JPH0448807Y2 - - Google Patents
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- JPH0448807Y2 JPH0448807Y2 JP6271388U JP6271388U JPH0448807Y2 JP H0448807 Y2 JPH0448807 Y2 JP H0448807Y2 JP 6271388 U JP6271388 U JP 6271388U JP 6271388 U JP6271388 U JP 6271388U JP H0448807 Y2 JPH0448807 Y2 JP H0448807Y2
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- Japan
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- spool
- sleeve
- cam groove
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 50
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 14
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000008213 purified water Substances 0.000 description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、水栓直結型の浄水器に用いられるス
プール弁を用いた切換弁に関するものである。
プール弁を用いた切換弁に関するものである。
従来、浄水器の切換弁には各種のものが知られ
ている。例えば、特開昭59−183881号公報、特開
昭59−46185号公報、実公昭52−1500号公報、実
公昭53−24128号公報、実開昭60−136791号公報
などに示されている。
ている。例えば、特開昭59−183881号公報、特開
昭59−46185号公報、実公昭52−1500号公報、実
公昭53−24128号公報、実開昭60−136791号公報
などに示されている。
このうち、スプール型の切換弁は、軽快な操作
で切換えが行えることから、自在水栓の吐出パイ
プにハンドル操作の力がかからず、水栓直結型に
とつて好ましい。そのため、各種の提案がなさて
いる。例えば、実開昭60−136791号公報の切換弁
では、台所の自在水栓の吐出パイプに、ジヨイン
トおよび切換用スプール弁を介して、活性炭やフ
イルターを内蔵した小形の浄水器を直結している
提案が示されている。これを詳しくいえば、この
スプール弁は水平に位置させ、このスプール弁の
外端にダイアル式ハンドルを設け、スプール弁の
スプールの中間に2種の突起をそれぞれ設けてい
る。この突起の一方は、カム溝(ラセン溝)に係
合させ、他方は、固定されているスプールスリー
ブのスベリキー溝に係合させている。したがつ
て、ハンドルを回動すれば、スプールはその一方
の突起がスベリキー溝によつて回転が阻止される
ので、他方の突起により、カム溝の傾斜に沿つて
摺動する。その結果、スプールスリーブの中間に
設けた2次側連通口と、スプールスリーブの端面
に開口された浄水器への連通口とを切換えること
ができる。
で切換えが行えることから、自在水栓の吐出パイ
プにハンドル操作の力がかからず、水栓直結型に
とつて好ましい。そのため、各種の提案がなさて
いる。例えば、実開昭60−136791号公報の切換弁
では、台所の自在水栓の吐出パイプに、ジヨイン
トおよび切換用スプール弁を介して、活性炭やフ
イルターを内蔵した小形の浄水器を直結している
提案が示されている。これを詳しくいえば、この
スプール弁は水平に位置させ、このスプール弁の
外端にダイアル式ハンドルを設け、スプール弁の
スプールの中間に2種の突起をそれぞれ設けてい
る。この突起の一方は、カム溝(ラセン溝)に係
合させ、他方は、固定されているスプールスリー
ブのスベリキー溝に係合させている。したがつ
て、ハンドルを回動すれば、スプールはその一方
の突起がスベリキー溝によつて回転が阻止される
ので、他方の突起により、カム溝の傾斜に沿つて
摺動する。その結果、スプールスリーブの中間に
設けた2次側連通口と、スプールスリーブの端面
に開口された浄水器への連通口とを切換えること
ができる。
しかしながら、かかる切換用スプール弁では、
スプールに軸方向に間隔をおいて2種の突起を設
けているので、それだけ構造が複雑化しており、
殊に、水平に位置させたスプール弁の全長が長く
なり、水栓直結型の浄水器に対しては好ましくな
い。
スプールに軸方向に間隔をおいて2種の突起を設
けているので、それだけ構造が複雑化しており、
殊に、水平に位置させたスプール弁の全長が長く
