JPH0672559U - レンタル用靴拭マット - Google Patents

レンタル用靴拭マット

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JPH0672559U
JPH0672559U JP1219293U JP1219293U JPH0672559U JP H0672559 U JPH0672559 U JP H0672559U JP 1219293 U JP1219293 U JP 1219293U JP 1219293 U JP1219293 U JP 1219293U JP H0672559 U JPH0672559 U JP H0672559U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンタルサービスに際して、取り付け取り外
し等の作業性良好で、容易に洗浄が可能で且つ一体化マ
ットに比べ軽量で、マット本体とベースとの固着が良好
でマット本体とベース周縁部材との間に隙間を生ずるこ
とがなく、環境の変化に対して安定した固着力を維持で
きるレンタル用セパレートタイプマットを提供する。 【構成】 基布と基布に植設されたパイルと基布裏面に
設けられたバッキングとから成るマット本体と、前記マ
ットを支持するエラストマー製ベースとから成るセパレ
ートマットにおいて、前記ベースは、上部のマット支持
面と、該マット支持面から外縁に向けて傾斜して下向き
に延びているマット端縁把持面と、該マット端縁把持面
と対向して把持部を形成し且つその上部がマット支持面
とほぼ面一乃至は足圧下のマット面よりも若干低く形成
された周縁部材とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はレンタル用靴拭マットに関するもので、より詳細には玄関、入り口等 に敷設して使用するダストコントロール用セパレートタイプ靴拭マットの着脱性 、固定性乃至接着性、安全性の向上、即ちマット本体(原布)とベース(エラス トマー)の接着システムの改良されたレンタル用靴拭マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
商店、事務所、一般家庭の玄関、入り口等に敷設して使用されるダストコント ロール用マット(靴拭マット)には、大別してセパレートマットと一体化マット との二種類がある。これらのマットは、一般にレンタルシステムで運用されてお り、一定期間を限って需用家に貸与された後回収され、洗浄、再生を行った後、 再度需用家に供給する。
【0003】 これらのマットの内、セパレートマットでは、構成上下敷きとなるゴムベース とマット本体(原布)とが機械的に分離されており、レンタルサービス業務では 、原布のみを取り外して、回収、配送等を行い、また洗浄再生に際しても、マッ ト本体(原布)のみを洗浄、再生する。一方、一体化マットでは、構成上下敷き となるゴムベースとマット本体(原布)とが機械的に一体化されており、レンタ ルサービス業務では、一体化されたものを全体として、回収、配送し、また洗浄 再生に際しても、全体を洗浄、再生しなければならない。
【0004】 このため、レンタル用セパレートマットでは、ゴムベースは一度敷設すれば半 永久的に使用されるため、マット本体(原布)のみを製造すればよく、低コスト で多品種のマットを製造可能であり、イニシャルコストも低く済むこと、サービ ス業務においても、低重量でしかも嵩ばらないため、回収、持ち運び、移送、貯 蔵等が容易で、流通コストも低くて済むこと、及び洗浄、再生に際しても、マッ ト本体(原布)のみを洗浄するため、洗浄機が低負荷で容易に安価に洗浄できる こと等のメリットがある。
【0005】 しかし、セパレートマットでは、マットとゴムベースとの間に何らかの接着機 構を設けなければならないため、マット(原布)/ゴムベースの接着力低下によ り位置ずれ、マットのめくれ等が発生し、外観が不良となったり、歩行時の安全 性が損なわれるという傾向がある。またマット(原布)/ゴムベースをぴったり としかもフラットにセットする必要があり、取付作業時の作業効率が悪いという 問題もある。
【0006】 この様なセパレートマットとして使用する目的で数々の考案がある。例えば、 実公昭49−1606号、実公昭63−18496号、特願昭55−11704 1号、実公昭63−117462号各公報等々が知られている。
【0007】 セパレートマットにおいて、原布とゴムの接着には、特公昭59−7450号 公報に見られるとおり、一般的には面ファスナー等による物理的、部分的接着が 主に用いられてきた。詳細には原布サイドに面ファスナーのメス(ループ部)を 設置し、ベースゴムサイドに面ファスナーのオス(フック乃至カット部)を設置 する。
【0008】 また、磁性体による接着に関して数々の考案があげられる。特開昭54−28 413号、実開昭59−16976号、実開昭60−95079号、特開昭60 −118774号公報等。
【0009】
【発明が解決しようとする問題点】
