジ(3a)に螺合可能になっている。そして、上記
接続部(7)を上記小給水口(3)に締め込むことによって
上記給水栓(1)が上記小給水口(3)に取り付けられて上
記小給水口(3)と上記給水栓(1)の水入口(11)とが接続
される。
(6)の後端部(16)を挿通した状態でその後端部(16)の後
縁[図1中では左端]を係止する開口部(9)を有するとと
もに、その接続部(7)の内周面に雌ネジ(7a)が形成され
て上記給水タンク(2)の小給水口(3)の外周面に形成さ
れた雄ネジ(3a)に螺合可能になっている。そして、上記
接続部(7)を上記小給水口(3)に締め込むことによって
上記給水栓(1)が上記小給水口(3)に取り付けられて上
記小給水口(3)と上記給水栓(1)の水入口(11)とが接続
される。
【0021】なお、上記水路(10)の他端側[図1中では
右側]は下方に屈曲してあり、その下端に水出口(12)を
形成してある。一方、上記給水栓本体(6)内の水路(10)
には水平移動可能な弁作動部材(13)を配置してあり、そ
の弁作動部材(13)は水平方向[図1中では左右方向]へ延
びる長板状の摺動部(14)と、その摺動部(14)での上記水
入口(11)側の端部に設けた円盤状の弁体(15)とによって
構成される。
右側]は下方に屈曲してあり、その下端に水出口(12)を
形成してある。一方、上記給水栓本体(6)内の水路(10)
には水平移動可能な弁作動部材(13)を配置してあり、そ
の弁作動部材(13)は水平方向[図1中では左右方向]へ延
びる長板状の摺動部(14)と、その摺動部(14)での上記水
入口(11)側の端部に設けた円盤状の弁体(15)とによって
構成される。
【0022】また、上記水路(10)内の両側部には水平方
向[図1中では左右方向]へ延びる一対のガイド部(18)を
設けてあり、そのガイド部(18)上に上記摺動部(14)の両
側部がそれぞれ載っている[図4の二点鎖線図参照]。こ
のガイド部(18)によって上記弁作動部材(13)の水平移動
がガイドされる。
向[図1中では左右方向]へ延びる一対のガイド部(18)を
設けてあり、そのガイド部(18)上に上記摺動部(14)の両
側部がそれぞれ載っている[図4の二点鎖線図参照]。こ
のガイド部(18)によって上記弁作動部材(13)の水平移動
がガイドされる。
【0023】上記弁体(15)は上記後端部(16)内の弁室(1
7)内に配置される。上記弁体(15)の径は上記水入口(11)
より大きく形成してあり、それに応じて上記弁室(17)の
径を上記弁体(15)より大きく形成してある。
7)内に配置される。上記弁体(15)の径は上記水入口(11)
より大きく形成してあり、それに応じて上記弁室(17)の
径を上記弁体(15)より大きく形成してある。
【0024】また、上記摺動部(14)には上記ハンドル
(8)の回転軸(21)の下方位置に嵌合部(22)を設けてあ
る。その嵌合部(22)は、図3に示すように、上記弁作動
部材(13)の移動方向(C)[図3中では左右方向]と直交す
る方向[図3中では上下方向]に延びるように設けられ
る。
(8)の回転軸(21)の下方位置に嵌合部(22)を設けてあ
る。その嵌合部(22)は、図3に示すように、上記弁作動
部材(13)の移動方向(C)[図3中では左右方向]と直交す
る方向[図3中では上下方向]に延びるように設けられ
る。
【0025】一方、上記ハンドル(8)の回転軸(21)の偏
心位置には、図1に示すように、偏心ピン(23)を下方に
向けて延設してあり、その偏心ピン(23)を上記嵌合部(2
2)に嵌合させてある。そして、上記ハンドル(8)を回転
させて上記偏心ピン(23)を上記回転軸(21)の軸心を中心
に円運動させることによって、上記偏心ピン(23)が上記
嵌合部(22)内を摺動しながら上記嵌合部(22)の内面を前
後方向[図3中では左右方向]に押圧して上記弁作動部材
(13)を前後方向に移動させる。
心位置には、図1に示すように、偏心ピン(23)を下方に
向けて延設してあり、その偏心ピン(23)を上記嵌合部(2
2)に嵌合させてある。そして、上記ハンドル(8)を回転
