JPH0673041A - テトラヒドロフラン誘導体 - Google Patents

テトラヒドロフラン誘導体

Info

Publication number
JPH0673041A
JPH0673041A JP22712792A JP22712792A JPH0673041A JP H0673041 A JPH0673041 A JP H0673041A JP 22712792 A JP22712792 A JP 22712792A JP 22712792 A JP22712792 A JP 22712792A JP H0673041 A JPH0673041 A JP H0673041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
liquid crystal
general formula
formula
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22712792A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Takehara
貞夫 竹原
Shinji Ogawa
真治 小川
Haruyoshi Takatsu
晴義 高津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP22712792A priority Critical patent/JPH0673041A/ja
Publication of JPH0673041A publication Critical patent/JPH0673041A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式(I) 【化1】 (R1:C1〜C12のアルキル基、環A、B及びC:シキ
ロヘキシレン基、F置換されていてもよいフェニレン
基、ピリミジン環、ピリジン環、n:0又は1、X:−
CH2O−、−OCH2−、−O−又は単結合、R2:H
又はC1〜C12のアルキル基)で表わされる化合物及び
それを含有する液晶組成物。 【効果】 この化合物は、母体液晶に添加することによ
り、しきい値電圧を低減あるいはあまり上昇させること
なく、液晶相の温度範囲を高温域に拡大することができ
る。従って、これを用いて容易に温度範囲が広く、低電
圧駆動が可能で、応答性に優れた液晶組成物を得ること
ができる。更に、工業的製造も容易であり、表示用液晶
光スイッチング素子の材料として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気光学的液晶表示材料
として有用なテトラヒドロフラン環を有する新規化合物
に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、時計、電卓をはじめと
して、各種測定機器、自動車用パネル、ワープロ、電子
手帳、プリンター、コンピューター、テレビ等に用いら
れるようになっている。液晶表示方式としては、その代
表的なものにTN(捩れネマチック)型、STN(超捩
れネマチック)型、DS(動的光散乱)型、GH(ゲス
ト・ホスト)型あるいはFLC(強誘電性液晶)等が知
られているが、このうち現在最もよく用いられているの
はTN型及びSTN型である。また駆動方式としても従
来のスタティック駆動からマルチプレックス駆動が一般
的になり、更に単純マトリックス方式、最近ではアクテ
ィブマトリックス方式が実用化されている。
【0003】これらに用いられる液晶材料としては、こ
れまでにも多数の化合物が合成され、知られている。し
かしながら、これらの表示方式や用途に応じた種々の要
求特性を、単独で満足するような化合物は知られておら
ず、その要求特性に応じて多数の化合物を混合し、液晶
組成物として用いられているのが実状である。そのた
め、ある特定の性質に優れた液晶化合物の開発は、非常
に重要である。
【0004】液晶化合物は通常、その基本骨格として、
2個あるいは3個以上の環構造(ベンゼン環やその置換
体、シクロヘキサン環、あるいはピリジン環、ピリミジ
ン環、ジオキサン環等の複素環等)が、直結あるいは連
結基を介して結合した構造を有している。これらの環構
造では通常6員環が用いられているが、フラン環、チオ
フラン環、あるいはチアジアゾール環等の5員環を含む
液晶化合物も知られている。しかしながら、テトラヒド
ロフラン環を含有する液晶化合物はほとんど知られてい
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】液晶材料の種々の特性
のうち、液晶相の温度範囲及びしきい値電圧(Vth)は
非常に重要な物性である。上記の各表示方式、駆動方式
のいずれにおいても、その液晶相の温度範囲はなるべく
広く、しきい値電圧(Vth)はなるべく低いことが要求
されている。 通常、しきい値電圧は式(1)
【0006】
【数1】
【0007】(式中、kは比例定数を、Kは弾性定数
