JP2588822B2 - 流水切換具 - Google Patents

流水切換具

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JP2588822B2 JP35902092A JP35902092A JP2588822B2 JP 2588822 B2 JP2588822 B2 JP 2588822B2 JP 35902092 A JP35902092 A JP 35902092A JP 35902092 A JP35902092 A JP 35902092A JP 2588822 B2 JP2588822 B2 JP 2588822B2
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明 杉岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浄水器や各種流水器
配管用として使用される流水切換具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の流水切換具として
は、弁室内を貫通して栓体に操作軸を回転自在に設ける
と共に、該操作軸の中央部に玉弁付き弁座を取付けたも
の(実公昭50−40099号公報参照)、あるいは、
先端を弁室内に挿入せしめた状態で栓体に操作軸を回転
自在に設けると共に、該操作軸の挿入先部にアーム等を
介して玉弁付き弁座を取付けたもの(実公昭51−26
357号公報、および実公平3−9555号公報参照)
などが知られている。そして、かかる従来の流水切換具
は、操作軸を回転せしめて玉弁を適宜可動せしめること
により流水を選択的に切換るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の流
水切換具は、操作軸に玉弁付き弁座を取付けて適宜玉弁
を可動せしめるものであるから、玉弁のスムーズな作動
が非常に困難であるのみならず、単に2つの流水路間に
おける二者択一的な切換えに留まるものであった。
【0004】この発明は、従来の問題点を一挙に解決し
ようとするもので、所要のローターを回転せしめつつ原
水を三方向の流水路に容易に、しかも、確実に選択切換
することができ、また、分岐水を還流せしめて原水用排
水路より単独に排水せしめることが出来る流水切換具を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、栓体
1内に断面円形状の弁室3が横設され、該弁室3内には
略円筒状のローター21が回転自在に設けられると共
に、上記弁室3に連通すべく栓体1の上部には原水路
8、同下部には原水用排水路9とシャワー用排水路1
0、同側部にはローター21の中心線上に位置する分岐
水路15が各々形成され、他方、ローター21の外周壁
には原水路8に対応して原水導入路22、原水・シャワ
ー用排水路9・10に各々対応して互い違い状に原水・
シャワー用排水口23・24が形成されると共に、ロー
ター21の先端には分岐水路15を開閉 作動せしめるべ
弁体26が外方付勢自在に設けられ、かつ、弁体26
と分岐水路15口縁とには各々同一円周上に形成された
両側一対の傾斜面34・35付き作動爪28・29がカ
ミ合い自在に設けられてなり、上記ローター21を所定
方向に回転作動せしめることにより原水用排水口23を
原水用排水路9に、シャワー用排水口24をシャワー用
排水路10に、作動爪28・29のカミ合いにより弁体
26が開作動して原水導入路22を分岐水路15に適宜
連通せしめ、流水を原水用排水路9・シャワー用排水路
10・分岐水路15に選択的に切換自在とされた構成よ
りなる。
【0006】
【作用】ローター21を所定方向に回転作動せしめる。
そして、ローター21の原水用排水口23を原水用排水
路9に、シャワー用排水口24をシャワー用排水路10
、作動爪28・29のカミ合いにより弁体26が開作
動して原水導入路22を分岐水路15に適宜連通せし
め、流水を原水用排水路9・シャワー用排水路10・分
岐水路15と三方への切換を適宜選択的に行うことが出
来る。
【0007】
【実施例】以下に、この発明を図面に示す一実施例につ
いて説明する。1はポリカーボネート等の合成樹脂によ
り成型された栓体、2は該栓体1の上部に形成された口
部、3は栓体1の中位に横向き形成された断面円形状の
