JPH067229A - 調節可能のシート背もたれ - Google Patents
調節可能のシート背もたれInfo
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- JPH067229A JPH067229A JP6568393A JP6568393A JPH067229A JP H067229 A JPH067229 A JP H067229A JP 6568393 A JP6568393 A JP 6568393A JP 6568393 A JP6568393 A JP 6568393A JP H067229 A JPH067229 A JP H067229A
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- JP
- Japan
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- backrest
- movable frame
- frame
- cushion
- movable
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/2222—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable the back-rest having two or more parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 背もたれのフレーム（１、２）と少なくとも
１つの背もたれ用支持クッション（３３）とを備えてい
る種類の、特に自動車後部座席に用いられる、シート背
もたれを提供する。 【構成】 クッションは、背もたれのフレーム（１、
２）とは独立している可動枠（１０）を有し、かつ該可
動枠は、背もたれフレーム（１、２）に対して、水平軸
（１１）のまわりに該可動枠を回転させる装置に連結さ
れており、背もたれフレームは固定されている。可動枠
の傾きは、カムもしくはこれと同様な機構によって、手
動または電動で制御される。
１つの背もたれ用支持クッション（３３）とを備えてい
る種類の、特に自動車後部座席に用いられる、シート背
もたれを提供する。 【構成】 クッションは、背もたれのフレーム（１、
２）とは独立している可動枠（１０）を有し、かつ該可
動枠は、背もたれフレーム（１、２）に対して、水平軸
（１１）のまわりに該可動枠を回転させる装置に連結さ
れており、背もたれフレームは固定されている。可動枠
の傾きは、カムもしくはこれと同様な機構によって、手
動または電動で制御される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、座席の背もたれ、特に
自動車の後部座席用の背もたれに関し、その背もたれは
フレームとシート備品を有し、フレームには、少なくと
も一つの可動枠が設けられていて、この可動枠は、水平
軸を中心として該可動枠を回転させる手段に連結されて
いる型の背もたれに関する。
自動車の後部座席用の背もたれに関し、その背もたれは
フレームとシート備品を有し、フレームには、少なくと
も一つの可動枠が設けられていて、この可動枠は、水平
軸を中心として該可動枠を回転させる手段に連結されて
いる型の背もたれに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車においては特に、前部座席を占め
ている人と同様に、後部座席の乗客に対しても、その背
もたれの傾きを調節することによって、上半身の支えの
傾きを変更することを可能にしなければならないという
問題が生じている。この問題を解決するため、背もたれ
組立体のフレームの傾きを調節できるようにすることを
考えることも可能である。しかしながら、背もたれの上
部を前方へ移動させて傾きを作るためには、自動車の後
部内装タブレットと背もたれ間に、また側面のシート備
品と背もたれ間に隙間が存在することを必要とし、その
ために、後部車体受けに発生し、自動車のトランクを通
って伝えられる騒音が、この隙間を通って自動車内部に
伝播される。それは当然、乗客の快適性を害することに
なる。
ている人と同様に、後部座席の乗客に対しても、その背
もたれの傾きを調節することによって、上半身の支えの
傾きを変更することを可能にしなければならないという
問題が生じている。この問題を解決するため、背もたれ
組立体のフレームの傾きを調節できるようにすることを
考えることも可能である。しかしながら、背もたれの上
部を前方へ移動させて傾きを作るためには、自動車の後