なり、水栓直結型の浄水器に対しては好ましくな
い。
そこで本考案は、かかる従来技術の不都合を解
消するために案出されたもので、その要旨とする
ところは、水栓と浄水器との間に設けた水平状の
切換用スプール弁であつて、該スプール弁のスプ
ールの外端に回転可能のハンドルを設けるととも
に、該スプールに突設した突起を係合させるカム
溝およびキー溝を設けることにより、ハンドルの
回転によりスプールを摺動させるようにした水栓
直結型浄水器用切換弁において、該スプールの外
端に突起を突設するとともに、該スプール弁の弁
本体にキー溝用スリーブを設け、該キー溝用スリ
ーブに、前記ハンドルを固着したカム溝用スリー
ブを回動自在に嵌合し、前記突起を、該キー溝用
スリーブに設けられ且つ軸方向に形成したキー溝
および、該カム溝用スリーブに設けられ且つ軸方
向に対し傾斜して形成したカム溝に、重合して係
合させたことを特徴とする浄水器用切換弁にあ
る。
消するために案出されたもので、その要旨とする
ところは、水栓と浄水器との間に設けた水平状の
切換用スプール弁であつて、該スプール弁のスプ
ールの外端に回転可能のハンドルを設けるととも
に、該スプールに突設した突起を係合させるカム
溝およびキー溝を設けることにより、ハンドルの
回転によりスプールを摺動させるようにした水栓
直結型浄水器用切換弁において、該スプールの外
端に突起を突設するとともに、該スプール弁の弁
本体にキー溝用スリーブを設け、該キー溝用スリ
ーブに、前記ハンドルを固着したカム溝用スリー
ブを回動自在に嵌合し、前記突起を、該キー溝用
スリーブに設けられ且つ軸方向に形成したキー溝
および、該カム溝用スリーブに設けられ且つ軸方
向に対し傾斜して形成したカム溝に、重合して係
合させたことを特徴とする浄水器用切換弁にあ
る。
本考案の構成を作用とともに、添付図面に示す
実施例により詳細に説明する。
実施例により詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例の全体の縦断面図、第
2図は第1図のA〜A断面図、第3図は第1図の
弁本体のB〜B断面図、第4図は第1図のカム溝
用スリーブの外観図を示す。
2図は第1図のA〜A断面図、第3図は第1図の
弁本体のB〜B断面図、第4図は第1図のカム溝
用スリーブの外観図を示す。
本実施例は、台所、風呂場、洗面所などに備え
られている自在水栓の吐出パイプ1に、小形浄水
器2を直結するための切換用スプール弁3であつ
て、先ず、この浄水器2を簡単に述べれば、4は
浄水器2の合成樹脂製の基台で、この基台4に外
ケース5が載置・螺着している。この外ケース5
は、基台4に立設されたカートリツジ6をカバー
している。このカートリツジ6には、上、下フイ
ルター7,8および、これらのフイルター7,8
間に充填された活性炭9を内蔵している。このカ
ートリツジ6の中央には溢流パイプ10を上、下
フイルター7,8を貫通して設け、その下端は、
流出口11を設けたカートリツジの足12に立設
している。また、カートリツジ6の底には、逆止
弁13を有する流入口14を設けている。前記流
出口11は基台4に設けた水平の浄水導出口15
に連通し、また、前記流入口14は基台4に設け
た水平の原水導入口16に連通している。なお、
17はカートリツジの蓋を示す。
られている自在水栓の吐出パイプ1に、小形浄水
器2を直結するための切換用スプール弁3であつ
て、先ず、この浄水器2を簡単に述べれば、4は
浄水器2の合成樹脂製の基台で、この基台4に外
ケース5が載置・螺着している。この外ケース5
は、基台4に立設されたカートリツジ6をカバー
している。このカートリツジ6には、上、下フイ
ルター7,8および、これらのフイルター7,8
間に充填された活性炭9を内蔵している。このカ
ートリツジ6の中央には溢流パイプ10を上、下
フイルター7,8を貫通して設け、その下端は、
流出口11を設けたカートリツジの足12に立設
している。また、カートリツジ6の底には、逆止
弁13を有する流入口14を設けている。前記流
出口11は基台4に設けた水平の浄水導出口15
に連通し、また、前記流入口14は基台4に設け
た水平の原水導入口16に連通している。なお、
17はカートリツジの蓋を示す。
したがつて、本実施例の浄水器2では、原水導
入口16より水道圧により原水が導入されると、
その原水は逆止弁13を開き、下フイルタ8、活
性炭9、上フイルター7によつて濾過されて浄水
となり、溢流パイプ10から流下して流出口1
1、浄水導出口15を経て放水される。
入口16より水道圧により原水が導入されると、
その原水は逆止弁13を開き、下フイルタ8、活
性炭9、上フイルター7によつて濾過されて浄水
となり、溢流パイプ10から流下して流出口1
1、浄水導出口15を経て放水される。
次に、切換用スプール弁3について述べれば、
吐出パイプ1と浄水器2との間に、次のような切
