JP3586007B2 - 切換コック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、水道蛇口に装着され、手動操作により通常流路、浄水流路、シャワ−流路又は逆洗流路に水の流路を切り換えることができる切換コックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、切換コックは直接水道蛇口に装着され、外部に露出するハンドルを操作することで切換バルブの位置、すなわち水の流路が切り換わり、蛇口から吐出される水の状態が変化する。
【0003】
従来のこの種の切換コックとしては、例えば実開平4−5570号公報に開示されているものがある。
この切換コックは、図13及び図14に示すように、主に弁28とそれを収容する弁箱26からなるもので、取付け具によって水道栓27に取付けられている。ハンドル40を操作して、ほぼ円筒状の弁室32内で弁28の切り換え位置を切り換えることで、弁28がシャワ−ポート33と、あるいは吐水ポート35と、あるいは浄水流入ポート36と、あるいは浄水吐出ポート37と連通され、水の流路が切り換えられる。そして、シャワ−ポ−ト33よりシャワ−状の水が吐出されたり、吐水ポ−ト35より源水が吐出されたり、吐水ポ−ト35より浄水が吐出されたり、シャワーポート33より逆洗された水が吐出されたりする。
【0004】
図13及び図14は源水が吐出されているときの弁28の切り換え位置を示したもので、水道栓27から流入した源水は、水通路38を通って弁28内に案内され、横孔29及び縦孔30を通って吐水ポート35より吐出される。
【0005】
弁28の縦孔30の先端部42にはリング状のシーリング39が施されており、水漏れを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の切換コックには以下のような問題点があった。
(1)弁28を弁室32内周面に好適寸法で摺動可能に成形することは極めて困難で、特に弁28の縦孔30を構成する先端部42の成形には極めて高い精度が要求される。
(2)精度を確保するのが難しいため、弁28は弁室32内で摺動可能である所定形状よりもやや大きめに作られて水漏れを防止するようになっており、弁室32内での収納において弁28の先端部42は、弁室32内周面に大きな力で圧接されている。その結果、弁28の位置が切り換えられる度に先端部42に設けられたシーリング39が吐水ポート35の角部41、あるいは浄水流入ポート36の角部41等に削り取られ、シーリングが破損して水漏れ防止の役を果たさなくなるおそれがある。
(3)弁28の縦穴30の部分の分だけ回転するのに余分な空間を必要とし、切換コックの小型化に際して難点がある。
【0007】
この発明は上記従来の問題点に着目してなされたものである。その目的は、一個の切換バルブの切り換え位置の切り換えによって通常流路、浄水流路、逆洗流路及びシャワー流路に水の流路を切り換えることができる機能を有する切換コックを提供し、しかもその切換バルブの成形が容易で、長期間の使用に際しても破損するおそれがなく、しかも小型化が容易な切換コックを提供することにある。
【0008】
また他の目的は、切換コックの小型化に最適で、かつ水の吐出量の減少も防止することができる切換バルブを備えた切換コックを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、水道蛇口に連結される切換コックであって、水道蛇口から吐出される源水が流入する源水流入ポートと、前記水道蛇口から流入した源水を外部に吐出する源水吐出ポートと、前記水道蛇口から流入した源水をシャワー状にして外部に吐出するシャワー吐出ポートと、浄水器の入口に連通される浄水流入ポートと、浄水器の出口に連通される浄水吐出ポートと、前記各流入ポートと各吐出ポートとが連通される弁室内に切換バルブとを備えた切換コックにおいて、前記切換バルブは円筒状をなして、弁室内で自身の軸線を中心として回動可能であり、同バルブの軸心部には軸方向に貫設され仕切り板で隔てられた2つの部分からなる中空部が形成されており、同バルブの第一の中空部の外周面には第一の溝及び第一の中空部に連通する孔が形成され、第二の中空部の外周面には、第二の中空部と前記第一の溝とを連通する第二の溝及び第二の中空部とシャワー吐出ポートとを連通する第三の溝が形成されていて、前記溝、孔及び中空部によって水の流路が形成される。
【0010】
従って、請求項1の発明では、同バルブが自身の軸線を中心として弁室内を摺動回転して所定の切換位置に配置されたときに、前記溝及び中空部によって源水流入ポートと源水吐出ポートとが連通され、あるいは源水流入ポートと浄水流入ポートとが連通されるとともに浄水吐出ポートと源水吐出ポートとが連通され、あるいは源水流入ポートと浄水吐出ポートとが連通されるとともに浄水流入ポートと源水吐出ポートとが連通され、あるいは源水吐出ポートとシャワー吐出ポートとが連通されて水の流路が形成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態について図1〜12に従って説明する。