部内装タブレットと背もたれ間に、また側面のシート備
品と背もたれ間に隙間が存在することを必要とし、その
ために、後部車体受けに発生し、自動車のトランクを通
って伝えられる騒音が、この隙間を通って自動車内部に
伝播される。それは当然、乗客の快適性を害することに
なる。
【０００３】添付の図面の図１には、この種の後退位置
の背もたれＤが示されており、図２には、前進位置の背
もたれＤが示されている。背もたれＤと後部タブレット
Ｔとの間で、また側面のシート備品Ｇとの間で、上記の
前進位置において生じる上述の隙間は、Ｅという記号で
示されている。
の背もたれＤが示されており、図２には、前進位置の背
もたれＤが示されている。背もたれＤと後部タブレット
Ｔとの間で、また側面のシート備品Ｇとの間で、上記の
前進位置において生じる上述の隙間は、Ｅという記号で
示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような条件におい
て防音性を再確保するには、座席またはシート備品に隙
間調整吸収機構を設置する必要があるが、これは高価
で、しかも充分な有効性を期待し難い。
て防音性を再確保するには、座席またはシート備品に隙
間調整吸収機構を設置する必要があるが、これは高価
で、しかも充分な有効性を期待し難い。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は上記の問
題を解決することであり、そのために当初に記した型の
本発明に基づく調節可能のシート背もたれは、シート備
品が少なくとも１つのくり抜き部を有する固定詰め物を
備え、このくり抜き部には、可動枠に結合されているク
ッションが収容されることを特徴とする。たとえば、前
記クッションの枠は水平軸を有し、その軸の各先端はそ
れぞれ背もたれの前記フレームの軸受中に回転するよう
に、取り付けられる。
題を解決することであり、そのために当初に記した型の
本発明に基づく調節可能のシート背もたれは、シート備
品が少なくとも１つのくり抜き部を有する固定詰め物を
備え、このくり抜き部には、可動枠に結合されているク
ッションが収容されることを特徴とする。たとえば、前
記クッションの枠は水平軸を有し、その軸の各先端はそ
れぞれ背もたれの前記フレームの軸受中に回転するよう
に、取り付けられる。
【０００６】このような配置は勿論、通常は２つまたは
３つある、背もたれクッション全てに備えられる。した
がって、乗客は各自、背もたれ組立体のフレームとその
シート備品を完全に固定したまま、したがって上述の様
な隙間の生成を高度に回避しながら、背もたれの各クッ
ションの傾斜を個別的に調整することができる。この様
な手段によって技術的にも経済的にも満足できる形で、
トランクと車内間の防音性の問題を解決することができ
る。
３つある、背もたれクッション全てに備えられる。した
がって、乗客は各自、背もたれ組立体のフレームとその
シート備品を完全に固定したまま、したがって上述の様
な隙間の生成を高度に回避しながら、背もたれの各クッ
ションの傾斜を個別的に調整することができる。この様
な手段によって技術的にも経済的にも満足できる形で、
トランクと車内間の防音性の問題を解決することができ
る。
【０００７】クッションフレームの傾斜の調節には、た
とえば、ハンドルによる操作が可能で、かつ、クッショ
ンの可動枠の縦枠に作用する、偏心した支承面を有する
回転機構のような任意の適当な手段を用いることができ
る。この場合、上記縦枠が上記支承面に当接した状態に
保たれるように、このクッションの可動枠は戻しばねの
作用を受ける。
とえば、ハンドルによる操作が可能で、かつ、クッショ
ンの可動枠の縦枠に作用する、偏心した支承面を有する
回転機構のような任意の適当な手段を用いることができ
る。この場合、上記縦枠が上記支承面に当接した状態に
保たれるように、このクッションの可動枠は戻しばねの
作用を受ける。
【０００８】クッションの傾斜を電気的に制御できるよ
うに、減速電動機の出力軸にカムを連結することもでき
る。
うに、減速電動機の出力軸にカムを連結することもでき
る。
【０００９】
【実施例】本発明の実装形態が、添付の図を参照しなが
ら以下にその実施例に基づいて、詳細に説明されるが、
本発明はこれに限定されるものではない。
ら以下にその実施例に基づいて、詳細に説明されるが、
本発明はこれに限定されるものではない。
【００１０】図３において、自動車の後部座の背もたれ
組立体の固定フレームは、参照番号１によって示されて
いる。これは、たとえば支え板２によって補強されてい
る管状の金属枠であってもよい。この背もたれは、互い