換用スプール弁3が設けてある。すなわち、前記
合成樹脂製の基台4の側部に、合成樹脂製の弁本
体18を接着する。なお、この接着に当り、弁本
体18より、スリツトを切つた突出パイプ18a
を突出し、この突出パイプ18aを前記原水導入
口16に挿入している。この弁本体18は、第3
図に示すように、その上側にジヨイント19を装
着するための開口部20、その上下中央にスプー
ル21を内嵌するための横貫通孔(スプールスリ
ーブに相当するもの)22、その下側に放水口2
3(第1図参照)をそれぞれ形成し、第1図に示
すように、この開口部20と横貫通孔22との間
に1次給水室24と1次側連通口25を設け、ま
た、放水口23に連通する2次給水室26と2次
側連通口27を設けている。
吐出パイプ1と浄水器2との間に、次のような切
換用スプール弁3が設けてある。すなわち、前記
合成樹脂製の基台4の側部に、合成樹脂製の弁本
体18を接着する。なお、この接着に当り、弁本
体18より、スリツトを切つた突出パイプ18a
を突出し、この突出パイプ18aを前記原水導入
口16に挿入している。この弁本体18は、第3
図に示すように、その上側にジヨイント19を装
着するための開口部20、その上下中央にスプー
ル21を内嵌するための横貫通孔(スプールスリ
ーブに相当するもの)22、その下側に放水口2
3(第1図参照)をそれぞれ形成し、第1図に示
すように、この開口部20と横貫通孔22との間
に1次給水室24と1次側連通口25を設け、ま
た、放水口23に連通する2次給水室26と2次
側連通口27を設けている。
この横貫通孔22に内嵌するスプール21は、
小径部28、中径部29および大径部30とから
構成し、この小径部28をクビレ部とし、この小
径部28の先端に頭部ランド31を形成し、中径
部29を中間ランドとしている。そして、頭部ラ
ンド31は、基台4の原水導入口16に挿入して
いる突出パイプ18aに内嵌している。また、小
径部28には前記1次側連通口25が、中径部2
9には前記2次側連通口27が、それぞれ位置し
ている。更に、中径部29の中間ランドおよび大
径部30には、それぞれOリング32,33を巻
着している。なお、頭部ランド31にも、必要な
らばOリングを巻着してもよい。
小径部28、中径部29および大径部30とから
構成し、この小径部28をクビレ部とし、この小
径部28の先端に頭部ランド31を形成し、中径
部29を中間ランドとしている。そして、頭部ラ
ンド31は、基台4の原水導入口16に挿入して
いる突出パイプ18aに内嵌している。また、小
径部28には前記1次側連通口25が、中径部2
9には前記2次側連通口27が、それぞれ位置し
ている。更に、中径部29の中間ランドおよび大
径部30には、それぞれOリング32,33を巻
着している。なお、頭部ランド31にも、必要な
らばOリングを巻着してもよい。
大径部30の外端には、第2図に示すように、
1対の突起34,34を設け、弁本体18には、
外向きにキー溝用スリーブ35を延設し、このキ
ー溝用スリーブ35に2つ割のカム溝用スリーブ
37を回動自在に外嵌している。そして、キー溝
用スリーブ35にはスプール摺動方向にスリツト
38を設け、カム溝用スリーブ37にはスプール
摺動方向に傾斜したカム溝36を設けている。な
お、カム溝36はラセン状であつてもよい。この
カム溝36の両端には戻り止め凹部36aを設け
ている(第4図参照)。したがつて、突起34は
スリツト38を径方向に貫通してカム溝36に係
合している。また、カム溝用スリーブ37には、
合成樹脂製のハンドル39と一体成形されたリブ
40、2個のバネ41およびキー42が、それぞ
れ1対、外嵌している。このバネ41は樹脂弾性
によりカム溝用スリーブ37を掴持し、このキー
42はカム溝用スリーブ37の2つ割の合せ用で
キー溝37aに係合し、このリブ40はカム溝用
スリーブ37を抱持している。その結果、ハンド
ル39とカム溝用スリーブ37とは一体的になつ
て回動するようになつている。
1対の突起34,34を設け、弁本体18には、
外向きにキー溝用スリーブ35を延設し、このキ
ー溝用スリーブ35に2つ割のカム溝用スリーブ
37を回動自在に外嵌している。そして、キー溝
用スリーブ35にはスプール摺動方向にスリツト
38を設け、カム溝用スリーブ37にはスプール
摺動方向に傾斜したカム溝36を設けている。な
お、カム溝36はラセン状であつてもよい。この
カム溝36の両端には戻り止め凹部36aを設け
ている(第4図参照)。したがつて、突起34は
スリツト38を径方向に貫通してカム溝36に係
合している。また、カム溝用スリーブ37には、
合成樹脂製のハンドル39と一体成形されたリブ
40、2個のバネ41およびキー42が、それぞ
れ1対、外嵌している。このバネ41は樹脂弾性
によりカム溝用スリーブ37を掴持し、このキー
42はカム溝用スリーブ37の2つ割の合せ用で
