JP3494801B2 - 浄水器用切替弁 - Google Patents

浄水器用切替弁

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JP3494801B2
JP3494801B2 JP10719896A JP10719896A JP3494801B2 JP 3494801 B2 JP3494801 B2 JP 3494801B2 JP 10719896 A JP10719896 A JP 10719896A JP 10719896 A JP10719896 A JP 10719896A JP 3494801 B2 JP3494801 B2 JP 3494801B2
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water
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switching
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謙三 三ケ田
進 白猪
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、浄水器に水道水を
導く切替弁に関するもので、浄水器用切替弁は、供給水
を原水として使用、原水をシャワー状として使用および
浄水器への供給の3モードに切り替えているのが一般的
であるが、信頼性や操作性において改良の余地が多々あ
るのが現状である。 【0002】 【従来の技術】本発明に最も近い公知例としては、実開
昭62−50788号がある。 【0003】これらの従来の浄水器においては、水道水
をそのまま使用する原水やシャワーと浄水器を経由して
の浄水の切替をOリングを用いて円形の内周面をスライ
ドさせて水路を切り替るのが一般的である。 【0004】その際の問題点として、内周面の水路開
部はそれを成形する金型構造からも鋭敏な角部を有す
るのが多く、Oリングの摺動時にOリングの磨滅や切断
を発生することが多い。 【0005】Oリング等の水封要素が鋭角面をスライド
することは水封性の確保はもとより要素の寿命上も好ま
しいことではなく、浄水器全体の信頼性確保の点での致
命部となる可能性が高い。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記構成においては、
いずれの問題点も解決する手段を講じるのは困難であり
本発明は全く異なる手段によりかかる問題点一挙に解決
しようとしたもので、実用性大なるものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、切替レバーの
動作により水道水を原水出口、シャワー出口、浄水出口
より流水させる浄水器用切替弁において、 水道水の切替
通路の一部を形成するバルブ本体と、該バルブ本体と水
栓とを接続する水栓ナットと、前記バルブ本体の一部と
係合する上カバーと、該上カバーの下方に配置された下
カバーと、前記上カバーと前記下カバーとにより挟持さ
れると共に、内部に通水路が形成されたバルブガイド
と、前記上カバーと前記下カバーとにより挟持されると
共に、内部に直線溝を有するバルブホルダと、該バルブ
ホルダの直線溝と係合して軸方向に直線的に移動可能と
し、前記バルブガイドの通水路と接続されるシリンダ
と、該シリンダ内に挿入され切替レバーと一体になって
回動すると共に、該切替レバーの回動に合わせ前記シリ
ンダを軸方向に移動させるシャフトと、前記シリンダの
外周に位置して切替通路の一部を形成する連結リングと
を有し、 前記バルブ本体には曲率Rを有する水封部が形
成され、 前記シリンダには、前記シャワー出口および浄
水出口に水道水を導く連通口がそれぞれ形成され、 さら
に該連通口のうち前記シャワー出口に水道水を導く連通
口の外周部には前記水封部と接して水封するOリングが
設けられ、 前記切替レバーを原水モードの位置とした場
合には、水道水が前記連結リングと前記水封部との間で
形成される通路から前記バルブガイドの周囲を回流して
前記原水出口に至り、 前記切替レバーをシャワーモード
の位置とした場合には、前記シリンダが軸方向に移動し
て水道水が前記連結リングと前記水封部との間で形成さ
れる通路からOリングが設けられた前記連通口に流入し
て、バルブガイドの通水路を経由して前記シャワー出口
に至り、 前記切替レバーを浄水モードの位置とした場合
には、前記シリンダが軸方向に移動して水道水が前記連
結リングと前記水封部との間で形成される通路から他の
前記連通口に流入して浄水出口に至るように構成したこ
とを特徴とするものである。 【0008】すなわち本発明は、切替弁の動きと、
構造上からくる不具合(鋭敏な角部の発生)を配慮する
ことにより浄水器用切替弁の水封性、信頼性、操作性向
上化を図ることにある。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例について説明する。 【0010】図1において、1は水栓と浄水器用切替弁
を接続する水栓ナットで、パッキン2を介して水栓とバ
ルブ本体3を結合している。また上カバー4と下カバー
5により挟持されたバルブホルダ6は内部の直線溝にそ
の外周を係合して軸方向に移動するシリンダ7を内蔵し
ている。シリンダ7は切替レバー8と一体になって回
しシリンダ7の内ネジと外ネジにより切替レバーの回
転を直線運動に転換するシャフト9を有し、シリンダ7
は連結リング10とバルブ本体3の水封部11により水
道水の用途別の切替通路の一部を形成している。 【0011】図2により水道水の原水の使用モードを、
図3によりシャワー時を、図4により浄水器へ流入させ
る時のモードを詳述する。なお図5には水流切替部の要
部拡大図を示す。 【0012】図2において切替レバー8が原水の位置に
あるときは、水道水は連結リング10と水封部11間に
