JP3370287B2 - シングルレバー式水栓 - Google Patents

シングルレバー式水栓

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JP3370287B2
JP3370287B2 JP02897099A JP2897099A JP3370287B2 JP 3370287 B2 JP3370287 B2 JP 3370287B2 JP 02897099 A JP02897099 A JP 02897099A JP 2897099 A JP2897099 A JP 2897099A JP 3370287 B2 JP3370287 B2 JP 3370287B2
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明 西岡
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株式会社三栄水栓製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作レバーを上下
方向に回動することにより吐水する新規なシングルレバ
ー式水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水道水等を吐水する水栓として
は、回転式操作ハンドルによる自在水栓が一般的であ
り、例えば図5に示すような構成になっている。同図に
おいて、1aは青銅鋳物からなる蛇口本体であり、後側
に設けられた前後方向の給水部2と,中央部の上面に設
けられた上下方向の取付部3と,前側に下方に湾曲して
設けられた吐水部4とから構成され、前記給水部2に給
水路5が形成され、前記取付部3の取付口6から前記吐
水部4の吐水口7にかけて吐水路8が形成され、給水路
5と吐水路8とを仕切った隔壁9に形成された連通孔1
0により、給水路5および吐水路8が連通している。
【0003】11は取付部3の吐水路8内に挿通される
上下方向の栓棒であり、上部が取付口6から上方に突出
する。12,13は栓棒11の上側および下側に形成さ
れた螺孔および挿通孔であり、挿通孔13に棒体13a
が上下動自在に設けられ、この棒体13aに円板状の台
座14が固着され、台座14の下面に合成ゴムからなる
パッキン15が設けられ、止水時,前記連通孔10の周
縁部に突設された環状の弁座16に圧接する。17は栓
棒11に形成されたねじ部であり、取付部3の内面に螺
合して吐水路8を閉塞する。
【0004】18は栓棒11の上部が挿通される押さえ
金具であり、内部に三角パッキン19が設けられ、この
パッキン19が受板20により押さえ金具18内に支持
されている。21は操作ハンドルであり、ねじ22によ
り栓棒11の上端部に固定され、押さえ金具18が蛇口
本体1aの取付部3に螺合し、栓棒11,パッキン1
5,押さえ金具18,操作ハンドル21からなる自在水
栓本体1bが蛇口本体1aに取り付けられる。
【0005】そして、操作ハンドル21を左回転して緩
めると、栓棒11が上方に移動し、パッキン15が水圧
により押し上げられて弁座16から離脱し、蛇口本体1
aの給水路5から連通孔10を介して吐水路8に水が流
れ、吐水路8の吐水口7から吐水される。また、前記操
作ハンドル21を回動操作することによって吐水流量を
適宜調節することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記自在水栓の
場合、操作ハンドル21の回動操作により流量調節を行
っているため、操作が煩雑であるとともに、操作ハンド
ル21の回動操作を繰り返すことによりパッキン15が
劣化するという問題がある。
【0007】しかも、パッキン15が劣化すると、操作
ハンドル21を締めつけても、完全に止水することがで
きず、水漏れが生じ、止水する際、操作ハンドル21を
きつく締めつける必要があるという問題がある。
【0008】本発明は、前記の点に留意してなされたも
のであり、その目的は、簡単な操作で流量調節および止
水を行うことができ、無駄な吐水がなく、容易にパッキ
ンを交換できるシングルレバー式水栓を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、給水路および吐水路が形成された蛇口本
体に当該蛇口本体の取付部の取付口に螺合するナットを
介して着脱自在に装着され,その内部に,前記給水路に