キー溝37aに係合し、このリブ40はカム溝用
スリーブ37を抱持している。その結果、ハンド
ル39とカム溝用スリーブ37とは一体的になつ
て回動するようになつている。
したがつて、本実施例の切換用スプール弁3は
次のような作用をする。すなわち、ハンドル39
を回動すれば、カム溝用スリーブ37が回動する
ので、スプール21の突起34がカム溝36に沿
つて回動かつスプール摺動軸方向に摺動しようと
するが、突起34が固定されているスリツト38
を貫通しているので、その回転は阻止され、摺動
以外はできない。したがつて、スプール21は、
横貫通孔22内を摺動し、例えば第1図示の状態
となり、1次側連通口25を開くとともに、頭部
ランド31が原水導入口16を開き、更に、中間
ランドで2次側連通口27を閉じる。次いで、ハ
ンドル39をこれと逆に回転すれば、スプール2
1は横貫通孔22を摺動し、頭部ランド31は原
水導入口16を閉じるとともに、中間ランドは2
次側連通口27を開く。
次のような作用をする。すなわち、ハンドル39
を回動すれば、カム溝用スリーブ37が回動する
ので、スプール21の突起34がカム溝36に沿
つて回動かつスプール摺動軸方向に摺動しようと
するが、突起34が固定されているスリツト38
を貫通しているので、その回転は阻止され、摺動
以外はできない。したがつて、スプール21は、
横貫通孔22内を摺動し、例えば第1図示の状態
となり、1次側連通口25を開くとともに、頭部
ランド31が原水導入口16を開き、更に、中間
ランドで2次側連通口27を閉じる。次いで、ハ
ンドル39をこれと逆に回転すれば、スプール2
1は横貫通孔22を摺動し、頭部ランド31は原
水導入口16を閉じるとともに、中間ランドは2
次側連通口27を開く。
なお、ジヨイント19および放水口23につい
て述べれば、ジヨイント19は厚パツキン43、
薄パツキン44、押えリング45およびナツト4
6で構成された通常のものであり、放水口23に
は、詳細に図示していないが、流しシヤワーとス
トレート吐出とに切換えられる切換口金47が装
着されている。なお、第3図中、48は安全弁を
示す。
て述べれば、ジヨイント19は厚パツキン43、
薄パツキン44、押えリング45およびナツト4
6で構成された通常のものであり、放水口23に
は、詳細に図示していないが、流しシヤワーとス
トレート吐出とに切換えられる切換口金47が装
着されている。なお、第3図中、48は安全弁を
示す。
本実施例は以上の構成となつているので、以下
の使い方をする。すなわち、浄水を得ようとすれ
ば、ハンドル39を回転して1次側連通口25を
開くとともに、小径部28のクビレ部と原水導入
口16とを連通させる。そこで、自在水栓を開に
すれば、原水は、吐出パイプ1→1次側連通口2
5→小径部28→原水導入口16→逆止弁13→
流入口14→下フイルタ8、活性炭9、上フイル
タ7→溢流パイプ10→流出口11→浄水導出口
15→2次給水室26→放水口23の順で、浄水
が得られる。次に、原水を得ようとすれば、ハン
ドル39を逆転して、頭部ランド31で原水導入
口16を閉じるとともに、小径部28と2次側連
通口27とを連通させると、原水は、吐出パイプ
→1次側連通口25→小径部28→2次側連通口
27→放水口23の順で、そのまま得られる。
の使い方をする。すなわち、浄水を得ようとすれ
ば、ハンドル39を回転して1次側連通口25を
開くとともに、小径部28のクビレ部と原水導入
口16とを連通させる。そこで、自在水栓を開に
すれば、原水は、吐出パイプ1→1次側連通口2
5→小径部28→原水導入口16→逆止弁13→
流入口14→下フイルタ8、活性炭9、上フイル
タ7→溢流パイプ10→流出口11→浄水導出口
15→2次給水室26→放水口23の順で、浄水
が得られる。次に、原水を得ようとすれば、ハン
ドル39を逆転して、頭部ランド31で原水導入
口16を閉じるとともに、小径部28と2次側連
通口27とを連通させると、原水は、吐出パイプ
→1次側連通口25→小径部28→2次側連通口
27→放水口23の順で、そのまま得られる。
勿論、止水は自在水栓を閉じればよい。
なお、本実施例は、弁本体18に横貫通孔22
を設け、これにスプール21を内嵌しているが、
本考案はこれに限らず、弁本体18にスプールス
リーブを内嵌し、これにスプールを内嵌してもよ
い。この場合は、スプールスリーブを延設し、こ
れをキー溝用スリーブにする。
を設け、これにスプール21を内嵌しているが、
本考案はこれに限らず、弁本体18にスプールス
リーブを内嵌し、これにスプールを内嵌してもよ
い。この場合は、スプールスリーブを延設し、こ
れをキー溝用スリーブにする。
また、本実施例は、キー溝用スリーブ35にカ
ム溝用スリーブ37を外嵌しているが、本考案は
これに限らず、キー溝用スリーブ35にカム溝用
スリーブを内嵌してもよい。この場合は、カム溝
は切り孔状にし、スベリキー溝は凹部とする。し