従来のマット支持用ベースは、図1(A),(B)に示すように、ベース1は長 方形、楕円形等の額縁付きのシート2から成り、マット支持面3とその周縁に上 部がマット支持面3より高い位置にある額縁4を備え、マット支持面3が額縁4 の内側立上り面4Aとともに、額縁4の上面に対し凹部を形成している。マット 支持面3は水平で、額縁内側立上り面4Aはこれにほぼ直角で立上っている。 マット本体(原布)は、その裏面がマット支持面3に接し額縁4内に嵌めこま れる。原布の周縁端部は額縁内側立上り面4Aと突きつけの形になっている。 更に原布をベースに単に嵌込むだけでは、供用中すぐ原布がベースから離脱す るので、加えて原反裏面とベースのマット支持面との間に着脱自在方式で種々の 固定方法が採用される。
【0010】 原布とベースの着脱自在方式の固定方法に関しては、次の様なものが考えられ る。 1 面ファスナーによる固定 2 凹凸の組合わせによる固定 3 その他機械的な固定具による固定 4 磁性体による固定 5 粘着体による固定 これらのうち、一般的に用いられているのが面ファスナーによる固定である。 これらの固定方法もいろいろと問題点を有する。
【0011】 例えば面ファスナー固定方式では、ダストコントロール用マットとしてくり返 し洗浄等の再生加工を行う事により面ファスナーの接着強度低下を避ける事がで きない。また面ファスナーは、マット面に対し部分的に設置する事が多く、一般 的には四スミ及び辺の中央に用いられる。
【0012】 また、辺の非接着部が、靴底等で踏まれることにより、シワ等が発生しやすく 、安全性(歩行)の点で問題となる事もあり、また外観も見苦しい状態となる。 更に、面ファスナーを辺全体に用いると、マット原布とファスナー部の収縮の違 いからくり返し洗浄等により波うち状態となる。 更にまた、マット全体の外観として、接着部は面ファスナーのオス+メスの厚 みがプラスされ、外観が見苦しく、またドア等の開閉時にひっかかる等の問題が 発生する。 工程的には、原布製造後、面ファスナーを縫い付ける必要があり、コストアッ プの原因となる。 等の問題がある。
【0013】 これらいづれの固定方式においてもいえることは、ベースの凹部にマット本体 (原布)を嵌合して供用中、原布周縁とベース額縁の内側立上り面との間に隙間 があいたり、或いは原布周縁が凹部よりはみ出したりして外見上、使用上好まし くない。 特に原布が新規の場合は隙間があり、使用中隙間が減じるが隙間があることは 好ましくない。始めから隙間をとらないようにしておくと、原布が使用により落 着くようになると端縁が拘束されるため原布がしわや波うつか凹部から端縁が出 るようになり好ましくない。また、固着が十分にできなくなる。 屋外入口等での使用では、雨水、日光、ダスト付着等環境変化に伴い適切な固 着力を維持できなくなるおそれもある。更に外見上好ましくないことは、商品価 値を低下させることになりレンタル用としては不利となる。
【0014】 従って本考案の目的は、レンタルサービスに際して、取り付け取り外し等の作 業性良好で、容易に洗浄が可能で且つ一体化マットに比べ軽量で、マット本体と ベースとの固着が良好で、マット本体端縁とベース額縁との間に隙間を生ずるこ とがなく、またマット本体端縁がはみ出すことがなく、環境(例えば玄関先に設 置された時の雨水、日光、ダスト付着)の変化に対し安定した固着力を維持でき るレンタル用セパレートマットを提供するにある。
【0015】
【問題点を解決するための手段】
本考案によれば、基布と基布に植設されたパイルと基布裏面に設けられたバッ キングとから成るマット本体と、前記マットを支持するエラストマー製ベースと から成るセパレートマットにおいて、前記ベースは、上部のマット支持面と、該 マット支持面から外縁に向けて傾斜して下向きに延びているマット端縁把持面と を備えたベース本体と、該マット端縁把持面と対向して把持部を形成し且つその 上部がマット支持面とほぼ面一乃至は足圧下のマット面よりも若干低く形成され た周縁部材とから成ることを特徴とするレンタル用靴拭マットが提供される。
【0016】 本考案においては、上部のマット支持面がマグネットゴムシートで形成され且 つマット本体のバッキングが磁性体粉配合エラストマーで形成されていることが 固着方式として好適である。
【0017】 また前記ベースは、ベース本体と周縁部材が一体に成形されたものでも或いは ベース本体と周縁部材が別々に成形された組立式のものでも好適に使用できる。 前者では、周縁部材の上部のコーナー部に切り込みを設けてマット本体のベー スへの着脱を便にすることもできる。 後者では、ベース本体にマット本体を固着してからその周縁に上方から周縁部 材を嵌込んでベース本体と周縁部材を組立てるが、着脱操作が簡便で好適である 。
【0018】 更にまた、ベースの少なくともマット支持部が上部のマグネットシートと下部 の発泡体との積層体で形成されていることは、マグネットを有効に活用しクッシ ョン性を良好にでき好適である。
【0019】
【作用】