を、Δεは誘電率異方性を表わす。)で表わされるが、
この式からわかるように、しきい値電圧を低くするため
には弾性定数を小さくするか、あるいは誘電率異方性を
大きくする必要がある。ところが、誘電率異方性の大き
い液晶化合物は粘性の大きい化合物が多く、高速応答に
は適さないことが多く、また、高い比抵抗値が得にくい
ため、アクティブマトリックス駆動にも用いにくい。そ
のため、このような目的に用いるためには弾性定数を小
さくする必要がある。
【0008】一方、液晶化合物の液晶相の温度範囲を特
に高温域に広げるためには、3環あるいは4環の液晶相
の上限温度の高い化合物を添加する必要がある。しかし
ながら、このように上限温度の高い化合物は弾性定数の
大きいものが多く、液晶組成物に添加するとしきい値電
圧を高くしてしまう傾向を有していた。そのため、誘電
率異方性を大きくせずに、液晶相の温度範囲が高温域ま
で広く、且つしきい値電圧が低い液晶組成物を得ること
はかなり困難であった。
【0009】本発明が解決しようとする課題は、以上の
目的に応じ、液晶相の上限温度が高く、且つ弾性定数が
小さい化合物を提供し、液晶組成物に添加することによ
り、組成物のしきい値電圧を高くすることなく液晶相の
上限温度を上昇させる化合物、更には、液晶相は示さな
いかあるいは液晶相の上限温度の低い化合物であって
も、その弾性定数が小さく、添加することにより組成物
のしきい値電圧を低下させる化合物を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、一般式(I)
【0011】
【化2】
【0012】で表わされるテトラヒドロフラン誘導体を
提供する。上記一般式中、R1は炭素原子数1〜12の
直鎖状アルキル基を表わすが、好ましくは炭素原子数1
〜7の直鎖状アルキル基を表わす。環A、環B及び環C
はそれぞれ独立的にトランス−1,4−シクロヘキシレ
ン基、フッ素原子によって置換されていてもよい1,4
−フェニレン基、ピリミジン−2,5−ジイル基又はピ
リジン−2,5−ジイル基を表わすが、特に環Cは1,
4−フェニレン基が好ましい。nは0又は1を表わす。
Xは−CH2O−、−OCH2−、−O−又は単結合を表
わすが、好ましくは−CH2O−、−O−又は単結合を
表わす。R2は水素原子又は炭素原子数1〜12の直鎖
状アルキル基を表わすが、好ましくは水素原子又は炭素
原子数1〜3のアルキル基を表わす。
【0013】本発明の一般式(I)の化合物において、
特に、n=1である化合物の場合、液晶相の上限温度が
高くなる傾向を有し、n=0である化合物の場合、弾性
定数がより小さくなる傾向を有する。更に、R2がアル
キル基である場合、テトラヒドロフラン環はトランス配
置又はシス配置をとるが、一般的にはトランス配置のほ
うが、液晶相の上限温度が高くなる傾向を有しているの
で好ましい。ただし、R2の炭素原子数が小さい場合に
はその分離が困難であることが多く、そのような場合に
はトランス、シスの混合物であっても、使用が可能であ
る。
【0014】本発明の一般式(I)で表わされる化合物
は、Xにより異なるが、例えば、以下の製造方法に従っ
て製造することができる。 (1) 一般式(I)において、Xが単結合である一般
式(Ia)の化合物の場合 一般式(II)
【0015】
【化3】
【0016】(式中、R1、環A、環B、環C及びnは
一般式(I)におけると同じ意味を表わし、Yは塩素原
子、臭素原子又は沃素原子を表わす。)で表わされる化
合物を有機リチウム化合物あるいはグリニヤール化合物
とし、これを一般式(III)
【0017】
【化4】
【0018】(式中、R2は一般式(I)におけると同
じ意味を表わす。)で表わされるラクトール誘導体と反
応させることにより得ることができる。あるいは一般式
(III)のラクトール誘導体に代えて、一般式(I
V)
【0019】
【化5】
【0020】(式中、R2は一般式(I)におけると同
じ意味を表わす。)で表わされるラクトン誘導体と反応
させた後、還元して1,4−ジオール誘導体として、酸
触媒存在下に環化させても得ることができる。
【0021】
【化6】
【0022】(上記中、R2は一般式(I)におけると
同じ意味を表わす。)また、上記のように環Cがフッ素
原子によって置換されていてもよい1,4−フェニレン
基である場合には、一般式(II)においてYが水素原
子である化合物と、一般式(V)で表わされる4−オキ
ソアルカン酸クロリドとを塩化アルミニウム等のルイス
酸存在下に反応させた後に還元して1,4−ジオール誘
導体とし、上記と同様に環化させることによっても得る
ことができる。
【0023】(2) 一般式(I)において、Xが−O
−である一般式(Ib)の化合物の場合 一般式(VI)
【0024】
【化7】
【0025】(式中、R1、環A、環B、環C及びnは
一般式(I)におけると同じ意味を表わす。)で表わさ
れるフェノールあるいはアルコール誘導体と、一般式
(VII)
【0026】
【化8】
【0027】(式中、R2は一般式(I)におけると同
