JPH0672283U - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0672283U
JPH0672283U JP2013393U JP2013393U JPH0672283U JP H0672283 U JPH0672283 U JP H0672283U JP 2013393 U JP2013393 U JP 2013393U JP 2013393 U JP2013393 U JP 2013393U JP H0672283 U JPH0672283 U JP H0672283U
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JP
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cover
side wall
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rising
stopper
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公則 中村
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ケースにカバーがその側壁部の弾性力を利用し
て脱着可能に取り付けられるようにされ、しかも、カバ
ーががたついてしまうことを簡単な構成でもって合理的
かつ効果的に防ぐことができるようにされた電子機器を
提供すること。 【構成】ケース10の第1及び第2の立上側壁部11,
12に、その上端から外側に折り曲がるカバーストッパ
ー30が設けられるとともに、上記カバー20の第1及
び第2の立下側壁部21,22に、上記カバーストッパ
ー30が挿入されて該カバーストッパー30の側端面3
0aが当接するように係止窓27が形成されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配線基板や電子部品等が配されたフレーム状のケースにカバーがそ の側壁部の弾性力を利用して脱着可能に取り付けられるようにされてなる、例え ばラジオ受信用チューナ等の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のカバー構造を持つ電子機器の従来の具体例を図4に示す。図において 、電子機器50のフレームを構成するケース10は、板金を折曲成形して作製さ れたもので、対向する第1及び第2の立上側壁部11,12とそれらに直交する 第3の立上側壁部13とを有し、第3の立上側壁部13とは反対側の側面が開口 せしめられていて、上面開口を覆うように配線基板17がケース10にはんだ付 け等により固定されるとともに上記配線基板17に取り付けられた端子19が上 記側面開口から側方に突出せしめられている。上記配線基板17の四隅にはそれ ぞれ上記ケース10の立上側壁部11,12に載せられるように凸部18が突設 されている。
【0003】 一方、カバー20は、ケース10と同様に板金を折曲成形して作製されたもの で、上記ケースの上面開口を覆うように被せられる天面部24とそこから立ち下 がって上記ケース10の第1、第2、第3の立上側壁部11,12,13に圧接 せしめられる第1、第2、第3の立下側壁部21,22,23とを有し、第3の 立下側壁部23とは反対側の側面は開口せしめられている。各第1、第2、第3 の立下側壁部21,22,23は弾発力が得られるように切欠部25が設けられ て間欠歯状に形成されている。
【0004】 そして、上記ケース10の各立上側壁部11,12,13には、上記カバー2 0の各立下側壁部21,22,23の先端部に形成された内方に凹む掛止部26 が引っ掛けられるように水平方向に伸びる線状凸部16が設けられており、また 、上記カバー20を上記ケース10に被着した際に、該カバー20が横方向(立 上側壁部11,12の長さ方向)にズレないようにすべく、上記カバー20の第 1及び第2の立下側壁部21,22における四隅に、前記した配線基板17に突 設された凸部18が挿入される係止窓27が形成されている。
【0005】 このような構成のもとでは、上記カバー20を上記ケース10に重ねるように 被せて押し下げると、カバ−20の係止窓27に配線基板17に設けられた凸部 18が挿入されるとともに、カバー20の第1、第2、第3の立下側壁部21, 22,23がケース10の立上側壁部11,12,13に弾発的に圧接し、この 状態でカバー20を最終位置までさらに押し込むと、図5に示される如くに、ケ ース10の線状凸部16をカバー20の先端掛止部26が乗り越えて第1及び第 2の立下側壁部21,22がケース10を挟圧保持し、また、第3の立上側壁部 23が第3の立上側壁部13に圧接した状態でカバー20がケース10に被着さ れる。
【0006】 この場合、上記カバー20に形成された係止窓27のうちの第3の立下側壁部 23側のものの側端面27aに上記配線基板17の凸部18の側端面18aが圧 接し、それにより、カバー20全体の横ズレが防がれるようになっている。言い 換えれば、配線基板17の凸部18はカバーストッパーの役目も果たすようにな っている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなケース10及びカバー20を備えた電子機器50にお いては、通常、配線基板17はカバー20をケース10に被着する前にケース1 0に組み付けられるが、この組み付け作業を容易にするため、ケース10と配線 基板17は適宜のクリアランスを持たせた設計になっている。
【0008】 そのため、上記カバーストッパーの役目を果たす凸部18の位置は上記クリア ランス分だけばらつくことになり、図5において符号Aで示される、カバー20 側の第1,第2の立下側壁部21,22の側端面からケース10側の第3の立上 側壁部13の外面までの距離が一定せず、カバー20がガタついてしまうという 問題があった。
【0009】 このため、カバー20の第3の立下側壁部23の先端掛止部26と、ケース1 0の立上側壁部13に設けた線状凸部16との係合保持状態に隙間が生ずること となって、カバー20とケース10との電気的接触、アースが不充分となり、電 子機器50の電気的特性が悪くなるという問題もあった。
【0010】 かかる点に鑑み本考案は、ケースにカバーがその側壁部の弾性力を利用して脱 着可能に取り付けられるようにされ、しかも、カバーががたついてしまうことを 簡単な構成でもって合理的かつ効果的に防ぐことができるようにされた電子機器 を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく、本考案に係る電子機器は、対向する第1及び第2の 立上側壁部とそれらに直交する第3の立上側壁部とを有したフレーム状のケース と、このケースの上面開口を覆うように被せられる天面部とそこから立ち下がっ て上記ケースの第1、第2、第3の立上側壁部に圧接せしめられる第1、第2、 第3の立下側壁部とを有したカバーと、を備え、上記ケースの第1及び第2の立 上側壁部に、その上端から外側に折り曲がるカバーストッパーが設けられるとと もに、上記カバーの第1及び第2の立下側壁部に、上記カバーストッパーが挿入 されて該カバーストッパーの上記第3の立上側壁部側の側端面が当接するように 係止窓が形成されていることを特徴としている。