本考案のレンタル用靴拭マットは、セパレートマットであって、マット本体と エラストマー製ベースとから成るが、該ベースが上部のマット支持面と該マット 支持面から外縁に向けて傾斜して下向きに延びているマット端縁把持面を備えた ベース本体と、該マット端縁把持面と対向して把持部を形成し且つその上部がマ ット支持面とほぼ面一乃至は足圧下のマット面よりも若干低く形成された周縁部 材とから成ることが特徴である。
【0020】 周縁部材がマット端縁支持面との間に上部を開放する空隙を有する把持部を設 けているので、マット本体は、マット端縁を把持部に挿入し把持させ、裏面をマ ット支持面及びマット端縁支持面に接してベースに支持固定することができる。
【0021】 周縁部材の上部(上面)がマット支持面とほぼ面一(マット支持面と面一及び マット支持面より若干低く形成されることを含む)乃至は足圧下のマット面(マ ット本体をベースにセットした状態で靴拭マットに人がのり体重をかけてふまれ た足圧下のマット面)よりも若干低く形成されていること、加えてマット端縁支 持面がマット支持面より外縁に向けて傾斜して下向きに延びているので、靴拭マ ットのマット面は足圧下で常に周縁部材の上部より位置が高くなり、しかもマッ ト本体と周縁部材の上部との間に隙間を生じることがなくなり、靴、はきもの等 のひっかかりがなく、特にハイヒールのかかとの先端部のひっかかりが完全に防 止され歩行の安全性が確保される。
【0022】 マット端縁支持面がマット支持面より外縁に向けて下向きに傾斜していて、把 持部がそれに対応しているので、マット本体の着脱を容易にし、また把持部の奥 行に余裕をもたせることにより靴拭マットの使用環境の変化によりマット本体に 伸縮があっても順応できるので、供用中マット本体に波うちやしわより等を生じ ることがない。
【0023】 ベースは、ベース本体と周縁部材を一体に成形したものとすることも、ベース 本体と周縁部材を別に成形して使用時即ちマット本体をセットするときに組立て てベースとすることもできる。この何れの場合においても上記作用を支障なく発 揮できる。 ベース本体と周縁部材を一体に成形している場合、またマット本体の着脱性を 簡便にするため、把持部のコーナー部に切込を設けることもできる。
【0024】 ベース本体と周縁部材を別々に成形しているセパレート型では、ベース本体に マット本体を固定してから枠状の周縁部材を嵌込んで組立てるが、この方法は着 脱が簡便にでき、またベース本体と周縁部材の材料、性能等を広く選択できる利 点がある。
【0025】 本考案においてベースのマット支持面とマット本体(原布)の裏面との間の固 定方式には、従来の固定方式を採用し得るが、固定方式としては磁性体を利用し た固定方式が好適である。 磁気力による接着は、接着初期から引き剥し迄安定した接着力が得られ、しか もこの接着は外的環境の変化に対しても良好で安定な接着力を維持し、くり返し の洗浄による経時変化も少なく、全体として安定した接着力を保有できる。 この磁気による接着を利用するため、ベースの少なくともマット支持面をマグ ネットゴムシートで形成し、マット本体のバッキングを磁性体粉を配合したエラ ストマーで形成する。ベース側をマグネットゴムシートとするのは、重い方を固 定して使用し、マット本体の方を可及的に軽量化するためであり、また、磁気に よる接着では接着面が平滑で接着面間の間隔が少ない程強固な接着が可能である ため、マット本体のバッキング面に多少凹凸があっても、靴等で踏まれたとき、 両者が密着して、強い接着力が得られるようにするためである。 他にダストコントロール用マットとしてマット本体を洗浄再生する際、マット 本体同士が接着するのを防止するためマット本体バッキング部には磁性体に接着 する成分を配合する。
【0026】 マット本体を一度セットすると、この上を歩行しても或いは衝撃等を与えても 、マット本体がはがれたり、波立ちやめくれ或いは位置ズレを生じることがなく 、一体化マットと同等のフラットな外観と敷設安定性を有している。また、環境 (客先に設置された時の雨、日光、ダスト付着)の変化に対し安定した接着力を 維持する事ができる。またベースに対してマット本体を90度乃至180度方向 に引き剥し力を加えると、比較的小さい力で粘り強さなしに容易にマット本体の 引き剥しによる分離が行える。更に、引き剥しと逆にベースに対して、マット本 体の敷設操作を行い、ベース表面とマット本体表面とを十分に接近させれば、再 接着が常に容易に可能となる。このため、レンタルサービスに際して、取り付け 、取り外し時の作業性が良好である。
【0027】 またベースの少なくともマット支持部が上部のマグネットゴムシートと下部の 発泡体との積層体で形成すると、マグネットゴムシートを節減でき、更にマット のクッション性が良く、マット裏面とのマット支持面のなじみ性が良くなる。ま た軽量化できる。
【0028】
【考案の好適実施態様】