じ意味を表わす。)で表わされるジヒドロフラン誘導体
とを酸触媒存在下に反応させることにより得ることがで
きる。あるいは一般式(VII)のジヒドロフラン誘導
体に代えて、一般式(III)のラクトール誘導体と反
応させることによっても得ることができる。
【0028】(3) 一般式(I)において、Xが−C
2O−である一般式(Ic)の化合物の場合 一般式(Ib)の化合物の合成において、一般式(V
I)の化合物に代えて、一般式(VIII)
【0029】
【化9】
【0030】(式中、R1、環A、環B、環C及びnは
一般式(I)におけると同じ意味を表わす。)で表わさ
れるアルコール誘導体を用いて、一般式(III)のラ
クトール誘導体、あるいは一般式(VII)のジヒドロ
フラン誘導体と反応させることにより、同様に得ること
ができる。
【0031】(4) 一般式(I)において、Xが−O
CH2−である一般式(Id)の化合物の場合 一般式(VI)で表わされる化合物を塩基存在下に、一
般式(IX)
【0032】
【化10】
【0033】(式中、Zは塩素原子、臭素原子、沃素原
子あるいはp−トルエンスルホニル基等の脱離基を表わ
し、R2は一般式(I)におけると同じ意味を表わ
す。)で表わされるテトラヒドロフラン誘導体と反応さ
せることにより得ることができる。
【0034】上記(1)〜(4)で用いた出発原料のう
ち、一般式(II)の化合物(Yが水素原子である場合
も含む。)及び一般式(VI)の化合物は、液晶性化合
物の合成原料としてよく知られている化合物である。ま
た、一般式(VIII)の化合物も、対応するカルボン
酸あるいはそのエステルを還元することにより容易に得
ることができる。一般式(III)のラクトール誘導体
は一般式(IV)のラクトン誘導体を水素化ジイソブチ
ルアルミニウム(DIBAL−H)等で還元して得るこ
とができる。
【0035】一般式(VI)のジヒドロフラン誘導体
は、一般式(III)のラクトール誘導体を脱水しても
得ることができ、あるいは1,4−ブタンジオール誘導
体を触媒存在下に酸化的に環化しても得ることができ
る。
【0036】一般式(IV)のラクトン誘導体は、R2
が水素原子あるいはメチル基の場合には安価に市販され
ており、その他の場合も下記の合成方法に示すように、
マロン酸エステルと対応するオキシランから容易に合成
することができる。
【0037】
【化11】
【0038】また、一般式(IX)の化合物は対応する
一般式(X)
【0039】
【化12】
【0040】(式中、R2は一般式(I)におけると同
じ意味を表わす。)で表わされるフルフラール誘導体を
還元して、テトラヒドロフルフリルアルコール誘導体と
して、これをハロゲン化するかあるいはp−トルエンス
ルホニル化することによって得ることができる。
【0041】斯くして製造される一般式(I)で表わさ
れる化合物の代表的なものの例を第1表に掲げる。
【0042】
【表1】
【0043】(表中、Crは結晶相を、Nはネマチック
相を、SBはスメクチックB相を、SXは帰属不明のス
メクチック相を、Iは等方性液体相をそれぞれ表わし、
相転移温度は、数字の左側の相と右側の相との間の転移
温度を表わし、例えば、Cr137 Iは結晶相と等方
性液体相の間の相転移温度が137℃であることを表わ
す。以下同様。)
【0044】本発明の一般式(I)で表わされる化合物
は、例えば、正又は負の誘電率異方性を有する他のネマ
チック液晶化合物との混合物の状態で、特にTN型ある
いはSTN型といった電界効果型表示セルの材料とし
て、組成物のしきい値電圧の低下、あるいはその上昇を
抑えるといった目的に使用することができる。
【0045】このように、一般式(I)で表わされる化
合物と混合して使用することのできるネマチック液晶化
合物の好ましい代表例としては、例えば、4−置換安息
香酸4−置換フェニルエステル、4−置換シクロヘキサ
ンカルボン酸4−置換フェニルエステル、4−置換シク
ロヘキサンカルボン酸4′−置換ビフェニルエステル、
4−(4−置換シクロヘキサンカルボニルオキシ)安息
香酸4−置換フェニルエステル、4−(4−置換シクロ
ヘキシル)安息香酸4−置換フェニルエステル、4−
(4−置換シクロヘキシル)安息香酸4−置換シクロヘ
キシルエステル、4,4′−置換ビフェニル、1−(4
−置換フェニル)−4−置換シクロヘキサン、4,4″
−置換ターフェニル、1−(4′−置換ビフェニリル)
−4−置換シクロヘキサン、1−(4−置換シクロヘキ
シル)−4−(4−置換フェニル)シクロヘキサン、2
−(4−置換フェニル)−5−置換ピリミジン、2−
(4′−置換ビフェニリル)−5−置換ピリミジンなど
を挙げることができる。
【0046】一般式(I)の化合物の効果は後述の実施
例にも示したが、以下の例からも明らかである。ネマチ
ック液晶材料として現在汎用されているフェニルシクロ
ヘキサン系の母体液晶(A)
【0047】
【化13】
【0048】(上記中、シクロヘキサン環はトランス配
置を表わし、「%」は『重量%』を表わす。)は54.