弁室、4は栓体1の下部に形成されたシャワー室であ
る。5は上記口部2の上端部にパッキン6を介して嵌合
された外向きフランジ付きソケット、7は口部2上端に
螺着して該ソケット5を係止せしめるキャップ、8は口
部2と弁室3とを連通せしめる原水路、9・10は弁室
3とシャワー室4とを連通せしめるべく弁室3の長手方
向に沿って同一線上に形成された原水用排水路とシャワ
ー用排水路、11は該原水用・シャワー用排水路9・1
0の口縁に各々設けられた弁座パッキン、12は原水用
排水路9の下端部外周に設けられた分散板、13はシャ
ワー室4の下端部に螺着されたシャワーキャップで、該
シャワーキャップ13の中心部には原水用排水路9に連
通する筒状部材14が設されている。
【0008】15は前記弁室3の中心線上に位置すべく
栓体1側部に形成された分岐水路、16は該分岐水路1
5に接続された分岐管、17は該分岐管16の基端部に
枝管を介して装着された安全弁、18は前記の原水用排
水路9下部に連通すべく栓体1の側部に形成された還流
水路、19は該還流水路18の外端縁に接続された分岐
管、20は各分岐管16・19の先端に設けられたホー
スナットである。
【0009】21は前記弁室3内に回転自在に設けられ
た有底円筒状のローター、22は原水路8に対応すべく
該ローター21の外周面に所要の幅をもって同心円状に
切り込み形成された原水導入路、23・24は原水・シ
ャワー用排水路9・10に各々対応すべくローター21
の外周壁に形成された原水・シャワー用排水口で、該原
水・シャワー用排水口23・24はローター21を順次
回動せしめて対応する原水用・シャワー用排水路9・1
0に各々連通せしめるべく所要の間隔をもって互い違い
状に形成されている。25はローター21の中心線に沿
って内設された略四角柱状の回止め突条付き弁体用取付
け部材、26は分岐水路15に対応すべく該取付け部材
25の先部に筒状弁軸を介してスライド自在に嵌合され
た弁体、27は該弁体26を分岐水路15方向に付勢す
べく取付け部材25と弁軸との間に介装されたバネ材、
28は弁体26の先部に所定間隔をもって同一円周上
形成された両側一対の弁体用作動爪、34は該各作動爪
28の先端に形成された傾斜面である。
【0010】29は上記作動爪28にカミ合わせるべく
分岐水路15の口縁に突設された両側一対の作動爪、3
5は該各作動爪29の先端に形成された傾斜面である。
そして、該各作動爪28・29をカミ合わせ、また、外
すことにより弁体26をバネ材27の付勢に抗して前後
に作動せしめ、分岐水路15を閉塞・開放するものとさ
れている。30は上記ローター21の押え板、31はロ
ーター21の回転軸32に取付けられたレバーである。
その他、33は浄水器を示す。
【0011】次に、上述の如く構成された流水切換具の
作動について説明する。まず、栓体1の口部2を水道蛇
口に接続せしめ、分岐管16をホース等でもって浄水器
33の給水口に接続せしめると共に、該浄水器33の排
水口を同様に還流水路18に接続せしめる。しかるの
ち、レバー31を回転して図5のAに位置せしめる。す
ると、レバー31と共にローター21が回転作動し、
ーター21の原水用排水口23が原水用排水路9に連通
し、原水路8及び原水導入路22を通って弁室3内に流
入した原水が原水用排水路9を通って外方に排水する
(図6参照)。このさい、ローター21のシャワー用排
水口24は原水用排水口23と互い違い状に形成されて
いるため、弁室3のシャワー用排水路10とは連通せ
ず、また、作動爪28・29のカミ合いが外れているた
め、分岐水路15はバネ材27に付勢された弁体26で
もって閉塞せしめられている。
【0012】更に、レバー31を反時計回り方向に回転
して図5のBに位置せしめる。すると、レバー31と共
にローター21が回転作動し、ローター21のシャワー
用排水口24がシャワー用排水路10に連通し、原水は
シャワー用排水路10を通ってシャワー室4に入り、分
散板12に当って分散されつつシャワーキャップ13よ
りシワー状に排水する(図7参照)。なお、このさい、
原水用排水口23はシャワー用排水口24と互い違いに
形成されているため、弁室3の原水用排水路9とは連通
せず、原水の流入は生じない。また、作動爪28・29
のカミ合いが外れているため、分岐水路15はバネ材2
7に付勢された弁体26でもって閉塞せしめられてい
る。
【0013】更に、レバー31を反時計回り方向に回転