させて上記偏心ピン(23)を上記回転軸(21)の軸心を中心
に円運動させることによって、上記偏心ピン(23)が上記
嵌合部(22)内を摺動しながら上記嵌合部(22)の内面を前
後方向[図3中では左右方向]に押圧して上記弁作動部材
(13)を前後方向に移動させる。
【0026】なお、上記摺動部(14)の後部には、図3の
矢印A方向から見て上側にほぼ半円状に隆起する隆起部
(25)を形成してあり[図4参照]、その隆起部(25)から下
方へ大小4枚のリブ(26)を垂設してある。そのリブ(26)
によって上記弁体(15)と上記摺動部(14)との接続箇所が
補強される。
矢印A方向から見て上側にほぼ半円状に隆起する隆起部
(25)を形成してあり[図4参照]、その隆起部(25)から下
方へ大小4枚のリブ(26)を垂設してある。そのリブ(26)
によって上記弁体(15)と上記摺動部(14)との接続箇所が
補強される。
【0027】上記ハンドル(8)の回転軸(21)の周面に
は、図5に示すように、2つのストッパー(28)(29)を設
けてあり、それらのストッパー(28)(29)が上記給水栓本
体(6)のハンドル挿通部(31)の上端部に立設された係止
部(32)の側面(32a)に当接することによって上記ハンド
ル(8)の回転範囲を限定している。
は、図5に示すように、2つのストッパー(28)(29)を設
けてあり、それらのストッパー(28)(29)が上記給水栓本
体(6)のハンドル挿通部(31)の上端部に立設された係止
部(32)の側面(32a)に当接することによって上記ハンド
ル(8)の回転範囲を限定している。
【0028】また、上記ハンドル挿通部(31)の内周面に
は溝(33)が周設されており、上記ハンドル(8)の回転軸
(21)に周設された凸部(34)が嵌合することによって上記
ハンドル(8)の上記ハンドル挿通部(31)からの抜け落ち
を防いでいる。上記給水栓本体(6)の水路(10)内での上
記水出口(12)側には、図1の矢印B方向から見てほぼU
字状のリブ(36)を設けてある[図6参照]。また、図1
中、符号19と符号20とはパッキンを示している。
は溝(33)が周設されており、上記ハンドル(8)の回転軸
(21)に周設された凸部(34)が嵌合することによって上記
ハンドル(8)の上記ハンドル挿通部(31)からの抜け落ち
を防いでいる。上記給水栓本体(6)の水路(10)内での上
記水出口(12)側には、図1の矢印B方向から見てほぼU
字状のリブ(36)を設けてある[図6参照]。また、図1
中、符号19と符号20とはパッキンを示している。
【0029】一方、上記給水タンク(2)の大給水口(4)
に螺着する大キャップ(37)[図2参照]の内側には、図7
に示すように、給水栓収容部(38)を設けてある。そし
て、その給水栓収容部(38)の雄ネジ(38a)に上記給水栓
(1)の接続部(7)の雌ネジ(7a)を螺着させることによっ
て上記給水栓(1)を上記大キャップ(37)に固定可能にし
ている。
に螺着する大キャップ(37)[図2参照]の内側には、図7
に示すように、給水栓収容部(38)を設けてある。そし
て、その給水栓収容部(38)の雄ネジ(38a)に上記給水栓
(1)の接続部(7)の雌ネジ(7a)を螺着させることによっ
て上記給水栓(1)を上記大キャップ(37)に固定可能にし
ている。
【0030】つまり、上記給水タンク(2)の運搬や保管
の際のような上記給水栓(1)を使用しない場合には、上
記給水栓(1)を上記給水タンク(2)の小給水口(3)から
取り外したのちに上記給水栓収容部(38)に取り付ける。
これによって、上記大キャップ(37)を上記給水タンク
(2)の大給水口(4)に螺着させて上記給水栓(1)を上記
給水タンク(2)内に収容することができる。
の際のような上記給水栓(1)を使用しない場合には、上
記給水栓(1)を上記給水タンク(2)の小給水口(3)から
取り外したのちに上記給水栓収容部(38)に取り付ける。
これによって、上記大キャップ(37)を上記給水タンク
(2)の大給水口(4)に螺着させて上記給水栓(1)を上記
