JPH0672163U - ワッシャ - Google Patents

ワッシャ

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Publication number
JPH0672163U
JPH0672163U JP1242093U JP1242093U JPH0672163U JP H0672163 U JPH0672163 U JP H0672163U JP 1242093 U JP1242093 U JP 1242093U JP 1242093 U JP1242093 U JP 1242093U JP H0672163 U JPH0672163 U JP H0672163U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer
bolt
insertion hole
center
present
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1242093U
Other languages
English (en)
Inventor
弘 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP1242093U priority Critical patent/JPH0672163U/ja
Publication of JPH0672163U publication Critical patent/JPH0672163U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、例えばスポット溶接ガンの通電回
路のうち導電体の接続部に使用されるワッシャの改良に
関する。 【構成】 中央にボルト挿通孔2を備えたワッシャ1の
片面に中央が窪む凹部3を形成し、中央部の厚みdに対
し周辺部の厚みcを厚肉にする。そして、このワッシャ
1の平坦面側からボルト18を挿入し凹部3を形成した
面を接触面側にして締め付ければ、接触面の当りが均一
となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばスポット溶接ガンの通電回路のうち導電体の接続部に使用さ れるワッシャの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばスポット溶接は、電極によってワークを挟んで加圧しながら至短 時間に大電流を流して局部的に発熱させて溶着するものであるが、電極に大電流 を流す必要があることから、トランスと電極の間をいわゆるオンス銅板と呼ばれ る導電体を接続している。 そしてこのオンス銅板51は、例えば図4に示すような薄板状の銅板51a、 …を多数重ね合わせた積層体からなるものであり、接合端部にボルト52を挿通 させて平板状のワッシャ53を介してナット54に締め付け固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、かかるワッシャ53とオンス銅板51の接触面は出来るだけ大きく して、通電性の向上を図るとともに電食等の不具合を防止する必要がある訳であ るが、このような接合部には導通時に熱が発生し、この熱によってボルト52が 弛んで接触面の当りが少なくなるという問題があった。 一方、ボルト52を強く締め付けて接触面の当りを確実にしようとすると、図 4の鎖線に示すように、ボルト頭部に係る中心部のみがくい込んだ状態になり、 結果的に接触面の当りが少なくなるという結果を招いていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本考案は中央にボルト挿通孔を備えたワッシャの 片面に中央が窪む凹部を形成し、中央部の厚みに対し周辺部の厚みを厚肉にした 。
【0005】
【作用】
ワッシャの中心部に窪みを形成した面を、例えばオンス銅板等のワークとの接 触面側にしてボルトを締め付ければ、ワッシャの中心部がくい込んだ状態となり 、ワッシャの接触面がワーク面に均一に当接する。 又、ワッシャのスプリング作用によってボルトの弛みを防止出来る。
【0006】
【実施例】
本考案のワッシャの実施例について添付した図面に基づき説明する。
【0007】 図1は本考案のワッシャの形状を示し、(イ)が正面図、(ロ)が(イ)のA ―A線断面図、図2は本案のワッシャを用いたスポット溶接ガンの側面図、図3 はその要部拡大図である。
【0008】 本考案のワッシャ1は、例えば図2に示すようなスポット溶接ガン10のトラ ンス11と各電極12、13を結ぶいわゆるオンス銅板14、14の接続部15 、…に使用され、このオンス銅板14はシリンダユニット16の作動によって開 閉する電極12、13の動きに合せて屈曲自在とされている。
【0009】 そして、オンス銅板14は複数の薄板状の銅板14aを多数重ね合わせて積層 状にしたものであり、大電流の流れを許容するため導通面積を広くとるためのも のである。
【0010】 前記接続部15は、図3に示すように、ガン本体側の取付部17とワッシャ1 によってオンス銅板14を挟み付けるようにしてボルト18とナット19で締め 付け固定するように構成され、本案のワッシャ1はオンス銅板14との接触面の 当りを確実にして通電性を良くするようにしたものである。
【0011】 つまり、本考案のワッシャ1は図1(イ)に示すように外形形状が矩形状とさ れ、中央にボルト挿通孔2を備えている。 そして、このワッシャ1は(ロ)に示すように、片面側にのみ凹部3が形成さ れ中央部が窪んでいる。
【0012】 そしてこの窪みは、例えばワッシャ1の周縁部からボルト挿通孔2の周縁部に かけて直線的に傾斜する傾斜面4によって形成され、周縁部の肉厚cが中心部の 肉厚dより厚肉になるようにしている。
【0013】 又、例えばこのワッシャ1の寸法は、横辺aが30〜38mm、縦辺bが30 〜34mm、ボルト挿通孔2の孔径φが9〜11mmで、周縁部の厚みcが4. 7mm、中心部の厚みdが3.5mm程度としている。
【0014】 又、かかるワッシャ1の材質は例えばバネ鋼(SUP材)である。
【0015】 以上のようなワッシャ1を用いた接続部11の詳細について、図3に基づき説 明する。
【0016】 前記ガン本体側の取付部17にはボルト挿通孔17aが設けられ、又、オンス 銅板14の接続端部にもボルト挿通孔14bが設けられている。
【0017】 そして、この取付部17のボルト挿通孔17aの前面に、オンス銅板14のボ ルト挿通孔14bを臨ませ、このオンス銅板14に対してワッシャ1の凹部3形 成面側を対面させてボルト18を挿通させる。
【0018】 そして、取付部17から挿通したボルト軸にナット19を螺合させて締め付け るが、強く締め付けるに従ってワッシャ1の中央部が前方にくい込んでゆき、最 終的に凹部3形成面のすべてが均一にオンス銅板14の前面に当接する。
【0019】 つまり、接触面の当りの変化による通電量の変化、或いは電食の発生といった 不具合が防止出来る。
【0020】 又、このような状態まで締め付けると、ワッシャ1はスプリング機能を発揮し てボルト18の弛みを防止するのにも効果がある。
【0021】 尚、本案のワッシャ1はスポット溶接ガンの接続部のみならず、その他のオン ス銅板の接続部、或いはそれ以外の接続部等にも適用出来ることはいうまでもな い。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、本考案のワッシャは片面の中央部に窪みを設け、ボルトを締付 けた際ワッシャの全面が均一にワーク面に当接するようにしたので、例えば導電 体の接続部に適用すれば安定した状態で通電させることが出来、電食等の不具合 を防止することが出来る。 又、ボルトの締付けによってワッシャがスプリング機能を発揮するので、ボル トの弛みを防止することが出来るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のワッシャの形状を示し、(イ)が正面
図、(ロ)が(イ)のA―A線断面図
【図2】本案のワッシャを用いたスポット溶接ガンの側
面図
【図3】同要部拡大図
【図4】従来の接続部の説明図
【符号の説明】
1 ワッシャ 2 ボルト挿通孔 3 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央にボルト挿通孔を備えたワッシャの
    片面に中央が窪む凹部を形成し、中央部の厚みに対し周
    辺部の厚みを厚肉にしたことを特徴とするワッシャ。
JP1242093U 1993-03-19 1993-03-19 ワッシャ Withdrawn JPH0672163U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1242093U JPH0672163U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 ワッシャ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1242093U JPH0672163U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 ワッシャ

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Publication Number Publication Date
JPH0672163U true JPH0672163U (ja) 1994-10-07

Family

ID=11804782

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JP1242093U Withdrawn JPH0672163U (ja) 1993-03-19 1993-03-19 ワッシャ

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JP (1) JPH0672163U (ja)

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Legal Events

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Effective date: 19970703