JP6722576B2 - 切換止水弁 - Google Patents

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本発明は、シャワー吐水とカラン吐水とを切り換える切換止水弁に関する。
シャワー吐水とカラン吐水とを切り換える切換止水弁としては、ロータリー弁を有する弁機構が知られている。例えば、特許文献1に開示される弁機構50は、図11に示すように、円形筒状体51にシャワー吐水用開口部52及びカラン吐水用開口部53を備える。シャワー吐水用開口部52とカラン吐水用開口部53は、円形筒状体51の軸線と所定の角度で交わる斜め線上に並んで配設されている。
特開2003−240137号公報
ところで、シャワー吐水とカラン吐水とを切り換える切換止水弁には、弁機構を通過する流体の流量を確保しつつ、弁機構を小型化することが求められている。しかし、特許文献1の弁機構50では、円形筒状体51における異なる円周上(軸線方向における異なる位置)に複数の開口部52、53が配設されているため、軸線方向において弁機構の寸法が大きくなるという課題を有している。本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、流量を確保しつつ、小型化を実現した切換止水弁を提供することにある。
上記課題を解決するための切換止水弁は、周面に開口部を有する外側固定筒と、該外側固定筒内に回転可能に設けられて、周方向の一箇所に流路穴を有する内側回転筒とを備え、前記内側回転筒の回転に基づいて前記開口部と前記流路穴との位置関係が変化することによりシャワー吐水とカラン吐水とが切り換わる切換止水弁において、前記外側固定筒は、前記開口部として、前記内側回転筒がシャワー吐水用の吐水位置にあるときに前記流路穴と重なる第1開口部と、前記内側回転筒がカラン吐水用の吐水位置にあるときに前記流路穴と重なる第2開口部とを有し、前記第1開口部と前記第2開口部は同一円周上に設けられるとともに、前記第1開口部と前記第2開口部との間には、前記内側回転筒が止水位置にあるときに前記流路穴を塞ぐ壁部が設けられていることを要旨とする。
この構成によれば、第1開口部及び第2開口部は同一円周上(軸線方向における同じ位置)に設けられているため、異なる円周上に複数の開口部が設けられている態様に比べて、外側固定筒の軸方向の寸法を小さくすることができる。したがって、切換止水弁の流量を確保しつつ、切換止水弁を小型化することができる。
上記切換止水弁について、前記外側固定筒の横断面において、前記内側回転筒が止水位置にあるときに前記流路穴の中心が向く方向線を0°としたとき、前記第1開口部は30〜170°の範囲において90°以上の角度となる大きさで設けられ、前記第2開口部は−30〜−170°の範囲において90°以上の角度となる大きさで設けられていることが好ましい。この構成によれば、外側固定筒に対して、第1開口部及び第2開口部の各開口面積を大きく形成しつつ、それらの開口面積に対応する大きさの内側回転筒の流路穴を塞ぐ壁部を残すことができる。したがって、切換止水弁の流量を確保しつつ、切換止水弁を小型化することができる。
上記切換止水弁について、前記内側回転筒と前記外側固定筒とが収容される筒状のケースを備え、前記内側回転筒の一方側の端部には、前記内側回転筒を回転させるための軸部材が、前記ケースの一方側の端部から外側に突出して設けられていることが好ましい。この構成によれば、軸部材を操作することにより、内側回転筒の流路穴の位置を変更することができる。したがって、簡易な構成でシャワー吐水とカラン吐水を切り換えることが可能になる。
上記切換止水弁について、前記ケースは、径方向において前記第1開口部と重なる位置にシャワー吐水用のシャワー流路穴を有するとともに、前記第2開口部と重なる位置にカラン吐水用のカラン流路穴を有し、前記外側固定筒は、前記第1開口部と前記第2開口部の各内周に沿って配置されるとともに前記ケースの内面に接する環状のシール部材を備え、該シール部材は、前記シャワー流路穴を囲む位置と、前記カラン流路穴を囲む位置とに配置されていることが好ましい。この構成によれば、シール部材によって、第1開口部とシャワー流路穴との間、及び、第2開口部とカラン流路穴との間における水密性を向上させることができる。