5℃以下でネマチック相を示し、その誘電率異方性(Δ
ε)は6.7、屈折率異方性(Δn)は0.092であ
り、これを用いて作製したTNセルのしきい値電圧(V
th)は1.60Vであった。
【0049】この母体液晶(A)80重量%及び第1表
中のNo.4の化合物20重量%からなる液晶組成物
(M−1)を調製した。この(M−1)のネマチック相
の上限温度は64.3℃と上昇した。また、Δεは6.
0、Δnは0.103であり、この組成物を用いて同様
に作製したセルのVthを測定したところ、Δεが減少し
ているにもかかわらず、1.65Vとその上昇をわずか
に抑えることができた。これはNo.4の化合物の弾性
定数(K)がかなり低いことを示している。
【0050】これに対し、No.4の化合物に代えて、
これまで同様の目的に用いられてきた化合物である式
(R−1)
【0051】
【化14】
【0052】の化合物20重量%及び母体液晶(A)8
0重量%からなる液晶組成物(N−1)のネマチック相
上限温度は76.2℃であり、(M−1)に比べてやや
高くなったが、Δεは6.1、Δnは0.100であ
り、いずれも(M−1)と比べてあまり変わらなかっ
た。しかしながら、同様にして作製したセルのVthを測
定したところ、Δεが(M−1)と同程度であるにもか
かわらず、1.99Vとかなり高くなった。これは式
(R−1)の化合物の弾性定数がNo.4の化合物より
かなり大きいことを示している。
【0053】また、やはり同様の目的に用いられている
式(R−2)
【0054】
【化15】
【0055】の化合物20重量%及び母体液晶(A)8
0重量%からなる液晶組成物(N−2)を調製したとこ
ろ、ネマチック相の上限温度は76.7℃であり、Δε
は6.8、Δnは0.115であったが、同様にして作
製したセルのVthを測定したところ、Δεが(M−1)
より大きいにもかかわらず、1.87Vとやはりかなり
高くなった。
【0056】従って、本発明の一般式(I)の化合物は
その弾性定数が小さく、液晶組成物に少量添加すること
により、そのしきい値電圧(Vth)をあまり高くするこ
となく、液晶相の温度範囲を高温域に拡大できることが
明らかである。
【0057】
【実施例】以下に本発明の実施例を示し、本発明を更に
説明する。しかしながら、本発明はこれらの実施例に限
定されるものではない。
【0058】なお、相転移温度の測定は温度調節ステー
ジを備えた偏光顕微鏡及び示差走査熱量計(DSC)を
併用して行った。また、化合物の構造は核磁気共鳴スペ
クトル(1H−NMR)、赤外吸収スペクトル(I
R)、質量スペクトル(MS)等により確認した。IR
における(neat)は液膜による測定を、(KBr)
は錠剤成形による測定を表わす。NMRにおけるCDC
3は溶媒を表わし、sは1重線、dは2重線、tは3
重線、mは多重線を表わし、例えば、ddは2重の2重
線を表わし、Jはカップリング定数を表わす。MSにお
けるM+は親ピークを表わす。なお、組成物中における
「%」は『重量%』を表わす。
【0059】(実施例1) 2−[4−[4−(トラン
ス−4−ペンチルシクロヘキシル)フェニル]ベンジル
オキシ]テトラヒドロフラン(第1表中のNo.4の化
合物)の合成 4−[4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)
フェニル]ベンジルアルコール1.0gをジクロロメタ
ン6mlに溶解した。これにジヒドロフラン310mg
を加え、更にp−トルエンスルホン酸ピリジン塩37m
gを加えて、室温で4時間攪拌した。反応液にエーテル
及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、水層が中性
になるまで有機層を水で洗滌した。無水硫酸ナトリウム
で脱水乾燥した後、溶媒を溜去し、得られた粗生成物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸
エチル=20/1)を用いて精製して、2−[4−[4
−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)フェニ
ル]ベンジルオキシ]テトラヒドロフラン1.14g
(収率95%)を得た。
【0060】この化合物は室温でSB相を示し、氷点下
に長時間放置しても結晶化しなかった。またその透明点
(SB−I)は117℃であった。
【0061】NMR:δ=0.94(t,3H,J=
4.7Hz),1.0〜2.0(m,21H),2.3
(m,1H),3.9(m,2H),4.5(d,1
H,12Hz),4.8(d,1H,12Hz),5.