給水タンク(2)内に収容することができる。
【0031】なお、上記給水栓(1)を上記給水タンク
(2)の小給水口(3)から取り外した場合には、上記小給
水口(3)を小キャップ[図示せず]に螺着して蓋するよう
になっている。その小キャップは、上記給水栓(1)を上
記小給水口(3)に取り付けているときには、上記大キャ
ップ(37)の給水栓収容部(38)に螺着させて保管するよう
になっている。
(2)の小給水口(3)から取り外した場合には、上記小給
水口(3)を小キャップ[図示せず]に螺着して蓋するよう
になっている。その小キャップは、上記給水栓(1)を上
記小給水口(3)に取り付けているときには、上記大キャ
ップ(37)の給水栓収容部(38)に螺着させて保管するよう
になっている。
【0032】次に、上記給水栓(1)の使用方法について
説明する。まず、上記給水タンク(2)内を水で満たした
のち、上記給水タンク(2)の大給水口(4)と小給水口
(3)とを大キャップ(37)と小キャップとによってそれぞ
れ蓋する。なお、上記大キャップ(37)の内側の給水栓収
容部(38)には給水栓(1)を取り付けてある。
説明する。まず、上記給水タンク(2)内を水で満たした
のち、上記給水タンク(2)の大給水口(4)と小給水口
(3)とを大キャップ(37)と小キャップとによってそれぞ
れ蓋する。なお、上記大キャップ(37)の内側の給水栓収
容部(38)には給水栓(1)を取り付けてある。
【0033】そして、上記給水タンク(2)の取っ手(5)
を持って給水タンク(2)を、例えば屋外まで携帯して上
記給水口(3)(4)が上面となる状態で置く。この状態で
上記給水口(3)(4)から大キャップ(37)と小キャップと
を取り外し、大キャップ(37)の給水栓収容部(38)から給
水栓(1)を取り外す。
を持って給水タンク(2)を、例えば屋外まで携帯して上
記給水口(3)(4)が上面となる状態で置く。この状態で
上記給水口(3)(4)から大キャップ(37)と小キャップと
を取り外し、大キャップ(37)の給水栓収容部(38)から給
水栓(1)を取り外す。
【0034】続いて、上記給水栓(1)の接続部(7)を上
記小給水口(3)に締め込んで上記給水栓(1)を上記小給
水口(3)に取り付ける[図1の状態]。これによって、上
記給水栓本体(6)の水入口(11)が上記小給水口(3)に接
続される。なお、図1に示すように上記弁体(15)によっ
て上記水入口(11)は閉じてある。一方、大キャップ(37)
は給水栓収容部(38)に上記小キャップを取り付けた状態
で大給水口(4)に締め込まれる。
記小給水口(3)に締め込んで上記給水栓(1)を上記小給
水口(3)に取り付ける[図1の状態]。これによって、上
記給水栓本体(6)の水入口(11)が上記小給水口(3)に接
続される。なお、図1に示すように上記弁体(15)によっ
て上記水入口(11)は閉じてある。一方、大キャップ(37)
は給水栓収容部(38)に上記小キャップを取り付けた状態
で大給水口(4)に締め込まれる。
【0035】この後、大給水口(4)が上側になるととも
に、小給水口(3)が下側になるように上記給水タンク
(2)を立てた状態にする[図2の状態]。この状態で上記
給水栓(1)のハンドル(8)を回転させると、上記ハンド
ル(8)の回転軸(21)の偏心ピン(23)が弁作動部材(13)の
嵌合部(22)内を摺動しながら上記嵌合部(22)の内面を押
圧して、上記弁作動部材(13)をガイド部(18)に沿って図
1中の左方向にスライド移動させる[図3の二点鎖線図
参照]。これによって、上記給水栓(1)の水入口(11)が
開かれて[図8の状態]、上記給水タンク(2)内の水が上
記給水栓本体(6)の水路(10)を通って上記水出口(12)か
ら流出する。
に、小給水口(3)が下側になるように上記給水タンク
(2)を立てた状態にする[図2の状態]。この状態で上記
給水栓(1)のハンドル(8)を回転させると、上記ハンド
ル(8)の回転軸(21)の偏心ピン(23)が弁作動部材(13)の
嵌合部(22)内を摺動しながら上記嵌合部(22)の内面を押
圧して、上記弁作動部材(13)をガイド部(18)に沿って図