図1に示すように、合成樹脂製の切換コックの本体1の内部には、主流路2が貫通されている。主流路2は、切換バルブ11を収容する弁室を兼用している。水道蛇口と接続するための接続口3は、本体1の右端側面に形成されており締付キャップにより蛇口に装着されるようになっている。源水流入ポート4は、前記接続口3と同軸的に主流路2と連通されるように形成されている。第一吐水ポート5は、接続口3と同軸線上における本体1の反対側の側面に主流路2に連通するように形成されている。シャワーポート6は、前記第一吐水ポート5の周辺部に設けられており、シャワーキャップによりシャワー状の吐水が得られるようになっている。
【0012】
図2に示すように、整水流入ポート7は本体1の側面に(図1においては紙面の背面側に)本体1の主流路2と連通するように形成されている。そして図示しない整水器へパイプを通して接続されている。整水吐出ポート8は、パイプを通して整水器から送られてくる水を本体1に案内するためのもので、本体1の主流路2と連通するように本体1の左端側面に設けられている。浄水流入ポート9は本体1の左端に設けられ、整水吐出ポート8と連通しており、整水器から送られてくる整水を浄水器に案内するようになっている。浄水吐出ポート10は、本体1の左端に設けられ、主流路2に連通しており、浄水器で浄化された水が本体1内に案内されるようになっている。
【0013】
図5乃至図9に示すように、水の流路を切り換える切換バルブ11は円筒状をなし、本体1の主流路2の内部に自身の軸線を中心として摺動回転可能に嵌合されている。この切換バルブ11は内部が中空部となっており、仕切板12で第一中空部13、及び第二中空部14の二つの中空部に仕切られている。第一中空部13の外周面には第一の溝16が形成されており、その一部は円周方向において途切れている。バルブポート15は第一の溝16が途切れた部位に形成され、前記第一中空部に連通している。第二中空部14の外周面には、前記第一の溝16と第二中空部14とを連通する第二の溝17が形成されており、さらに第二中空部14とシャワーポート6とを連通する第三の溝18が形成されている。
【0014】
ここで図示するように、切換バルブ11の外周には、複数箇所にてゴム等のシーリング22によって水漏れ防止が施されている。
図10乃至図12に示すように、内部が中空である円筒状の弁ホルダー19は、前記切換バルブ11の第二中空部14内に嵌合固定されており、切換バルブ11は、この弁ホルダー19によって位置決めされる。尚、弁ホルダー19には、前記第二中空部14の外周面に形成された第二の溝17及び第三の溝18に対応する部分に溝21が設けられている。
【0015】
図1及び図2に示すように、切換ハンドル20は本体1の右端に設けられており、前期弁ホルダー19に連結されている。この切換ハンドル20を回転操作することで、その回動に連動して弁ホルダー19が回転し、ひいては切換バルブ11が回転する。その結果、切換ハンドル20を所定の位置へ切換操作することによって、切換バルブ11が回転し、流路が切り換えられる。
【0016】
次に、上記のように構成された切換コックの作用について説明する。
図3は、切換バルブ11が所定の切換位置に配置されているときの水の流路の概略を表している。また、図4はその時の切換バルブ11の切換位置を表している。
【0017】
さらに図4について、上段は、第一中空部13側の切換バルブ11の断面図(図1のA−A線断面図)であり、下段は第二中空部14側の切換バルブ11の断面図(図1のB−B線断面図)である。
【0018】
図3(a)は、通常の源水吐出が行われているときの水の流路の概略を表したものである。
水道蛇口から供給された源水は、そのまま第一吐水ポート5から吐出される。
【0019】
図3(b)は、シャワー吐出が行われているときの水の流路を表したものである。
水道蛇口から供給された源水は、切換バルブ11によって流路を切り換えられてシャワーポート6から吐出される。
【0020】
図3(c)は、浄水吐出が行われているときの水の流路を表したものである。
水道蛇口から供給された源水は、切換バルブ11で流路を切換られて、まず図示しない整水器へ送られる。そこで整水された水は、浄水器へ送られる。そして浄水器で浄化された水は、最後に第一吐水ポート5より吐出される。
【0021】
図3(d)は、逆洗吐出が行われているときの水の流路を表している。これは、前記図3(c)の浄水流路を水が逆流しているものである。
水道蛇口から供給された源水は、切換バルブ11で流路を切り換えられて、まず浄水器へ送られる。ここで、浄水器のフィルターの洗浄が行われる。その後、図示しない整水器へ送られ、最後に第一吐水ポート5から吐出される。
【0022】