【0012】
【作用】
上述の如くの構成とされた本考案に係る電子機器においては、カバーストッパ ーがケースの立上側壁部に折曲成形されているので、カバーストッパーの位置は ケースの金型寸法により正確に設定される。そのため、ケースと配線基板との組 み付け誤差等に起因するばらつきは生じることなく、カバーを常に一定位置に保 持でき、ガバーがガタついてしまうといった不具合が解消される。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。 図1は、本考案に係る電子機器の一実施例を示しているが、この実施例の電子 機器1については、前述した図4及び図5に示される従来のものの各部に対応す る部分には同一の符号を付してそれらの重複説明を省略し、以下に相違点を重点 的に述べる。
【0014】 本実施例の電子機器1が従来のものと相違するのは、ケース10の第1及び第 2の立上側壁部11,12における第3の立上側壁部13側寄りに、それぞれそ の上端から外側に折り曲がるカバーストッパー30が設けられて、カバー20に 形成されている係止窓27のうちの第3の立下側壁部23側のものに上記カバー ストッパー30が挿入されて該カバーストッパー30の側端面30aが係止窓2 7の側端面27aに圧接するようにされている点である。
【0015】 なお、配線基板17に設けられている凸部18’は、その幅が従来のものより 短くされて上記係止窓27の側端面27aには当たらないようにされる。
【0016】 このような構成のもとで、上記カバー20を上記ケース10に重ねるように被 せて押し下げると、カバ−20の係止窓27にケース10のカバーストッパー3 0が挿入されるとともに、カバー20の第1、第2、第3の立下側壁部21,2 2,23がケース10の立上側壁部11,12,13に弾発的に圧接し、この状 態でカバー20を最終位置までさらに押し込むと、図3に示される如くに、上記 カバー20に形成された係止窓27の側端面27aに上記カバーストッパー30 の一側端面30aが擦り合うように圧接する。
【0017】 それにより、カバー20全体の横ズレが防がれて、ケース10の線状凸部16 をカバー20の先端掛止部26が乗り越えて第1及び第2の立下側壁部21,2 2がケース10を挟圧保持し、また、第3の立上側壁部23が第3の立上側壁部 13に圧接した状態でカバー20がケース10に被着される。
【0018】 このように本実施例においては、カバーストッパー30がケース10の立上側 壁部11,12に折曲成形されているので、カバーストッパー30の位置はケー スの金型寸法により正確に設定される。
【0019】 そのため、ケース10と配線基板との組み付け誤差等に起因するばらつきは生 じず、カバー20を常に一定位置に保持でき、ガバーががたついてしまうといっ た不具合が解消され、所望の電気的特性の電子機器が得られることとなる。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係る電子機器は、ケースにカバーがそ の側壁部の弾性力を利用して脱着可能に取り付けられるようにされたもとで、カ バーががたついてしまうことを簡単な構成でもって合理的かつ効果的に防ぐこと ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子機器の一実施例においてケー
スからカバーを外している状態を示す分解斜視図。
【図2】図1の要部拡大一部斜視図。
【図3】実施例においてケースにカバーを被着した状態
を示し、(A)は要部側面図、(B)はカバーを外した
平面図。
【図4】従来の電子機器の一例においてケースからカバ
ーを外している状態を示す分解斜視図。
【図5】従来例においてケースにカバーを被着した状態
を示す要部側面図。
【符号の説明】
1 電子機器 10 ケース 11,12,13 立上側壁部 17 配線基板 20 カバー 21,22,23 立下側壁部 27 係止窓 27a 側端面 30 カバーストッパー 30a 側端面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する第1及び第2の立上側壁部とそ
    れらに直交する第3の立上側壁部とを有したフレーム状
    のケースと、このケースの上面開口を覆うように被せら
    れる天面部とそこから立ち下がって上記ケースの第1、
    第2、第3の立上側壁部に圧接せしめられる第1、第
    2、第3の立下側壁部とを有したカバーと、を備え、 上記ケースの第1及び第2の立上側壁部に、その上端か
    ら外側に折り曲がるカバーストッパーが設けられるとと
    もに、上記カバーの第1及び第2の立下側壁部に、上記
    カバーストッパーが挿入されて該カバーストッパーの上
    記第3の立上側壁部側の側端面が当接するように係止窓
    が形成されていることを特徴とする電子機器。
JP1993020133U 1993-03-26 1993-03-26 電子機器 Expired - Lifetime JP2575974Y2 (ja)

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JPH0672283U true JPH0672283U (ja) 1994-10-07
JP2575974Y2 JP2575974Y2 (ja) 1998-07-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013021158A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Shindengen Electric Mfg Co Ltd カバーの接続構造およびカバーの接続方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025183U (ja) * 1983-07-28 1985-02-20 アルプス電気株式会社 高周波機器用ケ−ス
JPH04219995A (ja) * 1990-12-19 1992-08-11 Sony Corp 電子機器装置

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JP2575974Y2 (ja) 1998-07-02

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