本発明によれば、流量を確保しつつ、切換止水弁を小型化することができる。
(a)本実施形態の切換止水弁の斜視図、(b)本実施形態の切換止水弁の断面図。 本実施形態の切換止水弁の分解図。 外側固定筒の斜視図。 内側回転筒の斜視図。 (a)、(c)、(e)は弁体の斜視図、(b)、(d)、(f)は切換止水弁の横断面図。 (a)はケースの拡大図、(b)はノッチリングの拡大図、(c)はストッパーの拡大図、(d)は切換止水弁の部分断面図。 (a)、(b)はケースの当接部とノッチリングの部分断面図。 変更例の内側回転筒の斜視図。 別の変更例の内側回転筒の斜視図。 変更例の切換止水弁の横断面図。 従来技術のロータリー弁の正面図。
以下、本発明の一実施形態を説明する。
図1(a)、(b)に示すように、切換止水弁10は、筒状のケース11を備えている。ケース11の周壁部分には、シャワー吐水用のシャワー流路穴12A(図1中の紙面上側)と、カラン吐水用のカラン流路穴12B(図1中の紙面下側)とが設けられている。シャワー流路穴12A及びカラン流路穴12Bは、同一円周上(軸線方向における同じ位置)において互いに略180°離れた領域に設けられている。ここで、同一円周上とは、軸方向の位置が完全に一致した状態で設けられた態様のみを意味するのではなく、軸方向の位置が一部重なった状態で設けられた態様をも含むものとする。
ケース11のカラン流路穴12Bには、水漏れ防止用のブッシュ15が取り付けられている。また、ケース11におけるシャワー流路穴12A及びカラン流路穴12Bの内側に位置する部分には、外側固定筒20と内側回転筒30とからなる二重筒構造の弁体40が収容されている。
図2に示すように、外側固定筒20は、ケース11に対して相対回転しない状態でケース11に収容される。外側固定筒20の周面におけるシャワー流路穴12Aに重なる位置には、径方向から見てシャワー流路穴12Aの周囲を囲むように第1開口部21Aが設けられるとともに、カラン流路穴12Bに重なる位置には、径方向から見てカラン流路穴12Bを囲むように第2開口部21Bが設けられている。すなわち、第1開口部21Aはシャワー流路穴12Aよりも大きく構成され、第2開口部21Bはカラン流路穴12Bよりも大きく構成されている。そして、シャワー流路穴12A及びカラン流路穴12Bと同様に、第1開口部21A及び第2開口部21Bも同一円周状において互いに略180°離れた位置に設けられている。また、外側固定筒20の周面には、第1開口部21Aと第2開口部21B以外の開口部は設けられていない。すなわち、外側固定筒20における第1開口部21Aと第2開口部21Bとの間の部分は、開口部が形成されておらず流体が通過不能な壁部21Cとなっている。
図3に示すように、外側固定筒20は、第1開口部21A及び第2開口部21Bの内周に沿ってそれぞれ配置される環状のシール部材22を備えている。シール部材22としては、例えば、Oリングを用いることができる。また、外側固定筒20は、第1開口部21Aの縁との間及び第2開口部21Bの縁との間にそれぞれシール部材22を挟み込んでシール部材22を位置決め状態で固定する枠部材23を備えている。
図4に示すように、内側回転筒30は、外側固定筒20に対して相対回転可能な状態で、外側固定筒20内に配置されている。内側回転筒30の周方向の一箇所には、流路穴31が形成されている。流路穴31は、周方向に延びる分離壁31Cによって軸方向に2つに分割されており、分割されたそれぞれは、対角に位置する2つの角部が周方向に沿った6角形の形状を有している。流路穴31の内側回転筒30の軸方向と周方向の両方における寸法は、第1開口部21Aと第2開口部21Bの寸法より小さく構成されている。すなわち、内側回転筒30が外側固定筒20内に配置された際、径方向から見て流路穴31の周囲を囲むように第1開口部21Aと第2開口部21Bとを配置することができるように構成されている。
内側回転筒30の一方側の端部には、内側回転筒30を回転させるための軸部材32が一体回転可能に接続されている。軸部材32は、ケース11に対して相対回転可能な状態でケース11内に収容されるとともに、その一方側の端部がケース11の一方側の端部から外側に突出している。軸部材32におけるケース11の一方側の端部から外側に突出した部分には、図示しない切換ハンドルが取り付けられる。