本考案の好適実施態様を図に基づいて説明する。 本考案の靴拭マットのベースの一例を示す図2の(A)及び(B)において、 ベースはエラストマー製でほぼ矩形のシート2から成っている。このシート2は 上部のマット支持面3と、マット支持面3から外縁に向って傾斜して下向きに延 びているマット端縁支持面5と、マット端縁支持面5と対向して把持部6を形成 しマット端縁支持面5と下部で続く周縁部材7から成っている。把持部6は、マ ット端縁をパイルを押圧した状態で挿入し得る厚さの空隙で上端を開放し下端を 閉じている。周縁部材7の上部上面はマット支持面3と面一になっている。また シート2の少なくとも上部のマット支持面3がマグネットゴムシート8で形成さ れている。シート2の裏面は、フロア(マットを敷く面)に対する支持面9とな っている。 上記において周縁部材7の上部上面はマット支持面3よりも若干低く形成する こともできる。また若干高くすることもできるが、この場合ベースにマット本体 をセットした状態において足圧下のマット面よりも若干低く形成されていること が必要である。また周縁部材7の各コーナ部に例えば図3に示すように、把持部 6に達する切込み10を設けることができる。この切込み10は、マット本体の 着脱を容易にする。
【0029】 また周縁部材7は、上部から外縁に向けて下向きに傾斜するテーパーをつけた 構造にすることができる。 また図示しないが支持面9は、滑り防止に筋条その他いろいろの凹凸模様をも った凹凸面にしている。またマット支持面は平滑が好ましいが、必ずしも平滑で なくても良く、マット本体のバッキング層14との固着性に支障を来さない範囲 において、浅い凹凸模様などをつけることもできる。
【0030】 マット本体を示す図4(A),(B)において、このマット本体11は、基布1 2、この基布に対して繊維をタフト化等により植設し、先端をルーブ状に残し或 いは先端を切揃えることによって形成されたパイル糸13及びこの基布に対して パイル糸を固定するエラストマーバッキング層14から成っている。このエラス トマーバッキング層14は、磁性体粉を配合したエラストマーで形成されている 。 このマット本体11のマット端縁15は、ベース1の把持部6に把持される部 分であるが、この部分は、パイルを内側にやや後退させておくこともある。 またエラストマーバッキング層14の裏面(ベースと接する面)は、必ずしも 平滑の必要はなく、ベースとの固着性に支障を来さない範囲において浅い凹凸模 様があっても良い。
【0031】 図5は、マット本体11をベース1にセットした断面図を示す。即ちマット本 体11は、マット端縁15をベースの把持部6に挿入把持され、マット本体11 のエラストマーバッキング層14の裏面がマット支持面3とマット端縁支持面5 に接し支持されている。セットの際或いは取り外す際、周縁部材7をおこして立 ち上げ把持部6を開くことによって、容易にマット端縁15を把持部6内に挿入 したり取り外すことができる。セットすれば周縁部材7の弾性により元に復元す る。 このセット状態において、周縁部材7の上部上面は、マット支持面と面一乃至 は足圧下のマット面よりも若干低くなっており、加えてマット端縁15がマット 端縁支持面に沿って外縁に向って傾斜して下向きに延び把持部6に挿入されてい るので、マット面と周縁部材7との間に隙間を生じることがない。そのため歩行 が安全で、ハイヒールのかかとを引掛けることが防止される。
【0032】 ベースの把持部6は、マット本体の繰り返し使用や使用環境の変化による伸縮 に対して、マット端縁15の動きに対応し得るように奥行を設けているので、セ ットの際にマット本体の波うち、しわよりを生ずることなくセットでき、また使 用中の波うち、しわより等の発生を防止する。
【0033】 またマット支持面3のマグネットとエラストマーバッキング層14の磁性体の 間の磁気吸引力によりマット支持面3とエラストマーバッキング14面が強固に 引き合い、取り外されるまで加圧された状態で接着する。この接着力は強固でし かも使用環境の変化にも対応する接着力を持続し、かつ脱着の繰返しによっても 接着力が変化しない。このような構造となることにより、ダストコントロールマ ットとして使用する場合、繰返しのレンタルサイクル、洗浄再生によりマット本 体とベートとのセット性、固着力が変化しない、外見も良好である。
【0034】 ベースの周縁部材7の切込み10は、マット端縁15の把持部6への把持、取 り外しを良好にしているが、またマット端縁支持面5の傾斜と共にベースを水洗 する際の水切れ、乾燥を良くする。マット本体11は、洗浄し繰返し使用される がベース1と一体でないので軽くなり持ち運びが容易である。マット本体11に マグネットを用いていないため、洗浄の際に、マット本体同士が磁力で接着する ことがないので洗浄が容易である。
【0035】 図6は、ベースの他の実施例を示すもので、ベース1は、マット支持部(マッ ト支持面3乃至はマット支持面3及びマット端縁支持面5のある部分)の上部が マグネットゴムシート8から成り、その下部及びそれに続く周縁部材7がマグネ ットを含有しないエラストマー発泡体16で構成されている。
