JP2575974Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2575974Y2
JP2575974Y2 JP1993020133U JP2013393U JP2575974Y2 JP 2575974 Y2 JP2575974 Y2 JP 2575974Y2 JP 1993020133 U JP1993020133 U JP 1993020133U JP 2013393 U JP2013393 U JP 2013393U JP 2575974 Y2 JP2575974 Y2 JP 2575974Y2
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JP
Japan
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cover
side wall
case
wall portions
falling
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JP1993020133U
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JPH0672283U (ja
Inventor
公則 中村
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、配線基板や電子部品等
が配されたフレーム状のケースにカバーがその側壁部の
弾性力を利用して脱着可能に取り付けられるようにされ
てなる、例えばラジオ受信用チューナ等の電子機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種のカバー構造を持つ電子機器の従
来の具体例を図4に示す。図において、電子機器50の
フレームを構成するケース10は、板金を折曲成形して
作製されたもので、対向する第1及び第2の立上側壁部
11,12とそれらに直交する第3の立上側壁部13と
を有し、第3の立上側壁部13とは反対側の側面が開口
せしめられていて、上面開口を覆うように配線基板17
がケース10にはんだ付け等により固定されるとともに
上記配線基板17に取り付けられた端子19が上記側面
開口から側方に突出せしめられている。上記配線基板1
7の四隅にはそれぞれ上記ケース10の立上側壁部1
1,12に載せられるように凸部18が突設されてい
る。
【0003】一方、カバー20は、ケース10と同様に
板金を折曲成形して作製されたもので、上記ケースの上
面開口を覆うように被せられる天面部24とそこから立
ち下がって上記ケース10の第1、第2、第3の立上側
壁部11,12,13に圧接せしめられる第1、第2、
第3の立下側壁部21,22,23とを有し、第3の立
下側壁部23とは反対側の側面は開口せしめられてい
る。各第1、第2、第3の立下側壁部21,22,23
は弾発力が得られるように切欠部25が設けられて間欠
歯状に形成されている。
【0004】そして、上記ケース10の各立上側壁部1
1,12,13には、上記カバー20の各立下側壁部2
1,22,23の先端部に形成された内方に凹む掛止部
26が引っ掛けられるように水平方向に伸びる線状凸部
16が設けられており、また、上記カバー20を上記ケ
ース10に被着した際に、該カバー20が横方向(立上
側壁部11,12の長さ方向)にズレないようにすべ
く、上記カバー20の第1及び第2の立下側壁部21,
22における四隅に、前記した配線基板17に突設され
た凸部18が挿入される係止窓27が形成されている。
【0005】このような構成のもとでは、上記カバー2
0を上記ケース10に重ねるように被せて押し下げる
と、カバ−20の係止窓27に配線基板17に設けられ
た凸部18が挿入されるとともに、カバー20の第1、
第2、第3の立下側壁部21,22,23がケース10
の立上側壁部11,12,13に弾発的に圧接し、この
状態でカバー20を最終位置までさらに押し込むと、図
5に示される如くに、ケース10の線状凸部16をカバ
ー20の先端掛止部26が乗り越えて第1及び第2の立
下側壁部21,22がケース10を挟圧保持し、また、
第3の立上側壁部23が第3の立上側壁部13に圧接し
た状態でカバー20がケース10に被着される。
【0006】この場合、上記カバー20に形成された係
止窓27のうちの第3の立下側壁部23側のものの側端
面27aに上記配線基板17の凸部18の側端面18a
が圧接し、それにより、カバー20全体の横ズレが防が
れるようになっている。言い換えれば、配線基板17の
凸部18はカバーストッパーの役目も果たすようになっ
ている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なケース10及びカバー20を備えた電子機器50にお
いては、通常、配線基板17はカバー20をケース10
に被着する前にケース10に組み付けられるが、この組
み付け作業を容易にするため、ケース10と配線基板1
7は適宜のクリアランスを持たせた設計になっている。
【0008】そのため、上記カバーストッパーの役目を
果たす凸部18の位置は上記クリアランス分だけばらつ
くことになり、図5において符号Aで示される、カバー
20側の第1,第2の立下側壁部21,22の側端面か
らケース10側の第3の立上側壁部13の外面までの距
離が一定せず、カバー20がガタついてしまうという問
題があった。
【0009】このため、カバー20の第3の立下側壁部
23の先端掛止部26と、ケース10の立上側壁部13
に設けた線状凸部16との係合保持状態に隙間が生ずる
こととなって、カバー20とケース10との電気的接
触、アースが不充分となり、電子機器50の電気的特性
が悪くなるという問題もあった。
【0010】かかる点に鑑み本考案は、ケースにカバー
がその側壁部の弾性力を利用して脱着可能に取り付けら
れるようにされ、しかも、カバーががたついてしまうこ
とを簡単な構成でもって合理的かつ効果的に防ぐことが
できるようにされた電子機器を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本考案に係る電子機器は、対向する第1及び第2の立上
側壁部とそれらに直交する第3の立上側壁部と有し、第
3の立上側壁部に対向した面が開放された3辺からなる
フレーム状のケースと、このケースの上面開口を覆うよ
うに被せられる天面部とそこから立ち下がって上記ケー