連通する導水路と,前記吐水路に連通する排水 孔とを有
する連通部材を設けた水栓本体と、前記連通部材にパッ
キンを介して設けられ,前記導水路に連通した給水孔お
よび前記排水孔に連通した吐水孔が形成された固定ディ
スクと、当該固定ディスクの上面に移動自在に設けら
れ,前記固定ディスクとの接合面に凹部が形成された可
動ディスクと、前記固定ディスクおよび可動ディスクを
支持する支持部材と、下端部が連通部材の上端部に螺合
した状態で前記支持部材を収容する管体と、上下方向の
回動により前記可動ディスクを移動させる操作レバーと
を備え、前記操作レバーの回動により、前記可動ディス
クを、前記凹部が前記給水孔を閉塞する閉塞位置と、前
記凹部が,前記給水孔および前記吐水孔に跨がる開放位
置とに移動させるとともに、更に、前記ナットおよび連
通部材間に挟持され、前記連通部材における前記上端部
直下の外周面を覆う状態でスベリ部材を設け、このスベ
リ部材を介して前記連通部材、管体、支持部材および操
作レバーを前記蛇口本体に対して回動自在に構成したこ
とを特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、本発明はそれによって限定されるも
のではない。
【0013】図1〜図5は、本発明の一実施形態を示
す。
【0014】図1〜図5において、3は水栓本体であ
り、蛇口本体1aに連結される連結部23aと,連結部
23aの内部に装填された弁体部23bと,弁体部23
bを操作する操作部23cとから構成されている。
【0015】前記連結部23aについて説明する。24
は水栓本体23の内部に設けられた筒状の連通部材24
であり、蛇口本体1の給水路5に連通した導水路25を
有し、上端面の導水路25の周縁部に環状の突設体26
が形成され、上部の膨出部27に,前記導水路25と同
心円上に複数個の排水孔28が形成され、各排水孔28
が蛇口本体1の吐水路7に連通している。29は連通部
材24の下端部に嵌合された環状のパッキン、30は金
属または硬質合成樹脂からなるパッキン29のカバーで
あり、前記下端部に螺合してパッキン29の外面を覆
い、パッキン29の不必要な変形を防いで、水密を確実
化している。31は膨出部27の下部周面に形成された
係止体であり、係止体31の上面に,ナット32の上部
内面に形成された係合体33が係止し、ナット32の下
部内面が蛇口本体1の取付部3の上端部に螺合し、取付
部3と係止体31との間に設けられたOリング34が圧
接されている。35は連通部材24の突設体26の内側
に設けられた環状の小パッキンであり、この小パッキン
35の外側、すなわち連通部材24の膨出部27の外周
縁部に環状の大パッキン36が設けられている。37は
下端部が連通部材24の上端部に形成したネジNに螺合
した管体である。
【0016】前記弁体部23bについて説明する。38
は管体37内に装填された交換可能な合成樹脂製の支持
部材であり、この支持部材38の両側に垂下された支持
片39の下端部に係合片40が形成され、両支持片39
の下端に一体に半円弧状の支持杆41が切れ目100を
有する状態で形成され、支持部材38の上面に支持体4
2が突設され、この支持体42の上部にガイド孔43が
形成され、ガイド孔43の両側壁に突条体44〔図3
(A)参照〕が形成され、前記ガイド孔43に直交する
位置に貫通孔45が形成されている。46はセラミック
からなる円板状の固定ディスクであり、両パッキン3
5,36の上面に設けられ、中心部に連通部材24の導
水路25に連通した給水孔47が形成され、給水孔47
の下端開口47aが円形状で、上端開口47bが前記下
端開口47aより大径の楕円形状に形成され、給水孔4
7の側方に,膨出部27の排水孔28に連通した三日月
状の吐水孔48が形成され、固定ディスク46の周縁部
に形成された係合凹部46aに支持部材38の係合片4
0が係止し、固定ディスク46の下面の周縁部が支持部
材38の支持杆41に支持され、固定ディスク46が支
持部材38に固定されている。49は固定ディスク46
と同材質からなる可動ディスクであり、固定ディスク4
6に水密状態に摺動自在に上載され、下面の中央部に凹
部50が形成され、周縁部の対向した位置に2個の係止
凹部51が形成されている。52は合成樹脂材からなる
ガイドであり、両側に垂下された係止片53が可動ディ
スク49の両係止凹部51に係止し、ガイド52が可動