【0036】 また図7は、ベースの他の実施例で、ベース1は、マット支持部の上部がマグ ネットシート8から成り、その下部及びそれに続く周縁部材7がマグネットを含 有せず且つ発泡させないエラストマー17で構成されている。
【0037】 また図8は、ベースの他の実施例で、ベース1は、マット支持部の上部がマグ ネットシート8から成り、その下部がエラストマー発泡体16から成り、その下 部及びそれに続く周縁部材7がエラストマー17で構成されている。 以上の様に、マグネットシートはマット支持部の上部に設けることによりマッ ト本体の固着に必要な磁力を十分に発揮させることができる。またマグネットの 使用量が節約できる。また発泡体の使用は、クッション性を与え歩行性を良好に し、軽量化に役立つ。
【0038】 次にベース本体と周縁部材が別々に分割されているタイプ(セパレートタイプ )の実施態様の一例を説明する。 ベース21は、図9(A),(B)に示すベース本体21Aと、図10(A),( B)に示す枠状周縁部材21Bとから成る。 ベース本体21Aは、図9(A),(B)に示すようにエラストマー製シート2 2から成り、上部のマット支持面23と該マット支持面23から外縁に向けて下 向きに延びているマット端縁支持面24と、該マット端縁支持面24の下端から やや内向きに下る嵌合係合面25を有している。また下面はフロアに対する支持 面26となっている。また好適には、少なくとも上部のマット支持面23の部分 は、マグネットゴムシート27から成っている。
【0039】 枠状周縁部材21Bは、図10に示すようにほぼ矩形状の枠部材28よりなり 内側にベース本体21Aを嵌込み得る開口部29を有している。枠部材28の形 状は、図2(B)の周縁部材7と同様の外部形状を有するが、内側は、ベース本 体21Aを嵌め込み組込んだ状態で図11に示すようにマット端縁支持面24と 対向して間に把持部30を形成する把持部上面31、該把持部上面31に続き内 向きに下る把持部端面32、該把持部端面32に続き内向きに下り、嵌合係合面 25に嵌合係合する周縁部材の嵌合係合面33を備えている。 図11に示すようにベース本体21Aと枠状周縁部材21Bを組立てた状態で 、枠状周縁部材21Bの下面は、フロアに対する支持面26と面一になっている 。また枠状周縁部材21Bの上部上面は、マット支持面23とほぼ面一乃至はマ ット本体をベースにセットした状態において足圧下のマット面よりも若干低く形 成されるようになっている。
【0040】 ベースにマット本体をセットするときは、マット本体をベース本体21A上に 載置し少なくともマット本体のエラストマーバッキング層14をマット支持面2 3に固着させ、次いで上方から枠状周縁部材21Bを嵌込んでセットする。マッ ト本体を図示しないが、セットした状態でベース21は図11に示すようになる 。 マット本体を取り外すときは、先ず枠状周縁部材21Bをはずしてからマット 本体を取り外せばよい。
【0041】 (マット本体) 本考案に用いるマット本体は、バッキングがエラストマー製であり、それ自体 公知の任意のマットが使用できるが、好適には、バッキングが磁性体粉を含有す るエラストマーで形成されている。この場合もバッキングが磁性体粉を含有する エラストマーで形成されているという点を除けば、それ自体公知の任意のマット であってよい。
【0042】 基布としては、織布、不織布、編布、或いはネッチング、更にはプラスチック ネット等の任意のものが使用され、それを構成する繊維は、任意の合成繊維、例 えばポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、超高分子量ポリオレフ ィン繊維等から成っていてよいが、高分子量の熱可塑性ポリエステル、特にポリ エチレンテレフタレート、或いはエチレンテレフタレートを主体とする熱可塑性 コポリエステルから成っているのが最も好ましい。
【0043】 織布の場合、その織り組織は特に制限はないが、平織りで十分であるが、所望 によっては、綾織り、その他の変形織り等であっても何等差しつかえない。また 、不織布の場合、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布或いはこれらの組 み合わせ等の任意のものであってよい。基布の目付け量は、マットの重量等によ って相違するが、一般に50乃至500g/平方米の範囲に有るのが好ましい。
【0044】 基布に植設するパイル糸としては、木綿繊維、レーヨン繊維、ポリビニルアル コール繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維、その他の合成繊維の一種或いは二種 以上からなる紡績糸やマルチフィラメント糸を用いることができる。パイル糸の 植え込みは、タフテイング、ミシン縫い、刺繍、フック等のそれ自体公知の任意 の方法で行うことができる。植え込むパイル長は一般に3乃至20mmの範囲に あるのがよく、パイルの種類はカットパイルでもループパイルでもよく、また捲 縮でも、未捲縮でもよく、パイル長も一定でも互いに異なっていてもよく、例え ば、ハイカット−ローループ等であってもよい。パイルの繊度も大幅に変化でき 、0.05乃至1300デニールの範囲にある。パイルの打ち込み条件は公知の ものでよく、ゲージは2/inch乃至20/inch、ステッチは2/inc h乃至20/inchの範囲にあるのがよい。