スの第1、第2、第3の立上側壁部に圧接せしめられる
第1、第2、第3の立下側壁部とを有したカバーと、を
備え、上記ケースの第1及び第2の立上側壁部に、その
上端から外側に折り曲がるカバーストッパーが設けられ
るとともに、上記カバーの第1及び第2の立下側壁部に
上記カバーストッパーが挿入される係止窓が形成されて
おり、上記カバーストッパが上記係止窓に挿入され上記
カバーの第1及び第2の立下側壁部の側端面に上記カバ
ーストッパが当接したとき、上記ケースの第3の立上側
壁部と上記カバーの第3の立下側壁部とが圧接すること
を特徴としている。
【0012】
【作用】上述の如くの構成とされた本考案に係る電子機
器においては、カバーストッパーがケースの立上側壁部
に折曲成形されているので、カバーストッパーの位置は
ケースの金型寸法により正確に設定される。そのため、
ケースと配線基板との組み付け誤差等に起因するばらつ
きは生じることなく、カバーを常に一定位置に保持で
き、ガバーがガタついてしまうといった不具合が解消さ
れる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は、本考案に係る電子機器の一実施例を示
しているが、この実施例の電子機器1については、前述
した図4及び図5に示される従来のものの各部に対応す
る部分には同一の符号を付してそれらの重複説明を省略
し、以下に相違点を重点的に述べる。
【0014】本実施例の電子機器1が従来のものと相違
するのは、ケース10の第1及び第2の立上側壁部1
1,12における第3の立上側壁部13側寄りに、それ
ぞれその上端から外側に折り曲がるカバーストッパー3
0が設けられて、カバー20に形成されている係止窓2
7のうちの第3の立下側壁部23側のものに上記カバー
ストッパー30が挿入されて該カバーストッパー30の
側端面30aが係止窓27の側端面27aに圧接するよ
うにされている点である。
【0015】なお、配線基板17に設けられている凸部
18’は、その幅が従来のものより短くされて上記係止
窓27の側端面27aには当たらないようにされる。
【0016】このような構成のもとで、上記カバー20
を上記ケース10に重ねるように被せて押し下げると、
カバ−20の係止窓27にケース10のカバーストッパ
ー30が挿入されるとともに、カバー20の第1、第
2、第3の立下側壁部21,22,23がケース10の
立上側壁部11,12,13に弾発的に圧接し、この状
態でカバー20を最終位置までさらに押し込むと、図3
に示される如くに、上記カバー20に形成された係止窓
27の側端面27aに上記カバーストッパー30の一側
端面30aが擦り合うように圧接する。
【0017】それにより、カバー20全体の横ズレが防
がれて、ケース10の線状凸部16をカバー20の先端
掛止部26が乗り越えて第1及び第2の立下側壁部2
1,22がケース10を挟圧保持し、また、第3の立上
側壁部23が第3の立上側壁部13に圧接した状態でカ
バー20がケース10に被着される。
【0018】このように本実施例においては、カバース
トッパー30がケース10の立上側壁部11,12に折
曲成形されているので、カバーストッパー30の位置は
ケースの金型寸法により正確に設定される。
【0019】そのため、ケース10と配線基板との組み
付け誤差等に起因するばらつきは生じず、カバー20を
常に一定位置に保持でき、ガバーががたついてしまうと
いった不具合が解消され、所望の電気的特性の電子機器
が得られることとなる。
【0020】
【考案の効果】以上の説明から明らかな如く、本考案に
係る電子機器は、ケースにカバーがその側壁部の弾性力
を利用して脱着可能に取り付けられるようにされたもと
で、カバーががたついてしまうことを簡単な構成でもっ
て合理的かつ効果的に防ぐことができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子機器の一実施例においてケー
スからカバーを外している状態を示す分解斜視図。
【図2】図1の要部拡大一部斜視図。
【図3】実施例においてケースにカバーを被着した状態
を示し、(A)は要部側面図、(B)はカバーを外した
平面図。
【図4】従来の電子機器の一例においてケースからカバ
ーを外している状態を示す分解斜視図。
【図5】従来例においてケースにカバーを被着した状態
を示す要部側面図。
【符号の説明】
1 電子機器 10 ケース 11,12,13 立上側壁部 17 配線基板 20 カバー 21,22,23 立下側壁部 27 係止窓 27a 側端面 30 カバーストッパー 30a 側端面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する第1及び第2の立上側壁部とそ
    れらに直交する第3の立上側壁部と有し、第3の立上側
    壁部に対向した面が開放された3辺からなるフレーム状
    のケースと、このケースの上面開口を覆うように被せら
    れる天面部とそこから立ち下がって上記ケースの第1、
    第2、第3の立上側壁部に圧接せしめられる第1、第
    2、第3の立下側壁部とを有したカバーと、を備え、 上記ケースの第1及び第2の立上側壁部に、その上端か
    ら外側に折り曲がるカバーストッパーが設けられるとと
    もに、上記カバーの第1及び第2の立下側壁部に上記カ
    バーストッパーが挿入される係止窓が形成されており、
    上記カバーストッパが上記係止窓に挿入され上記カバー
    の第1及び第2の立下側壁部の側端面に上記カバースト
    ッパが当接したとき、上記ケースの第3の立上側壁部と
    上記カバーの第3の立下側壁部とが圧接することを特徴
    とする電子機器。
JP1993020133U 1993-03-26 1993-03-26 電子機器 Expired - Lifetime JP2575974Y2 (ja)

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JPH0672283U JPH0672283U (ja) 1994-10-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04219995A (ja) * 1990-12-19 1992-08-11 Sony Corp 電子機器装置

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