ここで、本実施形態の切換止水弁10では、図1(b)の矢印で示すように、ケース11の他方側から内側回転筒30の内部に混合水が流入する。そして、切換ハンドルを操作することにより、内側回転筒30の流路穴31の位置が変更される。これにより、外側固定筒20の第1開口部21Aからケース11のシャワー流路穴12Aへ湯水が流れる状態と、外側固定筒20の第2開口部21Bからケース11のカラン流路穴12Bへ湯水が流れる状態と、外側固定筒20の壁部21Cにより止水される状態とが切り換えられる。
次に、切換止水弁10の弁構造について説明する。
図5(a)に示すように、切換ハンドルを止水位置に位置させたとき、内側回転筒30の流路穴31は、外側固定筒20の第1開口部21Aと第2開口部21Bとの間の壁部21Cに重なる。これにより、外側固定筒20とケース11との間の流路は閉塞される。シール部材22は、ケース11の内面に接した状態でシャワー流路穴12Aとカラン流路穴12Bの周囲を囲むように配置される。また、シール部材22は、流路穴31の周囲を囲まない位置において内側回転筒30の外面に接している。
このとき、図5(b)に示すように、切換止水弁10の横断面において、内側回転筒30が止水位置にあるときに流路穴31の中心が向く方向線を0°とするとともに、右回り方向(時計回り方向)をプラス方向とし、左回り方向(反時計回り方向)をマイナス方向とする。
図5(c)、(d)に示すように、切換ハンドルを止水位置から略90°回転させ、シャワー吐水用の吐水位置に位置させたとき、内側回転筒30の流路穴31は、外側固定筒20の第1開口部21Aと重なる。これにより、第1開口部21Aからケース11のシャワー流路穴12Aへの流路が開通する。このとき、シール部材22は、ケース11の内面と内側回転筒30の外面に接した状態でシャワー流路穴12Aと内側回転筒30の流路穴31の周囲を囲むように配置される。
図5(e)、(f)に示すように、切換ハンドルを止水位置から略−90°回転させ、カラン吐水用の吐水位置に位置させたとき、内側回転筒30の流路穴31は、外側固定筒20の第2開口部21Bと重なる。これにより、第2開口部21Bからケース11のカラン流路穴12Bへの流路が開通する。このとき、シール部材22は、ケース11の内面と内側回転筒30の外面に接した状態でカラン流路穴12Bと内側回転筒30の流路穴31の周囲を囲むように配置される。
次に、外側固定筒20における第1開口部21A及び第2開口部21Bの形成範囲について具体的に説明する。
図5(b)に示すように、第1開口部21Aは30〜170°の範囲において90°以上の角度の大きさで設けられていることが好ましい。より好ましくは、30〜150°の範囲において90°以上の角度の大きさである。角度の上限は、110°以下であることが好ましく、100°以下であることがより好ましい。
第2開口部21Bは−30〜−170°の範囲において90°以上の角度の大きさで設けられていることが好ましい。より好ましくは、−30〜−150°の範囲において90°以上の角度の大きさである。角度の上限は、110°以下であることが好ましく、100°以下であることがより好ましい。
壁部21Cは、少なくとも−30〜30°の範囲に設けられている。より好ましくは、−40〜40°の範囲において設けられている。
本実施形態の作用を説明する。
第1開口部21A及び第2開口部21Bは同一円周上に設けられているため、異なる円周上に複数の開口部が設けられている態様に比べて、外側固定筒20の軸方向の寸法を小さくすることができる。また、第1開口部21Aを30〜170°の範囲において90°以上の角度となる大きさに設定し、第2開口部21Bを−30〜−170°の範囲において90°以上の角度となる大きさに設定する。これにより、外側固定筒20に対して、第1開口部21A及び第2開口部21Bの各開口面積を大きく形成しつつ、それらの開口面積に対応する大きさの内側回転筒30の流路穴31を塞ぐ壁部21Cを残すことができる。
