JP6998151B2 - 操作ユニット - Google Patents
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Description
図1、2に示すように、操作ユニット10は、壁面11から突出する筒状の水栓本体12に取り付けて用いられる。操作ユニット10は、筒状のケーシング20を有し、ケーシング20の内部に吐止水の切換を行う弁部材30が収容されている。ケーシング20の上部には、弁部材30に接続されて弁部材30を操作する操作部材40としての操作レバーが取り付けられている。弁部材30の下部には、弁部材30と水栓本体12との間に流路を形成する流路部材50が配置されるとともに、流路部材50の外周には、ナット部材60が固定部材70によって相対回転可能に固定されている。操作ユニット10は、水栓本体12の周面に設けられた開口部13にナット部材60が螺合されていることによって水栓本体12に取り付けられている。
図2に示すように、ケーシング20は、両端が開放された筒状に構成され、弁部材30を収容する収容部20Aと、収容部20Aよりも下側の内周に設けられたネジ溝20Bと、ネジ溝20Bの下側に設けられた被覆部20Cとを有している。
図3(a)、(b)に示すように、流路部材50は、円柱状の柱状部51と、柱状部51の一方の端部において径方向外側に突出するフランジ部52とで構成されている。フランジ部52の外周にはネジ溝52Aが形成されている。柱状部51の外周面51Aには、全周にわたって径方向内側に縮径された溝部51Bが形成されている。
図4(a)~(d)に示すように、ナット部材60は、内部に孔部61を有する筒状に形成されている。ナット部材60の孔部61の直径Nは、流路部材50の柱状部51の外径L(図3(b)参照)よりも若干大きく構成され、流路部材50の柱状部51を挿入することができるように構成されている。ナット部材60の外周面60Aにおける軸方向の中央部には、全周にわたって径方向内側に縮径された収容部60Bが設けられている。収容部60Bにおける同一円周上の2箇所には、収容部60Bにおいてナット部材60を径方向に貫通する、すなわち、ナット部材60の外周面60Aから内周面60Cに到達する切欠き部62が形成されている。各切欠き部62は、周方向における切欠き部62間の間隔が全て等しくなるように配置されている。また、ナット部材60の内周面60Cにおける他方の端部側には、水栓本体12の開口部13に取り付けられるネジ溝60Dが形成されている。
図5に示すように、固定部材70は、全体としてCリング状をなす弾性部材であり、径方向内側に屈曲した4個の屈曲部71と、各屈曲部71同士を接続する接続部72とを有している。各屈曲部71において最も径方向内側に位置する部分、すなわち、各屈曲部71の内側部71Aは、流路部材50の柱状部51の外径Lよりも小さい直径の第1仮想円Pの円周上に等間隔に位置するように設けられている。固定部材70の幅Sは、流路部材50の溝部51Bの幅Hと、ナット部材60の切欠き部62の幅Tの両方よりも小さくなるように設定されている。固定部材70の材質は特に限定されないが、金属製であると強度が高くなるとともに、耐久性が向上する。
図6(a)~(c)に示すように、ナット部材60は、流路部材50の柱状部51の径方向外側であって、ナット部材60の収容部60Bと流路部材50の溝部51Bとが径方向から見て重なる位置に取り付けられる。図6(d)、(e)に示すように、固定部材70は、ナット部材60の収容部60B内に取り付けられる。そして、図6(a)に示すように、固定部材70の各屈曲部71における内側部71Aは、ナット部材60の切欠き部62内及び流路部材50の溝部51B内に挿入される。
まず、図6(b)に示したように、流路部材50の柱状部51をナット部材60に挿入した後、径方向外側から、ナット部材60の収容部60Bに固定部材70を取り付ける。このとき、固定部材70は、自身の弾性に基づいて広がりながら収容部60B内に挿入されて、図6(a)に示すように、各屈曲部71が収容部60Bの切欠き部62内に達したところで位置決めされる。これにより、ナット部材60と流路部材50とが固定部材70により固定される。次に、流路部材50の第1端面56に弁部材30を載置する。この際、弁部材30の下部に設けられた突起部(図示せず)が、流路部材50の第1端面56に設けられた孔58に嵌ることにより、弁部材30は、第1端面56上で位置決めされる。次に、弁部材30に対して一方側からケーシング20を被せるとともに、流路部材50のフランジ部52に設けられたネジ溝52Aを、ケーシング20の内周に設けられたネジ溝20Bに螺合させることによって、ケーシング20に対して弁部材30及び流路部材50を取り付ける。