に独立している２つの支えクッションを備えているもの
と想定されている。したがって、そのようなクッション
用の２つの可動枠１０ａ、１０ｂが設けられている。い
ずれも金属製であり、またパイプ状のこれらの枠は、そ
れぞれ回転軸１１ａ、１１ｂを有し、かつそれらの軸の
先端は、固定フレームの軸受１２ａ、１２’ａおよび１
２ｂ、１２’ｂによってそれぞれ支持されている。軸１
１ａ、１１ｂには、２つの螺旋ばね１３ａ、１３ｂがそ
れぞれ取り付けられており、これらのばねは、一方では
固定フレームの下部バー１’に、他方では対応する可動
枠の縦枠Ｍａ、Ｍｂに、その分枝ａ、ｂが支えられるこ
とによって、可動枠１０ａ、１０ｂが常に後方に引き戻
されるように張られ、上記可動枠が固定フレームの支え
板２に当接する時、この可動枠は最後方位置になる。
組立体の固定フレームは、参照番号１によって示されて
いる。これは、たとえば支え板２によって補強されてい
る管状の金属枠であってもよい。この背もたれは、互い
に独立している２つの支えクッションを備えているもの
と想定されている。したがって、そのようなクッション
用の２つの可動枠１０ａ、１０ｂが設けられている。い
ずれも金属製であり、またパイプ状のこれらの枠は、そ
れぞれ回転軸１１ａ、１１ｂを有し、かつそれらの軸の
先端は、固定フレームの軸受１２ａ、１２’ａおよび１
２ｂ、１２’ｂによってそれぞれ支持されている。軸１
１ａ、１１ｂには、２つの螺旋ばね１３ａ、１３ｂがそ
れぞれ取り付けられており、これらのばねは、一方では
固定フレームの下部バー１’に、他方では対応する可動
枠の縦枠Ｍａ、Ｍｂに、その分枝ａ、ｂが支えられるこ
とによって、可動枠１０ａ、１０ｂが常に後方に引き戻
されるように張られ、上記可動枠が固定フレームの支え
板２に当接する時、この可動枠は最後方位置になる。
【００１１】それぞれの軸１１ａ、１１ｂのまわりのこ
れらの可動枠１０ａ、１０ｂの位置を調整するにはカム
を用いることも可能で、この場合カムの偏心した面は、
縦枠の下に支承され、カムはハンドルまたは減速電動機
によって回転させられる。また、カムとして、ディスク
１８の形態を有する回転機構を用いることもでき、該デ
ィスクの偏心した支承面は、図４のａとｂの部分図に更
に詳細に示されているように、偏心駒１９を備えてい
る。ハンドル１７および軸１５によって、ディスク１８
を回転させることができるので、各可動枠の縦枠Ｍの位
置を変更することが可能であり、この場合、上記縦枠
は、対応する各戻しばね（１３ａまたは１３ｂ）によっ
て駒１９に押し付けられている。
れらの可動枠１０ａ、１０ｂの位置を調整するにはカム
を用いることも可能で、この場合カムの偏心した面は、
縦枠の下に支承され、カムはハンドルまたは減速電動機
によって回転させられる。また、カムとして、ディスク
１８の形態を有する回転機構を用いることもでき、該デ
ィスクの偏心した支承面は、図４のａとｂの部分図に更
に詳細に示されているように、偏心駒１９を備えてい
る。ハンドル１７および軸１５によって、ディスク１８
を回転させることができるので、各可動枠の縦枠Ｍの位
置を変更することが可能であり、この場合、上記縦枠
は、対応する各戻しばね（１３ａまたは１３ｂ）によっ
て駒１９に押し付けられている。
【００１２】図３において、この機構は、右側（向って
左側）では添字ａ、左側（向って右側）では添字ｂを添
えられた同一の参照番号をもつ２つの可動枠１０ａ、１
０ｂとして示されている。また更に、軸１５ａと１５ｂ
の軸受１６ａ、１６ａ’および１６ｂ、１６ｂ’がそれ
ぞれ示されているが、この軸受けは固定フレーム１と連
結しており、また図４には図示されていない。
左側）では添字ａ、左側（向って右側）では添字ｂを添
えられた同一の参照番号をもつ２つの可動枠１０ａ、１
０ｂとして示されている。また更に、軸１５ａと１５ｂ
の軸受１６ａ、１６ａ’および１６ｂ、１６ｂ’がそれ
ぞれ示されているが、この軸受けは固定フレーム１と連
結しており、また図４には図示されていない。
【００１３】背もたれの右側（図４ａの位置に相当す
る）には、最も後退した位置の可動枠１０ａ、すなわち
支え板２に当接されている状態が、また背もたれの左側
（図４ｂの位置に相当する）には、最も前進した位置の
可動枠１０ｂが示されいるが、これらの可動枠は、たと
えば軸１５の軸受における摩擦作用によって、どのよう
な中間位置もとれるように調整することも可能である。
る）には、最も後退した位置の可動枠１０ａ、すなわち
支え板２に当接されている状態が、また背もたれの左側
（図４ｂの位置に相当する）には、最も前進した位置の