図6(a)〜(d)に示すように、ケース11と軸部材32との間には、切換ハンドルを操作した際にノッチ感を生じさせるためのノッチ機構が設けられている。
図6(a)に示すように、ケース11の内周面には、径方向内方に突出する当接部13が設けられている。当接部13には、複数の半円状の凹部14が周方向に所定の間隔をあけて設けられている。
図6(b)に示すように、軸部材32には、当接部13の軸方向一方側の面に当接するノッチリング33が挿通されている。ノッチリング33の当接部13側の面には、凹部14に係合可能な半円状の凸部33Aが設けられている。ノッチリング33は、その内周に形成された軸方向に延びる凹部33Bが軸部材32に設けられた突条32Aに係合することにより、軸部材32に対して軸方向に摺動可能かつ相対回転不能に取り付けられている。
図6(c)、(d)に示すように、軸部材32におけるノッチリング33よりも一方側には、環状のストッパー35が取り付けられるとともに、ノッチリング33とストッパー35との間には、ノッチリング33を当接部13側に向かって付勢するスプリング34が配置されている。また、軸部材32には、軸部材32に対するストッパー35の軸方向の移動を規制する係止部材36が取り付けられている。
図7(a)に示すように、切換ハンドルを操作して軸部材32を回転させた際、ノッチリング33は、スプリング34に付勢されて当接部13に当接した状態で、軸部材32と一体に回転する。そして、図7(b)に示すように、ノッチリング33の凸部33Aと当接部13の凹部14とが軸方向に重なる位置にあるときは両者が係合し、重ならない位置にあるときは、両者の係合が解除される。軸部材32の回転に伴って、ノッチリング33の凸部33Aと当接部13の凹部14とが係合する状態と係合しない状態とが切り替わることにより、切換ハンドルにノッチ感が伝わる。本実施形態においては、止水位置にあるときに係合するように、当接部13における凹部14の位置が設定されている。
本実施形態の効果を説明する。
(1)第1開口部21Aと第2開口部21Bは同一円周上に設けられるとともに、第1開口部21Aと第2開口部21Bとの間には、内側回転筒30が止水位置にあるときに流路穴31を塞ぐ壁部21Cが設けられている。これにより、異なる円周上に複数の開口部が設けられている態様に比べて、外側固定筒20の軸方向の寸法を小さくすることができる。したがって、切換止水弁10の流量を確保しつつ、切換止水弁10を小型化することができる。
(2)第1開口部21Aは30〜170°の範囲において90°以上の角度となる大きさで設けられている。また、第2開口部21Bは−30〜−170°の範囲において90°以上の角度となる大きさで設けられている。これにより、外側固定筒20に対して、第1開口部21A及び第2開口部21Bの各開口面積を大きく形成しつつ、それらの開口面積に対応する大きさの内側回転筒30の流路穴31を塞ぐ壁部21Cを残すことができる。したがって、切換止水弁10の流量を確保しつつ、切換止水弁10を小型化することができる。
(3)軸部材32を操作することにより、内側回転筒30の流路穴31の位置を変更することができる。したがって、簡易な構成でシャワー吐水とカラン吐水を切り換えることが可能になる。
(4)ケース11は、径方向において第1開口部21Aと重なる位置にシャワー吐水用のシャワー流路穴12Aを有するとともに、第2開口部21Bと重なる位置にカラン吐水用のカラン流路穴12Bを有する。外側固定筒20は、第1開口部21Aと第2開口部21Bの各内周に沿って配置されるとともにケース11の内面に接する環状のシール部材22を備える。シール部材22は、シャワー流路穴12Aを囲む位置と、カラン流路穴12Bを囲む位置とに配置されている。これにより、シール部材22によって、第1開口部21Aとシャワー流路穴12Aとの間、及び、第2開口部21Bとカラン流路穴12Bとの間における水密性を向上させることができる。
(5)ケース11と軸部材32との間にノッチ機構が設けられていることにより、使用者が切換ハンドルを操作した際に、内側回転筒30の流路穴31が所定の位置(角度)に達したことを手で感知することができる。
本実施形態は、次のように変更して実施することも可能である。また、上記実施形態の構成や以下の変更例に示す構成を適宜組み合わせて実施することも可能である。