して図5のCに位置せしめる。すると、レバー31と共
にローター21が回転作動し、作動爪28は分岐水路1
5口縁の作動爪29にカミ合いつつ次第に傾斜面35に
沿って擦り上がり、弁体26バネ材27の付勢に抗し
てローター21方向に可動せしめ、分岐水路15を開放
して弁室3内に流入した原水を分岐水路15に流出せし
める。そして、分岐水路15より分岐管16を介して浄
水器33に流入した原水は、浄水化されたのち 、還流水
路18を通って原水用排水路9より排水する(図8・9
参照)。このさい、原水用・シャワー用排水路9・10
は各々ローター21の原水・シャワー用排水口23・2
4に連通することなくその外周面に閉塞されているた
め、原水の流入は生じない。
【0014】なお、この発明に係る流水切換具は、浄水
器33のみならず、温水器、あるいは各種流水機器配管
用にも適用することができるものである。
【0015】
【発明の効果】この発明は上述のように構成されている
から、ローター21を所定方向に回転作動せしめつつ、
ローター21の原水用排水口23を原水用排水路9に、
シャワー用排水口24をシャワー用排水路10に、作動
爪28・29のカミ合せにより弁体26が開作動して原
水導入路22を分岐水路15に各々連通せしめることが
できるものであって、原水路8を介して弁室3内に流入
する原水を原水用排水路9・シャワー用排水路10・分
岐水路15と適宜選択的に三方へ確実に、しかも、容易
に切換ることが出来るものである。さらに、この発明
は、分岐水路15及び還流水路18を各々浄水器33等
に接続せしめたさいには、その浄水等を直接栓体1の原
水用排水路9より排水することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す外観図である。
【図2】同底面図である。
【図3】同分解斜視図である。
【図4】同縦断面図である。
【図5】同横断面図である。
【図6】原水の排水状態を示す縦断面図である。
【図7】シャワー水の排水状態を示す縦断面図である。
【図8】原水の分岐・還流する状態を示す横断面図であ
る。
【図9】原水の分岐・還流する状態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 栓体 3 弁室 8 原水路 9 原水用排水路 10 シャワー用排水路 15 分岐水路 18 還流水路 21 ローター 22 原水導入路 23 原水用排水口 24 シャワー用排水口 26 弁体 28 作動爪 29 作動爪34 傾斜面 35 傾斜面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】栓体1内に断面円形状の弁室3が横設さ
    れ、該弁室3内には略円筒状のローター21が回転自在
    に設けられると共に、上記弁室3に連通すべく栓体1の
    上部には原水路8、同下部には原水用排水路9とシャワ
    ー用排水路10、同側部にはローター21の中心線上に
    位置する分岐水路15が各々形成され、他方、ローター
    21の外周壁には原水路8に対応して原水導入路22、
    原水・シャワー用排水路9・10に各々対応して互い違
    い状に原水・シャワー用排水口23・24が形成される
    と共に、ローター21の先端には分岐水路15を開閉作
    動せしめるべく弁体26が外方付勢自在に設けられ、か
    つ、弁体26と分岐水路15口縁とには各々同一円周上
    形成された両側一対の傾斜面34・35付き作動爪2
    8・29がカミ合い自在に設けられてなり、上記ロータ
    ー21を所定方向に回転作動せしめることにより原水用
    排水口23を原水用排水路9に、シャワー用排水口24
    をシャワー用排水路10に、作動爪28・29のカミ合
    いにより弁体26が開作動して原水導入路22を分岐水
    路15に適宜連通せしめ、流水を原水用排水路9・シャ
    ワー用排水路10・分岐水路15に選択的に切換自在と
    されてなる流水切換具。
  2. 【請求項2】分岐水路15より分岐した分岐水を原水用
    排水路9に還流せしめるべく、栓体1側部に原水用排
    水路9連通する還流水路18が形成されてなる請求項
    1記載の流水切換具。
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