可動枠１０ｂが示されいるが、これらの可動枠は、たと
えば軸１５の軸受における摩擦作用によって、どのよう
な中間位置もとれるように調整することも可能である。
【００１４】図５に示されている装置を用いれば、双安
定的な位置決めを行うことも可能である。この場合、戻
しばね２０は、固定フレーム１に連結されている腕木２
１の穴１９’とディスク１８の上記駒１９との間に張ら
れている。したがってこの駒１９は、図５において実線
で示されている後退位置から、鎖線で示されている前進
位置に移行することが可能で、これら両位置において、
腕木２１のストッパ面２１’に当接する。上記の両位置
は、それぞれクッションの可動枠１０上部の後退位置
と、この上部の前進位置に相当し、座席に座っている人
はこの２つのクッション位置を選択することができる。
定的な位置決めを行うことも可能である。この場合、戻
しばね２０は、固定フレーム１に連結されている腕木２
１の穴１９’とディスク１８の上記駒１９との間に張ら
れている。したがってこの駒１９は、図５において実線
で示されている後退位置から、鎖線で示されている前進
位置に移行することが可能で、これら両位置において、
腕木２１のストッパ面２１’に当接する。上記の両位置
は、それぞれクッションの可動枠１０上部の後退位置
と、この上部の前進位置に相当し、座席に座っている人
はこの２つのクッション位置を選択することができる。
【００１５】図６には減速電動機による制御が行われる
変形が示されている。この場合、減速電動機の出力軸２
２は、前記の軸１５に固定されていて、偏心した駒１９
を担持するディスク１８を回転させる。減速電動機は、
番号２６で示されている。この電動機は、コネクタ２３
に接続されている電源コード２４によって電力を供給さ
れ、このコードにはさらに、２つの位置の制御スイッチ
２５が取り付けられている。このスイッチによってディ
スク１８が回転させられる方向に従って、座席に座って
いる人は、いずれかの方向に可動クッションを動かすこ
とができる。減速電動機は本来可逆的なものであるか
ら、双安定的な戻しバネ２０を取付ける必要はなく、そ
の両極端の位置間で可動枠１０の傾きを連続的に調整す
ることが可能である。
変形が示されている。この場合、減速電動機の出力軸２
２は、前記の軸１５に固定されていて、偏心した駒１９
を担持するディスク１８を回転させる。減速電動機は、
番号２６で示されている。この電動機は、コネクタ２３
に接続されている電源コード２４によって電力を供給さ
れ、このコードにはさらに、２つの位置の制御スイッチ
２５が取り付けられている。このスイッチによってディ
スク１８が回転させられる方向に従って、座席に座って
いる人は、いずれかの方向に可動クッションを動かすこ
とができる。減速電動機は本来可逆的なものであるか
ら、双安定的な戻しバネ２０を取付ける必要はなく、そ
の両極端の位置間で可動枠１０の傾きを連続的に調整す
ることが可能である。
【００１６】この実施方法の利点はまた、最も人間工学
的に良いと思われる車内の位置にスイッチ２５を設置で
きることである。
的に良いと思われる車内の位置にスイッチ２５を設置で
きることである。
【００１７】上述の手動制御または電動制御はまた、図
７〜９の実施態様のいずれについても用いることができ
るが、可動枠１０の連結軸（回転軸）１１の位置は、こ
の枠１０の下部（図７）か、中央部（図８）、もしくは
上部（図９）にあって、この各軸はいずれも、固定され
た支え板２の軸受１２、１２’に取り付けられている。
図７においてはその他に、枠１０を後方に戻すため、支
え板２と枠１０の横枠との間で作用する引張ばね（螺旋
ばね）１３が用いられている。これら３つの図において
は、カムもしくはこれに類似する部品による制御システ
ムは示されていない。
７〜９の実施態様のいずれについても用いることができ
るが、可動枠１０の連結軸（回転軸）１１の位置は、こ
の枠１０の下部（図７）か、中央部（図８）、もしくは
上部（図９）にあって、この各軸はいずれも、固定され
た支え板２の軸受１２、１２’に取り付けられている。
図７においてはその他に、枠１０を後方に戻すため、支
え板２と枠１０の横枠との間で作用する引張ばね（螺旋
ばね）１３が用いられている。これら３つの図において
は、カムもしくはこれに類似する部品による制御システ
ムは示されていない。
【００１８】上述の背もたれには、金属フリース、詰め
物およびカバーのような、通常の様々な詰め物部材を固
定の外側部分と可動の中央部との詰め物を分離すること
によって用いることができる。
物およびカバーのような、通常の様々な詰め物部材を固
定の外側部分と可動の中央部との詰め物を分離すること