1中の左方向にスライド移動させる[図3の二点鎖線図
参照]。これによって、上記給水栓(1)の水入口(11)が
開かれて[図8の状態]、上記給水タンク(2)内の水が上
記給水栓本体(6)の水路(10)を通って上記水出口(12)か
ら流出する。
【0036】一方、上記図8の状態から上記ハンドル
(8)を回転させて上記弁作動部材(13)をガイド部(18)に
沿って図1中の右方向にスライド移動させると、上記弁
作動部材(13)の弁体(15)が上記給水栓(1)の水入口(11)
に密着して上記給水栓(1)の水入口(11)が閉じられる
[図1の状態]。
(8)を回転させて上記弁作動部材(13)をガイド部(18)に
沿って図1中の右方向にスライド移動させると、上記弁
作動部材(13)の弁体(15)が上記給水栓(1)の水入口(11)
に密着して上記給水栓(1)の水入口(11)が閉じられる
[図1の状態]。
【0037】このように、弁作動部材(13)がスライド移
動することによって上記弁作動部材(13)の弁体(15)が給
水栓(1)の水入口(11)に対して接離して上記水入口(11)
を開閉するので、従来のように上記弁体(15)が上記水入
口(11)に対して回転しながら接触したり、上記弁体(15)
が上記水入口(11)に対して摺動しながら上記水入口(11)
を開閉することがない。従って、上記弁体(15)の摩耗を
低減できる。
動することによって上記弁作動部材(13)の弁体(15)が給
水栓(1)の水入口(11)に対して接離して上記水入口(11)
を開閉するので、従来のように上記弁体(15)が上記水入
口(11)に対して回転しながら接触したり、上記弁体(15)
が上記水入口(11)に対して摺動しながら上記水入口(11)
を開閉することがない。従って、上記弁体(15)の摩耗を
低減できる。
【0038】しかも、上記弁作動部材(13)はガイド部(1
8)に沿ってスライド移動するので、上記弁体(15)がほと
んどぶれることなく上記水入口(11)に接触できて、上記
弁体(15)の摩耗をより低減できる。これによって、上記
弁体(15)の摩耗がほとんどなく、長期間使用しても水を
確実に止めることができて給水栓(1)の長寿命化を図る
ことができる。
8)に沿ってスライド移動するので、上記弁体(15)がほと
んどぶれることなく上記水入口(11)に接触できて、上記
弁体(15)の摩耗をより低減できる。これによって、上記
弁体(15)の摩耗がほとんどなく、長期間使用しても水を
確実に止めることができて給水栓(1)の長寿命化を図る
ことができる。
【0039】また、上記給水栓(1)は上記給水タンク
(2)の小給水口(3)に対して着脱自在に接続されるの
で、上記給水タンク(2)の運搬や保管の際には給水栓
(1)を給水タンク(2)から取り外すことができる。従っ
て、給水栓(1)が上記給水タンク(2)の運搬や保管の際
に邪魔にならない。
(2)の小給水口(3)に対して着脱自在に接続されるの
で、上記給水タンク(2)の運搬や保管の際には給水栓
(1)を給水タンク(2)から取り外すことができる。従っ
て、給水栓(1)が上記給水タンク(2)の運搬や保管の際
に邪魔にならない。
【0040】さらに、ハンドル(8)は、その回転軸(21)
の偏心ピン(23)と、弁作動部材(13)の移動方向の直交方
向に延びる嵌合部(22)とを介して弁体(15)へ連結される
ので、開弁した状態でも給水タンク(2)の水圧によって
弁体(15)が動きにくく、従って給水タンク(2)の水圧に
よっては弁体(15)による上記水入口(11)の開度が変化し
ない。
の偏心ピン(23)と、弁作動部材(13)の移動方向の直交方
向に延びる嵌合部(22)とを介して弁体(15)へ連結される
ので、開弁した状態でも給水タンク(2)の水圧によって
弁体(15)が動きにくく、従って給水タンク(2)の水圧に
よっては弁体(15)による上記水入口(11)の開度が変化し
ない。
【0041】しかも、上記弁体(15)によって上記水入口
(11)を閉じたときには、給水タンク(2)の水圧によって
弁体(15)を閉じる方向に圧力が加わるため、上記弁体(1