2(m,1H),7.2〜7.6(m,8H) IR:1495,1440,1390,1340,11
95,1120,1090,1050,1000,96
5,915,805cm-1 MS:m/e=406(M+
【0062】(実施例2) 2−[4−[4−(トラン
ス−4−ペンチルシクロヘキシル)フェニル]ベンジル
オキシ]−5−メチルテトラヒドロフラン(第1表中の
No.5の化合物)の合成 4−[4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)
フェニル]ベンジルアルコール1.0gをジクロロメタ
ン6mlに溶解した。これにp−トルエンスルホン酸3
3mgを加え、これに2−ヒドロキシ−5−メチルテト
ラヒドロフラン(この化合物はγ−バレロラクトンを水
素化ジイソブチルアルミニウム(DIBAL−H)で還
元して合成した。)360mgを滴下し、室温で3時間
攪拌した。実施例1と同様に処理して、2−[4−[4
−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)フェニ
ル]ベンジルオキシ]−5−メチルテトラヒドロフラン
0.48g(収率38%)を得た。なお、得られた化合
物は、トランス体とシス体の重量比が55/45の混合
物であった。この化合物は室温でSB相を示し、氷点下
に長時間放置しても結晶化しなかった。またその透明点
(SB−I)は116℃であった。
【0063】NMR:δ=0.88(t,3H,J=6
Hz),1.0〜2.1(m,24H),2.5(m,
1H),4.2(m,1H),4.4(d,1H,12
Hz),4.7(d,1H,12Hz),5.2(m,
1H),7.2〜7.6(m,8H) IR:1495,1440,1375,1345,12
60,1195,1090,1060,1015,10
00,805cm-1 MS:m/e=420(M+
【0064】(実施例3) 2−[4−(トランス−4
−プロピルシクロヘキシル)ベンジルオキシ]テトラヒ
ドロフラン(第1表中のNo.6の化合物)の合成 実施例1において、4−[4−(トランス−4−ペンチ
ルシクロヘキシル)フェニル]ベンジルアルコールに代
えて、4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)
ベンジルアルコールを用いた以外は実施例1と同様にし
て、2−[4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシ
ル)ベンジルオキシ]テトラヒドロフランを得た。この
化合物は室温で油状物であり、氷点下に冷却しても結晶
化しなかった。
【0065】NMR:δ=0.9(t,3H,J=7.
6Hz),1.0〜2.0(m,7H),2.4(m,
1H),3.9(m,2H),4.4(d,1H,12
Hz),4.7(d,1H,12Hz),5.2(d
d,1H,3.6,2.2Hz),7.2(dd,1
H,33,8.4Hz) MS:m/e=302(M+
【0066】(実施例4) 2−[4−[2−(4−ペ
ンチルフェニル)ピリジン−5−イル]フェノキシ]テ
トラヒドロフラン(第1表中のNo.2の化合物)の合
成 実施例1において、4−[4−(トランス−4−ペンチ
ルシクロヘキシル)フェニル]ベンジルアルコールに代
えて、4−[2−(4−ペンチルフェニル)ピリジン−
5−イル]フェノールを用いた以外は実施例1と同様に
して、2−[4−[2−(4−ペンチルフェニル)ピリ
ジン−5−イル]フェノキシ]テトラヒドロフランを得
た。この化合物の融点は137℃であり、I相からの冷
却時に、179℃以下でネマチック相を、136℃以下
でSB相を、更に109℃以下で帰属不明のスメクチッ
ク相を示した。
【0067】NMR:δ=0.9(t,3H,J=8H
z),1.0〜2.0(m,10H),2.7(t,2
H,8Hz),4.0(t,2H,7Hz),5.9
(m,1H),7.1〜8.0(m,10H),8.9
(m,1H) IR:1600,1515,1470,1360,12
40,1180,1170,1130,810cm-1 MS:m/e=387(M+
【0068】(実施例5) 2−[4−(2−ヘキシル
ピリミジン−5−イル)フェノキシ]テトラヒドロフラ
ン(第1表中のNo.3の化合物)の合成 実施例1において、4−[4−(トランス−4−ペンチ
ルシクロヘキシル)フェニル]ベンジルアルコールに代
えて、4−(2−ヘキシルピリミジン−5−イル)フェ
ノールを用いた以外は実施例1と同様にして、2−[4
−[2−(4−プロピルフェニル)ピリミジン−5−イ
ル]フェノキシ]テトラヒドロフランを得た。この化合
物の融点は69℃であり、液晶相は示さなかった。
【0069】(実施例6) 2−[4−(トランス−4
−プロピルシクロヘキシル)フェニル]−5−メチルテ
トラヒドロフラン(第1表中のNo.1の化合物)の合
【0070】
【化16】
【0071】(6−a)1−ブロモ−4−(トランス−
4−プロピルシクロヘキシル)ベンゼン5.0gをエー
テル15mlに溶解し、0℃に冷却した。これにn−ブ
チルリチウム1.7Mヘキサン溶液12mlを5分間で
滴下した。室温に戻して1時間攪拌した後、内容物を、
γ−バレロラクトン5.3gの30mlトルエン溶液に
0℃で10分間で滴下した。室温で1時間攪拌した後、
飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、有機層を水で洗滌
した。無水硫酸ナトリウムで脱水乾燥した後、溶媒を溜
去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン
/酢酸エチル混合系)を用いて精製して、1−(4−ヒ
ドロキシ)ペンタノイル−4−(トランス−4−プロピ
ルシクロヘキシル)ベンゼン4.1g(収率63%)を
得た。
【0072】(6−b)水素化アルミニウムリチウム
(LAH)260gをエーテル10ml中に懸濁させ
た。氷冷下、これに1−(4−ヒドロキシ)ペンタノイ
ル−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ベ
ンゼン1.4gをエーテル5mlに溶解して、15分間
で滴下した。0℃で2時間攪拌した後、水を加えて過剰
の水素化物を分解した。これに適量の稀塩酸を加え、無
機物を沈澱させた。有機層を無水硫酸マグネシウムで脱
水乾燥した後、減圧下に溶媒を溜去して、1−(1,4
−ジヒドロキシ)ペンチル−4−(トランス−4−プロ
ピルシクロヘキシル)ベンゼン1.2g(収率85%)
を得た。
【0073】(6−c)1−(1,4−ジヒドロキシ)
ペンチル−4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシ
ル)ベンゼン1.2gをトルエン30mlに溶解し、p
−トルエンスルホン酸70mgを加え、80℃で1時間
加熱攪拌した。放冷後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、水で洗滌し、無水硫酸ナトリウムで脱水乾燥した。
溶媒を溜去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン/酢酸エチル混合系)を用いて精製して、2
−[4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)フ
ェニル]−5−メチルテトラヒドロフラン1.0g(収
率95%)を得た。これはトランス体とシス体の重量比
が約1/1の混合物であり、室温で油状物質であった。
【0074】NMR:δ=0.9(t,3H,J=6H
z),1.0〜2.2(m,20H),2.4(m,1
H),4.2(m,1H),4.8(m,1H),7.
2(m,4H) MS:m/e=286(M+
【0075】(実施例7) 液晶組成物の調製 以下の組成からなる母体液晶(A)
【0076】
【化17】
【0077】(上記中、シクロヘキサン環はトランス配
置を表わす。)を調製したところ、54.5℃以下でネ
マチック(N)相を示した。その物性値及びこれを用い
て作製したTNセルのしきい値電圧(Vth)は以下の通
りであった。
【0078】 誘電率異方性(Δε) 6.7 屈折率異方性(Δn) 0.092 しきい値電圧(Vth) 1.60V
【0079】この母体液晶(A)80%及び実施例1で
得られたNo.4の化合物20%からなる液晶組成物
(M−1)を調製した。この(M−1)のN相の上限温
度(TN-I)及びその物性値は以下の通りであった。
【0080】 N相の上限温度(TN-I) 64.3℃ 誘電率異方性(Δε) 6.0 屈折率異方性(Δn) 0.103 しきい値電圧(Vth) 1.65V このようにネマチック相の上限温度が約10度も上昇し
ているにもかかわらず、そのしきい値電圧はわずかしか
高くなっていないことがわかる。誘電率異方性(Δε)
は小さくなっており、前述の式(1)から考えて、N
o.1の化合物の弾性定数(K)が非常に低いことを示
している。
【0081】(比較例1)実施例7において、No.1
の化合物に代えてこれまで同様の目的に用いられてきた
化合物である式(R−1)
【0082】
【化18】
【0083】の化合物20%及び母体液晶(A)80%
からなる液晶組成物(N−1)を調製した。この(N−
1)のN相の上限温度(TN-I)及びその物性値は以下
の通りであった。
【0084】 N相の上限温度(TN-I) 76.2℃ 誘電率異方性(Δε) 6.1 屈折率異方性(Δn) 0.100 しきい値電圧(Vth) 1.99V このようにN相の上限温度は(M−1)に比べて高くな
っているものの、そのしきい値電圧(Vth)はかなり高
い値となった。誘電率異方性(Δε)は(M−1)とほ
とんど変わらないので、式(1)から考えて、式(R−
1)の化合物の弾性定数はNo.1の化合物と比べると
かなり大きいと考えられる。
【0085】(比較例2)実施例7において、No.1
の化合物に代えて、これまで同様の目的に用いられてき
た化合物である式(R−2)
【0086】
【化19】
【0087】の化合物20%及び母体液晶(A)80%
からなる液晶組成物(N−2)を調製した。この(N−
1)のN相の上限温度(TN-I)及びその物性値は以下
の通りであった。
【0088】 N相の上限温度(TN-I) 76.7℃ 誘電率異方性(Δε) 6.8 屈折率異方性(Δn) 0.115 しきい値電圧(Vth) 1.87V N相の上限温度は(N−1)と同程度であった。誘電率
異方性(Δε)は(M−1)に比べるとかなり高いにも
かかわらず、そのしきい値電圧(Vth)は(M−1)に
比べるとかなり高い値となったことから、式(R−1)
の化合物の弾性定数はNo.1の化合物と比べるとかな
り大きいと考えられる。
【0089】以上の結果から一般式(I)の化合物は、
母体液晶(A)に少量添加することにより、母体液晶の
しきい値電圧(Vth)をほとんど上昇させることなし
に、液晶相の上限温度を高くできる効果を有することが