ディスク49の上面に載設されている。54はガイド5
2の上面に設けられた突設体であり、中央部に支持部5
5が設けられている。なお、支持部材38内に固定ディ
スク46、可動ディスク49およびガイド52が収容さ
れるが、切れ目100があることによって支持杆41,
41を拡張変形できることから、可動ディスク49およ
びガイド52に比べて幅広の固定ディスク46を容易に
収容できる。
【0017】前記操作部23cについて説明する。56
は管体38の上端部に螺合した環状の押さえ部材であ
り、支持部材38の肩部38aを押圧している。57は
金属材からなるレバーであり、下部が支持体42のガイ
ド孔43に遊挿されるとともに、レバー57の下端突子
57aが前記ガイド52の支持部55に嵌入され、ピン
58が支持体42の貫通孔45およびレバー57の軸孔
57bを貫通し、レバー57が支持され、レバー57の
軸支部分に一体に形成された部分円弧面57cに支持体
42の突条体44が摺接し、止水を司るように構成され
ている。59は合成樹脂材からなる操作レバーであり、
装着部59aと,装着部59aの端部から前方へ延設さ
れた把持部59bとからなり、装着部59aの内部に保
持部59cが形成され、この保持部59cにレバー57
の上部が嵌合され、装着部59aの透孔59dに挿通さ
れたねじ60が保持部59cの螺孔59eに螺合してレ
バー57の嵌合凹部57dに係止し、操作レバー59が
レバー57に固定され、操作レバー59を回動すること
によりレバー57を介して可動ディスク49が前後方向
に移動する。
【0018】つぎに操作レバー59の操作および弁体部
23bの動作について説明する。まず、図1の実線は止
水状態を示し、操作レバー59の把持部59bが下端に
位置し、図4(A)に示すように、可動ディスク49の
凹部50が固定ディスク46の給水孔47を閉塞してい
る。そして、この止水状態から操作レバー59を若干上
方に回動すると、図3(A)に示すように、レバー57
が直立状態になり、可動ディスク49の凹部50が固定
ディスク46の給水孔47および吐水孔48に跨がり、
吐水孔48が半開状態になり、凹部50を介して給水孔
47および吐水孔48が連通し、連通部材24の導水路
25,給水孔47,凹部50,吐水孔48および排水孔
28を通って少量の水が排水される。
【0019】つぎに前記操作レバー59をさらに上方に
回動すると、図4(B)に示すように、可動ディスク4
9の凹部50が若干移動し、吐水孔48が全開状態にな
り、多量の水が排水される。このように、操作レバー5
9の回動により、可動ディスク49の凹部50が移動
し、固定ディスク46の吐水孔48の開放面積が調整さ
れ、排水される水の流量を適宜調整することができる。
【0020】そして、前記水栓本体23を交換する場
合、図5に示すように、ナット32を緩めるだけで、水
栓本体23を蛇口本体1aから取り外すことができ、交
換用の水栓本体23の連通部材24のパッキン29を蛇
口本体1aの隔壁9の連通孔10の周縁部に当接し、前
記ナット32を蛇口本体1aの取付部3に螺合し、水栓
本体23を蛇口本体1aに取り付ける。したがって、従
来のように、押さえ金具18および栓棒11を蛇口本体
1aから取り外す必要がなく、容易に,かつ,短時間で
交換することができる。
【0021】図6〜図9は、連通部材24、管体37、
支持部材38および操作レバー59を蛇口本体1aに対
して回動自在に構成するとともに、支持部材38を上下
2分割に構成した本発明の他の実施形態を示す。なお、
図6〜図9において、図1〜図5に示した符号と同一の
ものは同一または相当物である。
【0022】この実施形態では、連通部材24、管体3
7、支持部材38および操作レバー59を蛇口本体1a
に対して回動自在にするため、スベリ部材70を設けて
いる。
【0023】図6〜図9において、スベリ部材70は、
ナット32および連通部材24間に挟持されている。
【0024】すなわち、筒状の連通部材24は上部に膨
出部27を有し、この膨出部27の上端部に形成した前
記ネジNに管体37の下端部が螺合していることは、上
記実施形態で説明したが、スベリ部材70は、前記膨出
部27における前記ネジN直下の外周面を覆う状態で設
けられている。
【0025】更に、前記スベリ部材70は、内方に行く
ほど下降するテーパ状の傾斜面71を上面Uに有する合
成ゴムの環状パッキン72と、この環状パッキン72の