【0045】 バッキングとなるエラストマーとしては、例えばニトリル−ブタジエンゴム( NBR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、 ポリブタジエン(BR)、ポリイソプレン(IIB)、ブチルゴム、天然ゴム、 エチレン−プロピレンゴム(EPR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(E PDM)、ポリウレタン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、軟質塩 化ビニル樹脂等を用いることができる。耐油性、耐候性等の見地からは、ニトリ ル−ブタジエンゴム(NBR)が好ましい。これらのエラストマーは、ラテック ス或いはプラスチゾルの形でバッキングの形成に用いる。
【0046】 バッキング中に配合する磁性体粉としては、例えば鉄粉、鉄合金粉、四三酸化 鉄(マグネタイト)、フェライト等が使用される。フェライトとしては、例えば 酸化鉄亜鉛、酸化鉄イットリウム、酸化鉄カドミウム、酸化鉄ガドリニウム、酸 化鉄鉛、酸化鉄ニッケル、酸化鉄ネオジウム、酸化鉄バリウム、酸化鉄マグネシ ウム、酸化鉄マンガン、酸化鉄ランタン等の1種或いは2種以上から成る組成の フェライト粒子が使用される。磁性体粉の粒径は、一般に0.1乃至10μmの 範囲にあるのが、バッキングの形成に適している。磁性体粉の配合量は、エラス トマー100重量部当たり20乃至1300重量部、特に50乃至800重量部 の範囲にあることが磁気接着力とバッキングの耐久性との点で好ましい。
【0047】 バッキングエラストマー及び後述するベースのエラストマーには、バッキング 面とマット支持面との整合性、接触性を良くするため軟化剤としてただし可塑剤 の移行のないように高分子可塑剤を使用することができる。この高分子可塑剤と しては、可塑剤の内高分子量のものであれば特に制限を受けることなしに使用し 得るが、特にポリエステル系可塑剤、例えば ポリ(ジエチレングリコール、テルペン無水マレイン酸付加物)エステル ポリ(プロピレングリコール、アジピン酸)エステル ポリ(1・3ブタンジオール、アジピン酸)エステル ポリ(プロピレングリコール、セバチン酸)エステル ポリ(1・3ブタンジオール、セバチン酸)エステル ポリ(プロピレングリコール、フタール酸)エステル ポリ(1・3ブタンジオール、フタール酸)エステル ポリ(エチレングリコール、アジピン酸)エステル ポリ(1・6−ヘキサンジオール、アジピン酸)エステル アセチル化ポリ(ブタンジオール、アジピン酸)エステル <ブタンジオールは1・3−及び1.4−タイプ> 又は液状ゴムジエン系で(ポリブタジエン、ポリクロロプレン、イソプレン、ア クリロニトリル−ブタジエン1−3ペンタジエン)その他多硫化ゴム系、ウレタ ン系、シリコン系等を用いることが好ましい。 これらの高分子可塑剤は、一般に250乃至300,000、特に1000乃 至100,000の平均分子量を有していることが望ましい。
【0048】 高分子可塑剤の配合量は、所定の面接着力が得られるように選定する。一般に エラストマー100重量部当たり、1乃至100重量部、特に2乃至50重量部 配合するのが望ましい。上記範囲よりも少ないと、面接着力の補助作用が十分得 られない場合があり、一方上記範囲を超えるとゴムそのものが柔らかくなりすぎ る傾向がみられる。
【0049】 バッキング用のエラストマー中には、それ自体公知の配合剤、例えば硫黄系或 いは有機系の加硫剤、加硫促進剤、軟化剤、老化防止剤、充填剤、分散剤、可塑 剤、着色剤等をそれ自体公知の配合量で配合することができる。
【0050】 上記各成分を配合してエラストマー組成物を、パイル植設マットの非パイル面 に、ラテックス或いはプラスチゾル等の形で塗布し、必要により乾燥した後、キ ュア乃至ゲル化を行って、基布に密着したバッキング層を形成させる。バッキン グ層の塗工量は、固形分として100乃至1500g/m2 、特に200乃至1 000g/m2 の範囲にあるのがよい。
【0051】 このダストコントロール用マットのパイル糸は、靴底等との摺擦により、靴底 等に付着するダストをパイル糸上に吸着し、保持する作用を行う。パイル糸によ るダスト吸着・保持作用を一層高めるために、パイル糸にダスト吸着性液体を塗 布乃至含浸させることができる。このようなダスト吸着性液体としては、例えば 流動パラフィン、スピンドル油、アルキルベンゼン油、ジエステル油、ひまし油 等の鉱物油、合成油或いは植物油系の油剤類や、特公昭53−10149号及び 53−37471号公報に記載されている水性ダスト吸着剤を挙げることができ る。