によって用いることができる。
【００１９】図１０に示されているように、固定フレー
ム１に取り付けられる周縁のシート備品３０は、布カバ
ー２８（向って右側に示されている）で被覆されてい
る、詰め物２７（図の右側に示されている）から成る。
詰め物２７には、可動クッションが収まる位置にくり抜
き部２９がある。布カバー２８の側面３１は、このくり
抜き部２９の側壁を覆い、止め具３１’によって可動枠
１０に留められるようになっている（図１０には、金属
シート３２を備えたこのくり抜き部が示されている）。
ム１に取り付けられる周縁のシート備品３０は、布カバ
ー２８（向って右側に示されている）で被覆されてい
る、詰め物２７（図の右側に示されている）から成る。
詰め物２７には、可動クッションが収まる位置にくり抜
き部２９がある。布カバー２８の側面３１は、このくり
抜き部２９の側壁を覆い、止め具３１’によって可動枠
１０に留められるようになっている（図１０には、金属
シート３２を備えたこのくり抜き部が示されている）。
【００２０】図１０にはまた、布３３で覆われた発泡材
料のブロック３３が示され、このブロック３３は背もた
れの覆いを終端させるために、フック３４で可動枠１０
に留められる。
料のブロック３３が示され、このブロック３３は背もた
れの覆いを終端させるために、フック３４で可動枠１０
に留められる。
【００２１】この基本概念の利点は、外装の布カバー２
８の周縁を可動枠の動きに結び付けることによって、合
わせ目の線が互いに向い合ったままに保つことができる
点であり、このようにしてメーカーが決定した総体的な
座席様式を最大限維持することが可能になる。この概念
のうちには、外装の布カバーが可動枠の動きに従うよう
に、たとえば小胞を作ることによって、下の詰め物に弾
性を与えることも含まれる。
８の周縁を可動枠の動きに結び付けることによって、合
わせ目の線が互いに向い合ったままに保つことができる
点であり、このようにしてメーカーが決定した総体的な
座席様式を最大限維持することが可能になる。この概念
のうちには、外装の布カバーが可動枠の動きに従うよう
に、たとえば小胞を作ることによって、下の詰め物に弾
性を与えることも含まれる。
【００２２】より簡単な実施方法は、固定背もたれ１に
直接、カバーの形を与えることである。
直接、カバーの形を与えることである。
【００２３】固定部と可動部との分離と、メーカーが定
めた形のメダイヨン（medaillon）の図形を表わすため
の縫会わせとを調和させながら、枠１０の形を当該メダ
イヨンの形に適合させることにより、組立体の一般的な
実施形態を、任意に定められたメダイヨンの形状に連合
させることができる。
めた形のメダイヨン（medaillon）の図形を表わすため
の縫会わせとを調和させながら、枠１０の形を当該メダ
イヨンの形に適合させることにより、組立体の一般的な
実施形態を、任意に定められたメダイヨンの形状に連合
させることができる。
【図１】後退位置における背もたれの従来例を示す図で
ある。
ある。
【図２】前進位置における背もたれの従来例を示す図で
ある。
ある。
【図３】背を支えるクッションが後退位置にある場合に
おける、本発明に基づく後部座席の背もたれの全体の透
視図である。
おける、本発明に基づく後部座席の背もたれの全体の透
視図である。
【図４】クッションの可動枠の縦枠が偏心した支承面に
支持されている場合における、該支承面を有する回転機
構の異なる２つの位置を示す部分的透視図で、ａは可動
枠が最も後退した状態を示し、ｂは可動枠が最も前進し
た状態を示す図である。。
支持されている場合における、該支承面を有する回転機
構の異なる２つの位置を示す部分的透視図で、ａは可動
枠が最も後退した状態を示し、ｂは可動枠が最も前進し
た状態を示す図である。。
【図５】クッションの可動枠を異なる２つの傾き位置に
保つための双安定システムを示す部分立面図である。
保つための双安定システムを示す部分立面図である。
【図６】傾きの電気的制御を行う減速電動機の概略的な
透視図である。
透視図である。
【図７】クッションの可動枠を背もたれ組立体の固定フ
レームに取付けた一実施態様を示す透視図である。
レームに取付けた一実施態様を示す透視図である。
【図８】クッションの可動枠を背もたれ組立体の固定フ
レームに取付けた一実施態様を示す透視図である。
レームに取付けた一実施態様を示す透視図である。
【図９】クッションの可動枠を背もたれ組立体の固定フ
レームに取付けた一実施態様を示す透視図である。
レームに取付けた一実施態様を示す透視図である。
【図１０】背もたれの詰め物カバーと、クッションの可