5)と上記水入口(11)との間から水漏れすることがない。
(11)を閉じたときには、給水タンク(2)の水圧によって
弁体(15)を閉じる方向に圧力が加わるため、上記弁体(1
5)と上記水入口(11)との間から水漏れすることがない。
【0042】また、上記弁体(15)と上記水入口(11)とは
平面で接触するため、上記弁体(15)と上記水入口(11)と
の間のパッキンを簡単な形状にでき、従ってパッキンを
安価に構成できるうえ、形状が簡単な分だけパッキンの
経時変化が小さい。さらに、上記弁作動部材(13)や上記
ハンドル(8)の構造は比較的簡単なため、上記弁作動部
材(13)や上記ハンドル(8)を安価に製造できる。
平面で接触するため、上記弁体(15)と上記水入口(11)と
の間のパッキンを簡単な形状にでき、従ってパッキンを
安価に構成できるうえ、形状が簡単な分だけパッキンの
経時変化が小さい。さらに、上記弁作動部材(13)や上記
ハンドル(8)の構造は比較的簡単なため、上記弁作動部
材(13)や上記ハンドル(8)を安価に製造できる。
【0043】なお、上記説明では、弁作動部材(13)の嵌
合部(22)を上記弁作動部材(13)の摺動部(14)上に突出す
るように設けたが、上記嵌合部(22)を上記弁作動部材(1
3)の移動方向(C)と直交する方向に延びる長孔で構成し
てもよい。
合部(22)を上記弁作動部材(13)の摺動部(14)上に突出す
るように設けたが、上記嵌合部(22)を上記弁作動部材(1
3)の移動方向(C)と直交する方向に延びる長孔で構成し
てもよい。
【0044】また、給水タンク(2)の小給水口(3)を市
販されているポリタンクの給水口と同一形状に構成する
とともに、上記給水栓(1)の接続部(7)を上記市販のポ
リタンクの給水口に螺着可能に構成することによって、
上記給水栓(1)を上記市販のポリタンクの給水口に取り
付けて使用することも可能になる。
販されているポリタンクの給水口と同一形状に構成する
とともに、上記給水栓(1)の接続部(7)を上記市販のポ
リタンクの給水口に螺着可能に構成することによって、
上記給水栓(1)を上記市販のポリタンクの給水口に取り
付けて使用することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる給水タンク用の
給水栓の縦断面図である。
給水栓の縦断面図である。
【図2】上記給水栓とその給水栓が取り付けられる給水
タンクを示す斜視図である。
タンクを示す斜視図である。
【図3】図1のIII−III折れ線矢視断面図である。
【図4】図3のA矢視図である。
【図5】図1のV−V線矢視断面図である。
【図6】図1のB矢視図である。
【図7】上記給水栓を給水タンクの大キャップに取り付
けた状態を示す部分断面図である。
けた状態を示す部分断面図である。
【図8】上記給水栓の開弁状態を示す図1に相当する図
である。
である。
【図9】給水タンク用の給水栓の第1従来例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図10】給水タンク用の給水栓の第2従来例を示す縦
断面図である。
断面図である。
1…給水栓、2…給水タンク、3…給水タンクの小給水
口、6…給水栓本体、7…給水栓の接続部、8…給水栓
のハンドル、11…給水栓本体の水入口、12…給水栓本体
の水出口、13…弁作動部材、15…弁作動部材の弁体、18
…ガイド部、21…ハンドルの回転軸、22…弁作動部材の
嵌合部、23…ハンドルの偏心ピン。
口、6…給水栓本体、7…給水栓の接続部、8…給水栓
のハンドル、11…給水栓本体の水入口、12…給水栓本体
の水出口、13…弁作動部材、15…弁作動部材の弁体、18
…ガイド部、21…ハンドルの回転軸、22…弁作動部材の
嵌合部、23…ハンドルの偏心ピン。
Claims (2)
- 【請求項1】 携帯可能な給水タンク(2)の給水口(3)
に接続され、ハンドル(8)が回転操作されることによっ
て上記給水タンク(2)からの水流を開閉する給水タンク
用の給水栓であって、 給水栓本体(6)の水入口(11)を上記給水タンク(2)の給