【0052】 (ベースシート) 本考案では、ベースのうち、少なくともマット支持面部をマグネットゴムシー トで形成させる。マグネットゴムシートは、キュアされたエラストマーの中にマ グネットの粒子、即ち着磁された強磁性体粒子が分散されているものである。こ のマグネットゴムシートは、エラストマーに強磁性体粉を必要により他の配合剤 と共に配合し、この配合物を混練し、加硫した後、これを着磁することにより得 られる。
【0053】 エラストマーとしては、マット本体のバッキングについて述べたエラストマー 、特にNBRが好適に使用される。強磁性材料としては通常粉末のものが用いら れ具体的にはフェライト磁石用粉末、コバルト、アルニまたはアルニコ、稀土類 コバルト、ソフトフェライト粉末、パーマロイ粉末等を使用することができる。 フェライトとしては、エラストマーバッキングに関して述べたものが何れも使用 されるが、酸化鉄バリウムBaO・6Fe2 3 、又は酸化鉄マグネシウムMg O・nFe2 3 、酸化鉄ストロンチウムSrO・6Fe2 3 のものが磁性の 点で広く使用されている。
【0054】 強磁性体粉として異方性のものも等方性のものも使用でき、ここで等方性の磁 性粉粒子形状が球状に近いものであって、磁性は多少弱いが加工性に優れており 、一方異方性のものは長径/短径の比が大きいものであって、加工性は劣るが磁 性は強いというものである。強磁性体粉の粒径は、一般に0.1乃至10μmの 範囲にあるのがよい。強磁性体粉の配合量は、ゴム成分100重量部に対し50 〜1300重量部、好ましくは50〜800重量部の範囲で使用するのがよい。
【0055】 ベースゴムシートに対する高分子可塑剤も、エラストマーバッキングで使用し たのと同様のものを使用する。高分子可塑剤の配合量も、エラストマーバッキン グの場合と同様に、エラストマー100重量部当たり、1乃至100重量部、特 に2乃至50重量部配合するのが望ましい。マグネットゴムシート用のエラスト マー中には、それ自体公知の配合剤、例えば硫黄系或いは有機系の加硫剤、加硫 促進剤、軟化剤、老化防止剤、充填剤、分散剤、可塑剤、着色剤等をそれ自体公 知の配合量で配合することができる。
【0056】 上記のゴム配合物を、各種のロール、ニーダ等で混練し、シート或いはその他 の形状に成形し、加硫する。加硫は、一般に130乃至200℃の温度で0.5 乃至5kg/cm2 の圧力下で行うのが好ましい。このように成形したゴムシー トを強力な磁界内に置き、着磁する。着磁はそれ自体公知の条件下に行われるが 、一般に着磁力は0.1×106 〜2.0×106 〔GOe〕の(BH)max = 最大エネルギーで行うのが好ましい。
【0057】 本考案において、ベース全体が、マグネットゴムシートからなっていることが 構造の単純さの点で好ましいが、ベースの内マット支持面部をマグネットゴムシ ートとし、底部や周縁部材を通常のゴムシートや発泡ゴムシート或いは発泡エラ ストマーシートとした積層構造のベースとすることができる。また、マット支持 面部の内接着に必要な面積の部分のみをマグネットゴムシートで形成させること もできる。
【0058】
【実施例】
マット本体 基布としてポリエステル平織り布120g/m2 に、捲縮性ナイロンマルチフ ィラメント糸をタフト化してカットパイルし パイル BCF ナイロンカットパイル ステッチ 6個/inch ゲージ 8個/inch パイル高さ 9mm 目付け量 1100g/m2 この裏面にゴムラテックス250g/m2 (固形分)を塗布し160℃−30分 間乾燥、加硫を行った。 ゴムラテックス NBRラテックス 100部(重量部) 重質炭酸カルシウム 50 増 粘 剤 1.5 メチロールメラミン 7 アジピン酸系ポリエステル 20(分子量3000) 分 散 剤 5 バリウムフェライト 200
【0059】 (エラストマーベース) 例として一体タイプについて説明する。 下記ゴムを混練りした後1mm厚のシート状に加工し、これをマット支持部の 上部とし、その底部及び周縁部をバリウムフェライト、可塑剤を配合しないもの で造り、接着し、型材をあてて150℃、30分加圧、加硫を行いベース用シー トを作製した。 このベース用シートを所定の方法で着磁してベースとした。 NBR 100部 ZnO 5 ステアリン酸 1 カーボンブラック 50 加硫促進剤 MBT 1.5 硫 黄 2.0 バリウムフェライト 500 アジピン酸系ポリエステル 50
【0060】 上記マット本体をベースにセットした靴拭マットを、通行人数2000人/日 の場所に2週間設置し、マット本体とベースとの固定状況を調査したがマット本 体のずれ、波うち、しわより等なく、またマット本体とベースとの間に隙間が生 ぜず、周縁部材のめくれも全く見られなかった。
【0061】 次に上記マットを繰り返し40回洗浄、乾燥を行い再度同一の試験を行ったが 、マット本体のずれ、波うち、しわより等なく、またマット本体とベースとの間 に隙間が生ぜず、周縁部材のめくれも全く見られなかった。
【0062】
【考案の効果】