・図8に示すように、内側回転筒30の流路穴31は分離壁31Cを有していなくてもよいし、図9に示すように、分離壁31Cが2つ設けられていてもよい。分離壁31Cは2つ以上設けられていてもよい。
・内側回転筒30の流路穴31の形状は6角形に限定されない。6角形以外の多角形、円形、楕円形であってもよい。流路穴31の形状は、周方向に対して先細の形状であると内側回転筒30を回転させた際に、外側固定筒20の開口部と重なる領域を徐々に大きくすることができるため、流量の微調整が容易になる。
・本実施形態では、シール部材22が、ケース11の内面と、内側回転筒30の外面との両方に接するように構成されていたが、ケース11の内面と内側回転筒30の外面のどちらか一方のみに接するように構成されていてもよい。例えば、図10に示すように、シール部材22とは別のシール部材24を用いることにより、シール部材22が、内側回転筒30の外面に接しない構成にしてもよい。
・環状のシール部材22の内側に配置される枠部材23は省略されていてもよい。例えば、環状のシール部材22として、枠部材23を配置しなくても開口部と同様の形状を維持することができる部材を用いれば、枠部材23を省略することができる。
・ノッチ機構に関して、ノッチリング33に設けられる凸部33Aと、ケース11の当接部13に設けられる凹部14との係合位置は特に限定されない。例えば、シャワー吐水位置やカラン吐水位置にあるときに係合するようにしてもよい。また、ケース11の内周面に複数の係合位置を連続して設けることにより、切換ハンドルの操作に伴って連続したノッチ感を生じさせてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下に記載する。
(イ)分離壁によって軸方向に2つに分割された流路穴を有する内側回転筒を備えた切換止水弁。
(ロ)環状のシール部材の内側に枠部材が配置された切換止水弁。
10…切換止水弁、20…外側固定筒、21A…第1開口部、21B…第2開口部、21C…壁部、30…内側回転筒、31…内側回転筒の流路穴。

Claims (2)

  1. 周面に開口部を有する外側固定筒と、該外側固定筒内に回転可能に設けられて、周方向の一箇所に流路穴を有する内側回転筒とを備え、前記内側回転筒の回転に基づいて前記開口部と前記流路穴との位置関係が変化することによりシャワー吐水とカラン吐水とが切り換わる切換止水弁において、
    前記外側固定筒は、前記開口部として、前記内側回転筒がシャワー吐水用の吐水位置にあるときに前記流路穴と重なる第1開口部と、前記内側回転筒がカラン吐水用の吐水位置にあるときに前記流路穴と重なる第2開口部とを有し、
    前記第1開口部と前記第2開口部は同一円周上に設けられるとともに、前記第1開口部と前記第2開口部との間には、前記内側回転筒が止水位置にあるときに前記流路穴を塞ぐ壁部が設けられており、
    前記内側回転筒と前記外側固定筒とが収容される筒状のケースを備え、
    前記内側回転筒の一方側の端部には、前記内側回転筒を回転させるための軸部材が、前記ケースの一方側の端部から外側に突出して設けられており、
    前記ケースは、径方向において前記第1開口部と重なる位置にシャワー吐水用のシャワー流路穴を有するとともに、前記第2開口部と重なる位置にカラン吐水用のカラン流路穴を有し、前記外側固定筒は、前記第1開口部と前記第2開口部の各内周に沿って個別に配置されるとともに前記ケースの内面に接する環状のシール部材を備え、該シール部材は、前記シャワー流路穴を囲む位置と、前記カラン流路穴を囲む位置とに配置されていることを特徴とする切換止水弁。
  2. 前記外側固定筒の横断面において、前記内側回転筒が止水位置にあるときに前記流路穴の中心が向く方向線を0°としたとき、前記第1開口部は30〜170°の範囲において90°以上の角度となる大きさで設けられ、前記第2開口部は−30〜−170°の範囲において90°以上となる大きさの角度で設けられている請求項1に記載の切換止水弁。
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