水口(3)に着脱自在に接続する接続部(7)を上記給水栓
(1)に設けるとともに、上記給水栓本体(6)の水入口(1
1)側から水出口(12)側へ延びる弁作動部材(13)を上記給
水栓本体(6)内に配置し、 上記弁作動部材(13)での上記給水栓本体(6)の水入口(1
1)側にその水入口(11)を開閉操作可能な弁体(15)を設け
るとともに、上記給水栓本体(6)内に上記給水栓本体
(6)の水入口(11)側から水出口(12)側へ延びるガイド部
(18)を設けて、そのガイド部(18)に沿って上記弁作動部
材(13)がスライド移動することによって上記弁体(15)が
上記水入口(11)を開閉するように構成し、 上記弁作動部材(13)の移動方向に直交する方向に延びる
嵌合部(22)を上記弁作動部材(13)に設けるとともに、上
記ハンドル(8)の回転軸(21)の偏心位置に偏心ピン(23)
を設け、 上記弁作動部材(13)の嵌合部(22)に上記偏心ピン(23)を
嵌合させることによって、上記偏心ピン(23)が上記ハン
ドル(8)の回転に応じて上記嵌合部(22)内を摺動しなが
ら上記嵌合部(22)を上記弁作動部材(13)の移動方向に押
動するように構成した、 ことを特徴とする給水タンク用の給水栓。 - 【請求項2】 請求項1に記載の給水タンク用の給水栓
において、 前記給水タンク(2)は大小2つの給水口(3)(4)を有
し、 前記給水栓(1)の接続部(7)は、上記小給水口(3)に着
脱自在に接続されるとともに、上記大給水口(4)を蓋す
る大キャップ(37)の内側に設けた給水栓収容部(38)に着
脱自在に取り付け可能に構成してある、 ことを特徴とする給水タンク用の給水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33004095A JP2967399B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 給水タンク用の給水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33004095A JP2967399B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 給水タンク用の給水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09169343A JPH09169343A (ja) | 1997-06-30 |
JP2967399B2 true JP2967399B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=18228106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33004095A Expired - Fee Related JP2967399B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 給水タンク用の給水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2967399B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4238670B2 (ja) * | 2003-08-19 | 2009-03-18 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫の給水装置、冷蔵庫 |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP33004095A patent/JP2967399B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09169343A (ja) | 1997-06-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |