JPH067273U - プリント基板 - Google Patents

プリント基板

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JPH067273U
JPH067273U JP4504792U JP4504792U JPH067273U JP H067273 U JPH067273 U JP H067273U JP 4504792 U JP4504792 U JP 4504792U JP 4504792 U JP4504792 U JP 4504792U JP H067273 U JPH067273 U JP H067273U
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heat dissipation
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printed circuit
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JP4504792U
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千彰 小森
健二 佐々木
隆 薄葉
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アイワ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】はんだディップ時に放熱端子部とリード端子と
の間にはんだブリッジが発生するのを防止する。 【構成】放熱端子部11および放熱端子部用ランド12
に付着する溶融はんだ量を減少させるために、例えばス
リット23等を放熱端子部用ランド22に設ける。プリ
ント基板2のはんだディップ時に溶融はんだ層からプリ
ント基板2が離れるとき、放熱端子部12および放熱端
子部用ランド22へのはんだ付着量はスリット23の存
在により減少する。従って、放熱端子部12に付着した
はんだが溶融はんだ層から分離し易くなるため、後方の
リード端子11に流れるはんだの量が少なくなり、放熱
端子部12とリード端子11の間にはんだブリッジが発
生するのを防止することが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、リード端子の付近に放熱端子部を有するICなどの電子部品がデ ィップ方式ではんだ付けされるプリント基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリント基板に電子部品をはんだ付けする方法として、ディップ方式がある。 このディップ方式は周知のように、プリント基板の片面もしくは両面に複数の電 子部品を装着し、この状態でプリント基板を略水平に搬送してその片面を溶融は んだの表面に浸けることにより、電子部品のリード端子をプリント基板の導電パ ターンにはんだ付けするものである。この方法によれば、プリント基板に載置し た多数の電子部品を一度にはんだ付けできるので手間がかからずコスト低減が可 能になる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したディップ方式では、プリント基板を略水平に搬送してその片面を溶融 はんだ層の表面に浸けるので、プリント基板がはんだ層から離れるときには、プ リント基板に載置されている電子部品のリード端子などに付着したはんだが溶融 はんだ層から分離することになる。このとき、場合によっては付着はんだの後端 が流れて後ろのリード端子に付着し、いわゆるはんだブリッジが発生することが ある。このはんだブリッジはリード端子の間隔(ピッチ)が狭いほど発生し易く なる。
【0004】 ところで、完成したプリント基板を装置に組み込んで使用するとき、多量に発 熱する電子部品には図5に示すように放熱端子部12が設けられている。この放 熱端子部12は、一般的には電子部品1本体の中央に設けられるので、リード端 子11の間に配置されることになる。
【0005】 図6はこのような電子部品1をプリント基板2に載置した状態を示し、まだは んだ付け処理がなされる前の状態を示すものである。この図において、プリント 基板2上には、電子部品1の各リード端子11および放熱端子部12の実装位置 Hにそれぞれ対応して、各リード端子用ランド21および放熱端子部用ランド2 2がそれぞれ設けられている。
【0006】 各リード端子用ランド21は、電子部品1をプリント基板2にはんだ付けする ためのものであり、ランド21以外の部分、すなわち導電パターン20の破線で 示す部分はレジストが施されている。電子部品1はこのランド21を介してプリ ント基板2に電気的に接続される。
【0007】 また、放熱端子部用ランド22は、電子部品1の放熱端子部12をプリント基 板2上にハンダ付けするためのものであり、放熱効果を上げるために適宜なラン ド面積を有し、破線で示すその他の部分にはレジストが施され、例えば、アース パターンに接続されている。なお、図6に示すはんだ付け処理がなされる前の状 態において、電子部品1はプリント基板2に接着剤等で仮止めされている。
【0008】 この状態において、電子部品1をプリント基板2にディップ方式ではんだ付け する場合、面積が大きな放熱端子部12および放熱端子部用ランド22に多量の はんだが付着し、これが溶融はんだ層から分離するときにプリント基板2の搬送 方向に対して後方に流れて後方のリード端子11に付着し、これによってはんだ ブリッジが発生することが多い。このようなはんだブリッジが発生すると放熱端 子部12とリード端子11間がショートしてしまい、場合によっては電子部品1 が破損してしまうこともある。
【0009】 そこで、この考案は、上述したような課題を解決したものであって、リード端 子の付近に放熱端子部を有する電子部品がディップ方式ではんだ付けされるプリ ント基板において、上記放熱端子部と上記リード端子の間に発生するブリッジを 防止することが可能なプリント基板を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために本考案においては、リード端子の付近に放熱端子 部を有する電子部品がディップ方式ではんだ付けされるプリント基板において、 電子部品が溶融はんだ層から離れるとき放熱端子部および放熱端子部用ランドに 付着する溶融はんだ量を減少させる手段をプリント基板の放熱端子部用ランドに 設け、放熱端子部とリード端子の間に発生するはんだブリッジを防止するように したことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
図1〜図4に示すプリント基板2では、放熱端子部用ランド22の一部に切欠 部を設けたものである。すなわち、プリント基板のはんだディップ時に溶融はん だ層からプリント基板2が離れるとき、放熱端子部用ランド22には切欠部が設 けられているので、放熱端子部用ランド22へのはんだ付着量は切欠部の存在に より減少する。従って、放熱端子部12および放熱端子部用ランド22に付着し たはんだが溶融はんだ層から分離し易くなるため、後方のリード端子11に流れ るはんだの量が少なくなり、結果として、放熱端子部12とリード端子11の間 にはんだブリッジが発生するのを防止することが可能となる。
【0012】
【実施例】
続いて、本考案に係るプリント基板の一実施例について、図面を参照して詳細 に説明する。
【0013】 図1は、本考案によるプリント基板の第1実施例を示す。このプリント基板2 の放熱端子部用ランド22には、電子部品1の実装位置Hに対して略直角方向に 延びるスリット23が多数設けられている。
【0014】 このプリント基板では、はんだディップ時に溶融はんだ層からプリント基板2 が離れるとき、放熱端子部用ランド22にはスリット23が設けられているので 、放熱端子部12へのはんだ付着量はスリット23の存在により減少する。従っ て、放熱端子部12および放熱端子部用ランド22に付着したはんだが溶融はん だ層から分離し易くなるため、後方のリード端子11に流れるはんだの量が少な くなり、放熱端子部12とリード端子11の間にはんだブリッジが発生するのを 防止することが可能となる。
【0015】 上記スリット23は、プリント基板2の導電パターン20(図6)を公知のエ ッチング法などにより形成するときに一緒に形成しても良いし、また、導電パタ ーン20の形成後のレジスト処理時に一緒にレジストで形成してもよい。なお、 説明の便宜上、レジストの施された部分の導電パターン部分については、図面上 省略している。
【0016】 図2は、第2実施例を示す。このプリント基板2の放熱端子部用ランド22に は、くし刃状部24が設けられている。なお、説明の便宜上、レジストの施され た部分の導電パターン部分については、図1同様に図面上省略されている。
【0017】 図3は第3実施例を示す。このプリント基板2の放熱端子部用ランド22には 、図1と同様にスリット25が電子部品1の実装位置Hに対し適宜な角度(θ) を有して設けられている。なお、導電パターン20の破線部分には、レジストが 施されている。
【0018】 図4は第4実施例を示す。このプリント基板2の放熱端子部用ランド22には 、多数の孔26が設けられている。なお、説明の便宜上、レジストの施された部 分の導電パターン部分については、図面上省略されている。
【0019】 上記図2から図4に示す各実施例においても、上述した図1に示す第1実施例 と同様に、放熱端子部用ランド22にスリット25、くし刃状部24、孔26が 設けられているので、プリント基板2のはんだディップ時に溶融はんだ層からプ リント基板2が離れるとき、放熱端子部12および放熱端子部用ランド22への はんだ付着量は切欠部の存在により減少する。従って、放熱端子部12に付着し たはんだが溶融はんだ層から分離し易くなるため、後方のリード端子11に流れ るはんだの量が少なくなり、放熱端子部12とリード端子11の間にはんだブリ ッジが発生するのを防止することが可能となる。
【0020】 なお、本考案は、上述した実施例に限定されることなく、要は放熱端子部12 および放熱端子部用ランド22に付着する溶融はんだ量を減少させる手段を放熱 端子部用ランド22に設ければよいものである。
【0021】 また、切欠部(スリット)23,25は、プリント基板2の導電パターン20 を公知のエッチング法などにより形成するときに一緒に形成しても良いし、また 、導電パターン20の形成後のレジスト処理時に一緒にレジストで形成しても良 く、その方法および形状は何ら限定されるものではない。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、放熱端子部および放熱端子部用ランドに付着す る溶融はんだ量を減少させる手段を放熱端子部用ランドに設けたものである。
【0023】 従って、本考案によれば、放熱端子部とリード端子の間に発生するはんだブリ ッジを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプリント基板の第1実施例を説明
する説明図である。
【図2】本考案に係るプリント基板の第2実施例を説明
する説明図である。
【図3】本考案に係るプリント基板の第3実施例を説明
する説明図である。
【図4】本考案に係るプリント基板の第4実施例を説明
する説明図である。
【図5】従来における電子部品を説明する説明図であ
る。
【図6】従来において、電子部品がプリント基板に仮止
めされている状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 電子部品 2 プリント基板 11 リード端子 12 放熱端子部 20 導電パターン 23,25 スリット 24 くし刃状部 26 孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リード端子の付近に放熱端子部を有する
    電子部品がディップ方式ではんだ付けされるプリント基
    板において、 上記電子部品が溶融はんだ層から離れるとき上記放熱端
    子部および放熱端子部用ランドに付着する溶融はんだ量
    を減少させる手段を上記プリント基板の放熱端子部用ラ
    ンドに設け、上記放熱端子部と上記リード端子の間に発
    生するはんだブリッジを防止するようにしたことを特徴
    とするプリント基板。
JP1992045047U 1992-06-29 1992-06-29 プリント基板 Expired - Fee Related JP2554693Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115407549A (zh) * 2021-05-28 2022-11-29 海信视像科技股份有限公司 一种显示装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01300588A (ja) * 1988-05-28 1989-12-05 Nec Home Electron Ltd プリント配線板及びそのはんだ付け方法
JPH0426570U (ja) * 1990-06-28 1992-03-03

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