たがつて、本明細書の溝とは、必ずしも凹部とは
限らず切り孔であつてもよい。
ム溝用スリーブ37を外嵌しているが、本考案は
これに限らず、キー溝用スリーブ35にカム溝用
スリーブを内嵌してもよい。この場合は、カム溝
は切り孔状にし、スベリキー溝は凹部とする。し
たがつて、本明細書の溝とは、必ずしも凹部とは
限らず切り孔であつてもよい。
更に、本実施例のカム溝は、スプール摺動方向
に傾斜した形状のものであるが、本考案はこれに
限らず、ラセン状のものであつてもよい。
に傾斜した形状のものであるが、本考案はこれに
限らず、ラセン状のものであつてもよい。
本考案によれば、切換用スプール弁のスプール
外端の突起を、重合した、キー溝用スリーブおよ
びカム溝用スリーブの各溝に係合させたので、突
起が軸方向に1箇所のもので足り、それだけ、構
造を簡略化でき、しかもスプール弁の全長を短縮
化することができる。ひいては、浄水器と吐出パ
イプとの間隔を短縮するか、ハンドルと吐出パイ
プとの間隔を短縮でき、スプール弁型の切換弁の
長所を更に向上させて、水栓直結形の浄水器にと
つて好個のものとすることができる。
外端の突起を、重合した、キー溝用スリーブおよ
びカム溝用スリーブの各溝に係合させたので、突
起が軸方向に1箇所のもので足り、それだけ、構
造を簡略化でき、しかもスプール弁の全長を短縮
化することができる。ひいては、浄水器と吐出パ
イプとの間隔を短縮するか、ハンドルと吐出パイ
プとの間隔を短縮でき、スプール弁型の切換弁の
長所を更に向上させて、水栓直結形の浄水器にと
つて好個のものとすることができる。
第1図は本考案の実施例の全体の縦断面図、第
2図は第1図のA〜A断面図、第3図は第1図の
弁本体のB〜B断面図、第4図は第1図のカム溝
用スリーブの外観図を示す。 2……浄水器、3……切換用スプール弁、18
……弁本体、21……スプール、34……突起、
35……キー溝用スリーブ、36……カム溝、3
7……カム溝用スリーブ、38……スリツト、3
9……ハンドル。
2図は第1図のA〜A断面図、第3図は第1図の
弁本体のB〜B断面図、第4図は第1図のカム溝
用スリーブの外観図を示す。 2……浄水器、3……切換用スプール弁、18
……弁本体、21……スプール、34……突起、
35……キー溝用スリーブ、36……カム溝、3
7……カム溝用スリーブ、38……スリツト、3
9……ハンドル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 水栓と浄水器との間に設けた水平状の切換用ス
プール弁であつて、該スプール弁のスプールの外
端に回転可能のハンドルを設けるとともに、該ス
プールに突設した突起を係合させるカム溝および
キー溝を設けることにより、ハンドルの回転によ
りスプールを摺動させるようにした水栓直結型浄
水器用切換弁において、 該スプールの外端に突起を突設するとともに、
該スプール弁の弁本体にキー溝用スリーブを設
け、該キー溝用スリーブに、前記ハンドルを固着
したカム溝用スリーブを回動自在に嵌合し、前記
突起を、該キー溝用スリーブに設けられ且つ軸方
向に形成したキー溝および、該カム溝用スリーブ
に設けられ且つ軸方向に対し傾斜して形成したカ
ム溝に、重合して係合させたことを特徴とする浄
水器用切換弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6271388U JPH0448807Y2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6271388U JPH0448807Y2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01167308U JPH01167308U (ja) | 1989-11-24 |
JPH0448807Y2 true JPH0448807Y2 (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=31288278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6271388U Expired JPH0448807Y2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0448807Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-11 JP JP6271388U patent/JPH0448807Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01167308U (ja) | 1989-11-24 |
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