明らかである。
【0090】
【発明の効果】本発明に係わる一般式(I)で表わされ
る化合物は、ネマチック液晶として現在汎用されている
母体液晶との相溶性に優れており、これに少量添加する
ことにより、それを用いた液晶セルのしきい値電圧(V
th)をほとんど高くすることなく、液晶相の温度範囲を
高温域に拡大することが可能であるので、各種液晶表示
素子の材料として適している。
【0091】また、一般式(I)の化合物は、実施例に
示したように工業的にも容易に製造でき、熱、光等に対
し、化学的に安定であるので、各種液晶表示素子の材料
として、非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 19/34 7457−4H 19/42 7457−4H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1は炭素原子数1〜12の直鎖状アルキル基
    を表わし、環A、環B及び環Cはそれぞれ独立的に、ト
    ランス−1,4−シクロヘキシレン基、フッ素原子によ
    って置換されていてもよい1,4−フェニレン基、ピリ
    ミジン−2,5−ジイル基又はピリジン−2,5−ジイ
    ル基を表わし、nは0又は1を表わし、Xは−CH2
    −、−OCH2−、−O−又は単結合を表わし、R2は水
    素原子又は炭素原子数1〜12の直鎖状アルキル基を表
    わす。)で表わされる化合物。
  2. 【請求項2】 Xが−CH2O−、−O−又は単結合で
    あることを特徴とする請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の一般式(I)で表わされ
    る化合物を含有する液晶組成物。
JP22712792A 1992-08-26 1992-08-26 テトラヒドロフラン誘導体 Pending JPH0673041A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22712792A JPH0673041A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 テトラヒドロフラン誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22712792A JPH0673041A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 テトラヒドロフラン誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0673041A true JPH0673041A (ja) 1994-03-15

Family

ID=16855906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22712792A Pending JPH0673041A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 テトラヒドロフラン誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0673041A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7534547B2 (en) * 2001-03-29 2009-05-19 Osaka Gas Company Limited Optically active compound and photosensitive resin composition
JP2012001502A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Jnc Corp 5員環を有する化合物、液晶組成物および液晶表示素子
CN103333139A (zh) * 2012-06-20 2013-10-02 石家庄诚志永华显示材料有限公司 一类含有四氢呋喃结构的液晶化合物
CN103525433A (zh) * 2013-09-25 2014-01-22 石家庄诚志永华显示材料有限公司 含二氟亚甲基醚基化合物的液晶组合物
CN103525431A (zh) * 2013-09-12 2014-01-22 石家庄诚志永华显示材料有限公司 一种快速响应的液晶组合物
CN103740378A (zh) * 2013-12-30 2014-04-23 北京八亿时空液晶科技股份有限公司 一种含有四氢呋喃类化合物的液晶组合物及其应用
CN103773387A (zh) * 2013-12-30 2014-05-07 北京八亿时空液晶科技股份有限公司 含有四氢呋喃类化合物的液晶组合物、以及它的应用
CN103805210A (zh) * 2014-01-25 2014-05-21 石家庄诚志永华显示材料有限公司 一种用于快速响应tft-lcd的液晶组合物
CN110573152A (zh) * 2017-03-06 2019-12-13 首尔大学校产学协力团 用于预防或治疗瘙痒症的、包含吡唑类衍生物作为有效成分的药物组合物以及用于其检测的筛选方法
CN115491211A (zh) * 2022-09-08 2022-12-20 重庆汉朗精工科技有限公司 一种负性液晶组合物及其在液晶显示装置中的应用