まず初めに、操作ユニット10が取り付けられる水栓本体12の内部構造について説明する。図2に示すように、水栓本体12の内部には、上流側の給水路14と、下流側の吐水路15と、給水路14と吐水路15を区画する区画壁16とが設けられている。区画壁16には、給水路14と吐水路15を連通させる連通孔16Aが設けられている。
(1)ナット部材60には、その外周側から切欠き部62を通じて流路部材50の溝部51Bに係合することにより、流路部材50に対してナット部材60を相対回転可能に固定する固定部材70が取り付けられている。これにより、ナット部材60の切欠き部62と、流路部材50の溝部51Bとの両方に固定部材70が係合した状態で流路部材50とナット部材60とが固定された状態となる。流路部材は、ナット部材に直接押さえ付けられることなく固定されているため、流路部材50が傾斜する方向に力が作用しても、固定部材70で応力を緩和して、ナット部材60にかかる負荷を小さくすることができる。
・操作部材40は、操作レバーに限定されない。弁部材30の切り換えを行うことができる構成であれば、例えば、押しボタン式や、センサ式の操作部材であってもよい。
(イ)ケーシングの被覆部は、ナット部材の一方の端部側における固定部材が取り付けられた箇所の外周のみを覆う操作ユニット。
Claims (3)
- 水栓本体に取り付けて用いられ、前記水栓本体からの吐止水を切り換える操作ユニットであって、
前記吐止水を切り換える弁部材と、
前記弁部材を操作する操作部材と、
前記弁部材を収容する筒状のケーシングと、
一方の端部が前記ケーシングの内周に係合されるとともに他方の端部が前記水栓本体の内部に配置されて前記弁部材と前記水栓本体との間に流路を形成する流路部材と、
前記流路部材の外周に配置されて、前記水栓本体に固定されるナット部材と、を有し、
前記流路部材は、外周面に溝部を有し、
前記ナット部材は、外周面から内周面に到達する切欠き部を有し、
前記ナット部材には、その外周側から前記切欠き部を通じて前記流路部材の前記溝部に係合することにより、前記流路部材に対して前記ナット部材を相対回転可能に固定する固定部材が取り付けられており、
前記ケーシングによって、前記弁部材は前記流路部材に対して固定されており、
前記ケーシングは、前記ナット部材の外周を覆う被覆部を有していることを特徴とする操作ユニット。 - 前記ナット部材は、周方向に沿う少なくとも2箇所に前記切欠き部を有している請求項1に記載の操作ユニット。
- 前記固定部材は、前記切欠き部に挿入される複数の屈曲部と、当該屈曲部同士を接続する接続部とを有するCリング状である請求項1又は2に記載の操作ユニット。
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JP2017156435A JP6998151B2 (ja) | 2017-08-14 | 2017-08-14 | 操作ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017156435A JP6998151B2 (ja) | 2017-08-14 | 2017-08-14 | 操作ユニット |
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JP6998151B2 true JP6998151B2 (ja) | 2022-02-10 |
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ID=65636905
Family Applications (1)
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JP2017156435A Active JP6998151B2 (ja) | 2017-08-14 | 2017-08-14 | 操作ユニット |
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Citations (3)
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2017
- 2017-08-14 JP JP2017156435A patent/JP6998151B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN202787401U (zh) | 2012-08-02 | 2013-03-13 | 辉煌水暖集团有限公司 | 龙头快速安装结构 |
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JP2019035243A (ja) | 2019-03-07 |
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