本考案によれば、マット本体の端縁が、ベースの周縁部の把持部内に挿入され て把持されるのでマット本体とベース周縁部との間に隙間が生ぜず常に段差なく セットされているため使用の際足先を引っかけてつまづく様なことが全くなくな り、バッキング層とマット支持面の固着力が十分に発揮できる。更にベースのマ ット支持部の少なくとも上部をマグネットゴムシート、マット本体のバッキング を磁性体粉配合エラストマーで形成させることにより、マット面に対して垂直方 向の面接着力を著しく増大させ、しかもマット面に対して90乃至180度方向 のピール力(引き剥し力)を適切の範囲に維持することが可能となる。これによ り、一体化マットに比べ軽量で、接着力(マット原布/ゴムベース)が強固でか つ環境(客先に設置された時の雨、日光、ダスト付着)の変化に対し安定した接 着力を維持することが可能で、レンタルサービスに際して、取り付け取り外し時 の作業性が良好で、容易に洗浄が可能なレンタル用セパレートマットを提供する ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のセパレートタイプマットのベースを示す
図であり、(A)は斜視図であり、(B)は断面図であ
る。
【図2】本考案の靴拭マットに使用されるベースの一例
を示し、(A)は平面図であり、(B)は断面図であ
る。
【図3】本考案に使用されるベースの一例の部分平面図
である。
【図4】本考案の靴拭マットに使用されるマット本体の
一例を示し、(A)は平面図であり、(B)断面図であ
る。
【図5】本考案の靴拭マットにおけるベースにマット本
体をセットした状態の一例を示す断面図である。
【図6】本考案におけるベースの一例を示す部分断面図
である。
【図7】本考案におけるベースの一例を示す部分断面図
である。
【図8】本考案におけるベースの一例を示す部分断面図
である。
【図9】本考案に使用されるセパレートタイプベースの
一例のベース本体の平面図(A)および断面図(B)で
ある。
【図10】図9のセパレートタイプベースの枠状周縁部
材の平面図(A)及び断面図(B)である。
【図11】図9のベース本体に図10の枠状周縁部材を
セットしたときの部分断面図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 シート 3 マット支持面 4 額縁 5 マット端縁支持面 6 把持部 7 周縁部材 8 マグネットゴムシート 9 フロアにたいする支持面 10 切込み 11 マット本体 12 基布 13 パイル糸 14 エラストマーバッキング層 15 マット端縁 16 エラストマー発泡体 17 エラストマー(未発泡) 21 ベース 21A ベース本体 21B 枠状周縁部材 22 シート 23 マット支持面 24 マット端縁支持面 25 嵌合係合面 26 フロアに対する支持面 27 マグネットゴムシート 28 枠部材 29 開口部 30 把持部 33 嵌合係合面

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布と基布に植設されたパイルと基布裏
    面に設けられたバッキングとから成るマット本体と、前
    記マットを支持するエラストマー製ベースとから成るセ
    パレートマットにおいて、前記ベースは、上部のマット
    支持面と、該マット支持面から外縁に向けて傾斜して下
    向きに延びているマット端縁把持面とを備えたベース本
    体と、該マット端縁把持面と対向して把持部を形成し且
    つその上部がマット支持面とほぼ面一乃至は足圧下のマ
    ット面よりも若干低く形成された周縁部材とから成るこ
    とを特徴とするレンタル用靴拭マット。
  2. 【請求項2】 上部のマット支持面がマグネットゴムシ
    ートで形成され且つマット本体のバッキングが磁性体粉
    配合エラストマーで形成されている請求項1記載の靴拭
    マット。
  3. 【請求項3】 周縁部材がベースと一体に成形されてい
    る請求項1記載の靴拭マット。
  4. 【請求項4】 周縁部材が、そのコーナー部に上部から
    把持部に達する切り込みを設けている請求項3記載の靴
    拭マット。
  5. 【請求項5】 前記ベースは、ベース本体と周縁部材が
    別々に成形されていて組立式となっている請求項1記載
    の靴拭マット。
  6. 【請求項6】 ベースの少なくともマット支持部が上部
    のマグネットゴムシートと下部の発泡体との積層体で形
    成されている請求項1、3又は5記載の靴拭マット。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59169786U (ja) * 1983-04-26 1984-11-13 国連産業株式会社 着脱可能な磁石付敷物
JPS63117462U (ja) * 1987-01-23 1988-07-29
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