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7534547B2 (en) * 2001-03-29 2009-05-19 Osaka Gas Company Limited Optically active compound and photosensitive resin composition
US8999197B2 (en) 2010-06-18 2015-04-07 Jnc Corporation Compound having a five-membered ring, the liquid crystal composition and the liquid crystal display device
JP2012001502A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Jnc Corp 5員環を有する化合物、液晶組成物および液晶表示素子
US8685274B2 (en) 2010-06-18 2014-04-01 Jnc Corporation Compound having a five-membered ring, the liquid crystal composition and the liquid crystal display device
CN103333139A (zh) * 2012-06-20 2013-10-02 石家庄诚志永华显示材料有限公司 一类含有四氢呋喃结构的液晶化合物
CN103525431A (zh) * 2013-09-12 2014-01-22 石家庄诚志永华显示材料有限公司 一种快速响应的液晶组合物
CN103525431B (zh) * 2013-09-12 2015-09-09 石家庄诚志永华显示材料有限公司 一种快速响应的液晶组合物
CN103525433A (zh) * 2013-09-25 2014-01-22 石家庄诚志永华显示材料有限公司 含二氟亚甲基醚基化合物的液晶组合物
CN103525433B (zh) * 2013-09-25 2015-12-23 石家庄诚志永华显示材料有限公司 含二氟亚甲基醚基化合物的液晶组合物
CN103773387A (zh) * 2013-12-30 2014-05-07 北京八亿时空液晶科技股份有限公司 含有四氢呋喃类化合物的液晶组合物、以及它的应用
CN103740378A (zh) * 2013-12-30 2014-04-23 北京八亿时空液晶科技股份有限公司 一种含有四氢呋喃类化合物的液晶组合物及其应用
CN103740378B (zh) * 2013-12-30 2015-11-25 北京八亿时空液晶科技股份有限公司 一种含有四氢呋喃类化合物的液晶组合物及其应用
CN103805210A (zh) * 2014-01-25 2014-05-21 石家庄诚志永华显示材料有限公司 一种用于快速响应tft-lcd的液晶组合物
CN110573152A (zh) * 2017-03-06 2019-12-13 首尔大学校产学协力团 用于预防或治疗瘙痒症的、包含吡唑类衍生物作为有效成分的药物组合物以及用于其检测的筛选方法
CN115491211A (zh) * 2022-09-08 2022-12-20 重庆汉朗精工科技有限公司 一种负性液晶组合物及其在液晶显示装置中的应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3975562B2 (ja) 誘電率異方性値が負の液晶性化合物、この液晶性化合物を含有する液晶組成物、及びこの液晶組成物を用いた液晶表示素子
JPH0977692A (ja) ビシクロヘキサン誘導体
JPH0673041A (ja) テトラヒドロフラン誘導体
WO2004050797A1 (ja) インダン化合物を含有するネマチック液晶組成物
JP3797435B2 (ja) 5−置換アルコキシベンゼン誘導体
JPH06256339A (ja) クロマン誘導体
JP3632772B2 (ja) 4−アルケニルオキシ−3,5−ジフルオロベンゼン誘導体
JP4193077B2 (ja) 1,3−フェニレン誘導体
JP3716436B2 (ja) 5−置換アルキルベンゼン誘導体
JP4311046B2 (ja) インダン化合物およびそれを含有するネマチック液晶組成物
JP3797433B2 (ja) ベンジル(5−置換フェニル)エーテル誘導体
JPH10120600A (ja) 新規アルケニルトラン誘導体
JP3065094B2 (ja) エーテル結合を有するハロゲン化フェニルシクロヘキシルジオキサン
JP3797436B2 (ja) 光学活性化合物
JP4239242B2 (ja) フェニルナフタレン誘導体
JPH0656718A (ja) フルオロシクロヘキサン誘導体
JP3433756B2 (ja) ジフルオロシクロプロパン誘導体
JP3668991B2 (ja) アルキルベンゼン誘導体
JPH06247885A (ja) 4−アルキル−3,5−ジフルオロベンゼン誘導体
JPH11228520A (ja) フッ素置換4−(3−アルケニル)安息香酸とそのフェニルエステル誘導体及びそれを含有する液晶組成物
JP3575049B2 (ja) フルオロシクロプロパン誘導体及び液晶組成物
JPH06122636A (ja) 4−フルオロアルキルベンゼン誘導体
JPH09291048A (ja) シクロヘキサン誘導体
JP3668990B2 (ja) 3−置換フェニルアセチレン誘導体
JP4779493B2 (ja) 2−ナフチル−1,3−ジオキサン誘導体