次に、上述した切換コックの作用について図1、2及び4に基づいてさらに詳細に説明する。
本実施形態では、切換ハンドル20は源水吐出位置と、シャワー吐出位置と、浄水吐出位置と、逆洗吐出位置との四位置に切換操作される。すなわち、切換ハンドル20は図示しないストッパーにより回転が規制され、その回転量は約180°である。切換バルブ11は、弁ホルダー19を介して切換ハンドル20に連結され、切換ハンドル20の回転に連動して前記主流路2内を回転する。
【0023】
切換ハンドル20の柄の部分が、源水流入ポート4と第一吐水ポート5とを結ぶ軸線と平行な位置にある場合、すなわち源水吐出位置にある場合には、切換バルブ11は図4(a)の状態に保持される。上段の図に示されるように、切換バルブ11が源水吐出位置に配置されている場合は、切換バルブ11の第一の溝16が、本体1の源水流入ポート4と第一吐水ポート5とを連通する。この時、下段の図に示すように、源水流入ポート4とシャワーポート6とは連通されない。その結果、源水流入ポート4より流入した水は、前記第一の溝16に案内され、そのまま第一吐水ポート5より吐出される。
【0024】
次に、切換ハンドル20の位置が、前記源水吐出位置の切換位置より約45°(図1の右側からみて時計回り方向へ)回転されたときの位置にあるとき、つまりシャワー吐出位置に配置されているとき、切換バルブ11の位置は図4(b)に示される位置に保持される。このとき上段の図に示されるように、源水流入ポート4は整水流入ポート7及び第一吐水ポート5には連通されない。ところが下段の図に示されるように、源水流入ポート4は、第二の溝17、第二中空部14及び第三の溝18によりシャワーポート6に連通されている。その結果、源水流入ポート4より流入した水は、第一中空部13の外周面上(第一の溝16上)では行く場を失い、第一の溝と第二中空部14とを連通する第二の溝17を通って第二中空部14内に流入する。そして、第三の溝18を通って第一吐水ポート5の周辺に設けられたシャワー吐出ポート6に案内され、シャワーキャップによってシャワー状の吐水が得られるようになっている。
【0025】
次に、切換ハンドル20が前記シャワー吐出位置からさらに約45°回転されたとき、つまり浄水吐出位置にあるとき、切換バルブ11の位置は図4(c)の状態に保持される。この時、上段の図に示されるように源水流入ポート4は第一の溝16を介して整水流入ポート7に連通されている。また第一中空部13は浄水吐出ポート10に連通されているとともに、バルブポート15を介して第一吐水ポート5に連通されている。この状態では、源水流入ポート4は、下段の図に示すように、シャワー吐出ポート6には連通されていない。よって、源水流入ポート4より流入した源水は、前記第一の溝16により案内され、整水流入ポート7を通って図示しない整水器に供給される。そして整水器で整水された水は、整水吐出ポート8を通り、浄水流入ポート9を通って浄水器へ送られる。そして浄水器で浄化され、その水は本体1の左端に設けられた浄水吐出ポート10を通って主流路2内へ送られる。第一中空部13と第一吐水ポート5とは切換バルブ11に設けられたバルブポート15により連通されており、浄水器より送られてきた浄化された水は、前記流路を通って第一吐水ポート5より吐出される。
【0026】
最後に、切換ハンドル20が、前記浄水吐出位置にあるときからほぼ180°回転されたとき(図1の右側からみて反時計方向へ)、つまり図1及び図2に示すように逆洗吐出位置にあるときは、切換バルブ11の位置は図4(d)の状態に保持される。このとき上段の図に示されるように、源水流入ポート4はバルブポート15を介して第一中空部13と連通している。そして、整水流入ポート7は第一の溝16を介して、第一吐水ポート5に連通している。そしてこの状態では、源水流入ポート4と、シャワーポート6とは、下段の図に示すように連通されていない。よって、源水流入ポート4より流入した源水は、まずバルブポート15を通って第一中空部13に送られる。そして主流路2を通って、本体1の左端に設けられた浄水流入ポート10から浄水器へ流入される。そこで浄水器のフィルターの洗浄を行い、その後、浄水流入ポート9から整水吐出ポート8を介して図示しない整水器へ供給される。その後、整水流入ポート7より再び本体1内へ送られる。そこで、切換バルブ11の第一の溝16に案内され、第一吐水ポート5より外部へ吐出される。
【0027】
上記のように、本実施形態では切換コックを構成したことにより、次のような効果を得ることができる。
(1)水の流路を切り換える際、一個の切換バルブ11を回転操作することにより、源水吐出、浄水吐出、逆洗吐出、あるいはシャワー吐出が得られるように構成した。
【0028】
その結果、何ら部品を追加することなくコスト的に有利であり、また切換コックの構造の複雑化を防止することができる。さらに、前記各吐出状態への切換操作が簡単になる。