上面Uに密着する下面L形状を有する金属製の環状スベ
リ座73と、この環状スベリ座73の上部に位置する金
属(例えば真鍮)製のスベリリング74とから構成され
る。
【0026】一方、前記スベリリング74の下部外周面
に係止部Aが形成され、この係止部Aの上面に,前記ナ
ット32の上部内面に形成された係合体33が係止する
とともに、蛇口本体1aの前記取付部3とスベリリング
74との間に位置する前記環状パッキン72および環状
スベリ座73が圧接された状態で前記ナット32の下部
内面が前記取付部3の上端部に設けた取付口6に螺合し
ている。
【0027】また、前記連通部材24の膨出部27の下
部外周面に係止体31が形成され、この係止体31の上
面に,前記スベリリング74の上部内面に形成された係
合部Bが係止する。
【0028】そして、連通部材24の下端部には、蛇口
本体1aの連通孔10の側から順に、連通部材24の下
端部に嵌合された環状のパッキン75、合成樹脂製のス
ベリパッキン77および前記パッキン75を連通部材2
4に係止するための金属製の止め輪76が設けられてい
る。
【0029】前記環状のパッキン75は、合成ゴム部材
78に金属製の筒体79を嵌め込んだ形の吊コマで構成
されている。
【0030】操作レバー59の側において、80は金属
製のブッシングで、管体37の上部内面に形成されたネ
ジMに螺合するネジKを外周面に有する。
【0031】38は、固定ディスク46および可動ディ
スク49を支持する支持部材であるが、上記実施形態と
異なるところは、上下2分割に構成してある点である。
【0032】すなわち、この実施形態では、図7、図9
にも示したように、支持部材38は上記実施形態と同様
に合成樹脂製であるが、耐久性能を考えて、上部材81
と下部材82に2分割されている。
【0033】つまり、上部材81に設けた支持片39と
下部材82に設けた係合片40を係止部材83,84で
上部材81および下部材82を容易に組付けできる。そ
して、係止部材83,84を外して例えば下部材82内
に固定ディスク46、可動ディスク49およびガイド5
2を順次収容し、下部材82に上部材81を係止するだ
けで支持部材38内に固定ディスク46、可動ディスク
49およびガイド52を容易に収容できる。しかも、収
容の際に支持杆41,41を拡張変形する上記実施形態
に比して、上下2分割に構成してあるこの実施形態の方
が、支持部材38の耐久性の点で優れている。
【0034】なお。88は、管体37を覆う合成樹脂製
のカバーである。
【0035】而して、操作レバー59を回動することに
より、可動ディスク49の凹部50を,固定ディスク4
6の給水孔47を閉塞する閉塞位置に位置させて止水す
るとともに、可動ディスク49の凹部50を,固定ディ
スク46の給水孔47および吐水孔48に跨がる開放位
置に位置させて吐水の流量を調節するようにしたため、
簡単な操作で止水および流量調節を行うことができる。
しかも、止水の際、可動ディスク49の凹部50が給水
孔47を閉塞しているため、完全に止水することがで
き、水漏れがない。要するに、操作ハンドル21の回動
操作を繰り返すことによりパッキン15が劣化して完全
に止水することができないという従来の問題を可動ディ
スク49、固定ディスク46を用いることにより効果的
に解消できる。
【0036】更に、この実施形態では、スベリ部材70
を設けたので、軸心方向(P方向)を中心にして前記連
通部材24、管体37、支持部材38、カバー88およ
び操作レバー59を360°回転でき、操作レバー59
を任意の向きにセットできる。よって、使い勝手がよ
い。
【0037】なお、本発明にいう「水」は、湯を含む概
念であり、本発明のシングルレバー式水栓は、給湯設備
の下流側に設置して用いることもできるのは勿論であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシングル
レバー式水栓は、操作レバーを回動することにより、可
動ディスクの凹部を,固定ディスクの給水孔を閉塞する
閉塞位置に位置させて止水するとともに、可動ディスク
の凹部を,固定ディスクの給水孔および吐水孔に跨がる
開放位置に位置させて吐水の流量を調節するようにした
ため、簡単な操作で止水および流量調節を行うことがで
きる。更に、止水の際、可動ディスクの凹部が固定ディ
スクの給水孔を閉塞しているため、完全に止水すること
ができ、水漏れがない。