動枠間の連結の一例を示す後部座席の背もたれの透視図
である。
動枠間の連結の一例を示す後部座席の背もたれの透視図
である。
Ｄ 背もたれ Ｅ 隙間 Ｇ シート備品 Ｔ タブレット Ｍａ 縦枠 Ｍｂ 縦枠 ａ 分枝 ｂ 分枝 １ 固定フレーム １’ 下部バー ２ 支え板 １０ 可動枠 １１ 回転軸 １２ 軸受 １３ 螺旋ばね １５ 軸 １６ 軸受 １７ ハンドル １８ ディスク １９ 駒 １９’ 穴 ２０ 戻しばね ２１ 腕木 ２１’ ストッパ面 ２２ 減速電動機の出力軸 ２３ コネクタ ２４ 電源コード ２５ 制御スイッチ ２６ 減速電動機 ２７ 詰め物 ２８ 布カバー ２９ くり抜き部 ３０ シート備品 ３１ 布カバーの側面 ３１’ 止め具 ３２ 金属シート ３３ 発泡材料のブロック ３４ フック
Claims (9)
- 【請求項１】 少くとも１つの可動枠（１０）を有し該
可動枠は該可動枠を水平軸（１１）のまわりに回転させ
る手段に連結されて成る背もたれのフレーム（１、２）
と、シート備品（３０）とを有する型のシート背もた
れ、特に自動車の後部座席用のシート背もたれにおい
て、上記シート備品は、可動枠に結合されているクッシ
ョン（３３）が収容される少くとも１つのくり抜き部を
備えた固定詰物（２７）を有することを特徴とするシー
ト背もたれ。 - 【請求項２】 上記クッションの可動枠（１０）は水平
軸（１１）を有し、その両端は、背もたれの前記フレー
ム（１、２）のそれぞれの軸受（１２、１２’）中で回
転するように取り付けられていることを特徴とする請求
項１に記載の背もたれ。 - 【請求項３】 クッションの各可動枠（１０）のため
に、外部から操作できる偏心した支承面（１９）をもつ
回転機構（１８）を有し、前記可動枠（１０）の縦枠
は、戻しばね（１３）によって、上記支承面に当接した
状態に保たれることを特徴とする請求項１または２に記
載の背もたれ。 - 【請求項４】 前記回転機構（１８）は、この機構を回
転させることができる制御ハンドル（１７）に結合され
ていることを特徴とする請求項３に記載の背もたれ。 - 【請求項５】 前記回転機構（１８）は、減速電動機
（２２、２６）の出力軸に回転するように連結されてい
ることを特徴とする請求項３に記載の背もたれ。 - 【請求項６】 前記偏心した支承面は、前記回転機構を
構成するディスク（１８）上に固定された偏心された駒
（１９）からなることを特徴とする請求項３乃至５のい
ずれか１項に記載の背もたれ。 - 【請求項７】 固定された腕木（２１）の取付け点（１
９’）と前記偏心された駒（１９）との間に張られた戻
しばね（２０）を有し、したがって、前記駒は前記腕木
のストッパ面（２１’）上で後方位置または前進位置に
おける当接状態になることができ、このようにして、前
記可動枠（１０）の上部を後退位置に置き、または該上
部を前進位置に置くようにそれぞれ制御することを特徴
とする請求項６に記載の背もたれ。 - 【請求項８】 カバー（２８）は前記くり抜き部（２
９）の側壁を覆い、かつ可動枠（１０）に留められる側
面（３１）を有することを特徴とする請求項７の背もた
れ。 - 【請求項９】 可動クッション（３３）はフック（３
４）により、対応する可動枠（１０）に結合されること
を特徴とする請求項７または８いずれか１項に記載の背
もたれ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9203601A FR2689068A1 (fr) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | Dossier de siège réglable. |
| FR9203601 | 1992-03-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067229A true JPH067229A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=9428068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6568393A Pending JPH067229A (ja) | 1992-03-25 | 1993-03-24 | 調節可能のシート背もたれ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0562937B1 (ja) |
| JP (1) | JPH067229A (ja) |
| DE (1) | DE69301049T2 (ja) |