(2)円筒状の切換バルブ11の軸心部に中空部13及び14を設け、また、外周面に溝15,16,17,18を設けるのみでバルブが成形されるため、加工が容易で、前記従来の弁28の成形に比べてもそれほどの精度は要求されず、コスト的にも有利である。
(3)円筒状の切換バルブ11をその軸線を中心として摺接回動可能に配設し、複数箇所にゴム等によってシーリング22を施したため、弁室(本実施形態では主流路2)の内周面に対して圧接して収容する必要がなく、シーリング22が破損するおそれが小さい。よって、水漏れのおそれが小さくなる。
(4)円筒状の切換バルブ11をその軸線を中心として摺接回動可能に配設し、同バルブの外周面に溝16、17、18及びバルブポート15を形成して、さらに中空部13及び14を貫設して水の流路を形成した。
【0029】
その結果、円筒状のバルブの半径分だけのスペースがあれば回動可能であり、また、切換バルブの外周面及び軸心部を有効に利用して流路を形成できるため、切換バルブを小型化することができ、ひいては切換コックの小型化に寄与できる。また、水の吐出量が減少することもない。
【0030】
尚、この発明は前記実施形態に限定されるものでなく、各部の構成を例えば以下のように変更して具体化することも可能である。
(1)相互に連通される水の流路上から整水器を外した構造とすること。
(2)浄水器に連通され、浄水器内の圧力が異常に高くなったときに開放する安全弁を設けること。このようにすれば、浄水器の破損を未然に防止できる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、1個の切換バルブを所定の切換位置に配置することで、源水吐出、浄水吐出、逆洗吐出あるいはシャワー吐出が得られる。その結果、何ら部品を追加することなく切換コックを構成することができ、また切り換え操作が簡単になる。
【0032】
また、円筒状の切換バルブの軸心部に中空部を設け、外周面に溝を設けるのみでバルブが成形されるため、加工が容易で、従来の弁の成形に比べて精度は要求されず、コスト的にも有利である。
【0033】
さらに、切換バルブは円筒状の切換バルブであって、弁室内でその軸線を中心として摺接回動可能に配設されているため、前述した従来の切換コックに比べて弁室内での収納の際、弁室内周面に対して圧接して収容する必要がなく、バルブや、周辺部材、特に水漏れ防止のためのシーリングなどが破損するおそれが少ない。
【0034】
その上、前記バルブが自身の軸線を中心として回動し、また、切換バルブの外周面及び軸心部を有効利用して通路を形成することができるため、切換バルブを小型化することができ、ひいては切換コックの小型化にも寄与することができる。また水の吐出量が減少することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】切換コックを示す縦断面図。
【図2】図1のC−C線断面図。
【図3】各吐出状態での流路の概略を示す模式図。
【図4】各吐出状態での切換バルブの切換位置を示す断面図。図1のA−A線断面図(上段)及びB−B線断面図(下段)。
【図5】切換バルブをバルブポート側からみた平面図。
【図6】図5の切換バルブを裏面側からみた図。
【図7】切換バルブの縦断面図。
【図8】図5のD−D線断面図。
【図9】図5のE−E線断面図。
【図10】弁ホルダーを示す平面図。
【図11】弁ホルダーの縦断面図。
【図12】図10のF−F線断面図。
【図13】従来の切換コックを示す正断面図。
【図14】従来の切換コックを示す側断面図。
【符号の説明】
1…本体、2…主流路、4…源水流入ポート、5…第一吐水ポート、6…シャワーポート、9…浄水流入ポート、10…浄水吐出ポート、11…切換バルブ、12…仕切板、13…第一中空部、14…第二中空部、15…バルブポート、16…第一の溝、17…第二の溝、18…第三の溝。
Claims (1)
- 水道蛇口に連結される切換コックであって、水道蛇口から吐出される源水が流入する源水流入ポートと、前記水道蛇口から流入した源水を外部に吐出する源水吐出ポートと、前記水道蛇口から流入した源水をシャワー状にして外部に吐出するシャワー吐出ポートと、浄水器の入口に連通される浄水流入ポートと、浄水器の出口に連通される浄水吐出ポートと、前記各流入ポートと各吐出ポートとが連通される弁室内に切換バルブとを備えた切換コックにおいて、
前記切換バルブは円筒状をなして、弁室内で自身の軸線を中心として回動可能であり、同バルブの軸心部には軸方向に貫設され仕切り板で隔てられた2つの部分からなる中空部が形成されており、同バルブの第一の中空部の外周面には第一の溝及び第一の中空部に連通する孔が形成され、第二の中空部の外周面には、第二の中空部と前記第一の溝とを連通する第二の溝及び第二の中空部とシャワー吐出ポートとを連通する第三の溝が形成されていて、前記溝、孔及び中空部によって水の流路が形成される切換コック。
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