形成される通路より流入し、バルブガイド12の周囲を
回流して原水出口13より放流される。 【0013】次に図3のように切替レバー8をシャワー
モードにした際には、シャフト9とシリンダ7のネジ作
用によりシリンダ7は軸方向に直線的に移動し、Oリン
グ14により連結リング10と水封部11とで仕切られ
た連通口15より流入し、バルブガイド12を経てシャ
ワー出口16よりシャワー流となって流出する。その際
の要部は図5のように連結リング10とバルブガイド1
2は各々別部品で構成されていることより、Oリング1
4は曲率Rを有した面をスライドして水封部11に挿入
可能でOリングが鋭角部で摩耗したり傷ついたりするこ
とはない。 【0014】図4のように切替レバー8を浄水モードに
した際には、シリンダ7は更に軸方向に移動することに
よりバルブガイド12挿入状態となり、水道水は浄水
開口部17を経て浄水出口18に至り、浄水器へ流入す
るものである。 【0015】本発明は以上のように切替レバー8の回転
を直線運動に変換して水封するように構成したことによ
り、水封のOリングが捩れたり傷ついたりせずに水封可
能で、しかも3モード中の1つはシリンダ7の一端に軸
方向に挿入することにより形成していることより直線的
に総てのモード切替えを可能とし、切替弁そのもののコ
ンパクト化を達成するものである。 【0016】 【発明の効果】本発明によれば浄水器を使用する際の水
道水の原水、シャワー、浄水器への水流切替えを直線的
に摺動するOリングにより行うと共に、部品の構成をO
リングの摺動部を曲率を持った滑らかな面にするように
分割して製作することで解決したものである。さらには
1つの動く部材で3つの水流モードを切り替えるため
に、軸方向にも1つの通路を形成することで可能とした
ものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)は本発明の一実施例を示す浄水器用切替
弁の内部構成図、(b)は(a)を横方向から見た切替
弁の内部構成図である。 【図2】(a)は原水モード時における浄水器用切替弁
の内部構成図、(b)は(a)を横方向から見た切替弁
の外観図である。 【図3】(a)はシャワーモード時における浄水器用切
替弁の内部構成図、(b)は(a)を横方向から見た切
替弁の外観図である。 【図4】(a)は浄水モード時における浄水器用切替弁
の内部構成図、(b)は(a)を横方向から見た切替弁
の外観図である。 【図5】水封部の要部拡大図である。 【符号の説明】 1…水栓ナット、2…パッキン、3…バルブ本体、4…
上カバー、5…下カバー、6…バルブホルダ、7…シリ
ンダ、8…切替レバー、9…シャフト、10…連結リン
グ、11…水封部、12…バルブガイド、13…原水出
口、14…Oリング、15…連通口、16…シャワー出
口、17…浄水開口部、18…浄水出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白猪 進 長野県須坂市大字須坂字八幡裏1588番地 テクノエクセル株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−10463(JP,A) 特開 平6−249349(JP,A) 特開 昭50−131129(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/28 B01D 35/04 F16K 17/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 切替レバーの動作により水道水を原水出
    口、シャワー出口、浄水出口より流水させる浄水器用切
    替弁において、 水道水の切替通路の一部を形成するバルブ本体と、該バ
    ルブ本体と水栓とを接続する水栓ナットと、前記バルブ
    本体の一部と係合する上カバーと、該上カバーの下方に
    配置された下カバーと、前記上カバーと前記下カバーと
    により挟持されると共に、内部に通水路が形成されたバ
    ルブガイドと、前記上カバーと前記下カバーとにより挟
    持されると共に、内部に直線溝を有するバルブホルダ
    と、該バルブホルダの直線溝と係合して軸方向に直線的
    に移動可能とし、前記バルブガイドの通水路と接続され
    るシリンダと、該シリンダ内に挿入され切替レバーと一
    体になって回動すると共に、該切替レバーの回動に合わ
    せ前記シリンダを軸方向に移動させるシャフトと、前記
    シリンダの外周に位置して切替通路の一部を形成する連
    結リングとを有し、 前記バルブ本体には曲率Rを有する水封部が形成され、 前記シリンダには、前記シャワー出口および浄水出口に
    水道水を導く連通口がそれぞれ形成され、 さらに該連通口のうち前記シャワー出口に水道水を導く
    連通口の外周部には前記水封部と接して水封するOリン
    グが設けられ、 前記切替レバーを原水モードの位置とした場合には、水
    道水が前記連結リングと前記水封部との間で形成される
    通路から前記バルブガイドの周囲を回流して前記原水出
    口に至り、 前記切替レバーをシャワーモードの位置とした場合に
    は、前記シリンダが軸方向に移動して水道水が前記連結
    リングと前記水封部との間で形成される通路からOリン
    グが設けられた前記連通口に流入して、バルブガイドの
    通水路を経由して前記シャワー出口に至り、 前記切替レバーを浄水モードの位置とした場合には、前
    記シリンダが軸方向に移動して水道水が前記連結リング
    と前記水封部との間で形成される通路から他の前記連通
    口に流入して浄水出口に至るように構成 したことを特徴
    とする浄水器用切替弁。
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