| ES (1) | ES2083835T3 (ja) |
| FR (1) | FR2689068A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE602004002555T2 (de) * | 2004-03-02 | 2007-09-06 | C.R.F. S.C.P.A. | Verstellbarer Fahrzeugsitz und Kraftfahrzeug mit einem solchen verstellbarem Sitz |
| DE102005042028A1 (de) * | 2005-09-02 | 2007-03-08 | Johnson Controls Gmbh | Verstellbare Sitzkontaktflächen eines Kraftfahrzeugsitzes |
| FR2899160B1 (fr) * | 2006-03-31 | 2008-12-19 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Siege arriere reglable de vehicule automobile |
| CN106551544B (zh) * | 2015-09-27 | 2023-06-02 | 永艺家具股份有限公司 | 一种转椅托盘 |
Family Cites Families (6)
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|---|---|---|---|---|
| DE1111965B (de) * | 1958-04-28 | 1961-07-27 | Rudolf Rausche | Kraftfahrzeugsitz mit federnd aufgehaengter Rueckenlehne |
| DE2740055A1 (de) * | 1977-09-06 | 1979-03-15 | Bernhard Ing Grad Reichle | Verstellbare rueckenstuetze in der rueckenlehne fuer fahrzeugsitze |
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| US4531779A (en) * | 1983-01-24 | 1985-07-30 | Namba Press Works Co., Ltd. | Automotive seat with lumbar support |
| AU572930B2 (en) * | 1984-12-17 | 1988-05-19 | Tachikawa Spring Co. Ltd. | Lumbar support |
| JPH0612711Y2 (ja) * | 1989-05-08 | 1994-04-06 | シロキ工業株式会社 | シート |
-
1992
- 1992-03-25 FR FR9203601A patent/FR2689068A1/fr not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-03-22 ES ES93400729T patent/ES2083835T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-03-22 DE DE1993601049 patent/DE69301049T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-22 EP EP19930400729 patent/EP0562937B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1993-03-24 JP JP6568393A patent/JPH067229A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69301049T2 (de) | 1996-08-22 |
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| DE69301049D1 (de) | 1996-02-01 |
| EP0562937A1 (fr) | 1993-09-29 |
| FR2689068A1 (fr) | 1993-10-01 |
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