【0039】しかも、本発明は、スベリ部材を介して前
記連通部材、管体、支持部材および操作レバーを蛇口本
体に対して回動自在に構成している。よって、操作レバ
ーを任意の向きにセットでき、使い勝手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の切断側面図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】(A)は図1の一部の断面図,(B)は(A)
の切断側面図,(C)は(A)のC−C線平面図,
(D)は(A)のD−D線下面図である。
【図4】(A)は閉塞状態の平面図,(B)は開放状態
の平面図である。
【図5】従来例の自在水栓本体および前記実施形態の水
栓本体の交換状態を説明する切断側面図である。
【図6】本発明の他の実施形態の切断側面図である。
【図7】図6の分解斜視図である。
【図8】従来例の自在水栓本体および前記他の実施形態
の水栓本体の交換状態を説明する切断側面図である。
【図9】前記他の実施形態における開放状態の断面図で
ある。
【符号の説明】
1a…蛇口本体、3…取付部、…給水路、6…取付口、
8…吐水路、23…水栓本体、24…連通部材、25…
導水路、27…膨出部、28…排水孔、31…係止体、
32…ナット、33…係合体、34…Oリング、35…
パッキン、36…パッキン、37…管体、38…支持部
材、46…固定ディスク、47…給水孔、48…吐水
孔、49…可動ディスク、50…凹部、59…操作レバ
ー。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水路および吐水路が形成された蛇口本
    体に当該蛇口本体の取付部の取付口に螺合するナットを
    介して着脱自在に装着され,その内部に,前記給水路に
    連通する導水路と,前記吐水路に連通する排水孔とを有
    する連通部材を設けた水栓本体と、前記連通部材にパッ
    キンを介して設けられ,前記導水路に連通した給水孔お
    よび前記排水孔に連通した吐水孔が形成された固定ディ
    スクと、当該固定ディスクの上面に移動自在に設けら
    れ,前記固定ディスクとの接合面に凹部が形成された可
    動ディスクと、前記固定ディスクおよび可動ディスクを
    支持する支持部材と、下端部が連通部材の上端部に螺合
    した状態で前記支持部材を収容する管体と、上下方向の
    回動により前記可動ディスクを移動させる操作レバーと
    を備え、前記操作レバーの回動により、前記可動ディス
    クを、前記凹部が前記給水孔を閉塞する閉塞位置と、前
    記凹部が,前記給水孔および前記吐水孔に跨がる開放位
    置とに移動させるとともに、更に、前記ナットおよび連
    通部材間に挟持され、前記連通部材における前記上端部
    直下の外周面を覆う状態でスベリ部材を設け、このスベ
    リ部材を介して前記連通部材、管体、支持部材および操
    作レバーを前記蛇口本体に対して回動自在に構成したこ
    とを特徴とするシングルレバー式水栓。
  2. 【請求項2】 前記スベリ部材は、内方に行くほど下降
    するテーパ状の傾斜面を上面に有する環状パッキンと、
    この環状パッキンの上面に密着する下面形状を有する環
    状スベリ座と、この環状スベリ座の上部に位置するスベ
    リリングとから構成される一方、前記スベリリングの下
    部外周面に係止部が形成され、この係止部の上面に,前
    記ナットの上部内面に形成された係合体が係止するとと
    もに、前記取付部とスベリリングとの間に位置する前記
    環状パッキンおよび環状スベリ座が圧接された状態で前
    記ナットの下部内面が前記取付部の上端部に螺合してい
    る請求項に記載のシングルレバー式水栓。
  3. 【請求項3】 前記連通部材は筒状で、上部に膨出部を
    有し、この膨出部の下部外周面に係止体が形成され、こ
    の係止体の上面に,前記スベリリングの上部内面に形成
    された係合部が係止する請求項に記載のシングルレバ
    ー式水栓。
  4. 【請求項4】 前記支持部材を上下2分割に構成してあ
    る請求項1ないし請求項のいずれかに記載のシングル
    レバー式水栓。
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